PDF版 - 沖縄の公立大学|名桜大学

主要日誌 平成26年6月∼平成26年9月
6月14日(土) 第1回オープンキャンパス
6月21日(土) 現地実習宿泊研修
(国際学群)
∼6月22日(日)
6月28日(土)
I Tスクール2014
・7月 5日(土)
7月23日(水)
教養演習Ⅰポスター展示会
∼8月 6日(水)
7月30日(水) 学期末試験期間
∼8月 5日(火)
8月 6日(水) 2年次キャリアアップセミナー
(国際学群)
8月 6日(水)
4年次総合実習(看護学科)
∼9月19日(金)
(スポーツ健康学科)
8月 6日(水) インターンシップ
∼9月25日(木) 夏季休業
8月 7日(木) 追試験実施期間
∼8月 8日(金)
大学院修士論文中間発表会、修士論文計画テ
8月 8日(金) ーマ発表会及び研究生研究計画概要発表会
(国際文化研究科)
8月 9日(土) 第2回オープンキャンパス
8月10日(日) 中学生看護体験セミナー
8月11日(月)
再試験実施期間
∼8月12日(火)
9月24日(水)
成績通知・登録関係資料等配布
・25日(木)
9月25日(木) 前学期終了
9月26日(金)
9月29日(月)
10月中 10月 4日(土)
後学期開始、年次別オリエンテーション
大学院オリエンテーション(国際文化研究科)
後学期講義開始
(登録調整期間:9月29日∼10月10日)
3年次対象就職・進路ガイダンス(国際学群)
大学院入学試験
(10月試験:国際文化研究科、看護学研究科)
10月23日(木)
名桜大学祭準備
・24日(金)
10月25日(土)
開学20周年・公立大学法人化5周年記念事業
音楽祭『やわらかな空気に包まれて』
10月25日(土) 名桜大学祭
・26日(日)
10月27日(月) 名桜大学祭後片付け
10月27日(月)
1年次基礎看護実習Ⅰ(看護学科)
∼1月30日(金)
10月29日(水)
インターンシップ報告会
(国際学群、スポーツ健康学科)
8月11日(月)
(国際学群)
∼8月22日(金) 夏季インターンシップ
11月 3日(月)
キャリア秋季セミナー in 2014
(スポーツ健康学科)
8月12日(火)
「国際協力コース」
(国際学群)
∼9月19日(金) 現地実習
11月 8日(土) 卒業論文発表会
(看護学科)
8月18日(月)
現地実習「日本コース」
(国際学群)
∼9月 4日(木)
8月22日(金)
海外インターンシップ(国際学群)
∼9月19日(金)
8月26日(火)
(国際学群)
∼8月29日(金) AO入試Ⅰ期
8月28日(木)
現地実習「東アジアコース」
(国際学群)
∼9月18日(木)
9月中 教育実習(中学校)
9月 1日(月) 編入学試験
(看護学科)
9月 4日(木)
現地実習「中南米コース」
(国際学群)
∼9月20日(土)
11月10日(月)
2年次オープンゼミ(国際学群)
∼12月 5日(金)
11月15日(土)
推薦入学試験Ⅰ期(国際学群)、
推薦入学試験・特別選抜試験(人間健康学部)
11月17日(月)
大学機関別認証評価 実地調査
∼11月19日(水)
開学20周年・公立大学法人化5周年記念事業
11月29日(土) 交流協定大学国際シンポジウム
「21世紀グローバル人材の養成について」
12月13日(土)
推薦入学試験Ⅱ期、特別選抜試験、
編入学試験Ⅰ期(国際学群)
12月21日(日) 創立記念日
12月24日(水)
冬季休業
∼1月 4日(日)
9月 5日(金) 9月卒業式・修了式
9月 5日(金)
現地実習「教育支援コース」
(国際学群)
∼9月26日(金)
(スポーツ健康学科)
9月 6日(土) 編入学試験
9月 6日(土)
現地実習「沖縄コース」
(国際学群)
∼9月23日(火)
寄付金を賜りました
「本学の教育・研究活動および学生課外活動の奨励、また留学生奨学
資金などに役立ててください」と、次の方々からご寄付を賜りました。
寄付者の皆様のご芳名を掲載し、
改めてお礼を申し上げます。
■名桜大学県出身者子弟を支援する会 会長 島袋 茂照 様
■ビエン.
S.P.パンガニバン 様
Vol. 41 平成26年 9月号
平成26年 9月19日
2014.9
9月22日(月)
3年次領域実習(看護学科)
∼2月 6日(金)
8月11日(月) 夏季休暇
(教職員)
∼8月15日(金) 1年次基礎看護実習Ⅰ
(看護学科)
8月15日(金) 現地実習
「オーストラリアコース」
(国際学群)
∼8月31日(日)
41
vol.
行事予定 平成26年9月∼平成26年12月
編集・発行 名桜大学 広報室
〒905-8585 沖縄県名護市字為又1220-1
TEL.0980-51-1100(代) FAX.0980-52-4640
URL http://www.meio-u.ac.jp
E-mail info@mga.meio-u.ac.jp
印 刷
沖縄高速印刷株式会社
01.[特集]私のかけがえのない留学体験
05. 学事報告
看護学科4年次国試対策講座
平成26年度 新入生歓迎球技大会
平成25年度 人間健康学部 看護学科
[臨地実習報告]
国家試験受験の全員合格に向けた取り組み
平成26年度 オープンキャンパス
10. 就職活動支援レポート
11. 研究コラム つながる、つなげる教員の輪
12. 名桜大学開学20周年・
公立大学法人化5周年記念事業
12. 教育・研究活動レポート
25. ウェルトーク
26. 言語学習センター
27. 課外活動レポート
32. わたしのふるさと自慢
33. シリーズ ■ゼミ紹介
35. 公開講座報告
36. 地域出前講座報告
37. お知らせ
39. 主要日誌・行事予定・寄付者一覧
私のかけがえのない留学体験
特 集
名桜大学では、異文化に直接触れ国際感覚を養うこと、また異文化間における相互理解を深めることを目的に、交換留学制度
を設けています。英語圏、アジア諸国、中南米圏に点在する26大学と協定を結び、留学生を迎え、また本学から学生を派遣してい
ます。留学期間は1年(2学期)。本学に在籍したまま留学でき、留学先で修得した単位は本学の単位として認められます。
今回、交換留学制度を活用して留学した学生5人と本学で学ぶ留学生2人に、自身の留学体験談を語っていただきました。ま
た、留学に興味がある学生にも同席していただきました。
本稿では、本学が使命・目的とする「国際社会で活躍できる人材育成」の取り組みを紹介すると共に、彼らがどう成長したのか
等、留学に興味を持つ皆さんの指針となることを願っています。
座談会参加者
留学経験者
イギリス・セントラルランカシャー大学
【留学期間】平成24年9月∼平成25年8月
田中 美羽(語学教育専攻4年次、北海道・遺愛女子高校出身)
オーストラリア・ウーロンゴン大学
【留学期間】平成25年3月∼平成26年2月
佐々野 祐輝(語学教育専攻3年次、福岡県立北筑高校出身)
タイ・メーファールァング大学
【留学期間】平成25年6月∼平成26年5月
又吉 希(語学教育専攻4年次、沖縄県・沖縄尚学高校出身)
韓国・国立済州大学
【留学期間】平成25年3月∼平成26年2月
松田 幸(語学教育専攻3年次、沖縄県立読谷高校出身)
中国・湖南農業大学
【留学期間】平成24年9月∼平成25年8月
玉城 康雅(経営専攻4年次、沖縄県立久米島高校出身)
交換留学生
ブラジル・ロンドリーナ州立総合大学在籍
マトス フェレイラ ビアンカ
【留学期間】平成26年4月∼平成27年4月
タイ・メーファールアング大学在籍
タムクロンアート・ナッティーダー
【留学期間】平成26年4月∼平成27年4月
留学希望学生
佐藤 嵐
(国際学群2年次、青森県立五所川原高校出身)
山口 里菜
(国際学群2年次、沖縄県立名護高校出身)
中村 まず、留学で感動した体験についてお聞かせください。
田中さん イギリス留学中、ヨーロッパ8カ国を旅したのですが、公用
語が英語じゃない国でも、英語だけでコミュニケーションが取れた時
にすごく感動しました。
又吉さん タイのメーファールァング大学には、主にアジア各国から
沢山の留学生が集まりますが、皆、話をするときは英語でした。英語の
重要性を実感しました。
松田さん 日韓の関係が良くない印象があって心配だったのですが、
実際は「日本が好きだ」といってくれる人が多くとても過ごしやす
かったです。
玉城さん 中国は近い国ですが、日本とは正反対な文化を持っている
国です。文化や言語の障壁があっても、一生懸命伝えようという姿勢
があれば、向き合ってくれます。また、中国人は律儀なところがあり情
に厚く、私が帰国する際には涙を流しハグしてくれました。今でも連
絡を密に取りお互いの近況を報告しています。
佐々野さん オーストラリアでは、日本人が培ってきた文化が賞賛さ
れていて、日本人は世界的に見ても素晴らしい民族だという風に思わ
れていたことが実感できました。
マトス フェレイラさん もっとも興味深いのは、地球の反対側の
人々を知ることができたこと、また、日本の言語や文化が学べること
です。沖縄の伝統文化である「エイサー」を習い、名護の夏祭りで踊り
ました。沖縄の友人から沖縄の伝統文化を学ぶことができて、とても
嬉しいです。
タムクロンアートさん 始めは、日本語があまり話せなかったので、
英語で日本人に話し掛けたのですが、伝わりませんでした。2カ月
経った今、多くの日本語を理解しコミュニケーションが取れるように
なりました。日本人はとても親切でどんなことでも助けてくれるの
で、とても嬉しいです。
中村 留学先での暮らしや友人、街並み、周遊等についてはいかがで
したか。
田中さん イギリスは、スコットランド、イングランド、ウェールズ、
北アイルランドから構成されているのですが、現在でも各国独自の文
化があり、とても興味深いです。特にスコットランドのエディンバラ
コーディネーター
広報室
中村 浩一郎 教授
広報室
メーガン クックルマン 助教
1
留学経験が
あったからこそ
今の自分がある
冷静に
戦い続けよ!
が好きで、留学中何度か訪れました。
又吉さん タイではよく「マイペンライ(問題ない)」という言葉がよ
く使われていて、何に対してもとても楽観的です。朝、雨が降ると先生
が来ないので授業がキャンセルになる等、日本では考えられないこと
があり驚きました。
松田さん 韓国にはカフェが沢山あり、よく通いました。韓国では食
べ物をシェアすることが当たり前で、友達と1年中「パッピンス」とい
うかき氷を食べました。
玉城さん 私はバックパック1つで中国の様々な場所を巡りました。
中国には56の少数民族がいます。共通語が通じないこともありまし
たが、表情でコミュニケーションを取ったり、お酒を交わしたりして
親交を深めました。各民族がアイデンティティーを大切にしており、
彼らから故郷に誇りを持つことの大切さを学びました。
佐々野さん オーストラリアには、移民やその子孫、また語学留学等
で多くの人々が集まっています。彼らと交流していると、各国の文化
が見えてきて勉強になります。一方、アジア圏の人々に対する差別が
あり、身近な人が差別されているところを目の当たりにすると、
「世界
に出るとこういう風に思われている」といった、新しいものの見方を
手に入れることができました。
マトス フェレイラさん ブラジルの文化では、フィジカルコンタク
トはよく使われますが、日本の文化はそうではありません。時々、孤独
を感じることもありました。また、日本語ではうまく伝えられないこ
とがあるので、表現力が豊かで、よくしゃべる私は、ここではフラスト
レーションが溜まりました。
タムクロンアートさん 日本の学生(友人)はいろいろな場所へ連れ
ていってくれます。特に、友人の西上侑希さんは北谷に連れていって
くれましたし、体調が悪いときには、深夜にも拘らず車で迎えにきて
くれました。ここの友人は、何を聞くわけでもなく迅速に助けてくれ
ます。タイの親友と同じくらい親しく接してくれます。タイとは違っ
て、ここはどこを訪れても美しいです。そのうち、タイの美しい場所は
ゴミで壊されてしまわないか心配です。
で挑むカラオケ大会等のイベントがあり楽しく受講できました。学部
の授業では、とにかくプレゼンテーションが多く、パワーポイントを
多用しました。韓国は勉強量がすごく多いですね。
玉城さん 中国の文化と中国語を週4回受講し、空き時間は日本語学
科の授業にアシスタントで入り、日本語や日本の文化をレクチャーし
ていました。日本人だから日本のことは全て知っているという前提で
様々な質問されるのですが、分からずに答えられないこともありまし
た。
「海外で一番恥ずかしいのは自国の文化や歴史を知らないこと」だ
ということを、海外に行って気付きました。
佐々野さん 通っていた語学学校は、日本人を含めアジアの人が多く
見られました。私は、英語を話す機会を増やすために、地元のサッカー
クラブに入って、人脈を広げました。オージー(オーストラリア人)と
のコミュニケーションは、他の日本人よりも多かったと思います。
マトス フェレイラさん 日本語Ⅰ・Ⅱ、ビジネス英語とイングリッ
シュコミュニケーションのクラスを取っています。日本語ではまだ授
業を受けることができません。時々、ポルトガル語サークルで、ポルト
ガル語を教えています。日本に来る前、日本語を4年間勉強しました
が、ブラジルの大学に入学して日本語の勉強をやめてしまい、多くを
忘れてしまいました。今、たくさん学んでいます。
タムクロンアートさん 日本語Ⅰ・Ⅱのクラスや、英文学、異文化コ
ミュニケーションのような、英語のクラスを全て取っています。ビジネ
ス日本語のクラスは、座って聞いているだけのスタイルの授業です。
タイでは、1年間日本語を勉強しましたが全て文法でした。今、話す時
間がたくさんあります。友人と話すことやアルバイト先など日々の生
活の中で多くの日本語を学んでいます。
中村 それぞれ体験談をお話されましたが、お互いに質問はありませ
んか。
田中さん 中国は韓国同様、日本との関係が思わしくないというイ
メージが強くあります。イギリスには中国人留学生が沢山いて、尖閣
諸島問題があった時、私は彼らから責められると思っていましたが、
実際は何も言われませんでした。中国へ留学した玉城さんは、その点
においてどうでしたか?
中村 では、授業や学習スタイル等、日本との違いはありましたか?
田中さん IFP(International Foundation Program)という、英語
(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)を学ぶため
のコースと、
「 スキル」という論文を書くための基礎コース、あとブリ
ティッシュカルチャーとIELTS(International English Language
Testing System)の7つの授業を受けていました。どの授業でも、日
本では考えられない量の宿題が出ましたが全てが自分のためになり
スキルアップにつながりました。
又吉さん タイでは、英語で授業を受けていました。向こうでは、発表
する機会が多く、学んだ内容を自分の言葉で相手に伝えることが重要
視されています。日本では「授業で学んだことを暗記してテストを受
ける」ので、タイと日本の学び方の違いにとても驚きました。
松田さん 前期は語学堂に通い、後期は学部の授業に通いました。語
学堂には、韓国語を学ぶ留学生が集まるのですが、勉強の他に韓国語
生涯
自分らしく!
幸せになる!
楽しく生きる ^^
∼マイペンラーイ∼
自分は楽しく、
人は幸せに!
玉城さん 私もはじめは田中さんと同じ考えでした。現地でもいろい
ろ不安に思うことはありましたが、こちらが友好的に接すれば、相手
も心を開いてくれます。中には過激な人もいますが、生活する上で問
題は無かったです。
中村 これから留学を考えている佐藤さんと山口さんは質問ありま
せんか?
佐藤さん 留学(先)を決めた理由や留学する上での目標は何でし
たか?
又吉さん 2年次の時に、
「 あと2年で大学生活も終わりだなぁ」と考
え歩いていたら、留学説明会のポスターが目に入り、挑戦してみよう
と思いました。留学を終えて振り返った時に、学んだことがあったか
どうかが大事だ!という勢いで決意しました。
異なった文化の中で
見える自分がある
大事なことは
コミュニケーション。
話しましょう!
日本語を上手になりたい!
友だちと日本語で
いっぱい話したいから。
「これからの私へ」
※国際学群3年次以降は専攻名のみで表記しています。
2
特 集
私のかけがえのない留学体験
松田さん 高校生の時から、絶対留学すると決めていました。本当はソ
ウルに行きたかったのですが、実際は大邱(テグ)に行きました。テグに
はテグの方言があり、興味を持って学ぶうちに好きになりました。
玉城さん 日中の関係等から、皆が中国留学を遠慮している時期だか
らこそ、行く価値があるのではないかと思いました。また日本と中国
は、古来、持ちつ持たれつの関係でしたので、何かしら自分に関わる
ルーツが中国にあるのではないかと期待もありました。
佐藤さん 「留学するなら英語圏」という学生も多いと思います。田中
さんと佐々野さんは英語圏の中でもなぜ、イギリス、オーストラリア
だったのでしょうか。
田中さん 中学生の時にアメリカに短期留学したのですが物足りな
くて、大学では長期留学しようと決めていました。これまでに行った
ことのない国、ということでイギリスに決めました。機関車トーマス
やハリーポッター等、幼い頃からイギリスに憧れていました。
タムクロンアートさん 私は高校時代から家族と離れて暮らしてい
たので、まず実家に帰りたいです。就職するなら、タイの会社ではなく
インターナショナルな会社に勤めたいと思います。
留学に向けての
10月
Step
11月
初旬
11月
中旬
例)オーストラリアへ
留学する場合
12月
1月∼
3月
4月
留学スタート
田中さん 先日、那覇空港の国際線ターミナルのグランドスタッフと
して内定をいただきました。沖縄は世界各国から注目されています。
留学中、ロンドンの地下鉄で、海の写真に「これが日本だと信じられま
すか」というコピーが書かれた、沖縄をPRするポスターが貼られてい
ました。それを見た時すごく感動しました。今は、アジア路線が主流で
すけれども、これからは、きっとヨーロッパや各国からのチャーター
便や就航線が増えてくると思います。そこで、空港で働くということ
は、沖縄の顔になるということなので、沖縄を訪れた方々がリピー
ターになるように、貢献していけたらと思います。
【留 学 先】
ブラジル、アルゼンチン、ペルー、韓国、台湾、中国、
ベトナム、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリ
ピン、カナダ、アメリカ、オーストラリア、イギリス。
留学に向けた
手続き
佐々野さん 私はオーストラリアに行く予定です。自ら住む環境を変
えるということ、それから、せっかく身に付けた英語力を失いたくな
いということ等、チャレンジしていきたいという気持ちが強いです。
山口さん 先輩方から異文化を理解して受け入れることの大切さに
ついて教えていただきました。ありがとうございます。
約1年間。前学期(3月出発∼翌年2月帰国)、後学期
(9月出発∼翌年8月帰国)※留学先によっては、異
なる場合があります。
留学試験
又吉さん 不得意なプレゼンテーションでは、皆の前で恥をかき何度
も悔し涙を流しました。その経験から、不得意なことに向き合い、改善
していこうと意識するようになりました。あと、家族思いで責任感が
強く勉強熱心な中国人留学生を見習い、責任感のあるしっかりとした
大人になろうという気持ちが芽生えました。
佐藤さん 留学を終えて、今後留学先の国との関わり方や、将来どの
ように生かしていきたいか聞かせてください。
佐藤さん 先輩方
の顔を拝見すると、
肝が据わっている
ように感じます。ただなんとなく学生生活を送っているより、海外で
様々な経験を経ているからこそ、魅力が増しているんだなと思いま
す。皆さんとても素敵です!
応募締切
山口さん 私も留学を希望しているのですが、行く前にできることは
ありますか?
2014年12月末時点。予定2大学含む
【留学期間】
中村 では最後に、留学を経てどれだけ成長したか聞かせてくださ
い。
田中さん 留学中、女性ということで怖い思いもしましたが、そうい
う経験一つ一つがメンタルを強くしていきました。あと、今まで完璧
な英語を話せるようになりたいと思っていましたが、怖がらずに間
違ってもいいから、目を見て話すことが大事だと実感しました。
又吉さん 留学するにあたって、大学への書類申請はお早めに!
14カ国1地域の28大学と協定を締結。
世界で学ぶチャンスを手に入れよう!
マトス フェレイラさん 帰国して大学を卒業したら、まず親孝行し
たいです。留学費用を工面してくれたので。グラフィックデザイナー
として働きながら、日本語の勉強も続けていきたいです。日本語がで
きるという強みを生かしていきたいです。
タムクロンアートさん 名桜大学と他大学の留学試験を受け両方合
格しましたが、タイの先生が、
「 名桜大学は、たくさんの日本人と触れ
合えるので語学力が上がるでしょう」とアドバイスしていただいたの
で、名桜大学を選びました。
佐々野さん 行く国の文化を知ることです。
(一同うなずく)
3
玉城さん 中国語を生かして、日中との関係の改善に何らかの形で携
われることができたらと思います。来春から、台湾の日系企業で勤務
を予定しており、様々な関わりを通して、日本人の意見や考えを発信
していくことができればと考えています。
留学までの流れ
留学説明会
マトス フェレイラさん ブラジルの友人(沖縄の日系人)に、沖縄の
ことをいろいろ教えてもらい沖縄に興味が湧きました。特に沖縄の歌
と文化と踊りと食べ物が好きです。沖縄で勉強と共にエイサーを習い
たいと思いました。名桜大学で勉強できることを感謝しています。
松田さん 現在、沖縄は中国と韓国の観光客が増えていますが彼らが
事件・事故にあった際、英語ができない中国人・韓国人とは、きちんと
意思疎通ができないそうなんです。もし可能であれば、韓国語を生か
して通訳の仕事に就きたいです。
名桜大学の交換留学
中村 ありがとう
ございました。佐藤
さん、山口さん先輩
方のお話を聞いて
どのように思いま
したか。
選考結果発表
佐々野さん 高校時代に担任の先生から頭が固いと言われ、自分の考
え方を変えるには、海外へ出た方がいいとアドバイスを受けました。
さっき話したように、オーストラリアには様々な人がいるので、多く
の価値観を学べるいい機会だと思いました。
又吉さん 私は、タイ語の語学力がゼロの状態で留学したのですが、
今は生活に困らない程度で話せるようになりました。それを考えると
「人生なんとかなる」という自信につながりました。また、いつかは海
外移住もできるかもというような、柔軟な考えができるようになりま
した。その自信と柔軟な考えを今後生かしたいですね。
質の高い国際交流を目指して
海外留学経験者および海外留学志願者の座談会を拝読
は「量から質へ」転換時期を迎えています。留学を志す学
して、留学体験が人生の貴重な体験であり、また留学に対
生たちの中には学部留学を目指してTOEFL iBTを学習す
して寄せる期待が大きいことを再認識し、本学の国際交
る学生が増えてきました。
松田さん 国が違えば文化も違うので、はじめは(外国人を)受け入れ
られないところもありましたが、それが彼らの文化・習慣なのだと思
えば受け入れられるようになりました。あとは、自分の意見を言える
ようになりました。
流に与えられた使命を痛感しました。留学熱が高まる中、
新しい協定大学は様々な国際交流の機会を与える魅力
学生は留学経験のみで満足することなく、留学後に自分
に溢れています。米国ナイアガラ大学は、直接、学部3年生
をステップアップさせるビジョンを持ち前進し、外国人
に1年間入学でき、現地の学生と同じ講義を受講できま
と対等に渡り合い、自由と平和を愛する人材に成長する
す。台湾の開南大学は国際的に評価が高い大学で、中国語
玉城さん 中国では、自分が何をどうしたいのかということを明確に
言わないと、思うようにいかないことがあるので、しっかり言えるよ
うになりました。あと、日本人は自分だけだったので、ヘマをしてはい
けないと自分で自分を律していました。おかげで、以前はナショナリ
ズムだった考えが、パトリオティズム(愛国心)に変わりました。心の
底から日本の文化や歴史、言語を好きになりました。
ことを望みます。
のみならず英語で受講できる講義が多数あります。韓国
本学は、現在2014年12月末時点で14カ国1地域の28
ではこれまでの2校(啓明大学校と済州国立大学校)に加
国際交流協定大学と協定を結ぶことになります(今後協
えて、首都ソウルにある明知大学との交流協定が始まり
定締結される予定の米国ナイアガラ大学と韓国明知大学
ます。中南米地域では、メキシコ最大の大学であるメキシ
を含む)。2004年から10年間で15の交流協定校が増え
コ国立自治大学と協定を結んだことで、中南米地域との
(後に、協定を停止した耽羅大学とチェンマイ大学を除
国際交流に大きな可能性を与えることが期待されます。
く)、実質的には協定校の数が2倍に増えたことになりま
最後に、本学は2000人規模の小規模大学で、国際交流
す。国際交流を推進してきた歴代学長の理念の下に、小規
に携わる職員も限られています。留学中のみならず、留学
模校にしては、海外の交流協定校との交流が飛躍的に伸
前のケアや指導、留学後の特別カリキュラムの検討など
びたと言えるでしょう。派遣学生については、米国ジョー
課題は山積しておりますが、身の丈に合った国際交流を
マトス フェレイラさん 日本に来る前は、日本はすごい国だと思っ
ていたけれど、実際は良い面も悪い面もあると感じました。あと、親に
対して感謝しています。それから、失敗を恐れないようになりました。
ジフォックス大学との特別プログラムが終了した2007
心がけ、質の高い国際交流を目指していきます。国際交流
年の派遣学生総数7人から2014年には、28人(英語圏11
の機運が学内で高まった折には、国際交流センター(仮
人、中南米地域7人、韓国7人、タイ2人、台湾1人)に伸び
称)が設置され、より万全な体制で国際交流が推進される
タムクロンアートさん 日本に来る前はあまり勉強をしなかったの
ですが、今は勉強したいという意欲が湧いてきました。あと、問題が起
きた時はそのままにせず、きっちりと解決したいと思うようになりま
した。
ました。
ことを強く願っております。 佐々野さん ミスを恐れずに行動を起こせるようになったことと、分
からないことを分からないとはっきり言えるようになったことです。
あと、日本人としての誇りを持てるようになったことが一番大きかっ
たです。海外に出て初めて日本の良さを分かったし、日本人にしかな
い良さを分かったことが成長です。
派遣学生数の増加だけではなく、2013年には協定大学
での学部進学をした学生が3人おりました。協定大学の
数や派遣学生数に満足するのではなく、本学の国際交流
国際交流委員長
渡慶次 正則(国際学群 国際文化教育研究学系 教授)
4
学 事 報 告
平成25年度 人間健康学部 看護学科[ 臨地実習報告 ]
基礎看護実習Ⅰ
1年生は前期に開講される「看護概論」において“看護とは
す。学生は自己の体験から対象の気持ちにも目が向けられ実
何か”について学んだ後、後期に開講される「基礎看護技術
習を通して“看護とは何か”について再考し学びを深めます。
Ⅰ」と並行して「基礎看護実習Ⅰ」に参加します。
このように臨床現場での体験は学内では学べない貴重なも
大方の学生は、初めて出会った対象者とどうコミュニケー
のばかりです。
ションを取ればよいのか分からず、2人の間に沈黙が続き苦
ご協力いただいた入所者の皆様や看護師の皆様、介護士の
しかったという体験をします。この苦しかった体験から脱却
皆様に心からお礼を申し上げます。
したいという思いから、指導者に相談し助言を得てコミュニ
1年次 伊志嶺 香奈(沖縄県・興南高校出身)
私は実習先で男性A氏を担当しました。最初、A氏は話し掛
けてもそっけない対応でしたが、根気よく声掛けしている
と、バイタル測定時にはたくさんお話しをしてくれるように
なりました。私はそれがとても嬉しかったのですが、測定中
もA氏は話しかけてくるため、両方を同時に行う事は難し
く、どうしてよいのか戸惑ってしまいました。その結果、測定
に時間が掛かり、値の正確性に不安が残ってしまいました。
総評:名城 一枝(看護学科 准教授)
A氏にも中途半端に相槌をうち、失礼な態度をとってしまっ
たことがショックでもあり、情けなくもありました。
この体験を振り返った時、やっと心を開いてく
れたA氏にきちんと向き合おうと考えていたにも
拘わらず、訪問の目的である血圧測定を優先した
自分に気付きました。
実習では困ったことが起こることもある
けれど、次につなげるために、きちんと振り
返りをして、自分の中で問題解決していこう
と思います。
基礎看護実習Ⅱ
基礎看護実習Ⅱは、2年次後学期に、北部地域の5施設(県
なくありません。しかし、既習の知識や技術を総動員して患
立北部病院・北部地区医師会病院・北部地区医師会附属病院・
者のケアを実践していく過程で、学生は、目の前で繰り広げ
もとぶ野毛病院・北山病院)において、1人の患者を受け持
られる現象を、患者の立場にたって解釈していくことを学ん
ち、日常生活の援助を行う実習です。学生は、1グループ6∼7
でいきます。緊張しながらも、誠実に患者と向き合うことで
人の14グループに分かれ、2週間の臨地実習を通して、看護
返される「ありがとう」の一言に励まされ、看護を学んでいる
の実際を学んでいきます。1年次の基礎看護実習Ⅰで、週に1
自分自身と対話し、看護の専門性と責任感に目覚める貴重な
回、半日間のインターバル実習を体験した学生が、直接、患者
体験となっています。
と向き合い、援助的関係を築いていく体験は初めてです。実
習前は、期待よりも不安が強く、ストレスを訴える学生も少
誠意を持って関われば必ず伝わる
2年次 中村 美月(沖縄県立コザ高校出身)
私は、基礎看護実習Ⅱでパーキンソン病を患っている男性
の患者さんを受け持ちました。実習を振り返ると、患者さん
の気持ちを考え、誠意を持って関われば必ず看護者の思いが
伝わるということを学びました。実習はじめは、受け持ち患
者さんと意思の疎通がうまくできず不安でいっぱいでした。
しかし、実習を進めていく中で、受け持ち患者さんの可能性
を広げるために必要な看護がしたいという思いになってい
きました。私は、発語も少なくほぼ寝たきりの状態であった
患者さんに対し、言葉掛けを多くし、日中はできる限り離床
を促し、さらに自分でできることは時間が掛かっても自分で
行わせるといったことを実践しました。実習終了前には声掛
けに対する反応もよく、日常生活動作を自ら行おうとするよ
5
在宅ケア実習は、介護保険サービスにおける訪問系、通所
では1年次より「教養演習」、
「 ケアリング文化実習」などのフ
系、在宅系や診療等の多様な施設で実施し、一人の学生が北
ィールドワークを通して地域の特性を捉えながら住民とふ
部地域の施設で2日ずつ2施設をまわります。そして最終日
れあってきていますが、特にこの3年次在宅ケア実習では、
にはそれぞれの施設を紹介するような情報交換会を持ち、施
高齢者がこの地域の中でどう生活してきたのかを知り、どう
設間連携などの学びを共有します。
ケアしたら今後もその人らしく生きていくことができるの
北部は山間僻地の広大な地域で、自然に恵まれているとは
かを今までの学びも統合しながら考えられる貴重な実践の
いえ、高齢化率や独居率の高さに追いついていけない医療・
機会となっています。 福祉・介護サービスの厳しい現状があります。本学看護学科
その人らしい生活を支えるために大切なこと
ケーションの取り方について考え実習に臨むようになりま
考えていたのに、何故できなかった
在宅ケア実習
総評:大城 凌子(看護学科 上級准教授)
うになりました。学生だ
からこそ深く関わる時
間も多く、患者さんが回
復していく過程を側で
見ることができました。
私は、患者さんと一緒に
回復過程を歩んでいく
ことで達成感や嬉しさ
が込み上げてきました。 病棟主催のヒラヤーチー大会
実習の最後に患者さんから言われた「ありがとう」の一言は
今でも忘れられません。普段の座学では学ぶことのできない
現場での貴重な体験が、これからの看護観につながっていく
と思います。しかし思いだけではなく、知識、技術を更に磨
き、患者さんの気持ちに寄り添うことのできるよう、これか
らの実習にも臨んでいきたいと思います。
※年次は平成25年度時
3年次 平良 璃奈(沖縄県立辺土名高校出身)
私は、グループホームと居宅介護支援事業所で実習を行い
ました。
「グループホームかるすと」は、とてもアットホームな雰囲
気で入居者の方もゆったりとした時間を過ごされていまし
た。ここでの関わりを通して、認知症をマイナスイメージで
とらえるのではなく、その人が人生の中で培ってきたものや
今持っている強みを生かすというパーソンフッドケアの重
総評:八木澤 良子(看護学科 助教)
要性を実感することができました。
居宅介護支援事業所北斗園では、介護支援専門員の方の家
庭訪問に同伴しながら実習を行っていきました。実際に老老
介護と独居高齢者の現状を目の当たりにして、在宅での生活
を支える難しさも感じられましたが、自宅で暮ら
したいと訴える高齢者の言葉の裏にある思いを
引き出し、地域の力を生かしてケアにつなげてい
くことがとても大切なことであると学ぶこと
ができました。
高齢者看護実習
『そのひとらしさ』の尊重
知症の方を担当し、対応に戸惑い、逃げ出したい衝動にから
加齢に伴い衰えていく機能に目を向けることは簡単です
知症の方の世界に寄り添い、共感しケアに生かしていまし
が、高齢者看護実習では、高齢者の強みに目を向け、引き出し
た。また、指導者・メンバーと協働しながら自分自身と深く向
それを看護に生かすことを目標にしています。高齢者看護実
き合い、その人の生きてきた過程を尊重することの重要性を
習施設は療養型病院(野毛病院、勝山病院、北山病院)と介護
学び、自身の高齢者看護観を見出し、学び多き実習となって
老人保健施設(あけみおの里、和光園、もとぶふくぎの里)で、
いました。これからも『その人らしさ』を尊重し、ケアに生か
2週間の実習を行いました。
「 家に帰ります」とソワソワした
せる看護師になってほしいと思います! り、食事したことを忘れ何度も同じことを繰り返し訴える認
寄り添い傾聴すること
3年次 玉城 衣理(沖縄県立糸満高校出身)
高齢者看護実習で心に残っている出来事があります。患
者さんは、老年うつ病で入所しており、孤独や不安を抱え、
自殺企図や意欲低下のある方でした。2週間の実習の中で、
れながらも症状・行動の意味を必死に考え、強みに着目し、認
総評:永田 美和子(看護学科 上級准教授)
一対一で関わり、寄り添いながら
本人の気持ちを傾聴して対応し
ていくと、少しずつ生きる希望を
見出し、楽しみや喜び、笑顔の時
間が増えるようになりました。そ
して、実習最終日に「第一号の友
達ができたから嬉しかったよ。あ
入所者の余暇時間を共に過ごす
なたがいてくれたから、辛い時も
頑張れました」と話してくれました。高齢者の多くは、孤独
や人生への不安、自身の健康への自信喪失や配偶者の死へ
のショック等を抱えており、精神的アプローチが必要とな
ることが多くあります。必ずしも身体的病気が治れば健康
と言えないのが高齢者の特徴だと私は考えます。高齢者看
護実習では、高齢者にとって必要な看護とは何か、患者さん
の強みとは何か、自分に何ができるのかを深く考える実習
でもあるため、自身の看護観を磨いていける実習でした!
アクティビティ活動の成果
※年次は平成25年度時
6
療養生活支援実習
精神看護実習
療養生活支援実習は、慢性疾患を有する患者および家族へ
言をいただきます。学生は、個別性のあるパンフレットの作
の看護を学ぶことを目的に、3週間の病棟実習を展開してい
成やセルフケア確立に向けた支援を通して、慢性疾患におけ
ます。学生は、急性期病院の内科系病棟および回復期病院に
るセルフケアの重要性と支援の難しさを学びます。実習最終
おいて慢性疾患を有する患者を受持ち、看護過程を展開する
日には、合同成果発表会を設け学生間で学びを報告し、討議
ことを通して、個別性のある看護支援の在り方について知
を通して互いの学びを深めます。臨床実習での学びは、ご指
識・技術を学びます。実習病棟の管理者、臨床指導者ともに、
導いただきました看護師、患者様・ご家族のご協力の賜です。
看護実践および患者教育の視点で関わっていただき、ケース
ご協力いただいた皆様に心から感謝いたします。
カンファレンスや病棟報告会では、学生個々の看護計画に助
退院後の生活を見据えた看護
3年次 古謝 桃香(沖縄県立具志川高校出身)
金城 久海(沖縄県立向陽高校出身)
私たちは、療養生活支援実習で慢性期にある患者さんを受
け持たせていただき、コミュニケーションやバイタルサイン
の測定、清潔援助等の実践から看護技術を学びました。患者
さんによっては自覚症状を訴える方とそうではない方がお
り、援助者側の私たちはそのことを理解して十分な観察を行
い、患者の状態を把握する必要があると学びました。また、受
持ち患者さんは、ご自身の治療についてあまり理解していな
いのではないかと感じたため、現在の治療について簡単なパ
総評:玉井 なおみ(看護学科 助教)
ンフレットを作成し、患者さんと読み合わせを行い確認しま
した。患者さんは熱心に見てくれて、
「これは気を付けないと
いけないんだね」
「分かりやすく作ってくれてありがとう」等
の発言を聞くことができました。慢性期にある患者さんは自
分の疾患とうまく付き合って生活していかなければならず、
自身で健康面について意識して
いく必要があることを改めて
感 じ 、現 在 の 状 態 だ け で な
く、患者さんの退院後の生
活を見据えて看護を行う
ことが必要であると学ぶ
ことができました。
古謝 桃香
金城 久海
母性看護実習
さまざまな思いを語ってくださる患者さんやご家族との出
会い、
学生が果敢に実践に取り組める環境を提供してくださる
スタッフの皆さまに心から感謝いたしますとともに、
これから
も学生が協働しながらめいっぱい悩み、話し合い、楽しく手応
えのある学習になるように、教員4人で力を合わせていきたい
と思います。
今年の実習も楽しみです♪ 総評:鈴木 啓子(看護学科 教授)
伊礼 優(看護学科 上級准教授)
鬼頭 和子(看護学科 助教)
平上久美子(総評執筆・看護学科 准教授)
患者さんの人生をイメージし、
患者さんの世界を知り続ける大切さ
3年次 土肥 朝美(沖縄県立名護高校出身)
上間 亜衣(沖縄県立浦添商業高校出身)
私たちが、琉球病院の2週間の実習で学んだことは、患者
さんのこれまでの人生をイメージし、患者さんの世界を知る
ために距離感を大切にしながら関わっていくことの大切さ
でした。
私(土肥)が受け持った患者さんは、統合失調症で対人緊張
が強く、声の小さい人でした。1週目はどのように関わって
いいのか分からず距離のとり方など試行錯誤を繰り返しま
した。2週目には私なりに患者さんと関係を築いていくこと
ができ、患者さんの声も少し大きくなり、
「(学生と話をして
も)緊張しません」といろいろなお話をしてくれるようにな
ったことがとても嬉しかったです。
私(上間)が受け持った患者さんは、統合失調症で毎日体調
に変化があり、幻聴がひどい時は人を拒絶することが多い方
でした。カンファレンスの中で、学生同士で患者さんとの関わ
りについてのディスカッションをしながら、日々の介入方法
を検討していく過程に精神看護実習の面白さを感じました。
精神看護実習で学んだことを生かして、これからも患者さ
んのことを理解したいという思いを大切に看護を行ってい
きたいです。
実習のまとめの会を終えて
(2列目左から4人目が上間)
「実習のまとめの会」でグ
ループ発表を行いました
(発表者・土肥)
母性看護実習は、妊娠・分娩・産褥・新生児期にある母子お
習では児の心地よさそうに「ホー」とした表情に癒され、学生
よびその家族に対して、適切な援助や生命誕生と親になる過
の声掛け、手つきも優しく、丁寧になり、大切な命を実感する
程における看護職の役割を学ぶことを目的としています。
気持ちになるようです。特に、男子学生は児を沐浴する際、目
平成25年度は、83人(そのうち13人は男子学生)が、ハー
がキラキラしています。母性看護実習では、生命誕生の場面、
トライフ病院、南部徳洲会病院、中頭病院、琉球大学附属病院
母子や家族との関わりなどの体験から、学生は母性(父性)を
小児看護実習は保育園実習、病院実習それぞれ1週間ずつ、
が解れていき、子どもたちと作るプレイタイムの楽しさを実
で9日間の実習を終えました。実習内容は、主に産後のお母
高めるよい機会となっています。 計2週間行います。病院実習では、30分間のプレイタイムの
感していました。また、集団遊びは子どもの成長発達に欠く
時間を設け学生が入院患児に遊びを提供しています。学生
ことのできないものであり、入院生活を楽しく過ごすために
は、入院患児の発達段階や病状を考慮した遊びを主体的に考
は大切な時間であることを学んでいました。さらに、プレイ
え、臨床指導者や病棟保育士からアドバイスをもらいながら
タイムを成功させるためには、看護師や病棟保育士との連携
プレイタイムを実施しています。学生は、プレイタイムを実
や協働の重要性も実感していました。これからも、小児看護
施するに当たり、子どもたちは楽しんでくれるだろうかとい
実習を通して多くのことを経験できるよう実習環境を整え
う不安な気持ちを持ちながら、笑顔で子どもたちに遊びを提
ていきたいと思います。 さんの経日的に変化する身体の回復状態の観察、母乳哺育の
支援、新生児の観察、新生児の沐浴を実施しています。沐浴実
施では、実習指導者より「上手に沐浴を入れてますよ」とのよ
い評価でした。学内での人形を用いての沐浴練習に比べ、実
生命の誕生の素晴らしさ
3年次 仲原 麻歩(沖縄県立名護高校出身)
母性看護実習では、琉球大学附属病院で2週間、1人の方の
妊娠・分娩・産褥の経過を見ていくことができました。そこで
はハイリスク妊婦が多く、正常な状態から逸脱している方の
ケアを行うためには、正常な妊娠・分娩・産褥の経過を知って
おくことが大切だと学びました。私の受け持ちの方は、全前
置胎盤、癒着胎盤で妊娠期から入院をしていました。妊娠期
はコミュニケーションやケアを通して実習時間の多くを患
者さんと過ごしましたが、帝王切開術後、ICUから病棟に移
り、疲労や疼痛がひどく会話ができない状態でした。術前後
7
精神看護実習は、
金武町の独立行政法人国立病院機構琉球病
院と本部町の博寿会もとぶ記念病院の2施設で実施していま
す。この実習では、精神的健康問題を抱えながら入院生活を送
っておられる患者さんを受け持たせていただき、
グループの学
生全員で受け持ち患者さんみんなをみていく、
チームで取り組
むスタイルをとります。
学生は初めての精神科病棟に戸惑うこ
との連続ですが、悩みや疑問、気づきを自由に話し合うカンフ
ァレンスが日々深まるごとに、
精神科看護で大切なことを明確
化し、
自分なりの答えを見つけます。
さらに、
既習の知識や介入
技術を生かし、
協力しあって実践することで看護者としての自
分を確認しているようにも感じます。
総評:小西 清美(看護学科 教授)
金城 壽子(看護学科 上級准教授)
鶴巻 陽子(看護学科 助教)
鬼澤 宏美(看護学科 臨任助手)
の患者さんの身体的変化が大きかったためとても驚いたと
同時に、子どもを産むことは命がけだということを強く実感
し ま し た 。母 親 が 児
を抱くことができた
のが術後2日目で、き
つそうな表情だった
母親の子どもを見た
時の嬉しそうな様子
をみて生命の誕生の
素晴らしさを感じる
ことができました。
琉球大学附属病院でお世話になりました
(2列目右が筆者)
小児看護実習
供していきます。そして、少しずつ学生と子どもたちの緊張
子どもの成長発達を理解して関わる
3年次 金城 可奈子(沖縄県立那覇西高校出身)
小児看護実習は、保育園1週間と小児病棟1週間の実習
で、多くのことを学ぶことができました。保育園実習では、
子どもたちの生活や成長発達を理解し、発達段階に合わせ
た関わりが重要であることを学びました。また、保育士や両
親が抱えている悩みを知り、育児の難しさを学び、改めて小
児看護に興味を持つことができました。
病院実習では、病気の子どもの看護を実践し、受け持ちの
子どもを通して病気を理解し、成人との違いや小児看護の
※年次は平成25年度時
総評:松下 聖子(看護学科 上級准教授)
特徴を学ぶことができました。また、患児だけでなく、夜間
も毎日付き添っている両親や家で待っているきょうだいの
生活も考えた看護が重要だと感じました。
小児期は人間の成長期の中でも一番大切な時期であり、
生涯にわたる人間形成の基礎が培われる重要な時期である
ため、子どもの成長発達について常に関心を持つことが必
要だと感じました。病気を抱えている子どもに対しては、さ
らにその子の病態やADL、発達段階を配慮して看護してい
く必要があり、知識と技術が重要だということを学ぶこと
ができた実習になりました。
8
学 事 看護学科4年次国試対策講座 報 告
国家試験受験の全員合格に向けた取り組み
看護学科を選択した学生は、卒業年次の後期2月、卒業前
に、看護師と保健師の専門職資格を得る国家試験を一度に受
験します。国家試験に向けて、4年次に進級するまえから「全
員合格」に向けた本格的な取り組みが始まります。彼らが3
年生の頃、今は卒業した先輩が国家試験の受験を終えた4年
生の時に、合格対策について伝授された時から、本格的に合
格を意識した受験対策が始まっています。
4年次の『国家試験全員合格』の企画は学生が主体となり、
クラス運営企画の一つとして取り上げられます。本年度の『国
家試験全員合格』の企画は、看護師国家試験対策メンバー8
人、保健師国家試験対策メンバー4人が運営しています。対策
学 事
報 告
メンバーによる約1年間の企画は、4月に、第1回目“さわ研
究所による無料対策講座”が開かれました。90人余りの学生
が出席した姿勢に、合格への意気込みが感じられました。
臨 地 実 習 が 始 ま る 3 年 生 の 後 期 か ら 、学 生 は f a c e t o
faceの連絡が難しくなります。受験に取り組む過程は、受験
だけでない勉学の忙しさに踏みとどまる力も必要として、一
苦労です。クラス全員による『合格への道』企画は、
『合格する
ぞ』目標へ向かって7月現在まで順調に進んでいます。 総評:信じて見守る4年担当教員
比嘉 憲枝(上級准教授)、金城 壽子(上級准教授)、
徳橋 知子(准教授)、佐和田 重信(助教)
平成26年度 オープンキャンパス
平成26年6月14日(土)、8月9日(土)に、平成26年度オー
プンキャンパスが開催されました(参加人数:第1回624人、
第2回384人、合計1008人)。
オープンキャンパスでは、大学の学びに触れる機会とし
て、国際学群や人間健康学部による各学科紹介やミニ講義、
体験コーナー等が設けられました。また、名桜大学魅力発見
プログラムでは、学習支援センターの紹介や、在学生・教職
国際学群
6つの専攻紹介コーナー(国際文化専
攻・語学教育専攻・経営専攻・情報システ
ムズ専攻・診療情報管理専攻・観光産業専
攻)で、各専攻の教育課程が説明されまし
た。どの専攻においても在学生が参加し、
参加者の質問に対して自らの経験を基に
答えていました。
模擬授業「スポーツ科学で見るサッカーワ
ールドカップ」、
「 スポーツ科学の基礎∼ヒト
のからだのしくみを理解しよう」、
「 沖縄=長
寿?沖縄の健康が危ない」を開講。また、トレ
ーニング機器体験や、エクササイズダンス体
験、部活動体験等の各種体験コーナーが設け
られ、多数の参加がありました。
新年度がスタートして半年が過ぎました。就業意欲の高
い3年生は、前学期キャリア開発委員会及びキャリア支援
課が提供した「名桜大学就職活動支援プログラム」に積極
的に参加し、就活の準備を進めていると思います。
本学の学生の傾向として、積極的な学生を除いては就職
「名桜大学就職プログラム
(後学期)」
について紹介します
3年次学生の就活ルール(就活解禁日、選考時期)が変更にな
ります。その変更に備えて、キャリア開発委員会及びキャリア
支援課では、現3年次対象の「就職支援プログラム」の内容を充
人間健康学部 看護学科
ミニ講義「月経随伴症状とセルフケアに
ついて」、
「 高齢者を輝かせるための看護」
を開講。午後のプログラムでは、看護技術
体験コーナー(衛生的手洗い、バイタルサ
イン測定技術、高齢者体験、赤ちゃん抱っ
こ)が設けられた他、医療機器・モデル人形
が展示されました。
10月15日(水)
10月中に予定
10月29日(水)
11月3日(月)
11月5日(水)
11月12日(水)
11月29日(土)
学 事
報 告
9
人形を使って赤ちゃんの抱っこを体験
12月3日(水)
平成26年度 新入生歓迎球技大会
平成26年5月10日(土)、新入生歓迎球技大会が北部生涯
学習推進センターと本学体育館で開催されました。この大会
は、新入生が先輩や教職員と交流を深め、交友関係の輪を広
げてもらうことを目的に開催されました。参加者は、在学生
と教職員合わせて約500人。84チームがエントリーし、バレ
ーボールで汗を流し楽しみました。
同大会は、
「 新入生がキャンパスライフに溶け込めるよう
に」との思いから、スポーツ健康学科の学生リーダーと新入
生支援ボランティアサークルのウェルナビにより企画・運営
され、男子・女子バレー部が審判として協力しました。
担当したウェルナビの大城綾佳さん(国際学群2年次、沖
実させています。後学期も皆さんの就活に有用なプログラムを
提供する予定です。プログラムは、3年生が就職活動に必要な
スキル(業界・企業研究、面接の仕方、求人票の見方、リクルート
メイクの指導等)を磨き、計画的に就職活動に取り組めるよう、
専門家を招聘し、指導していただく内容となっています。
事 業 名
内 容
2014年
11月26日(水)
在学生スタッフがサポートするトレーニング機器体験
活動に対して「準備不足」、
「 就活に対する情報収集力の不
足」であるといえます。そのため、後学期の「名桜大学就職
支援プログラム」には多くの学生に参加していただき、平
成26年3月1日の就職活動解禁日には、万全の態勢で就活
に臨んで欲しいと願っています。
■名桜大学就職支援プログラム(2016年3月・2015年3月卒業者対象)
キャリア支援課では、学生の自主性を尊重し、自ら行動できる学生の「進路」を支援します。
11月19日(水)
専攻や教育課程について紹介
Information
「名桜大学就職活動支援プログラム(後学期)」について
日 程
員による相談コーナーが設けられた他、部活動体験など、送
迎バスの出発時間ギリギリまで、楽しむ参加者の姿が見ら
れました。
参加者からは「実際に足を運ぶことで、大学の環境に触れ
ることができて良かったです」
「 普段体験できない技術体験
ができた」等の意見が寄せられ、好評のうちに終了しました。
以下、各学科で行われたプログラムです。
人間健康学部 スポーツ健康学科
動支援
就職活
ト
レポー
縄 県 立 糸 満 高 校 出 身 )は 、
「 今 年 は 、新 入 生 チ ー ム が
優 勝 し た た め 、準 決 勝 、決
勝戦がとても盛り上がり
ま し た 。円 陣 を 組 ん だ り 、
声を掛け合ったりしてい
る姿がとても印象に残っ
各コートで繰り広げられた熱戦!
て い ま す 。ま た 、新 た な 試
みとしてMVP選出を行ったところ、各チームが熱戦を繰り
広げていました。反省・改善点もありますが、来年・再来年に
つなげていきたいです」と振り返りました。
12月10(水)
就職ガイダンス⑰
「インターネットによる就職情報収集及び
業界・企業研究」
平成26年度 国際学群3年次対象「就職・進路
ガイダンス」
ナビの利用方法とナビを使った業界・企業研究について学びます。
※3限目または、4限目のいづれかを受講
面接の仕方/社会人マナー実践指導/就職活動の進め方/求職カード
配布等
就職ガイダンス⑱
「求人票から読み解く企業研究」
求人票の見方を学び、働くイメージを掴むことから、企業選びや自己
アピールに活用します。
就職ガイダンス⑲
「エントリートシート」講座
エントリートシートの書き方を学びます。
キャリア秋季セミナー(スポーツ健康学科)
生きること、働くこと/生き方を考える/グループワーク/社会人
になるために/雇用の現状
就職ガイダンス⑳
「面接対策講座∼集団面接」
業界を問わず就活生の多くが直面する、集団面接の視点と対策を実
践方式で学びます。
就職ガイダンス
「∼グループディスカッション」
電力、金融等の多くの企業で使われている面接の仕方を実践方式で
学びます。
就職ガイダンス
「自己分析講座(後期)」
これまでの経験を振り返り、企業にアピールできる自分の強みを整
理します。
就職ガイダンス
「メイクアップ講座」
リクルートメイクの指導
就職ガイダンス
「ビジネスマナー講座」
なぜマナーが必要か?こういう時はどうする?を実践で学びます。
就職ガイダンス
「就活好感度アップセミナー」
面接での目線の落とし方、第一印象の定義等について学びます。スー
ツのサイズ合せ等についての説明。OBによる面接の心得について
の講話。
第11回就職キックオフセミナー
学生と県内企業トップの方々とのグループディスカッション形式で
の討論を通じて、
「働くことの意味」について学びます。
就職ガイダンス
「業界セミナー」
業界について学びます。
就職ガイダンス
「会社訪問の仕方」
実際に遭遇するであろう会社訪問時のマナーについて、アポイントの
取り方から、入退室、訪問時の質問の視点まで実践形式で学習します。
就職ガイダンス
「ライフプランについて」
ファイナンシャルプランナーの方から、就職後のライフプランにつ
いて学びます。
就職ガイダンス
「就職活動スタート直前対策講座」
就活の流れの総括及びエントリートシート、面接対策のまとめ。
2015年
1月14日(水)
2月予定
看護師国家試験対策模擬試験
看護学科3年生が模擬試験を受け、次年度の国家試験に向けて準備
を始めます。
3月2日(月)
医療系学生対象 県内・県外病院合同説明会
県内・県外病院施設各25施設参加予定
3月3日(火)
3年次キャリアアップセミナー(看護学科)
看護学科の4年生から3年生へ、就職活動や国家試験対策などの伝承
会を行います。
3月2日(月)∼
3月13日(金)
公務員(初級レベル)対策講座
公務員対策の基礎養成(一般知能等)の短期集中講義(全16コマ)
※日程や内容又は教室等が変更になることがあります。変更の際には、事前に掲示板でお知らせ致します。
※各ガイダンスの申込み受付は、キャリア支援課窓口で行います。なお、申込期間については都度掲示板でお知らせ致します。
※11月19日(水)の「ビジネスマナー講座」は、台風8号で延期となったガイダンスです。
10
研究コラム
つながる、
つなげる教員の輪
オリエンタルランド野口浩一氏特別講演を開催
Research
Column
国際学群
日本最南端の領主、種子島氏
私の専門は日本史で、特に戦国時代の南九州を研究対
めていました。このように見ると、種子島と中央との距
象にしています。16世紀の南九州では、勢力拡大を目指
離は意外と近いようにも思います。種子島氏が中央の
す島津氏とこれに抵抗する領主たちとの戦いが展開され
人々から注目されていたのはなぜでしょうか。
ていました。南九州の領主たちの中で私が特に魅了さ
種子島氏の支配していた地域は日本の南端だったわけ
れ、主に研究しているのが種子島氏という一族です。種
ですが、逆に言うと、南からやってくる外国船にとって
子島氏は、種子島という鹿児島県の離島(鉄砲伝来の地
は、日本の入口でした。種子島氏は外国船と接触する機
として有名)やその周辺の島々を統治していた領主で
会に恵まれており、海外の珍しい品物を多く所有してい
す。当時は奄美諸島まで琉球王国が支配していましたか
たと考えられます。そのような魅力を生かして、種子島
ら、種子島氏は琉球と支配領域を接する「日本最南端の
氏は中央との距離を縮めることに成功したのでしょう。
領主」と言ってもいいでしょう。
私は種子島に何度も通い、種子島氏の子孫や地元の研
「最南端」と言うと、中央から遠く離れた辺鄙なイメー
究者、博物館のご協力を得て、古文書の調査を進めてい
ジがありますが、どうもそうではなかったようです。種
ます。訪れる度に新たな発見があり、種子島の歴史の奥
子島家の人々はしばしば当
深さに魅了されています。
時の首都であった京都を訪
や ら
けんいちろう
れ、貴族たちと蹴鞠を楽しん
屋良 健一郎(国際学群 国際文化教育研究学系 准教授)
でいましたし、京都や大阪の
沖縄市出身。専門は日本史だが、短歌の研究・創作も行っ
ている。大学生の頃に作った短歌を3首。
文化人が種子島を訪れるこ
とも珍しいことではありま
せんでした。さらに、有力大
名たちも種子島に使者を派
遣して、種子島氏と交流を深
●水曜の2限「おはよう」
金曜の5限「ばいばい」きみに会いたい
平成26年7月2日(水)、名桜大学開学20周年・公立大
学法人化5周年記念事業の一環として、株式会社オリエ
ンタルランドの野口浩一氏(CS推進グループバリアフ
リープロデューサー)による、特別講演が開催されまし
た。テーマは「夢を求めて∼東京ディズニーリゾート バ
リアフリーの取り組み∼」。
講 演 で は 、野 口 氏 か ら 東 京
ディズニーリゾートにおける
バリアフリー、ユニバーサルデ
ザイン、共用品についてお話い
ただきました。
「 障がいを持っ
た人々の目線に立ち、各障がい
特性に対応した情報提供の仕 講師の野口浩一氏
方」、
「 テーマパークのイメージ(ストーリー性、テーマ
性)を遵守した施策」等、ゲストに楽しんでいただくため
の工夫や仕組み作りについて、紹介されました。
続いて行われた質疑応答では、本学の学生から多くの
質問があがりました。例えば、
( 障がい者に対する)場内
アナウンスの工夫については、
「『車椅子の方』ではなく
『車椅子を利用の方』等、言葉遣いに気を配っています」
とのことでした。また、障がいがある方から寄せられる
アイテムの改善の要望については、
「 ディズニーの世界
観から逸脱しないよう、バランスの取れた要望品を作り
ます」等、各質問に対し丁寧に回答していました。
名桜大学開学20周年・公立大学法人化5周年記念事業<ご案内>
平成26年度、本学は開学20周年・公立大学法人化5周年を迎えます。
この節目を機に、地域の皆さまへ「感謝」
「 飛躍・発展」
「 協働」の3つの
テーマを、各行事や教育研究活動を通して発信していきます。
【記念行事】
音楽祭
『やわらかな空気に包まれて』
∼音の中に感じる
「平和・自由・進歩」∼
日 時:平成26年10月25日(土)14:00∼15:30
場 所:名桜大学多目的ホール
出演者:沖縄・名護ジュニアコーラス(合唱)、
大城 松健(クラッシックギター)、海勢頭 愛(バイオリン)
交流協定大学国際シンポジウム
「 21世紀グローバル人材の養成について」
日 時:平成26年11月29日(土)14:00∼16:30
場 所:名桜大学多目的ホール
万国津梁交流シンポジウム
日 時:平成27年1月(予定)
場 所:名桜大学多目的ホール
「真の国際人を目指すために(仮題)」
記念講演会
日 時:平成27年1月15日(木)16:30∼
場 所:名桜大学学生会館SAKURAUM
講 師:ピーター・フランクル(数学者・大道芸人)
●渡辺美里流してふたりビーチへと
後部座席に光を乗せて
●太陽が肌にのりづけしたシャツを
はがせば夏は始まっている
ベトナムで開催される「国際学生会議(GPAC)2014」へ参加してきます
古文書調査に訪れる種子島開発総合
センター(鉄砲館)
人間健康学部
認知症ケアから見えてくる人間の尊厳
人生でもっとも生きてきて良かったと思えた瞬間、そ
を用いた観察をしてみると、ひとりひとりの個性や大切
れ は 認 知 症 ケ ア で 行 き 詰 っ て い た 時 に 、ト ム・キ ッ ト
にしている内的世界が見えてきて毎日が発見の連続とな
ウッドの提唱する「パーソンセンタードケア」という新
りました。認知症になっても忘れず大切にしてきたもの。
しいケアの文化に出会えたことでした。
「 パーソンセン
それは家族のことであったり、仕事のことであったり、愛
タードケア」とは「その人を中心としたケア」で、認知症
情や誇りであったり、他人への感謝の気持ちであった
の症状にとらわれずにその人を理解することから始めよ
り・・どれもこれも尊厳に関わることでした。認知症に
うというケアです。それまでは、食事、排泄、入浴などの
なって細かいことを忘れてしまうからこそ、このように
身体介護をいかに効率よく行えるか、いわゆる業務中心
大切にしてきたものだけが結晶化して見えやすくなって
のケアが一般的でした。でも、何かが違うのではと感じ
いるのではないでしょうか。そして、これこそが高齢者の
ていました。研修で、
「 記憶障害などの能力障害は本人に
特徴でもあったはずです。これからは高齢者だけでなく、
とっても家族にとっても確かに辛い障害ではあるでしょ
教育のなかでも「パーソンセンタードケア」を実践しなが
う、でももっと辛いのは、ひとりの独立した人間として
ら、看護教育を考えていけたらと思っています。
尊重されなくなることではないでしょうか」と問われた
八木澤 良子(人間健康学部 看護学科 助教)
した。しかし同時に、新たなケアの始まりを実感するこ
栃木県出身。病院、介護施設などで看護と介
護を経験する。今は高齢者・在宅ケア看護領域
を担当。今の夢はふたつ、看護技術にアロマ
マッサージを取り入れること、そして高齢
者ひとりひとりの人生を本にしていける
編集技術も持ちたい。
そして大学院で研究を行うことになり、認知症の症状
だけにとらわれず関わったり、認知症ケアマッピング法
平成26年8月24日(日)から29日(金)の6日間、ベトナムのハ
ノイ市にてGPAC 2014が開催されます。GPACは20年以上も
の歴史のある国際学生会議であり、本年度名桜大学からは11人
が参加します。
GPAC(Global Partnership of Asian Colleges)とは、ア
ジア太平洋地域のベトナム、台湾、韓国、イスラエル、日本の大学
から学生が集まり、アジアにおける経済や環境などの共通の
テーマをもとに会議を行う国際学生交流会議です。私たちは今
回のGPACで国際貿易をテーマにした論文を執筆するにあた
り 、沖 縄 を 活 用 し た 物 流 シ ス テ ム に つ い て 研 究 し ま し た 。
“Okinawa as the Center of East Asian Logistics: A
Case Study of Air Freight Operations by All Nippon
Airways at Naha Airport”と題した論文は、沖縄がアジア太
平洋地域の中心に位置していることにより、地理的優位性を持
つ那覇空港を国際物流ハブとして活用している全日空のビジネ
スに着目し、東及び東南アジア地域の国際物流においての経済
的効果や今後の発展の可能性について発表します。
GPACでは、論文発表以外にもアジアや世界に共通する問題
が課題として与えられ、その場で編成される多国籍の学生チー
やぎさわ りょうこ
時、今まで自分は何をケアしてきたのかと愕然となりま
とになったのです。
11
名桜大学開学20周年・公立大学法人化5周年記念事業
出発にあたり金城やす子副学長と佐久本功達国際学群長を表敬した
GPAC2014参加者一同
ムにより問題解決を図り、意見交換や発表を通した交流を持つ
ことで相互理解と友情を育む機会も用意されています。公用語
は英語であるため心配な部分はありますが、国際舞台で活躍し
たいという向上心のある仲間と共に、今まで学んだことを存分
に生かしたいと思っています。新しい出会いや学びによって多
くの成長や発見が得られることを期待しつつベトナムへ行って
きます。
最後に、英語論文作成について何も知らなかった私たちにア
カデミックな論述の仕方や英訳に至るまでを親切丁寧にご指導
いただきました担当の国際学群の高嶺司先生に心から感謝申し
上げます。また、英訳作業やプレゼンテーションの準備、ディ
ベート練習をご指導いただいたNorman Fewell先生、Meghan
Kuckelman先生、並びに様々な面でサポートしてくださった事
務局の皆様にも重ねてお礼申し上げます。
名桜大学の代表として最善の努力をして参ります。
名桜大学GPAC2014派遣チーム代表 山岸 果林
≪GPAC2014参加学生11人≫ 4年次:山岸 果林(語学教育専攻、北海道札幌日本大学高校出身)、
池田 恵(語学教育専攻、三重県立上野高校出身)/3年次:内田 佳代
子(観光産業専攻、兵庫県立明石城西高校出身)、上原 丈明(国際文化
専攻、沖縄県立向陽高校出身)、藤野 尚貴(語学教育専攻、山口県立小
野田高校出身)/2年次:儀間 勇樹(国際学群、沖縄県立コザ高校出
身)、川原 大尚(国際学群、長崎県立大村高校出身)、内野 隆登(国際
学群、静岡県・磐田東高校出身)/1年次:逸見 愛美(国際学群、青森県
立八戸西高校出身)、新里 祐実(国際学群、沖縄県立北山高校出身)、
渡久地 春奈(国際学群、沖縄県立那覇高校出身)
12
名桜大学名誉学長及び名誉教授称号授与式を挙行
平成26年8月1日(金)、東江康治名誉学長、東江平之名誉教
授・元学長参列のもと、名桜大学名誉学長及び名誉教授称号授与
●「スペイン語ワークショップ」
新垣 バネサ(科目等履修生・アルゼンチン出身)
野田 あやめ(国際文化専攻4年次、静岡県立御殿場南高校出身)
( L L C )主 催 に よ る C R L A プ ロ
ジェクト発表会が、平成26年7月
23日(水)午後4時30分から6時
称号記が、山里勝己学長よりレイサム キャロライン C.前国際
学群教授に名誉教授称号記が授与され、2氏の本学における大
学運営、教育及び学術研究活動等の功績を称えました。
30分まで、110教室で開催され
●「中国語ワークショップ」
蔡 睿(交換留学生・中国出身)
江 蘇文(国際文化研究科大学院2年次・中国出身)
ました。名桜大学は、米国教育団
体から日本国内で唯一、CR L A
左から金城やす子副学長、東江名誉教授・元学長、瀬名波名誉学長、レイサム名誉教授、
比嘉理事長、山里学長
とは望外の喜びであり幸いであります。今後は名誉学長の名に
恥じぬよう残された人生を一層意義有らしめたいと決意を新た
にするものであります。また私の心は一生名桜大学と共にある
(College Reading & Learning
自身が担当したワークショップについて
発表するチューター
※
Association)の授与を認められている高等教育機関です。
CRLAプロジェクト発表会では、LLCの概要やCRLAの授与条件につ
いて、リーダーの田中光哉(語学教育専攻4年次、福岡県立久留米高校出
身)が説明し、下記の8つのプロジェクト・ワークショップについて各
と信じております」と述べました。続いてレイサム名誉教授は
「名桜大学は私にとって特別な存在です。ちゅーうやいっぺーに
ふぇーでーびる※」と、それぞれ感謝の意を表しました。
授与式終了後、式に参加した教職員及び関係者と共に記念撮
影と懇談会が開催され、盛況にうちに閉会となりました。
(CRLAプロジェクトと発表者は以下)
名桜大学言語学習センター
式が執り行われました。
式典では、比嘉良雄理事長より瀬名波榮喜前学長に名誉学長
これを受けて、瀬名波名誉学長は「開学20周年、公立大学法人
化5周年を迎えるこの節目に、この名誉学長称号授与されるこ
平成26年度 前期言語学習センターCRLAプロジェクト発表会を開催
チューターが英語(日本人チューター)もしくは日本語(外国人留学生
チューター)で発表しました。特に今回は、中国語担当の松田春奈講師
の指導を受けての第1回中国語スピーチコンテスト、留学生と日本人
学生が共にお互いの言語や文化を学び合う「勉活!留学生と日本人学
称号記を受け取る瀬名波名誉学長とレイサム名誉教授
生の会話パートナープロジェクト」、毎回工夫をこらして参加者を集め
た「マイシェア・英語ワークショップ」等に対して今後も継続してほし
※沖縄の方言で「今日は大変ありがとうございました」の意。
いとの参加者からの要望がありました。
留学体験報告会および留学前壮行会を開催しました
平成26年7月30日(水)、平成26年後学期に国際交流協定大
学へ留学する学生の壮行会が開催されました。5カ国6協定校
(タイ王国:メーファールアング大学・サイアム大学、カナダ:ブ
ロック大学、英国:セントラルランカシャー大学、米国:サウス
イーストミズリー州立大学、台湾:大仁科技大学)へ留学する学
生は14人。約1年間各協定校で学びます。
壮行会では、参加した学生が意気込みを述べた後、山里勝己学
長から「留学先では、現地の新聞を読み関心のある領域を調べて
ください。必ず力になります」とアドバイスが送られました。続
いて、国際交流委員の先生方から諸注意やエールが送られまた 。
7月31日(木)には、受入留学生による留学体験談報告会が行
われました。留学生6人(韓国:国立済州大学出身4人、英国:セン
トラルランカシャー大学出身2人)は、1年間の学びや生活等に
ついて日本語で振り返り、お礼を述べました。また、外国人留学
生がより充実した学業や生活を送れるようにと要望が出されま
した。報告と要望を受けた山里学長は、
「 名桜大学へ来てくれて
ありがとうございました。皆さんから寄せられた要望に応え改
善していくことを約束します。ぜひ今回の留学経験を生かし母
国で活躍してください」と感謝の意を述べ、帰国する留学生を激
励しました。
同会の最後には、LLCセンター長から平成25年後期のチューター11
人(レギュラー3人、アドバンスト5人、マスター3人)にCRLAチュー
ター認定証が渡され、最後はメーガン・クックルマン副センター長が総
評を行い、和やかな雰囲気で会を閉じました。
総評:LLCセンター長
渡慶次 正則(国際学群 国際文化教育研究学系 教授)
●「イギリスとユークラン のワークショップ」
ジョンソン・ブラドリー(交換留学生・イギリス出身)
ジョシュア・バルノット(交換留学生・イギリス出身)
※ユークラン(UCLan)= セントラル・ランカシャー大学
●「英文法ワークショップ」
辻元 大喜(語学教育専攻3年次、長崎県立壱岐高校出身)
●「韓国語ワークショップ」
崔 賢敏(国際学群1年次・韓国出身)
●「マイシェア・英語ワークショップ」
中園 亜依(国際学群2年次、福岡県立久留米高校出身)
山岸 果林(語学教育専攻4年次、北海道札幌日本大学高校出身)
●「英検準1級ワークショップ」
上原 丈明(国際文化専攻3年次、沖縄県立向陽高校出身)
池田 恵(語学教育専攻4年次、三重県立上野高校出身)
●「勉活!留学生と日本人学生の会話パートナープロジェクト」
田中 光哉(語学教育専攻4年次、福岡県立久留米高校出身)
発表会終了後、満面の笑みを浮かべる参加者の皆さん
新たに台湾の2大学と国際交流協定を締結
壮行会に出席した派遣留学生一同
平成26年度
名桜大学奨学金贈呈式を挙行
平成26年6月11日(水)∼14日(土)の日程で、山里勝己学長を
2008年に締結した台湾南部の屏東県に位置する大仁科技大学
始め、菅野敦志国際学群上級准教授、仲村克也財務部長、中山登偉
を加えると、本学は一番近い外国である台湾の北部、中部、南部に
学生課主幹の4人が台湾を訪問し、台湾中西部の彰化県に位置す
それぞれ国際交流協定校を持つことになりました。
る中州科技大学及び北部の桃園県に位置する開南大学と国際交
平成26年7月25日(金)、名桜大学奨学金贈呈式が執り行わ
奨学生として誇りを持って日々力を尽くしていきたいと思いま
流協定を締結しました。
れ、28人の学生に奨学金(学業奨励奨学金23人、スポーツ奨学
金2人、大学院奨学金3人)が給付されました。
本奨学金は、本学独自の奨学金で、学業や人物、スポーツ等に
す」と、感謝の言葉と決意を語りました。
中州科技大学は1969年に創立し、専門技能と人文教養及びグ
報告:中山 登偉(学生課主幹)
ローバル視野を持つ、実用型専門人材の育成を目指しています。
工学部、マネジメント学部、健康学部の3学部、15学科、3の研究開
おいて優秀な者に対し、勉学や体育活動を奨励することを目的
に支給されるものです。
発センターが設置されており、約5千人の学生が在籍しています。
式では、山里勝己学長より奨学生証が一人一人に手渡され、
「この奨学金を糧にし、名桜大学でしっかりと学び、社会で活躍
していただきたい」と期待の言葉を贈りました。続いて、奨学生
を遡り、今年で創立97周年になります。商学部、情報学部、観光運
を代表して、大野蓮華さん(国際文化専攻3年次、愛知県立旭丘
高校出身)が、
「奨学金という形で、私たちを支え励ましていただ
語で開講する「IHP国際名誉プログラム」と留学生のための「中国
きありがとうございます。この喜びを忘れることなく、名桜大学
13
帰国する留学生一同
2000年に設立された開南大学はその前身である台湾商工学校
輸学部、人文社会学部、健康福祉学部の5学部、28学科、14の研究
所を有しており、在学生数は約1万人。特にこの大学には全て英
語センター」があるため、本学学生にとって英語と中国を両方と
奨学生証を手にする学生と山里学長(中央右)と金城やす子副学長(中央左)
も学べる理想的な留学先です。
中州科技大学曾慶瀛学長と本学山里学長
開南大学高安邦学長と本学山里学長
[新規協定大学ウェブサイト]
中州科技大学: http://www.ccut.edu.tw/
開 南 大 学: http://www.knu.edu.tw/
14
外務省 国際協力局 国別開発協力第一課
長谷川大輔氏による「特別講座」を実施しました
かりゆしグループが主催する「おきなわの観光」意見発表コ
平成26年7月18日(金)、総合研究所会議室にて「政府開発
となりました。
ンクールは、沖縄観光の将来像を考察し、提言を行うもので
援助(ODA)の現状と課題−大学生ができること−」と題して
今 回 、講 師 を 派 遣 く
す。2014年から専門学生・大学生部門においては「企画書」形
外務省長谷川大輔氏による特別講座を開催しました。
ださいました外務省国
式となり、実現可能性を踏まえたアイディアのプレゼンテー
名桜大学国際学群では平成24年度より2年次を対象とした
際 協 力 局 、お よ び 名 護
ション形式となりました。3年次前期のゼミにおいては各自
スタディツアーを行ってきました。今年度は学生の海外経験
までお越しくださりご
のテーマを考える貴重な機会となり、留学中の学生を除く14
(国際的異文化体験)率を高め、国際的な視野と感性をもつ重
講演を賜りました長谷
人全員が応募しました。
要性を理解し、自ら国外に行き、行動できる力を育成するこ
川大輔氏には篤くお礼
と、また同時に教職員のFD(Faculty Development)、SD
申し上げます。
(Staff Development) を実現することを目的として「海外入
門スタディツアー」を夏休み期間中に3ツアー(ミャンマー、
タイ・マレーシア、台湾)を予定しています。今回の特別講座は
講座参加者は44人(学生34人、教員7人、職員3人)でした。
講座内容は、国際社会の中における日本、日本のODAの概要
として開発協力の種類、ODAの歴史など基本的な事項から、
青年海外協力隊やシニア海外ボランティアなどで国民参加型
の「 顔 の 見 え る 援 助 」を 行 っ て い る こ と 、多 様 な ア ク タ ー
(NGO)との連携が紹介され、現地の住民が自律的に運用でき
るような形で伝授していることについて説明されました。対
ミャンマー、対マレー
シア、対タイについて
は特に詳細な解説があ
り、政府間の関係につ
いて臨場感のある話を
聞くことができまし
た。講演終了後も学生
から活発な質問があ
長谷川氏による講話の様子
り、貴重な学びの機会
名桜大学の学生として2
講演後は会場から多くの質問がありました
総評 : 名桜大学国際学群2年次海外入門スタディツアー担当 大城 真理子(国際学群 経営情報教育研究学系 上級准教授)
その事前学習会の一環として企画されたものです。
受講者からの感想
●実際にODAの活動に関わられている長谷川さんのお話を聞
かせていただいて、外務省で何が行われているかなど全く無
知だったのですが、少し身近に感じることができました。大学
生としてできることは限られてはいますが、スタディツアー
でミャンマーに行くことができるので、この機会にミャンマ
ーから見た日本や、人々の価値観の違いなど、現地の人との交
流を通して様々なことを吸収してきたいと思いました。
●長谷川さんの講義を聴いて、海外での仕事に興味を持ちまし
た。語学は重要で、大学卒業までに英語はもちろん、他の外国
語も習得したいと思いました。また、ODAは、日本の知識や技
術を提供することで国際貢献を行う、とてもやりがいのある
仕事だと感じました。
●今回、講義を受けて、国際貢献に興味がなかったのですが、国
際貢献の仕事は、自分自身が成長することができ、他の国と日
本との関わり方や、文化、マナーを理解することができる仕事
だと思い、とても興味を持ちました。
時事通信ソウル支局長 吉田健一氏による講演
平成26年7月17日(木)に時事通信ソウル支局長の吉田健
また、新聞紙上やテレビではなかなか見聞できない生の情報
一氏を招いての「国際政治論」
・
「国際社会と日本」特別ゲスト
も披露くださり、特に、国際関係やジャーナリズムに興味を
特別ゲスト講師の吉田健一氏
年連続の入選、2人の優良
賞受賞を報告すると共
に 、貴 重 な 機 会 を 提 供 し
ていただいていることに
感謝を申し述べたいと存
じます。
賞状を手にする2人と大谷ゼミ一同
した。名桜大学と大学祭を多くの人に知ってもらいたい、そし
て大学祭が新たな沖縄観光の一つになればいいなと考えまし
た。本選の発表は緊張しましたが、優良賞をいただきました。大
谷先生のアドバイスやゼミの皆の応援があっての賞だと思い
ます!沖縄観光を改めて考えるいい機会となり、この経験を少
しでも卒業論文や名桜祭実行委員の活動に生かしていければ
と思います。
授賞式の様子
総評 : 大谷 健太郎(国際学群 観光産業教育研究学系 上級准教授)
平成26年7月16日(水)、沖縄県立農業大学校「マンゴーの
産業の発展に不可欠であり、両校の協力と連携を進めていく
日」イベントにおける意見交換会に国際学群観光産業専攻と
一つの機会となりました。
経営専攻の学生が参加しました。以下では、農業大学校「マン
ゴーの日」イベントの開催要領を紹介しつつ、本学の協力およ
び連携の内容と参加した学生の声を報告します。
沖縄県では毎年7月15日を「マンゴーの日」とし、試食会や
いでしょうか。
講演後に吉田氏は、質疑応答の時間に本学学生からたくさ
方など、たくさんの方々が聴講
んの質問や意見が出たのが何よりうれしかったと、喜んでい
しました。ジャーナリズムの第
ました。その数例を紹介すると「私は将来、記者になりたいと
一線で活躍する海外特派員の
思っているのですが、良い記者ってなんだと思いますか」、
「情
互いに出し合った意見を
付箋に書き込む
視点から分析した朝鮮半島情
報の正確性とか、重要性、見極め方とかはどうやっているので
した。名桜大学生と農業大学校果樹コースの次代を担う学生
とおしゃっていましたが、私の考えでは、一般市民だから利害
例をふんだんに織り込みながら語ってくださいました。
関係とかを抜きにした関係や交流を実践すべきではないで
こうしたテーマ以外にも、記者や特派員の仕事についても
しょうか」といった意見
お話してくださり、氏自身が大学生時代に記者を目指すよう
などが寄せられました。
になった経緯、就職活動の苦労、新人記者時代のつらい仕事
それらに対し、丁寧かつ
や感動の場面、海外特派員としての仕事ぶりや困難など、現
的確に返答していた吉田
役ジャーナリストならではの講義内容でした。スクープや特
氏の姿が印象的なゲスト
ダネといった「誰も知らない情報、自分が面白いと思った情
講義でした。
う言葉は、記者職のやりがいを明確に表現したものでした。
即売会等様々なイベントを開催して
おり、農業大学校でも関連イベントを
実施しています。今回初めて国際学群
観光産業専攻および経営専攻に協力
依頼があり、観光産業から大谷、経営
専攻から林が協力することになりま
同士で意見交換会を行い、観光産業専攻では「観光客を楽しま
せるためにマンゴーが貢献できることは」、経営専攻では「沖
縄県産マンゴーが消費者に支持されるには」をテーマに議論
を交わすことでPR活動や
イベント企画、企業連携な
ど様々なアイディアが提
案されました。国内外の観
光客のニーズやブランド
吉田氏の講演を傾聴する受講生
総評 : 高嶺 司(国際学群 国際文化教育研究学系 上級准教授)
藤岡 実樹(観光産業専攻3年次、岡山県立玉野高校出身)
沖縄県立農業大学校「マンゴーの日」イベントに参加しました
じめ、大学院生、教職員、一般の
すか」という質問や、
「 一般市民も国益を追求していくべきだ
で、
「おき なわの観光」
意見発表コンクールに
応 募 し 、優 良 賞 を 受 賞
することができまし
た。私は『県民が考える
沖縄の魅力を観光客
受賞した寺村さん(後列左から3人目)と
へ ! 』と い う テ ー マ で
藤岡さん(後列右から2人目)
意見を発表しました。
応募や本選準備にあたり、事例研究を行ったり、大谷先生やゼ
ミ生に文章構成についてアドバイスをいただいたりと、たくさ
んのことを学ばせていただきました。本選では自分の納得のい
く発表はできませんでしたが、自分の改善すべき点を発見でき
た機会であったと感じます。今回の経験を今後のゼミ活動や卒
業論文に生かしていきます。
ツーリズム―学びと大学祭を活かす」というテーマで発表しま
当日は、本講義の履修学生をは
勢、日中関係、日韓関係、海外か
今回ゼミ活動の一環
私は名桜祭実行委員として活動していることから「カレッジ
もつ学生にとっては心に響きわたる講演となったのではな
ら見た日本像、沖縄問題などのテーマについて、具体的な取材
優良賞受賞の報告
寺村 希美(観光産業専攻3年次、熊本県立鹿本高校出身)
講演を本学にて開催しました。
報を、最初に世の中に発信できるのは快感でさえある」とい
15
第11回「おきなわの観光」
意見発表コンクールで優良賞を受賞
議論したポスターを手に
化を考察し、熱帯果樹と観
光産業の連携を模索する
ことは、農林水産業と観光
歓迎の横断幕が掲げられていました
総評 : 大谷 健太郎(国際学群 観光産業教育研究学系 上級准教授)
林 優子(国際学群 経営情報教育研究学系 上級准教授) 参加した学生の感想
まず、今年のマンゴーの作柄について学び、ハウスの中で実際
に見せてもらいながら説明を受け、試食もさせていただきまし
た。日頃食べるマンゴーよりもとても甘く、美味しかったです。そ
の後、
「沖縄県産マンゴーが消費者に支持されるには」というテー
マで農大生と一緒にブレーンストーミングを行いました。経営専
攻で学んだ知識をもとに出したアイディアと、農大生の生産者側
の意見をうまく融合させ、新たな企画の提案をしました。
今回初めてこのような交流の場が設けられたことで、刺激を受
けるとてもいい機会になりました。
経営専攻4年次 本田 育美(岡山県立勝山高校出身)
手登根 春華(沖縄県立那覇西高校出身)
川﨑 吉将(宮崎県立日向高校出身)
3年次 金城 倫実(沖縄県立那覇商業高校出身)
狩俣 倫彦(沖縄県立普天間高校出身)
違う分野で学ぶ学生同士の交流はとてもいい経験になりまし
た。一つのテーマに対してお互い持っている専門知識を生かして
行う意見交換はいろいろな視点から考えることができる機会と
なりました。改善の余地もありましたが、これを機にマンゴーが
沖縄観光に貢献できる機会が増えればと思います。
観光産業専攻4年次 奥村 和(沖縄県立北部農林高校出身)
染矢 航太(大分県立佐伯鶴城高校出身)
16
教養教育センター第1回FD研修会
平成28年度の新しい教養教育カリキュラムの基本方針について
平成26年7月4日(金)、総合研究所1階研修会議室におい
て、教養教育センター主催の第1回FD研修会が開催され、教
職員40人(教員32人、職員8人)が出席しました。
はじめに、渡慶次正則言語学習センター長より「英語教育の
現状と課題」というテーマで本学における英語教育の現状や、
現在の取組と課題、名桜大学の英語教育の展望について報告
要改善項目
※「教養演習の現状と課題」発表スライドから
早急に改善を要する項目
改善が求められる項目
⑩大学における学習法の理解
がありました。入学時の英語のテストの結果からは年次ごと
(Ⅰ)3.8
に英語力が向上しているが、その英語力を学年が上がるごと
(Ⅰ)3.7、(Ⅱ)3.7
に、どうしたらアップさせることができるか、また専門科目と
の連携をどうするかといった今後の英語教育に関する問題提
起がありました。
次に、遠矢英憲教養教育センター副センター長から「教養演
習の現状と課題」について、教養演習の1年間の指導の流れ、
学群、各学科
単位での改善
予習 (Ⅰ)3.2、(Ⅱ)3.4
復習 (Ⅰ)2.7、(Ⅱ)2.9
⑫大学生活の目標設定
⑬批判力・論理力
(Ⅰ)3.6、(Ⅱ)3.8
⑭学術的文章をもとにしたレポート作成
(Ⅰ)3.7、(Ⅱ)3.8
⑮見ず知らずの相手に自分の意見を伝える
(Ⅰ)3.7
⑯科目「コンピュータリテラシー」の活用
(Ⅰ)3.8
⑰科目「レポート作成論」の活用
(Ⅰ)3.7
全学的に
アカデミック科目との
連携による改善
・コンピュータ・リテラシー
・レポート作成論
位置づけとねらいについて、最後に授業評価アンケートの結
果から要改善項目や全学的に教科との連携による改善により
す「国際的教養人」に求められる力として、知的活動基本スキ
さらにバーションアップした教養演習にしたいという報告が
ルに加えて、目標を掲げ、先頭を走り、決断し、その成果を伝え
ありました。
る力、すなわちリーダーシップを育てるという基本方針に基
最後は、
「 新しい教養教育カリキュラムの基本方針につい
づき、カリキュラム再編のための5項目の重点事項の説明、及
て」木村堅一教養教育センター長より、本学の教養教育のめざ
び基本方針に関する質問に対するコメントが報告されました。
発表後の意見交換の中では、
「専門科目における英語による
授業の実施の予定はあるか 」、
「リーダーシップを育成する科
目の具体例を教えて欲しい」、
「 英語の習熟度クラス編成を学
科を超えてできないか」という質問や、
「 リーダーシップの育
成のためのカリキュラムとして、国際学入門の必修化も検討
できるのではないか」などの意見も出されました。
今後の名桜大学の教養教育の基本方針を決める重要なテー
マであり有意義な研修会でしたが、限られた時間で十分な意
見交換ができませんでしたので、今後も継続した審議と共通
理解を図るため研修会が必要だと感じました。
渡慶次正則言語学習センター長の発表の様子
総評 : 高安 美智子(教養教育センター)
授業紹介
小学校英語教育教授論 ― 模擬授業を実践 ―
平成26年7月3日、11日、18日、25日の4日間、小学校英語
ていきたいです(平岡)」と述べ、来年、中学・高校で行う教育
教育教授論(担当・名城義久非常勤講師)において、受講生19
実習では、今回の学びや反省を生かしていきたいと意欲をみ
人による模擬授業が行われました。
せました。
本科目では、英語教授法の基本的な理論と実践、また小学
名城非常勤講師は、
「 どの模擬授業も工夫が見られ各発表
校学習指導要領について理解を深め、自ら指導案を作成し授
者の個性が出ていました。良い指導が行える教師になるので
業を展開します。
はないでしょうか」と受講生に期待を込めました。
実際に模擬授業を行った、語学教育専攻の阿南翔平さん
(3年次、福岡県立中間高校出身)、神谷千夏さん(4年次、沖縄
県立北山高校出身)、平岡史帆さん(4年次、大分県立佐伯鶴
城高校出身)は、
「 子供たちが楽しく学習できるよう、TPR
(Total Physical Response)という体を動かして英語を
学ぶ方法を取り入れました。笑顔で行うことを意識しました
が緊張してしまいました(阿南)」、
「 前置詞on、in、underを
楽しく学ぶことを目的に、教室全体を利用したゲームを用い
て展開しました。指導することの難しさと楽しさを実感しま
した(神谷)」、
「 クイズ形式を取り入れたことにより、生徒が
意欲的に取り組んでくれ、私自身楽しめました。指導法は人
それぞれですが、模擬授業を重ねて自分の指導法を生み出し
17
英単語を答える早押しクイズ(担当:平岡さん)
※本学で取得可能な教員免許(英語)は中学校・高等学校教諭一種免許です。
小学校教諭免許状取得支援プログラムは平成22年度より廃止しました。
授業紹介
介護等体験事前学習
平成26年6月11日(水)、中学校教諭免許状取得を目指す教職
※
課程履修生を対象に実施されている介護等体験 事前学習にお
いて、外部講師の講話が実施されました。講師に、宜野座村社会
福祉協議会で福祉活動専門員として活躍されている宮城清人さ
んが招かれました。
宮城さんは、介護等体験を受け入れる
施設側の立場から、学生に求められる態
度(積極的なコミュニケーション、利用者
や利用者の家族との関わり、施設スタッ
フとの情報交換等)について話されまし
た。教員を目指すにあたり、障がい児教育
について考える一助として、特別支援学
校の体験で、先生方の考えを聞き参考に ユニークな話を交え和や
かな雰囲気で講話された
するようアドバイスが送られました。最 宮城さん
後に、限られた時間の中で、学生だからで
きることを意識し、多くの収穫を得るためにもよく考えながら
体験に臨んでほしいと激励しました。
続いて、先輩による介護
等体験報告が行われ、金城
菜月さん(スポーツ健康学
科4年次、沖縄県立那覇高
校出身)と、海江田和樹さ
ん(語学教育専攻4年次、
宮崎県立小林高校出身)が
体験談を発表しました。金
城さんは「利用者との良い 昨年臨んだ介護等体験について成果を発表した
金城さん(左)と海江田さん(右)
関係づくりのために、相手
と関わろうという意識を持って接することが大切。利用者と共
に学び合うことができました」、海江田さんは「利用者の立場に
なって物事を考えるようになり、体験で学んだことを普段の生
活に生かしています」と、それぞれ体験を通した学びについて伝
えられました。 ※小学校または中学校教諭免許状を取得するには、介護等の体験(社会福祉施設 5 日間、
特別支援学校 2 日間)を行う必要があります。
授業紹介
少年法と家庭裁判所の話 ― 教育制度論(特別授業)―
平成26年5月27日(火)、6月3日(火)の教育制度論(教職科目
/担当:嘉納)は、那覇家庭裁判所名護支部の田中美緒さん(家庭
裁判所主任調査官)、田中淳郎
さん(家庭裁判所調査官)の2
人をお招きして、特別授業を
実施しました。テーマは、
「少
年法と家庭裁判所」であり、2
週連続の講義でした。三権分
立の話から始まり、家庭裁判
(左)
所における少年事件の手続き 講義してくださった田中美緒さん
と田中淳郎さん(右)
等、詳細な説明と事例紹介は、
学生の関心を呼びました。また、なかなか話を聞く機会のない国
家公務員の生活の実態、全国区の人事異動、家庭裁判所調査官の
勤務条件等に関する質問についても、懇切丁寧に答えていただ
きました。
※ 平成25年度から、本学の教職課程履修生は、家庭裁判所(名護支部)内で
少年への学習支援・相談活動も始めています。様々な背景をもつ少年と
の関わり合いで、学生は、さらに生徒理解を深めています。
総評 : 嘉納 英明(教員養成支援センター長)
学生の声
少年事件を根絶させることを考える上で、新しい視点を得ま
した。
重藤 賢二郎(国際学群2年次、福岡県立北筑高校出身)
感情の伴う裁判がどれだけ難しいかが分かりました。
大木 聖矢(スポーツ健康学科2年次、鹿児島県立大島高校出身)
非行を防ぐには、自分の居場所を感じられる場所が必要だと
思いました。
眞鍋 詩苑(スポーツ健康学科2年次、京都府立西城陽高校出身)
授業紹介
語学教育系基礎演習
― 外国人留学生による母国紹介・体験を通した学び ―
語学教育系基礎演習では、平成26年5月7日(水)に、本学で学ぶ
外国人留学生による母国紹介が行われました。
プレゼンテーションを行ったのは、高 昇さん(中国出身)、ガル
バリオ 藤川 イリナ 英美さんとマ
トス フェレイラ ビアンカさん
(ブラジル出身)、新垣 バネサさん
と新垣 ホセ ルイスさん(アルゼ
ンチン出身)、ブラッドリー ジョ
ンソンさんとジョシュア バー
在籍中のセントラル・ランカシャー大
ネットさん(イギリス出身)、李 慧 学について紹介するジョシュアさん
婉さん(韓国)の計8人。各国の歴 とブラッドリーさん
史や文化、特徴等について写真を用いて紹介しました。受講生は
日本と異なる文化について理解を深めました。
5月14(水)は、沖縄県出身のダンサーI-VANさんによる講話が
行われました。I-VANさんは2003年にジャマイカへ単身渡航。治
安の悪さや言語の壁に悩みながらも、レゲエダンスと出会い、魅
せ ら れ 、世 界 一 を 目 指 し「 W o r l d R e g g a e D a n c e
Championship※1」に出場。2012年に4回目の出場で悲願の優勝
を果たしました。I-VANさんは自身の体験から、
「 一度、世界へ出
ることで沖縄の素晴らしさを実感できる。それが本当のうちなー
んちゅ ※2 」、
「 現地の人と意欲的に関わることで、日常会話が自然
に身に付き多くの情報が得られる」、
「人生は1度きり。自分がどん
なことをしたいかとことん突き詰める。情熱を持って生きるこ
と」等、異国で暮らすことで気づいた母国への思いや人生観の変
化について語りました。
※1 ジャマイカ政府主催のレゲエダンス・コンペティション
※2 沖縄の人
なぜ沖縄にきたのかという質問に答える
留学生一同
受講生に熱いメッセージを送った
I-VANさん
18
平成26年度
第1回全学FD研修会報告
ブラジル・ロンドリーナ市ルイス・ベルゥスチ・グト・カヴァルカンチ
副市長ご一行の名護市及び名桜大学表敬訪問について
平成26年4月30日(水)に、第1回全学FD研修会が開催さ
る点についての説明がありました。発表後の意見交換も活発
れ、教員67人が参加しました(全教員の約7割)。主題は、平成
に行われ、全国規模のフォーラムの内容を数多くの教員間で
去る4月18日(金)、第42回ブラジル・日本パラナ州商工会
生が中南米現地実習で渡伯しました。その後、毎年のように現
25年度第19回FDフォーラム研修報告(主催:公益財団法人
分かち合う良い機会となりました。
議所の日本経済使節団(経済使節団総数:40人中)の14人が
地実習訪問団がロンドリーナ市を訪れ、2006年には州立大
沖縄を訪問しました。同訪問団の来日目的は、従来の日伯経済
学内に名桜大学からの学生の受け入れ拠点として名護市が拠
交流に加えて、最近、実をあげている文化・教育交流です。この
出した「日本文化研究センター」が落成しました。
意味おいて、ロンドリーナ州立総合大学と1994年学術交流
4月18日(金)の夜には、名護市長、山里勝己学長、それに瀬
人の研修参加教員が発表されました。
協定を締結している名桜大学への表敬訪問は、時宜を得たも
名波榮喜前学長らをお招きして、ロンドリーナ副市長らご一
まず人間健康学部看護学科の八木澤良子先生からは、シン
のと言えます。
行の歓迎会が、名護市の出雲殿で盛大に行われました。
ポジウム「共に育ち、共に学びあう社会を創る」に参加し、地域
ロンドリーナ市は、1930年代、マッタ・アトランチカ(大西
社会を学習コミュニティとする京都の大学の試みとして、
洋原生林)の中に、イギリス人の実業家らによって創設されま
COC(Center of Community:知の拠点事業)と関連した具
した。しかしながら、イギリス人らはこの地域には入植せず、
体的な事例報告がありました。次に、同学科の西田涼子先生か
今日では町の大部分はイタリア人らが占め、その他人口の中
らは、
「 未来を切りひらく学生を育てるためには」と称するシ
にはドイツ系、ポルトガル系、スペイン系それにアラブ系が多
ンポジウムの報告として、学生を「教える」のではなく「育て
くいます。他方で、日本人コミュニティは3万人以上が在住し
る」ことへの意識のシフトの重要性の説明と、FDに力を入れ
ています。現在のロンドリーナの人口は、約53万7千人。
ると受講生が集まるようになるという理解を共有することの
ロンドリーナにまつわるエピソードでは、中川トミさんの
重要性が説明されました。最後に同学部スポーツ健康学科の
話があります。彼女は1908年に笠戸丸でサントス港に到着
竹沢昌子先生は「発達障害学生の支援−社会と『つなぐ』−」と
した第一次日本移民の最後の生き残りでした。また笠戸丸に
大学コンソーシアム)であり、同テーマは「社会を生き抜く力
を育てるために」でした。同フォーラムに本学から9人の教員
が参加しましたが、本全学FD研修会では、その代表として3
総評 : 全学FD委員長
小川 寿美子(人間健康学部 スポーツ健康学科 教授)
題する分科会の報告として、近年、大学教員は同学生の自己肯
定感と社会とのつながり感を如何に育てるかが求められてい
総評 : 住江淳司(国際学群 国際文化教育研究学系 教授、附属図書館長)
は325人の沖縄の方が乗船していました。2008年にはブラ
竹沢先生による「発達障害学生支援」の発表
ジルで日本人移民百周年祭が祝われましたが、残念なことに
中川トミさんは、2006年にロンドリーナ市で他界しました。
国際学群国際文化専攻菅野ゼミが
香港・呂明才中学と学術交流会を実施
国際学群国際文化専攻菅野敦志ゼミでは、平成26年4月24
い時間であったとはいえ、
「楽しかった」
「もっと交流したかっ
日(木)午前10時から4時間近くにわたり香港の浸信会呂明才
た」と話す学生の姿を見て、今回の交流会を実施できた喜びを
中学(Baptist Lui Ming Choi Secondary School)との学
改めて感じた次第です。
術交流会を実施しました。場所は総合研究所会議室を利用し、
なお、今年の夏に実施される現地実習東アジアコースでは、
参加者は双方の教員5人の他、呂明才側の学生30人(中学3年
今度は名桜側が呂明才側を訪問する予定となっており、実り
∼高校2年に相当)、菅野ゼミの学生17人の合計52人でした。
ある双方向の交流が続いていくことを期待したいと思いま
香港・沙田に位置する呂明才中学は、毎年香港だけでなく海
す。最後に、今回の交流会の実現に際しては、台湾・中央研究院
外の名門大学へと卒業生を送り出す進学校ですが、国際理解
の林泉忠先生、呂明才の王海傑先生に大変お世話になりまし
教育にも力を入れており、沖縄に対する理解を深めることを
た。改めて感謝の意を表したいと思います。
目的として「沖縄文化交流団」を組織しました。昨年度は琉球
大学にて日本の学生との交流会を行いましたが、今年度は、国
総評 : 菅野 敦志(国際学群 国際文化教育研究学系 上級准教授)
際的に活躍できる人材育成を教育理念に掲げる本学を訪問
名桜大学とロンドリーナ州立大学は、1994年に国際交流
協定を締結し、2年後の1996年に74人の国際文化学科の3年
第20回
平成26年2月22日(土)、第20回ポルトガル語暗唱・弁論大
と御礼を申し上げます。先生は今年の3月に名桜大学学長を
会が、瀬名波榮喜名桜大学学長、西原篤一在那覇ブラジル名誉
勇退されましたが、先生が審査委員長として我々に残してく
領事、並びに上地修名護市国際交流協会会長のご臨席のもと、
ださった様々なコメントとアドバイスは今後も受け継いでい
本部棟第1会議室で開催されました。本大会は、名桜大学が創
きたいと考えています。審査の結果は次の通り。
立された平成6年から毎年開催してきた伝統のある大会で
す。今年の暗唱部門には4人の参加者があり、そのうちの3人
が国際学群の1年次で、ポルトガル語を名桜大学で生まれて
人ライフサポートてだこからの参加者がありました。今大会
交流会は、まず呂明才側から中日関係や中国・台湾・香港関
を終えての感想を述べると、まず暗唱部門の参加者は約2カ
係を扱った3報告が英語により行われました。報告では、尖閣
月間、ポルトガル語研究会が用意したテキストの練習に励ん
問題、靖国参拝問題だけでなく、台湾のヒマワリ学生運動や香
できました。その甲斐もあって大会前には参加者全員が、ポル
港人の中国人に対する意識など、現代東アジアにおける諸問
トガル語のテキストをほぼ暗記するレベルまでになっていま
題が幅広くとり上げられましたが、その後のディスカッショ
左からグト副市長、ホベルト カナシロ ロンドリーナ市議会議員、瀬名波前学長、
山里学長、筆者
ポルトガル語暗唱・弁論大会
また弁論部門は、アルゼンチンからの本学留学生とNPO法
交流会を実施する運びとなりました。
[ 暗唱部門 ]
(名桜大学長杯)
受賞者:松田 賢吾(国際学群1年次、兵庫県立三田祥雲館高校出身)
(在那覇ブラジル名誉領事杯)
受賞者:中村 円香(国際学群1年次、 城県立石岡第一高校出身)
[ 弁論部門 ]
(名護市国際交流協会長杯)
受賞者:ノダ・知加子(NPO法人ライフサポートてだこ)
※学年は平成25年度時
総評 : 住江淳司(国際学群 国際文化教育研究学系 教授、附属図書館長)
した。次に弁論部門ですが、1人目は、アルゼンチンからの県
ンでは、若者同士の身近な話題で盛り上がり、皆すっかり打ち
費留学生で、発表原稿にはタイトルがなく、パーフォーマンス
解けた雰囲気となりました。交流会の後はキャンパスツアー
の面から述べると、審査員とのアイコンタクトが不十分でし
や記念写真撮影、昼食会、林泉忠先生による特別講義があり、
た。もう一人の弁士は、内容が優れていたのに加えて、聴衆に
呂明才の皆さんは15時前にバスで宿泊先の那覇へと帰路に
訴えるものがありました。またその反面で、余裕のなさが感じ
つきました。
取れました。今回の弁論部門の参加者は、その内容の卓越さと
近年、日中関係は尖閣問題をめぐって不安定な状況にあり
暗唱力は、過去の大会を遥かに凌ぐものでした。
ますが、今回の交流会は、草の根レベルにおいて東アジアの将
今大会は、名桜大学創立20周年記念大会であること、加え
来を担う若い世代が実際にお互いの“顔”を知り、今後の友好
19
偲んで、市の中心街に「中川トミ記念公園」を建造しました。
初めて履修した学生です。
し、東アジアを専門とする菅野敦志ゼミの学生と合同で学術
関係の構築に資する貴重な交流の機会となったはずです。短
享年98歳でした。そこで、ロンドリーナ市は中川トミさんを
交流会終了後の記念スナップ
てこの大会を毎回、審査委員長として長年支えてくださった
瀬名波榮喜学長に対しまして、この場を借りて衷心より感謝
主催者、共催者、受賞者、参加者の皆さん
20
教員養成支援セ ンター活動報告
住江教授にブラジル・ロンドリーナ市から
名誉市民の称号が授与される
平成26年度
「名護市学習支援教室ぴゅあ」教室開き!
平成26年5月19日(月)、名護市と本学の連携事業「名護市学
平成26年3月19日(水)、国際学群の住江淳司教授(国際文化
住江教授は今回の受賞を踏まえて、
「 今まで以上に、ロンド
習支援教室ぴゅあ」がスタートしました。本事業は昨年度から始
教育研究学系)に、ブラジルのロンドリーナ市から、外国人では
リーナ市と名護市との橋渡しとして役に立てるようりになりた
動し、今年で2年目を迎えます。
2人目となる名誉市民の
い。また、学生が今後ブラジルに関係する商社、大使館、領事館な
約20人の中学生が、週3回、18時から2時間、学習支援ボラン
称号が授与されました。
どの職に就くことができたら幸いです」と、これからも同市との
ティア学生の指導の下、勉強に取り組みます。今年度の学習支援
本学は、1994年にロン
交流活動に取り組む意欲を示しました。
の学生ボランティアは14人。きめ細かい学習支援を目指してい
名誉市民称号を手に。ロンドリーナ市議員と
ドリーナ州立総合大学と
ます。教室開きの初日、学
国際交流協定を結んで以
生ボランティアの自己紹
来、交換留学や現地実習を
介 に 始 ま り 、ア イ ス ブ
通して交流を続けていま
レーキング等が行われま
す。住江教授はこれまで、
した。最初は緊張の面持
現地実習の引率、交換留学
ちだった中学生も、学生
のコーディネーターを継
の声掛けで徐々に笑顔が
広がりました。
続して行ってきたこと、また、1998年名護市がロンドリーナ市
名護市の事業担当職員と連携を取りながら、支援教室ぴゅあ
をさらに充実するために学生ボランティアの奮闘の日々が始ま
ります。学生にとっても、中学生との異年齢交流は貴重な体験と
なることでしょう。
比嘉 美菜子(教員養成支援センター係員)
学生の声
学習指導だけではなく生徒の「居場所」となるように多くの会
話を交わし、コミュニケーションを取ることに重点を置きたいで
す。この教室を生徒が笑顔で訪れてくれるような環境にしていき
たいです。
大木 聖矢(スポーツ健康学科2年次、
鹿児島県立大島高校出身)
教室の約束事を説明
私が教えるというより、生徒から学ぶ点が多いのではないかと
思います。これから1年間、明るい雰囲気にしつつ、生徒にとって
充実した学習環境にしていけるよう頑張っていきたいです。
ニュードルフ 那塁(語学教育専攻3年次、沖縄県立美来工科高校出身)
と姉妹都市の締結を行う際に、本学から東江康治学長(当時)と
教員養成支援セ ンター活動報告
同行し、通訳に当たったことなどが評価され、
今回の名誉市民称
号授与となりました。
称号授与が行われたロンドリーナ市市議会議場
看護実践教育研究セ ンター活動報告
第1回北部地域保健・医療・福祉施設代表者等懇談会を開催しました!
看護実践教育研究センター主催、エクステンションセンター
加された臨床スタッフからは、
共催で、平成26年6月19日(木)に、第1回北部地域保健・医療・
「感動した」
「 すぐに実践したい」
福祉施設代表者懇談会を開催しました。会場となった北部生涯
「病棟の患者さんのことが思い浮
学習推進センターは、北部地域の施設や学校の教員・医師・看護
かびました。少しでも患者様に役
師・介護士・行政関係者・その他87人の参加者で埋め尽くされま
立つことができるように努力し
した。
たい」等の感想があり、とても有
本会では、金城やす子副学長のあいさつがあり、
金城祥教看護
意義な懇談会になりました。
実践教育研究センター長から、平成26年度の事業計画について
今後、本懇談会は、各施設における研修会の取り組みやその成
紹介されました。また、第1回の開催を記念して、筑波大学名誉
果報告や、業務改善・充実、臨床指導者・臨床スタッフの学習ニー
教授・名桜大学看護学研究科非常勤講師でもあられる紙屋克子
ズの把握のために、情報交換・共有していくことを目的に開催
先生をお招きし、
「社会と共に歩む看護−エビデンスに基づく優
し、北部地域の看護の質の向上に向けて支援を行っていきます。
しい実践−」と題した特別講演を行いました。
紙屋先生の研究と
実践に基づいた内容で、
多くの参加者が聞き入っていました。参
第6回 教職合宿 in 伊江島
笑顔あふれる充実した顔をしていたのが印象的でした。
伊江島」を実施しました。このイベン
報告 : 上江洲 若菜(教員養成支援センター係員)
トは、今年度で6回目を迎え、毎年恒
例の教職行事として定着していま
す。本合宿の目的は、第1に、教職課程
履修生が1泊2日の合宿を通して交
参加学生の声
城山(伊江島タッチュー)登山口にて
流し、仲間意識を高めること、第2に伊江島の歴史と文化を学ぶ
懇談会の様子
と共に、自然を満喫することです。今回は、国際学群・人間健康学
部の学生46人、引率教職員を合わせて計50人が参加しました。
教職実行委員(T☆PRO)のメンバーが中心となり、様々なイ
ベントやレクを企画しました。初日は、伊江ビーチで海水浴やレ
クを行い、夕食はバーベキューをして交流を深めました。二日目
は、レンタル自転車で島内を
巡り、湧水(ワジー)や城山(伊
報告 : 金城 千恵美(看護実践教育研究センター係員)
江島タッチュー)登山を通し
て伊江島の大自然を満喫し、
看護実践教育研究セ ンター活動報告
平成26年度 看護研究研修会
「臨床で活かす看護研究
∼ケアの質向上をめざして∼」を開催しました!
アハシャガマ、ニャティヤ洞
参加者全員で頂上にて伊江島の絶景を
背景に記念撮影
を訪れ、戦争の歴史に触れま
い、量的研究では実際にSPSSを活用した基本的な分析手法を
ら6月7日(土)の期間で全4回開催しました。看護職、看護研究
受講者に実践してもらいました。第4回は、永田美和子上級准教
に興味のある方を対象に募集したところ、県内12施設から115
授による「看護研究における倫理的配慮」と、清水上級准教授に
人の申込みがあり、
延べ256人が参加しました。
よる「効果的なプレゼンテーション」の講義を行いました。
第1回は、清水かおり上級准教授から「看護研究の基礎知識」
研修会を終えた後も、研究計画書作成等について個別相談の
と題し、テーマの絞り込みについて講義を行いました。第2回・
要望があり、看護研究に対する受講生の熱心な姿が伺えました。
平成26年7月11日(金)13時より、北部生涯学習推進セン
第3回は、松下聖子上級准教授による「質的研究について」と伊
今回、全日程(第1回∼第4回)を修了した26人に修了証を授与
ターにて北部12市町村教育委員会学校教育課と教育連携に関
礼優上級准教授による「量的研究について」を実施しました。質
しました。受講者からは「とても勉強になった」
「今後の看護研究
する報告並びに意見交換会が開催されました。本会は、平成25
的・量的研究の演習を行うにあ
に役立てたい」との声が多く寄せられました。これからも少しで
年に締結された「北部11市町村教育委員会と教育連携に関する
たり、金城やす子副学長をはじ
も多くの方々に看護研究を身近に感じ、積極的に取り組めるよ
協定書」に基づく本学と市町村間での教育支援等の報告及び意
め看護学科教員がサポートに入
う支援していくことが期待されました。
見交換を実施することにより、関係市町村との連携を図ること
りました。質的研究では、KJ法
今後も、北部地域を中心にケアの質の向上のために継続して
を目的として開催されました。
に つ い て 講 義 を 行 っ た 後 、グ
看護研究を開催し、
施設のニーズに応えていきます。
次回の開催
平識善盛エクステンションセンター長から開会の挨拶と本会
ループに分かれて実際にカード
につきましては、改めてご案内いたしますので、多数のご参加を
の趣旨説明と各出席者の自己紹介、そして嘉納英明教員養成支
を使用し見取り図の作成を行
心よりお待ち申し上げます。
援センター長から現在行われている取り組みの報告、最後に全
報告 : 金城 千恵美(看護実践教育研究センター係員)
年次や学科を超えた交流の中で、友達も増えとても楽しかった
です。また、伊江島の豊かな自然に触れながら、沖縄のことについ
て改めて考える機会もあり、とても貴重な時間を過ごすことがで
きました。 上原 咲希(国際学群1年次、沖縄県立向陽高校出身)
今回の合宿では、T☆PROの先輩方や先生方の計画の下、仲間
との交流や、伊江島の魅力を最大限に楽しませていただきまし
た。共に笑い、夢を語り合った仲間、準備をしてくださったT☆
PROの先輩方や先生方、伊江島でお世話になった方々、本当に有
難うございました。
逸見 愛美(国際学群1年次、青森県立八戸西高校出身)
今回、実行委員として教職合宿に参加しました。この伊江島合
宿でできた友達、先輩や先生と交流できた経験、伊江島で学んだ
歴史や文化が、どこかで参加者の皆さんの助けになってくれれば
嬉しいです。
金田 健吾(スポーツ健康学科2年次、宮崎県立宮崎北高校出身)
した。当初、学部・学科間でぎ
平成26年度の看護研究研修会は、平成26年4月26日(土)か
量的データの分析方法の演習の様子
21
こちない感じだった学生も、日程を終えた後は、交流も深まり、
平成26年6月21日(土)∼22日
(日)の1泊2日の日程で、
「教職合宿in
教員養成支援セ ンター活動報告
北部12市町村教育委員会学校教育課長等との
教育連携に関する意見交換会の開催
体での意見交換と質疑応答という流れで会が進んでいきました。
質疑応答では本学への質疑のみならず、各市町村同士での情
報交換、意見交換が活発になされました。
本会は協定の関係者が
一堂に会す機会となり、今後さらに本学と市町村間での連携、
並
びに北部地域全域での教育支援活動の活性化に寄与する場とな
りました。
報告 : 比嘉 美菜子(教員養成支援センター係員)
開会の挨拶と本会の趣旨説明を行う平識エクステンションセンター長
22
MEIO COOL HEALTH PROJECT
さぁ! 世界へ飛び出そう!̶ 私の留学体験記 ̶
ヘルスヘリテイジツーリズムへのいざない
沖 縄 県 の 観 光 客 数 は 、平 成 2 5 年 度 つ い に 過 去 最 高 の
658万300人に達成し、観光立県として今後益々の振興が
期待されています。沖縄県は、日本唯一の亜熱帯性海洋気
候にあり、3Sつまり砂・太陽・海の揃った海洋性のリゾート
を提供できる素晴らしい観光資源を持つと同時に、
「 琉球
中城城跡
王国のグスク及び関連遺産群」と呼ばれる歴史的価値の高
中城城跡の「総距離は1957m」、
「総時間は25分14秒」、
い世界遺産群を有する特異的な特徴を兼ね備えています。
「純歩行時間は22分10秒」、
「消費カロリーは111.6kcal」
統計によると、沖縄県の魅力として「ダイビングや浜辺な
でした。中城城趾は、ほとんどが平地で勾配部分はやや少な
どでレジャーを楽しむ」、
「 ロングステイ」、
「 のんびりと過
く、ナマコ状に長いグスクなので距離は十分あります。ま
ごす」、
「 リゾートホテルに宿泊」などが魅力の認知度とし
た、城主が途中で代わり増築されているグスクなので、散
て高く、楽しさや癒しなどを求めて来る観光客が多い特徴
策していると造りの変化が楽しめます。
があります。一方、沖縄県の魅力でありながら、あまり認知
されていないものに「歴史や文化的名所」や「世界遺産」な
どが挙げられます。
そこでヘルサポの提案!
勝連城跡の「総距離は1431m」、
「総時間は22分48秒」、
「純歩行時間は19分10秒」、
「 消費カロリー114.8kcal」
でした。勝連城跡のほとんどが急坂や階段で構成されてい
て、時間や距離が少なくてもカロリーは消費できる特徴が
捉えるのではなく“エコ”や“健康”を意識した型で巡り歩く
あります。最上部からの景色は非常に美しいです。
という新しいスタイルの“ヘルスヘリテイジツーリズム”」
今帰仁城跡
ズムとは、ユネスコの世界遺産などの公的機関によって登
今帰仁城跡の
「総距離は1877m」
、
「総時間は28分53秒」
、
録された遺産を訪れる遺産観光のことを指します(長谷、
「純歩行時間は25分38秒」、
「消費カロリーは141.7kcal」
1998)。私たちが提案する「ヘルスヘリテイジツーリズム」
でした。今帰仁城跡は、形状的には中城城跡と似たタイプ
とは、そこに“エコ”や“健康”というキーワードを盛り込
の城跡でナマコ状で奥行きのあるグスクになっている。全
み、観光による地域振興と健康面からみる健康増進という
体的には平地が多く城跡内には木々などの自然も残って
2つの目的を同時に促進(相乗効果)していくことが狙いと
いて、春にはカンヒザクラが咲き乱れ美しい景観が期待で
なります。歩数や距離、消費カロリーなどの健康指標を意
きます。
識しながら「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を巡るこ
とは、健康志向の観光客の取り込みの増加や、地元の人の
識名園
健康意識の向上にも期待が持てます。
識名園の「総距離は1878m」
、
「総時間は37分08秒」
、
「純
今回ヘルサポでは、沖縄県本島の世界遺産群に登録され
歩行時間は29分」
、
「消費カロリー142.7kcal」
でした。識名
た史跡の中から、メジャーな5つの史跡「首里城、中城城跡、
園は、琉球王国時代の庭園で、歩きながら王族の気分を体
勝連城跡、今帰仁城跡、識名園」の標準的な観光コースを巡
験することができ、高台からの美しい景観を始め池や屋根
り、それぞれの史跡を歩いた時の距離、歩数、消費カロリー
の形が六角形をしているやぐらなどがあり、癒しを求める
の計測及び算出を行い、沖縄県では始めての試みとなる、5
庭園として最高です。
つの史跡における観光と健康を意識した「ヘルスヘリテイ
ジツーリズム」を提唱いたします。
沖縄に観光にこられる方々や沖縄在住の方々も、この
検証によるそれぞれのデータは以下のとおりです。ま
データを参考にヘルサポが提唱する健康を意識した「ヘル
た、今回用いたデータは、男性身長170cm、体重60kgをモ
スヘリテイジツーリズム」を実行してみませんか!なお健
デルとしています。性別体格によって数値には若干の異な
康・長 寿 サ ポ ー ト セ ン タ ー で は 、こ の ヘ ル ス ヘ リ テ イ ジ
りが生じます。
ツーリズムを研究活動の対象とし、データ収集に努めてい
首里城
首里城の「総距離は2688m」、
ます。
参考文献:長谷政弘(1998年)観光学辞典 同文舘出版
「総時間は77分48秒」、
「 純歩行時
間は61分17秒」、
「 消費カロリー
ヘルサポ: 山下 愛奈(看護学科3年、熊本県立第二高校出身)
は302kcal」になります。首里城は、琉球王国時代の王城
中山 由貴(看護学科3年、
で唯一城自体が復元されていて観光客にも人気がありま
す。歩行距離も長く、順路すべてが舗装されていて、階段な
どにも手すりがあり安全に観光することができます。また
掲示物・展示物も充実していて歴史の勉強にもなります。
23
皆さんBoa Tarde!! 私は現在ブラジルのパラナ州にある
Universidade Estadual de Londrina(ロンドリーナ州立総合大
学)に留学中の親川健です。このロンドリーナ州立総合大学(UEL)
はロンドリーナという街にあるすごく規模の大きい大学です。
ここに来てから前学期が終了し早 5カ月が経とうとしていま
す。前学期は、ここUELにあるNECJ(Núcleo de Estudos da
Cultura Japonesa)日本文化研究所での授業がほとんどでし
た。ここでは、ポルトガル語とブラジルの文化について学び、後学
期から受けられる普通の授業つまり、現地のブラジル人と混じり
授業を受けるための下準備を行ってきました。前学期は比較的に
自由時間が多かったので現地でできた友達や他の留学生と買い
物に出かけたり、連休があると皆で旅行にいったりしています。
勝連城跡
「史跡を巡る単なる観光名所としての世界遺産群として
をヘルサポは提案いたします。そもそもヘリテイジツーリ
ロンドリーナ州立総合大学留学体験報告
福岡県・福岡大学附属若葉高校出身)
福嶋 千穂(看護学科2年、大分県立大分豊府高校出身)
健康・長寿サポートセンター長:
高瀬 幸一(人間健康学部スポーツ健康学科 教授)
※国際学群3年次以降は専攻名、人間健康学部は学科名で表記しています。
ブラジルの文化の授業のひとこま。ブラジルの北東部のフルーツを食べました
(右から5人目が筆者)
刺激的な済州島生活
今年はブラジルで行われた世
界的なイベントであるワールド
カップが運良く開催された年で
した。私たち、名桜大学の留学生
と同じくUELに留学中の神田外
国語大学の友達と日本戦の第一
試合を観戦することもできまし
た。ワールドカップの開催国で留
学できたことは本当に素晴らし ブラジルに留学している他の大学の
学生たちと。日本戦スタジアム前にて
い経験になったと思います。
後学期は他のブラジル人と一緒に授業を受けることができる
ので、新しい友達を作り、更に自分の言語力を高めたいと思いま
す。今留学を考えている人がいるのであれば絶対にするべきだと
思います。他の国の文化、習慣を自分の肌で感じることができる
経験はなかなかないと思います。何も全てが良いというわけでは
ありません。実際生活してみて頭をかしげることもよくあります
が、すべて自分の経験になり将来絶対に役立つものだと私は信じ
ています。
2014年7月 親川 健(国際文化専攻4年次、メキシコシティー、
Greengates International School出身)
̶ 私の留学体験記 From 済州国立大学 ̶
はじめまして。アニョハセヨ。現在、韓国の済州国立大学に留学
中の金盛真穂と川野穂稀です。留学を始め5カ月が経ちました。
私たちが留学している済州大学は、広くて敷地内には、コンビニ・
食堂・銀行などの施設があります。また、私たちが住んでいる寮は
設備が整っており、無料で使用できるトレーニング室・パソコン
室などがあります。寮の食堂では一食約200円程度で美味しい料
理を食べることができ、韓国食文化を十分に味わうことができま
す。食堂では、毎月一回誕生日を祝う献立や、行事や季節にちなん
だ食べ物も食べることができます。
私たちは、現在語学堂に通っています。個々の実力に合ったク
ラスに分けられ、週に20時間ほど読み書き・会話の勉強をしてい
ます。人数は約15人で中国人・モンゴル人・ロシア人など世界各
国からの学生がいます。先生を囲む
ような形で授業が行われ、少人数の
ため一人一人を丁寧に指導してくれ
ます。また先生と生徒の距離が近く、
アットホームな雰囲気で授業を受け
ることができます。さらに月に一回
文化体験があります。観光地に行っ
たり、伝統料理を食べたりと様々な
体験ができます。
M Tの際訪れた天帝淵瀑布
日本での生活について
済州島での移動手段は主にバス
で 、約 1 0 0 円 で 乗 る こ と が で き ま
す。そのバスを利用し休日は、語学
堂の友達と買い物や観光をします。
私たちは牛島という島や、博物館へ
行ったり、韓国一高い山、漢拏山に
登ったりしました。そして、MTとい スピーチ大会
(右端が川野、その隣が金盛)
う集まりで韓国人や中国人とペン
ションに泊まり交流を深めました。先日は、語学堂で行われたス
ピーチ大会に参加し、韓国語で自分の考えを表現するという貴重
な体験をしました。
韓国に来て、他国と比較することで、多方面から見た新たな日
本を知ることができた上に、日本の良さを改めて実感することが
できました。また日中韓の政治関係はあまり良くなく不安に思っ
ていましたが、実際接することでそれは私たちの偏見だというこ
とに気付きました。留学は、視野も広がり自身の成長に大きくつ
ながります。残りの留学生活も楽しみながら様々なことを吸収し
ていきたいです。
2014年7月
金盛 真穂(観光産業専攻3年次、沖縄県立宜野座高校出身)
川野 穂稀(国際文化専攻3年次、大分県立安心院高校出身)
̶ 私の留学体験記 in 名桜大学 ̶
初めまして、私は今年の4月から1年間の交換留学生として名
桜大学に来たエラ・ミルトンハロルドです。フィリピン出身です。
沖縄に来る前に、私はマニラ大学で2年間日本語を勉強しました。
名桜大学の寮に着いた時から、
私の日本での生活がはじまりまし
た。私は沖縄で生活できるか心配
でしたが、実際に来てみると日本
の友達が多くできたことで、彼ら
からたくさんの助けがあり、生活
しやすくなりました。いろいろな
友達ができて、とても嬉しいです。
南部フィールド・トリップで訪れた 沖縄は田舎ですが、
沖縄の景色が
首里城内にて
̶ 私の留学体験記 From ロンドリーナ州立総合大学 ̶
楽園に似ていると思います
ので、帰りたくないです。沖
縄の文化や歴史などを学ぶ
ことができて、とても面白い
です。
沖縄に来てから良い友達
と出会い、多くのことが学べ
て良かったです。日本での残
り8カ月間の留学生活を楽
しでいきたいと思います。
名桜大学では様々な出身国の留学生と交流
できます
エラ・ミルトンハロルド(フィリピン・マニラ大学交換留学生)
24
学生支援推進プログラム /先輩・後輩コミュニティを基本とする学生支援センターの構築
学生支援推進プログラム /先輩・後輩コミュニティを基本とする学生支援センターの構築
こんにちは!私達…
言語学習センター
「ウェルカムナビゲーション
(通称:ウェルナビ)
」です !!
【講義棟2F/204教室】TEL.0980 - 51-1117
ウェルナビとは??
welcome navigation∼ウェルナビ∼とは、入学
してきたばかりの新入生が大学生活をよりエンジョ
イできるように、サポートを行っている新入生支援ボ
ランティアサークルです。また、学校行事を企画した
り、行事へ積極的に参加するなど、学校全体を盛り上
げ、名桜大学をより良くしたいと考えています。現在
69人の個性豊かなメンバーで活動中です!
17
Vol.
LLCホームページ
http://www.meio-u.ac.jp/llc/
MEIO LLCチャンネル http://www.youtube.com/user/MEIOLLC
Facebook http://www.facebook.com/meiollc
ウェルナビキャラクター
「ウェルレオ」
様々な悩みを全力でサポートします!
*履修登録 *教室・施設の場所 *友だちづくり *サークル *初めての一人暮らし *恋の悩み
名桜大学本部棟2階、
ウェルナビブースにて皆さんを待っています!
オープンキャンパスに参加しました!
6 月 1 4 日( 土 )と 8 月 9 日
(土)に、オープンキャンパス
が開催されました。1回目の
開催では主に県内から多く
の受験生が参加してくれま
し た 。送 迎 バ ス の 中 で は 、受
験生とお喋りをし、受験生の
緊張をほぐしました。大学到 多くの受験生がブースを訪れてくれました
着後は、キャンパスツアーで構内を案内したり、ウェルナビ相
談室ブースを設け受験生の悩みや大学についての質問などに
答えたりしながら、とても楽しい時間を過ごすことができまし
た。参加した受験生が1人でも多く名桜大学に入学してくれる
ことを期待しています。
美しい心を忘れずに!
ちゅらぐくるフェスタ開催!
毎年恒例の、学内の美化意識向上を目的としたちゅらぐくる
フェスタを開催しました!主な活動として、ゴミ分別の呼び掛
けや放課後清掃等を行いました。また、美化活動と同時に7月2
日(水)から5日の間、講義棟ピロティにてお昼休みを利用し、
名桜エイサー、H IP HOPサークル、ミュージックサークルにパ
フォーマンスを披露してもらいました。この行事は七夕にちな
んだものなので甚平・浴衣を着て過ごしたり、かき氷を配布し
て涼んでもらった他、フェスタの締めくくりはバスケ大会を開
催しました。多くの学生が積極的に参加してくれて、とても盛
り上がりました。ちゅらぐくるフェスタを通して、学校内の美
化意識が向上し、継続していくことを願っています!
参加者の声
バスケ大会に参加した1年生からメッセージをいただきました★
優勝することはできなかったけど、チーム内で団結し楽しむこと
ができたので良かったです。スポーツを通して絆がより深まり、と
ても良い経験になりました。ありがとうございました。
後藤 優弥(国際学群1年次、福岡県・福岡工業大学附属城東高校出身)
プロジェクト紹介
平成26年度前学期、LLCでは8つのプロジェクトを行いまし
た。以下に各ワークショップの取り組みを報告します。
英検準1級ワークショップ
英検準1級の対策講座で、長文読解・語彙・聴解な
ど幅広い分野をカバーしました。同じ目標を持つ
学生が集い、切磋琢磨しながら取り組んでもらい
ました。
英語プラス
時間が限られたチュータリングでは十分でない
と感じる学生に、自分の好きな時間に参加しても
らうために行いました。ネイティブスピーカーに
よる英会話を楽しんでもらいました。
ウェルトーク担当者の一言
新入生が入学してきてから、はや半年が経過しました。3学科の交
流と多学年の交流を目的とした名桜杯(草野球大会)や、学校の美化
活動イベント「ちゅらぐくるフェスタ」の開催、また、オープンキャン
パスに参加する等、様々なイベントを通じて多くの人と楽しく交流が
でき、とても盛り上がることができました。今後もさらに名桜大学を
盛り上げていくために、一生懸命頑張っていこうと思います!
(森)
ちゅらぐくるフェスタを通して運営することの大切さや、他の人と
の協力の大切さを学ぶことができました。たくさんの課題が見つかり
ましたが、今後に生かすことのできるきっかけとなりました。
(川元)
新学期が始まり半年が過ぎました。行事を担当することでができ
良い経験となりました。行事に参加してくれた
名桜生から「楽しかった」との声を励みに、今
後も名桜大学を盛り上げれるように頑張っ
ていきたいです。
(窪田)
森 安絵(左、国際学群2年次、宮崎県立都城泉ケ丘高校出身)
川元 まりあ(国際学群2年次、佐賀県立伊万里高校出身)
窪田 和郁芳(右、スポーツ健康学科2年次、沖縄県立中部農林高校出身)
決勝トーナメント開始!
25
今回名桜杯を運営したウェルナビメンバー
6月14日(土)、オープンキャンパスが開催されました。ウェ
ルナビによるキャンパスツアーで立ち寄った受験生にLLCの
説明を行ったり、ツアーの後、LLCに興味があり再度訪れた約
54人の受験生に対し、センター内にある教材を紹介したりしま
した。またLLCのチューターの特性を最大限に生かし、留学情
報、イギリス、中国、韓国のミニワークショプ等も行いました。
また、名桜大学の国際交流支援団体MOSから来た留学生にも協
力してもらい、LLC内で、名桜大学の国際交流について紹介し
ました。名桜大学の特色の1つであるLLCを多くの受験生に知
ってもらうことができた非常に有意義な機会でした。
英文法の様々な分野についてシンプルに分かり
やすく説明するワークショップ。今までの英文法
の常識を覆し、参加者に新たな発見を与えること
を目的としました。
マイシェア・英語ワークショップ
勉活
甚平・浴衣を楽しみました♪
OPEN CAMPUSに参加
名桜一わかりやすい英文法の授業
ようこそ名桜大学へ!
6月21日(土)から7月12日(土)まで、第13回名桜杯(草野球
大会)を開催しました。今年は全15チームが集まり、熱い戦い
を繰り広げていました。名護市の各中学校や各球場にて試合が
行われ、どのチームも勝利を目指し力一杯戦い、会場をさらに
熱く盛り上げてくれました。6月29日(日)からは上位8チーム
による決勝リーグが始まり、さらにレベルの高い試合を見せて
くれました。見事優勝に輝いたのは硬式野球部OB。続いて準優
勝はひまわり、3位 は冥王メンバーズという試合結果になりま
した。暑い中での試合となり、時には天候に恵まれないことも
ありましたが、どの選手もがんばっていました。皆さん本当に
お疲れさまでした。後学期にもまた名桜杯を開催する予定で
す!皆さんの応募待っています!
「スーパーLLシーサー」
利用者の言語サポートはもちろん、
学生の自主学習の促進を薦める
「外国語を学ぶ最良の場」
として2001年に設立されました。
利用者だけで
なく、
センターで働くチューター
(学生アルバイト)
の教える技術やリーダーシップの育成のためにCRLA*
(College Reading and Learning
Association)証明書取得システムも導入(2001年)されており、教授法のトレーニングを受けたチューターが学生のサポートを積極的に
行っています。
ぜひ、
一度LLCに足を運んでみてください。 楽しいチューター達がお待ちしています。
*CRLA認定校は名桜大学が日本で初めてです
スティーブ・ジョブズのスピーチを聴いて刺激
を受けたり、
「 Let it go」を歌って発音を練習した
り、様々な方法で英語に触れてもらいました。
名桜杯を開催しました
LLCキャラクター
言語学習センター(LLC)とは
留学生と日本人が一対一でお互いの言語や文化
を教え合うシステム。日本人学生と留学生間の交
流システムを作ることが目的でした。今回で第3回
を迎えました。
中国語ワークショップ
中国語スピーチコンテストを開催することによ
って、中国語学習へ動機づけをすることを目的と
しました。
韓国語ワークショップ
韓国に興味のある学生のために企画したワーク
ショップです。韓国の文化や簡単な会話などを紹
介しました。
スペイン語ワークショップ
国によって違うスペイン語の発音やアクセント
を覚えてもらい、最後は参加者にスペイン語でプ
レゼンテーションを行ってもらいました。
各コーナーを楽しんでもらいました
CRLAプロジェクト発表会
7月23日(水)、講義棟110教室でCRLAプロジェクト発表会
を開催しました。今学期、企画・実施された8つのプロジェクト
について、各担当者からプロジェクトの成果及びLLCの取り組
みが発表されました。発表を行ったチューターは大変緊張して
いましたが、何とかこの大仕事を成し遂げることができまし
た。今回発表を見に来てくださった関係者及び先生方、学生の
みなさん、本当にありがとうございました。
詳しくは、本誌14ページをご覧ください
担 当 者 の 一 言
5月から広報誌のLLCのページを担当することになりました、
中園亜依です。先輩チューターの池田恵さんと野田あやめさんと
共に、多くの皆様にLLCを良く知っていただきたいと思い、今回
執筆しました。今学期LLCには中国、韓国、イギリス、アルゼンチ
ン出身の留学生が在籍していまし
た。LLCは言語を学習するには最
適 な 場 所 で す 。チ ュ ー タ ー 自 身
も楽しんで活動しております
の で 、ぜ ひ 気 軽 に 足 を 運 ん で
みてください。
左から 野田 あやめ(国際文化専攻4年次、静岡県立御殿場南高校出身)
中園 亜依(国際学群2年次、福岡県立久留米高校出身)
池田 恵(語学教育専攻4年次、三重県立上野高校出身)
26
課外活動レポート
■各クラブ・サークル・学生団体の活動記録
ハンドボール部
男子ハンドボール部 全日本インカレ出場決定!
第53回西日本学生選手権大会において、予選リーグ2勝1敗
の2位で全日本インカレ出場決定戦に勝ち進み、見事勝利し、
全日本インカレへの切符を手にしました。全日本インカレへ
の出場は、平成19年以来、7年ぶり4回目。
全日本インカレは、11月22日から岐阜県で開催されます。
がんばれ!ハンドボール部!
平成26年度男子第53回西日本学生選手権大会
〔7/4(金)∼7/8(火)徳島市立体育館 他〕
【男子】
vs. 岐阜聖徳学園大学 22 − 19 ○
【予選リーグEブロック2位】 vs. 愛媛大学 27 − 18 ○
(2勝1敗)
vs. 関西学院大学 17 − 25 ●
全日本インカレ出場決定戦
vs. 同志社大学 28 − 27 ○
水泳競技部
第61回九州地区国公立大学選手権水泳競技大会
〔6/7(土)∼6/8(日)沖縄県立奥武山総合公園運動場奥武山水泳プール〕
2連覇達成!女子200 mリレーで県新記録樹立、
男子400m・800mリレーで2冠達成
【男子】200m個人メドレー【2位】2分15秒81
400m個人メドレー【1位】4分46秒58
安慶名 悠(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立前原高校出身)
100m背泳ぎ【7位】1分03秒83
200m背泳ぎ【3位】2分17秒01
上運天 聖也(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立具志川高校出身)
200mバタフライ【2位】2分10秒40
名護 椋哉(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立具志川高校出身)
100mバタフライ【5位】58秒73
新城 亘史(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立西原高校出身)
200m自由形【8位】2分05秒25
200m個人メドレー【5位】2分18秒58
藤中 大地(スポーツ健康学科2年次、広島市立美鈴が丘高校出身)
200m自由形【4位】2分01秒97
100mバタフライ【8位】1分00秒16
高田 論之(国際学群1年次、石川県立金沢錦丘高校出身)
100m平泳ぎ【4位】1分08秒45
200m平泳ぎ【3位】2分27秒26
鹿子生 絢太(スポーツ健康学科1年次、熊本県・九州学院高校出身)
200m平泳ぎ【7位】2分36秒84
日高 祐貴(スポーツ健康学科1年次、沖縄県立名護高校出身)
400mフリーリレー【1位】3分39秒10
高田 論之(再掲)、名護 椋哉(再掲)、上運天 聖也(再掲)、
安慶名 悠(再掲)
27
800mフリーリレー【1位】8分10秒17
名護 椋哉(再掲)、高田 論之(再掲)、上運天 聖也(再掲)、
安慶名 悠(再掲)
400mメドレーリレー【2位】4分01秒58
上運天 聖也(再掲)、鹿子生 絢太(再掲)、名護 椋哉(再掲)、
安慶名 悠(再掲)
【女子】200m自由形【2位】2分15秒71
400m自由形【2位】4分43秒95
下地 成美(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立那覇高校出身)
50m自由形【2位】28秒50
100m自由形【1位】1分01秒35
宮城 琴美(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立浦添高校出身)
100m平泳ぎ【1位】1分15秒13
200m平泳ぎ【2位】2分43秒68
金城 唯(診療情報管理専攻3年次、沖縄県立那覇高校出身)
100mバタフライ【5位】1分25秒17
古賀 久恵(スポーツ健康学科3年次、鹿児島県立鹿児島南高校出身)
200m背泳ぎ【1位】2分35秒17
100mバタフライ【3位】1分11秒25
安仁屋 舞実(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立西原高校出身)
50m自由形【1位】28秒21
100m背泳ぎ【1位】1分07秒74
山田 安珠(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立那覇高校出身)
100m平泳ぎ【2位】1分15秒72
200m平泳ぎ【3位】2分44秒12
村上 広佳(スポーツ健康学科2年次、北海道滝川高校出身)
200m自由形【3位】2分20秒62
400m自由形【4位】5分01秒16
宮城 沙耶子(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立那覇西高校出身)
100mバタフライ【4位】1分21秒83
200m個人メドレー【7位】2分49秒47
菊地 沙織(国際学群2年次、岩手県立盛岡第二高校出身)
100m自由形【4位】1分07秒70
200m自由形【6位】2分39秒04
西岡 咲紀(スポーツ健康学科1年次、兵庫県立社高校出身)
200m個人メドレー【2位】2分29秒99
400m個人メドレー【1位】5分26秒61
知念 七星(スポーツ健康学科1年次、沖縄県立那覇高校出身)
100m自由形【6位】1分11秒25
400m自由形【7位】5分28秒72
濱林 愛梨(国際学群1年次、北海道札幌国際情報高校出身)
びの声
下地 成美 主将
喜
(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立那覇高校出身)
沖縄で開催ということもあり、OB・OGが会場に駆けつけ
てくれ、また役員を担当された沖縄県水泳連盟の方と高校生
の皆さんからも、沢山の応援をいただきました。名桜の選手が
競技に出る時は全員で応援をする、というように、一人一人が
チームのために協力し合い優勝を目指しました。日頃から仲
間同士での支え合いを大切にしてきたからこそ、本番で結果
が出せました。
山里学長に大会結果を報告(前列左から
山里学長、平野監督。後列左から宮城選
手、下地選手、安慶名選手、藤中選手)。
優勝トロフィーと盾を手に笑顔
を見せる水泳競技部一同
200mフリーリレー【1位】1分51秒75 ※県新記録
金城 唯(再掲)、知念 七星(再掲)、山田 安珠(再掲)、
宮城 琴美(再掲)
400mフリーリレー【1位】4分07秒76
山田 安珠(再掲)、知念 七星(再掲)、宮城 琴美(再掲)、
下地 成美(再掲)
400mメドレーリレー【1位】4分30秒89
山田 安珠(再掲)、金城 唯(再掲)、知念 七星(再掲)、
宮城 琴美(再掲)
2014年日本学生陸上競技個人選手権大会
〔6/20(金)∼6/22(日)神奈川県・Shonan BMWスタジアム平塚〕
【男子】三段跳決勝【17位】15m04(+4.7)
屋良 太章(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立前原高校出身)
【女子】100mハードル予選【3組5着】14秒31(+1.5)
川野 毬菜(スポーツ健康学科3年次、大分県立佐伯鶴城高校出身)
第65回沖縄陸上競技選手権大会兼国体選考会
〔5/17(土)∼5/18(日)沖縄県総合運動公園陸上競技場〕
第46回西日本年齢別選手権水泳競技大会
〔5/24(土)∼5/25日(日)熊本県・アクアドームくまもと〕
【男子】50m背泳ぎ【2位】28秒68
名護 椋哉(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立具志川高校出身)
200m個人メドレー【6位】2分18秒16
藤中 大地(スポーツ健康学科2年次、広島市立美鈴が丘高校出身)
【女子】50m自由形【3位】28秒46
50mバタフライ【1位】30秒31
宮城 琴美(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立浦添高校出身)
50m背泳ぎ【2位】31秒00
100m背泳ぎ【3位】1分07秒07
山田 安珠(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立那覇高校出身)
200m背泳ぎ【2位】2分35秒61
50mバタフライ【2位】31秒44
安仁屋 舞実(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立西原高校出身)
50m平泳ぎ【1位】33秒68
100m平泳ぎ【3位】1分15秒05
金城 唯(診療情報管理専攻3年次、沖縄県立那覇高校出身)
50m平泳ぎ【3位】34秒77
100m平泳ぎ【5位】1分16秒12
村上 広佳(スポーツ健康学科2年次、北海道滝川高校出身)
平成26年度若夏国体記念水泳競技大会
陸上競技部
※決勝結果8位までを掲載
〔5/11(日)沖縄県立奥武山総合公園運動場奥武山水泳プール〕
【男子】50mバタフライ【1位】25秒73 ※県新記録タイ
100m平泳ぎ【4位】1分10秒75
新城 亘史(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立西原高校出身)
200m自由形【4位】2分08秒21
200m個人メドレー【4位】2分22秒57
藤中 大地(スポーツ健康学科2年次、広島市立美鈴が丘高校出身)
50m自由形【6位】26秒13
100m自由形【7位】58秒33
屋良 充慶(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立那覇西高校出身)
50mバタフライ【4位】26秒81
100m自由形【3位】55秒53
高田 論之(国際学群1年次、石川県立金沢錦丘高校出身)
100m平泳ぎ【2位】1分09秒54
200m平泳ぎ【4位】2分32秒80
鹿子生 絢太(スポーツ健康学科1年次、熊本県・九州学院高校出身)
100m背泳ぎ【2位】1分03秒84
200m背泳ぎ【2位】2分21秒29
上運天 聖也(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立具志川高校出身)
200m個人メドレー【1位】2分14秒29
400m個人メドレー【1位】4分58秒28
安慶名 悠(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立前原高校出身)
【女子】100m自由形【3位】1分02秒43
200m自由形【1位】2分14秒75
下地 成美(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立那覇高校出身)
50m背泳ぎ【1位】31秒14
山田 安珠(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立那覇高校出身)
200m背泳ぎ【2位】29秒60
50mバタフライ【2位】2分30秒40
知念 七星(スポーツ健康学科1年次、沖縄県立那覇高校出身)
200mメドレーリレー【6位】2分25秒19
西岡 咲紀(スポーツ健康学科1年次、兵庫県立社高校出身)、
知念 七星(再掲)、
濱林 愛梨(国際学群1年次、北海道札幌国際情報高校出身)、
下地 成美(再掲)
400mフリーリレー【2位】4分25秒96
濱林 愛梨(再掲)、知念 七星(再掲)、西岡 咲紀(再掲)、
下地 成美(再掲)
【男子】3000mSC決勝【8位】10分35秒83
中山 牧穂(スポーツ健康学科3年次、富山県立高岡西高校出身)
第84回九州学生陸上競技対校選手権大会
〔5/16(金)∼5/18(日)福岡県・東平尾公園博多の森陸上競技場〕
【男子】400m決勝【6位】49秒27
平城 暁史(スポーツ健康学科3年次、北海道札幌藻岩高校出身)
走幅跳決勝
【5位】7m06(+0.5)
屋良 太章(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立前原高校出身)
【16位】6m40(+0.7)
名嘉眞 武士(スポーツ健康学科1年次、長崎県立諫早東高校出身)
三段跳決勝
【1位】15m50(+1.8)
屋良 太章(再掲)
【22位】13m04(+0.8)
名嘉眞 武士(再掲)
やり投決勝【10位】58m00
仲宗根 幸栄(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立名護商工高校出身)
男子フィールドトラック得点12点
【女子】100m決勝【6位】12秒50(+0.1)
金城 かんな(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立那覇西高校出身)
200m決勝【8位】26秒03(−2.4)
糸数 加奈子(観光産業専攻3年次、沖縄県立糸満高校出身)
400m決勝【6位】58秒43
糸数 加奈子(再掲)
100mハードル決勝【3位】14秒26(+1.0)
川野 毬菜(スポーツ健康学科3年次、大分県立佐伯鶴城高校出身)
4×400m決勝【6位】3分59秒67
金城 かんな(再掲)、川野 毬菜(再掲)、
小川 千里(スポーツ健康学科3年次、長崎県立大村高校出身)、
糸数 加奈子(再掲)
1500m決勝【12位】5分00秒07
白川 愛結美(スポーツ健康学科3年次、長崎県立壱岐高校出身)
走幅跳決勝
【12位】5m24(+1.6)
吉田 優希(診療情報管理専攻4年次、大分県立佐伯鶴城高校出身)
【17位】4m83(+2.0)
中村 明子(スポーツ健康学科3年次、福岡県立小倉西高校出身)
三段跳決勝
【8位】10m94(+0.1)
中村 明子(再掲)
【10位】10m86(−1.2)
吉田 優希(再掲)
七種競技決勝
【6位】3980点
阿利 唯(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立八重山高校出身)
【8位】2494点
鈴木 千秋(スポーツ健康学科2年次、宮崎県立日向高校出身)
女子総合得点 26点 女子トラック得点21点
硬式野球部
第16回沖縄県大学野球フレッシュリーグ戦
〔6/21(土)∼6/23(月)沖縄国際大学野球場〕
【優勝】 vs. 沖縄大学 9 − 2 ○(8回コールド)
vs. 沖縄国際大学 7 − 5 ○
vs. 琉球大学 13 − 1 ○(5回コールド)
<表彰選手>
・殊勲賞 佐藤 将太
(スポーツ健康学科2年次、京都府立乙訓高校出身)
・打撃賞1位 神山 征士
(スポーツ健康学科1年次、沖縄県立首里高校出身)
※国際学群3年次以降は専攻名、人間健康学部は学科名のみで表記しています。
28
バスケットボール部
男子バレーボール部
第13回沖縄県大学学生リーグ
平成26年度九州大学春季バレーボール男子リーグ沖縄大会
〔6/14(土)∼6/15(日)沖縄国際大学〕
vs.
【男子】
【優勝】
(4勝) vs.
vs.
vs.
琉球大学 118
沖縄国際大学 112
琉球大学医学部 112
沖縄大学 94
■MOS活動レポート
〔5/23(金)∼5/25(日)沖縄県・西原町民体育館〕
−
−
−
−
61 ○
59 ○
42 ○
66 ○
vs. 沖縄国際大学 56 − 54 ○
【女子】
【準優勝】
(2勝1敗) vs. 琉球大学医学部 106 − 34 ○
vs. 沖縄大学 52 − 87 ●
男子第64回女子第63回西日本学生バスケットボール選手権大会
〔5/25(日)∼6/1(日)大阪府・東大阪アリーナ 他〕
1回戦 vs. 大阪教育大学 55 − 82 ●
【男子】
1回戦 vs. 京都教育大学大学 53 − 73 ●
【女子】
ゴルフ部
第33回九州学生ゴルフ選手権競技・第13回九州女子学生ゴルフ選手権競技
vs. 福岡工業大学 2 − 0 ○
【5部3位】
(3勝2敗)
vs. 九州工業大学 0 − 2 ●
vs. 西九州大学 1 − 2 ●
vs. 長崎大学経済学部 2 − 1 ○
vs. 久留米工業大学 2 − 0 ○
<表彰選手>
・5部 スパイク賞 大城 幸也(スポーツ健康学科1年次、沖縄県立普天間高校出身)
平成26年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会沖縄県ラウンド
〔7/5(土)∼7/6(日)沖縄県・浦添市民体育館〕
2回戦 vs. 美里工業高校 0 − 2 ●
女子バレーボール部
平成26年度九州大学春季バレーボール女子リーグ鹿児島大会
〔6/4(水)∼6/5(木)福岡県・茜ゴルフクラブ〕
〔5/15(木)∼5/18(日)鹿児島県・串良アリーナ〕
【男子】
【58位タイ】1R 89、2R 95、トータル 184
牧野 嵐望(スポーツ健康学科1年次、沖縄県立本部高校出身)
vs.
【2部3位】
(3勝2敗)
vs.
vs.
vs.
vs.
【女子】
【1位】1R 75、2R 72、トータル 147
比嘉 奈津美(語学教育専攻3年次、沖縄県コザ高校出身)
【3位】1R 79、2R 76、トータル 155
下地 里枝(経営専攻4年次、沖縄県立那覇商業高校出身)
ソフトテニスサークル
第65回春季学生リーグソフトテニス大会
〔5/18(日)沖縄県総合運動公園テニスコート〕
【男子】個人戦
【優 勝】田村 和弥(経営専攻3年次、北海道旭川商業高校)
石井 恒之介(スポーツ健康学科2年次、茨城県立土浦第三高校出身)
【女子】個人戦
【準優勝】有島 りさ(スポーツ健康学科4年次、鹿児島県立鹿屋高校出身)
大岩 加奈(スポーツ健康学科1年次、兵庫県・須磨学園高校出身)
【3 位】山下 真依(国際学群1年次、長崎県立諫早高校出身)
山下 綾(国際学群1年次、鹿児島県立鹿屋高校出身)
団体戦【優勝】名桜大学Aチーム
教職交流会を開催しました!
教職交流会を平成26年5月24日(土)に開催しました。この交
流会は教職課程履修生の年次を越えた交流を目的としていま
す。1年次の教職課程履修生は、やる気に満ちていて全てのアク
ティビティーに積極的に参加していたのが印象に残っていま
す。また、2∼4年次も共にレク等を通して他学年の学生と楽し
んでくれました。後半のBBQでは1年次の男子学生が進んで手
伝ってくれたことに感動しました。食後は実行委員の2年次がク
イズ大会で場を盛り上げ、より教職課程履修生同士の輪を広げ
られたのではないかと思います。
今回の教職交流会は、2∼3年次を中心とした教職行事実行委
長崎純心大学 0
鹿児島大学 2
志學館大学 0
第一幼児教育短期大学 2
筑紫女学園大学 2
−
−
−
−
−
29
6月13日(金)
名護市民及び名桜大学留学生・名護市在住外国人とのBBQ交流会
今回のBBQ交流会は、名護市国際交流協会と名桜大学の協力に
より初めて開催され、名桜大学留学生・在住外国人と名護市民の人
数を合わせて58人が参加しました。開会挨拶の後、食事をしなが
ら全員で自己紹介を行い、歓談して親しくなったところで、本学留
学生が歌やマジックショーを披露し会場を盛り上げました。今後
も、このような会を開き、名桜大学と名護市とのつながりを強化し
絆を深めていきたいと思います。
( 伊佐)
2 ●
1 ○
2 ●
1 ○
1 ○
1回戦
2回戦
準決勝
決 勝
vs.
vs.
vs.
vs.
浦添高校 2
小禄高校A 2
琉球大学 2
かわばた不動産 2
留学生と日本人学生15人が集い、西平守孝名誉教授のご指導の
もと、沖縄の伝統的な凧「カーブヤー」を作りました。学生は完成に
近い状態で準備された凧に、竹材を貼り付け、凧糸を結ぶまでを工
作しました。
西平先生は独自のユーモアも交えながら細かく指導してくださ
り、きちんと準備し見えないところも丁寧に作ることが良い凧を
作るコツだと教えてくださり、それは人生にも応用できると話し
てくださいました。
参加者は短い時間の中、一生懸命凧作りに集中していました。完
成した凧は、留学生ビーチパーティーで凧揚げをする予定です。西
平先生、いろいろな準備と楽しい講義を本当にありがとうござい
ました。
( 津嘉山)
7月6日(日)
平成26年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会沖縄県ラウンド
【優勝】
(4勝)
凧作りワークショップ
沖縄の文化や自然をモチーフにした鮮やかなカーブヤーが揃いました
〔7/5(土)∼7/6(日)沖縄県・浦添市民体育館〕
平成26年度ウミガメ放流会参加しました!
−
−
−
−
0 ○
0 ○
0 ○
0 ○
サッカー部
第38回九州大学サッカートーナメント大会決勝トーナメント
〔5/24(土)熊本県・水俣エコパーク陸上競技場〕
1回戦 vs. 日本文理大学 0 − 4 ●
楽しい時間を過ごしながら、交流を深めました
6月23日(月)
慰霊の日 南部フィールドトリップ(沖縄平和祈念公園・首里城見学)
昨年と同様、今年も平和学習を目的として6月23日の慰霊の日
に南部フィールドトリップを実施しました。6月19日に事前学習
で沖縄戦について学び、当日は26人の学生が参加しました。沖縄
平和祈念公園では、平和の礎、追悼式、沖縄県平和祈念資料館を見
学しました。参加者は悲惨な戦争の軌跡を辿りながら、改めて平和
の尊さをかみしめ、永続する平和を共に願いました。
( 津嘉山)
参加学生の声
盛り上がりを見せたレクのドッジビー
員会で企画実行いたしました。私
自身、初めてのことが多く、交流
会の成功には正直不安もありま
したが、無事、大成功で終えるこ
とができて大変嬉しく思います。これからも、同じ目標持つ者同
士の親睦を深めるきっかけになるように教職行事実行委員会は
様々な行事を計画していきたいです。
報告:城戸 海輝(語学教育専攻3年次、愛媛県立内子高校出身)
ニュードルフ 那塁(語学教育専攻3年次、沖縄県立未来工科高校出身)
「シティブラスバンドフェスティバルイン沖縄」
で演奏しました 平成26年5月3日(土)、浦添市てだこホールにて、
「響け!復興
のハーモニーわしんなよ∼『大震災』!東日本大震災災害復幸支
援チャリティーシティブラスバンドフェスティバルイン沖縄」
が開催されました。この演奏会は、沖縄県吹奏楽連盟大学一般部
会であるシティブラスバンドフェスティバル実行委員会の主催
のもと、大学4校、高専1校、一般11団体が立ち上がり、微力なが
ら東北の吹奏楽の一日も早い復興を願い、演奏会の収益を復興
支援に当てることを目的として開催されました。そのきっかけ
となったのは、沖縄の吹奏楽愛好家の方々が東北で日頃吹奏楽
を通して音楽をこよなく楽しんでいる子たちの被災後の姿を目
にして、楽器を吹く楽しさを失わせてはいけないと考えたこと
本 学 留 学 生 の 国 際 交 流 を 深 め る た め に 、M O S( M e i o
Overseas Students)リーダーズが中心となり、積極的
に活動計画・実践・報告まで行っています。今後もこのよ
うに学生同士で様々な活動を計画実行する予定です。国
際交流を体験したいあなた!JOIN US!!
6月25日(水)
● 戦 争 を 恨 み 反 対 す る 人 た ち や 、平 和 を 祈 る 沖 縄 県 民 と 世 界 の
人々を見て、今から私たちが世界平和のためにすべきことは何
があるか考える機会になりました。
イ・ヘオン(国際学群3年次、韓国出身)
●沖縄に来て6月23日が慰霊の日ということを知りました。実際
に平和祈念公園を訪れて、改めて戦争について考えました。この
ような機会があり、参加して本当に良かったと思います。
馬場 恵美(交換留学生、北海道出身)
●こんなに綺麗な海、豊かな自然が溢れている土地で戦争があっ
たなんて信じられません。平和は先人たちの流した血の代償だ
と思い、私たち一人一人が大事にすべきだと強く感じました。
劉 晶晶(国際学群3年次、中国出身)
に始まりました。今回の演奏会での入場料と募金活動により集
まったお金は、被災地の子どもたちの音楽活動のために全額寄
付されます。
今回、名桜大学吹奏楽部は20人で参加し「カントリーロー
ド」、
「 J-BEST∼日本を勇気づける名曲たち∼」の2曲を演奏し
ました。お客さんからの手拍子もあり、楽しんで演奏することが
できました。これからも、小さなことでも、自分たちにできるこ
とを続けていきたいです。
庄 沙奈江(経営専攻3年次、滋賀県立長浜北高校出身)
森﨑 由妃(国際学群2年次、大分県立宇佐高校出身) 沖縄平和祈念公園にて。沖縄戦の実相に触れた
今年も10人の留学生を引
率して、国営沖縄記念公園海
洋博公園主催のウミガメ放
流会に参加しました。ウミガ
メ放流会は、ウミガメとの触
れ合いを通して沖縄の海や
自 然 に つ い て 関 心 を 深 め る 仔ガメの旅立ち
と い う 目 的 で 毎 年 開 催 さ れ を見送ります
ています。
エメラルドビーチで、孵化後1年の仔ガメ
数十匹を海に放流しましたが、初めて経験
した留学生は、とても楽しんでいる様子で
した。続いてウミガメ体験学習が行われ、留学生各々が出身国のウ
ミガメについて紹介しました。その後、動物管理チーム担当者の指
導を受けながら、ウミガメの産卵・孵化疑似体験をしました。最後
に、美ら海水族館で美しい海の世界を堪能しました。
(伊佐)
7月12日(土)
第8回日本語弁論大会
名護市国際交流協会主催の第8回日本語弁論大会が開催され、本
学から6人の留学生が発表を行いました。40人ほどの聴衆を前に、
発表者は日本文化について、
「 礼儀やマナー、それから思いやりが
ある非常に良い文化である」と述べました。一方で、日本・沖縄に住
んで感じたこと、また日本と自国との違いについて話しました。最
優秀賞を除く、優秀賞、優良賞、特別賞の3つの賞を、本学留学生の
イ・チェリン(韓国出身)、藤川イリナ(ブラジル出身)、蔡睿(中国出
身)が獲得しました。座間味法子一審査員長は、
「 今大会は皆さんの
表現力が素晴らしく、年々この大会の質が高くなっているが、何人
かの内容は今大会のテーマと少しずれていました。また、今回の発
表者はこの経験を生かし、これからも日本語のスキルアップのた
めに勉強し続け、頑張ってほしい」と総評しました。
(伊佐)
日本文化についてそれぞれの思いを述べた6人の弁士
報告:津嘉山 淳子(学生部 学生課 国際交流係)
伊佐 正(学生部 学生課 国際交流係)
30
第2回名桜大学学生対象無料バスツアーを開催
名桜生による
「自然+αの“やんばる”、
“ やんばる”を知るバスツアー−羽地内海カヌー体
わたしの
験など“やんばる”only one体験−」とのテーマで、平成26年6月7日(土)に名
桜大学生を対象とした終日のバスツアー(学生サポート委員会主催)を開催し
ました。今回は、
“ やんばる”の自然+αとして、辺野古基地移設の問題、地域の
全国47都道府県から学生が集う名桜大学。
このコーナーでは学生が自身のふるさとをリレー方式で紹介します。
産業としてホテル、物産センターの見学等も取り入れ、様々な側面を持つ“やん
ばる”を知ることを念頭に企画しました。ツアーの企画・手配・実施については、
淡海人
名桜大学観光ガイドサークルの学生に協力を得ました。ホテル見学では、
「カヌ
(あみんちゅ)
チャベイホテル&ヴィラズ」、カヌー体験では「がじゅまる自然学校」に協力を
いただきました。
参加した学生にとって“やんばる”を知る良い機会を提供できたようで、企
画・手配・実施に関わった者として嬉しいです。
羽地内海の点在する一つの島にて。
アダンやクサトベラ等の自然植生が残る
庄 沙奈江
国際学群経営専攻3年次
滋賀県立長浜北高校出身
総評:学生サポート委員 新垣 裕治(国際学群 観光産業教育研究学系 教授)
滋賀県は琵琶湖がある内陸県です。京都府、福井県、岐
“やんばる”を知る
阜県、三重県に囲まれており、住みよい県です。
私は岩手県出身で今年の4月から住んでいるこの地につい
7種類あるというマングローブのうちの3種とその生息地に
てもっと知りたいと思い、バスツアーに参加しました。
住むカニやウナギなどの様々な生き物を観察することができ
まず、始めに訪れた辺野古漁港では新基地建設の問題のシ
ました。
“ やんばる”の地で逞しく育つ木々や生き物について
リアスな現状を肌で感じました。美しい海に忽然と立ちそび
もっと詳しく調べてみたいと思いました。そしてツアーの最
える鉄製のフェンスや、朝から夕方まで座り込みをして反対
後のイベントは羽地内海でのカヌー体験でした。カヌーは私
運動を続ける人々からは強いメッセージを感じました。何も
にとって初体験でしたが、インストラクターの方に教えてい
知らない今の私が簡単にこの問題に口を出すことはできませ
ただき、楽しんで体験することができました。ありのままの姿
んが、この美しい“やんばる”の海がいつまでもあり続けてほ
で残る内海の島々をより近い位置で見て、改めて“やんばる”
しいとひたすら願いました。
の自然の美しさを実感しました。私はこのツアーでの体験を
次に訪れたカヌチャベイホテルでは、
“ やんばる”の美しい
通して、
“ やんばる”の魅力を知り、もっともっとこの地のこと
自然を最大限に利用した観光産業を代表するリゾート施設に
を知って好きになりたいと思いました。
魅せられました。さらに、東村ふれあいヒルギ公園では沖縄に
逸見 愛美(国際学群1年次、青森県立八戸西高校出身)
サークル紹介
Circle activities
女子バレーボール部
[代 表]平田 千奈美(人間健康学部スポーツ健康学科3年次、熊本県立菊池高校)
[顧 問]中村 奈月
Circle
滋賀県のおいしいものは、近江牛のみそづけ、鯖そうめ
母なる湖「琵琶湖」と夕日です
ん、赤こんにゃくです。有名なものでいうと鯖寿司があり
ど を し ま す 。私 も 参 加
ますが、癖があるので私は苦手です。また、サラダパンや
しましたが、他校の5年
クラブハリエのバームクーヘンはテレビで紹介されてい
生と交流できて楽し
て有名です。
かったです。
歴史にもゆかりがあり、彦根城、比叡山延暦寺、安土城
私の地元の米原市は
跡、三井寺があります。彦根城のゆるキャラのひこにゃん
山と田んぼに囲まれた
は全国的にも有名ですね。毎年、彦根市でゆるキャラ祭り
自然豊かな市です。米原市の名所は、伊吹山、観音寺、醒ヶ
が開催されています。
井の梅花藻などで、伊吹山は滋賀県の最高峰で日本百名
滋賀に住む子どもたちが小学生5年生で経験すること
山の1つです。歴史的にも有名で『古事記』や『日本書紀』
があります。それはフローティングスクールです。
「 うみ
にも伊吹山がのっており、日本武尊の伝説にも登場して
のこ」という船に乗って湖上で1泊する環境教育です。目
います。薬草や野鳥、昆虫などが多く生息しており、山頂
的は琵琶湖の環境を学んで、自然を大切にする心を養う
の花畑は国の天然記念物です。
ことです。カッター体験や、水質調査、ウォークラリーな
滋賀県、ええとこやさかいいっぺんきてみない ! ! !
ワーチャガ・ユンヌ
(私たちの与論島)
鹿児島県大島郡与論町出身
大馬 義明
長浜市から見た伊吹山です。冬はスキーな
どのウィンタースポーツができますよ!
におススメのスポットです。与論島の有名な行事といえ
ば、毎年3月に行われる「ヨロンマラソン」です。島の周り
を2周するコースは険しい坂などもありランナーにとっ
てはすごく厳しいコースですが、そんなことを忘れるく
らい、島民の温かい応援や、きれいな海の景色、走った後
国際学群語学教育専攻3年
鹿児島県立与論高校出身
には地元中学生によるマッサージや完走パーティなど、
すごく楽しめる内容となっています。与論島はコンビニ
与論島は鹿児島県最南端の島で、人口は5,500人ほど
もボーリング場もなく、海以外は何もない島ですが、島の
の小さな島です。天気のいい日には辺戸岬から見えるほ
人たちはみんな温かく、毎日楽しくゆったりと暮らして
ど沖縄に近く、かつて琉球王国の支配下であったという
います。その雰囲気に癒されること間違いナシです!与論
こともあり、文化もほとんど琉球・沖縄と変わりません。
島は、本部港から片道3,000円、船なら2時間半であっと
与論島の主な特産品は、
「 有泉」というサトウキビを原料
いう間に行ける島なので、今年の夏はぜひ与論島へ遊び
しています。練習は週4回と他の部活動よりも少ないですが、1回1
にした黒糖焼酎や、もずくを麺に練りこんで作った「もず
に来てください ! ! 最後に一言、私の地元自慢を聞いてくだ
回を集中し内容の濃い練習にしています。現在は、4年生が抜け新チ
くそば」などがあります。観光名所では、
「 百合ヶ浜」とい
さり、ミッシーク・トートゥガナシ。
( 本当にありがとうご
私たち女子バレーボール部は3年生8人、2年生9人、1年生5人の
計22人で活動しています。個性的な部員が多く、練習中や試合中も
笑顔が絶えません。先輩・後輩の仲も良く、日々賑やかに楽しく活動
う大潮の干潮時
ームとなり、不安な面も多くありましたが、今年度の7月に開催され
とてもきれいな
で念願の初優勝を収めることができました。これを糧とし勢いに乗
砂浜があります。
り、九州リーグ秋季大会では、目標である2部優勝・1部昇格を達成し
そこではウミガ
たいと思います。
“和を以って力と成す”という部訓をモットーに、選
メなども高い確
手・スタッフ全員で目標達成に向けて、これからも練習に励んでいき
率で見ることが
たいと思います。少しでも興味がある方は、ぜひ体育館に遊びに来て
ください!! 一緒に青春の汗を流しましょう!!
ざいました)
にしか現れない
た天皇・皇后杯全日本バレーボール選手権大会では、沖縄県ラウンド
31
滋賀県米原市出身
できるので本当
女子バレーボール部一同
百合ヶ浜で至福のひと時を(画像元:ヨロン島観光ガイド)
ヨロンマラソン。海風が最高に気持ちいいよ∼!
沿道では島民が温かい声援を送ってくれます(画像元:ヨロン島観光ガイド)
32
Introducing Seminars
シリーズ
ゼミ紹介
メーガン
ゼミ
学生が主体的に研究を進めていく、
各専攻・学科のゼミを紹介!
東恩納
ゼミ
国際学群
語学教育専攻
担当教員:
ディスカッションを行い
多様な視点から文学を読む
なつみ(岩手県立宮古高校出身)
西上 侑希(熊本県・熊本学園大学附属高校出身)
山内 遥香(国際文化専攻、沖縄県立北山高校出身)
3年次 上野
亮之介(鹿児島県立甲南高校出身)
私たち東恩納ゼミは、今年度から新設されたゼミで1期生
今学期、アメリカ文化についてのディスカッションを通し
3年次のみの10人で活動しています。ゼミのモットーは活動
て、アメリカへの移民、人種関係、性問題について学びまし
するときと遊ぶときとでしっかりとスイッチの切り替えを
ポーツに取り組んだり食事会を開いたりする仲の良いメン
た。ゼミに参加して1学期が終わろうとしている今、初めは
することです。
バーです。これからもゼミのモットーをもとに、多くの活動
私たちは、メーガンゼミです。ここでは、英米文学を通して
全て英語での環境に対して挑戦の気持ちがあったけれども、
ゼミ活動としては、自分の興味のあるテーマの論文を読
を皆で楽しく協力しながらやっていきたいと思います。ま
英米文化を学ぶことや、ディスカッションをすることで多様
それはいつの間にか知らなかった詩や作品を知り、深く学ぶ
み、論文を読み取る力、論文の構成の仕方等を身に付けるた
た、希望する進路は健康運動指導士、保健体育・養護教諭、警
な視点から文学を読んでいます。文学といっても、様々な分
楽しさに変化していました。そして、来年には卒業論文を英
めの抄読会、就職や現代社会で起きている問題についての
察、一般企業と様々な分野ですが、ハローワーク主催の就職
野がありますが、ここではそれぞれの興味のあるものを読ん
語で作成し、英語で論文発表をします。英語での卒業論文作
ディスカッションや資格・就職についての情報交換会をして
説明会等に参加して、みんなで協力し全員が現役での就職を
でいます。例えば、アメリカのコミック、子供向けの英米文学
成、また論文発表は名桜では少数のゼミでしか行っていませ
います。それぞれの個性が強いのでいつも活発で笑いの絶え
目指しています。そして、社会で活躍できる人材になるため
ん。これに向けて、日々ゼミ活動を行っています。
ない楽しいゼミで、ゼミ活動以外にも定期的に集まってス
に日々、切磋琢磨しています。
作品、イギリスやアメリカの著者による短編作品や詩です。
鈴木ゼミ
国際学群
観光産業専攻
下地ゼミ
鈴木 富之 准教授
人間健康学部
看護学科
下地 紀靖 准教授
担当教員:
担当教員:
巡検を通して沖縄の観光振興の
あり方について考察する
看護学科「男部屋」への招待
4年次 平良
海(沖縄県立那覇西高校出身)
麗(愛媛県・済美高校出身)
化や施設に関する情報を知ることができました。平成26年6
月の巡検では、沖縄南部にある斎場御嶽、おきなわワールド、
私たち下地ゼミは、県内出身者2人、県外出身者1人の計
回は「急性期病棟における看護師のコミュニケーションに関
鈴木ゼミは今年度から開設されたゼミです。3年次15人が
国際通り、牧志公設市場などを訪問しました。県内出身者が
3人で男子だけで構成されており、ゼミワークを行う下地先
連した認識」というテーマで研究を進めています。実習と並行
所属しており、そのうち9人は県内出身者です。沖縄本島の
初めて訪れた観光地もあり、遠足のような気分で楽しみなが
生の研究室は通称「男部屋」と呼ばれています。ゼミメンバー
して研究を進めているため、毎日が忙しく感じられますが、男
北部・中部・南部および離島の出身者が在籍しているため、各
ら巡検を行いました。巡検後は、訪問した観光地について気
は全員が違う年齢であるため、それぞれ違った視点から本音
子のみのゼミということで、普段の看護の学生生活のマイノ
地域の情報を得ることができます。また、県外出身者も様々
付いたことをまとめ、ゼミ生が各々の視点から沖縄南部の観
で話し合い、良い学びを共有しています。
リティではない特別な環境の中で、楽しく学んでいます。
な地域から集まっています。
光振興のあり方について考察しました。
卒業研究として他の2人は、異なった関心から卒業研究を
現在は卒研や国家試験、就職試験へ向け集中しています。
前期の主な活動は、フィールドワーク(巡検)です。巡検の
ゼミ生は、鈴木先生の優しく穏やかな雰囲気につつまれな
行っており「看護学科における男子学生の困難な状況への対
また卒研終了後は、
「 男部屋」で海外旅行を行うことを夢見な
事前学習として、沖縄の歴史や文化、観光について調べ、ゼミ
がら、学生生活を過ごしています。観光地や観光産業に興味
応」や「手術室看護実習において実習指導者が学生に学ばせ
がらゼミ学習に取り組んでいます。
「 男部屋」に興味のある方
内で発表会を行いました。沖縄観光に関する発表では、
「地元
があり、楽しみながら「観光」を学びたい方はぜひ鈴木先生を
たいこと」を課題にしています。私は1年次の頃から看護師―
は是非一度研究室までお越しください。
( 建設中のサクラウ
出身者ならでは」の情報が盛り込まれており、ローカルな文
訪ねてみてください。
患者間のコミュニケーションについて興味を持っており、今
ムも一望できます)
3年次 藤原
33
東恩納 玲代 助教
担当教員:
いつも活発で笑いの絶えない
楽しいゼミ
メーガン クックルマン 助教
3年次 大井
人間健康学部
スポーツ健康学科
34
平成26年度
4月∼7月
名桜大学公開講座報告
名桜大学では市民に開かれた大学を目指し、平成6年より一般市民を対象にした公開講座を開講してい
ます。平成26年度に開講する32講座の中から、4月∼7月中旬に実施した5講座の模様を紹介します。
■講座タイトル
救急法救急員養成講習会(赤十字救急法救急員養成講習会)
■日 時
平成26年4月19日(土)
・20日(日)
・26日(土)
・27日(日)10:00∼17:00 ■場 所
北部生涯学習推進センター
■講 師
比嘉 良民、石嶺 健(日本赤十字社沖縄県支部)、中村 昌一、宮坂 信二、新里 美智子、
小原 麻子、石川 幸代(沖縄県日本赤十字社安全奉仕団)
救急法公開講座では、救急基礎講習(救急法の基礎知識や一次救命処置(BSR)の技術練習)、急病の知識と対応・三角布を用いた包帯法や骨折の手
当、救護シュミレーションを行いました。救護シュミレーションは、これまで学習した知識・技術・態度の総括とし、
「『講習会場地域で震度5以上の地震
が発生し、教室内は机や椅子が散乱、怪我人が出ている様子』との連絡を受けて救助に向かい、救出し、近くの救護所まで安全に搬送してくるまで」に
ついて取り組みました。救護シュミレーション後に、知識・技術の確認のため検定を実施しましたが、全員合格することができました。
■講座タイトル
ゆんたく健康カフェin名護市営市場
■日 時
平成26年6月15日(日)11:30∼14:30
■場 所
名護市営市場
■講 師
稲垣 絹代、佐和田 重信、八木澤 良子、吉岡 萌(名桜大学 人間健康学部看護学科 教員)、
松崎 華(看護学科4年次、福島県立安積黎明高校出身)
当日は豪雨でしたが、40から80代の男女と女児1人の計9人が立ち寄られました。大学からは、高齢在宅看護領域の教員4人と学生1人が参加しまし
た。1階通路にスペースを確保し、商店街の方や新聞等を見ていらした方の血圧、BMI、血管年齢、SPO2の測定をしながら、いきがいや健康観等を聞か
せていただきました。また、次回の8月より健康相談活動に1年生の学生が授業の一環として参加します。入学後の早い時期に少しでも地域の方とふれ
あい、学生と地域住民相互で健康づくりができたらと考えています。
■講座タイトル
しこりを見つけた、これって乳がん?
■日 時
平成26年6月21日(土)13:00∼14:30
■場 所
名桜大学
■講 師
名城 一枝、安里 葉子(名桜大学 人間健康学部看護学科 教員)、
宮里 真由美(miya Relax アロマテラピスト)
北部地区の女性を対象に、乳がんの早期発見のための乳房自己検診を促すことを目的として、本講座を企画しました。講座内容は、①乳がんの基礎知
識、②乳がんの知識と乳房自己検診の知識、自己検診の頻度と検診受診回数との関連、③乳がん発見に関連した受診行動等を自己の研究結果を基に説明
しました。また、乳がんと肥満の関連、閉経後における肥満が乳がんの予後に与える影響、それから乳がんの自己検診法の実際について教えてほしいと
の要望を受け説明しました。ラベンダーの香りを焚き、リラクゼーションを取り入れ、講座終了後には部分マッサージも行いました。
■講座タイトル
市民のための普通救命講習Ⅰ
■日 時
平成26年6月6日(金)13:00∼16:00、6月7日(土)9:00∼12:00
■場 所
名桜大学人間健康学部実験実習棟(307、309教室)
■講 師
山本 薫(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 准教授)、
協力:名護市消防本部
本講座は、名護市消防本部の指導協力のもと普及員として認定された講師が講習を行いました。成人に対する心肺蘇生法(CPR)とAED使用の手技習
得を目的に、参加者(一般1人、学生22人)はロールプレイを交えながら、もしもの時を想定して真剣な眼差しでCPRとAEDの修得に取り組みました。
講座のポイントは、5年毎に改訂されているガイドラインの2010年版心肺蘇生法(CPR)の変更点について理解することです。また、普段使うことの
ないAEDについても本物とトレーニング用機器を用いて使用法をマスターしました。非常時には一人でも多くの人々が勇気を持って対処できるよう
になってもらえるのではないかと期待しています。終了後は名護市消防本部より修了証が授与されました。
■講座タイトル
ヤンバルクイナ保護の現場観察
■日 時
平成26年7月5日(土)9:30∼17:00
■場 所
東村・大宜味村・国頭村(マイクロバスで移動)
■講 師
新垣 裕治(名桜大学 国際学群観光産業教育研究学系 教授)、
島袋 武志(ヤンバルクイナ観察小屋管理人)、江藤 奈穂子(NPO法人 どうぶつたちの病院)、
北部ダム統合管理事務所
大宜味村大保のマングース侵入防止柵展示広場でマングース侵入防止の工夫等について、北部ダム統合管理事務所の安次嶺課長より説明を受けまし
た。次に国頭村安田のヤンバルクイナシェルターへ移動し、管理人の島袋氏に施設の目的、経緯、現状、運営及び設備等について説明を受けました。昼食
後、ヤンバルクイナ生態展示施設で江藤さん(NPO法人どうぶつたちの病院)に、同施設の設置の目的、NPO法人の目的や試みについても説明を受けま
した。最後に、クイナフェンスが設置されている国頭村奥へ向かい、フェンスの見学とアンダーパス(動物移動用通路)が道路の下に通っていることを説
明しました。今回、ヤバルクイナ生態展示施設で直にヤンバルクイナを観察できたことが参加者には好評でした。
35
平成26年度
5月∼6月
名桜大学地域出前講座報告
名桜大学では地域貢献の一つとして、
「地域出前講座」を実施しています。平成26年度は96講座を準備。
どの講座も、
本学教職員の日頃の研鑽を存分に発揮した魅力ある内容となっています。
今回、
地域の方々から
要望を受け5月∼6月に実施した4講座を報告します。
■講座タイトル
最新の健康運動を楽しく実践!−JOY BEATを利用した健康教室−
■日 時
平成26年5月10日(土)10:30∼12:00 ■依頼機関・団体
名護市立中央図書館
■講 師
高瀬 幸一(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 教授)
名護市立中央図書館において、JOY BEATを使用した最新の映像プログラムによるヨガ運動を実施しました。対象者は、北部地域の一般
市民。癒しのヨガプログラムを使用しました。参加者の多くは、JOY BEAT のヨガプログラムに対し、とても興味を持ちながら、一生懸命取
り組んでいる様子が伺えました。また、ヨガプログラムと平行して、ヘルスサポートの学生と共に健康測定(血圧、体組成、血管年齢、貧血度、
骨強度)を実施しました。ヘルサポ学生の協力もあり、全体を通して非常に充実した講座となりました。
■講座タイトル
食べる機能のメカニズム −摂食嚥下リハビリテーション−
■日 時
平成26年6月12日(木) ■依頼機関・団体
介護老人福祉施設かりゆしぬ村(名護市)
■講 師
金城 利雄(名桜大学 人間健康学部看護学科 教授)
高齢者が罹患しやすい疾患に合併することの多い摂食嚥下障害に関する病態とリハビリテーションアプローチについて概説しました。摂
食嚥下障害の生理学的知識、スクリーニング法、嚥下機能検査、嚥下訓練法、摂食指導のテクニックを中心に解説し、最近、高齢者肺炎の主な
原因であるとされる不顕性誤嚥についても発症メカニズムと予防法について述べました。高齢者介護施設において入所高齢者の誤嚥性肺炎
を予防する観点から、日常の介護場面で適切な摂食姿位の保持と嚥下しやすい食形態に関心を向けてケアをすることが大切であることを強
調しました。
■講座タイトル
拘縮予防ケア
■日 時
平成26年6月26日(木)14:00∼16:00
■依頼機関・団体
名護市社会福祉協議会
■講 師
金城 利雄(名桜大学 人間健康学部看護学科 教授)
はじめに、廃用性症候群(生活不活発病)の一つとしてよく知られている拘縮(関節の可動域障害)が日常生活活動の不活発さから生じてく
ることが多いことを述べました。次に、要介護者が日々の生活活動を可能な限り自立して行えるよう働きかけることが重要であり、それが関
節の可動域を確保し拘縮予防に繋がることを説明しました。併せて、要介護者が日常生活を活動的に過ごせるよう物理的環境の整備を図る
ことも大切であることを強調しました。在宅生活における具体的な予防ケア方法とその留意点について演習を交えて講義を行いました。
■講座タイトル
心肺蘇生法 −ガイドライン2010−
みんなで学ぼう救命救急法(心肺蘇生法とAEDの実施手順)」
■日 時
平成26年6月25日(水)17:30∼18:30
■依頼機関・団体
もとぶ記念病院(本部町)
■講 師
山本 薫(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 准教授)
本講座の対象は看護師、准看護師、看護助手、OTで、24人の方々が仕事の終了後、参加されました。日常業務に追われ訓練が不足気味であ
るため、新しいガイドライン2010版の手技をしっかり身に付けることを目的に開講しました。そこで手技の練習に十分な時間を割き、胸骨
圧迫、バッグマスクでの人工呼吸、AEDの使用手順をしっかり練習しました。実施後の感想では、
「 ガ イドラインも変わり、C PRの押す強さや
速さの変更が学べたことがとても勉強になりました。」とありました。まさにそのとおりで、適切な方法で、いかにスムーズにできるかが重
要です。参加者は技術をしっかり身に付けようと、真剣にそしてチームワークよく取り組んでいたのが印象的でした。
36
お知らせ
平成26年度 ライオンズクラブ国際協会沖縄県在沖縄外国人留学生奨学金に採用
ライオンズクラブ国際協会は30年の歴史を持つ奨学会です。本学
の外国人留学生も毎年奨学生に選ばれ給付を受けています。今年度
は県内4大学から16人の留学生が採用され、本学からは中国出身の
留学生3人と韓国出身の留学生1人が採用されました。
平成26年6月24日(火)、ホテル日航那覇グランドキャッスルで
贈呈式が開催されました。式では、沖縄県在沖縄外国人留学生奨学
会新理事長の識名安信氏がライオンズクラブの国際平和実現の趣
旨を伝えた後、奨学生に対して今後の活躍を期待している旨の言葉
が述べられました。
経済状況が厳しい日本の現状の中で、少しでも国際社会を平和で
豊かなものにするために、日本と世界の架け橋となる留学生への支
援を続けてくださるライオンズクラブの会員の皆様に感謝の気持
ちでいっぱいになりました。
報告:津嘉山 淳子(学生課国際交流係)
本当に嬉しい
です。これから
も元気をいっ
ぱい出して、勉
強に励みます。
生活支援技術セミナー中級編
奨学金を利用
し て 、自 分 の
勉強に関する
資料を買うつ
もりです。
テイ ゴ レイ
丁伍玲さん
(国際学群4年次、中国出身)
奨学金を生か
してもっと勉
強 し ま す 。あ
りがとうござ
いました。
リュウ ウ トウ
劉羽東さん
(国際学群3年次、中国出身)
いろいろな活
動に参加し、い
ろいろな経験
をしたいです。
チョウメイコウ
張明光さん
(国際学群2年次、中国出身)
今回、奨学金をいただき、本当に嬉しく思います。
今まで頑張ってきたことが認められたように思いま
す。これからは、修士論文と就職活動に集中した
いと思います。修了後には旅行社に勤め、観光
理論と日本語を生かし、国際観光の推移、特に
中国と日本の観光交流に寄与する人材にな
りたいと思います。
孫 迎迎さん(大学院2年次、中国出身)
チェヒョンミン
崔賢敏さん
(国際学群1年次、韓国出身)
採用されました。おめでとうございます。採用にあたり、お二人
に感想をお聞きしました。
報告:津嘉山 淳子(学生課国際交流係)
人生初の留学で、学業面・生活面において困難に遭うことも
ありましたが、奨学金をいただいたことで、
「 支えてくれる方が
ちゃんといる」と感じました。これからも笑顔で有意義な留学
生活が送りたいです。帰国後は、大学の教師として働くことを
予定しています。その際に専門性を持ち、日本語や日本の文
化を体験した教師として、日中の関係をよりよく推進する
役割を担いたいと思います。
汪 輝さん(国際学群4年次、中国出身) 日 時
場 所
子どもの事故防止
9月20日(土)10:30∼12:00
北部地区看護系医療人材育成支援施設
(名桜大学看護学科棟)
看取り(End - of - Life - Care)
― 誰かを看取り、誰かに看取られるために―
9月27日(土)14:00∼16:00
北部地区看護系医療人材育成支援施設
(名桜大学看護学科棟)
動脈硬化予防・改善のための運動講座
(講義と運動実践)
(あなたの血管年齢は?)
10月4日(土)13:00∼15:00
名桜大学 人間健康学部実験実習棟2階
10月8日(水)18:00∼19:45
あけみおスカイドーム
10月25日(土)、26日(日)
名桜大学 講義棟105教室
名桜大学卒業生、国際協力に奮闘中!
∼名桜大学卒&北部地区出身者の青年海外協力隊の活動紹介∼
みんなで元気!筋力アップ実践講座
(健康運動指導士がサポート!)
11月1日(土)、8日(土)、16日(日)、22日(土)、
名桜大学 人間健康学部実験実習棟
29日(土)、
12月6日(土)
、20日(土)
、25日(木)、
トレーニングルーム、202教室
平成27年1月10日(土)13:00∼15:00
[テキスト]
「自立のための生活支援技術」
(橙)
「身体調整のための看護エクササイズ」
(緑)
※テキストは必須となりますので、購入を希望され
ない方はご持参ください。
[ 場 所 ]北部地域看護系医療人材育成支援施設
(名桜大学看護学科棟 2F 基礎看護実習室)
[ 定 員 ]先着30人(定員に達し次第、締切とさせていただき
ます。ご了承ください。)
[申込期限]10月6日(月)※昼食・飲物は各自ご持参ください。
[ 講 師 ]筑波大学名誉教授 紙屋克子先生、筑波大学教授 日高
紀久江先生、黒岩恭子先生(歯科医師)
[ 定 員 ]先着40人(定員に達し次第、締切とさせていただき
ます。ご了承ください。)
[ 受講料 ]10,000円(当日支払)
消耗品:紙コップ、モアブラシ、オブラート等含む
[ 日 時 ]平成26年11月1日(土)9時∼17時
※受付開始8時45分∼
[ 服 装 ]運動しやすい服装
例:上履き、ジャージなど(ジーパンはご遠慮ください。)
[申込期限]10月6日(月)※昼食・飲物は各自ご持参ください。
保健師スキルアップ研修 ― 保健師活動を通じて育ち合うために―
[ 講 師 ]山口大学大学院医学系研究科 守田孝恵
[ 場 所 ]北部地域看護系医療人材育成支援施設
(名桜大学看護学科棟1F 講義室1)
[ 日 時 ]平成26年9月27日(土)9時30分∼11時30分
[申込期限]9月25日(木)
申し込み・お問い合わせ先:名桜大学 看護実践教育研究センター(総合研究所内)
TEL:0980- 51-1118 FAX:0980- 51-1136
■募集作品
デジタル映像作品(動画)で以下の部門ごと
に、コンピュータを使用して加工・編集された
CGアニメーション又はCG実写合成作品等を
募集します。以下の部門から選択してご応募く
ださい。
( ※他のコンテストに応募した作品も
応募可能。ただし、受賞作品は除く。)
部門名
作品時間
超短編
60秒以内
短 編
1分以上 5分以内※
C M
15秒 or 30秒
■応募資格
沖縄県内で作品を制作している者(個人・グループ等は問いま
せん)。ただし、映像制作を生業とする個人及び団体を除く。
■応募方法
別紙の応募用紙に必要事項を記入の上、 電子媒体に保存した
作 品( 特 殊 な 圧 縮 形 式 を 使 用 し て い な い フ ァ イ ル 形 式( a v i 、
wmv、mpg、flv))を同封し、応募期間中に事務局あてに提出して
ください。
なお、ファイル名は、
「部門名 制作代表者名 作品名」とし、電子
媒体の表面にも同様に記入してください。
短歌をよむ―読む・詠む―
11月6日(木)、20日(木)、
12月4日(木)、平成27年1月25日(日)
18:30∼20:00(木)、10:00∼17:00(日)
名桜大学 総合研究所
琉球とヤマト(日本)の交流を考える
11月14日(金)18:30∼20:00
名桜大学 総合研究所
■応募締切 平成26年10月1日(水)
【当日必着】
災害への備え―「自助・共助」と連携―
11月29日(土)13:00∼17:00
北部生涯学習推進センター
医療通訳講座(基礎編)―日本で外国の人たちが安心して
医療を受けられるようにサポートしよう!―
12月6日(土)13:00∼16:00、
7日(日)10:00∼13:00
■表 彰 最 優 秀 賞 1作品(部門共通)
優 秀 賞 3作品(部門ごと1作品)
特 別 賞 1作品程度(部門共通)
ティーン賞 数作品程度
(平成26年4月1日時点で20歳未満)
北部地区看護系医療人材育成支援施設
(名桜大学看護学科棟)
申し込み・問い合わせ先 名桜大学エクステンションセンター 公開講座担当者 TEL:0980-51-1555 9時∼17時(土日・祝祭日除く)
FAX:0980-54-0707(講座名・氏名・連絡先を明記すること)
37
[ 服 装 ]運動しやすい服装
例:上履き、ジャージなど(ジーパンはご遠慮ください。)
沖縄デジタル映像祭2014★作品募集!!
平成26年9月∼12月の公開講座をご案内します。多くの皆様方のご参加をお待ちしております。
詳しい情報は名桜大学ウェブサイトをご覧ください。http://www.meio-u.ac.jp/ lecture.html
みんなでチャレンジ !!
ノルディックウォーキング体験講座
[ 受講料 ]20,000円(当日支払)
[ 日 時 ]平成26年11月2日(日)9時∼17時
11月3日(月)9時∼15時
※受付開始8時45分∼ [ 場 所 ]北部地域看護系医療人材育成支援施設
(名桜大学看護学科棟 2F 基礎看護実習室)
平成26年度 名桜大学公開講座 受講生募集!
講 座
[ 講 師 ]筑波大学名誉教授 紙屋克子先生
生活支援に基づく口腔ケアの理論と実際
文部科学省留学外国人留学生学習奨励費に採用
文部科学省留学外国人留学生学習奨励費は、
「 我が国の大学等
に在籍する私費外国人留学生で、学業、人物ともに優れた学生」
に給付されます。この度、本学から孫迎迎さんと汪輝さんが見事
名桜大学看護実践教育研究センター研修会・研究会のご案内
テ
ー
マ
自 由
アニメ、クレイ映像、ミュージック
クリップ、アートなど(実写しただ
けのデジタルムービーは対象外)
①企業PRのCM
②沖縄の特産物など
企業PRのCMについては、HP「お
知らせ」覧、または作品募集要項を
ご確認ください。
※5分を超えた作品については審査の対象となりません。
■結果発表
平成26年12月上旬予定【授賞式にて受賞作品を発表】
■お問合わせ先
【沖縄デジタル映像祭事務局】
総務省沖縄総合通信事務所 情報通信課
〒900-8795 那覇市旭町1- 9カフーナ旭橋B -1街区5F
TEL:098-865-2304
E-mail : okinawa-sinko@ml.soumu.go.jp
※作品を制作するにあたって情報が必要な場合は、事務局ま
でお問合せください。
★詳細は総務省沖縄総合通信事務所HP「おしらせ」覧を
ご覧ください。
総務省沖縄総合通信事務所HP
http://www.soumu.go.jp/soutsu/okinawa/
38