2013 年 2 月 15 日 完成の最終ステージにある「マクラーレン P1™」 インテリア画像を公開 室内は、サイズを最小限に抑えた「シュリンクラップ」のデザインコンセプトを採用 カーボン・ファイバーを室内全体に採用し、徹底した軽量化を実現 戦闘機のようなコックピット 「マクラーレン P1™」のインテリア画像 2013 年 2 月 12 日、英国発 名門 F1 チーム、マクラーレンのグループ企業であるスポーツカーメーカー、 マクラーレン・オートモーティブ(本社:英国サリー州、会長:ロン・デニス)は、完成の最終ステージにある 「マクラーレン P1™」の世界初公開に先駆け、インテリア画像を公開しました。 「マクラーレン P1™」は、オンロードおよびサーキットにおける世界最高のドライバーズ・カーを作り上げ ることを明確なゴールにしています。これを実現するためには、パフォーマンスとハンドリングの重要性だ けでなく、空気力学に基づく車体形状とカーボン・ファイバーのエクステリアに秘められた画期的なテクノ ロジーを最大限に引き出すことが不可欠で、その結果としてドライバーは快適さと優れた操作性を感じる ことができます。なぜならば、「マクラーレン P1™」の室内は、ドライバーを中心とした徹底的な設計を 施しており、不要なものを排除しているからです。 「マクラーレン P1™」のインテリアは、ドライバーと乗員にとって心地よく、効率的なパッケージングを 実現した快適な室内となっています。幅よりも奥行きを長くもたせたフロントガラス、ガラスの天蓋(一部) を備え、まるで戦闘機のコックピットのように仕上げており、最高の視界が確保されています。これは、 1/3 オンロードとサーキットのどちらでも運転をしやすくするためです。 車体の軽量化は他の部分と同様に最重要課題とされ、スイッチ類も最小限にしました。 「マクラーレン P1™」には、フルオート・エアコン、メリディアン社との共同開発した専用サウンド・システム をはじめとする充実した機能が搭載されています。 マクラーレンはカーボン・ファイバーのパイオニアです。「マクラーレン P1™」においても、カーボン・ファイ バーのシャシーや空気力学に基づいて設計されたボディー・パネル、2 シーターの室内など、全体的に カーボン・ファイバーが採用されています。この素材は極めて軽量でありながら安全性および構造的な 完成度において必要な強度を備えており、ダッシュボード、フロア、ヘッドライニング、ドア、ロッカーパネ ルに採用され、さらにセントラル・コントロール・ユニットは一体成型によってさらなる軽量化を図っていま す。「マクラーレン P1™」の室内は細部までこだわり、樹脂による仕上げを施さず、ラッカー塗装を用い ないナチュラルな仕上げを採用し、1.5kg の軽量化を実現しました。 室内のトリムカバーの使用も最小限に抑えています。また、さらなる軽量化のため遮音材も取り払い、 オプションで選択可能なカーペットは、特別な軽量の裏張りを施すことも可能です。 バケット・シートについても、フォームの使用を最小限にし、超薄型のカーボン・シェルで覆い、軽量ブラ ケットおよびランナーに取り付けることで、総重量をそれぞれ 10.5kg 軽量化することに成功しています。 シートバックは垂直位置から 28 度に固定されていますが、サーキット走行時は 32 度に設定してヘル メットが収まる空間を確保できます。シートの高さはドライバーおよび乗員に合わせてカスタム可能です。 また、通常のシートベルトのほか、サーキット走行仕様の 6 点式ハーネスも装備可能です。 「マクラーレン P1™」のステアリング・ホイールは、マクラーレンの歴代ワールド・チャンピオンのグリップ を CAD システムでモデリング、スキャンし、正確なレプリカを作成しています。リムはアルカンターラ仕上 げを採用し、カーボン・ファイバーのインサートでアクセントを加えています。 完成の最終ステージにある「マクラーレン P1™」のさらなる詳細情報については、第 83 回ジュネーブ・ モーターショーでの世界初公開に先駆け、今後も発表していく予定です。 マクラーレン・オートモーティブについて: マクラーレン・オートモーティブは、高級かつハイパフォーマンスなスポーツカーを製造する英国の 自動車メーカーで、サリー州ウォーキングのマクラーレン・テクノロジー・センター( MTC)を拠点と しています。 2010 年の設立後、マクラーレン・オートモーティブは画期的な「MP4-12C」、「MP4-12C Spider」を発売 し、毎年新型モ デル を導入するとい う計画を掲げています。 2012 年のパリ・モ ータ ーシ ョーでは 「マクラーレン P1™」を発表しました。マクラーレン・ブランドは拡大を続けており、世界の主要自動車市 場において、独自のグローバル・ディーラー・ネットワークを構築しています。 マクラーレン・オートモーティブの技術パートナー 革新的で高い評価を獲得しているスポーツカー・ラインアップの開発、エンジニアリング、製造において、 マクラーレン・オートモーティブは専門的なノウハウと技術を提供する世界トップレベルの企業と提携して います。主なパートナーは、曙ブレーキ工業株式会社、アクゾノーベル、エクソンモービル、ピレリ などです。 サーキット用に設計しオンロード用に開発 マクラーレンにおける F1 とロードカーの融合は、経験、知識、原理、工程が活用されています。F1 レー スの専門技術と知識における 50 年の歴史の集大成と、画期的なスポーツカーの製造における 20 年の 経験を通じて、マクラーレン・オートモーティブは先進技術を盛り込み、画期的で、妥協のない 「MP4 -12C」、「MP4-12C Spider」を開発、製造しています。 マクラーレンは 1981 年の「マクラーレン MP4/1」、1993 年の「マクラーレン F1」などレース・マシンカー やロードカーにカーボン・シャシーを採用するなど、車両製造にカーボン・ファイバーを採用した先駆者で あり、30 年に渡る経験を持っています。これまでマクラーレンが製造した車両にはすべてカーボン・ ファイバー・シャシーが使用されています。 2/3 本プレスリリースは参考翻訳です。車両の仕様は 2013 年 2 月 12 日現在のもので、仕様並びに装備は 予告なく変更することがあります。原文および画像はマクラーレンのメディアサイト(英語)からご覧いた だけます。ダウンロードする際は登録が必要です。 URL: http://media.mclarenautomotive.com/ 本件に関するお問い合わせ先 マクラーレン・オートモーティブ・アジア 日本支社 オペレーション・マネージャー 名取 雅裕 TEL 03-6205-3212 または マクラーレン広報代行 株式会社プラップジャパン 担当:加藤 理恵子、中村 由帆 TEL 03-4580-9105 / Mail:mclaren-pr@ml.prap.co.jp 3/3
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