株式会社CFP 海外 わざ ものづくり 広島県福山市 発電用燃料の低コスト生産と環境問題の解 決に貢献できる設備で、南アフリカへの進 出を計画 地域 人材 サービス 企業基本情報 ●●廃プラスチックの削減、及び持続的な廃棄物管理 に向けたリサイクル・システムの構築を目的と し、廃プラスチックを洗浄・油化し、発電用燃料 として再利用するための設備を南アフリカに導 入する事業を行っている 所 在 地 広島県福山市引野町5-11-4 電 U 話 084-946-6655 R L http://www.cfp-eco.com 代 表 者 代表取締役 福田 奈美絵 設 立 2003年 資 本 金 3,000万円 従 業 員 数 14人 会社概要 合成樹脂(一級品・二級品・再生品等)の購入・加工・販売、合成樹脂・合 成ゴムの輸出入、合成ゴムの加工販売、油化装置の販売、再生油の購入・販売 等の事業を行っている。また、同社の本社・工場等は、広島県のみならず、九 州、四国、中国、中部、関東地方にも所在しており、各地の雇用創出に貢献して いる。 油化装置設置工事の様子 革新的な製品開発や創造的なサービスの提供に関する取組の内容 南アフリカ進出のための体制を構築 南アフリカ・ケープタウン市における油化装置の実証活動を実施中であ る。南アフリカの政府機関による環境アセスメントの取得等での苦労があっ たが、 同社による緊密なコミュニケ―ション、交渉力により進展させることが できた。 また、南アフリカにおいて保守運営にかかる業務の覚書を現地企業と締結 しており、 南アフリカへの進出に向けて体制の構築ができている。 ケープタウン市とのミーティングの様子 持続的な経費削減が期待できるビジネスモデルを構築 油化装置の活用により、廃プラスチックの再利用が可能となることで、プラ スチックゴミの量が削減され、環境負荷を抑えることができる。加えて、同装置の導入先にとっては、産業廃棄物処 理費の削減や、生成した油を燃料・電気として利用・売電することにより、燃料費の削減につながると期待される。 即ち、 持続的な経費削減が期待できるビジネスモデルを構築していると言える。 革新的な製品開発や創造的なサービスの提供に関する取組のポイント 発電用燃料の低コスト大量生産、 及び環境問題の解決に貢献 同社の油化装置は、複数の廃プラスチックを分別なしに連続して油化でき る点が強みであり、他社装置と比較して発電用燃料を低コストで大量生産で きる。 また、 リサイクルできず廃棄されているプラスチックを油化し燃料に変 えることで、 環境問題とエネルギー問題の両方を解決することが可能となる。 94 はばたく中小企業・小規模事業者300社 南アフリカで初めての 廃プラスチック油
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