ちばがく第37号 H24.8月

10月入学生募集締切り迫る/第2学期面接授業登録/学生研修旅行参加者募集
第37号
平成24年8月
放送大学千葉学習センター THE OPEN UNIVERSITY OF JAPAN/ CHIBA STUDY CENTER
友人から東京湾ナイトクルーズの写真が送られてきました。
ベイブリッジは車でわたっているものの、船上からブリッジを眺めるのは初めてです。沈みゆく夕焼けの
なかに高層ビルのシルエットが浮かんでいる光景は、実にきれいですね。連日の酷暑のなか、涼風をいた
文:MK 写真/my friend
だいたような思いです。
We are with you !
The more I learn, the more I realize I don’t know.
The more I realize I don’t know, the more I want to learn.
Albert Einstein:1879-1955
ちばがく 第37号 [1]
千葉学習センターから
千葉学習センターから
ただいま10月入学生募集中
ちばがく 第37号 [2]
千葉学習センターから
千葉学習センターから
ただいま 10月入学生募集中
ちばがく 第37号
[3]
千葉学習センターから
平成24年度第2学期「面接授業」科目
放送大学千葉学習センターは
こんなところです。
●5,000人の方々が在籍されています。
放送大学は、昭和58年に制定された法律に基づいて、「開かれた大学教育」を目指
しています。現在、全国で約80,000人の方々が学んでおられ、放送大学は、まさに、
わが国における生涯学習の中核的役割を担っている正規の大学です。
●年間180科目の「面接授業」が開設されています。
「面接授業」(スクーリング)は、他の学生と一緒に講師から直接指導を受ける授業で
す。年間 180科目の「面接授業」を担当いただく講師は、いずれも、教育・研究のご
経験が豊かで、それぞれの専門においてご活躍の方々です。
●学生たちのサークル活動が盛んです。
さまざまなサークル活動や研修旅行を行っています。在校生の申請にもとづいて立
ち上げられたサークルでは、「面接授業」における学友を超えて、豊かな交流が育ま
れています。
入学のチャンスは年2回。4月と10月です。出願期間は、
4月入学:11月15日~2月28日 10月入学:6月 1日~8月31日
インターネットで、資料請求も出願もできます。
フリーダイヤルからも資料をご請求できます。0120-864-600
ちばがく 第37号 [4]
千葉学習センターから
平成24年度第2学期「面接授業」科目
「面接授業」を数多く履修され、視野を広げませんか!
平成24年度2学期の「面接授業科目」をご案内します。
面接授業の流れ
科目登録
まずは、大学からお配りする冊子『面接授業時間割表』で、履修したい科目の
日程・内容を確認し、所定期間中に科目登録します。
(新規入学・継続入学の方が面接授業科目を登録できるのは、追加登録からに
なります。追加登録は、10月24日・水曜日から、原則として各授業開講日の
1週間前までです。1部例外があります。)
追加科目登録
空席のある科目・キャンセルの生じた科目について、追加で科目登録をする機
会があります。空席発表は10月17日・水曜日からで、キャンバスネットワー
クホームページでご覧になれます。また、千葉学習センターでは、1Fロビーに
掲示をいたします。
面接授業の受講
(試験・レポート)
単位修得
学習センター等で直接受講します。
授業によっては試験・レポートを課す場合があります。授業時の講師指示をご
確認下さい。
成績判定により合格した科目について、1単位が取得できます。
※面接授業についてご不明な点がございましたら、千葉学習センターまで、ど
うぞお気軽にお問合せ下さい。
共に学んでみませんか!
「共修生」制度をご案内します。
放送大学は、生活スタイルや目的に応じて、ご自分のペースで、ラジオやテレビによる放送教育を通じて
「いつでも、どこでも、誰でも」学ぶことができる通信制の大学です。
同時に、放送大学では、全国各地の学習センターにおいて、「面接授業」 (教室などにおいて担当教員が行
う授業、スクーリング )を開設しています。
千葉学習センターでは、放送大学専任教員ならびに他大学等からお呼びしている客員教員や非常勤講師に
よって、年間 約180科目の「面接授業」を行っております。
これらの「面接授業」を、在校生のみならず、広く一般の方々に受講していただく制度があります。それが
「共修生(きょうしゅうせい)」制度です。
「共修生」は、放送大学に在籍しなくても、千葉学習センターで開設される「面接授業」を聴講することがで
き、修得単位をお出しすることはできませんが、必要な知識・教養を深めていくことができます。
●「面接授業」科目は、いずれも、1時間25分の授業8回で完結します。また、続く土日
にそれぞれ4回行い、集中的に2日で終える「面接授業」も数多く設けています。
●聴講料は、1科目あたり5,500円です。
●入学料は不要です。
●詳細につきましては、下記の千葉学習センターにお問い合わせください。
放送大学千葉学習センター
〒261‐8586 千葉市美浜区若葉2―11
TEL:043-298-4367FAX:043-298-4386
千葉学習センターでは、開設しているすべての「面接授業」を「共修生」制度の対象としています。ただし、
在校生たちの科目登録によって満席になった科目は、 「共修生」制度の対象になりません。
「面接授業」の空席状況に関しては、放送大学千葉学習センターにお問い合わせください。
ちばがく 第37号 [5]
平成24年度第2学期「面接授業」科目 [1]
ちばがく 第37号 [6]
平成24年度第2学期「面接授業」科目 [2]
ちばがく 第37号 [7]
国立大学 千葉大学 と連携しています!
「工学基礎プラン」「環境科学プラン」をとりませんか?
国立大学千葉大学との連携により、放送大学エキスパート(科目群
履
修認証制度)の「工学基礎プラン」「環境科学プラン」の認証を取得
すると、
千葉大学工学部都市環境システム学科3年次編入学の道が
開けます!!(※その他にも条件があります。詳細は下記「出願資格」参照。)
【工学基礎プラン】
工学は、実社会に役立つ技術の科学。技術の基礎となる自然科学科目や、工学
と社
会のかかわり、現代・未来の社会の問題を学びます。
【環境科学プラン】
環境に関するあらゆる課題を科学的に検証し、持続可能社会のリーダーを目指
しま
す。
※千葉大学工学部都市環境システム学科3年次編入学(社会人枠) 出願資格
①大学入学資格を有し、放送大学に全科履修生として2 年以上在学した者(見込みを含む)
②放送大学科目群履修認証制度の「工学基礎」又は「環境科学の基礎」認証を取得した者(見込み
を含む)
③放送大学の外国語科目から4 単位以上修得した者(見込みを含む)
④上記②③の単位を含め放送大学で62 単位以上修得した者(見込みを含む)
注:「環境科学の基礎」認証取得者は、履修科目によっては、「工学基礎」認証取得者と比べて、
入学時に既修得単位の認定単位数が少なくなる場合があります。
詳しくは、
千葉大学工学部千葉大学工学部都市環境システム学科(TEL:043-290-3171)へ
お問い合わせください。
担 当:学務部連携教育課
TEL:043-276-5111(総合受付)
ちばがく 第37号 [8]
学生証のお受け取りはお済みですか?
学生証は単位認定試験の受験や学習センターを利用する際に必要です。所属の学習センターで本人確認後に
交付を行っておりますので、まだお受け取りになっていない方は、お早めに来所しお受け取りください。
*
*
*
大学本部から送付されませんのでご注意ください。
学生証の受け取りには、入学許可書【新入生】、有効期間を満了した学生証【在学生】が必要です。
学生証用の写真を登録していない方は、学生証を発行することができません。システムWAKABAの学
生カルテまたは郵送にて顔写真の登録をお願いいたします。写真を郵送する場合、発行に10日~20
日程かかります。
詳しくは学習センターまでお問い合わせください。
放送大学千葉学習センター TEL:043-298-4367
24.2科目登録申請に関するご注意
来学期(平成24年度第2学期)の科目登録申請について
◆ 下記対象者の学生の方へ「平成24年度第2学期科目登録申請要項」を7月中旬までに送付しました。
◆ 対象となる学生は、下記要領により科目登録申請を行ってください。
◆ 「平成24年度第2学期科目登録申請要項」が届いていない場合、又は紛失された場合は所属学習セン
ターへご連絡ください。
◆ 対象外の学生で引き続き学習を希望される場合は、「継続入学用学生募集要項」、又は一般の「学生募集
要項」により所定の期日内に出願してください。
記
1.対象者
学生の種類対象範囲
◆ 全科履修生・今学期末(平成24年度第1学期末)が在籍期間満了でない方
◆ 修士全科生(※ 全科履修生のうち、2年間連続して科目登録を行わず今学期末で学籍がなくなる予定
者を除く)
◆ 選科履修生・今学期末(平成24年度第1学期末)が在籍期間満了でない方
◆ 修士選科生
2.申請方法等
申請方法申請期間送付先
◆郵送
8月13日(月) ~ 8月31日(金)【必着】放送大学本部
◆システムWAKABA 8月13日(月)9:00 ~ 9月1日(土)18:00
※1 申請期間後の申請は受け付けることはできませんので、ご注意ください。
※2 システムWAKABA での申請の場合、申請期間最終日はアクセスが集中し、処理に長時間を要する
ことになりますので、時間に余裕を持って申請してください。
3.その他
① 科目登録申請期間は、入学者の出願期間と異なりますので、ご注意ください。
② 「継続入学用学生募集要項」、もしくは一般の「学生募集要項」では、科目登録申請ができません。
「振り込め詐欺」にご注意ください!
学生の皆様へ
最近、放送大学の職員を装って、卒業のための費用を一括で数十万円支払うよう自宅に電話をかけてきた事
例がありました。電話の具体的内容(一部)は次のようです。
・「卒業認定するのに費用が49万円かかります。」
・「卒業の為の費用として49万円を一括して支払ってください。」
・「教材費は免除されます。」
・「20日〆切で請求します。」
・「振込票を送るので住所を教えてください。」
身に覚えのない費用の振り込みの電話がかかってきた場合は、振り込まないよう十分ご注意ください。
なお、不審な電話がかかってきたときは、放送大学学生サポートセンターにご連絡いただきますよう、お
願いいたします。
問い合せ・連絡先:放送大学 学生サポートセンター 043-276-5111
(平日9:00~18:00、土曜日9:00~13:00 )
ちばがく 第37号 [9]
第5回
テーマは【放送大学での学びから得たこと】
放送大学ではさまざまな世代の方が、それぞれの目的を持って学んでいます。教養を
高めるために学ばれている方、資格を目指して学ばれている方、また、困難な状況に
おかれていても勉学に対する意欲は忘れていない方など、全国各地でそれぞれに勉学
に励んでいます。そんな学びを通じて感じた意見や感想を募集します。
1.応 募 資 格 : 放送大学の全学生
ただし、過去に最優秀、優秀賞として入選された方を除きます。
2.応募内容等 :
① エッセイは、2,000字以内。日本語で書かれたもの(未発表のものに限ります)
※ ワープロ、手書きなど読み易い文字で作成してください。
② エッセイ本文のほか、タイトル、氏名、学生番号、所属(コースまたは専攻、プログラ
ム)、学生種、所属学習センター、連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)を記入
してください。
③ 応募数は、1 人 1 編に限ります。また、応募作品は、返却いたしません。
④ 作品は、放送大学の教育や普及啓発の目的のため使用させていただきます。
3.提出・問合せ先 : 放送大学学務部学習センター支援室 エッセイコンテスト担当
4.提出方法 : キャンパスネット内の告知板「エッセイコンテスト」から投稿又は郵送
※電子ファイルがある場合には、できるだけメールでご提出いただきますと幸いです。
5.提出期限 : 2012年 10月 14日 (日) 消印有効
6.選考・発表 : 選考委員会で選考のうえ、入選者には2013年 2月中旬にお知らせします。
7.入選作品 : 最優秀1点、 優秀3点、 佳作6点
※ 入選者には、賞状及び副賞を授与いたします。また、入選作品は、ホームページ、
オンエアー等に掲載の予定です。
皆様からのエッセイを
お待ちしています!!
ちばがく 第37号 [10]
2012年度放送大学エッセイコンテスト(第5回)募集要項
放送大学の全学生を対象に、日頃から自分の考えていることや感じたことなどをエッセイ
を通して表現すること、並びに学生の皆さんの意見や主張をエッセイを通して本学の学生
や教職員、関係者をはじめ広く社会へ発信することを目的として、下記のとおりエッセイ
コンテストを実施いたします。
記
1.テーマ
「放送大学での学びから得たこと」
放送大学ではさまざまな世代の方が、それぞれの目的を持って学んでいます。教養を
高めるために学ばれている方、資格を目指して学ばれている方、また、困難な状況に
おかれていても勉学に対する意欲は忘れていない方など、全国各地でそれぞれに勉学
に励んでいます。そんな学びを通じて感じた意見や感想を募集します。
2.応募資格
放送大学の全学生
ただし、過去に最優秀、優秀賞として入選された方を除きます。
3.応募内容等
・ 2000字以内、日本語で書かれたもの(ワープロ、手書きいずれも可)。
・ 応募エッセイは、未発表のもので、1人1編に限ります。
・ 応募したエッセイは返却いたしません。
・ 作品は、放送大学の教育や普及啓発の目的で使用させていただきます。
4.応募方法
別紙応募票(タイトル、氏名、学生番号、所属(コースまたは専攻、プログラム)、
学生種、所属学習センター、住所、電話番号、メールアドレスを記載)及びエッセイ
を、キャンパスネットの告知板「エッセイコンテスト」にログインのうえ、メール又
は郵送にてご提出ください。なお、電子ファイルがある場合には、できるだけメール
でご提出いただけますと幸いです。
5.募集期間
2011年7月27日(金)~10月14日(日)(消印有効)
6.選考・入選発表
・ 提出いただいた作品(エッセイ)は、選考委員会で選定します。
・ 入選作品は、2013年2月中旬に入選者本人に連絡します。
・ 入選作品については、放送大学ホームページ、オンエアー及び大学の窓に掲載し、
また学習センターに掲示いたします。
7.賞状・副賞等
・ 最優秀1点 優秀3点 佳作6点
・ 入選者には、賞状、副賞を贈呈します。
8.提出先・問い合わせ先
〒261-8586 千葉市美浜区若葉2-11
放送大学学務部学習センター支援室 エッセイコンテスト担当
TEL:043-276-5111(総合受付)
「キャンパス・ネットワーク・ホームページ」の告知板から「エッセイコンテスト」
をご覧ください。
ちばがく 第37号 [11]
わがまち
紹介 ③
習志野
「わがまち紹介」は新企画です。
故郷やお住まいの地域などのご
紹介記事をお待ちしています。
訪れてみたくなるような記事を
お寄せください。
土田一博
○我が街、千葉県習志野市花咲
花咲のあとに「町」はつかない。観光名所はなく
戸建住宅が多い地域である。町内に信号は1機、平
成の世までなかったものである。幕張本郷駅や京成
大久保駅まで徒歩5~20分。自動車がたくさん走る
わりにほとんどが細街路で、すれ違いに苦慮してい
る。私の友人は決まって「お前の家に何度来ても道
順を覚えられない」というほど、迷路のようなとこ
ろらしい。子どもの頃を思い出すと、もっと活気が
あった気がする。最近は自然風景が減り、散歩して
いても草花などあまり見ることはない。しかし、観
察したりすることはできないが50年以上前から、咲
き続けている花があった。
○名もない草花はない、その地道な努力と引き替え
に咲く花
荒涼とした大地に菜の花が咲き乱れていたことか
ら花咲の名がつけられたと『花咲町会50年記念誌』
に書かれている。私の生まれ育った習志野市花咲は
昭和29年8月1日習志野市誕生とともに歩んできた
人口約4500人、2000世帯程度(平成24年6月現
在)の小さな我が街であるが、平成24年度地域環境
美化功績者を受賞した。地域美化のため多年にわた
る町会や住民の取り組みが、評価されたわけである。
私は町会の活動とは無縁のところで生きていた。最
近では仕事の関係で町会の皆様と接する機会が多々
あり、町会活動を知れば知るほどそのご苦労などが
伝わってくる。私がサポタに手を上げた理由も、こ
の町会活動に携わる皆様の影響であるかもしれない。
さて、その功績とは、住民のQOL向上が目的で、①
有価資源物回収(28年間連続)、②公共施設に植栽
等緑化運動、③公園、道路の環境美化、④小中学校
周辺歩道の落ち葉拾いなど、たくさんの取り組みを
実施している。独居老人のための食事会、盆踊り、
餅つきなど住民参加型の行事には私もお手伝いに伺
うこともある。そこで聞こえてくる呟きがある「若
い人の人手が・・・」と役員の方、超高齢化社会を
迎える日本のあちらこちらで聞こえてくる呟きなの
かもしれない。しかし、名もない花はない、住民の
永年にわたる地道な努力で環境大臣表彰の栄誉に輝
いた。そして、花咲の町はその名の通り花を咲かせ
た。菜の花も紫陽花も、これからも住民の心にたく
さん咲き続けていることだろう。
○竹宵のしらべ
平成23年の東日本大震災を経験し、わが町でも
少なからず心を痛めている方もあろう。そんななか、
町内に本拠を置く「竹宵の会」という団体が、今年
3月18日仙台市岡田小学校で開催されました『追悼
と復幸(興)を願う集い』に参加した。
以下ホームページより引用させていただく。「習
志野「竹宵の会」は「竹の灯り」200本の他、習志
野市立5小学校(向山、秋津、袖ヶ浦西、香澄、谷津
南)の生徒さんが作られたキンドルを灯しました。
屋敷小学校内花壇の植栽活動
屋敷小学校外周へのあじさいの植栽活動
ちばがく 第37号 [12]
屋敷小学校外周の草刈
防災訓練
さらに菊田公民館、袖ヶ浦公民館の皆様にもご協力
いただきました。」
普段の活動としては、地球温暖化防止キャンペー
ン活動 、福祉「音楽ボランティア」の派遣活動、地
域福祉コミュニケーションの場つくりで、竹を加工
しそのなかに蝋燭を据付けて灯をともす。6月に開
催されたキャンドルナイトイン習志野を見に行って
きたが、たくさん並んだ竹灯りは幻想的で素晴らし
い。あわせて廃油を原料にした蝋燭も並べて展示さ
れる。この蝋燭は、習志野市内の小学校などで製作
指導もされたりするとのこと。千葉県のホームペー
ジにも紹介されている。また、独自のホームページ
もある。
平成24年6月にJR津田沼駅前サンペディックで
開催された「キャンドルナイトinならしの」夕方の
ひと時、蝋燭の灯りを見ることで電気の節約ができ、
ゲストによる生演奏などを聴きながら、リラックス
する。この日も大勢の人が見物していた。
盆踊りの人出
餅つき
ちばがく 第37号 [13]
○麗しの軽便鉄道、もうひとつの花
少々強引ではあるが、花咲地域の最寄り駅が京成大
久保駅なので、鉄道連隊演習線のことに触れてみたい。
司馬遼太郎氏の『坂の上の雲』で、習志野市が少し
有名になったかもしれないが、明治期に大国ロシアと
戦争をしたということを知らない人もかなりいるので
はないかと思う。さらに、陸軍の鉄道連隊が存在し列
車を走らせていたという歴史になるとほとんどの方は
知らないのではと思う。この演習線は軌間600㎜、動
力は内燃、習志野線、下志津線、松戸線を有した。そ
の小さな鉄道は終戦後も数年間存在して、終戦後は自
衛隊によって習志野線の一部が運営されていたことも
あったようである。現在でも習志野線軌道跡はハミン
グロード(マラソン道路ともいう)という名で残って
いる。現在のJR津田沼駅あたりが起点で現在の京成
大久保駅前、東習志野を通り千葉方面へとレールは延
びていた。ちなみに松戸線の一部は、新京成電鉄の路
線になっている。
津田沼付近演習線と同じ鉄橋を通過する
くぬぎ山のタヌキこと新京成電鉄8000系
(JR津田沼付近)
現在でもあれば、貴重な観光資源になったのではない
かと思う。ことにハミングロードの区間では春に櫻が
咲き乱れお祭りも行われている。桜の吹雪を浴びなが
ら走る蒸気機関車を想像すると、心が躍る。
余談になるが「軌間600㎜」って?と疑問を持たれ
た方がいると思う。新幹線の軌間は1435㎜(京成電
鉄も同じ)JR在来線は1067㎜、いかに小さな鉄道か
と想像できると思う。当然スピードもでない。日本で
は、このような軌間1067㎜未満の鉄道を軽便鉄道と
言っている。その車両は鉄道マニアの間でゲテモノと
呼ばれるような、何とも味のあるデザインの車両がた
くさんある。1.6mの幅員しかなく、向かい合わせた
お客さんは膝をぶつけながら椅子に座ったり、小さな
気動車や機関車が2~3輌の客車や貨車を牽引し走っ
ている。駅を降りると集落までの道がなく列車で来た
線路を少し歩いて帰るなど、過去このような軽便鉄道
(鉄道連隊を軽便鉄道や営業鉄道路線に含むのかとい
う問題はあるが)はたくさん存在した。
余談になるが千葉県内の有名な軽便鉄道としては、
現在もバス会社として営業をしている九十九里鐡道
(軌間762㎜、動力:内燃、昭和36年廃止、バス会
社となった後もその社名はかわらず)が存在した。旧
国鉄東金駅の片隅から潮騒の片貝浜へと向かう軌道が
あった。終点の「上総片貝駅」は「片貝駅」の名で現
在でもバス停の名前として使用されている。昭和40
年代中頃にはほとんどの軽便は廃止され、平成の時代
に入り現在ではわずか数社程度になってしまい、もは
や古きよき昭和の思い出となりつつある。昭和41年
生まれの私は、残念ながら、ほとんど乗ったことはな
い。郷愁を感じるこの鉄道連隊演習線の軌道跡、ぜひ
桜の咲くころたずねてみて欲しい。
ちばがく 第37号 [14]
演習線で使用された蒸気機関車
(JR津田沼駅付近の公園)
ハミングロードの幅
員は約4m~7m、全
長は11.67㎞です。
習志野市の最北東部
から市のほぼ中央部
を縦貫している幹線
道路。11.67㎞ に
わたって自転車・歩
行者専用道路が設け
られています。
朝方・夕方には、散
歩、ジョギングをす
る方たちの姿が見受
けられます。緑の木
立を吹き抜けてくる
風はさわやか。
ハミングロードは住
民たちにとっても貴
重な生活空間になっ
ています。
軌道跡のハミングロード。左は桜が満開となった頃の「さくら祭」の様子
「さくら祭」とほぼ同じ場所で撮影 初夏の葉桜
境界石がありました。
「陸軍用地」と刻まれて
いるようです。
○むすび
地方出身者の方には、年末年始、お盆に帰る郷里
があるが、私にはない。正直うらやましく思ってい
た。
しかし、今住んでいるところが郷里である以上、
仕方ないこととあきらめるしかない。花咲という習
志野市のなかの小さな一部地域であるが、そこには
大勢のかけがえのない人びとがいる。
父親、母親、妻、子供、兄弟、同級生やそのご両
親、お隣さん、町内すべての方。皆さん心にたくさ
んの花を咲かせている。
わが故郷は一年中花盛りである。
最後に、執筆にあたり、多くのご助言や資料や写
真の提供をご快諾いただきました花咲連合町会長・
尾崎氏、竹宵の会代表・尾曽氏に、この場をお借り
して厚く御礼を申し上げます。
『わが街、花咲の記念誌』
花咲の町並みが表紙を飾
っています。
ちばがく 第37号 [15]
「白子町イカダのぼり大会」に2艇が参加 3年連続入賞 !!!
海洋クラブ活動紹介 野村逸夫
7月29日(日) 千葉・九十九里浜につづく南白亀川(ナバキ川)で「イカダのぼり大会」が開催され、一般の
部へ2艇(Ⅱ号艇は7×1.5mの双胴型、Ⅲ号艇は6×2mの竹材組)が参加しました。
一般の部への参加は29艇、いずれも猛暑にめげない熱闘。予選を経て決勝に臨んだⅡ号艇は6位に入賞、Ⅲ
号艇は惜しくも入賞に届きませんでした。
夏の青空白雲の下、工夫を凝らした各部(一般・家族・女性・小学生の部)のイカダがきらきらと浮かび、広
い川岸も地元の応援者や観光客でぎっしり、赤白,黄・・鮮やかな色模様になっていました。
例年、単位認定試験と重なるこの時期に製作、練習、本番まで人員日程から時間調整まで、苦労しながらも楽
しく9年連続出場をしてきました。
イカダ作りと大会参加は、船の原理を学び実験実証、操作や動作の訓練に絶好の機会となっているからです。
それにつけても、仲間と目標を共有、協働、共感できることはすばらしい!
イベント時などに愛唱の海洋クラブ賛歌の一部をご紹介します。
(海洋クラブ賛歌一番・作詞はクラブメンバーです)
空の蒼さに海の青 はるかに母を偲びつつ
海は我等の永遠の故郷
たぎる思いと友情に 夢とロマンと青春を
嗚呼、嗚呼、嗚呼、放送大学海洋クラブ
決勝スタートの直後
(Ⅱ号艇・ゼッケンNo.3)
中盤の踏ん張りどころ
健闘を称えあう
ちばがく 第37号 [16]
Ⅲ号艇ゴール
囲碁あれこれ
曾根田昌徳
●サ-クル名:放送大学千葉囲碁クラブ。●呼びかけの標語:勉強の合間に囲碁を楽しもう。●活動の趣
旨、内容:囲碁を通じて会員間の親睦をはかり、ふだん勉強で疲れた頭のリフレッシュをする。月2回例会
を行う。会員間で対局する。●本年度の計画:毎月2回、学習センタ-内で定例会を行い、囲碁を行う。囲
碁のル-ル等の学習及び各人の対局を行い、囲碁レベルの向上をめざします。
私は、碁歴40年を超える、れっきとした永世笊碁党員である。
囲碁道場に入門して間もないころ、師匠に、どのようにすれば、強くなれるか、その学習方法を尋ねたこ
とがある。
師匠、答えて曰く。
1、先人の棋譜を並べる。定石を覚える、そして、忘れる。
2、剣道や卓球のように、相手の着手に間髪を入れずに打ち返すのはよくない。相手の意図するところをよ
く読んで石を一つだけは抓んで打つ。
3,、まずよく守れ、次いで攻めよ。
この師匠には、おそらく、100局ぐらいの指導碁を打ってもらった。
今は、1、の末尾の「忘れる」だけ、忠実に?に守っている。
囲碁道場も、その雰囲気はさまざまである。できるだけ上品な雰囲気の道場を選んで行くことを、お勧め
する。そこでの碁客同士の話題などに、大きな開きがある。
必ずしも、勝ち負けにこだわらず、対局のなかから、科学、環境、政治、経済、国際問題など、ともすれ
ば、日常生活のなかで疎遠になりがちな話題も楽しいものである。
そのような視点からすれば放送大学に囲碁クラブが誕生したのは、大きく言えば、日本の新しい文化サロ
ンの誕生だと思いたい。一般の囲碁道場とはいささか客層のレベルが違う。
いつであったか、どこかの大学で囲碁を思考力鍛錬のツールとみなして正課として取り上げたと新聞で読
んだ記憶がある。
今はどうか知らないが、昔は仏教寺院が大学の役目を担っていた。その頃囲碁が寺院のなかで打たれてい
たらしい。それは、囲碁の持つ、思考力の鍛錬に有効なものが認められてのことであろう。
遣唐使として渡海した吉備真備や安倍仲麻呂らに囲碁にかかわる話などもあり、いずれのときにか、どの
ような碁を打ったのか、棋譜があれば並べてみたいものだ。
囲碁をよくした有名人の話のなかで明治初代総理・伊藤博文は。碁は商いのようなものであるべきだが、
わたしの碁は、チャンバラのようであると言ったとか・・・うまい表現だ。
作戦も忘れてただ勝ちたい、気がつけばボロボロの碁を打っている。これが私の碁である。勝つと思う
な、負けぬように打てって、どうすりゃいいの?・
迷いに、迷って、大悪手を打ってしまう、これが笊碁党の笊碁たる所以である。
本文を書いているときに、何気なく 座禅、に関する本を開いた。「大疑の下に大悟あり」と見えた。こ
れこそ、発想の飛躍の第一歩。
●サ-クルへの連絡先:大原節男 TEL.090-2420-3264
「使用電力抑制計画」にご協力ください
放送大学では、使用電力を抑制するため、次の規範を設定しています。学生諸氏におかれ
ましては、ご協力のほどお願いいたします。
○ 冷房の設定温度(28度)の徹底
○ 人がいない部屋等のこまめな消灯
○ 使用していないOAやTV等機器の電源プラグを抜く
○ パソコンのディスプレーの照度設定を最小レベルにする
○ プリンター、コピー機、FAXの稼働台数の削減(不使用機器の電源プラグを抜く)
○ 冷蔵庫及び電子レンジの使用台数の集約化
○ 電気ポット等の原則使用禁止
○ 階段利用の促進(2アップ、3ダウンは階段を利用)
○ クールビズの徹底、強化
ちばがく 第37号 [17]
千葉市長・熊谷俊人氏 ご講演を終えて
平成24年度千葉学習センター特別講演会・月例公開講演会日程
①04月17日(火)宮崎清(放送大学特任教授)「藁の文化が語りかけること」於:千葉県文化会館
②04月28日(土)加藤隆(千葉大学教授)「私たちに永遠の命はあるか?―黙示思想とグノーシス思想」
③05月13日(日)喜多敏明(千葉大学准教授)「漢方医学のお話」
④05月19日(土)白井克彦(放送大学理事長)「日本の高等教育と放送大学の役割」
⑤05月27日(日)鈴木賢一(足からの働き研究所・理学療法士)「歩きやすくなるためには? 」
⑥06月02日(土)平田敏行(建築家・平田敏行都市建築事務所長)「建築とは何だろう」
⑦06月30日(土)島田行信(習志野市副市長)「これからの市政」
⑧07月21日(土)熊谷俊人(千葉市長)「未来を見据えた千葉市のまちづくり」
⑨08月04日(土)宮野モモ子(千葉大学教授)「歌が世界をつなぐ」
⑩09月08日(土)岡部洋一(放送大学学長)「スキーの科学、登山の科学」
⑪10月20日(土)井上經敏(田園調布学園学長)「福祉と法」
⑫11月10日(土)宮崎清(放送大学特任教授)「人心の華としての意匠」
⑬12月22日(土)椎塚久雄(感性工学会会長)「感性工学とは」
⑭01月12日(土)三ツ井紀子(前・千葉大学教授)「衣服と着心地」
⑮02月09日(土)安田正實(千葉大学名誉教授)「ドモアブルとフィボナッチ数列の話」
⑯03月02日(土)阿部 憲子(NGO活動家)「国際支援活動の実相」
⑯03月16日(土)柴佳世乃(千葉大学教授)「古典の世界の面白さ」
『ちばがく』に玉稿をお寄せください!
皆さまの玉稿をお待ちしています。例えば、
〇放送大学に入学して思うこと 〇月例講演会に参加して
○放送授業を履修して
○面接授業を履修して
〇国内外の旅行記
〇サークル活動紹介
〇東日本大震災に思うこと
〇俳句・短歌・詩
〇写真 など
玉稿には、できましたら、お名前・所属コースをご記入ください。差支えなければ、お顔のお写真もお添え
ください。匿名・ペンネームご希望の方は、その旨、ご一報ください。
分量は、半ページですと800字程度、1ページですと1,500字程度です。
締切りは、毎月15日。同月末刊行の『ちばがく』に掲載させていただきます。玉稿は下記宛に。
メール:千葉学習センター所長 宮崎清 k.miyazaki@ouj.ac.jp
ちばがく 第37号 [18]
熊谷俊人千葉市長の講演を聞いて
齋藤健 人間と文化
熊谷俊人千葉市長(34歳、早稲田卒)。若いなぁ・・・。本当に市政ができるのかなぁ・・・。
自分の住んでいる千葉市だから、矢張り聞きに行かなくちゃぁ・・・。私の子供達より更に10歳以上若い。
早稲田なら私の後輩じゃないか(私は理工学部だが)。遠慮なく質問もできるなと思い講演会場に足を運ん
だ。
のっけに「消費税の増税は賛成でも反対でもない」と。民主党員だから、予想はしていた返事。だが政府
野田内閣もマニフエストはどうであれ、増税に踏みきった。国の財政考えりゃ、960兆円(これGNPの
200%超)の赤字。ギリシャ(120%だったかな)の比ではない。世界中見渡したってこんな破壊的な国は
ない。いま消費税を30%上げたって、やっと現状維持なのに。10%は11年目に破綻すろ数値だ。賛成でも
反対でもないは頂けない。選挙のこと考えてやって60点。(因みに私は増税賛成)。
次に、「20年、30年先を考えて市政をやる」と。「30年経ったとしても私は64歳」とも。国政を見て
いると1年先ぐらいしか見ていない国会議員が大勢いるなかで、30年先とは一応偉いといえる。
私は中南米研究会の席で、日本と中国の比較の話のなかで、日本人は10年先ぐらいを見るのがせいぜいだ
が、中国人は100年単位で計画し考える民族だと話したことがある。今中国は第13次5カ年計画を遂行中で
65年だ。まだ先がある。中国とは比べようもないが、日本でと考えると、30年先まで考えてるとは偉い、
100点だ。
「自分でできること、或は自分達でできることは行政の手(勿論金と職員の労力がかかる)を借りないで
やるようにする」。これは私も大賛成。常づね思っていたことで、そういう方向に市政も持って行くべきだ
と思っていた。だからこれは120点。松戸市のすぐやる課で、雀蜂除去もやっていると。職員6人の配置と。
私事で恐縮だが静岡県の函南町にセカンドハウスをもっている。時々行っている家だから居ない時の方が長
い。昨年、戸袋のなかに雀蜂が巨大な巣をつくった。雨戸を開けた途端わぁ~と出てきて刺された。幸い大
事に至らなかったが。函南町役場に防護服一式が常備されており、借りる日を含めて2日間無料で貸してく
れる。借りてきて無事除去した。頭の先から手足の先まで完全防護だから、全く平気、除去なんて生まれて
初めてやることだが、私のような年寄りでも簡単にできる。千葉市は松戸市のような真似は絶対しないと思
うので、質問は止めた。「自分でできることは・・・・」だ。
「5年で何とか赤字を解消]と。最低でもあと10年は市長をやって欲しい。自分のビジョンを持っていて、
先導する頭と行動力が、長と名のつく職につく必要条件。この人は持っていると感じた。
斎藤富貴子 生活と福祉専攻
試験1週間前の7月21日(土)にサークル活動の予定も入っていましたが、「未来を見据えた千葉市のま
ちづくり」演題と若い市長に是非一度お会いし近くでお話を伺いたいと常日頃考えていたこともあり、この
機を逃してはという思いから参加しました。
熊谷氏からは「人口減少社会の到来、少子・高齢化の進展」と「市民主体のまちつくり」を中心に千葉市
の現状と財政健全化の努力や地域経済の活性化への取り組み等及び長期的視点に立っての対策や努力を続け
ていらっしゃることを具体的に分かりやすくご高話いただきました。
市長は災害時の対応や市政等に対して市民と双方向的な対話・議論の場を設けることについても語られ、
大変興味深く拝聴しました。千葉学習センターにも科学技術コミュニケーション「サイエンスカフェ」のよ
うなリラックスして対話や議論ができる機会や場があればいいなと思いました。
今期は講演内容に合致した「子供の生活と児童福祉」「人口減少社会のライフスタイル」「生活知と科学
知」の3教科を丁度受講中でしたので、現在学んでいることを市民としても役立て協力できるように努力して
いきたいと思いました。今回は特に今後の勉強目標が明確になり有意義な時間でした。
有難うございました。
ちばがく 第37号 [19]
「未来を見据えた千葉市のまちづくり」アンケート集計結果
千葉市(中央区、花見川区、稲毛区、若葉区、緑区、美浜区)44名、県内(船橋市、市川市、習志野市、
木更津市など)27名、横浜市1名の方々から、アンケートを寄せてくださいました、学生40名、一般32名。
男性41名、女性31名。50歳代7名、60歳代25名、70歳代25名、80歳代5名など。
・すばらしい講演でした。千葉市行政を知ることができ、新鮮に感じました。・面白いお話をありがとうご
ざいました。・市のトップの考え方が組織を活性化するのだと感じた。国政も同じはずなのだが、全く見え
ないのが残念である。政治の世界にも若い人がもっと出てくれたらと思う。・何よりも情熱を感じました。
・市民として何ができるかを考えさせられる話がたいへん良かった。なんでも市を頼りにするのではないこ
と、大切さを痛感しました。 ・市長ご自身の体験が素晴らしかった。・非常に面白かった。
・まちづくりの基本は行政ではなく、地域、住民であることを今回の講演会で学んだ。
・市としての予算の配分の仕方を少子化社会に合わせて改革してゆく心構えを進めてください。
・とても真摯に取り組まれている様子ですが、これからも市政に汗を流していただきたい。私も今年2月に
市長とランチミーティングでお話していますので親しみを感じました。 ・以前、お話(質問)させていただ
いたことがありました。続きを伺うことができて良かったです。 ・たいへんに勉強になりました。
・市長の政治哲学、ビジョンが感じられる。よい講演だった。・次世代のことを考えた市政に感銘を受けた。
・熊谷市長の行政に取り組む姿勢に感銘を受けた。今後も情熱を持って頑張ってほしい。市民の意識も変え
ていく必要あり。・自分でできること、自分たちでできることはやるということが人員、経費の削減につな
がるということだろうと思います。・千葉市行政の苦労がよく理解できた。行政の仕事は金がかかる。市民
ができることは市民自らが実行すべきことを改めて感じた。赤字1兆円には驚いた。これからはボランティ
アに負うことが必要か。話し方がうまかった。・とてもよかったです。ブログ他で熊谷市長のお話をまた伺
いたいと思います。市議会も傍聴したいです。他の人にも今日の話を伝えたいと思います。・スバラシカッ
タです!! 私の住むまちでも市民として私も頑張ります!!・千葉市のこれからがたいへん良く分かって
きた。市長に頑張っていただいて住みよい市にしていただきたい。・お話、資料ともにわかりやすかった。
障害学習情報センターで小さなボランティアをしてますが、もっと自分がかかわれる部分がありそうなので
働きかけてみたいと思いました。“ちょこボラ”という名称もありますが、“ちばぼら”のネーミングもい
いですね。・とても勉強になった貴重な時間でした。市民としての自覚を改めてもちました。どうもありが
とうございました。・千葉市のことが良く分かり良かったです。・実例を出して具体的に話をされてとても
よかったです。未来の千葉市の歩み方、いかに豊かな地域にしていくかは各自の思いだと思う。自分のでき
ることはみずからで。・市長のお話を聞き、知らずに暮らしていた部分が多く、これからも情報を集めて千
葉市民として暮らしてゆこうと思います。・自助共助、公助のあり方、市政のあり方など具体的でとてもよ
かった。事業のあり方も良かった。・千葉市民として認識のなかった裏話等聞くことができ、勉強になりま
した。・千葉市長による市の現状、将来性の説明はたいへん参考になりました。・素晴らしい講演であった。
極めてわかりやすかった。市民参加の具体例提案もありがたかった。・市政の理解という目的はなされまし
た。・市政に対する積極的理想的発想を嬉しく感じました。市民個々の小さな具体的な努力の大切さを今後
もPRしてください。・熊谷市長の熱い思いが今日も胸をうちました。市長にだいぶ影響をうけています。
自分の活動で市長を応援しています。・行政の役割をくわしく聞けたことがたいへん勉強になりました。こ
れから地域住民がもう一度話し合うことが必要と思いました。・顔の見える行政、地域とのつながり、市役
所と市民をつなぐ情報などを(ブログ、ツイッター)、しっかりと、もう一度見直したい。たいへんよかっ
たです。・市の行政についてのお話を簡単にうかがえて良かった。特にボランティアの大切さをはじめて知
りました。・若き市長の将来を考えた町づくりはとてもよくわかりました。これからの千葉市を背負う人は
もちろん大事ですが、今を生きている人のことにも充分な配慮をしていただきたいです。・市長さんの率直
なお話を伺えてよかったと思いました。市長さんの考えと一般市民の実状はたいへん懸け離れたものがある
かと思います。私自身、例えば隣の人の実状がわかる、顔が見えるという生活ではないと思いますが、絆を
大切にしたいと思います。・地域リーダーを育成する拠点として放送大学と市政が連携できればもっとボラ
ンティアやNPOの活動が盛んになり、行政のコストダウンにつながると思います。・千葉市が目指す方向
がよくわかった。行政に求めることは多いが地域でどうして行ったら良いのか大いに考える機会になりまし
た。・具体的な事例のお話が多く含まれていてわかりやすかった。・若さあふれる市長の新しい姿勢を具体
的にお聞きできてよかった。・少し行政的に言い訳がまし面があったが、自治会での自助、共助の必要性は
認識できる。しかし、現実、花見川区でそのような状態ができるのはどのくらいあろうか。ここまでの組織
化を行政で骨折ってもらいたい。・市長の表情と発声から生命力旺盛を感じた。(わたしはかつて看護教育
に従事しており人間の健康観について考え方、ものさしを持っております。そのなかでの判断基準から強く
感じ取れたので)・市長のお話を直接お聞きすることで自分が地域に対して持つ責任を果たすべきであると
いう意識を強くしました。また、これだけ多くの参加者がいること、そのご発言を伺ってとても頼もしく思
いました。・住民がやれることは住民がやる。なんでも行政がすべきとの住民を減らすこと。納得です。
・若い市長の情熱が快感。応援したい。・指定市としてのパワーを感じた。県内の市長どうしで是非とも話
し合って県全体(しいては全国を)の地域力向上を目指してほしい。・千葉市のことと関連づけてもう一度
自分の町内活動を見直そうと思います。・内容も話し方も明確であった。理解しやすかった。
ちばがく 第37号 [20]
「音楽は世界をつなぐ」アンケート集計結果
千葉市(中央区、花見川区、稲毛区、若葉区、緑区、美浜区)28名、県内(船橋市、市川市、習志野市、
佐倉市など)20名の方々ら、アンケートを寄せてくださいました、学生28名、一般21名。男性25名、女性
21名。40歳代3名、50歳代2名、60歳代16名、70歳代21名、80歳代3名など。
・異色のテーマですばらしいお話でした。なによりも歌うという行為そのものがしばらくぶりで、楽しい時を
過ごさせていただきました。
・思ったより、内容の濃い、参加しながらの授業で、とても楽しく学習できました。
・声を出すことの大切さ、音楽がそれぞれのふるさとに繋がり、それぞれを繋げていくことが感じられました。
ありがとうございました。
・ほんとうに楽しいときを過ごすことができました。いつもこういう歌を歌いたいと思いました。グレゴリオ
聖歌をもっと聴きたかったでる。
・久しぶりに歌いました。なんと心地いいのでしょうか。一人で住んでいますので、恥と思わず、声を出して
みたいです。ありがとうございました。
・いろいろな音楽、音の組合せがあり、どれもすばらしい人の心に訴えるものを持っていることを知りました。
・久しぶりに声を出して唄うことができて、気持ちよかったです。
・とても楽しい時間を過ごさせていただきました。音楽への興味が、広く、深くなり、ますます音を楽しみた
いです。
・世界の知らない歌もとりいれていただき、ありがとうございました。
・音楽がどんなふうに世界につながるのか、興味がありました。講演を聞いて、音楽のもつ力についてもっと
もっと知りたくなりました。
・自分で歌うとは思っていなかった。でも楽しかった。民族音楽についての学術的な講演が聞けると思ってま
いりました。祈りの音楽のサンプルはたいへん興味深かった。
・改めて音楽教育の大切さを感じるとともに、日本の歌の奥深さを感じました。
・歌、音楽のもつ力を感じました。音楽は、人と、自然と、世界と、つながることができると思いました。最
後にみんなで歌った「故郷」はさまざまな思いが込み上げて、涙がこぼれ出そうになりました。
・いろいろな場面や国の音楽が聞けてよかったです。時間がもう少しあれば、楽譜が閉じこまれていた「星と
たんぽぽ」も歌っていただきたかったです。
・たいへん良かった。でも、近年、こんなにも正調に、かつ、大きな声で歌うことがなかったので、声帯がお
かしくなってしまいました。
・素敵な美声でご熱心なお話ありがとうございました。
・歌う場面がもう少しほしかったかもしれません。
編集者:一部割愛させていただきました
ちばがく 第37号 [21]
学外公開講座を開催しました
勝浦市に出向いての公開講座に続いて、銚子市において公開講座を行いました。銚子市ならびに銚子市教育
委員会からご後援をいただいた開催した公開講座には、お盆前のお忙しい時期ではありましたが、猛暑のな
か、多くの方々が席を埋めてくださいました。講座終了後、「何とかして放送大学で学びたい思いが募って
きました」との感想を、参加者からうかがうことができました。
放送大学 8月11日(土)
公開講座 14:00~16:00
会 場 : 銚 子 市 保 健 福 祉 セ ン タ ー
〒288-0047 銚子市若宮町4-8 銚子市役所前
主 催 : 放送大学千葉学習センター
後 援 : 銚子市・銚子市教育委員会
お問合せ連絡先TEL:0479-24-8707 銚子市役所観光商工課内 観光プロデューサー向後
●出前講義「音楽は世界をつなぐ」
宮野モモ子 放送大学客員教授・千葉大学教育学部教授・千葉大学副理事
この地球上のすべての民族が、それぞれの言葉で、民族の心を表現する歌をもっています。
歌をもたない民族はありません。ですから、歌は世界を、また、私たちの心を、つなぐことが
できます。皆さんとともに、歌を歌いながら、歌の持つ力を実感しましょう。
●卒業研究「波の伊八の研究」紹介
宮崎 清
放送大学特任教授・千葉学習センター所長・千葉大学名誉教授
波の伊八 1751-1824年。現在の鴨川市打墨に生まれた宮彫師・武志伊八郎信由。
波を彫らせると右に出るものはなく、「波の伊八」と呼ばれました。その躍動感あふれる作品
を鑑賞しつつ、数々の作品が生まれ出た背景について紹介します。
●特別講演「地域連携はビジネスチャンス!」
向後功作 放送大学非常勤講師・銚子市観光プロデューサー・地域公共交通マイスター
ちばがく 第37号 [22]
勝浦市周辺探訪のご紹介
平成24年度 千葉学習センター
学生研修旅行
9月12日(水)
勝浦市周辺探訪
●行程
8時45分
9時00分
10時30分
12時00分
13時10分
14時30分
15時30分
16時00分
18時00分
千葉学習センター集合
千葉学習センター出発
JAXA勝浦宇宙通信所(最先端宇宙通信技術を学ぶ)
昼食(勝浦ホテル三日月)
かつうら海中公園(海中展望室から海底の様子を探索)
海の博物館(房総の豊かな海の自然誌を体験的に学習)
覚翁寺(初代波の伊八の欄間彫刻などを鑑賞)
本行寺(日蓮上人の御歯骨を奉安する釈迦堂を鑑賞)
千葉学習センター到着・解散
●参加費 3,500円
(交通費・昼食代・入場料・拝観料・保険料などを含む)
●募集定員 45名
●募集期間 8月21日(火)~9月11日(火)定員になり次第締切
お申し込みにあたってのおねがい
▲千葉学習センター窓口にて、参加費を添えてお申し込み下さい。
▲電話・郵送等によるお申し込みは、受付できません。
▲友人等による代理申し込みは、受付できません。
ちばがく 第37号 [23]
放送大学千葉学習センター
第4回
10月
日
日
14 13
土 時
時 分
(
)
日 時
時
(
)
-
10 12
15 15
30
ちばがく 第37号 [24]
放送大学千葉学習センター
秋祭り
10月13日(土)12:00~15:30
10月14日(日)10:00~15:00
地域の皆さま
〒261-8586
千葉市美浜区若葉2丁目11番地
TEL.043(298)4367 http://www.chiba-sc.jp/
ちばがく 第37号 [25]
日時:平成24年10月13日(土)・14日(日)
会 場:放送大学千葉学習センター
東日本大震災被災地支援
ゲームコーナー
東北伝統工芸品展
放送大学教授著書販売
押し花体験(14日)
テニス/的あてゲーム
◆中国語で「ニーハオ」
コンサート
美音の会(13日)田沼隆志(14日)
千葉大・音楽科学生(14日)など
パソコン名刺づくり体験
◆書道体験
◆みんなで大きな絵を描こう
つなげよう! 心とこころ!!
ちばがく
第37号 “さぽた”(活動名)バザー部
[26]
■秋祭り
■
放送大学千葉学習センター・平成24年度・特別講演会
9月8日(土)
13:30-15:00
スキーの科学
登山の科学
放送大学長
講師:
岡部洋一氏
1967:東京大学工学部卒
2006:放送大学、東京大学名誉教授
2007:放送大学副学長
2011:放送大学長
レールの上を転がり落ちていくトロッコは、摩擦が少ないため、ブレーキをかけな
い限りどんどん速度が上がっていく。これに対し、スキーも摩擦が少ないにもかかわ
らず、速度をコントロールしながら降下していくことが可能である。その仕組みにつ
いて説明する。
また、登山についても、より楽で効率的な登り方、足を痛めない降り方がある。こ
れも簡単な考察によって科学的に扱うことが可能である。
講演者の経験と併せて説明する。
会場:放送大学附属図書館 3F AV教室
申込み先:放送大学千葉学習センター 千葉市美浜区若葉2-11
TEL. 043-298-436 FAX. 043-298-4386
あらかじめお申込みください
[参加費無料][後援:千葉市教育委員会]
後援:千葉市教育委員会
多くの皆さまのご参加をお待ちしております
ちばがく 第37号 [27]
東京湾ナイトクルージング 表紙の写真と合わせてご覧ください
編集後記
左の写真は、千葉市長・熊谷俊人氏による公開講演会の
会場入り口に掲出されたウエルカムボードです。サポー
ターの皆さんが準備してくださいました。
次回の特別講演会は、放送大学学長・岡田洋一先生によ
る「スキーの科学、登山の科学」(9月8日13:30~)です。
皆さまお誘いあわせのうえご来場ください。サポーターの
皆さんがどのようなウエルカムボードを準備してくださる
かも楽しみです。
連日の猛暑のなか、皆様お元気でお過ごしでいらっしゃ
いますか。間もなく、秋風が私たちの身体をいやしてくれ
ることでしょう。待ち遠しいですね。
今年の秋祭りは、実行委員会・サークル・個人などによ
り、さまざまな催事が繰り広げられそうです。
MK
放送大学千葉学習センターは、年代・職業・地域を問わずさまざまな方々が集い、
学生と学生、学生と教職員とが学習やサークル活動などを通じて日ごろから触れ合える場です。
放送大学 千葉学習センター
〒261-8586 千葉市美浜区若葉2丁目11番地
TEL.043(298)4367 FAX.043(298)4386
HOME PAGE:http://www.chiba-sc.jp/
ちばがく 第37号 [28]