お知らせメール 2015年10月号

お知らせメール2015年10月号
2015年10月13日
在ジュネーブ領事事務所
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<内容>
1.バングラデシュにおける邦人殺害事件の発生に伴う注意喚起
2.10月1日時点の在留確認調査
3.ジュネーブ州警察パキ署の一時閉鎖(2015年10月5日から2016年1月頃まで)
4.2015年「日本文化の秋」(継続中)
5.9月の日本人犯罪被害
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1.バングラデシュにおける邦人殺害事件の発生に伴う注意喚起
10月3日午前(現地時間),バングラデシュ北西部のロングプール県(首都ダッカから約3
00キロ)において,リキシャに乗車していた日本人男性が,オートバイに乗った者らにけん銃
で撃たれ,殺害されました。本件に関し,「ISIL(イラク・レバントのイスラム国)バング
ラデシュ」を名乗る組織が犯行声明を発出し,イスラム諸国における外国人に対するさらなる攻
撃の可能性を示唆しています(なお,ISILは,本年1月から2月にかけて,シリアにおいて,
湯川遥菜氏及び後藤健二氏を殺害したとみられる動画を発出したほか,本年9月には,ISIL
機関誌において,インドネシア,マレーシア及びボスニア・ヘルツェゴビナの日本の外交使節(大
使館等)を攻撃対象の候補として言及したことがあります。)。
つきましては,上記のような情勢に十分に留意し,誘拐,脅迫,テロ等の不測の事態に巻き込
まれることのないよう,当地の特徴を踏まえた上で,外務省が発出する海外安全情報及び報道等
により,最新の治安情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状
況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心がけてください。
2.10月1日時点の在留確認調査
在ジュネーブ領事事務所では,ジュネーブ州,ヴォー州,ヴァレー州,ティチーノ州にお住ま
いの日本人の方を対象として,在留確認調査を行っております。当館に在留届をご提出頂いてい
る皆様には,別途電子メール,電話又はFAXでご連絡を差し上げておりますところ,調査にご
協力いただけますようお願いいたします。詳しくは当館ホームページをご覧ください。
既に多数の方からご回答を頂いております。ご協力に御礼申し上げます。
<リンク:
http://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/image/pdf/151001_zairyu_kakunin_chousa.pdf >
3.ジュネーブ州警察パキ署の一時閉鎖(2015年10月5日から2016年1月頃まで)
ジュネーブ・コルナバン駅とレマン湖畔とのほぼ中間に位置するジュネーブ州警察パキ署
(Poste des Pâquis, Rue de Berne 6, 1201 Genève)は,改装工事に伴い,10月5日から20
16年1月頃まで閉鎖されます。その間,パスポート等の盗難・紛失届受理証明書の作成を含む
緊急の対応は,ジュネーブ・コルナバン駅内のコルナバン署 (月~土の8:30~22:00)
(Poste de Cornavin, Gare de Cornavin, Passage de Montbrillant 6, 1204 Genève, Tél: 022
427 68 75)又はランシー・オネ署(終日無休)
(Poste de Lancy-Onex, Rte du Pont-Butin 55, 1213
Petit-Lancy, Tél: 022 427 64 20)において受け付けております。
4.2015年「日本文化の秋」
(継続中)
「日本文化の秋」として多くの日本文化関連イベントが実施されています。
その1つとして,10月28日から11月18日まで,グリュトリ映画館で国際交流基金主催
事業「成瀬巳喜男監督回顧上映会」が開催されます(入場10フラン)。
その他のイベントについては,当館ホームページ上の全体プログラムや先般新たに立ち上げた
Facebookページをご覧ください。是非皆様お誘い合わせの上,奮ってご参加ください。
<リンク:http://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/acj_2015/programme.htm >
<Facebook:https://www.facebook.com/automnedelaculturejaponaise >
5.9月の日本人犯罪被害
当館が把握した9月の日本人の犯罪被害件数は,6件でした(8月:9件,7月:4件)。
8月に引き続き,特に,駅や列車内での被害が多数発生しています。ご注意ください。
○モントルー・ローザンヌ間の列車内で,網棚の荷物を置き引きされた(20代女性)。
○ジュネーブ空港行きの列車内で,網棚の荷物を置き引きされた(30代男性)
。
○ジュネーブ・エーグル間の列車内で,座席の荷物を置き引きされた(30代家族)
。
その他,駅周辺(ジュネーブ,ローザンヌ,モントルーなど)や観光スポット(ジュネーブ旧
市街,花時計周辺など)でのスリや置き引きの盗難被害も多数発生しています。
犯行の手口(例)と防犯の対策については,在留邦人向け「安全の手引き」をご確認ください。
<リンク:http://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/image/pdf/anzen_tebiki.pdf >
なお,当館が連絡を受けた犯罪被害は,旅券を含む貴重品の盗難被害が大半ですが,それ以外の
犯罪被害についても可能な範囲で情報を集約し,当館ホームページ等を通じて犯罪手口の周知・注意
喚起をより幅広く行いたいと考えております。つきましては,犯罪被害に関する身近な情報をお持ちの場
合は,差し支えのない範囲で当館への情報提供をお願いいたします。
< メールアドレス: consulate@br.mofa.go.jp
>
(以上)