川根本町学力向上ネットワークプラン構想図 ~キャリア教育を基盤としたRG授業~ 川根高校 連携型中高一貫教育 中川根中 TRG授業 第一小 川根本町学校教育ビジョン 本川根中 YRG授業 学習内容によって最適規模の 学習グループを選択して行う 授業 多人数 L・M・S 少人数 同学年 異学年 小中連携 YRG授業 中央小 2015 TRG授業 本川根小 南部小 キャリア教育(キャリア発達の促進) 子どもは町の宝物 小規模校の よさを生かす 教職員は町の財産 川根本町教育委員会 〒428-0411 静岡県榛原郡川根本町千頭 1183-1 電話:0547-58-2555 FAX:0547-59-4025 E-mail kyouiku@town.kawanehon.lg.jp 川根本町学校教育ビジョンの策定 【川根本町学校教育ビジョン】 「学力向上ネットワークプラン」~キャリア教育を基盤としたRG授業~ 町の未来を担う子どもたちは「町の宝物」である。また、町の小学校4校、中学校 2校に配置されている教員一人当たりの児童・生徒数は、6人程度と大変恵まれた 状況にあり、まさに学校に在籍する教員は、町にとって大きな財産である。 こうした「子どもたちは町の宝物」、「教職員は町の財産」という本町の理念に基 づいて、これまで行われてきた小規模校による個に応じたきめ細かな取組をさらに 積極的に推進するため「学力向上ネットワークプラン」を構築する。 子どもは町の宝物 児童・生徒数の減少 不安 教職員は町の財産 学力向上ネットワークプラン~キャリア教育を基盤としたRG授業~ ◎「学力向上ネットワークプラン」により、一人一人の自立に向けた「キャリア教育」と学校間 の連携による授業実践「RG授業」を2つの大きな柱として展開し、子どもたちの「生きる力」 を育むとともに、「確かな学力」の定着を図る。 ○小中学校9か年を見通した教育計画の実践を継続・蓄積することにより、子どもたち個々の自 立に向けた確かな道筋を生み出す。 ○「キャリア教育」と「RG授業」は相乗効果を上げながら展開され、子ども一人一人の発達に 寄与するとともに、身につけた能力や態度は中学校卒業後の個々のキャリア発達の基盤となる。 ◎学校教育ビジョン「学力ネットワークプラン」は、本町の子どもたちの未来を保障するもので あり、町を挙げて積極的に推進する。 ※ 【YRG授業とは】 1 YRG授業の目的 (1) 教職員を最大限に活かした最適人数による授業実践 (2) 教職員一人一人の指導力の向上 最適人数の選択 2 少人数指導 学習効果の高揚 学力向上 生きる力の育成 学力向上ネットワークプラン 【ねらい】 ◎子どもたちの「生きる力の育成」、「確かな学力」の育成 ☆一人一人の自立に向けた「キャリア教育」の推進 ☆小規模校の連携による効果的な学習形態の研究と実践(RG授業) 【キャリア教育】 【RG授業】 (学校間連携グループ授業) 一人一人の社会的・職業的自立に向け、必 要な基盤となる能力や態度を育てることを 通して、キャリア発達を促す。 学校間で、学習内容に応じて、より効果的 な学習の場を創り出し、子どもたち一人一 人に学力の定着を図る。 ◎キャリア発達を促す個別支援 ○キャリアノートの活用 ○全校体制による組織的・計画的な取組 9 年間の積み上げ ☆自己肯定感・自尊感情 ☆学ぶ意欲・積極的な学習態度 ☆個々の自立に必要なキャリア発達 ◎YRG授業(横の連携グループ)※ →学習内容や個々の習熟度によって、同校 種間の連携で最適人数の授業を創出 ◎TRG授業(縦の連携グループ) →小・中学校間の連携による高い学習効 果をねらった授業・活動 3 最適規模の授業づくり 大人数 中人数 (L) (M) (1) 内容 ア 単元・題材等の選択と指導計画の作成 30 人以上 10~29 人 イ 川根本町ならではの教材活用及び教材開発 ウ 全国学力学習状況調査結果に基づく重点指導事項の設定と共有化 (2) 指導形態 ア YRG各授業の目標と児童・生徒の実態を踏まえた最適人数の設定 イ 学習内容と人数に応じた指導体制と指導形態 1~9人 期待される効果 ・多様な学習経験 ・適度な緊張感 ・一つの節目としての楽しい授業 (1) 学力向上 (2) 自尊感情、自己有用感、自己効力感の醸成 (3) 学ぶ楽しさの実感(積極的な学習態度、活発な意見交換) (4) 学校の枠を越えた新しい人間関係の構築(人間関係の固定化を防ぐ機能) ◎年間:小学校 40 時間(4時間×10 回) 中学校 20 時間(4時間×5回) 最適人数を生み出すYRG授業のシステム(5、6年生の例) 5 年生(35 人) 6年生(38 人) 中川根第一小 7人 教師A 5年生 音楽 教師E 中川根第一小 11 人 教師F 中央小 11 人 教師G 中川根南部小 6人 教師H 本川根小 10 人 L 授業(35 人) 中央小 12 人 教師B 中川根南部小 4人 教師C 教師A 6年生 子どもの交流 教員の交流 施設利用 ☆基本的な学力の向上 ☆豊かな人間性 小人数 (S) S 授業(38人) 7グループ 少人数指導 教師B 本川根小 12 人 教師D 算数 教師E 教師C 教師F 教師H 教師D 教師G
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