「津波の教え石」を東松島市に建立

ミサワホーム株式会社 〒163-0833 東京都新宿区西新宿 2-4-1 Tel.03(3349)8088(広報直通)
2014 年 3 月 5 日
東日本大震災復興支援「津波の教え石」プロジェクト
「津波の教え石」を東松島市に建立
○ 東日本大震災での津波被害の教訓を後世に伝える石碑「津波の教え石」
○ ミサワホームと東北ミサワホームが「津波の教え石」の建立に協賛
○「津波の教え石」の建立を記念し、3 月 2 日に除幕式を開催
ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 竹中宣雄)とミサワホームグループの販売
会社である東北ミサワホーム株式会社(本社 宮城県仙台市/代表取締役社長執行役員 佐藤春
夫)は、このたび、東日本大震災復興支援「津波の教え石」プロジェクトが取り組んでいる「津
波の教え石」の建立に協賛しました。建立を記念し、3 月 2 日には除幕式が開催されました。
ミサワホームグループは、東日本大震災以降、被災地の復興支援活動を推進しています。
今回協賛した「津波の教え石」プロジェクトもその一環であり、復興支援ボランティア活動
をしている仙台 YMCA※1や仙台と東京のワイズメンズクラブ国際協会※2、東松島市牛網町内
会などが中心となり取り組んでいます。「津波の教え石」というネーミングには、津波被害
の事実を「記憶」として残すのではなく、津波被害による教訓を「教え」として後世に伝えて
いきたいという地域住民の想いが込められています。制作にあたっては、津波から命を守るた
めに忘れてはならないことや大きな地震が発生した場合に一刻も早く高台へ逃げることなど、
地域住民から数多くのメッセージが寄せられました。また、静岡市の彫刻家大塚亮治氏が制作
した命の大切さや親子の絆などを伝える母子像「伝え行くもの」が、
「津波の教え石」のコンセ
プトと合致したことにより、石碑の上に乗せられています。ミサワホームと東北ミサワホーム
は、このようなリアリティのある教えや心温まる母子像で形づくられた「津波の教え石」の趣
旨に共感し、協賛しました。3 月 2 日には建立を記念し、東松島市牛網において除幕式を開催、
東松島市長はじめ関係者や地元小学校児童など、多くの方々が参加しました。
なお、ミサワホームでは、日本を代表するアートディレクター浅葉克己氏が制作したミサ
ワホームの企業思想を伝える 2011 年版イメージポスター「バウハウス/パウル・クレー」
の販売収益の一部を、2011 年にも今回同様、石碑の建立協賛金として提供するなど、継続
して復興を支援しています。
ミサワホームグループは今後も、東北エリアをはじめ、地域社会に貢献するための様々な
CSR 活動に積極的に取り組んでいきます。
※1 YMCA とは、1844 年英国に生まれ、現在は世界 125 カ国・地域に約 4,500 万人の会員を有する世界最大のNGO団
体。国際理解・協力の推進、災害支援ボランティア活動などの事業を世界規模で展開。
※2 ワイズメンズクラブ国際協会とは、YMCAの活動を支援することを第一の目的として、地域・国際社会に奉仕す
る国際的なボランティア団体 。
■ 「津波の教え石」(宮城県東松島市牛網)
■
碑文
ここにも津波は来る。
私達は、この日を教訓として後世に
伝え続けたい。
誰しも予想しない大津波が襲い、
愛する父、母、子、兄弟、友人、
知人と多くの人を失いました。
多くの家が、そして、我が家も流されました。
ここは「大丈夫」はありません。
常に心がけて再び悔いの残らぬように
まずは逃げる…高台へ。高台へ。
伝えてほしい未来に生きる人達へ。
以
*この件に関する問い合わせ先*
ミサワホーム㈱ 経営企画部 広報・IR課
武田路和
平賀理絵子
TEL 03-3349-8088/FAX 03-5381-7838
E-mail:rieko_hiraga@home.misawa.co.jp
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