ユダヤ人・女性・詩人 - 名古屋大学附属図書館

>> Ich streite für mich und für alle Dichter,
vor allen Dingen für die Dichtung. <<
Else Lasker-Schüler
参加無料
申込不要
会員以外の方
も歓迎します
第 10 回 平成 19 年 12 月 7 日(金)午後 6 時から
名古屋大学中央図書館5階多目的室
「ユダヤ人・女性・詩人
― エルゼ・ラスカー=シューラーの手紙」
かたり:
山口 庸子
氏(国際言語文化研究科)
エルゼ・ラスカー=シューラー(1869‐1945)は、20 世紀前半のドイツ語圏で、最も有名な女性詩
人でした。「ユダヤの女流詩人」という偏見を、彼女は、詩や小説、イラスト、写真、パフォーマンス
を駆使して、戯れつつ揺さぶって行きます。その彼女が多用したメディアが、手紙でした。非常に
複雑で、しかも遊び心に満ちた書簡体小説『ノルウェーへの手紙』を読み解きながら、ラスカー=
シューラーの「遊戯の詩学」の魅力を探ります。
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