炭素繊維強化複合材の活用設計

公益社団法人 日本設計工学会東海支部
設計フォーラム
炭素繊維強化複合材の活用設計
日 時:平成 28 年 11 月 25 日 (金) 13:30~16:50
会 場:名城大学 天白キャンパス タワー75 15 階 レセプションホール
(〒468-8502 名古屋市天白区塩釜口 1-501)電話:052-832-1151(代)
https://www.meijo-u.ac.jp/about/campus/tenpaku/
趣 旨:金属材料に比べて軽くて強いという特徴を持つ炭素繊維強化複合材(CFRP)は、航空機、自動車などの
産業分野、ゴルフクラブなどのスポーツレジャー分野などに広く利用され、今後もますます広範な応
用が期待されています。このフォーラムでは、まず CFRP の基礎について解説し、次に航空宇宙分野お
よび自動車などの産業分野への応用・活用について紹介し、併せて今後の動向についても考察します。
協 賛:計測自動制御学会中部支部、自動車技術会中部支部、精密工学会東海支部、土木学会中部支部、日本
機械学会東海支部、日本技術士会中部本部、日本材料学会東海支部、日本図学会中部支部、日本塑性
加工学会東海支部(予定)
プログラム
(1) 13:30~14:30 「炭素繊維強化複合材料の基礎と応用(成形法から評価手法まで) 」
名古屋大学工学研究科 航空宇宙工学専攻 教授 荒井政大 氏
長繊維材や短繊維材など、多様な炭素繊維強化複合材料(CFRP)について紹介するとともに、オートクレ
ーブ法、RTM 法、射出成形法など、さまざまな CFRP の成形法について述べる。また、CFRP の非破壊検査
法や材料試験による強度、破壊靭性、衝撃強度など、基礎的な機械的特性評価手法について紹介する。
(2) 14:40~15:40 「航空宇宙での CFRP 適用の現状」
(前)三菱重工㈱宇宙機器部長,名古屋大学特任教授 小林 実 氏
航空宇宙機での使用材料の動向を紹介し、その中で CFRP の占める割合が増加していることを示す。その
例として、ボーイング 787 等最近の航空機での適用状況を紹介する。また、同時に航空宇宙機への CFRP
適用の課題及びそれらを解消するための今後の動向についても解説する。さらに、構造設計の観点から
講演者の経験談も紹介する。
(3) 15:50~16:50 「炭素繊維強化複合材料の産業用途展開」
東レ㈱ オートモーティブセンター 主任部員 黒田義人 氏
炭素繊維強化複合材料は、軽量・高剛性・高強度といった特徴を活かして、自動車分野やエネルギー分
野、土木建築分野など様々な産業分野への展開が進んでいる。本講演では、自動車を中心とした用途事
例と、産業用途展開に向けた炭素繊維強化複合材料の技術開発動向、ならびに活用のポイントについて
紹介する。
定員:100 名(定員を超えた場合は設計工学会会員・協賛学会員の順で優先いたします。参加可否のお知らせ
は開催日間際になる可能性がありますのでご承知おきください。)
参加費:会員・協賛学会員 3,000 円、会員外 6,000 円、学生 無料
参加費は当日会場にてお支払いください。
申込み方法:必ず事前に申し込みをお願いします。
「平成 28 年度日本設計工学会東海支部設計フォーラム」
と標記し、氏名、勤務先・所属、所属学会、連絡先(E-mail、Tel、Fax)をご記入の上、下記申し込み
先へ E-mail でお申し込みください。参加費の振込先が必要な場合には申込時にご連絡ください。
申込み締切: 平成 28 年 11 月 18 日(金)
問合せ・申込み先:愛知工業大学 工学部機械学科 神谷恵輔
E-mail: k-kamiya@aitech.ac.jp
Tel: 0565-48-8121 内線 2324