in 高松 2010年10月29日(金) 情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ 「ウェブ会議」 とは特定非営利活動法人 日本ウェブ協会(W2C)が主催し、 地方におけるウェブサイト提供者を対象に、ICTの利活用促進のために、 これからの ウェブサイトのあり方に関して理解を深め、 意識を高めることで、 ひいては地域の発展に寄与しようというものです。 ウェブサイトの有効利活用の為には、 ウェブサイトを提供する側にいる様々な役割の人たちが、 シームレスに議論ができる共通プラットホームの構築が不可欠 です。 「ウェブ会議」では開催地域の実状に沿った形で、その構築をサポートしていきます。 今年のテーマは・・・ 情報アーキテクチャ(IA)で実現する 「ウェブサイト最適化」 ウェブサイト構築プロセスに於いて、情報アーキテクチャ (IA)設計工程に高い注目が集まっています。 情報アーキテクチャとは、 企業や公共サイトといった情報提供側の「伝えたい情報」 と、 利用側の「辿り着きたい情報」を合致させる仕事です。 情報の構造を最適化することで、情報提供者と利用者の双方に利益をもたらします。多くのウェブサイトが現在、情報アーキテクチャ設計を 見直すことによって顕著な効果を発揮し目的を達成しています。 今回のウェブ会議では「ウェブサイト最適化」をテーマに掲げ、 サイトが目的を達成するために、 なぜ情報アーキテクチャが重要なのかを みなさんと共に考えます。 主 催: 特定非営利活動法人日本ウェブ協会 ウェブ会議実行委員会 協 賛: ファーストサーバ株式会社 協 力: 株式会社アクアリング、 株式会社BAメガパワーズ、 有限会社ヘルツ (五十音順) 日 時: 2010年10月29日 (金)受付13:30∼ 開演14:00∼ 終了18:00 会 場: 情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ BBスクエア https://www.e-topia-kagawa.jp/ 対 象: 企業・自治体のウェブ担当者、 ウェブ制作者、 企業経営者 受講料: 当日券 :7,000円(会員:3000円) 前売券:5,000円(会員:2000円) 日本ウェブ協会では、情報アーキテクチャを中心にサイト最適化を考える 「IA2010フォーラム」の活動も行っています。 ※2010年2月に開催したキックオフイベント (写真上) ※現在Ustreamを使ってライブ配信を行っている 「IAチャンネル」 (写真下) 懇親会: 4,000円(懇親会だけのご参加はご遠慮ください) 「ウェブ会議in高松」のお申し込みは http://bit.ly/WebTAK お問合せは「日本ウェブ協会 ウェブ会議実行委員会事務局」 メールアドレス:webkaigi@w2c.jp / 電話番号:03-5733-3701 in 高松 セッション1:自治体サイトに役立つIA視点 14時10分∼15時10分(60min) 坂本 貴史(UXデザイナー ネットイヤーグループ株式会社) ウェブサイト構築・運営の現場では、 「IA」 「情報アーキテクチャ」 という言葉に関心が高まっています。 しかし、実際何 をどう考え、 どうアウトプットすることが情報アーキテクチャ上の理論に沿っていることなのか、 それがサイト自体や業 務プロセスの改善・向上にいかに貢献しうるのか、"現場での活用"という意味では今一歩踏み出しきれていないのが 現状ではないでしょうか。 このセッションでは、 インフォメーションアーキテクトとして数多くのウェブサイト構築プロジェクトへの参画経験を持 坂本貴史:デザイン会社でのグラフィックデザイ つ坂本貴史氏が、情報アーキテクチャについて体系的に紹介するとともに、特に幅広い層をターゲットにしなくては ナーを経て、2000年ごろから本格的にWebデザ ならない「自治体サイト」にフォーカスをあて、 サイト改善へのアプローチ方法の解説を行い、 さらに県内の自治体サ インに関わる。2002年にWebディレクターとして ネットイヤーグループに参画。インフォメーション イトをいくつかピックアップして実際のサイト改善のポイントを紹介します。 アーキテクトを専門職とし数多くのWebサイト構 築に携わる。セミナー講演などでも幅広く活動中。 著書に 『プロセスオブウェブデザイン 企画からデザ インへ落とし込みの技術』 (翔泳社)。 セッション2:サイトオーナーが片手間で実践できる効果測定と改善メソッド 15時30分∼16時30分(60min) 清水 誠(楽天株式会社 アクセス解析・最適化推進リーダー) それぞれの商用サイトは、企業の規模に関係なく達成すべき目標を持って公開されています。ウェブサイト提供者 (サイトオーナー) が目標を達成するには、 サイトへの集客(検索エンジンで表示されるための最適化) も重要ですが、 目的を持ってサイトを訪問した利用者を適切に情報に導くことも重要になります。 そのためには、訪問する利用者の特性や指向などを、 しっかり理解した上でのサイトの設計・構築が必要になることは 言うまでもありません。そして利用状況を把握した上で、 継続的に改善を繰り返していく。これこそが「ウェブ最適化」 清水 誠:凸版印刷・Scient・Razorfishにて大手企 の本質ではないでしょうか。 業へのIA設計とコンサルティングに従事した後、事 このセッションでは、 サイト設計(IA・UI)、実装(コーディング)、CMS、SEOなど数々の専門分野でのキャリアを持ち、 業者側へ転身。日経ベンチャーと外資企業にてIA とCMSを軸とした立ち上げ・運用プロセス改善を リードした。イベント・セミナーでの講演や執筆も手 がける。2008年に楽天株式会社に参加、 アクセス 解析とABテストの全社的な活用促進を推進して さらに現在ではサイトオーナーの立場で、楽天グループにおける多種多様なサイト群の最適化を実践している清水 誠氏が、 これまでの経験と現在の立場を軸に、 サイト最適化について解説を行います。 特に、今回は地域に目を向け、大企業の事例だけではなく中小企業や個人サイトでもすぐに実践できるノウハウを多 く盛り込みます。 いる。 セッション3:サイト構築の根拠はユーザーテストにあり 16時50分∼17時50分(60min) 森川 眞行(日本ウェブ協会理事長/BAメガパワーズ プロデューサー) ウェブサイトを利用してもらうには「情報アーキテクチャ」を理解し、 サイトを使いやすくするための継続的なリニュー アルが必要です。 しかし、その前にそもそも、それぞれのサイトで、利用者(お客さま) がどのような状態でページを見 ているのかを理解しなくてはなりません。店舗の場合であれば、実際にお客さまや取引先を目の前にしますからス テークホルダーの想定は比較的に容易です。 しかしインターネットでつながっている先のお客さまはどうでしょうか。 森川 眞行:2007年日本ウェブ協会理事長に就 任。現在制作会社プロデューサーのかたわら、大学 ウェブサイト提供者(サイトオーナー) は本当にその実像を理解しているのでしょうか。 講師(多摩美術大学情報デザイン学科) やウェブを このセッションでは、 アートディレクター、 テクニカルディレクター、 インフォメーションアーキテクト、 プロデューサー 通しての障害者就労支援などにも参画。 の経験を持つ森川が、 サイト構築を調査・分析・設計・実装という4つのフェーズで解説を行います。 「ウェブ会議in高松」のお申し込みは http://bit.ly/WebTAK お問合せは「日本ウェブ協会 ウェブ会議実行委員会事務局」 メールアドレス:webkaigi@w2c.jp / 電話番号:03-5733-3701
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