授業目的 在宅における療養者および家族を理解し、援助関係の構築をは

科目分類
看護専門科目 応用看護
授業科目
在宅看護学Ⅰ
選択/必修
担当教員
メールアドレ
ス
授業目的
授業概要
必修
単位数(時間数)
2単位
開講時期
3年
前期
60時間
授業形態
講義
家根 明子
a-yane@tsuruga-nu.ac.jp
オフィスア
ワー
講義の前後
在宅における療養者および家族を理解し、援助関係の構築をはか
る。特に生活の場において、主体的に療養生活を送るための援助方
法について学習する。その上で、療養者を中心にした家族のアセス
メントとそれに基づく援助を創造できる能力を養う。
療養者および家族への援助を行うために、療養者と家族の対応能
力のアセスメントを行い、状況に応じた援助について事例を用いて
学習する。また、在宅看護で対応する代表的疾患や状況の具体的な
援助方法を学習する。
第 1 回 健康問題が生じた対象者および家族の危機
第 2 回 療養者と家族の療養生活イメージと実際
第 3 回 主体的な療養生活支援-在宅療養者および家族の QOL
第 4 回 在宅生活への援助技術①(コミュニケーションほか)
第 5 回 在宅生活への援助技術①(清潔ほか)
第 6 回 アセスメントと在宅療養における看護目標・計画・実施・評価①
第 7 回 アセスメントと在宅療養における看護目標・計画・実施・評価②
第 8 回 アセスメントと在宅療養における看護目標・計画・実施・評価③
第 9 回 在宅療養者を支える他職種との連携・協働
第 10 回 療養者を中心としたヘルスアセスメント①
第 11 回 療養者を中心としたヘルスアセスメント②
第 12 回 様々な制度に基づく補助具・福祉用具を用いた援助方法
授業内容
第 13 回 痛みを訴える療養者への対応
-がん療養者と家族の在宅看護事例から
第 14 回 在宅における排泄への援助(ストーマ管理も含む)
第 15 回 在宅における輸液療法、服薬管理
第 16 回 終末期対象者および家族への在宅看護
第 17 回 在宅における死への援助
第 18 回 認知症高齢者および家族への在宅看護
第 19 回 社会福祉士・介護福祉士・ケアマネジャー・ホームヘルパーの役割と
連携-要介護高齢者と家族の在宅看護事例から
第 20 回 感染症を持つ療養者と家族への援助
第 21 回 医師と薬剤師、保健師と在宅看護師の役割と連携
-神経難病発症後の麻痺をもつ療養者と家族の在宅看護事例から
第 22 回 人工呼吸器を装着した在宅療養者と家族への援助
第 23 回 経管栄養管理、その他のカテーテル挿入時の援助
第 24 回 理学療法士と在宅看護師の役割と連携
-脳梗塞発症後の麻痺をもつ療養者と家族の在宅看護事例から
第 25 回 在宅酸素療法を行う療養者と家族への援助
第 26 回 療養者急変時の対応
第 27 回 腹膜透析を行う在宅療養者への援助
第 28 回 在宅看護における倫理的課題
第 29 回 在宅看護の限界と今後の課題
第 30 回 まとめ
教科書・
参考書等
成績評価
基準・方法
履修要件
留意事項・
その他
教科書:河原加代子ほか 系統看護学講座、在宅看護論、医学書院
参考書:授業のなかで適宜紹介する
定期試験(50%)
、課題・レポート・授業への参加度(50%)で評価する。
※参加度は,授業へのコメント内容や質問・意見などを参考にする。
この科目は在宅看護学実習Ⅰの履修要件科目である。
提示した内容の予習を行い、授業に主体的に臨むようにしましょう。
積極的な参加を期待します。