I A V TECH DAY のご案内 2016年5月26日 (木) 横浜・みなとみらい 開催にあたって お客様各位 IAV株式会社 代表取締役 松島 秀行 拝啓、春陽の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は格別のご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。 さて、毎年ご好評をいただいております『 IAV TECH DAY』をおかげ さまで本年も開催する運びとなりましたのでご案内いたします。 エンジン関連の講演では、将来のさらなるCO2低減要求や、 リアルド ライビングエミッション規制に対応する技術と新たな開発手法につい て弊社の取り組みをご紹介いたします。 車両関連では昨今注目を集 めている自動運転やADASに加え、シンプルな48Vハイブリッド技術の ご紹介を、またトランスミッション関連では新たなコンセプトの提案と 最新の開発手法やプロセスについてご紹介いたします。 発表は エンジン セッション と車両・トランスミッション セッション の 2部屋同時進行にて実施いたします。弊社の提供する様々な技術情報 がお客様各位のお役に立てるものと期待しております。 詳細を別記の通りご案内いたしますので、 ご多用中誠に恐縮でござ いますが、ぜひ御社内の関係者様にも広くお声掛けいただき、多数の 方々にご来場いただければ幸甚に存じます。 敬具 パシフィコ横浜 展示ホール 小間番号: 133 出展いたします 皆様のご来場をお待ちしております 概要 日 に ち 2016年5月26日 (木) 時 会 間 10:00 ~ 17:45(9:30 受付開始) 場 ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル • エンジン セッション 1階 シルクルーム • 車両・トランスミッション セッション 1階 パールルーム 住所 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1 Tel 045-223-2222 アクセス http://www.interconti.co.jp/yokohama/access/index.html *自動車技術展『人とくるまのテクノロジー展 2016』の 会場であるパシフィコ横浜の隣に位置しております。 講演内容 エンジン セッション と 車両・トランスミッション セッション を 隣接する会場で並行して開催たします。 詳細については次頁をご参照ください。 参 加 費 無料 そ の 他 講演会場にはドリンク類を、 また昼食時間には立食での 簡単なお食事をご用意いたします。 定員になり次第締め切らせて頂く場合がございますので、 お早めのお申し込みをお待ちしております。 IAVオフィシャルサイト https://www.iav.com/en/techday 登録の方法 こちらのサイトからオンラインでご登録ください: https://qooker.jp/Q/auto/ja/iavtechday/2016/ ご登録受付締切 2016年5月10日 (火) 〈 お問い合わせ 〉 IAV Tech Day 事務局 Tel 03-5657-0789 担当 阿部・濱口 Email iavtechday@jtbcom.co.jp エンジン セッション (シルクルーム) 10:00 ~ 10:15 開会のご挨拶 【午前 ガソリンエンジン セッション】 10:15 ~ 11:00 GDIエンジンのPM低減 将来の排出ガス規制要求のため、 自動車メーカーは、EU6cと実走行時の排出ガ ス(RDE)を組み合わせた排出ガス目標のような新たな課題に直面しています。 また、将来的にPM生成の抑制は一つの重要な開発焦点になります。 当講演で は、PM生成に影響を及ぼすいくつかの因子の概要をご説明し、PM生成の低減 可能な方法をご提案します。 11:00 ~ 11:45 環境・技術・政治的な側面から見た天然ガス(メタン 燃料)のヨーロッパやアメリカでの現状について CNG、LPG等のガス燃料を使用したパワートレインは、 アプリケーションをさまざ まな環境規制に対応させることに成功しています。ガス燃料を使用した車両、鉄 道、船舶およびプラント施設(例:コージェネ設備(CHP))の排出ガスは、他の代 替燃料と比べて、CO2排出量の削減や既存インフラの流用による調達コストの 低減といった特徴があります。 いくつかの国ではガス燃料の使用促進のための 奨励策がとられています。当講演では天然ガス自動車の技術的な可能性と市場 の現状をご説明します。 11:45 ~ 12:30 RDE - パワートレインコンセプト 「カイゼン」および新たな取り組み 今後予定されているRDE法規の導入は、 ガソリンエンジンレイアウトに大きな影 響を与えることが考えられます。全(エンジンマップ)領域の低CO2 排出量とλ1 (ストイキ)運転を満たすためには、非常に高度な技術の組み合わせが必要と なります。当講演は今後のRDE要件へ適応するための一助となる、2つの異なっ た技術に焦点をあてました。 1つの取り組みはカイゼンでの取り組み、 もう一方 は新しい基本エンジンレイアウトを必要とした新たな取り組みになります。 12:30 ~ 13:30 昼食(別室にて簡単なお食事をご用意いたします) 【午後 ディーゼルエンジン セッション】 13:30 ~ 14:15 デジタル化による将来のパワートレインキャリブ レーション デジタル化によりキャリブレーションプロセスは大きく変わります。これはシステ ムの複雑化とヨーロッパなどの新法規(RDE)に伴って生じる検証要求の増大に 対する解決策の一つです。 IAVはパワートレインキャリブレーション全域をカバ ーする全体論的プロセスにおけるビッグデータと機械学習の手法をご提案しま す。 当講演では、形式化した計測手法から機械学習解析に至る包括的なアプロ ーチについてご紹介します。 14:15 ~ 15:00 高いロバスト性を確保した機能開発と適合のための CAEツールチェーン ローラベンチやPEMS(Portable Emission Measurement System)により計測さ れモデル化されたコンポーネントの働きは、シミュレーションにより再現されま す。センサ、 アクチュエータとその他の部品においては各公差の範囲内において 何度もシミュレーション評価を行うことにより、その機能と適合の妥当性を評価 することができます。今回はディーゼル後処理システムのOBDに対するロバスト 性を例にご紹介します。 15:00 ~ 15:45 統合化されたモデルベース開発手法を適用した 商用車向けの総合的なパワートレイン開発の紹介 開発初期段階におけるコンセプト定義に関する議論を中心とし、 ダウンスピード 化による燃費改善効果の検証を行います。 目的達成の手段として、GT-Power ベースのエンジンモデルが接続された統合モデルにてシミュレーションによる システム最適化を試みました。 15:45 ~ 16:00 休憩 16:00 ~ 16:45 将来のディーゼル、 ガソリンおよび気体燃料エンジン における燃料噴射装置の動向 IAVの視点から将来のディーゼル、 ガソリンおよび気体燃料の燃料噴射系に注目 して、その開発動向とポテンシャルをご紹介します。また、IAVでの噴射系開発に おける業務内容とお客様におけるメリットのご紹介も行います。 16:45 ~ 17:30 RDEエミッション最適化のための新しい適合方法の 適用 - 実プロジェクトの結果 - 欧州では新しいRDEエミッション規制により、適合方法の修正が要求されていま す。 IAVではこの新たなチャレンジに対するエミッション最適化プロセスを適応 させてきました。ディーゼルエンジンに対する、最初のEU6d適合プロジェクトは 既にスタートしています。 当講演では実プロジェクトでのRDEエミッションの適 合方法についてご報告します。 シミュレーションの利用、ならびにシミュレーシ ョン結果を実試験結果と比較し、さまざまなRDE条件下における試験結果の具 体例をご紹介します。 17:30 ~ 17:45 まとめ および 閉会のご挨拶 車両・トランスミッション セッション (パールルーム) 10:00 ~ 10:15 開会のご挨拶 【午前 車両 セッション】 10:15 ~ 11:00 自動運転、V2X、そしてクラウドプロダクティビティの シナジー IAVはこの度パートナーのマイクロソフト社と共に、歩行者、インフラ、マイクロソ フトAzureクラウドとウィンドウズ10に接続する 「コネクテッド高度自動運転」の デモカーを実現しました。 この様な技術は車が移動中に周辺環境に対し、自動 的に適切に反応をし、運転手に生産性の高い仕事ができる様な時間とツールを 提供します。 当講演では弊社のデモカーに装備されている技術と将来のアプリ ケーションをご説明します。 11:00 ~ 11:45 高度自動化運転技術 - 何を信頼できますか? 高度道路交通システム(ITS)は、現在さまざまな産業分野で開発が行われていま す。 最大の課題は安全かつ信頼性の高いシステムを構築することです。その中 で自動車産業におけるITSの主な焦点は、高度自動化運転(HAD)の実現です。こ 失敗から学ぶことを徐々に発展させるのではなく、 当初より安全で の新技術は、 信頼性の高い設計であることが必要です。 技術的な観点から、すべての必要な 技術の信頼性がチェーン状に連鎖することによって (トラストチェーン)実現され ます。 しかし、 どの技術が十分に信頼おけると言えるのでしょうか。 外界認識? グローバルダイナミックマップ? ローカルダイナミックマップ? GNSS? V2X? セ ンサデータフュージョン、それとも運転アルゴリズムなのでしょうか? 当講演で は、HADに使用する技術の信頼性開発の現状をご説明します。 11:45 ~ 12:30 48V ハイブリッドのコンポーネント - マイルドハイブリット化への挑戦 さまざまな市場での2020年排気ガス排出規制を解決するため、48Vのマイルド ハイブリッド化はその有効性により数を増してゆき、 またそれ従いアプリケーシ ョンの数も増加が予想されます。 システム構造的に何が最善のアプローチであ ろうと、そのうちの仕様決定には、 コスト、効率、NVHのなどの要件を考慮しなけ ればなりません。 加えて当講演では、部分負荷運転時の効率向上などのような 技術的な課題についても着目します。 12:30 ~ 13:30 昼食(別室にて簡単なお食事をご用意いたします) 【午後 トランスミッション セッション】 13:30 ~ 14:15 IAVが提案する低コスト電化パワートレインプラット フォーム 低コストアプローチでのモジュラー型パワートレインプラットフォーム、ハイブリ ッドと電気自動車をご紹介します。 主要機器として2/3速のトランスミッションが 最大効率のために着目され、48V技術での小型車両へのハイブリッドの実装を 可能にします。 14:15 ~ 15:00 将来の商用車向けパワーシフト変速機の開発 パワートレイン系の技術トレンドが将来の商用車における性能特性や基本構造 に影響を及ぼします。 IAVが提供する系統的な開発プロセスは適切な方針決定 の手助けとなります。当講演では、商用車アプリケーションの要求仕様の例に基 づき、モジュラー型9速パワーシフト変速機に関する系統的適用開発プロセスを ご紹介します。この中で検討された設計仕様やその成立性検証結果についての ご紹介も行います。 15:00 ~ 15:45 3速まである第2世代標準電気ドライブユニット 近年、IAVは新しい電気運転ユニットを開発しました。 そのコンセプトは規格化 されたシステムに発展してきました。当講演では、サイズ、重量、そして生産化に ついて、 また電気モータの最適化と同様に新しいコンセプトの標準化・設計につ いてご説明します。 15:45 ~ 16:00 休憩 16:00 ~ 16:45 パワートレイン機能安全ISO26262 - シミュレーションによるハザード分析 パワートレインのシステムがますます複雑化していくなかでE/Eシステムの不具 合によるハザードのリスクを検知する必要があります。 システムが完璧に設計 されていたとしても、E/Eシステムの不具合はいつでも起こり得ます。 IAVは機能 安全プロセスに長けており、開発の早い段階でのシミュレーションでどのように ハザードと、その結果起こる事象を検知するかといった、経験と知見をご紹介し ます。 16:45 ~ 17:30 キャリブレーション検証のための効率的な試験と 評価プロセス これからのキャリブレーションプロセスは、開発期間短縮かつ品質向上要求に 応えるものである必要があります。 また、 この課題を満足させるには、多岐にわ たる試験結果とキャリブレーション品質評価レポート、ならびに派生車量と基準 車量のデータセットの比較が必要となります。 当講演では、 これらの要求に応え る手段として、 トランスミッションキャリブレーションにおけるツールベースのキ ャリブレーションと検証プロセスをご説明します。 17:30 ~ 17:45 まとめ および 閉会のご挨拶 IAV株式会社 〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町1-9-4 KYYビル9F Tel 03-5289-3253 / Fax 03-5289-3251 www.iav.com/jp
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