平成 27 年度知財情報検索技術講座のお知らせ 特許出願が重要ですと言われても、すぐには特許出願ができない方も多いでしょう。しかし、毎 日、特許公報や特許公開公報を読む習慣のある方は、特許の明細書等の出願書類には何を書けば よいかも自然に身について、「特許」とは何かが理解できることになります。また、こんなアイ デアでも特許になるのか!というような知恵もつき、特許出願する力が自然に発生することにな ります。 従来の特許電子図書館(IPDL)のサービスが 2015 年 3 月 20 日に終了しました。そして、2015 年 3 月 23 日からは、新たなサービスである特許情報プラットフォーム(英:Japan Platform for Patent Information、J-PlatPat(ジェイプラットパット))のサービスが開始されました。特許 庁は、ユーザーの方が「ぷらっと」寄って、特許等の情報を「ぱっと」見つけられるユーザーフ レンドリーなサービスを提供しますと謳っております。 昭和 30 年の特許法改正草案には、「他人の特許発明の属する分野の営業を営む者がその営業を 行うに当たりその特許権を侵害したときは…原状を回復する責に任ずる。但しその者がその他人 の特許発明を実施せざるよう相当な注意を払ったときはこの限りではない」とあります。その注 意義務は特許公報調査とされました。 即ち、事業の実施者には他社の特許公報を調査すべき注意義務が課せられているのであり、特許 出願するか否かに関係なく先行技術調査を日常的に行う必要があるということです。 本講座では、鈴木壯兵衞を講師として、事業の経営に必要な知財情報の調査・活用技術などが習 得できます。 開催概要 弘前会場 弘前高等技術専門学校(弘前市) 青森会場 青森県総合社会教育センター(青森市) 八戸会場 八戸工業大学(八戸市) 特許・実用新案コース 弘前会場 7月 13 日(月) 青森会場 7月 16 日(木) 八戸会場 8月 27 日(木) 講座内容 (a)特許情報活用の重要性、 (b)特許分類の概要、 (c)特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)による AND 論理と OR 論理を用いた検索、 (d)PCによる検索実習 など 申込先・お問い合わせ 一般社団法人青森県発明協会(青森県知的財産支援センター内) TEL:017-762-7351 FAX:017-762-7352 e-mail:aomoipc1@jomon.ne.jp
© Copyright 2024 Paperzz