止まらぬ偽警告の被害!!

平成 28 年9月
止まらぬ偽警告の被害!!
平成28年6月以降、パソコンでインターネットを利用していた際に、「ウイルスに感
染しました。」等との警告が出たため、表示された連絡先へ電話をかけたところ、駆
除等の名目でクレジットカード番号と暗証番号を入力させられたり、プリペイド式クレジットカ
ードを購入させられ、その番号を入力させられる被害が相次いで発生しています。
警告画面は偽物の可能性が高く、実際にはウイルスに感染していないことがほとんどな
ので、表示された連絡先へ全体に電話をかけないで下さい。
まずは、ウイルス対策ソフトによるウイルススキャンを行い、感染が確認された場合はウイ
ルス対策ソフトの指示に従って対処して下さい。
ウイルス検出の警告が表示された場合の対処方法
Google Chrome の場合、図1(左)で「OK」をクリックすると図1(右)のポップアップメッセ
ージが出現し、「このページ
を離れる」をクリックしても図
1(左)が再度表示されるの
で、図1(右)にある「このペ
ージでこれ以上ダイアログボ
ックスを生成しない」という
チェックボックスをチェックす
ることで、繰り返しの表示を
図1
止めることができます。
図2
Microsoft Edge の場 合も 同様 に
「OK」や「このページから移動」をクリッ
クしても、ポップアップメッセージが繰
り返し表示されるので、図2(右)にあ
る「このページにこれ以上メッセージを
表示しないようにする」というチェック
ボックスをチェックすることで止めるこ
とができます。
Internet Explorer の場合は、タスクマネージャーを起動してタスクを終了させるか、そのま
まの状態で再起動させるといった対処が必要となります。
※1 出典(独)情報処理推進機構(IPA):安心相談窓口「”ウイルスに感染した”という偽警告でサポートに電話するように
仕向ける手口に注意~最近ではブラウザの操作を妨害する手口も~」
※2 詳しくは IPA ホームページからご覧下さい。【https://www.ipa.go.jp/security/anshin/mgdayori20160621.html】
サイバー犯罪(インターネットに関する犯罪)の通報やご相談は・・・
石川県警察本部生活環境課サイバー犯罪対策室
076-225-0110
cyber@police.pref.ishikawa.lg.jp