エントランスに巨大な鯉のぼり!

平成28(2016)年5月6日
私たちは普段、『言葉』をとおして他者とコミュニケーションを図ります。言葉遣いひ
第8号
編集・発行:校長 上甲 尚
とつで、相手を励まし、勇気づけたり、ほっこりさせることもあれば、傷つけ、落ち込
ませることもあります。本当に『言葉』は大切にしなければなりません。
エントランスに巨大な鯉のぼり!
皆さんは普段、友達やクラスメイト、家族、先生、近所の人、その他の知り合いの方
生徒の皆さんもすでに気付
など、人と話をする時、言葉遣いに気を付けていますか?ついつい「ムカつく!」「きも
いているかと思いますが、5
いんじゃ!」挙句の果てには「死ね!」(この言葉は絶対に許されませんね)などと、人
月1日(日)、生徒会執行部
を傷つけるような、人権侵害の言葉を遣っていませんか?一度、自分を振り返ってみて
と陸上部の人たちで、玄関を
ください。
入ってすぐのエントランスに
乱暴な言葉が飛び交う教室は、どんな教室になりますか?反対に、あったかい、優し
巨大な鯉のぼりを飾り付けて
い言葉が交わされる教室は、どんな雰囲気の教室でしょうか。すぐにわかりますよね。
くれました。なかなか迫力が
一人ひとりが気を付けて「あったか言葉」が交わされる教室、学校にしていきましょう。
あっていいですね!
私が子どもの頃は、5月5
日の「こどもの日」が近づく
と、各家庭で鯉のぼりが上げ
られたものです。ウチの家にもありました。最近はあまり見かけなくなりましたが...。
皆さんの家ではどうですか?
鯉のぼりの由来について(ウィキペディアより)
たんご
こいのぼり(鯉幟)とは元来、日本の風習で、江戸時代に武家で始まった、端午の節
句である旧暦の5月5日までの梅雨の時期の雨の日に、男児の出世と健康を願って家庭
の庭先で飾られた紙・布などに鯉の絵柄を描き、風をはらませてなびかせる吹流しを鯉
の形に模して作ったのぼりのこと。皐幟(さつきのぼり)、鯉の吹き流しとも言う。現在
は新暦の5月5日まで飾られ、夏の季語としても用いられる。
まごい
「あったか言葉」と「チクチク言葉」
あったか言葉
チクチク言葉
・ありがとう
・頑張ってね
・バカ!
・きもい
・だいじょうぶ
・最高!
・むかつく!
・黙れ!
・すごいね
・その調子
・消えろ
・どっか行け
・元気出してね
・ファイト!
・目障りだ
・
(無視)
・ドンマイ
・やったね
・死ね!
・アホか!
・応援してるよ
・どうしたの
・調子にのるな
・ツラ出すな
・よかったね
・よろしくね
・くたばれ!
・ふざけんな
・一緒にがんばろう!
・地獄に落ちろ
・もう終わってる
・いっしょだね
・いいね
・間抜け
・意味わかんない
・仲間だね
・その調子!
・お前なんかいらない
ひごい
本来は真鯉(黒い鯉)のみで、明治時代から真鯉と緋鯉の対で揚げるようになったが、
昭和時代からは家族を表すものとして子鯉(青い鯉)を添えたものが主流となった。た
来週の木・金は中間テストです!
だし、過渡的に黒と青だけという組み合わせも見られた。また、真鯉に赤い裸の男の子
ゴールデン・ウィークが終わると、来週の木曜・金曜は中間テストです。1年生の皆
がしがみついている柄のものがあるが、これは金太郎とみられ、金太郎が自分より大き
さんにとっては、初めての定期テストですね。授業で学習したことをしっかり復習して、
い鯉を捕まえた伝説をもとにしているとみられる。
自分のベストを尽くしてテストに臨みましょう。自分を高め、自分の世界と可能性を広
最近では緑やオレンジといった、より華やかな色の子鯉も普及してきており、所によ
っては女の子も含め家族全員の分の鯉を上げる家もある。
げ、
『未来を拓く』ために、コツコツと勉強を積み重ねていきましょう。
「継続は力なり」
です。期待していますよ。頑張れ、はす中生!