2 05 - Deutsch-Japanischer

DEUTSCH-JAPANISCHER WIRTSCHAFTSKREIS
2
季刊誌
05
2005 年
DJW ニュース
テーマ 1「FC バイエルンミュンヘン-日本進出に向けて-」
ついに「日本におけるドイツ年」が始まり、既に様々なイ
ベントが開催されていますが、この枠組みの中で、今シ
ーズンのブンデスリーガ(ドイツ国内サッカー1 部リー
グ)優勝チームに輝いた FC バイエルンミュンヘンは日本
市場進出に努めています。
2002 年の日韓共同開催のワールドカップではキャプテン
でありゴールキーパーのオリバー・カーン、ミッドフィ
ールダーのミヒャエル・バラックを始め、多くの FC バイ
エルンミュンヘンの選手がドイツナショナルチームとし
て日本の地を踏み、その知名度をアップさせました。カ
ーン氏は語ります。「2002 年の日本での滞在は最高でし
た。日本人プレイヤーを始め、各地で出会ったサポータ
ーも素晴らしく、私達は本当に楽しい時を過ごせまし
た。ドイツより遠く離れた日本に私達を応援してくれて
いる人々がいるということは本当に素晴らしい事で、皆
様の期待に応えられるように日々努力しようという気持
ちが湧いてきます。そのお礼として日本の皆様にお返し
をしたいという気持ちがチーム全員にありましたが、今
年が日本におけるドイツ年ということで、今夏に日本の 2
つのサッカーチームと友好試合をすることが決定しまし
た。今度はドイツで私が所属するチーム FC バイエルンミ
ュンヘンとして日本の皆様にお目にかかれることをチー
ム一同とても嬉しく思っています。皆様にはこれを機会にブ
ンデスリーガ、強いては FC バイエルンミュンヘンに興味を
持っていただければと思っています。」
今後同チームはオンラインショップを始め、様々なメディア
に進出していく予定ですが、その根底にあるのはカーン氏が
語るように単なるビジネスではなく日本との友情/日本人サ
ポーターとの距離縮小で、当チームメディア権/ニューメデ
ィア部長シュテファン・メネリヒ氏は「忠実な日本のサポー
ターには既にドイツのオンラインショップにてユニフォーム
などのチームグッズを購入いただいており、大変喜んでおり
ます。皆様に一層ご満足いただけるサービスを目指して日本
独自のオンラインショップの開店に踏み切りました。是非一
度ご覧下さい」と語ります。
DJW ニュース読者の皆様には以下の質問にお答えいただき
懸賞にご応募いただけます。皆様が当チームオンラインショ
ップ www.fcb.de(ドイツ語又は英語)にて最も気に入った
商品番号を 5 点ご記入の上、6 月末までにメールにて
info@djw.de(日本語又は英語)までお送り下さい。抽選で
サイン入りチームオリジナルグッズをプレゼントいたしま
す。当選者はウェブ上にて発表する予定です。奮ってご応募
下さい。
友好試合についての詳しい情報は裏面をご参照下さい。
テーマ 2「カールスルーエ大学工学修士プログラム」
ドイツ語はできないけれど、ヨーロッパの中心とも言え
るドイツで勉強してみたいという方にぴったりの工学修
士プログラムをご紹介いたします。
南西ドイツの黒い森地方にあり、マウルタッシェン(挽肉
や野菜をパスタで包んだ餃子風料理)やシュヴァルツヴァ
ルダーキルシュ(チョコレートとサクランボのケーキ)で有
名で、しかもロマンチック街道周辺の中都市カールスル
ーエにあるカールスルーエ(工科)大学の国際部は、英語に
よる理学士及び理学修士課程の 18 ヶ月のプログラムを
99 年の夏学期から導入し、機械工学の理学士課程と電子
工学と情報技術の理学修士課程を毎年提供しています。
今日現在、国際部では 6 人の若い日本人学生が機械工学
を勉強しており、地元企業の DaimlerChrysler AG, Trumpf
GmbH, Dürr AG, Bosch Rexroth AG などのサポートと共
に日々学んでいます。これらの企業は、人材開発の見地
から各々の企業文化に学生達が慣れ親しめるように尽力
し、問題が生じた場合は親身になって解決に向けて話し
合います。また企業研修に向けての準備、研修プログラ
ム(インターンシップ)、オリエンテーションなどの期間も
1
日独産業協力推進委員会
授業内容には含まれております。このような企業研修を通じ
て学生達と企業との絆は徐々に育まれ、理論だけではなく実
習に基づくお互いの教養・文化の交流の機会が実現されてい
ます。
当大学国際部には日本の国際化教育に熱心な大学の学生達の
ための奨学金制度もあり、志願者は企業からの推薦を受けた
り、最終成績証明書や英語能力証明などの入学に関する審査
の後、希望者の中から求められる人材を厳選し、スポンサー
企業にご紹介なども行っております。
学生たちは付属の学生寮に住むこともでき、国際的かつアッ
トホームな雰囲気の中で学生生活を楽しんでいます。
2005 年度プログラムは 10 月 15 日に新学期が始まり、来年
も引き続き継続される予定です。詳細については以下のカー
ルスルーエ(工科)大学国際部のホームページ www.universitykarlsruhe.de をご覧下さい。
お問合わせは当大学国際部ミヒャエル・クルト氏 Michael
Kurth, Managing Director International Department der
Universität Karlsruhe GmbH, kurth@id.uni-karlsruhe.de まで
英語でお願いいたします。
DJW でのインターンシップ
ドイツで日独関係のイベントを一緒に準備/組織/開催した
り、フレキシブルなチームの一員として日本進出を試み
るドイツの企業に独自のアイディアを提供してみません
か?
DJW デュッセルドルフオフィスでは、英語が堪能でドイ
ツ語の知識があり、分析の好きな日本人実習生(インター
ン)を随時募集しております。実習生の皆様には 3 ヶ国語
を駆使して様々な課題に取り組んでいただけ、またとな
い経験をしていただけます。
ワーキングホリデービザなどのドイツでの労働許可を有し、
以上の条件を満たす 3 ヶ月以上滞在でき興味のある方は履歴
書をメールにて info@djw.de までご送付の上ご応募ください
ますようお願い申し上げます。実習生の方には小額ですがお
給料をお支払いし、住居探しについてはサポートいたしま
す。詳しくはお問合せ下さい。ご応募お待ち申し上げており
ます。
日本でのドイツ環境保全展
環境保全は、ドイツにおいて国民の 9 割以上が重要なテ
ーマであると考えており、具体的には有機農業や資源の
リサイクルなどに関心が高まっています。そのためドイ
ツではビールや水、清涼飲料水などの 60%(世界最多)に
はリターナブル容器が使用されています。
これらを背景に、連邦環境省、ドイツ環境財団・環境コ
ミュニケーションセンター、ECOS コンサルタントなど
のプロジェクトパートナーは、「日本におけるドイツ年」
の枠組みの中で 2005 年 7 月より日本全国 12 箇所にて開
始されるドイツ環境保全展「持続可能な暮しと社会-地
球の未来を次世代に伝えるために-」を企画していま
す。当展示では 25 枚のポスター(パネル)を用いて、ドイ
ツに限らず誰でもできる環境保全の例をわかりやすくご
紹介しています。
学生や一般市民の方から環境専門家、自治体関係者に至る幅
広い分野の方を対象とした 12 の環境保全のテーマにわたる
当展示では、地元生産品の奨励から持続可能な漁業、循環経
済に至るまで多くの例が取り上げられ、実際に触れたりして
体験できる興味深い展示品により、どのようにして私たちが
次世代の生活基盤を損なわずに快適な生活を送れるのかが説
明されています。ご希望により皆様の自治体/学校/組織/団体
でもポスター展を独自に開催していただけます。ポスターの在庫
のなくなった時点で受付を締め切らせていただきますのでお早め
にお問合せくださいませ。
展示に関する詳しい日程や、その他のお問い合わせはこちらへ
どうぞ ECOS GmbH、Tel.: +49-(0)541-9778-200
Email: jschilling@ecos-consult.com
日独イベント情報
「FC バイエルンミュンヘン 友好試合」
「DJW の日本での講演会・個人情報保護について」
DJW 会員でありドイツ国内の優勝チーム FC バイエルン
ミュンヘンが「日本におけるドイツ年」の枠組みの中で
日本のサッカーチームと友好試合を行います。
・対 FC 東京
日時:7 月 28 日(木) 午後 7 時より(予定)
会場:味の素スタジアム
・対 ジュビロ磐田
日時:7 月 30 日(月) 午後 7 時より(予定)
会場:国立競技場
試合前後には各試合前には記者会見や在日ドイツ大使の
挨拶、29 日には青少年のための合同トレーニングやなど
様々なプログラムが予定されています。チケット予約は
こちらまでどうぞ http://t.pia.co.jp/soccer/clubteam/
詳しくは同チームマーケティング&コミュニケーション
担当 Markus Hörwick 氏まで英語でお問合せ下さい。
Email: markus.hoerwick@fcb.de Tel.: +49-89699317400
DJW は 6 月 12 日から 23 日まで東京に出張しております。
この機に日本在住の DJW 会員の皆様に個別懇談会あるいは
コンサルティングを提供させていただきます。ご希望の方は
詳しい案件、ご氏名・連絡先、希望日時(複数お願いいたし
ます)をメールでお知らせ下さい。折り返しメールで個別に
日時、会場等ご連絡いたします。
またハーマン・ヘンメルラートや CNC Japan などと今回の
テーマ「個人情報保護」を法律や人事マネジメントのアスペ
クトから分析した講演会を開催します。講演会後には講演者
を含めたディスカッションやネットワーキングを十分ご利用
いただけます。
日時:6 月 22 日(水) 午後 5 時-8 時
会場:ハーマン・ヘンメルラート東京支社
講演は英語で行われ、参加無料です。事前にお申し込み下さ
い。プログラムなどについて詳しくはウェブ上をご覧下さ
い。
発行: 日独産業協力推進委員会(DJW)
編集: 西田真奈
発行責任者: DJW, Stockumer Kirchstraße 61,
40474 Düsseldorf, Germany
Tel./ Fax: +49(0)211-4560-8385 / -8511
DJW ニュースはEメールで無料購読できます。
お申し込み方法:件名に“Newsletter J“とご記入の上
info@djw.de までお送り下さい。ホームページ
www.djw.de から直接ダウンロードもできます。
DJW ニュースは DJW 援助会員である Messe Düsseldorf,
GfW,Düsseldorf 市の援助により発行されています。
免責事項:DJW ニュース上の情報に関しては万全を期し
ておりますが、その内容の正確性および安全性を保証す
るものではありません。当該情報に基づいて被ったいか
なる損害についても、DJW 及び情報提供者は一切の責任
を負いかねます。
2
日独産業協力推進委員会