Sentinel LDK v.7.1 リリースノート 2 SAFENET SENTINEL LDK PRODUCT END USER LICENSE AGREEMENT Document Revision History Part number 007-012433-001, Rev A Build 1404-1 Disclaimer and Copyrights Copyright © 2014, SafeNet, Inc. All rights reserved.http://www.safenet-inc.com/ We have attempted to make these documents complete, accurate, and useful, but we cannot guarantee them to be perfect. When we discover errors or omissions, or they are brought to our attention, we endeavor to correct them in succeeding releases of the product. SafeNet, Inc. is not responsible for any direct or indirect damages or loss of business resulting from inaccuracies or omissions contained herein. The specifications contained in this document are subject to change without notice. SafeNet® and Sentinel® are registered trademarks of SafeNet, Inc. All other product names referenced herein are trademarks or registered trademarks of their respective manufacturers. 目次 このド キュメント について 5 製品概要 5 Sentinel Vendor キー 6 サポート について 6 製品に関するご意見・ご要望をお聞かせください 6 Sentinel LDK v.7.1 の新機能 7 Sentinel Cloud Licensing が Sentinel EMS に統合されました 7 Sentinel HL (ド ライバレス構成) キー内のダイナミックメモリにアクセスできるようになりました 7 Sentinel HL キーへの仮想クロックのサポート 8 AppOnChip プロテクションの向上 8 データ暗号化機能は、ランタイム環境( RTE) が不要になりました 9 IEEE Taggant のサポート 9 VM ライブ移行ソリューションでの Sentinel SL のジェネリックサポート 9 ユーザインターフェースの向上 9 Mac OS X 10.9.2 のサポート 10 本リリースでの変更点 11 Sentinel LDK が SL-Legacy ライセンスのクローンステータスのクリアをサポート 11 フィーチャのログアウト が書き込みサイクルを実行しなくなりました 11 ベンダキーのリモート 接続 11 Sentinel LDK のサポート されるプラット フォーム – エンド ユーザおよびベンダ 12 エンド ユーザのサポート されるプラット フォーム 12 ベンダのサポート されるプラット フォーム 13 Windows CE のサポート されるバージョン 18 Sentinel Cloud Licensing にサポート されるプラット フォーム 18 中止されたサポート 18 Sentinel Licensing API の Visual Basic コード サンプル 18 Sentinel LDK ド キュメント 19 ド キュメント 19 Sentinel Cloud Licensing ド キュメント 20 ヘルプシステム - Sentinel LDK と Sentinel EMS のユーザインタフェース 21 オンラインヘルプシステム – Sentinel LDK API 22 ソフト ウェアおよびマニュアルのアップデート 22 既知の問題と回避策 23 Sentinel Vendor Suite インスト ール 23 Sentinel EMS 24 Sentinel Cloud Licensing 24 Sentinel LDK Master ウィザード 25 Sentinel LDK ランタイム環境、License Manager、カスタマツール 25 Sentinel LDK ToolBox 28 Windows プラット フォーム用 Sentinel LDK Envelope 28 4 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート Linux 用 Sentinel LDK Envelope Mac OS X 用 Sentinel LDK Envelope とデータ暗号化 Mac OS X での Sentinel LDK Envelope と ARC のサポート 32 33 34 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート このドキュメント について このド キュメント には、新機能、製品への変更、ド キュメント 、および既知の問題や回避策な ど、Sentinel LDK 製品の最新リリースに関する情報が含まれています。 これらのリリースノート は変更されることがあります。製品とともにインスト ールされたリリース ノート を読んでいる場合は、SafeNet では、Sentinel コミュニティの Web サイト で入手できるリ リースノート をチェックして、追加や変更された情報がないかどうか調べることをお勧めしま す。最新のリリースノート は以下からアクセスできます。 http://sentinelcustomer.safenet-inc.com/API_Documentation_Information.aspx 製品概要 Sentinel LDK (Sentinel License Development Kit) は、ソフト ウェアベンダ向けに強力な著作権侵害 防止および知的財産の保護を提供し、他に類を見ない柔軟性を通じて、収益の保護および売 上の増加を支援します。Sentinel システムによってソフト ウェアの不正使用が防止され、ソフト ウェア の著作権および知的財産が保護されると共に、多様なライセンシングモデルが提供されます。 Sentinel LDK の長所、ユニークさおよび柔軟性は、2 つの基本原理に基づいています。 n n Protect Once—Deliver Many—Evolve Often™ — (1回の保護、多数に提供、頻繁な進化) この設計理念は、貴社が完全に貴社のビジネスと保護 (エンジニアリング) プロセスを分離 して、ビジネス能力を最大にすることを可能にするものです。これにより、貴社の従業員時 間と核となる能力が最適化され、結果として製品化までの時間がより短くなります。 Cross-Locking™ - Protect Once—Deliver Many—Evolve Often のコンセプト をサポート し、Sentinel の ハード ウェアキーまたは Sentinel ライセンス証明書 (ソフト ウェアキー) を使用 してプロテクト されたアプリケーションを実行できるようにします。 商業的な意志決定、パッケージ作成、ライセンス定義などは、プロテクションのインプリメント 後に、 プロダクト またはマーケティングマネージャによって行われます。 6 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート このワークフローモデルにより、フィーチャベースおよびコンポーネント ライセンシング、評価、レンタル、 フローティング、定期購入、暫定 (ト ライアル/猶予期間)、使用ごとなど、新しい販売およびライセ ンシングモデルの定義時に高い柔軟性と自由度が確保され、収益の成長に集中することができま す。 Sentinel Vendor キー Sentinel LDK を購入すると、2個の Sentinel Vendor キー、すなわち Sentinel Master キーとSentinel Developer キーが提供されます。 Sentinel Developer キーは、貴社のソフト ウェアエンジニアによって Sentinel LDK プロテクションツール と共に使用され、貴社のソフト ウェアやデータファイルをプロテクト します。 Sentinel Master キーは Sentinel LDK とセット で使用され、Sentinel EMS Server にアタッチされます。 製品スタッフがキーを使用してライセンスを作成し、Sentinelプロテクションキーにロックするため、特 定データをSentinel プロテクションキーのメモリに書き込んだり、 フィールド に導入されたライセンスを アップデート します。 各 Sentinel EMS Server コンピュータには、Sentinel Master キーが接続されていなければなりません 重 要 : こ れ らのキーは 安 全 な 場 所 に 保 管 し て 、 その使 用 は 信 頼 のお け る 要 員 に のみ 許 可 し て くだ さ い 。 M a s t e r キーは 、 ライ セ ン スの生 成 を 可 能 に する た め、 特 に 重 要 で す。 両 方 の V e n d o r キーに は 、 秘 密 鍵 が含 まれ て お り、 ユーザキーのメ モリや暗 号 化 機 能 に アクセ スで き る ツ ールや A P I ライ ブラリの使 用 を 可 能 に し ます。 サポート について 以下のオプションのいずれかにより、弊社にご連絡いただけます。 n n n オフィス連絡先 - 最寄りのオフィスまたは販売店を見つけるには、下記の URL にアクセスし てください。 http://www.safenet-inc.com/contact-us/ テクニカルサポート - SafeNet 製品の使用に関するサポート は、弊社のテクニカルサポート チームまでお気軽にご連絡ください。 o 電話:( 英語のみ対応) 800-545-6608 (米国、無料通話)、+1-410-931-7520 (国際) o 電子メール:support@safenet-inc.com o URL:http://sentinelcustomer.safenet-inc.com/sentinelsupport/ ダウンロード - 以下の URL により、インスト ーラや他のアップデート されたコンポーネント をダ ウンロード できます: www.sentinelcustomer.safenet-inc.com/sentineldownloads/ 製 品 に関 するご意 見 ・ご要 望 をお聞 かせください 弊社Sentinel LDKに関するアイデアやご意見、ご要望をお寄せください。お客様からのご意見は、 製品の今後のバージョンを形成する上で役立ちます。 Sentinel LDK へのご意見はこちらへ送付してください:ldkfeedback@safenet-inc.com Sentinel LDK v.7.1 の新機能 7 Sentinel LDK v.7.1 の新 機 能 このセクションでは、Sentinel LDK の本リリースに導入された主な機能と機能強化について説明しま す。 Sentinel Cloud Licensing が Sentinel EMS に統 合 されました Sentinel Cloud Licensing は、Sentinel LDK によってプロテクト されたアプリケーションに使用される LDK ライセンシングソリューションに代わるものです。Sentinel Cloud Licensing は、顧客のライセンス条件 に関する現行の管理を望むベンダや、顧客によるフィーチャの利用状況を追跡したいベンダにクラ ウド ベースのライセンシングソリューションを提供します。 Sentinel Cloud Licensing は、クラウド にホスト された SaaS (Software as a Service: サービスとして配信 するソフト ウェア) アプリケーションと、顧客の施設にインスト ールされたオンプレミス アプリケーションの 両方に最適です。 Sentinel Cloud Licensing の使用により、貴社アプリケーションのフィーチャレベルでの承認が可能に なり、フィーチャやプロダクト の広範囲なパッケージオプション( 簡単なサブスクリプションから複雑な 利用度ベースのモデルまで) を活用することができます。これにより、強化されたプロダクト の汎用性 や業務の簡素化を通じて、投資収益率を最大化できます。 Sentinel Cloud Licensing は、自動メータリングや請求書作成用の使用量データのエクスポート の提 供により、請求書作成のプロセス管理を簡素化します。 Sentinel Cloud ランタイムは、アプリケーションのソースコード を変更せずに、貴社のアプリケーション をクラウド 上に導入できる共通の API セット を提供します。 Sentinel Cloud Licensing は、Sentinel LDK のインスト ール時に自動的にインスト ールされませ ん。Sentinel Cloud Licensing をインスト ールするには、SafeNetの 営業担当者にご連絡ください。 Sentinel HL (ド ライバレス構 成 ) キー内 のダイナミックメモリにアクセスできるようになりまし た 新タイプのメモリであるダイナミックメモリ を、Sentinel HL Basic キーと Sentinel HL Pro キーを除くすべ ての Sentinel HL (ド ライバレス構成) キーで利用できます。 これまで利用できたオリジナルのメモリ (デフォルトメモリ) は、引き続き利用できます。ただし、ダイナ ミックメモリには、デフォルト メモリに比べていくつかの利点があります。 n n n ダイナミックメモリは、デフォルト メモリに比べて容量が大幅に大きくなっています (一般的 に、26 KB 対 6 KB)。詳細については、Sentinel HL データシート を参照してください。ダイナ ミックメモリは、ダイナミックメモリファイル (ディスクファイルに類似) を使用して管理されます。 各ファイルは、読み取り専用、読み取り/書き込み、または読み取り/ライト ワンスに指 定できます。各ファイルには、必要に応じて容量を割り当てることができます (キーの空き 容量以内)。 ダイナミックメモリの容量は、ダイナミックメモリファイルとライセンスデータ (フィーチャとプロダク ト 用) によって共有されます。ライセンスデータに使用されないすべての容量は、ダイナミック メモリファイルに使用できます。 デフォルト メモリには、読み取り専用および読み取り/書き込み用2つの固定パーティション が含まれています。開発者は、オフセット パラメータおよびレングスパラメータを使用して各 パーティション以内に容量の割り当てを管理する必要があります。 8 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート Sentinel LDK の本リリースでは、Sentinel License Generation API またはこの API の ToolBox ユーティリティ インタラクティブ シミュレーションを使用することによってのみ、空きダイナミックメ モリにデータファイルを作成できます。将来のリリースでは、Sentinel EMS で同じ機能が使用 できるようになります。 Sentinel HL キーへの仮 想 クロックのサポート これまでは、時間ベースのライセンスに対する仮想クロックの使用は、Sentinel SL キーでプロテクト さ れるアプリケーションにのみ使用できました。Sentinel LDK は、Sentinel HL (ド ライバレス構成) キーを 使用してプロテクト されるアプリケーションに、仮想クロック (V-Clock) の使用をサポート するようになり ました。V-Clock は、Sentinel HL Time キーまたは NetTime キーを使用して得られる同じレベルのプ ロテクションを供給しませんが、システムクロックの改竄に対する有効なプロテクションを提供する低 コスト の代替物となります。 Sentinel HL Basic キーでは V-Clock を使用できません。Sentinel HL Pro キーに V-Clock を使用する には、Sentinel Master キーに V-Clock モジュールを追加する必要があります。(その他すべての Sentinel HL キーおよび Sentinel SL キーへの V-Clock の使用には、追加の Master キーモジュールは 不要です。) Sentinel LDK の本リリースでは、Sentinel License Generation API またはこの API の ToolBox ユーティリティ インタラクティブ シミュレーションを使用することによってのみ、V-Clock を使用で きます。将来のリリースでは、Sentinel EMS で V-Clock 機能が使用できるようになります。 AppOnChip プロテクションの向 上 Sentinel LDK Envelope の AppOnChip プロテクションに、以下の機能強化が行われました: n n AppOnChip が Windows プラット フォームでダイナミックリンクライブラリ (DLL ファイル) のプロ テクト に使用できるようになりました。 アプリケーションに [AppOnChip を有効にする] を選択すると、Envelope は AppOnChip プロ テクションと互換性のあるすべての関数を検査し、ヒューリスティックスを使用して、パフォー マンスへの影響が最も少なく、セキュリティを最も向上する関数を自動的に選択します。 時間が重要な関数を AppOnChip で保護する場合は、貴社のアプリケーションのパ フォーマンスが大幅に低下する可能性があります。AppOnChip プロテクションに選 択する関数の評価は、アプリケーションのコード に精通した開発者のみが行うことが できます。必ずプロテクションに選択された関数を見直して、適切な関数のみが選 択されるようにしてください。 AppOnChip プロテクションは、Sentinel HL Max キー、Time キー、NetTime キー、Net キー、およびド ライブキーを使用してライセンスされるアプリケーションに追加のコスト をかけずに、引き続きご利用 いただけます。Sentinel HL Basic キーまたは Pro キーを使用してライセンスされるアプリケーションにつ いては、SafeNet から年間または永久 AppOnChip モジュールを取得する必要がありま す。AppOnChip モジュールは、ご使用の Sentinel Developer キーまたは Sentinel Master キーに配 置することができます。AppOnChip モジュールを含んだ Developer キーまたは Master キー は、AppOnChip プロテクションを貴社のアプリケーションに適用する際に、Sentinel LDK Envelope に アクセスできる必要があります。 Sentinel LDK v.7.1 の新機能 9 AppOnChip プロテクションは、DEMOMA バッチコード ですべての Sentinel HL キーでの使用に引き続 きご利用になれます。 データ暗 号 化 機 能 は、ランタイム環 境 ( RTE) が不 要 になりました Windows で、暗号化されたデータを外部ファイルとの間で読み書きするためにデータ暗号化機能 を使用するプロテクト されたアプリケーションは、ランタイム環境が不要になりました。Sentinel LDK Envelope は、必要なライブラリをプロテクト されるアプリケーションに統合する機能が強化されまし た。 その結果、最新バージョンの Envelope プロテクト され、SL-UserMode キー、ド ライバレス HL キー、リ モート ネット ワークキー、またはリモート SL-AdminMode キーを使用してライセンスされるアプリケーショ ンは、データ暗号化ファシリティを使用する場合でも、ランタイム環境をインスト ールする必要があり ません。暗号化されたファイルは、ランタイム環境がマシンに存在するかどうかにかかわらず、データ 暗号化ファシリティとの互換性が維持されます。 IEEE Taggant のサポート プロテクト されたアプリケーション用のある種の Sentinel LDK コンポーネント は、IEEE Software Taggant システムを使用して署名されており、そのため、アンチウィルス システムに対して透明性が改善され ています。これにより、プロテクト されたアプリケーションのインスト ールによって引き起こされる誤警告 の数が大幅に減少します。 VM ライブ移 行 ソリューションでの Sentinel SL のジェネリックサポート Sentinel LDK 7.1 は VM ライブ移行用のソリューションを導入することにより、ゲスト VM が様々な物 理ホスト 間を自由に移行できるとともに、正確なライセンス施行を引き続き行うことができます。他 のソフト ウェアベースのソリューションとは異なり、VM ライブ移行はライセンスが誤ってクローンとして マークされる (そのため、無効化される) ことがありません。 Sentinel LDK の本リリースでは、Sentinel License Generation API またはこの API の ToolBox ユーティリティ インタラクティブ シミュレーションを使用することによってのみ、このサポート を使 用できます。将来のリリースでは、Sentinel EMS で VM ライブ移行のソリューションが使用で きるようになります。 ユーザインターフェースの向 上 Sentinel LDK ユーザインターフェースに次の改善点が導入されました: n n n Master Wizard が少ないステップで完了できるようになり、無作業時間が長くなってもタイム アウト にならなくなりました。 Vendor Suite Launcher で追加ツールやド キュメント へのアクセスが可能になりました。 Sentinel LDK インスト ールウィザード にインスト ール中の役立つ情報が供給されるようにな り、またSentinel LDK インストールガイド へのリンクが追加されました。またウィザード が新し いデザインに更新されました。 10 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート Mac OS X 10.9.2 のサポート Sentinel LDK は、Vendor Tools、ランタイム環境、およびコード サンプルで Mac OS X 10.9.2 をサポー ト するようになりました。 本リリースでの変更点 11 本 リリースでの変 更 点 このセクションでは、Sentinel LDK の本リリースで行われた既存の機能に対する重要な変更につい て説明します。 Sentinel LDK が SL-Legacy ライセンスのクローンステータスのクリアをサポート Sentinel License Generation API が新しいライセンスタイプである SNTL_LG_LICENSE_TYPE_CLEAR_ CLONE を提供するようになりました。このライセンスタイプをクローン化が検出された SL-Legacy ライ センスに適用すると、SL-Legacy ライセンスの「クローン」ステータスがクリアされ、ライセンスのステータ スが前の値に復元されます。この新しいライセンスタイプにより、ベンダは Sentinel LDK への移行が 簡単になる一方、SL-Legacy ライセンスを持った顧客を引き続きサポート できます。 Sentinel LDK の本リリースでは、Sentinel License Generation API またはこの API の ToolBox ユーティリティ インタラクティブ シミュレーションを使用することによってのみ、この関数を実行 できます。将来のリリースでは、Sentinel EMS で同じ機能が使用できるようになります。 フィーチャのログアウト が書 き込 みサイクルを実 行 しなくなりました Sentinel LDK の旧バージョンでは、フィーチャからログアウト する Licensing API 関数がプロテクション キーに対して書き込みサイクルを実行していました。Sentinel HL キーでは、ハード ウェアキーが特定 の書き込みサイクル数に耐えるように改善しました。します Sentinel LDK v.7.0 (ランタイム環境バージョン 6.6.0) に付属の License Manager から、ログアウト 関 数はプロテクションキーへの書き込みサイクルを実行しません。 ベンダキーのリモート 接 続 Sentinel Master キーと Developer キーは、サード パーティのソリューションを使用してリモート で接続 できます。これらのソリューションは、物理キーが USB ポート の不足やマシンへの物理的アクセスの 不能により接続できない場合に使用できます。Master キーまたは Developer キーをネット ワーク経 由の USB ソリューションに接続すると、ローカルに接続されているかのように、物理マシンや仮想マ シンからこれらのキーにアクセスできます。 こうしたソリューションはいくつかあり、ソフト ウェアベース (USB ポート から PC にインスト ール可能) と専 用デバイスの両方があります。専用デバイスでは、SafeNet は SEH Technology の myUTN-80 を推 奨します。このデバイスは、Sentinel SuperPro から Sentinel HL までのさまざまな SafeNet プロテクショ ンキーでテスト 済みであり、SEH Technology と SafeNet の間の提携関係によって支援されていま す。 12 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート Sentinel LDK のサポート されるプラット フォーム – エンドユーザおよ びベンダ エンド ユーザのサポート されるプラット フォーム Sentinel LDK 実 行 環 境 、プロテクトされたアプリケーション 本リリースの Sentinel LDK には次の Sentinel LDK 実行環境が付属しています: システム 実 行 環 境 バージョン Windows バージョン 6.62 Sentinel LDK 実行環境は、Microsoft によって「Windows 8 互換」( x86 および x64) として認定されています。 Mac バージョン 7.1 Linux バージョン 2.4.1 Sentinel LDK 7.1 の最新の機能強化をすべてサポート するには、エンド ユーザに最新の実 行環境を供給する必要があります。ただし、Sentinel LDK にあるすべての既存機能につい ては、Sentinel 実行環境の以前の各バージョンがサポート されています。 Sentinel LDK 実行環境、およびプロテクト されたアプリケーション (実行環境の有無にかかわらず) は、以下のシステムにインスト ールできます: システム Windows Mac Linux サポート されるバージョン n Windows (x86) XP SP3、Windows (x64) XP SP2、Windows Vista SP2、Windows 7 SP1、Windows 8.1、Windows Server 2003 SP2、Windows 2008 SP2、Windows 2008 R2 SP1、Windows Server 2012 R2 最新のサービスパックとセキュリティアップデート をインスト ールする必要があ ります。 (x86 のみ) Windows XP Embedded スタンダード n (x86 のみ) Windows 7 SP1 Embedded スタンダード n Mac OS X 10.6.8 (32-bit および 64-bit) n Mac OS X 10.7.5 n Mac OS X 10.8.5 n Mac OS X 10.9.2 n OpenSUSE 12.3 (x86 および x86_64) n Red Hat EL 5.10、6.5 (x86 および x86_64) n Ubuntu Server 10.04.4、12.04.3 (x86 および x86_64) n Ubuntu Desktop 12.04.3 (x86 および x86_64) n Debian 6.0.8 (x86 および x86_64) n CentOS 6.5 (x86 および x86_64) n 最新のサービスパックおよびセキュリティアップデート をインスト ールする必要があり ます。 Sentinel LDK のサポート されるプラット フォーム – エンド ユーザおよびベンダ 13 システム サポート されるバージョン 仮想マシン Sentinel LDK によって供給される VM 検出および VM フィンガープリント 機能は以 下のテクノロジーで検証されました。 n Virtual Box 4.3.2 n Parallel Desktop 9 for Mac n VMware Player 5.0.2 n Hyper-V Server 2012 R2 (SL のみ) n VMware Workstation 10 n VMware ESXi 4.x (注:これは、Windows XP および Windows 7 ゲスト オペ レーティングシステムのみでテスト されました。) VMware ESXi 5.1 n XEN 4.3 n KVM (RHEL 6.5、Ubuntu 12.04 サーバ、Debian 6.xa) n Wine Sentinel LDK 実行環境は Wine 1.4.1 を搭載した Linux プラット フォームでテスト さ れました。 Linux ARM Sentinel LDK Embedded は Linux ARM プラット フォームをサポート しています。詳 細についてや、無料ト ライアルのダウンロード は、SafeNet ウェブサイト にアクセスし てください: http://www.safenet-inc.com/software-monetization/sentinel-embeddedsolutions/ Sentinel Admin Control Center 用 Web ブラウザ n Microsoft Internet Explorer (32-bit) バージョン 8、9、10 n Mozilla Firefox (32-bit) バージョン 22 n Google Chrome (32-bit) バージョン 23 以降 n (Mac) Safari 5.0、6.0 ベンダのサポート されるプラット フォーム Sentinel EMS サービス システム サポート されるバージョン Windows Windows (x86) XP SP3、Windows (x64) XP SP2、Windows Vista SP2、Windows 7 SP1、Windows 8.1、Windows Server 2003 SP2、Windows 2008 SP2、Windows 2008 R2 SP1、Windows Server 2012 R2 14 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート Sentinel EMSデータベース システム サポート されるデータベースサーバソフト ウェア Windows n Microsoft SQL Server 2005 x86/x64 n Microsoft, SQL Server 2005 Express Edition( リモート 接続が有効であること) x86/x64 Microsoft SQL Enterprise 2008 x86/x64 n Microsoft SQL Enterprise 2008 R2 x86/x64 n Microsoft SQL Server 2008 R2 Express Edition は、Sentinel EMS インスト ール ウィザード によって自動的にインスト ールされます。Microsoft SQL Server のこの バージョンに対するインスト ーラは、Sentinel LDK のインスト ール DVD にありま す。 Sentinel EMS 用 の Web ブラウザ n Microsoft Internet Explorer バージョン 8、9、10 n Mozilla Firefox (32-bit) バージョン 22 n Google Chrome (32-bit) バージョン 23 以降 プロテクションキーにアクセスする Sentinel EMS でのアクション (書き込み、リサイクル、キーのチェック イン、オンラインアクティベーションなど) には、32ビット Web ブラウザを使用する必要がありま す。Sentinel EMS でのその他のアクションには、32-bit または 64ビット Web ブラウザを使用できます。 Sentinel LDK Vendor Tools システム サポート されるバージョン Windows Windows (x86) XP SP3、Windows (x64) XP SP2、Windows Vista、Windows 7、Windows 8.1、Windows Server 2003、Windows 2008、Windows 2008 R2、Windows Server 2012 R2 スクリーン解像度 1280 x 1024 ピクセル、24 ビット カラー品質が必要です n Sentinel LDK Envelope の場合:付属の .NET サンプルアプリケーションを Windows 8 または Windows Server 2012 R2 でプロテクト し、実行するに は、Microsoft .NET Framework 3.5 をインスト ールする必要があります。 Mac n Mac OS X 10.6.8 (32-bit および 64-bit) n Mac OS X 10.7.5 n Mac OS X 10.8.5 n Mac OS X 10.9.2 Sentinel LDK のサポート されるプラット フォーム – エンド ユーザおよびベンダ 15 システム サポート されるバージョン Linux n OpenSUSE 12.3 (x86 および x86_64) n Red Hat EL 5.9、6.4 (x86 および x86_64) n Ubuntu Server 10.04 (x86 および x86_64) n Ubuntu Desktop and Server 12.04 (x86 および x86_64) n Debian 6.0.x (x86 および x86_64) n CentOS 6.5 (x86 および x86_64) 最新のサービスパックおよびセキュリティアップデート をインスト ールする必要があります。 16 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート サンプルコード サンプル サポート の考 慮 事 項 Sentinel Licensing API サンプル プログラミング言語 テスト されたコンパイラ AutoCAD AutoCAD 2014、AutoCAD 2010 C Visual Studio 2013 Visual Studio 2008 Visual Studio 2005 C++ Builder Developer Studio 2006 C++ Visual Studio 2013 Visual Studio 2010 Visual Studio 2008 Visual Studio 2005 C++ Builder Developer Studio 2006 VS 2008 を使用して 64-bit サンプル をコンパイルするには、VS をインス ト ールするときに 64-bit コンパイラ パッケージをインスト ールします。 Sentinel Licensing API – C サンプル、 Mac OS X 用 C# Visual Studio 2013 Visual Studio 2010 Visual Studio 2008, Visual Studio 2005 Delphi Delphi 2007 Developer Studio 2006 Java Java Developer Kit 1.7 Java Developer Kit 1.6 Java Developer Kit 1.5 Visual Basic .NET Visual Studio 2013 Visual Studio 2010 Visual Studio 2008 Visual Studio 2005 4D Mac OS および Windows 用 4D v11 サポート されるオペレーティングシステム n Mac OS X 10.6.8 n Mac OS X 10.7.5 n Mac OS X 10.8.5 n Mac OS X 10.9.2 Sentinel LDK のサポート されるプラット フォーム – エンド ユーザおよびベンダ 17 サンプル サポート の考 慮 事 項 Sentinel LDK ランタイム プログラミング言語 環境インスト ーラ API MSC サンプル Sentinel Licensing API サンプル テスト されたコンパイラ Visual Studio 2008、Visual Studio 2005、 Visual Studio 2010、Visual Studio 2012 MSI Wise Installer 7、Wise Installer 6.2 InstallShield 12 InstallShield 2013 Spring 注: 供給されたソリューションは InstallShield 2013 Spring 以降でのみ使用できます。 プログラミング言語 テスト されたコンパイラ C Visual Studio 2003、Visual Studio 2005、 Visual Studio 2008, Visual Studio 2010、 Visual Studio 2012 供給されたワークスペースは、使用する VS バージョンへの変換が必要な場合がありま す。 Mac OS X 用 Sentinel サポート されるオペレーティングシステム LDK ランタイム環境イン n Mac OS X 10.6.8 (32-bit および 64-bit) スト ーラ n Mac OS X 10.7.5 n Mac OS X 10.8.5 n Mac OS X 10.9.2 Mac OS X 用 Sentinel サポート されるオペレーティングシステム LDK Licensing API – 4D n Mac OS X 10.6.8 (32-bit および 64-bit) サンプル n Mac OS X 10.7.5 n Mac OS X 10.8.5 サポート される 4D のバージョン: n 4D v11 SQL Windows 用 Sentinel サポート される 4D のバージョン: LDK Licensing API – 4D n 4D v11 SQL サンプル Sentinel Activation API サポート されるオペレーティングシステム n Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista, Windows Server 2008、Windows 7 (32-bit および 64-bit) n Windows 2000 (32-bit) Mac 用 Sentinel Activation API Java 用 Sentinel Activation サンプル サポート されるオペレーティングシステム n Mac OS X 10.6.8 (32-bit および 64-bit) n Mac OS X 10.7.5 n Mac OS X 10.8.5 サポート される Java バージョンJDK 1.6 18 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート Windows CE のサポート されるバージョン Sentinel LDK 実行環境 (バージョン 5.95) および Envelope ド ライバレスが Windows CE バージョン 5.0 および 6.0 にサポート されています。 Sentinel Cloud Licensing にサポート されるプラット フォーム Sentinel Cloud Run-time は以下のプラット フォームでテスト 済みです: Sentinel Cloud ランタイム プラット フォーム インターフェース Java n n Windows Server 2008 Windows XP n Windows 7 n .NET n Windows Server 2008 Windows XP n Windows 7 n C (32-bit および 64-bit) n Windows Server 2008 Windows XP n Ubuntu 10.04 n CentOS 5.4 n C Linux (32-bit および 64- bit) Windows 7 ランタイム 環境 Web サーバ JRE 6 Tomcat 6.26 .NET Framework 2.0 IIS 6.0 および および 3.5 7.0 中 止 されたサポート このセクションには、過去にサポート されていたプラット フォームで、Sentinel LDKv.7.1 でテスト されて いないものを示します。SafeNet では、これらのプラット フォームに関連する問題についてのお問い合 わせを引き続きお受けするとともに、関連する問題を解決するための情報をご提供します。 Sentinel Licensing API の Visual Basic コード サンプル Sentinel Licensing API の Visual Basic コード サンプルは Sentinel LDK にはもう含まれていません。 Sentinel LDK ド キュメント 19 Sentinel LDK ドキュメント 以下に説明するド キュメント とオンラインヘルプシステムは、本リリースの Sentinel LDK に付属してい ます。 ド キュメント Sentinel LDK ド キュメント (PDF ファイル) は以下にあります: n n n Sentinel LDK インスト ール DVD の次の場所:\Windows\Installed\Docs\ Sentinel LDK がインスト ールされる場所: …\Program Files (x86)\SafeNet Sentinel\Sentinel LDK\Docs\ Sentinel EMS がインスト ールされる場所: …\Program Files (x86)\SafeNet Sentinel\Sentinel EMS\EMSServer\webapps\ems\Docs\ (Win32 の場合: \Program Files\...) マニュアル 説明 Sentinel LDK インスト ールガイド Sentinel LDK Vendor Tools、Sentinel EMS Server、およびラ ンタイム環境をインスト ールするための前提条件と手順に ついて説明しています。 Sentinel LDK ソフト ウェアプロテクショ ン&ライセンシングガイド ソフト ウェアプロテクションおよびライセンシング戦略を最大 限に活用できるように、アプリケーションのロジックとベスト プラクティスについての詳しい情報が記載されています。 実装可能な広範囲なライセンシング戦略およびモデルに ついて説明しています。精巧な仕上げのためや、カスタマ イズした新しいライセンシングモデルの作成のための基盤 としても利用できます。 Sentinel LDK ソフト ウェアプロテクショ ン&ライセンシングチュート リアル Sentinel LDK の基本的な手順の説明により、アプリケー ションとその機能に習熟できます。 • デモキット チュート リアルは、Sentinel LDK を評価したいベ ンダを対象としています。 • スターターキット チュート リアルは、Sentinel LDK を購入し たばかりのベンダを対象としています。 各チュート リアルには、Sentinel EMS をバックオフィスシステ ムとして使用するためのチュート リアルと、お持ちのバックオ フィスシステムを利用してライセンシングとプロテクションの 処理にのみ Sentinel LDK API を使用したいベンダ用の チュート リアルの 2 つのバージョンが用意されています。 Sentinel LDK クイックスタート ガイド Sentinel HL キーを使用して貴社のソフト ウェアを簡単にプ ロテクト できる方法について、短く簡単に示しています。デ モキット 用とスターターキット 用の独立したガイド が用意さ れています。 20 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート マニュアル 説明 Sentinel HL Drive Flash Partitioning Utility – ユーザガイド Sentinel HL Drive パーティショニングユーティリティと API を 使用して Sentinel LDK でプロテクト された貴社アプリケー ションやデータを Sentinel HL Drive の CD-ROM パーティショ ンにロード し、顧客に出荷する方法について説明してい ます。貴社の顧客は、ファイルを Sentinel HL Drive に保存 したり、追加のソフト ウェアをロード できるため、USB フラッ シュド ライブ機能の利便性を活用できます。 移行ガイド :Sentinel HASP から Sentinel LDK へ Sentinel HASP から Sentinel LDK へ移行する方法について 説明しています。また、Business Studio Server データベー スを Sentinel EMS データベースに移行する方法について 説明しています。このガイド では、Business Studio Server API for Sentinel EMS についても説明しています。 Sentinel LDK へ移行するための追加 ガイド これらのガイド は、以下のものから Sentinel LDK に移行す る方法を説明しています: - Hardlock - SmartKey - Sentinel SuperPro - HASP HL - HASP4 - Sentinel ハード ウェアキー Sentinel EMS Server の既存のバック オフィスシステムへの統合 Sentinel EMS Server とのシームレスな統合により、ソフト ウェアベンダが ERP、CRM、ビジネス情報システムなどの既 存のバックオフィスシステムの潜在能力を最大限に活用 できる様々な方法について説明しています。 Sentinel EMS 設定ガイド 組織の要件を満たすように Sentinel EMS をセット アップし 設定するための情報が記載されています。 Sentinel EMS ユーザガイド ライセンスの実体をセット アップする方法、および Sentinel HL キーと SL キーのエンタイト ルメント 、プロダクション、およ びサポート の取り扱い方法について、Sentinel EMS ユーザ に詳細な説明を提供します。( この情報は Sentinel EMS ユーザインターフェースのオンラインヘルプにも記載されてい ます。) Sentinel EMS Web サービスガイド Sentinel EMS の機能をベンダの既存のバックオフィスシステ ムに統合するためのインターフェースを開発者に提供しま す。 Sentinel Cloud Licensing ド キュメント 次の表に含まれるド キュメント は、Sentinel Cloud Licensing の使用方法を説明しています。このド キュメント は、Sentinel Cloud Licensing インスト ーラに付属しています。 マニュアル 説明 Sentinel Cloud ランタイムガイド Sentinel Cloud Run-time API リファレンス (Java、.NET、C) Sentinel LDK ド キュメント マニュアル 21 説明 Sentinel Cloud - クイックスタート ガイド Sentinel Cloud を素早く開始するのに役立つド キュメント Sentinel Cloud Services インスト ール ガイド Sentinel Cloud Services のインスト ール方法を説明してい ます Sentinel Cloud Connect Web Services Sentinel Cloud Connect Web services を使用するためのリ ガイド ファレンス Sentinel Cloud Run-time Java デモア プリケーション ReadMe Sentinel Cloud Services デモアプリケーションの使用方法を 説明します Sentinel Cloud Run-time .NET リファレ .NET で記述された Cloud Runtime API を使用するための ンスアプリケーション ReadMe サンプル Sentinel Cloud Run-time C リファレンス C で記述された Cloud Runtime API を使用するためのサン アプリケーション ReadMe プル Sentinel Cloud Connect Web Services Sentinel Cloud Connect Web サービスを Python アプリケー Python サンプル ReadMe ションに統合するサンプル ヘルプシステム - Sentinel LDK と Sentinel EMS のユーザインタフェース 下の表で説明するド キュメント には、該当する Sentinel LDK コンポーネント のユーザインターフェース からアクセスできます。 オンラインヘルプシステム 説明 Sentinel LDK Admin Control Center Admin Control Center について説明し、ライセンスのアップ グレード やアタッチなど、様々な機能について説明するエ ンド ユーザ向けのマニュアルです。 Sentinel EMS ライセンスの実体をセット アップする方法、および Sentinel HL キーと SL キーのエンタイト ルメント 、プロダクション、およ びサポート の取り扱い方法について、Sentinel EMS ユーザ に詳細な説明を提供します。 Sentinel LDK データ暗号化ユーティリ ティ (Windows 用と Mac 用の個別バー ジョン) Sentinel LDK Envelope によってアクセスされるデータファイ ルをプロテクト するために使用される Sentinel LDK データ 暗号化ユーティリティ (旧 DataHASP ユーティリティ) につい ての説明を開発者に提供します。 Sentinel LDK Envelope (Windows 用と Sentinel LDK Envelope を使用して貴社のプログラムを自 Mac 用の個別バージョン) 動的に保護シールド で包む方法について説明していま す。セキュリティレベルを高めるための高度なパラメタ設定 も含めて説明しています。 Sentinel LDK ToolBox Licensing API、License Generation API、および Admin API 用の ToolBox ユーザインターフェースの使用方法について 説明しています。Sentinel LDK ToolBox を使用すれば、開 発者は各 API で使用できる個々の関数を試し、開発者 のプログラムに挿入するプログラミングコード を生成するこ とができます。含まれている各 API の詳細なド キュメント が 付属しています。 22 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート オンラインヘルプシステム – Sentinel LDK API 以下に説明する Sentinel LDK API のド キュメント は次の場所にあります: n n Sentinel LDK インスト ール DVD の以下の場所:\Windows\Installed\API\ Sentinel LDK は次の場所にインスト ールされます: …\Program Files (x86)\SafeNet Sentinel\Sentinel LDK\API\ (Win32 の場合は、次の場所: \Program Files\…) Sentinel LDK API 説明 Activation API リファレンス さまざまな Licensing API 関数とともに、この API は開発者 が Sentinel EMS Server と通信できるようにします。 Licensing API (旧 Run-time API) リファ Sentinel LDK 実行環境で使用できるライセンシングとプロ レンス テクション機能を使用するためのインターフェースを開発者 に提供します。 ランタイムCOM API Microsoft Component Object Model (COM) 用に記述さ れたインターフェースにより、Sentinel HASP 実行環境の機 能へのアクセスを開発者に提供します。 ランタイムインスト ーラAPI ランタイム環境のインスト ールをベンダのプロテクト されたア プリケーションのインスト ールに統合するためのインター フェースを開発者に提供します。 Sentinel EMS Web サービス Sentinel EMS の機能をベンダの既存のバックオフィスシステ ムに統合するためのインターフェースを開発者に提供しま す。(ド キュメント は index.html のメニューから次の場所で 入手できます …\Program Files (x86)\SafeNet Sentinel\SentinelEMS\EMSServer\webapps\ ems\Docs\ (Win32 の場合は次の場所: \Program Files\…) License Generation API (ライセンス生 成API) リファレンス Sentinel EMS のフルシステムを使用せずに、Sentinel プロ テクションキーのパワーと柔軟性を使用できるアクセスを提 供しています。開発者はこの API にある関数をコールし て、Sentinel プロテクションキーにライセンスの生成やアップ デート が行えます。 Admin APIリファレンス コール可能な API 関数の形式により、Admin Control Center および Sentinel License Manager で使用できる機 能を提供します。 ソフト ウェアおよびマニュアルのアップデート Sentinel ダウンロード ページ に頻繁にアクセスして、最新版の Sentinel LDK ソフト ウェアとド キュメン ト 、および他の言語のド キュメント をご利用いただいていることをご確認ください。 既知の問題と回避策 23 既 知 の問 題 と回 避 策 Sentinel LDK v.7.1 の既知の問題のうち、ユ―ザへの影響が大きいものについて、コンポーネント ごと に以下に示します。 Sentinel Vendor Suite インスト ール 参照 問題 133240 Sentinel Vendor Suite を Windows 2003 にインスト ールすると、内部エラーまたは次の メッセージに類似したエラーメッセージが表示され、インスト ールが失敗する場合があり ます: Error 1718. File fileName was rejected by digital signature policy. Installation ended prematurely because of an error. この問題は Windows 2003 の既知の問題によって発生します。この問題を解決する には、次の Microsoft URL に移動してください: http://support.microsoft.com/kb/925336 171812 Nvidia グラフィックスカード と AMD64 プロセッサを搭載したマシンでは、「installed successfully (インスト ールが正常に行われました)」画面が表示されると、Sentinel EMS のインスト ールは応答を停止する場合があります。この時点で、Sentinel EMS のインス ト ールは完了していますが、[Finish] ボタンが表示されず、インスト ーラは Sentinel Vendor Suite のインスールを続行できません (Vendor Suite のインスト ールを要求した 場合)。 回避策:リモート デスクト ップを使用してインスト ールを実行します。あるいは、 「installed successfully (インスト ールが正常に行われました)」画面が表示されたら、イ ンスト ールウィザード をキャンセルしてから、インスト ールウィザード をもう一度実行し、 今度はインスト ールに Vendor Suite のみを選択します。 172141 ローカライズされたオペレーティングシステムを搭載したマシン上で、Sentinel EMS が名 前にローカライズされた文字を含むディレクト リにインスト ールされると、「Error 1324」に よりインスト ールが失敗します。 回避策: 名前にローカライズされた文字を含まないディレクト リに Sentinel EMS をイン スト ールします。 180267 180270 プロキシを使用してインターネット に接続するマシンに Sentinel LDK をインスト ールする と、アップデート のダウンロード に失敗するか、アップデート が入手できないという間違っ たメッセージが表示される場合があります。この問題は、Software Manager アプリケー ションが自動的にアップデート されると、解決されるはずです。これが行われるま で、Sentinel Customer Community ウェブサイト を定期的にチェックして、利用できる 新しいダウンロード の情報を入手することをお勧めします。 24 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート Sentinel EMS 参照 問題 EMSLDK- 英文字以外の文字を含んだパスワード を使用するリモート データベースを Sentinel 87 EMS が使用するように設定されている場合、Sentinel EMS サービスはリモート データ 143768 ベースへの正常なログインに失敗します。 回避策:英文字以外の文字を含まないようにデータベースのパスワード を変更しま す。 167309 Google Chrome ブラウザでは、RUS Branding 画面のフォント を選択するリスト フィール ド が正しく機能しません。 回避策:別のブラウザを使用してRUS Branding 画面の編集を行います。 182566 「プロテクションキーアップデート エンタイト ルメント 」の以前のアクティベーションを表示し ており、そのエンタイト ルメント ですべてのアクティベーションの V2C ファイルをダウンロー ド しようとすると、1,000 を超える V2C ファイルをダウンロード する必要がある場合に、ダ ウンロード は成功しません。 EMSLDK- デフォルト 設定の MAC マシンで、Sentinel EMS から生成された 実行環境 (RTE) イン スト ーラが動作しません。 4265 回避策: n エンド ユーザは RTE インスト ーラを使用する前に、MAC マシンのセキュリティ全 体を低下させる必要があります。 または n RTE インスト ーラに署名します (Sentinel EMS ユーザガイド の「RTE インスト ーラ に署名する」を参照してください)。 Sentinel Cloud Licensing 参照 問題 EMSLDK4810 Sentinel Cloud Licensing の場合:顧客マシンのフィンガープリント にマザーボード の UID タグが含まれていない場合は、クラウド オンプレミスモード がマシンで動作しません。 EMSLDK5193 オンプレミス導入の場合:ユーザがエンタイト ルメント レベルのキャッシングを使用するア プリケーションにアクセスすると、そのユーザは同じコンピュータからエンタイト ルメント レ ベルのキャッシングを使用するその他のアプリケーションにもアクセスできません。 インストーラー 参照 問題 Cloud Services の上のバージョンにアップグレード すると、インスト ーラーは SDK を顧客 の場所からアンインスト ールし、デフォルト の場所にインスト ールを行います。SafeNet では、Cloud Services の最新バージョンをインスト ールする前に、旧バージョンをアンイ ンスト ールすることを推奨しています。 既知の問題と回避策 25 請求書作成 参照 問題 顧客ログインに供給される請求書作成データは部分的に処理されたデータです。こ のデータは、最終請求書を作成するために使用されるもので、最終請求書と見なさ ないでください。 請求情報を取得中に遭遇する例外は、 Billing.xml ファイルにログされます が、Sentinel Cloud EMS GUI には表示されません。 Sentinel LDK Master ウィザード 参照 問題 139726 OpenSUSE Linux の一部のバージョンでは、ルート として Master ウィザード を実行する と、アプリケーションは以下の出力を表示してハングします: qctest@linux-g09j:~/Desktop/Linux/VendorTools/VendorSuite> su Password: linux-g09j:/home/qctest/Desktop/Linux/VendorTools/VendorSuite # ./masterhasp ** GLib-GIO:ERROR:gdbusconnection.c:2279:initable_init:assertion failed: (connection->initialization_error == NULL) Aborted これは、OpenSUSE での既知の問題の結果と思われます。 回避策: 次のコマンド を入力して、Master ウィザード を実行します。 su ./masterhasp (構文:"su -") 172697 Master ウィザード がDebian 6.0のコンソールから実行された場合、次の警告が表示さ れます: Qt:Session management error:None of the authentication protocols specified are supported このメッセージは無視することができます。Master ウィザード は機能的に正しく実行さ れています。 Sentinel LDK ランタイム環 境 、License Manager、カスタマツール 参照 問題 12506 Sentinel LDK はTCP および UDP によりポート 1947 を介して通信します。このポート は、この目的のためにのみ IANA に登録されています。エンド ユーザサイト では、この ポート による通信がブロックされないようにファイアウォールを設定する必要があります。 26 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート 参照 問題 140898 Linux オペレーティングシステムでは、 Sentinel License Manager は IPV6 ネット ワークプ ロト コルをサポート していません。 180256 コンピュータ名に UTF-16 文字が含まれている場合は、Admin Control Center はコン ピュータのショート 名を表示します (Windows エクスプローラに類似)。同様に、Admin API の sntl_admin_get 関数はショート 名を返します。 182646 Windows 7 を Windows 8 にアップグレード すると、ユーザは既存の SL ライセンスを使 用できなくなるか、新しい SL ライセンスをインスト ールできなくなる場合があります。 回避策: Windows 7 から Windows 8 にアップグレード したら、ランタイム環境を再インスト ールし ます。 LDK-2471 Sentinel Licensing API:Nvidia チップセット GeForce 7025/nForce 630a を搭載したコン ピュータで、CPU が AMD Athlon 64 X2 の場合には、hasp_read 関数と hasp_encrypt 関数はエラー 39, HASP_BROKEN_SESSION により失敗します。この問題は Firmware バージョン 3.25 を持った Sentinel HL キーにのみ存在します。 回避策 1:上記のコンピュータでエラー 39 が返される場合は、hasp_read または hasp_encrypt 関数を再度コールします。hasp_login を再度コールする必要はありま せん。 回避策 2: Firmware バージョン 4.2x を持った Sentinel HL キーを使用します。 LDK-4782 Sentinel Admin API の <writeconfig> は多数のパラメータの値を統合 License Manager に関係のない INI ファイルに自動的に書き込みます。統合 License Manager が INI ファイルを処理する場合は、これらのパラメータは拒否され、関連性のない各エント リ にエラーログが作成されます。 回避策: これらのエラーは正常であり、無視してください。 既知の問題と回避策 参照 27 問題 LDK-4867 次の状況の場合: o Sentinel HL (ド ライバレス構成) キーは以下のいずれかに接続されます: n n o VMware Workstation 9.0.2 または 10.0.1 プラット フォーム上の USB 3.0 互 換モード の USB ホスト コント ローラ VMware ESXI 5.1 プラット フォームの "xHCI" モード の USB ホスト コント ローラ プロテクト されたアプリケーションは VMware プラット フォームで起動されます。 プロテクト されたアプリケーションは実行されず、エラーメッセージが表示されます。 o VMware プラット フォームにランタイム環境が存在する場合は、エラーメッセージ "Sentinel Session is broken (Sentinel セッションが破損しています) (H0039)" が 表示されます。 o VMware プラット フォームにランタイム環境が存在しない場合は、エラーメッセー ジ "Feature not found (フィーチャが見つかりません)" が表示されます。 いずれの場合にも、HID キーがデバイスマネージャに "USB Input Device (USB 入力デ バイス)" として示されます ("Human Interface Devices (ヒューマン インタフェース デバイ ス)" で). 回避策: o VMware Workstation 9.0.2 or 10.0.1 の場合:USB コント ローラを USB 2.0 互換 モード に切り替えます。 o VMware ESXI 5.1 の場合:USB コント ローラを "EHCI+UHCI" モード に切り替えま す。 LDK-5798 Wise 7.0 SP2 または Wise Installation Studio 7.0 で haspds.msm マージモジュールを 開こうとすると、警告メッセージが表示されます。このメッセージには以下が記述されて います:This merge module does not meet the Windows Installer SDK merge module naming convention.Do you want to fix it automatically? (このマージモ ジュールは Windows Installer SDK マージモジュール命名規則を満たしていません。自動的に 修正しますか?)(はい または いいえ) 回避策: 次のいずれかの操作を行います。 o “No” を選択して、警告を却下します。 o 警告を回避します。インスト ール DVD にある haspds.wsm プロジェクト を使用 して、haspds.msm ファイルを作成します。 LDK-2827 (Linux) OpenSUSE で、linux_bounce サンプルアプリケーションを実行するために、libpng ライブラリを手動でインスト ールする必要がある場合があります。 10055 (Linux) C バイナリサンプルを起動する場合:共有ライブラリが見つからない、というエ ラーメッセージが表示される場合は、HASP .so ライブラリを usr/lib または usr/local/lib にコピーします。または、サンプルを実行する際に、以下のコマンド を使用して現在の ディレクト リでライブラリの検索を強制します:LD_LIBRARY_PATH=../hasp_demo 注: 上記のコマンド を使用する場合は、 LD_LIBRARY_PATH=. と ./hasp_demo の間 にスペースを挿入します。 28 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート 参照 問題 10109 (Linux) Master ウィザード を Red Hat EL 5.1 で実行する場合:ウィザード が、libssl.so.0.9.8 が見つかりません、というエラーメッセージを表示する場合は、以下 のシンボリック リンクを作成します: ln /usr/lib/libssl.so /usr/lib/libssl.0.9.8 ln /usr/lib/libcrypto.so /usr/lib/libcrypto.0.9.8 10309 (Linux) Sentinel LDK Envelope を使用する場合に、リンカースイッチ -z norelro を使 用して実行ファイルをリンクしていないと、GNU_RELRO セグメント を含んだ ELF 実行ファ イルがプロテクト されません。 11138 (Linux) プロテクト されるアプリケーションがその出力に wprintf を使用する場合 は、Envelope スイッチ --wchar (console_configuration=2) を使用する必要がありま す。 142107 (Linux) Linux アクティベーション デモが Red Hat EL 5.4 x86_64 での実行に失敗します。 Sentinel LDK ToolBox 参照 問題 183073 現在のリリースでは、Sentinel LDK ToolBox は Admin API の新しい sntl_admin_ context_new_scope() 関数をサポート していません。ただし、この関数は Sentinel LDK ToolBox のヘルプシステムに表示され、Admin API によってサポート されています。 Windows プラット フォーム用 Sentinel LDK Envelope 一般 参照 問題 92503 Envelope プロジェクト ファイルを元の場所から別の場所へ移動した場合、次回プロ ジェクト を開くと、Envelope は出力 (プロテクト 済み) ファイルの不正なパスを表示しま す。 Envelope プロジェクト ファイルを新しい場所へ移動するには、以下の回避策のいずれ かを使用できます。 n [ファイル] メニューから [名前をつけて保存] を使って、プロジェクト を新しい場 所に保存します。(保存したら元のプロジェクト ファイルを削除することができま す)。 n プロジェクト ファイルと関連するプロテクト されていないバイナリの両方を含んだ ディレクト リ構造を、新しい場所にコピーします。 93877 (Windows Vista および Windows 7 の場合) 「Serious internal engine error (65535)」 エ ラーが表示されたら、指定した出力ディレクト リの書込み権限があるか確認し、その 出力ディレクト リが Windows UAC でプロテクト されていないか確認してください。 既知の問題と回避策 29 参照 問題 178432 Vendor Suite のインスト ールパスに GB 18030 または Unicode 文字が含まれている場 合は、Envelope、ToolBox、またはデータ暗号化ユーティリティのヘルプファイルは開きま せん。 これは Microsoft の制限です。関連する記事は、以下のリンクを参照してくださ い:http://support.microsoft.com/kb/2606439 回避策: ヘルプファイルを DVD の \Windows\Installed\VendorTools\VendorSuite\translations\6.4 からローカルハード ド ライブの GB 18030 または Unicode 文字を含まないパス名の場所にコピーして、手 動で開きます。 または GB 18030 または Unicode 文字を含まないパス名の場所に Vendor Suite をインスト ー ルします。 182883 Envelope のログインユーザ名にマルチバイト UTF-8 文字が含まれている場合:ユーザが アプリケーションをプロテクト しようとすると、エラー「Undefined engine error (1)」が発生 します。 回避策: ログインユーザ名にマルチバイト UTF-8 文字を使用しない。 または Envelope 設定画面 (詳細タブ) で、Legacy Envelope エンジンを使用するオプションを 選択します。 183967 プロジェクト 名に Unicode 文字が含まれている場合、Envelope からデータ暗号化を起 動中にメッセージ「Could not open project」が表示されます。 回避策: Envelope プロジェクト 名に Unicode 文字を使用しない。 または Envelope 内でデータ暗号化を起動しない。代わりに、データ暗号化ユーティリティ (datahasp.exe) を起動します。データ暗号化ユーティリティで、[新規プロジェクト ] をク リックして、Envelope プロジェクト のパスを与えます。 185624 Windows DLL のプロテクション設定で、[ユーザデバッガ検出] オプションを選択できませ ん。 回避策: a. [デフォルト プロテクション設定の上書き] オプションを選択します。 b. プロジェクト を保存して、Envelope を終了します。 c. Envelope を再起動します。 これにより、[ユーザデバッガ検出] オプションが選択できます。 Java 参照 問題 11043 Sentinel LDK Envelope を使用して Windows 2008 Server 64ビット コンピュータ上で JAR ファイルを保護するには、Windows x64 JRE が既にインスト ールされている場合でも Win32 Java Run-time Environment (JRE) をインスト ールする必要があります。また は、Windows x64 JRE へのパスがシステムパス変数に含まれていることを確認します。 30 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート 参照 問題 91963 ( ベンダ) 開発者が Sentinel LDK 共有オブジェクト ファイル「libhasp_linux_ (CASE 20) batchCode.so」にリンクする共有オブジェクト ファイルを作成しようとすると、次のような エラーメッセージが表示されます。 user@host:~/Desktop/API/Runtime/Java/source> ./build_linux_x64.sh Building HASP Java native library /usr/lib64/gcc/x86_64-suse-linux/4.3/../../../../x86_64-suselinux/bin/ld:HASPJava.o:relocation R_X86_64_32 against `a local symbol' can not be used when making a shared object; recompile with -fPIC HASPJava.o:could not read symbols:Bad value collect2:ld returned 1 exit status この問題は、Sentinel Licensing (Run-time) API が (–fPIC フラグを使用して) 位置独立 コード 生成を許可するようにコンパイルされなかったために発生します。 回避策:–fPIC フラグとともにコンパイルされた Sentinel Licensing API のバージョンを入 手できます。詳細については、テクニカルサポート にお問い合わせください。 93464 Envelope v.5.10 および Envelope v.6.0 は共に、Java プログラムのプロテクションに広範 囲な機能強化を提供します。そのため、このバージョンの Envelope のリリースの前に 作成された Java プログラムのプロジェクト は、Sentinel LDK Envelope GUI を使用して アップデート する必要があります。(下記の説明に従って、必ず既存の Envelope プロ ジェクト をアップデート してから、これらのプロジェクト に現在の Envelope コマンド ライン ユーティリティを使用してください)。 既存の Envelope プロジェクト (v.5.10 以前) を v.6.0 以降にアップデート するには: 1. Sentinel LDK Envelope v.6.0 GUI でプロジェクト を開いて、プロジェクト ペインでア プリケーションをクリックします。Envelope はクラス/メソッド リスト を表示します。デ フォルト では、いくつかのメソッド が事前に選択されています。これは、新規プロ ジェクト を追加する場合に予期される結果と同じものになります。 2. プロテクションにデフォルト で選択されているメソッド の選択を確認します。詳細 については、Sentinel LDK Envelope オンラインヘルプの「パフォーマンスとセキュリ ティのプロテクション設定の最適化」を参照してください。 3. プロジェクト を保存します。 94373 JEE アプリケーションをプロテクト する Envelope のオプション動作の1つは、プロテクト され た JEE アプリケーションが Sentinel プロテクションキーを検出できない場合に、スレッド を 停止することです。この動作は高度なプロテクションプロパティ「SUSPEND_THREADS」に よって制御されます。但し、プロテクションメカニズムは Tomcat サーバーの同じ Java Virtual Machine インスタンス (JVM) で起動しているすべてのサード パーティアプリケー ションのすべてのスレッド も停止します。(各 Tomcat サーバーは1つの JVM インスタンス のみを起動します。)そのため、Envelope で JEE アプリケーションをプロテクト する場合 は、SUSPEND_THREADS プロパティのデフォルト 値は現在 False に設定されています (しかし、ド キュメント には True に設定されていると記載されています)。このプロパティ の値を True に設定しようとすると、警告メッセージが表示されます。 既知の問題と回避策 31 参照 問題 95269 Sentinel LDK Envelope の現在のリリースは Java ペイント メソッド のプロテクションをサ ポート していませんが、ユーザインターフェースではそれらを選択できます。その結果と して、Sentinel キーが接続されていない状態でプロテクト されたペイント メソッド をランタ イムで実行すると、プロテクト されたプログラムがデッド ロックを引き起こす場合がありま す。この状態を防ぐには、すべてのペイント メソッド の選択を解除します。ペイント メ ソッド には通常アプリケーションロジックが含まれていないので、それらの選択を解除し ても通常安全上に問題はありません。または、詳細設定パネルでウィンド ウの代わり に stderr 出力を有効にして、メッセージ用のコンソール出力を選択します。 95491 Sentinel LDK Envelope の現在のリリースは、スーパークラスのインスタンスメソッド を呼び 出すインスタンスメソッド のプロテクト をサポート していません。このようなメソッド は Envelope によって検出されず、デフォルト でプロテクションに選択される場合がありま す。その結果、プロテクト されたアプリケーションは実行時に IllegalAccessError 例外を 発生させる場合があります。 このような例外を防ぐには、スーパークラスメソッド へのコールを含んでいるメソッド のプ ロテクションを無効にします。これはプロテクションレベルを低下させることに注意してく ださい。 代替案として、スーパーインスタンスメソッド のコールまでのコード (コールは含まない) の みを含んでいるメソッド で新しいクラスを作成します。スーパーインスタンスメソッド の コールを含んでいる元のメソッド をプロテクト する代わりに、このメソッド をプロテクト しま す。 104163 (99869) パスや名前に Unicode 文字を含んでいるプロタクト された JAR/WAR アーカイブは、ネ イティブオペレーティングシステムでは動作しません。アーカイブが実行される可能性は (使用されている Unicode 文字のタイプに応じて) 多少ありますが、ほとんどの場合ア プリケーションは実行されず、エラーメッセージが表示されます。(この問題は、ローカリ ゼーションに MUI を使用するシステムでは発生しません。) 回避策: Tomcat サーバーを ASCII 文字しか含まれていないパスにインスト ールしま す。WAR アーカイブの名前には ASCII 文字のみが含まれていることを確認します。 104179 ネット ワーク環境で起動できるプロテクト されたアプリケーションのインスタンス数が、ライ センス条件で許可されているコンカレント インスタンス数を超えています。 回避策: プロテクト されたアプリケーションで、Run-time API 関数を呼び出して、同時 実行が制限されているフィーチャへの永久セッションを開きます。 179821 Java Envelope は unicode をサポート していません。 180073 プロテクト された Java アプリケーションが実行されると、実行カウンタが一度減少され、 さらにプロテクト された各メソッド についてカウンタが減少されます。そのため、プロテクト された Java アプリケーションは実行カウント に基づいてライセンスしないでください。 180733 Envelope の現在のリリースは、所定の JBOSS 7 Server でプロテクト された war ファイル を1つのみサポート します。 181673 Windows x86 および Windows x64 プログラム用のレガシー Envelope エンジン は、Windows 8 (32ビット および 64ビット ) または Windows 2012 Server ではサポート され ていません。 32 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート 参照 問題 LDK-2490 プロテクト されたアプリケーションに以下に類似したコード が含まれている場合: List<User> function_name (Parameter) { ... } このメソッド が Java Envelope でプロテクト されると、Envelope は <User> タイプに割り当 てられない List 変数を返します。この <User> タイプは同じスコープで別様に定義され たクラスです。 LDK-2891 プロテクト された Java アプリケーションディレクト リは、環境変数で設定する か、classpath エント リを元のアプリケーションの Manifest ファイルに含める必要がありま す。 実際に、Java Envelope は実行時に要求される JAR ファイルのエント リをプロテクト され たアプリケーションの Manifest ファイルにある classpath タグの下に加えます。classpath タグが元の Manifest ファイルに存在しない場合は、このエント リは機能しません。実 行時に、プロテクト された Java アプリケーションは classpath 環境変数からランタイム JAR ファイルを検索します。このアプリケーションは、これらの run-time JAR ファイルが見 つからない場合は、これらのファイルに対して「Class Not Exception」をスローします。 回避策 1:現在のディレクト リパスを classpath 環境変数に追加します。 回避策 2: Manifest ファイルに classpath タグを追加します。 なし 複数ベンダのプロテクト された JEE アプリケーションが1つの Tomcat サーバーに配置され ると、アプリケーションは作動しません。 LDK-4683 Java 用 Sentinel LDK Envelope は ModelMap データタイプを使用するアプリケーション のプロテクト に使用できません。 回避策: こうしたアプリケーションをプロテクト するには、ModelMap データタイプを厳密 さが低いデータタイプに変更します。 .NET 参照 問題 89873 ベースクラスが難読化するように選択され、派生クラスが難読化しないように設定さ れている場合は、派生クラスはベースクラスで検出されません。従って、難読化にベー スクラスを設定したら、すべての派生クラスも難読化に設定する必要があります。 Linux 用 Sentinel LDK Envelope 参照 問題 LDK-4545 動的にオブジェクト にリンクしないアプリケーションは、プロテクト できません。 LDK-4931 Linux Envelope のバックグラウンド チェック関数は現在、共有オブジェクト をサポート し ていません。 既知の問題と回避策 33 Mac OS X 用 Sentinel LDK Envelope とデータ暗 号 化 参照 問題 11416 特定の状況では、プロテクト された Mach-O バイナリの所有者および権限 が、Envelope を使用してプロテクト する前の所有者および権限と異なる場合がありま す。これは、Envelope によって、現在のユーザ (プロテクションを適用するユーザ) が新 しく作成されるファイルの所有者として割り当てられるためです。 132292 廃止された関数またはクラスを使用するアプリケーション (例:SDL で使用され、OS X 10.4.x 以降で廃止された NSQuickDrawView) は、プロテクション後に Mac OS X 10.7.x で実行に失敗する可能性があります。これは、プロテクト されていないアプリケーション が正常に実行された場合、あるいはプロテクト されたアプリケーションが 10.7.x より前の Mac OS X バージョンで正常に実行された場合でも該当します。 回避策:廃止された System Frameworks に依存する SDL または他の Library/Framework を使用しないでください。 151020 以下の状況の場合: n アプリケーションが、データ暗号化ファシリティを有効にした Envelope を使用して プロテクト されている。 n プロテクト されたアプリケーションが、バージョン機能を有効化した OS X 10.6.x 以降で実行されている。 暗号化されたファイルが破損して、データが失われる場合があります。 回避策: データ暗号化ファシリティを使用せずに、データの暗号化/復号化を手動で 行います。Sentinel Licensing API の hasp_encrypt および hasp_decrypt 関数は使用 できます。これらの関数を使用した例については、Mac 用に供給された Runtime サン プルを参照してください。SafeNet Web サイト を定期的にチェックして、この問題を解 決した Envelope のアップデート バージョンを入手してください。 34 Sentinel LDK v.7.1 - リリースノート 参照 問題 175314 Mac アプリケーションをプロテクト する際に、次のエラーメッセージが表示される場合が あります:"Insufficient GAP for protection.Processing aborted" これが発生する場合は、以下のいずれかを実行します: Realbasic アプリケーションの場合: Realbasic のより新しいバージョンを使用します。SafeNet のラボラト リテスト では、Real Studio 2012 Release 2 を使用すると、問題は発生しませんでした。 その他のアプリケーションの場合: -headerpad 引数への適切な値をスタティックリンカの ld に渡します。詳細について は、ld、gcc または clang のド キュメント を参照してください。Xcode のビルド 設定の Linking (リンキング) セクションにある Other Linker Flags (その他のリンカフラグ) にオプ ションを追加できます。 headerpad オプションは16進数によるサイズ値を必要とします。例えば、1つの VM ページの場合は、0x4000 と指定します。詳細については、headerpad サイズの manpages (“man ld”) の説明を参照してください。 headerpad 引数をプロジェクト 設定の Xcode に追加するには、次の文字列を Other Linker Flags (その他のリンカーフラグ) で Debug ビルド および Release ビルド の両方に 入力します: -Wl,-headerpad,size 注記: n n 上記の文字列で、"Wl" は大文字の "W" と小文字の "L" です。 一部のプロジェクト では ld を直接使用しませんが、gcc または clang を介して アプリケーションをリンクします。 177241 malloc、calloc、free、realloc、dlopen、dlerror、dlsym または dlclose などのシンボルを 実装するアプリケーションをプロテクト することはできません。ただし、アプリケーションは これらの標準ライブラリ関数のいずれかを使用できます。 183388 [Dead Code Stripping (デッド コード スト リッピング)] リンキングオプションを使用して LDK スタティックライブラリでビルド されているアプリケーションは、実行に失敗する場合があ ります。 回避策:Dead Code Stripping (デッド コード スト リッピング) オプションをリンキングに使用 しない。 Mac OS X での Sentinel LDK Envelope と ARC のサポート ARC ("Automatic Reference Counting") は、以下の組み合わせとして Apple により OS X に完全に 実装されています: n n clang コンパイラの特別機能 (ARC は、過去に開発者によって追加する必要があったコード を追加します) Objective-C Runtime ライブラリへのある種の機能拡張 Sentinel LDK Envelope for Mac は、ARC を使用するアプリケーションを標準アプリケーションと見なし (不足したコード がコンパイル時に作成されるので)、展開されたバックエンド (これはオペレーティング システムの一部です) とやり取りを行います。その結果、Envelope は ARC を使用するアプリケーショ ンをサポート します。 既知の問題と回避策 35 ただし、以下の説明に示した制限があります。 Apple は ARC を OS X 10.7 に導入したので、ARC は Xcode for OS X 10.7 (10.7 SDK と ARC をサポー ト する clang を含む) で有効です。ARC は、64-bit Mac アプリケーションにのみ使用できます。また Apple は OS X 10.6 で ARC アプリケーションを実行するための回避策を導入しました。 この回避策は、すべての機能がサポート されていないため ARCLite と呼ばれます。ARCLite は、アプ リケーションが Xcode でビルド されるときに、デフォルト で開発者のアプリケーションにリンクされる小さ なスタティックライブラリです。このライブラリは基本的に Objective-C runtime を機能拡張して、ARC 機能が OS X 10.6 で使用できるようにします。 ARC 機能を ARC に対応していない Objective-C runtime に「注入」するため、ARCLite ライブラリ (libarclite) には、元のエント リポイント が実行される前に、プロセスの初期化中に実行されるコード が含まれています。Envelope はこのコールを遮ることはできません。エント リポイント がコールされない ので、libarclite のコード は (アプリケーションのコード とともに) 暗号化されたままです。その結果、プロ テクト されたアプリケーションは失敗します。 Apple では現在 ARCLite を使用して、古い Objective-C runtime バージョンを新しい言語機能 (新 しいリテラル、配列とディレクト リのインデックス付きアクセサ) とともに拡張しており、これらは ARC とは 関係がありませんが、10.8 で "modern Objective-C" として導入されます。 ARCLite にリンクされた一部のアプリケーションは Envelope でプロテクションした後に失敗しますが、 その他のアプリケーションは正常に実行されます。SafeNet では、問題をより明確に理解するため、 現在この問題を調査しています。 回避策 ARC にリンクされたアプリケーションがプロテクション後に失敗する場合は (特に、アプリケーションがビ ルド されたバージョンで起動されるのではなく、ターゲット の OS X バージョンで起動される場 合)、ARCLite をアプリケーションにリンクしないように Xcode に命令することによって、この問題を回 避できます。(その結果として、一部の新機能が古いプラット フォームで使用できない場合がありま す)。 Xcode による ARCLite のリンクを防ぐには、プロジェクト /ターゲット 設定を変更する必要がありま す。Xcode プロジェクト 設定ペインで、Implicitly Link Objective-C Runtime パラメータを "NO" に設 定します。 この回避策は、一般的にプロテクト されたアプリケーションが失敗するのを防ぎます。ただし、この回 避策は、アプリケーションが (プロテクションされているかどうかにかかわらず) OS X の古いバージョンで 起動されると、問題を発生します。
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