2010.9 vol. 主要日誌 平成22年7月∼平成22年9月 7月24日(土) 国際学群シンポジ 国際学群シンポジウム(国際学群) 8月 3日(火) 火) 行事予定 平成22年9月∼平成22年12月 9月20日(月) 2年次基礎看護実習Ⅱ(看護学科) 2年次基礎看護実 ∼10月 1日(金) 学期末試験期間 第2回オープンキャンパス 8月 7日(土) 第2回オープ 時間割表等配布 時間割表等 9月23日(木) 前学期終了 8月10日(火) 追試験実施期間 ∼8月12日(木) 9月24日(金) 後学期開始,年次別オリエンテーション 8月10日(火) 夏季休業 ∼9月23日(木) 9月27日(月) 後学期講義開始 (登録調整期間:9月27日∼10月8日) 8月10日(火) インターンシップ(スポーツ健康学科) ∼9月23日(木) 8月16日(月) 再試験実施期間 ・8月17日(火) 8月16日(月) 国際学群自己推薦入試Ⅰ期(国際学群) ∼8月21日(土) 8月16日(月) 夏季インターンシップ ターンシップ(国 (国際学群) ∼8月27日(金) 8月16日(月) 2年次基礎看護実習Ⅱ 護実習Ⅱ(看護学科) ∼8月27日(金) 8月20日(金) 現地実習沖縄 習沖縄・日本文化コース 化コース(国際学群) ∼9月20日(月) 8月22日(日) 海外インターンシップ ンシップ(国際学群) ∼9月20日(月) 8月23日(月) 大学一斉休暇 ∼8月27日(金) 8月31日(火) 現地実習アジアコース(国際学群) ∼9月22日(水) 9月 1日(水) 現地実習中南米コース(国際学群) ∼9月16日(木) 9月 4日(土) AO入試(スポーツ健康学科) 編入学試験(スポーツ健康学科,看護学科) 9月25日(土) 2年次キャリアアップセミナー(国際学群) 10月 2日(土) 3年次キャリアガイダンス(国際学群) 10月 2日(土) 人間健康学部シンポジウム(人間健康学部) 10月 4日(月) 3年次領域実習(看護学科) ∼2月 4日(金) 10月23日(土) キャリア秋季キャンプ i n 2010 ・10月24日(日) (スポーツ健康学科) 10月27日(水) インターンシップ報告会(国際学群) 11月13日(土) 推薦入試Ⅰ期 (国際学群,スポーツ健康学科,看護学科) 編入学試験Ⅰ期(国際学群) 特別選抜試験(スポーツ健康学科,看護学科) 11月14日(日) インターンシップ報告会(スポーツ健康学科) 11月15日(月) 2年次オープンゼミ(国際学群) ∼12月10日(金) 12月 4日(土) 名桜大学祭 祭 ・12月 5日(日) 会(看護学科) 12月11日(土) 卒業論文発表会 入試Ⅱ期,推薦入試Ⅱ期,特別選抜 特別選抜試験 12月18日(土) 自己推薦入試Ⅱ期, (国際学群のみ) のみ) 念日 12月21日(火) 創立記念日 12月27日(月) 冬季休業 業 ∼1月 5日(水) 9月6日(月) 教育実習(中学校) ∼9月24日(金) 9月10日(金) 9月卒業式・修了式 01. 特集 美ら島沖縄総体2010 03. 学事報告 9月13日(月) 4年次総合実習(看護学科) ∼10月 1日(金) 9月18日(土) 第3回オープンキャンパス Vol.25 2010年9月号 2010年9月17日 学生主催 7月7日七夕祭り 編集・発行 名桜大学 広報室 〒905-8585 沖縄県名護市字為又1220-1 TEL.0980-51-1100 (代) FAX.0980-52-4640 URL http://www.meio-u.ac.jp E-mail info@mga.meio-u.ac.jp 印 刷 沖縄高速印刷株式会社 平成22年度 第1回・第2回オープンキャンパスを開催! 第3回 国際学群シンポジウム 平成21・22年度 人間健康学部 看護学科[臨地実習報告] 07. 寄稿 かげりはじめた沖縄の宝 08. 教育・研究活動レポート 18. ウェルトーク 19. 言語学習センター 20. 数理学習センター&学習談話サロン 21. 課外活動レポート 24. 活躍する卒業生たち 25. シリーズ ■ゼミ紹介 ■サークル紹介 28. 公開講座報告 29. お知らせ 31. 主要日誌・行事予定 25 特集 美ら島沖縄総体2010 学生インタビュー 美ら島沖縄総体2010に派遣された部活動団体の代表学生にインタビュー 【派遣会場】県総合運動公園陸上競技場 【活動内容】各競技の審判、情報処理、用器具、競技者係等 名桜大学と地域の連携 ―美ら島沖縄総体に携わった教員と学生の声― 平成22年7月28日(水)から8月20日(金)までの24日間、都道府県予選を勝ち抜いてきた各競技の選手及び役員が沖縄に 集結し「美ら島沖縄総体2010(平成22年度全国高等学校総合体育大会)」が開催された。総体は1963年、夏季競技の選手権 大会を統合し始まり、 66年から各都道府県持ち回りで開催されてきたが、 1県単独開催は 「美ら島沖縄総体」 が最後となる。 この最初で最後の美ら島沖縄総体に、本学の教員そして学生が各競技協会(連盟)と連携し、競技をサポートすべく派遣さ れた。今回、ヨット競技役員を務めた平野貴也准教授に現地での活動を報告してもらい、また、競技役員と共に役員・補助 員を担った学生に思いを語ってもらった。 美ら島沖縄総体 ヨット競技役員として参加 高校生の競技に打ち込む真摯な姿勢と真剣なまなざしに感動 8月4日(水)から11日(水)までの7日間、与那原町で との連携が生まれ、海洋スポーツへの理解が深まり、他都 開催された高校総体ヨット競技の役員を務めました。ヨ 道府県からのスポーツ合宿などの受け入れに発展すれば ットは海上に設置されたマーク(目印)を順番通りに回航 すばらしいことだと思います。高校総体は県を挙げての し、着順を競う競技です。絶えず変化する見えない風と波 ビックイベントでもあり、沖縄県の海洋スポーツの普及 を把握し、正確にコースを設定するには専門的な技術と に微力ながらお手伝いできたことを感謝します。 高校生補助員の笑顔と、きびきびとした対応が印象的でした 安田 剛士(スポーツ健康学科4年次、福島南高校出身) 陸 上 競 技 部 ウ エ イ ト リ フ テ ィ ン グ 競 技 部 手順を誤るとレースが中止になってしまうため、毎レー ―陸上に励む高校生へメッセージを 体力や技術、精神面の 成長には、目標を持ち、計画を立て、努力していくことが重要 だと思います。名桜大学陸上競技部では、陸上競技専門の先生 が指導しています。高校生の皆さん、私たちと共にレベルアッ プを目指しませんか? 跳躍役員の大山主任と共に (左からスポーツ健康学科3年次杉山潤さん、 卒業生の外間さん、跳躍役員の大山主任、安田さん) 【派遣会場】八重瀬町具志頭社会体育館 【活動内容】選手アップ場員、進行員、駐車場係等 メダルにかける選手の想いがひしひしと伝わった 山里 健城(スポーツ健康学科2年次、沖縄工業高校出身) ―活動を終えて 私は、選手アップ場の役員をしていたので、選手のアップ姿を見ることができま した。気迫がこもる選手の姿から、メダルにかける想いがひしひしと伝わり、私も「うかうかしてい られない」という気持ちになっていました。会場では高校時の恩師に会うことができ、役員として美 ら島総体に携われたことを嬉しく思います。 ―ウエイトリフティングに励む高校生へメッセージを 私たちウエイトリフティング競技部は、互 いに切磋琢磨しながら練習に取り組み、 苦しみも喜びも、 共に分かち合う仲の良い自慢のチームです! ウエイトリフティングを続けていると、時には壁にぶつかることもあるかもしれません。その時は、 仲間と共に壁を乗り越えてがんばってください。 きっとチームワークの大切さを実感するはずです。 【派遣会場】奥武山水泳プール 【活動内容】折り返し監察員 連携が必要となります。私は最も風上に位置する第一マ ーク設置の責任者を任されていましたが、コース設定の ―活動を終えて 競技会場では、 全国の高校生選手による競技、 観戦者の皆さん、900人以上の役員、それぞれの熱気と規模の 大きさに圧倒されました。美ら島沖縄総体での役員経験は、全 国レベルの競技を見られたこと、そして、役員に対する感謝の 気持ちなど、選手として今後に繋がる大きな収穫です。 セーリング競技役員 発着水路部 選手のためを思うと、ハードスケジュールも苦にならない! 宮城 衣里(看護学科1年次、名護高校出身) 平野 貴也(人間健康学部スポーツ健康学科 准教授) 水 泳 競 技 部 スかなり神経質になりました。台風の接近に伴ってスケ ジュール通りに競技が進行せずヤキモキしましたが秒速 8メートル以上の強風と2メートル以上の高波の中、男 子6レース、女子5レースが成立しました。349人の選手 と県内外から集まった運営委員・補助員(柳人間健康学部 長も運航部でお仕事をされていました)、たくさんのボラ ―活動を終えて 私たち水泳競技部員は主に折り返し監察員として参加しました。判定ミスがあっ てはならない全国規模の大会なので、常に意識を張り詰めた状態での活動が続きました。朝早くか らの活動でしたが、県内代表の後輩たちを含め、出場選手のためを思うと、競技に集中できるように 取り組んでいたので、ハードスケジュールも苦になりませんでした。 ―水泳に励む高校生へメッセージを 高校生だから頑張れることがあると思います。 目標が達成で きるように諦めず前進してください。名桜大学水泳競技部は歴史は浅いですが、実績を保持・残すた めにハードな練習をこなす日々です。仲間の励ましに支えられ、皆仲良くがんばっています。勉強は もちろんですが、 お互いに部活動もがんばりましょう! ンティアの方々に支えられて無事に任務を果たすことが 【派遣会場】 (ロードレース)名護 (トラック) 県総合運動公園自転車競技場 【活動内容】関門役員、ギア比チェック、ホルダー、召集係、周回板 できてうれしく思いましたし、フレッシュな高校生の競 技に打ち込む真摯な姿勢と真剣なまなざしに感動しました。 競技が進むうちに、 「がんばれ!」 と選手全員に声をかけ応援していました 中原 秀生(観光産業専攻4年次、熊本市立千原台高校出身) 曇天と大雨で本来の沖縄のきれいな海とは程遠い感じ でしたが良い風に恵まれ、海の素晴らしさは充分に県外 の高校生に伝わったと思います。こうした活動から地域 風向と風速を計り、 トランシーバーで他の船と連絡をとりながら風上マークを設定 自 転 車 競 技 部 ―活動を終えて 私たちは、 2008年の秋に公認審判員登録証を取得し、 各大会の役員経験を積んで、 美ら島総体の役員に挑みました。円滑に競技が進むよう、役員として責任を持ち、時には選手に厳し く対応することもありました。名護市のロードでは、名護中学校や大宮中学校の生徒がお手伝いで 参加しており感心したのを覚えています。心に残る経験となりました。 ―自転車競技に励む高校生へメッセージを ツールドおきなわや県の新人大会、 国体に向けて練習 をがんばってください。私たちもインカレ出場に向けてがんばります。私たちは沖縄県2位の記録を 保持しているので、沖縄県記録を抜きたい方はぜひ名桜大学へ来てください!自然豊かな北部地区 でのロード練習は気持ちが良いですよ。 【派遣会場】浦添市民体育館 【活動内容】記録係、モップ係、サンプリング係 男 子 ハ ン ド ボ ー ル 部 選手は風上のマークを回り、 これから風下マークに向かう 選手 選手は 選 手は 手は風上の 風上 風 上 上の のマーク マーク マー ークを を回 を回り 回 回り り、 これか こ これ れ れか から ら風 ら風下 風下 風 下マ マー マーク ーク ー クに に向か に向 向かう 向か 赤字141番が県代表昭和薬科大学附属高校の女子選手 赤字 赤 字1 141 14 4 41 1番 番が県 が県 が県代表昭 県代 代表 代表昭 表昭 表昭和 和薬 和薬科 薬科大学附 薬科 科大学附 大学 大 学 学附 附属高校 属高校 属高 高校の女 の女子 の女子 女子選 選手 手 1 選手、補助員として、それぞれの立場で活躍する高校生にエールを 新田 亮(スポーツ健康学科4年次、陽明高校出身) ―活動を終えて 私たちは高校生補助員と一緒にコミュニケーションを図りながら活動しました。 はじめての運営サポートでしたが、私たちが大会等で試合している時にも、同じようにサポートを 受けていた事を考えると、ありがたく思います。これからも積極的に大会運営のサポートをしてい きたいです。 ―ハンドボールに励む高校生へメッセージを 美ら島総体に参加できたこと、 支えてくれた周りの 人々に感謝して、これからも競技を続けてください。私は大学入学後、ハンドボールから離れた経験 が一度あります。続けることを決意した時、仲間に温かく迎えられたことが支えになっています。こ れからも監督の的確なアドバイスのもとで日々精進して結果を出していきたいと思います! ※国際学群の3年次以降は専攻名で、また、人間健康学部は学科名で表記しています 2 学事報告 平成22年度 第1回・第2回 オープンキャンパスを 学事報告 AM11:00∼ 学長・学群長・学部長のあいさつの後に、学群・学科 のプログラムがスタートします 国際学群 開催! 第3回 国際学群 シンポジウム 国際社会や地域社会で 活躍できる人材の育成 平成22年7月24日(土)に国際文化教育学系の教育目標である「国 際社会や地域社会で活躍できる人材の育成」をテーマに第3回公立 大学法人名桜大学国際学群シンポジウムが本学多目的ホールを会 場として開催された。 平成22年度 第1回オープンキャンパスが6月19日 (土) 、 第2回オープンキャンパスが8月7日 (土) に開催された。 盛夏のなか773人(第1回442人、第2回331人)の受験生と 保護者の方々が本学を訪れ、校内は賑わいを見せていた。 学生ボランティアサークル「ウェルナビ」によるキャンパスツアー スポーツ健康学科 看護学科 夏休み期間中に開催された第2回オープンキャンパス には、県外・離島からの参加者も見られた。 基調講演 相原滋弘氏 シンポジスト 金城武信氏 シンポジスト 新城貞治氏 シンポジスト 眞道麻里氏 シンポジスト 仲里幸一郎氏 シンポジスト 伊藤孝行氏 プログラムは在学生主導で遂行されており、 参加した受 験生が気軽に各種技術体験や質問をする姿があった。 また、 国際文化教育学系(国際文化専攻・語学教育専攻)は、自 学生生活相談や、入試・進学の相談などにも対応、各専攻・ 教員によるミニ講義 先輩学生による在学生の 活動・活躍の紹介 学科で楽しく歓談する様子が見られ、第1・2回オープン 像ディレクター)には映 己のアイデンティティを確立した上で広い視野と深い教 像を通して「おきなわ」を 養を養い、文化や言語の壁を乗り越えて地域社会・国際社 発信していただいた。 キャンパスは大盛況のうち終了した。 PM13:10∼ 会に貢献・活躍できる人材の育成を目標としている。その 質疑応答では、高校生 また、第1回オープンキャンパス同日、看護学科では全 ランチの後は、 お待ちかねの専攻紹介・体験コーナー 教育目標をテーマとした本シンポジウムでは、ジャーナ や本学在学生からの質問 リストの相原滋弘氏を基調講演者に迎え、各分野で活躍 や意見が相次ぎ、30分と と教員の意見交換が活発に交わされ、出席した保護者か 中の国際文化教育学系卒業生、金城武信氏、新城貞治氏、 いう長時間の設定にも関わらず時間不足を感じさせる ら「学生生活がわかって良かった」、 「学習がハードなよう 眞道麻里氏、仲里幸一 盛り上がりであった。本シンポジウムを通して、自己実 だが、日々成長していく娘の姿に、進学させて良かったと 郎氏、及び国際文化教 現としてのアイデンティティの確立と他文化を理解し 思っている」等、貴重な情報交換の場になった。 育学系講師の伊藤孝行 多様な価値観を受容するための言語習得など、国際化の をシンポジストにそれ 中でより良く生き抜くために本国際文化教育学系の教育 学年を対象にした在学生の保護者会が行われた。保護者 国際学群 名桜大学オープンキ 名桜大学オ 名桜大学オープンキャンパスを紹介! プンキャンパス パスを紹介! 国際色豊かな教員・留学生による語学教育専攻の説明 AM10:30∼ スポーツ健康学科 看護学科 学群・学科に分かれ受付をします 先輩在学生が指導!スポーツ健康学科の テーピング体験コーナー 看護の技術体験(車椅子移乗)も 先輩在学生のサポートでスムーズに 眞道氏の映像「おきなわ」 ぞれの立場から意見を 内容は時代が求めるものであり、地域社会、国際社会で活 発表し、フロアーとの 躍できる人材としての卒業生は我が国際文化教育学系の 質疑応答を行った。 パネルディスカッションの様子 誇りであり宝であることを実感できた。一般の方々、高校 基調講演では、相原氏が「多様な世界のなかでの自分の 生、本学在学生・教職員、総勢250人近い参加をいただき、 伸ばし方」と題し、東アジアを中心とした人材育成、派遣 成功裡に終了することが出来たことを心より感謝したい。 を担う(株)アジソン代表取締役として、20年余の海外で また、国際文化教育学系の特徴を生かし、留学生達が「お の生活体験を基に、相互依存体制の現代で他者の目を通 国紹介」と題して民族衣装ショーやサルサダンスを披露 して自己を知ることの重要性や自己実現の手段としての してシンポジウムを盛り上げてくれたことにも心より感 外国語学習の必須を説かれた。氏の「閉ざされたグローバ 謝したい。 リズム」とは自国の文化を押しつけ軍事力を誇示するよ うな行為を指し、 「 開かれたローカリズム」とは他の文化 を積極的に受け入れるが、自国の文化・歴史に誇りを持ち 名桜エイサーが参加者の受験生をお出迎え それを生かした社会を形成することである。開かれたロ 今年の大学案内はガジュマルのイラストと 「Change!」のロゴが目印です! ーカリズムの実践者として香港、シンガポール、琉球王国 を例として挙げ、多様性を排除せず共存していく心の構 名桜大学の学びや楽しさは、教員&先輩在学生が親身に答えます 3 留学生一同による民族衣装ショー サルサダンスの披露 築が大切としてこれからの沖縄の方向性を、また、流動性 これからも、国際文化教育学系から多くの宝を輩出で の中で自己とキャリアが形成されるとして自己実現の手 きるよう気持ちを新たに頑張りたいという決意とともに、 段を示唆していただいた。 金城氏 (在日チリ大使館農務部) 本シンポジウムの総評を締めくくりたい。 PM15:00∼ は「コミュニケーション力」を、新城氏(県立名護高校英語 全日程終了! 教師)は「留学を通して学んだこと」、仲里氏(名護市役所) 参加してくれた受験生の皆さんありがとうございました! は 「ムキになること」 をキーワードに意見を発信、 眞道氏 (映 総評:国際学群 国際文化教育学系長 教授 与那覇 恵子 4 学事報告 平 成 22 年 度 臨 地 実 習 報 告 平成21・22年度 人間健康学部 看護学科 [臨地実習報告] 【地域看護実習】 んだ」 「看護技術の基本的な考え方は臨床と違わないが、 生活 地域看護実習は、地域で生活するすべての住民の健康 の場に合わせた技術の提供が求められる」 などがあがった。 権を保障するために,住民とのパートナーシップのもと 学生は、継続看護の重要性を再認識し、療養者の身体状 で効果的に協働する地域看護活動について実践能力を養 況だけでなく、経済状態や生活への価値観にそった多様な う。さらに保健所保健師活動および市町村保健師活動の 保健指導の必要性や、介護する家族への援助、在宅看護と 特徴、相違点をそれぞれの実習を通して習得することを 臨床看護の違い等を学んだ実習となった。 実習目的としている。 平 成 21 年 度 臨 地 実 習 報 告 総評:吉川 千恵子(看護学科 教授) 比嘉 憲枝 (看護学科 助教) 【在宅ケア実習】 糸数 仁美 (看護学科 助手) 在宅ケア実習は、在宅で、長期にわたってヘルスケアと 遠隔システムとスカイプを利用した実習報告会の様子 地域の健康課題や対策について学ぶ 実習は3週間で、 平成22年6月と7月の2クールに分け、 サービスを必要とする療養者とその家族への必要な看護 それぞれ6月47人、7月32人、計79人の学生が実習を終 を体験し、在宅看護実践に必要な知識、技術、態度を習得 えた。実習施設は沖縄県福祉保健所6箇所、宮古・八重山 することを実習目標としている。 を含む市町村26箇所の計32箇所で実施した。 実習の事前学習として既存のデータをもとに、市町村 継続看護の重要性を学ぶ の概要についてグループ学習でのまとめ、また健康教育 指導案や教材を作成して実習に望んだ。実習は事前学習 でまとめた市町村の概要を基盤に健康診査や健康相談 実習は北部地区2箇所(りゅうしん訪問看護ステーシ ョン、桃源の郷老人訪問看護ステーション)、中部地区3 箇所(訪問看護ステーションいずみ、訪問看護ステーシ 利用者宅での訪問入浴の様子 ※事業所提供 桃源の郷老人訪問介護ステーションでの カンファレンスの様子 の実際を通して、 地域の健康課題や対策について学んだ。 また指導保健師と共に家庭訪問を実施したり、老人会や 住民の方への健康教育の様子 ョンのぞみ、中部徳洲会病院在宅サービス事業所)の計 発達が気になる子どもの親の会など、住民の方へ認知症 5箇所の訪問看護ステーションで実施した。実習方法は、 対策や熱中症対策、発達時期にあった遊びなど多様なテ の目線に立った丁寧な対応が出来ている」 「素直で明るく、 実習開始初日に、訪問看護ステーションの設置理念や職 ーマで健康教育を行うなど、 地域看護活動の実際を学んだ。 自主的に実習に取り組む姿勢がとてもよい」と学生への評 員人数、訪問地域の範囲などのオリエンテーションを行 実習の最終日は、学内に全員が戻り、実習報告会で学び 価が高かった。 った後、 実習指導担当の訪問看護師と訪問看護に同伴し、 の共有を行った。宮古島や八重山の実習生は、それぞれ 学生も実習開始時は緊張が高く言葉も少なかったが、保 訪問看護の実際を体験した。実習期間は1週間で、実習週 の場所から遠隔システムとスカイプを使って報告会に 健師をはじめ各施設職員の暖かい指導や住民の方とのふ 最終日は学内において全体報告会を行い、学生間の学び 参加した。教員はそれぞれ保健所・市町村を3~4箇所担 れあいを通して、 地域看護活動の実際を学ぶ実習となった。 の共有を行った。 当し、実習前の学生指導と実習調整、臨地実習指導およ 総評:吉川 千恵子(看護学科 教授) 学生は実際に家庭を訪問する経験が少なく、同伴訪問 び評価を一貫して行った。健康教育に参加した住民の方 比嘉 憲枝 (看護学科 助教) は戸惑いや驚きが強かったとの反応が多かった。 しかし、 から「自分の健康について考えるいい機会になった」 「子 糸数 仁美 (看護学科 助手) 学生の学びとして「訪問看護師は利用者の健康状態を維 供の年齢や時期に合った遊びが具体的にわかった」など 仲本 優子 (看護学科 助手) 持するケアだけでなく、介護が継続できるように家族の 評価が高かった。また、臨地実習指導保健師からは「住民 仲宗根トシエ(非常勤 助手) 健康状態にも配慮し、 指導・援助する役割があることを学 りゅうしん訪問看護ステーションのスタッフの皆さんと実習生・担当教員 学生の声 対象の立場になって 考えることの重要性 学生の声 在宅ケア実習を通して Voice 高宮城 里佳さん(3年次、開邦高校出身) ュニケーションが大切となります。訪問看護師は、利用 Voice 新城 舞子さん(4年次、宮古高校出身) 考えることの重要性を改めて学んだ。また、家庭訪問を 通して対象者が地域で自分らしく生きていくために保 健師として何が出来るのか、また対象者の支援に必要な 社会資源をどう活用するのかを考えながら看護活動す 者の自立を支援するだけではなく、介護者の自立も支え るため、個別性の高い看護が展開されていました。また、 私は、沖縄県宮古福祉保健所で実習をさせていただい ることが必要であると実感できた。私は将来地元の地域 私はうるま市の沖縄県看護協会訪問看護ステーショ 本人や家族の生活を支えるためにも、病院での療養中に た。実習開始前に担当保健師と電話連絡を行い、健康教 保健看護にかかわっていきたいと考えているので、今回 ンのぞみで実習を行いました。実習では小児慢性疾患で しっかりと家族への在宅指導を行い、退院後の生活がス 育内容の調整や地区診断に必要な資料収集を行った。初 の実習で保健所と市町村の保健師の役割を学べたことや、 在宅療養継続している利用者さんを中心に、難病をかか ムーズに行くよう病院看護師と連携し、病棟看護から在 めての電話での調整はとても緊張したが、電話対応の一 実習を通して得た多くの経験と学びは、とても大きな宝 える利用者さんへの訪問看護に同伴しました。病院実習 宅看護への継続を上手くサポートする事がとても重要 般マナーや自分の言葉で伝えることの難しさを学んだ。 物となった。実習で学んだことを今後の学生生活、将来 と違い、利用者の自宅での看護となるため家族とのコミ だと学びました。 実習では健康教育の実施を通して、対象の立場になって に活かしていきたい。 ※年次は平成21年度時 5 6 教 育・研 究 活 動 レ ポ ー ト 寄 稿 かげりはじめた沖縄の宝 宝 世界人口67億人、192カ国のうちで、一番長寿の国は日 れるまでにな なって てきて ている。この特集では、 の特集で の特集 一と言われるまでになってきている。 この 本である。1977年にフランス、カナダを抜いてから、現在 に焦 焦点を絞り、 焦点を絞り 絞り り、沖縄の健康長寿が失われつつある 沖縄の健 沖縄 の健康 康長寿が が失 が 失われ 失わ れつ れ 2つの県に焦点を絞り、 まで30年余りも男性と女性を合わせた平均寿命で世界一 その の原因、また、 また た、なぜ長野県は長寿になったのか? な なぜ長野県は 県は長 県は 県 長寿にな 長寿 に った ったの のか 現状やその原因、 の座に輝いている(男性:76.0歳、女性:86.2歳、男女総合: れらの要 の要因 要因につい いて て連載 連載する 連載 連 載 る予定で である これらの要因について連載する予定である。 82.7歳、2010年)。その日本の中でも、古くから健康長寿と 界長 宣言 言:意外と知られていないが、 意外と 意外 外と知られ れてい てい 世界長寿地域宣言 沖縄県は して知られている沖縄県と近年健康長寿の伸びが著しい て「世界長寿地域宣言」 地 1995年に全世界に向けて を行って 長野県は、我が国だけではなく世界各国から健康長寿県 いる。この宣言は、当時の県知事であった大田昌秀知事が として注目されている。ところが、誰もが健康長寿県とし 戦後50年の終戦記念日の日に、戦争を経て世界一の長寿 て認めている沖縄県は、近年、その伸びに陰りが見られる 地になった沖縄県に対する万感の思いを以下の銘文で示 ようになってきた。一方で長野県は、高齢者医療費が全国 している。 で一番低いなど、今や沖縄県を差し置いて健康長寿日本 ・沖縄県は、 先の第二次世界大戦において住民をも巻き 込んだ国内唯一の地上戦の場となり、 20万人余りの 尊い生命と貴重な文化遺産を失った。 ・また、 自然と共生し、 異国文化を尊重し、 社会的弱者と も共に助け合っていく 「共生」 の生き方、 方言で 「ユイ マール」 と言われる互助秩序の習慣や兄弟のように分 け隔たりなく付き合う 「イチャリバチョーデー」 の県 民性がある。 沖縄県立看護大学・琉球大学・名桜大学合同学生ゼミナール 平成22年8月14日(土)、琉球大学医学部臨床講義棟・保 からチャンプルーでむるまーる∼高齢者同士の支え合い 健学科棟を会場に学生ゼミナールを開催した。この学生ゼ から世代を超えた支え合いへ(みんなのわ)∼(名桜大学)」 ミナールは、沖縄県立看護大学・琉球大学・名桜大学の看護 では、 5つのキーワード (まつり、 公民館、 食、 ゆんたく、 独居) 学生による企画で「祝!沖縄県三大学合同学生ゼミナール 別にディスカッションを行った。ピアエデュケーション部 ケアリング愛ランド∼いちゃりばちょーでー学生魂(まぶ 門は、日本赤十字九州国際看護大学の濱田維子先生による い) は未来を変える∼」 をテーマに、 高齢者部門、 ピアエデュ 「発達段階ごとの性教育の現状」 講話の後、 「人生バラエティ ケーション部門においてワークショップと講話を行った。 あなたの愛 (せい) の自己決定∼ゆんたくさびら、 どぅでどぅ ゼミナールへの参加者は303人(内36人は教員)、名桜大学 をDoするば ! ?∼」をテーマに、 “P-d a(名桜大学)”、と“性と からは187人の学生が参加した。 命の達人キラリサークル(沖縄県立看護大学)”が大学生に 高齢者部門は、 2ヵ所に分かれてワークショップを行った。 対するピアエデュケーションを行った。閉会式後、参加者 全員で清掃を行い、幕を閉じた。 嚥下障害とは、③嚥下障害者への援助の仕方、④施設見学 発表、⑤質疑応答で構成されていた。 「老カルネットワーク ・さらに戦渦の教訓として 「命どぅ宝」 という平和を希 求する沖縄の心があり、 その心に支えられた長寿地域 であることを改めて思い起こす必要がある。 ・我々は、 太平洋戦争・沖縄戦集結50周年に当り、 我々の 祖先が築いてきた独自の文化を大切にしつつ、 健康の 大切さ、 平和の尊さを訴え、 未来に向けて全人類の幸 せの道しるべとなるよう、 沖縄県が世界長寿地域であ ることをここに宣言する。 1995年8月18日 沖縄県知事 大田 昌秀 赤崎 結哉 (看護学科3年次、首里高校出身) 合同学生ゼミナールを終えて 5月に各大学の代表看護学生が集まり、学生ゼミナール ワードを設定し、ディスカッションを行った。自分の家族 の主旨の説明を受けた。第1回目の企画会議では、各大学 のことや近所の人の例を挙げ、 楽しそうに考えを示すグルー で学生ゼミナールに対する理解がバラバラであった。しか プも見られた。 し、we b上で会議を行うことで、距離や時間などの問題点 午後からは、日本赤十字九州国際看護大学の濱田先生に を解決し、 会議を重ねながら共通理解を深め、 学生ゼミナー よる講演「発達段階ごとの性教育の現状」と、学生によるピ ルが成功するよう一致団結し士気を高めた。 アエデュケーションが行われた。私たちが企画した内容は 私たちは、テーマ「祝!沖縄県三大学合同学生ゼミナール 「楽しみながら今後の人生について考えてもらい、今後の ケアリング愛ランド∼いちゃりばちょーでー学生魂(まぶ 性の自己決定に結びつけて欲しい」 ということから、 コメディ い)は未来を変える∼」を達成するために、会場のレイアウ を交えながら行った。観覧している学生は、笑いながらも トからリハーサルまで計画を立て学生ゼミナール本番に 時折真剣な眼差しで聞いていた。 この宣言文の中で、伝統的な食生活や温暖な気候、さら の生活習慣病が問題となってきたのである。この期を境 には長寿の文化、自然との共生、異国文化の尊重、ユイマ にして、 「沖縄の宝」である健康長寿には陰りが見え始め、 臨んだ。 今回のゼミナールでは、各大学の看護学生の交流が目的 ール、イチャリバチョーデー、命どぅ宝などのキーワード 今では長野県にその座を奪われる形になり、健康長寿県 開会セレモニーでは、学生代表挨拶を看護学科3年次の となっていたが、 企画に携わった学生はもちろんのこと、 当 が挙げられている。これらはすべて沖縄の歴史と文化お の復活が大きな課題となっている。果たして「沖縄の宝」 赤崎結哉さんが行い、学生ゼミナールへ多くの学生が参加 日参加してくれた学生も、ワークショップに参加すること よび県民性を表していると言えるのではないだろうか。 をもう一度取り戻すことが出来るのだろうか? してくれたことに対し、お礼と喜びを述べた。はじめに福 で交流が図れたのではないかと思う。また、3月に開催され 従って、沖縄の健康長寿は、伝統食を中心として、その風 次回では、26ショックに至った原因についてもう少し 岡県立大学の松浦先生から「ケアリングアイランド九州沖 る 「学生フェスティバル」 への確実な一歩となったことを実 詳しく述べる予定である。 縄構想と学生ゼミナールの意義」の講演が行われ多くの学 感できた体験でもあった。 今後は、 参加できなかった学生も まさに「沖縄の宝」である。 生が理解を示した。続いて各大学から、それぞれの活動・大 今回の学びを共有できるように、私たち実行委員で学びを しかしながら、この宣言から僅か5年後の2000年に、か 学紹介が行われ、他大学での学びがどのように展開されて まとめ、 各大学に掲示できるようにしたいと考えている。 の有名な「26ショック」事件が起こることになる。26ショ いるか、どのような特徴を持っているのかなどについて知 土や県民性によるところが大きいと考えられる。これは ックとは1995年の時点の男性の平均寿命が全国5位であ ったのが2000年には一気に全国26位に転落してしまい、 県民に大ショックを与えたことである。この理由を簡単 に述べると、近年、沖縄県民の生活のスタイルが大きく変 化し、それに伴い若年者、中・高年者の死亡率が高まった のが原因である。即ち、沖縄県の75%を占める戦後生まれ の世代は、肥満者が急増し、糖尿病、動脈硬化、心臓病など 7 担当:鈴木 啓子(看護学科 教授) 永田 美和子 (看護学科 准教授) 徳田 菊恵(看護学科 助手) 「口から食べる喜び(琉球大学)」では、①嚥下の仕組み、② ・戦後、 本県は焦土の中から立ち上がり、 50年を経た今日、 社会経済の目覚ましい発展を遂げるとともに、 世界に 誇れる長寿地域になった。 ・我々は、 この長寿地域の達成が県民の努力と保健医療 関係者の熱意の賜であり、 その根底には恵まれた温暖 な気候、 先人の英知の結晶である伝統的な食生活や文 化があることと思う。 看護系大学から発信するケアリング・アイランド 九州沖縄構想プロジェクト −学生コンソーシアムー 人間健康学部スポーツ健康学科 准教授 高瀬 幸一 ることができた。 溝口 広紀 (看護学科3年次、 徳之島高校出身) 本学の金城利雄先生がアドバイザーを務めた 「嚥下」 のワー クショップでは、多くの学生が興味関心を持って参加して profile 島根県出身。専門はバイオメカニクス、運動生理学。 高齢者の筋機能に関する研究を行い、国際学会( A C S M )な どで活躍する傍ら、地域の老人会で「ゆんたく講師」を務め るなど、 幅広く活躍している。陸上競技部コーチ (中・長距離) 。 おり、実際に嚥下障害とはどのようなものなのか、図など を用いての説明や、水を飲まずにクラッカーを食べるとど うなるかなどの体験から「嚥下」について学んだ。 「世代を 超えた高齢者の支え合い」 のワークショップでは、 5つのキー 高齢者部門でのディスカッションの様子 ピアエデュケ−ションでの発表の様子 8 教 育・研 究 活 動 レ ポ ー ト フレッシュマンセミナー フレ シ マンセミナ ナ (看護学科1年次) 授業紹 介 平成22年度 前期の経営系基礎演習研究発表会を開催 看護学科では、1年次87人が平成22年5月31日(月)∼ 平成22度前期の経営系基礎演習研究発表会が、平成22年 果が報告され、活発な質疑が行われた。その後、2人の審査 7月26日 (月) の間、 フレッシュマンセミナーを行いました。 7月30日(金)2時限目に実施された。専攻系基礎演習とは 員によって最優秀報告ならびに優秀報告が表彰された。今 フレッシュマンセミナーは、教養演習Ⅰに引き続き、大学 学群2年次を対象とした科目で、3年次以降の専攻選択や 年度前期の最優秀報告には『沖縄観光にこだわる −めん で学ぶフレッシュマンとして主体的、能動的に学ぶ学習態 ゼミ選びの材料となる専門基礎科目である。学群学生は2 そ∼れ!中国人! (zhongguo ren)・ !中国人(宮 度を身につけることをねらいにゼミごと(5∼6人)に、地域 年次で2つ以上の専攻系基礎演習を履修することが必須 平ゼミ)』、優秀報告には『若者におけるコミュニケーショ の人々の暮らしの成り立ちに関するテーマを学生自ら設 となっている。このうち経営系基礎演習は、共通研究テー ンの様式変化(木村ゼミ)』が選出された。その他の発表タ 定し、 大学設置基盤である北部地域へ赴き、 フィールドワー マのもと初回講義で担当する7人の専攻教員が各専門分 イトルは以下の通り。 クを通して、協働探索活動を行うものです。7月7日(水) 野 (経済・経営・社会制度・心理等) からサブテーマを提示し、 ●『こだわるに拘る −"原音"へのこだわり−(金城ゼミ)』 には、その成果をクラスごと発表し、その後ポスター掲示 学生はそれらから興味関心に応じてテーマ/ゼミ指導教 ● 『北部観光地のこだわり(仲尾次ゼミ)』 による全体報告会を開催しました。全体報告会では、 フィー 員を選び受講する、というユニークな運営方針をとってい ● 『地域にこだわる−沖縄の地域について(林ゼミ)』 る。今年度の共通テーマは『こだわる』であり、各ゼミが地 ● 『 "平和"にこだわる(大城ゼミ)』 ルドワークにご協力いただきました地域住民の皆様、上級 生、 他学科教員の参加をいただきました。全体報告会のあと、 域・沖縄観光・平和・音楽・コミュニケーションなど多彩なジャ ●『コカ・コーラというブランドの強さとは 学生一人ひとりによる凝縮ポートフォリオの作成と発表 ンルにおける“こだわり”について調べた。書籍・新聞・Web ―顧客のこだわりと、こだわりを作らせる企業努力− を行いました。凝縮ポートフォリオは、ゼミごとに行った の他、直接訪問や電話インタビューを行ってリサーチを展 (花園ゼミ)』 フィールドワークで明らかになった地域の課題に対して、 開した。質問紙を作成して調査を実施したゼミもあった。 その解決策を具体的に提案するものです。ゼミ活動では表 発表会では配付資料とスライドによって各ゼミの研究成 総評:国際学群 経営専攻 教授 金城 亮 最優秀報告に選ばれた宮平ゼミによる研究発表の様子 優秀報告に選ばれた木村ゼミ一同と2年次学年担当主任の宮平教授(右端) クラスに分かれてゼミごとに発表を行う 現しきれなかった、学生個人の考えや思いが具体的な提案 として表現されます。初めての発表で、はじめは緊張して 全体報告会の後ポスターを展示 参加者の質問に答える いた学生たちも、互いに意見交換をし、学びを深めました。 ポスターの説明をするいきいきとした顔や鋭い質問に懸 総評:看護学科1年次担当 命に答えている学生の姿が印象に残りました。この発表会 石川 幸代 (看護学科 准教授) や全体報告会の企画・運営はすべて学生が行いました。今回、 松下 聖子 (看護学科 講 師) フレッシュマンセミナーで感じたこと、学んだことを大切 高津 三枝子(看護学科 助 教) に大学生活を送ってほしいと思います。 名城 一枝 (看護学科 助 手) 「看護系大学から発信するケアリング・ 第2回ローカル企画研修会を終えて アイランド九州沖縄構想プロジェクト」 平成22年度 第1・2 回FD研修会報告 平成22年度、FD研修会は計6回の研修会を企画し、第 金城やす子教授(看護学科)、清水かおり講師(看護学科)に 平成22年8月8日(日)、 「看護系大学から発信するケア 点を学べてよかった」など、様々な実習施設の実習指導者 1回研修会は、 「平成22年度FD活動年間計画発表会」とい たいへん有意義で情報量の多いプレゼンテーションをし リング・アイランド九州沖縄構想プロジェクト」のローカ が交流する機会にもなり、満足されたようでした。すべて うテーマで平成22年5月12日(水)に行われました。専任教 ていただきました。 参加者からは、 「具体的で参考になった」 ル企画として、名桜大学ケアリングFD&CSD(大学教員及 のポスターが学生たちへのメッセージにもなっていたので、 員の79.3%の参加のもと、各専攻・学科の年間計画について 等のコメントが寄せられた他、 「 出席されていない教員へ び臨地実習指導者の教育力開発)研修会を開催しました。 参加者の了解を得て学科棟に展示しています。 発表され、参加者からは「他学科、学群で取り組もうとして のアプローチが必要」、 「研究に費やす時間がとれない現状 いる内容を聞くことができて良かった」、 「徐々にFD研修 の改善策が必要」 等の意見が寄せられました。 看護学科の実習施設や他大学から、 講演47人、 グループワー ク44人の臨床実習指導者の参加がありました。研修会は、 「学 習支援ツール『カード図解法』による“楽習”のすすめ−学 名桜大学人間健康学部看護技術アドバイザー 会が充実していくように思った」等のコメントが寄せられ (ケアリング・アイランド九州沖縄 名桜大学地域連携室) 生の学習体験の意味を探究する技法−」をテーマに、第1部 横川 裕美子 ました。次年度初回のFD研修会では、平成22年度FD活動結 果報告と平成23年度FD活動年間計画発表とを行う予定に は、金城祥教看護学科長による「学習プロセスを大事にす しています。 る経験型実習指導とカードメソッド」 の講演、 第2部は、 「学 第2回研修会は、 「科学研究費補助金に関する研修会」が 生にどんな看護師になってほしいか?」 「 学生に学んでほ 平成22年7月14日(水)に行われました。参加率は65.9%で しいこと」などをテーマに実際にカード図解法を用いたグ した。研修会では、研究活動を充実させる上で重要な文部 ループワークを行い、最後に発表会を行いました。 科学省が交付する競争的資金である科研費を獲得するに 朝10時から夕方16時まで長時間の研修でしたが、 「色々 はどのようにすればよいかという事について、嘉納英明准 な意見が聞けた」 「環境の違うメンバーと話し合い、違う視 FD委員長 山本 健司 (人間健康学部 スポーツ健康学科 講師) 教授(教員養成支援副センター長)、アリ,ファテヘルアリム 参加者作成のポスター グループワーク発表の様子 F教授 (情報システムズ専攻) 、 柳敏晴教授 (人間健康学部長) 、 第2回FD研修会:科学研究費補助金に採択された教員による発表 9 10 教 育・研 究 活 動 レ ポ ー ト 「人権を考える」 「人権を考 考える ゲスト・スピーカー 教養教育科目の「人権を考える」において、ゲストスピー 当講演会は一般公開されていたため、 質疑応答では参加し カーとして元海兵隊員の高梨公利氏とイラク帰還兵のアッ た学生、 教員、 一般市民それぞれの視点から多くの質問が寄 シュ・ウールソン氏が招かれ、講演会が行われた。 せられた。 従軍体験者の生の声が聞ける貴重な機会となった。 高梨氏は平成22年6月17日(木)に来学。原爆教育の盛ん 「言語学習センタ チ 「言語学習センター」 チューターによる タ による CRLA プロジェクト発表会を開催 平成22年7月28日(水)、講義棟110教室で「言語学習セ 11人のチューターにより報告された7つのプロジェクトと ンター」 ( LLC)所属のチューターによるC R LAプロジェク 発表者は次の通りである。 トの発表会が行われた。同発表会には、教員や、留学生、学 1「 L LC (言語学習センター)ホームページ・リニューアル」 部生などが多数参加し、英語と日本語を交えた発表と質疑 比嘉 千春(語学教育専攻3年次、名護高校出身) 兵隊に入隊。海兵隊の実態や思想、そして沖縄の基地に対 に会場は活気にあふれていた。名桜大学では「言語学習セ 2「3E (E njoy! E a sy ! E n g l ish ! )(英会話)」 する見解について、 参加者からの質問に答える形で語った。 ンター」の活動は文部科学省選定事業(G P)の一つとして セネヴイラトナ ウデシュ イランタ ウイックラマ(大学院、スリランカ出身) ウールソン氏の講演会は平成22年6月24日(木)に開か 現在取り組んでいる。 館洞 道香(国際文化専攻4年次、聖ウルスラ学院英智高校出身) な広島県で生まれ育ち、自らの力を見せつけるつもりで海 元海兵隊員・高梨氏、 イラク帰還兵ウールソン氏による講演会 3「英検ワークショップ(準2級)」 れた。ウールソン氏は、学資返済のため州兵となり、2003年 CRLAは米国の教育機関であるC o l l e g e R e a d i n g a n d から1年間イラクで従軍、帰還後、戦争と貧困の廃絶を訴 Lear n in g Association のことであり、名桜大学の「言語学 関谷 里奈(観光産業専攻3年次、新島学園高校出身) えて「反戦帰還兵の会」で活動している。講演会では「私が 習センター」は2002年に国内の大学で初めてチューター証 4「英検ワークショップ(3級)」 戦地で見た光景とは」をテーマに体験談が語られた。 高梨氏 ウールソン氏(右) 英語の授業で 「同時通訳」 を紹介 明書の資格を発行する施設として認められた。 「 言語学習 山本 伸理子(スポーツ健康学科2年次、兵庫県立伊丹西高校出身) センター」のチューターは、学生へのチュータングや他の 5「ポルトガル語ワークショップ」 業務に加えて、チューターの資格を取得するためにトレー エンリケ・内山(交換研修生、ブラジル出身) ニングの一環として、プロジェクトを達成しなければなら 6「韓国語ワークショップ」 ない。同発表会は、そのプロジェクトの発表会であった。 宋 采殷(国際学群1年次、韓国出身) 同発表会で特筆すべきは、発表に対する聴衆と発表者の 加治 和人(国際学群2年次、東京学館新潟高校出身) 英語科目を担当する非常勤講師の名城義久先生が、教養 た。もっと積極的に取り組みたい」などの感想があり、名城 質疑・応答が流暢な英語でなされたことである。 毎週開かれ 中澤 光(観光産業専攻4年次、長野俊英高校出身) 教育科目の英語の講義において、 「同時通訳の世界」を紹介 先生のねらいとする「通訳の世界を体感して、英語学習に る 「言語学習センター」 でのチューター・ミーティングもすべ 7「日本語ワークショップ」 し、学生の関心を惹いている。国際学群においては、平成22 対するモチベーションを上げてほしい。将来の夢や可能性 て英語でなされている。さらに11人のチューターの内、4 我喜屋 武之(観光産業学科3年次、具志川高校出身) 年6月22日(火)に2つのクラスで、スポーツ健康学科では を広げるきっかけとしてほしい」 という思いを、 学生はしっ 人が外国人留学生であり、 ネィティブによる外国語学習のワー ジッタカーン・ディッチャローン(私費留学生、タイ出身) 6月28日(月)に2つのクラスで実施された。 かり受け取った。 クショップが行われたのが特色である。また、チューター達 の自立した発表会の運営は、 爽やかな印象を与えた。 講義では、まず名城先生が、学生の昨日の出来事につい 9つの外国語学習を支援するために活動しており、講義や てのスピーチを実際に同時通訳し学生を驚かせた。次に名 検定試験などと連携しながら、外国人留学生の日本語学習 城先生が過去に主催した名桜大学特別公開講演会「同時通 も支援を行っている。 訳の世界」の記録ビデオから、同時通訳や逐次通訳などの 詳しい「言語学習センター」の活動やCRLAプロジェクト などの情報についてはホームページにて http://www.m e io - u .a c .j p/l l c / 通訳技法とそのデモンストレーションが紹介された。 講義を受講した学生からは、 「通訳の奥深さがわかった」 、 「とても尊敬できる仕事だ」 「 、英語に対する興味が深くなっ 「同時通訳の世界」の記録ビデオにより 通訳の技法を紹介する名城先生 琉球ゴールデンキングスヘッドコーチ・桶谷大氏来学 平成22年6月24日 (木) 、 本学多目的ホールにて、 琉球ゴー 谷氏)」、 「冷静に話し合う時間を設ける(大城氏)」とそれぞ ルデンキングスのヘッドコーチ桶谷大氏を招き、 「琉球ゴー れ自らの経験をもとに答えた。 ルデンキングスのヘッドコーチになるまでの軌跡」をテー マに、 スポーツ健康学科1年次の 「初年次教育Ⅰ」 の講義が行 「言語学習センター」は学生のために英語を含む他の 桶谷氏をお迎えしての特別講義は、学生たちにとって興 味深い内容となったようだ。 われた。壇上には桶谷氏と共に、同チームの大城英稔スト レングス&コンディショニングコーチがサプライズ登場 し会場を沸かせた。 総評:言語学習センター長 プロジェクト発表会終了後、安堵して笑顔を見せる発表者ら 平成21年度 渡慶次 正則 (国際学群 語学教育専攻 教授) 総合研究所・研究発表会を開催 平成22年7月31日(土)、前年度の「一般研究」助成金授与 県における観光産業の英語、韓国語、中国語の人材育成基 者6人による研究発表会が開催されました。総合研究所に 礎調査:渡慶次正則教授ら、日本(沖縄)と韓国の小学校の は現在6部門があり、名桜大学の全教員がいずれかの部門 英語力の比較:与那覇恵子教授)でした。渡慶次教授による に所属しています。今回の6人の発表者は、看護科学部門 部門を越えた学際的研究、吉川教授や高瀬准教授による数 から1人(北部地区における遠隔支援システムの開発と実 年継続した発展研究などが特徴的でした。これらの研究発 まず、桶谷氏のヘッドコーチになるまでの経緯がDVDで 践的研究:吉川千恵子教授、他)、観光環境部門から2人(海 表は全て学術雑誌「総合研究所 紹介され、続いて柳人間健康学部長とのディスカッション 水浴客による南西諸島沿岸海域水質への影響:田代豊准教 紀要」 の19号以降に掲載予定です。 が行われた。プロの視点からチーム作り、コーチングに対 授、観光関連大学におけるWe bホスピタリティ情報の可視 する考え方などについて講じられた。 化・探索分析:朴在徳准教授)、健康科学部門から1人(高齢 総括:総合研究所副所長 質疑応答では、受講生から「プレイヤーとのぶつかり合 者における足間接底屈動作時の筋出力および筋反応特性 小川 寿美子 と腱動態:高瀬幸一准教授)、言語文化部門から2人(沖縄 いの対処法は?」 という質問に対し、 「感情的にならない (桶 (人間健康学部 教授) 右から 大城氏、 桶谷氏、柳人間健康学部長 11 朴准教授による研究発表の様子 ※国際学群の3年次以降は専攻名で、また、人間健康学部は学科名で表記しています 12 教 育・研 究 活 動 レ ポ ー ト 平成22年度 総合研究 総合研究所 究所 第 第1回国際シンポジウム 1回国際シンポジウム 「人間の安全保障と世界の健康問題」 平成22年度 名桜大学奨学金贈呈式を挙行 ー13人の奨学生を採用ー 平成22年、公立大学法人化に伴い改定された名桜大学奨 れてきました。ウェルナビ長として50人のメンバーと共に、 学生に、13人(学業奨励奨学生10人、スポーツ奨学生1人、 新入生を支援してきました。家族、友人、教員の方々の支え 大学院奨学生2人)の学生が採用された。 により奨学生に選ばれることとなり、感謝の気持ちでいっ を頂き戦後の沖縄と現在のイラク国の事例をもとに人間 平成22年8月6日(金)、贈呈式が学長室で行われ奨学金 ぱいです」と感謝の気持ちを述べた。 際交流センター・シニアーフェロー、元厚労省副大臣、元外 の安全保障のあり方について理解を深めました。 が給付された。式には瀬名波学長をはじめ、柳人間健康学 務政務次官)を基調講演者として迎え、 「人間の安全保障と 最後に、女子のみで結成される華麗なエイサー隊(和宇 部長、清水国際学群長が列席し、奨学生たちを激励した。 世界の健康問題」と題する講演をして頂きました。シンポ 慶護佐丸太鼓会:中城村) による演舞披露の後、 国際交流ワー 修得科目が全て「秀」で学業奨学生として選ばれた友光 ジウムの部では、小川寿美子(名桜大学教授・総合研究所副 クショップと称し、J I CA研修員であるイラク人看護師10 所長) による司会のもと、 武見先生ならびに石井羊次郎氏 (J I CA 人を中心としたシンポジウム参加者がエイサーの舞に挑 国際協力専門員)がコメンテーターとなり、J I C A(日本国 戦しました。そのお返しとして、研修員によるイラクの伝 際機構)の研修員として沖縄訪問中のイラク人看護師2人 統ダンスの披露があるなど、盛況な交流でシンポジウムを による「現在のイラクの安全保障と健康問題」について、ま 締め括りました。 平成22年7月19日(月)、標記テーマで国際シンポジウム 後沖縄のインフラのない時代での母子保健」について報告 を開催しました。シンポジウムでは、武見敬三先生(日本国 た、 元沖縄県環境保健部・保健指導監の福盛久子氏による 「戦 総評:人間健康学部 教授 小川 寿美子 哲也さん(語学教育専攻4年次、群馬県立高崎高校出身)か ら奨学生を代表して挨拶があり「勉学に励む傍ら、新入生 支援ボランティアサークル・ウェルナビの活動にも力を入 奨学生一同(前列右から二人目が挨拶を行った友光さん) 平成22年度 ライオンズクラブ国際協会「在沖縄外国人留学生奨学会」贈呈式を挙行 平成22年6月24日 (木) 、 ライオンズクラブ国際協会 「在沖縄外国人留学生 奨学会」 の贈呈式が行われた。 奨学生に選ばれたのは本学留学生の4人で、 前森一徳理事長 (ライオンズク ラブ国際協会、 在沖縄外国人留学生奨学会) からそれぞれ奨学金が贈呈された。 奨学生を代表し贈呈式で挨拶をした張 倩さん (語学教育専攻3年次、 中国 出身) は、 「奨学金を頂けることに感謝し、 日本語教師になることを目標に、 努 力していきたいです」 と感謝の気持ちを述べた。 福盛久子氏「戦後沖縄のインフラのない時代での母子保健」 J I CA研修員と和宇慶護佐丸太鼓会一同 奨学生一同(前列右端が挨拶を行った張 倩さん) セントラルランカシャー大学から交換留学生を受入 平成22年4月1日 (木) 、 本学は、 国際交流協定を結ぶセント リスと似ている。しかし、働き方に対する価値観は違う。こ 平野ゼミ生が中心となって指導! ラルランカシャー大学 (イギリス) から、 スコット マクラウド のような価値観や文化 キッズウインドサーフィン教室を開催 ブレイルスフォードさんを、交換留学生として受入れた。 の違いにも興味がある」 ブレイルスフォードさんは 「沖縄県北部の豊かな自然、 特 と話した。 に珊瑚に興味があり、地球温暖化など環境問題について学 ブレイルスフォード 主催いただきました海洋博覧会記念公園管理財団の方々、 びを深めていきたい。 将来は、 沖縄のエコツーリズムに携わ さんは、平成22年9月 開催しました。海洋博公園のエメラルドビーチで2日間、 協力してくれた北部のウインドサーファーの方々、スポー りたい」と意気込みを見せた。また、北部のリゾートホテル までの約半年間名桜大 90人の小中学生がウインドサーフィンを体験してくれま ツ健康学科の学生たちにお礼申し上げます。 でのアルバイトを通して 「沖縄の人々はとても温かく、 イギ 学で過ごす。 今年も夏休み恒例のキッズウインドサーフィン教室を した。天気が良くて適度に風もあり、 子供たちはスイスイ走っ 右端がブレイルスフォードさん 学内イベントで、日本の行事「七夕」を楽しんだ 人間健康学部 スポーツ健康学科 准教授 平野 貴也 ていました。中には方向転換ができるようになった子もい 第38回(平成22年度)沖縄県大学図書館協議会総会及び講演会 (報告) てビックリです。ウインドサーフィンのような特殊なバラ ンス感覚は、自転車に乗るのと同じで低年齢の方が容易に 習得でき、一度覚えた感覚は失われにくいと言われていま す。なお体験するだけでなくシーマンシップについての簡 単なミニ講義も行いました。こうした活動が海への理解や 海洋スポーツの普及につながればと思います。 授による「かぎやでふう」の演舞を幕開け 国立高等専門学校から37人の図書館関係者が出席し、 「沖 に、高宮城館長他多数の空手家による演 縄県大学図書館協議会総会及び講演会」が、名桜大学総合 武もあり、その後の関係者の情報交換も 研究所において開催された。総会では平成22年度当番館で 大いに盛り上がった。 ある本学附属図書館の高宮城館長が議長を務める中、県内 子供たちの夏休みの楽しい思い出になったことと思い 平野ゼミ一同 の大学図書館が抱える様々な課題や新たな取組等につい ますし、指導している学生たちにとっても実際の指導を体 て協議が行われた。また、引き続き行われた高宮城館長に 験することで技術面だけでなく、準備や安全への配慮の大 よる「文武両道の思想−神武不殺:沖縄空手道の歴史的性 切さ、伝え方や指導法についての学びが深まったことと思 格−」と題する講演会には、学内外からも多数の参加者が います。重いセールをあげて、風に乗って走り出した時の つめかけ、熱心に耳を傾けていた。講演会終了後行われた 子供達の笑顔は最高ですね。 高宮城館長、 花城教授に よる演舞 懇親会では、本学人間健康学部スポーツ健康学科の花城教 まずは陸上でしっかりと練習 13 平成22年8月12日(木)、県内の国公私6大学、短大及び いざ海へ!好奇心いっぱいの笑顔が溢れる 本学総合研究所で行われた協議会の様子 ※国際学群の3年次以降は専攻名で、また、人間健康学部は学科名で表記しています 14 教 育・研 究 活 動 レ ポ ー ト 名桜大学名誉教授 授 屋比久浩先生「瑞 「瑞宝中綬章」 瑞宝中綬章 章 受章・ 西平守孝先生「エジンバラ公賞」受賞 合同祝賀会を開催 公立大学法人名桜大学設立記念講演会を開催 平成22年4月に、本学が公立大学法人化したことを記念 引き続き第2部では本学の経営方針・運営方針が発表さ して、公立大学法人名桜大学設立記念講演会が、平成22年 れた。嘉数啓理事長は大学の経営の面から、瀬名波榮喜学 6月30日(水)に、本学多目的ホールで開催された。 長は教育・研究の側面から見解が示された。清水則之国際 講演会には、沖縄県北部広域の関係者をはじめ、本学教 学群長、柳敏晴人間健康学部長、仲地清国際文化研究科長 職員が参加し、約150人が出席した。 からは、国際学群・人間健康学部・大学院国際文化研究科の 第1部では文部科学省高等教育局大学振興課長藤原章 現状や、課題、地域貢献の考えなど、教育組織運営に関する 夫氏 陪席:公立大学係長佐藤邦明氏の「高等教育を取り巻 抱負が述べられた。 く環境及び公立大学の存在意義と今後の方向性」をテーマ 最後に北部広域市町村圏事務組合理事長の稲嶺進氏か に基調講演が行われた。1.高等教育を取り巻く状況、2.中 ら名桜大学への期待の言葉が寄せられた。 央教育審議会の審議について、3.公立大学の現状、4.公立 本学の今後の方向性が示唆されたものであると同時に、 からご自身の生い立ちや前歴、学問の楽しさを交えて、謝 大学の財政、5.公立大学の今後の方向性の5つを軸に構成 名桜大学が新たな歩みを踏み出すための記念すべき講演 辞が述べられた。また、屋比久先生の教え子を代表して本 され、各項目、掘り下げて解説いただいた。 会となった。 本学名誉教授の屋比久浩先生の「瑞宝中綬章」受章、同じ く西平守孝先生の「エジンバラ公賞」受賞、その栄えある受 章・受賞を盛大に祝おうと、本学主催の合同祝賀会が平成 22年6月30日 (水) 、 ホテルゆがふいんおきなわで行われた。 東江康治本学名誉学長、稲嶺進北部広域市町村圏事務組 瑞宝章 明治21年に制定された我が国の勲章で、国家又は公 共に対し功労があり、公務等に長年に亘り従事し、成 績を挙げた方が授与対象となっている。 合理事長をはじめとする本学関係者や両先生の学友、教え 日本学士院エジンバラ公賞 子など、総勢169人が集った。 学術上、顕著な業績に対して贈られるもので、自然保 護分野を対象にした業績に対しては、日本学士院エ ジンバラ公賞が贈られる。 嘉数啓本学理事長、瀬名波榮喜本学学長がお二人とのエ ピソードを交えて祝辞を述べると、屋比久先生、西平先生 学の高宮城繁教授、西平先生の教え子を代表して本学の新 各要旨を以下に紹介する。 垣裕治教授からお祝いのあいさつが述べられた。 参加者が両先生にお祝いの言葉をかけたり、祝杯を酌み 交わそうと列をつくるなど、会場は終始、和やかな雰囲気 につつまれていた。本学学生らの空手道、名桜エイサーの 演舞があり、最後はみんなでカチャーシーを踊り、盛会の うちに終了した。 嘉数 啓 理事長 瀬名波 榮喜 学長 学生、教職員、地域が一丸となって、 絶えず評価・改善を心がけながら取り 組めば、かならずや北部地域に根差し た大学になれると確信している。 教員の教育力を高め、 「 学習できる 学生、学習する学生」を育成すること が 急 務 で あ る 。各 教 員 が I n s p i r i n g Professorになってもらい、教育環境 を整えるよう努めていく。 清水 則之 国際学群長 柳 敏晴 人間健康学部長 学生の希望や目的にあった主専攻 と副専攻を提供したい。また、総合大 学の良さを活かして、社会に出て役に 立つ幅広い教養を身に付けてもらい たいと考えている。 「地域に開かれ、 地域と共に育つ大学」 として、地域に愛され、地域に貢献で きるよう努める。平成22年度は看護学 の大学院研究科の設置等、さらなる発 展を目指している。 仲地 清 国際文化研究科長 稲嶺 進 北部地域は日本の 「政治、 観光、 環境、 情報、健康領域」に関する国内・国際問 題が存在している。地方から中央へ提 言する「地域学・周辺学」をここに根付 かせたい。 優れた教育研究の成果を社会に還 元していくことで、北部12市町村はも とより、沖縄県民の生活、文化、健康及 び福祉の向上に貢献していくことを 期待する。 藤原章夫氏による 「高等教育を取り巻く環境及び公立大学の存在意義と今後の方向性」 経営方針・運営方針発表会の様子 屋比久先生ご夫妻、西平先生(右端) 第30回 名護市青少年の主張大会審査員参加記 平成22年7月8日(木)、名護市立久志中学校にて名護市 教育委員会主催第30回名護市青少年の主張大会に審査員 として参加した。 第30回名護市青少年の主張大会について、名護市教育委 員会より審査員の依頼がきたのは水無月のこと。今年度よ り公立大学法人化し、これまでよりいっそうの「地域貢献」 がキーワードの一つとなっている本学に勤務している小職 大会後に弁士と審査員、名護市教育委員会の方と にとっては、 文字どおりのたいへんありがたいお話であった。 大会当日は天候にもめぐまれた。名護市内にある中学校・ 高校から代表1人、全12人が弁士として各々の主張を発表 した。友人や家族等、身近なところから学んだこと、環境問 北部広域市町村圏 事務組合理事長 題、基地問題等々さまざまな主張があった。弁士各々の発 表態度・内容もさることながら、会場校となった久志中学 校の生徒たちの聴く姿勢も申し分のないものであった。長 主張を聴く審査員 時間、しかも暑い中にもかかわらず、私語もなく真剣に聴 く姿勢は、間違いなくもう一つの最優秀賞であった。 名護市の市制40周年という節目の年に30回という節目 を迎えた名護市青少年の主張大会。今後も公立大学法人名 桜大学の国語・日本語担当専任教員として、お役にたてる ことができれば幸甚である。 国際学群 語学教育専攻 講師 伊藤 孝行 大会の様子。程よい緊張感が会場に広がっていた 15 16 教 育・研 究 活 動 レ ポ ー ト 学生支援推進プログラム/先輩・後輩コミュニティを基本とする学生支援センターの構築 こんにちは!私達… ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 研 究 活 動 紹 介 「ウェルカムナビゲーション (通称:ウェルナビ)」 です! ! ■名桜大学科学研究補助金 採択状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ウェルナビとは?? 平成22年度名桜大学における科学研究補助金の採択は以下のとおりです。 研究種目 研究課題名 研究代表者 野外教育によるコミュニケーションスキル 基盤研究(B)( 一般) の獲得―プログラム開発と因果モデルの 構築― 基盤研究(C)( 一般) 挑戦的萌芽研究 基盤研究(C)( 一般) 沖縄の字公民館幼稚園の成立過程に関す る研究−宮古・八重山諸島を中心に− 月経前症候群による看護職のヒューマン エラー発生防止のためのセルフケア行動 の促進 島嶼看護職のゆいまーるコミュニケーシ ョン構築とサポート体制の検討 柳 敏晴 人間健康学部長 welcome navigation∼ウェルナビ∼とは、入学し てきたばかりの新入生が大学生活をよりエンジョ イできるように、サポートを行っている、新入生支 援ボランティアサークルです!!自由な雰囲気の中、 現在50人の個性豊かなメンバーが活動中です♪ 採択期間 小西 清美 看護学科 淮教授 看護学科 講師 ウェルナビ長・副ウェルナビ長・ 各統括長が新任しました!! 平成22年度∼24年度 公民館では、集落内の3∼5歳児を対象に保育活動を展開 戦後沖縄の字公民館幼稚園の成立過程について実証的な していました。これは、沖縄のほぼ全域でみられました。現 研究を進めています。沖縄戦後、初等中等学校の復興と再 在、名護市と豊見城市、宜野湾市にいくつかみられます。昨 建は起きましたが、それに比して就学前教育(幼稚園や保 年度までに沖縄本島の実態はつかみましたので、これから 育園等)の整備は立ち後れていました。沖縄で公立幼稚園 3年間、宮古・八重山諸島を中心に研究を進める予定です。 や公立保育園、認可保育園等が拡充整備されるのは、1960 今日の公教育(就学前教育)を支えたのは、字の公民館幼稚 年代後半以降からです。それまで、 小さな子どもたちの保育・ 園の存在があったからだという仮説に基づいての研究です。 平成22年度(前学期) ウェルナビの活動 6月∼7月: ● 第5回名桜杯軟式野球大会 平成22年度∼24年度 科学研究費補助金(平成22年度∼24年度)の交付を受け、 *履修登録 *教室・施設の場所 *友だちづくり *サークル *初めての一人暮らし *恋の悩み 名桜大学本部棟2階、ウェルナビブースにて皆さんを待っています! 平成22年度∼24年度 【研究課題】沖縄の字公民館幼稚園の成立過程に関する研究−宮古・八重山諸島を中心に− 教育活動はどこで行われていたのでしょうか。集落(字)の 05 Vol. 新ウェルナビ長からのあいさつ 清水 かおり 「ウェルレオ」 様々な悩みを全力でサポートします 様々な悩みを全力でサポー トします! 平成22年度∼24年度 嘉納 英明 教員養成支援 副センター長 ウェルナビキャラクター ウェル ナビ長 新垣裕介 みなさんこんにちは!!この度、ウェル ナビ長になりました人間健康学部スポー ツ健康学科 3 年次の新垣裕介です!後期 から、新たなチーム体制となり、新入生 の支援を軸に、よりよい学校生活を送れ るようサポートを行っていきます!不安 や悩みなど、どんなお話しでも相談にの ります。ぜひ気軽にウェルナビへ足を運 んでみて下さいね! 6月: ● 第1回オープンキャンパス参加 7月: ● ちゅらぐくるフェスタ(クリーンアップ活動)開催 8月: ● 第2回オープンキャンパス参加 (スポーツ健康学科3年次) 教員養成支援副センター長 嘉納 英明 副ウェル ナビ 長 副ウェル ナビ 新垣しおり(国際学群2年次) 長 宮里俊次(スポーツ健康学科3年次) ■太平洋地域ジャーナリズム国際会議 香港大学ジャーナリズム及びメディア研究センター主催 国でも、国営の人民 のアジア・太平洋地域ジャーナリズム国際会議が平成22年 日報や新華社の大 4月25日(日)から28日(水)まで、香港大学で開かれた。 きな組織から、小回 アジアと太平洋地域のジャーナリストおよび研究者約300 りのインターネッ 人が集まり、ジャーナリズムが抱えている現在の問題につ トメディアの役割が いて報告と意見交換会があった。 インターネット時代に入り、 注目されつつある。広い中国であるからこそ、インターネ 伝統的なメディアは衰退傾向にあり、その代わりインター ットがより有効になっている。インド、インドネシアのよう ネットを利用した一人、または少数グループによるメディ に人口が大きく、政情が不安定な国では一人ジャーナリス アが広がりつつあることを内容とする報告が多かった。私 トの役割が大きいこともわかった。ただ、多い情報の中で、 はThe role of O k i naw a M ed i a i n Coveri ng t h e U S 正しい情報の判別が難しいとの提起もあった。今後のジャ M i l i t a ry のタイトルで報告した。花形である特派員の役割 ーナリズムを考える刺激とヒントを得ることができた。 が速報性から物語性の記事に変わってきた。社会主義の中 17 学科長 スポーツ健康 国際学群長 當間雅貴 (国際学群2年次) 横田望 (スポーツ健康学科2年次) 看護学科長 比嘉希望 (看護学科2年次) ■今年のちゅらぐくるフェスタは、ウェルナビ・L LC・M S LC・SCS・ S-C U B Eと協力して開催しました! 会場の様子 国際学群 国際文化専攻 教授 仲地 清 オープンキャンパスに参加しました!! 平成22年度第1回、第2回オープンキャンパスに参加しました! 朝6時から送迎バスに乗り高校生たちを迎え、学内ツアーを行う など、オープンキャンパスが有意義なものになるよう、積極的に 活動しました。なかでも、高校生が抱く悩みや大学生活への不安 や疑問を相談できるウェルナビブー スでは、たくさんの高校生が訪れま した。そこでは、高校生からのたくさ んの熱い質問に、ウェルナビメンバ ーも熱心に応えました。 ※人間健康学部は学科名で表記しています ウェルトーク担当者の一言 みなさん、はじめまして!ウェルトークの記事を担当して いる、スポーツ健康学科4年次の根来麻美です。毎号、楽しく 記事を書かせて頂いています!記事を書き上げてからは、 広報誌が出来上がるのが、待ち遠しくてなりません♪一人で も多くの人に目を通してもらえるよう、読みやすく 楽しい記事を書いていきたいと思いますので、どうぞ よろしくお願いします! 18 18 学生支援推進プログラム/先輩・後輩コミュニティを基本とする学生支援センターの構築 Learning culture- 文化を学び、 Language mixture- 言葉を交えて With adventure- 輝く未来へ Brightens futureさあ、行こう Udesh I. W. Seneviratna Tutor Leader 2010-1 学生支援推進プログラム/先輩・後輩コミュニティを基本とする学生支援センターの構築 【講義棟2F/202教室 】 利用時間 13:10∼20:00 (質問・相談受付) 9:00∼22:00 (学習談話サロン) Language Learning Center 数理学習センター 言語学習センター &学習談話サロン 【講義棟2F/204教室】 利用時間10:40∼19:40(月曜日∼金曜日) MSLCホームページをチェック 言語学習センター(LLC)とは 利用者の言語サポートはもちろん、学生の自主学習の促進を薦める「語学を学ぶ最良の場」 として2001年に設立されました。利用者だけでなく、センターで働くチューター(学生アル バイト)の教える技術やリーダーシップの育成のために*CRLA(College Reading and Learning Association)証明書取得システムも導入 (2001年)されており、 教授法をトレー ニングされたチューターが学生のサポートを積極的に行っています。ぜひ、一度LLCに足を 運んでみてください。 楽しいチューター達がお待ちしています。 http://www.meio-u.ac.jp/mslc/home MSLCで行われた過去のイベント情報や写真を見ることができます。また、ホームペー ジ内には“学習の部屋”というサイトがあり、様々な分野の学習支援サイトへリンクされ ています。他にも、チューター紹介やセンター設備・利用方法などの M S L C の詳しい 情報を閲覧することができます。 M S LCとは? 平成21年5月8日より、数理系の基礎学力向上と、教養科目に対する学習支援活動の推進を目的とし、数理 学習センター(MSLC)が開設されました。またMSLC内には、数理系の教科書や参考書などの資料はもちろん、 自習スペースもあります。分からない時にはチューターに質問をすることもでき、誰でも気軽に利用することが できる環境となっています。 ①学生に理数系科目に興味関心を抱いてもらうこと、②学生の基礎学力の向上、③補習対応として自学自習の サポートを行うこと、④就職率の向上、⑤大学を利用してもらい地域活性化は図ること(地域貢献)などが目標 にあげられ、学生支援や地域貢献を目指した活動をしています。 言語学習を通して、 異文化を学ぼう! Let’ s enjoy learning cultures and languages with pleasure. 激動のチューター講座終了! 平成22年度(前期) 平成22年7月30日に、チューター講座発表会を行いました。これは、 前期チューター が毎週行ってきた講座についての報告会となっており、お互いに目標や反省点を 出し合い、今後のMSLCで行う講座がよりよいものになるように繋ぐ発表会です。 では早速、今回の講座を実施しての感想や、どんな講座なのかを紹介していきたい と思います。 English Workshop Enjoy! Easy! English ! 英会話ワークショップ リラックスした雰囲気の中で、ロールプレイやゲーム、映画鑑賞を通して楽しく日常 会話を練習しています。 数検対策講座準2級 Japanese Workshop 日本語ワークショップ 数学検定準2級講座は①参加者の数学検定準2級合格を目指す、 ②数学への興味・関心を強めるため、を目標に平成22年5月20日 ∼8月5日の間に計12回行ってきました。MSLCに設置してある テキストを使用する他、 動画等を見せ理解に繋げようと試みました。 公式は覚えるだけではなく、何故この公式を使うのかという領域 まで考えなければならないと感じた講座となりました。これからも 「なぜだろう?」を一緒に考えながら学んでいきましょう! (担当チューター:伊禮孝哉、古内保奈美) 日本語能力試験合格のサポートをするためのミニクラスですが、 日本語教師を目指す 学生にもためになるレッスンを展開しています。 Chinese Workshop 中国語ワークショップ 中国からの留学生が、会話を中心に中国語の基本をレッスンしています。前学期は、 中国留学対象者の学生に合わせてレッスンしました。 数検対策講座2級 数検2級対策講座は①楽しく数学②全員合格を目標に、和気藹々 とした雰囲気の勉強会でした。講座を開く前は、どういう学生が 来るのかなどの不安がありましたが、 考えていた以上に問題もなく、 順調に進めることが出来ました。この講座では毎週決められた 単元を進めるので、 参加者が学びたい回だけを受ける事も可能です。 前回の内容でも、分からない所はいつでも質問してください。 「分からない所は分かるまで教える」をモットーに楽しく進めて いきますので、興味のある方は、私達と一緒に楽しく数検2級合格 を目指しましょう。 (担当チューター:三宅真広、川満昌久) Korean Workshop 韓国語ワークショップ 韓国人留学生を中心に、基本的な韓国語会話を発音や文法を歌や日記の書き方など を取り入れて、楽しく分かり易くレッスンしています。 Portuguese Workshop ポルトガル語ワークショップ ブラジルからの交換留学生が、ポルトガル語や南米に興味のある学習者に、興味の ある分野を分かり易くレッスンしています。 診療情報管理士勉強会 診療情報管理士勉強会は、①名桜大学学生の診療情報管理士認 定試験の合格力向上、②MSLC利用者数の向上、この2つを目的と して平成22年6月1日から始まりました。 内容としては、実際に使われているテキストを利用して、授業で 分かりにくかった所の復習や試験に向けての対策などを、チュー ターが行いました。この勉強会をやってみて、改めてこの勉強会 のニーズが高いということを実感しました。特に学生 (特に1年生) のやる気には驚きました。これからも続けていくので、誰でも気軽 に参加してください!! (担当チューター:東恩納寛規、 比嘉亮) Step Test - EIKEN Workshop 英検ワークショップ 英検対策講座の一環として、英検受験を目指す学生を、学生チューター(日本人)が サポートしているクラスです。 級別に分かれているのが特徴です。 M SLCにイメージ キャラクター登場!! キャ 「数理橋大助&スリ猫」 「 多数のアイデアの中から試行 錯誤され生まれた一人と一匹。 今 今後の活躍にこうご期待!(笑) 必見!MSLCM チューターに情報系に強い学生もいるという こともあり、CM作成にも取り組んでいます。意外 におもしろいと評判!?チューターの手作り感満 載のCMを、ぜひ一度ご覧ください(近日、MSLC のHPにて公開予定/名桜祭でも公開するかも!?) 平成22年度(前学期) MSLC活動記録 ︻ イ 4月 新入生オリエンテーション ベ MSLC講師と講義の資料作成 ン 古宇利島ウォーキング ト ︼ 6月 第1回 オープンキャンパス MSLC1周年記念パーティー 7月 ちゅらぐくるフェスタ 8月 第2回 オープンキャンパス ︻ 講 ●数学検定対策講座(準2級・2級) 座 ●診療情報管理士勉強会・物理・数学勉強会 ︼ 平成22年度(後学期) MSLC 活動計画 ︻ イ ●学生支援推進プログラム発表会 ベ ン ●名桜大学祭 ト ︼ ︻ 講 ●数学検定対策講座(準2級・2級) 座 ●診療情報管理士勉強会 ︼ CHALLANGE96/チャレンジ96 【編集後記】 3E Enjoy! Easy ! English! LLCホームページリニューアル LLC ホームページリニューアル LLCホームページリニューアル LLC ホームページリニューアル 19 英検ワークショップ 準2級 英検ワークショップ 3級 ポルトガル語 ワークショップ 韓国語 ワークショップ 日本語 ワークショップ 古内 保奈美(国際学群国際文化専攻3年次) 皆さん、こんにちは。今回は、前期MSLCで行った数検対策講座や診療情報 管理士勉強会の紹介をさせていただきました。後期も実施しますので、ぜひ 参加してみてくださいね。そして、MSLCイメージキャラクター「数理橋大助 &スリ猫」 をよろしくお願いします!ありがとうございました。 数学チャレンジ96とは、全96回の公文式の単元別数学 ドリルで (高校数学レベル) 、 各回1枚分に解説(表) と問題 (裏) が付いています。各回終了した後、MSLCチューターに 答え合わせをしてもらい、完了するごとにチューターから 専用シートにスタンプを押してもらえます。そして今学期 より、新たに「微分積分」 「 線形代数」のドリルも登場!スタ ンプを集めて、全96回を制覇するのはあなただ! 詳しくはLLCのホームページで! http://www.meio-u.ac.jp/llc/ 20 20 課外活動レポート 自転車競技部 第51回全日本学生選手権自転車競技大会 ■各クラブ・サークル活動の記録 〔7/3(土)∼7/4(日)長野県松本市かりがね自転車競技場〕 ポ イ ント レ ー ス【9位】予選敗退 棚原 憲崇 (観光産業専攻3年次、名護商業高校出身) スクラッチ【12位】予選敗退 中原 秀生 (観光産業専攻4年次、熊本市立千原台高校出身) 男子ソフトボール部 水泳競技部 女子ソフトボール部 第29回九州地区大学ソフトボール春季大会 第70回九州学生選手権水泳競技大会 〔6/26(土)∼6/27(日)佐賀県総合運動場水泳場〕 800MRで6年ぶりの沖縄県新記録を樹立!男子(2部)800mリレー【1位】 大学で最後の大会にこのような結果が出せてうれしく思い ます。入学当初は、少ないメンバーでのスタートでしたが、今や 第29回九州地区大学ソフトボール春季大会 〔5/29(土)∼5/30(日)鹿児島県南九州市知覧平和多目的球場〕 〔5/29(土)∼5/30(日)鹿児島県川辺町諏訪運動公園〕 【3位】西日本大会出場権獲得! 準決勝 vs 熊本学園大学 2−9 ● 【予選リーグ敗退】 男子ハンドボール部 ゴルフ部 第19回九州学生ハンドボールリーグ春季大会 全日本パブリックアマチュアゴルフ選手権競技九州地区決勝 28人と大きくなり、一人ひとりの努力、そしてチームの努力が 〔4/30(金)∼5/4(火)福岡大学第二記念会堂〕 〔5/11(火)∼5/12(水)宮崎県トム・ワトソンゴルフコース〕 あって、一歩一歩着実に躍進してきました。今後は、九州地区の 【1部5位】【表彰選手】7mスロー阻止賞:伊舎堂 祐希 (システムマネジメント専攻4年次、南風原高校出身) 【25位タイ】 岡本 一崇(スポーツ健康学科2年次、群馬県共愛学園高校出身) 1部のカテゴリーに昇格できるはずですので、後輩たちの活躍 を応援します。ぜひとも全国大会出場を目指して頑張ってほし いと期待しています。 仲本恭悠 (スポーツ健康学科4年次、 那覇西高校出身) 水泳競技部一同、左から3人目が仲本さん、 学長へ成績を報告した 第29回九州学生ゴルフ選手権競技 女子バレーボール部 〔6/9(水)∼6/10(木)福岡県周防灘カントリークラブ〕 平成22年度九州大学春季バレーボール女子リーグ鹿児島大会 〔5/13(木)∼5/16(日)鹿児島県霧島市牧園アリーナ〕 【44位】岡本 一崇(スポーツ健康学科2年次、群馬県共愛学園高校出身) 【50位】桑原 孝彰(スポーツ健康学科3年次、群馬県前橋育英高校出身) 【3部4位】 第42回西日本年齢別選手権水泳競技大会 〔5/22(土)∼5/23(日)熊本県アクアドーム〕 第2回教職行事の開催 「タグ・ラグビー」 【男子】200m個人メドレー 【4位】、400m個人メドレー 【3位】 仲本 恭悠(スポーツ健康学科4年次、那覇西高校出身) 100m背泳ぎ 【4位】、200m背泳ぎ 【5位】 下地 健太(スポーツ健康学科1年次、具志川高校出身) 陸上競技部 2010年日本学生陸上競技個人選手権大会 〔6/18(金)∼20(日)平塚市総合公園平塚競技場〕 【男子】100m 準決勝2組5位 10秒54 (+4.4) 古謝 直樹(観光産業専攻3年次、中部商業高校出身) 【女子】200m 準決勝2組5位 25秒27 (−0.1) 儀間 徳子(観光産業専攻4年次、那覇西高校出身) 決勝33位 5m23cm (−0.3) 仲村 優里(観光産業専攻4年次、中部商業高校出身) 三段跳 決勝9位 11m81cm (+0.4) 仲村 優里(観光産業専攻4年次、中部商業高校出身) 決勝15位 11m36cm (+0.2) 秋好 紀香(スポーツ健康学科1年次、福岡・中村学園女子高校出身) 第65回鹿児島県陸上競技選手権大会兼国民体育大会陸上競技県予選会 〔7/10 (土)∼7/11(日)鹿児島県立鴨池陸上競技場〕 第75回岐阜県陸上競技選手権大会兼 第53回東海陸上競技選手権大会予選会兼第65回千葉国体選手選考会 〔7/3 (土) ∼4(日)多治見市星ヶ台競技場〕 【男子】走 高跳 決勝3位 1m85cm 杉山 潤(スポーツ健康学科3年次、岐阜・大垣商業高校出身) 秩父宮賜盃第63回西日本学生陸上競技対校選手権大会 〔7/2 (金) ∼7/4(日)博多の森陸上競技場〕 【男子】100m 決勝6位 10秒67 (+0.5) 古謝 直樹(観光産業専攻3年次、中部商業高校出身) 走 幅跳 決勝22位 6m70cm (−0.6) 中野 友貴(スポーツ健康学科4年次、鹿児島南高校出身) 決勝12位 7m05cm (−0.2) 小森 翔(国際学群1年次、長崎・西海学園高校出身) 三 段跳 決勝8位 15m03cm (+0.8) 松下 貴紀(システムマネジメント専攻3年次、鹿児島南高校出身) 決勝27位 14m31cm (−0.0) 半下石 泰樹(スポーツ健康学科3年次、鹿児島実業高校出身) 【女子】100m 決勝7位 12秒26 (+0.5) 儀間 徳子(観光産業専攻4年次、那覇西高校出身) 200m 決勝6位 25秒31 (−0.3) 儀間 徳子(観光産業専攻4年次、那覇西高校出身) 走 幅跳 決勝25位 5m39cm (+0.9) 秋好 紀香(スポーツ健康学科1年次、福岡・中村学園女子高校出身) 21 【男子】200m 決勝6位 22秒42 (−0.1) 恒吉 和輝(スポーツ健康学科2年次、鹿児島・松陽高校出身) 400m 決勝5位 50秒19 森竹 勇介(国際学群1年次、鹿児島・松陽高校出身) 400mH 決勝6位 56秒65 黒木 一誠(スポーツ健康学科1年次、鹿児島・松陽高校出身) 走幅跳 決勝12位 6m35cm (+1.7) 中野 友貴(スポーツ健康学科4年次、鹿児島南高校出身) 決勝12位 6m35cm (+1.2) 永山 博隆(スポーツ健康学科3年次、鹿児島・松陽高校出身) 三段跳 決勝1位 14m93cm (+2.4) 松下 貴紀(システムマネジメント専攻3年次、鹿児島南高校出身) 決勝2位 14m61cm (+1.4) 半下石 泰樹(スポーツ健康学科3年次、鹿児島実業高校出身) 第65回福島県陸上競技選手権大会兼 第63回福島県総合体育大会陸上競技大会 7月上旬、 教職を目指す学生の新たな試みが始まりました。 てもいい顔をしていてうれしい限りです。タグラグビーの 教職行事実行委員会(顧問:教育養成支援副センター長 嘉納 後は一発大逆転を狙ったフリースロー3本対決!最後はみん 英明)の結成です。これまでの教職の企画は、学生有志によ なで仲良くBBQ! って計画されていて、このような正式な委員会はありませ 交流会を終えて、一人ひとりの笑顔あふれるすばらしい んでした。総勢18人の学生が学部・学年関係なく集まり、会 ものになったと感じています。1年次から4年次まで気兼ね 議の結果、私たちの記念すべき1回目の行事が決まりました。 なく楽しむ機会はそうありません。これからも新たな企画 近年、教育界で話題を呼ぶ“タグラグビー”を取り入れなが に挑戦して教職を目指す仲間同士、刺激し合える環境を創 らの(有志による1回目の交流会が行われていたので)第2 り出していきたいです。また、上級生として下級生にとって 回目の教職交流会です。 大学を楽しんでいるモデルとなれるよう、日々勉学に行事 平成22年8月7日 (土)、天候は快晴時々雨。グランドから にと力を発揮していきたいと思います。 体育館に場所を変えてのスタートです。人数も試験期間中 であるにもかかわらず、59人の参加!まずは、 実行委員会の 教職行事実行委員長 内田 まいせ (スポーツ健康学科3年次、 和光高校出身) メンバーを中心にチーム内で自己紹介です。最初、緊張して いる学生も多かったようですが、メンバーがうまく場を和 ませてくれました。続いてクイズ番組・ヘキサゴンをモチー フにしたチーム対抗のクイズバトルです。走ってモノマネ して、でも頭も使っての大忙し。チームの仲もぐっと深まり ました。 次はこの交流会のメイン・タグラグビーです。今回のため にラグビー協会の松井さん、石川中学校のタグラグビー同 好会の女生徒6人、 名桜卒業生である並里さんが来て下さり、 わかりやすく説明してくれました。中学生の皆さんもチー ムに加わり、白熱した戦いが繰り広げられました。みんなと スポーツ健康学科OB・OG会 〔7/10 (土)∼7/11(日) 福島県営あづま陸上競技場〕 【男子】走高跳 決勝4位 1m88cm 安田 剛士(スポーツ健康学科4年次、福島南高校出身) 走幅跳 決勝9位 6m44cm (+0.4) 安田 剛士(スポーツ健康学科4年次、福島南高校出身) 平成20年度人間健康学部・スポーツ健康学科卒業生(第一期生)による「スポーツ健康学科OB・OG会」が那覇市小禄にて開催され た。参加者は、卒業生約20人と教員5人であった。 会の半ばでは、参加者それぞれの自己紹介があり、現在の勤務先、名桜大学での思い出、これからの抱負、等々が語られた。卒業生 自らが、 「スポ健の一期生としての誇り」をもち、今後は「後輩達を全力でサポート」していけるように現在の職場でさらに精進する、 と熱く語っていたことが、とても印象的であった。なお、当日は沖縄県教員採用試験の1次試験最終日であり、卒業生は互いの健闘 を称えあっていた。後輩想いの彼・彼女らからの吉報を心待ちにしている。 スポーツ健康学科 助教 深田 忠徳 ※国際学群の3年次以降は専攻名で、また、人間健康学部は学科名で表記しています 22 活躍する卒業生たち 課外活動レポート のヒントや め た る す 夢を実現 送る アド バ イスを後輩に 名桜大学から毎年数多くの卒業生が、社会に向かって大きく羽ばたいている。様々な分野で活躍する卒業生を紹介する。 ■主体的な学生の取り組み&活動紹介 JICA青年海外協力隊 体験談 国際学部 観光産業学科卒業生(2004年度卒) 留学生がウミガメ放流会に参加 第 4 回日本語弁論大会に本学留学生が参加 青空の下、 仔ガメ170匹を一斉に放流 弁士学生がそれぞれの想いを寄せる 平成22年7月4日(日)、沖縄海洋博公園内エメラルドビーチ 平成22年7月10日(土)、名護市国際交流会館で名護市国際 眺めの浜で「ウミガメ放流会」が開催され、財団法人海洋博覧会 交流親善委員会主催の第4回日本語弁論大会が開催され、本学 記念公園管理財団から招聘を受けた、 本学留学生11人が参加した。 から8人の留学生が出場した。 沖縄国際センター研修生を含め総勢15カ国以上の参加者が、 弁士は外国人という立場から各自の想いを発表し、最優秀賞 それぞれの母国語で挨拶し、続いて「カチュワー(ネパール語)」 にスザン バハデュル アディカリさん(大学院 国際文化研究科 など各国の言葉でウミガメの呼称を紹介した。 2年次、ネパール出身)が輝いた他、優秀賞にスコット マクラ 初めて仔ガメを目にした学生は、緊張しながらも笑顔で仔ガ ウド ブレイルスフォードさん(特別聴講生、イギリス出身)、優 メとの触れ合いを楽しみ、 一人ひとりの手で大海原へと放流した。 良賞に趙 磊さん(特別聴講生、中国出身)、特別賞にジッタカー 参加した留学生にとって得がたい体験となった。 ン ディッチャローンさん(観光産業専攻3年次、タイ出身)が 新崎 聖さん マレー語、英語、時には日本語でコミュニケーションをとる毎日 語学力を磨きながら、大好きな自然と触れ合う マレーシア・日本の環境教育交流プログラムで、 日本の子供たちと 環境保全についてインターネット会議を行いました。 写真は参加者一同 新崎 聖/プロフィール 1999年4月 経営情報学科入学※後に観光産業学科に転学科 グランドブルーウエーブホテルにて海外 2003年8月 マレーシア、 インターンシップ 2005年9月 観光産業学科卒業 2008年6月 青年海外協力隊 平成20年度1次隊としてマレーシア に派遣 (職種:環境教育、任期:2年間) サバ州森林局熱帯雨林ディスカバリーセンターにて 環境教育の計画立案と支援を行う 受賞した。感動の表情を浮かべ受賞を喜ぶ弁士や、来年度は更 に努力し受賞を狙いたいと意気込みを見せる弁士がいた。本学 国際学群の吉川安一教授は審査員長を務めた。 私は、 サバ州森林局熱帯雨林ディスカバリーセンターで、 環境教育の一環として、 現地スタッフと共に、環境保全学習プログラムの企画・実施を担いました。当セン ター内のマレーシアに生息する多様な植物や樹木が集められた植物園では、エコ ツアーを実施しており、私は現地住民や外国の一般客、修学旅行生を案内するガイ ドも務めました。エコツアーのプログラムは、幼児から高齢者まで幅広く対応して おり、中でも、新企画の夜行性の動物を観察する「ナイトウォーク」は、立案から携 わっただけに思い入れの強いプログラムとなりました。 JICAボランティアの魅力は、様々な方面から活動をサポートしてくれることで す。任国で安心して生活できることで、 活動に専念することができました。 私は在学中から外国で働くことを希望していたため、英語やスペイン語を自習 していました。ボランティア活動ではそれらの経験を活かすことができ、より一層 学びを深めることができました。 在学生の皆さん、世界はとても広いです。何ごとにも臆することなく挑戦してみ てください! JICA日系社会青年ボランティア 体験談 国際学部 国際文化学科卒業生(1997年度卒) 友利 陽子さん 現地実習がきっかけで卒業後ブラジルへ留学、 そしてパラグアイへ 様々な経験を経て将来の展望を広める ウミガメ放流会に参加した学生一同 公立大学法人 名桜大学移行記念 ―NHK大学セミナー in 名桜大学― 平成22年6月30日(水)、本学多目的ホールにて、 「NHK大学 セミナー」が開催された。テレビで活躍している、沖縄県出身の お笑い芸人ガレッジセールのゴリさんが、白鳥NHKアナウンサ ーとの対話形式による講演のなかで、沖縄で学んだこと、東京で の経験を通じて学んだことなどを語った。 ゴリさんはお笑い芸人になるまでの経緯を持ち前のお笑いを交 出場者一同と審査員の方々 私は、パラグアイの地元ボランティアに対する技術指導や日系社会に対する高 齢者対策に関する勉強会、高齢者介護に関する講義等を行っていました。活動担当 地区は3地区あり、一番遠い地区まではバスで片道約7時間かかるため体力的に 厳しい時もありましたが、デイサービスに来られるお年寄りの方々に「いつも楽し みにしているよ」と感謝されると、 「私を待ってくれている人がいる」と嬉しく思い ました。 私は大学卒業後、JICAボランティア活動に参加する目標を掲げ、国際交流関係 の仕事、それから、理学療法士として勤務し経験を積みました。JICAボランティア 派遣を終えて帰国した今、これまでの経験を振返ってみると「今できることに、一 生懸命取組むこと」の重要さを感じます。 学生時代にしかできないことは多々あります。今この時を大切に過ごしてくだ さい。 えながら話し、 自身の経験から、 思い立ったら行動に移すこと、 視 野を広く持つことの重要性を説き、 学生たちへアドバイスを送った。 「厳しい下積み時代は、何を支えに頑張れましたか?」という 学生の質問に対し、ゴリさんは夢を諦めない強い気持ちを持つ 大東文化大学主催 大東文化大学主催の第 51回全国書道展において、新崎舞さ 学生生活をどのように過ごすべきか悩む学生、また、これから ん(観光産業専攻4年次、那覇高校出身)が特選、泉川由紀子さん 就職活動を行う学生にとって、 実りあるセミナーとなったようだ。 ど続けており、 同期採用の養護教諭と指導主事の先生 宿泊研修会にて (後列左から3人目が筆者) 「学業の合間を 縫って練習をし 平松 みどり/プロフィール 2007年4月 2008年10月 2009年3月 4月 2010年4月 し い で す 」と 喜 びを語った。 ゴリさん(左)と白鳥アナウンサー(右) 会場は学生と教職員で埋め尽くされた 23 ※国際学群の3年次以降は専攻名で表記しています 成績を瀬名波学長に報告 賞状を手に笑顔をみせる新崎さん(左)と泉川さん(右) 平松 みどりさん 「私、 がんばってみる!」 と生徒が元気を取り戻し教室に帰っていく姿を見て、 養護教諭として自信と勇気を与えてもらえた 書 道 を 15 年 ほ ることができ嬉 1994年4月 国際文化学科入学 1996年9月 国際文化学科現地実習中南米コース参加 1998年3月 国際文化学科卒業、国際交流協定大学ロンドリーナ州 立総合大学 (ブラジル) に留学 (1年半) (広報担当) 1999年9月 名護市サミット推進市民会議 2000年10月 第3回世界のウチナーンチュ大会実行委員事務局(招 2003年4月 待班) 2007年3月 沖縄リハビリテーション福祉学院理学療法学科入学 (理学療法士資格取得) 2007年4月 同学院卒業 2008年6月 介護老人保健施設サクラビアに理学療法士として勤務 JICA日系社会青年ボランティア24回生としてパラグアイ 日本人会連合会に派遣(職種:高齢者福祉、任期:2年間) 人間健康学部 スポーツ健康学科卒業生(2008年度卒) (語学教育専攻4年次、糸満高校出身)が金賞を受賞した。2人は ま し た 。受 賞 す 友利 陽子/プロフィール 嘉手納中学校に本採用(養護教諭) 第 51回全国書道展で特選 ・金賞を受賞 大切さについて熱弁をふるった。 デイサービスにて体操する筆者 時には、 自作の 「あしびなー体操」 を行うことも スポーツ健康学科編入学 平成21年度教員候補者選考試験合格 スポーツ健康学卒業 宜野湾市立嘉数小学校養護教諭 (臨時的任用) 嘉手納町立嘉手納中学校養護教諭 本採用 嘉手納中学校に赴任して早くも1学期が終了しました。初めての中学校勤務で戸 惑うこともありましたが、先生方に支えられ、生徒と一緒に泣いたり笑ったりの毎 日でした。また、新規採用養護教諭研修が始まり、充実した日々を過ごすことがで きました。 私は養護教諭として、生徒が心身ともに健康に過ごせるよう、体調面やケガの対 応、悩みのある生徒への相談活動、それから生徒たちに健康教育を行っています。 心も体も大きく成長する時期の中学生と共に悩み、喜ぶことは私自身の成長にも なります。何より生徒一人ひとりとじっくりと向き合えることが魅力です。 養護教諭という仕事は、人と人とのつながりを実感することができる仕事だと 思います。養護教諭を目指すみなさん、まだまだ未熟で勉強中の私と共に頑張りま しょう。名桜大学から多くの養護教諭が育つことを楽しみにしています。養護教諭、 楽しいですよ! 24 Introducing Seminars シリーズ ゼミ紹介 学生が中心となりテーマに沿って研究を進めていく、 各専攻学科のゼミを紹介! 向山ゼミ 人間健康学部 スポーツ健康学科 向山 貴仁 教授 担当教員: 中里ゼミ 国際学群 情報システムズ専攻 中里 収 教授 担当教員: 自分のアイデアを大切にする中里ゼミ 3年次 上原 出し合い、 考え話し合い大きくしていけるゼミとなっています。 また、社会問題についても話し合いを行うので、専門分野で ある情報以外の分野の知識も身に付けることができ、就職活 動に必要な様々な知識を広く得ることができます。 ゼミ以外の活動としては、先生と一緒にゼミ生みんなで卓 球やビリヤード等のスポーツを行い、ゼミ生と中里先生の絆 を深めていく事ができ、とても楽しく行うことができます。 後輩のみなさん、楽しい雰囲気のあるゼミですので、興味の ある人はいつでも大歓迎です。ぜひ見学に来て下さい! 悟(興南高校出身) 私たち中里ゼミは、3年次男子3人の少人数ですが、どの ゼミにも負けないくらい明るく楽しくゼミ講義を行っていま す。毎週講義の前半には、情報に関する問題やSPI等の常識問 題さらには、数学等の計算問題の勉強を行いプログラム作成 の勉強に力を入れています。3年次では、 「Visual Basic(プロ グラム作成ソフト)」を使い、一つの簡易ゲームプログラムの 作成をゼミ生みんなで行っています。 ゼミでは、"来るもの拒ます"の精神で行っているので、 ゼミ 内で出されたアイデアを全て取り入れ、みんなで話し合い 活用しています。なので、どんな小さなアイデアでもみんなで 得意なスポーツを通して 交流を深める活動派ゼミ 4年次 仲本 始め3・4年次でゼミ間の交流は盛んに行ってきました。昨年 はスポ健運動会や球技大会など積極的に参加し、交流を深め てきました。私たちが4年次となった今、今度は先輩から学ん だ教えを後輩へと伝え、向山ゼミの伝統として繋げていきた いと思っています。 最後に一つだけ。向山先生は厳しいと思われがちですが、 実はそんなことありません。教職のスペシャリストだけあっ て話をするのが大好きです。いろいろな話題に興味をもって 学生とコミュニケーションを取る学生思いの先生です。そん な私たちと向山先生に興味を持った1・2年次が、これからの ゼミ選びの参考にしてくれると嬉しいです。 恭悠(那覇西高校出身) 私たち向山ゼミは、元保健体育教員である向山先生を筆頭 に個性豊かなメンバーが揃っています。特徴としては、スポー ツ健康学科だけあって各メンバー多様なスポーツを得意とし ている活動派ゼミです。4年ゼミ生の半数以上は教職専攻で、 その中でもメンバーはそれぞれ日々自分の目標に励んでいま す。ズバリ!一言で私たちゼミを表すと、 「少人数を強みに」を モットーとしています。 3年次5人、4年次5人と人数は少ないですが、その分学生と 先生がより近く接する事ができる利点があります。4年次とし ては卒業論文に苦戦することも多くありますが、少人数なの で順調に進める事が出来る環境にあるのです。去年から出来 た新しいゼミなので、まだ人数は少ないですが、去年の先輩を ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 住江ゼミ 国際学群 国際文化専攻 住江 淳司 教授 担当教員: ラテンの香りが漂う 中南米好きな仲間の集まり 4年次 大嶺 恵太(前原高校出身) 辺野喜 徹(北山高校出身) 比嘉 博誠(首里高校出身) ※ロンドリーナ州立総合大学留学中 大兼 睦史(北部工業高校出身) ※アルゼンチンへ留学中 住江ゼミでは、33カ国からなるラテンアメリカ(中南米) 諸国の歴史や社会を中心に学習しています。また、中南米地域 には多くの日本人が移り住んでいることから移民についても 学びます。特に、BRICSの一つで世界から注目されているブ ラジルは、2014年のFIFAワールドカップ、2016年のオ リンピックに向けて目覚ましい経済発展を遂げていることか ら、我々はブラジルを中心に研究を進めています。 25 ゼミ生全員が、実体験学習である「中南米現地実習」を通し てブラジルへ行った経験者で、ゼミでもときどき実習に行っ た時の話題が出ます。たとえば、ロンドリ−ナ州立総合大学で の集中講義の内容や沖縄県人会との交流会、世界三大瀑布の 1つイグアスの滝などの経験談などです。またペルーでは世 界遺産マチュピチュやナスカの地上絵での思い出話などは、 話し出したら時間の経つのも忘れるほどです。現在、現地実習 の経験や知識などを踏まえ、卒業論文に向けて中南米に関す る幅広いテ−マからの絞り込みが終わり、図書館等で蒐集し た先行研究の読み込みに 取り組んでいます。住江 先生の口癖に、 「座学は2 次情報が多く、フィール ドにこそ1次情報がある」 と。我々ゼミ生は、現地で 学んだ経験を生かして、 卒業後の就職も海外に目 を向けています。たとえ ば在外公館派遣職員や県 内では西原町にあるブラ ジル国営石油公社ペトロ ブラスなどを視野に入れ ています。 母性看護 卒業論文 ゼミ 人間健康学部 看護学科 小西 清美 准教授 担当教員:高津三枝子 助教 担当教員: 仲間と支えあい助産師を目指して 頑張っています! 4年次 知念 次に、もう1つの活動として国家試験への受験に向けて週1 回ゼミメンバーで勉強会を行っています。この集まりでは過 去問題を解き、ゼミメンバー同志正答率を公開し、お互いに 弱点を共有しながら合格に向けて国家試験対策を行っていま す。総合実習や卒業論文、国家試験と同時進行しなくてはいけ ないため挫けそうになることもありますが、ゼミメンバー で支えあいながら卒業や国家試験合格に向けて頑張ってい ます。 夏美(知念高校出身) 私たち母性看護卒業研究ゼミは、 “母性看護が好き” “母性看 護実習でお母さんとの関わりを通して母性看護に興味を持っ た” “将来助産師を目指したい” “大学卒業後、助産コースへ進 学したい”といった考えを持つ10人が、母性看護卒業研究の ゼミメンバーとして集まっています。 主な活動としては卒業研究作成があり、5人構成の2グルー プに分かれて活動しています。ほとんどのメンバーが母性に 関連した文献検討研究を行っており、現在は文献検索や文献 の読み込みを行い、個人の進み具合によって先生からの指導 を受けながら卒業研究を進めている状況です。また、メンバー 間で研究方法について情報交換を行い、お互いに刺激を受け ながら日々精進しています。 26 Circle activities シリーズ 平成22年度 サークル活動 Clubs & Circles クラブ ・サークル 一覧 仲間とともに、 感性や技術を磨き合い、 キャンパスライフの楽しさを実感できる時間を分かち合おう! 【体育系】部活/サークル 合気道部 ウェイトリフティング競技部 空手道部 ゴルフ部 自転車競技部 柔道部 女子ソフトボール部 女子バスケットボール部 女子バレーボール部 女子ハンドボール部 名桜フットサルサークル 水泳競技部 総合格闘技サークル 硬式テニス部 ソフトテニスサークル 男子ソフトボール部 男子バスケットボール部 男子バレーボール部 男子ハンドボール部 男子フットサルサークル 軟式野球部 バドミントン部 サッカー部 ラグビー部 陸上競技部 硬式野球部 総合体育サークル レスリングサークル BUBBLE(バスケット同好会) 名桜大学パーソナルトレーナー研究会 7月∼8月 名桜大学では開かれた大学を目指し、平成6年より一般市民を対象にした公開講座を開いている。 本講座では、市民の健康を考えた講座から、語学を楽しむ講座など、いずれも魅力ある内容で企画 された講座となった。 ■ 講座タイトル ヤンバルクイナ保護の現場観察 ■ 日 時 平成22年7月10日(土)9:30∼17 :00 ■ 場 所 東村・大宜味村・国頭村 ■ 講 師 新垣 裕治(名桜大学 国際学群観光産業専攻 教授) 知花 靖(国頭村役場 企画商工観光課)、他1人 ■ 講座タイトル 山原の碑文探訪 4 名護市羽地・屋我地の碑文をめぐる ■ 日 時 平成22年7月17日(土)10:00∼17:00 ■ 場 所 名護市羽地地区 (羽地川改決碑記ほか) ・屋我地地区 (オランダ墓ほか) ■ 講 師 中村 誠司(名桜大学 国際学群国際文化専攻 教授) ■ 講座タイトル 渡名喜島の地形・地質とジオ・ツアーの可能性 ■ 日 時 平成22年7月24日(土)∼25日 (日) ■ 場 所 渡名喜島 ■ 講 師 田代 豊(名桜大学 国際学群観光産業専攻 准教授) 伊藤 泰人(仲西中学校) 名桜エイサー Pure Support (教職ボランティアサークル) HIP HOPサークル TD(多読サークル) pickup ミュージックサークル S-CUBE(就職サークル) The Voluntee Activity Group ポルトガル語研究会 EARTH☆FROGS 百人一首サークル 写真部 AV(Active Vision)サークル 美術部 名桜サルサ 宮古学生会 茶道部 SATOMIcorporation SCS (学生コミュニケーションサポート) ンバーが集合したサークルです。 音楽を通して人と触れ合い、 学内だけに留まらず、北部・中部・南部でも活動しています。 主な活動日は決まっておらず、 各バンド内でサークル室にあ るホワイトボードに予定を書き込み、 スタジオを使っていくス ど、サークルメンバーが一致団結する場面も多々あります。 “最初は皆下手だよ!”新入生はもしかしたら目にした人 名桜ミュージックサークルのバンドを 紹介しちゃいます。 ∼挑戦!身近な素材で調理器具の作成から調理実践まで∼ 平成22年7月31日(土) 13:00∼16:00、 8月1日(日) 9:00∼13:00 ■ 場 所 名桜大学総合研究所 ■ 講 師 小川 寿美子(名桜大学 人間健康学部 看護学科 教授) Eugene Boostrom (名桜大学 総合研究所客員研究員) ■ 講座タイトル 健康生活支援講習 (短期講習) ∼ちゃーがんじゅう介護セミナー∼ ガールズバンド 【GIRLzもぉど】 北部に加え南部でも活動をしています ■日 時 / 場 所 3ピースバンド【オブェクション】 2.名桜大学 日 時:平成22年8月14日(土) 、 15日(日)9:00 ∼18 :00 場 所:北部地域看護系医療人材育成支援施設 (名桜大学内) 沖縄全域で毎月活動中! 詳しくはこちらから→ ■ 講 師 比嘉憲枝、 安和やよい (名桜大学 人間健康学部 看護学科 助教:比嘉、助手:安和) 上間直子(日本赤十字社健康生活支援講習指導者) ■ 講座タイトル 親子で楽しく! 英語読み聞かせ ことのないこの熱を感じたい人、ミュージックサークルへ ■ 日 時 平成22年8月14日(土) 10:30∼12 :00 13 :30∼15 :00 Come on!! ■ 場 所 名桜大学総合研究所・言語学習センター 古内 保奈美(国際学群国際文化専攻3年次、聖ウルスラ学園英智高校出身) ■ 講 師 武村 明子(名桜大学 非常勤講師) な風に演奏したい。もっと激しいパフォーマンスを。音楽を やっていると「こうしたい」 「 こうなりたい」もっともっと! 調理器具の作成をワークショップ形式で実践 1.伊平屋村 日 時:平成22年7月30日(金) 、 31日(土)9:00 ∼18 :00 場 所:伊平屋村総合センター (出前講座・遠隔講習) 詳しくはこちらから→ もいるのではないかというこのスローガン。これはOBの一 人が新入生募集のフライヤーに書いた言葉だそうです。こん 渡名喜島の自然を景観と地学の観点から 巡検する 環境にやさしい太陽熱・保温熱を利用したクッキング ■ 日 時 タイルとなっています。 しかし!名桜祭などビッグイベントの 際は、メインステージ争奪戦や名桜祭ライブハウスを行うな 名護市羽地・屋我地に建つ45基の碑文から 精選して5か所ほど探訪する ウェルナビ (新入生支援ボランティア) 名桜ミュージックサークル たちは、名前にもある通り音楽が好きでたまらないというメ ヤンバルクイナを取巻く様々な環境に 理解を深める 【文化系】部活/サークル ■ 講座タイトル 皆さん、こんにちは!名桜ミュージックサークルです。私 名桜大学公開講座報告 だくさん バンドが盛り 他にも素敵な ドにアクセス! まずはQRコー 地域で高齢者を支援するために方法を みんなで考える が次から次へと溢れてきます。続けていけばいくほど冷める 27 英語に楽しく慣れ親しんでいけるような アクティビティを紹介 28 キャンパスインフォメーション お知らせ 名護市市制40周年記念式典 平成22年度 9月∼12月 名桜大学公開講座 受講生募集! 平成22年9月∼12月の公開講座を案内します。 多くの皆様方のご参加をお待ちいたしております。 詳しい情報は名桜大学ウェブサイトをご覧ください。 http://www.meio-u.ac.jp/ 講 座 やんばるの自然と環境教育を通じた学び 日 時 場 所 平成22月9月24日(金) ∼26日(日) 名桜大学総合研究所、 やんばる学びの森 講 座 健康運動指導士といっしょに 「みんなの筋トレ」教室 日 時 場 所 平成22年10月30日 (土) 、 11月6日(土) 、 11月13日(土) 、 11月27日(土) 全4回 13:30∼15 :00 人間健康学部実験実習棟1階 トレーニング室 講 座 講 座 冬でも挑戦! 環境とお財布にやさしい ソーラークッキング 日 時 場 所 平成22年12月4日(土)9:00∼14 :00 名桜大学総合研究所 講 座 日 時 場 所 平成22年10月31日 (土)13:00∼16 :00 名桜大学総合研究所 日 時 場 所 講 座 誰でも簡単にできる! ! 新しくなった心肺蘇生法 (CPR) +AED 講 座 日 時 場 所 講 座 日 時 場 所 国頭村の碑文をめぐる 平成22年11月中旬の土曜日 国頭村一円 (奥間∼辺野喜∼辺戸∼奥) 講 座 琉球玩具への招待 (7) 創作凧 「琉球絵凧」 を作る 平成22年12月11日 (土)9:00∼16:30 名桜大学総合研究所 琉球玩具への招待 (8) 「風弾:シャクシメー」 を作る 平成22年11月3日(水・祝) 、23日(火・祝)13:00∼16 :00 ※2日とも同じ内容となります 人間健康学部実験実習棟2階 202実験室と201室 日 時 場 所 ゆんたくしながらヘルスアップ 出前講座 PART 1 申し込み・問い合わせ先 平成22年11月27日(土)、 12月18日(土)、1月29日(土)、 2月26日(土)全4回 14 :00∼16 :00 公民館 (予定) 平成22年12月19日 (日)9:00∼16:30 名桜大学総合研究所 名桜大学総合研究所 公開講座担当者 TEL:0980 - 51-1107 (名桜大学総合研究所) 9時 ∼17時(土日・祝祭日除く) FAX:0980 - 51-1136 e-mail:kenkyu@meio-u.ac.jp 件名に 「講座名」 明記のこと 寄付金を賜りました 「本学の教育・研究活動及び学生課外活動の奨励、また留 学生奨学資金などに役立ててください」と、次の方々から ご寄付を賜りました。寄付者のみなさまのご芳名を掲載し、 改めてお礼を申し上げます。 ■ 瀬名波 榮喜 様 ■ 宮里 政邦 様 ■ ビエン.S.P.パンガニバン 様 平成22年8月1日(日)、名護市教育文化振興及び市政発展に貢献されたとして、本 学の瀬名波学長、東江名誉教授、島袋講師に感謝状が贈呈されました。贈呈式は名護市 民会館大ホールにて開催された名護市市制40周年記念式典において行われました。 名桜大学オリジナルロゴ入りウェア 名桜大学売店で取扱中! 名桜ロゴ入りウェア (Tシャツ、ポロシャツ、 長袖シャツ等) が 、名 桜 大 学 売 店 に て 発 売 開 始 に な り ま し た 。バ ッ ク は 名桜大学で教えている言語のシンボルがプリントされて います。ぜひお気に入りの一枚を手に入れてはいかがでし ょうか? 大学院看護学研究科を開設予定(設置認可申請中) やんばるのケアリング文化を探求 本学大学院は、平成22年5月、文部科学大臣に看護 学研究科(修士課程)の設置認可申請を行いました。 本研究科は、地域に根ざし地域の健康問題を創造的 に解決していく卓越した看護実践能力の養成と看護 現象の解明を目的とした研究能力の開発、看護の新た な価値の創出を目指し、高度専門職業人及び教育・研 究者の養成を目的としています。 また、社会人の就学環境を考慮し、夜間や休日等に も授業や研究指導を行う教育環境を整備する計画です。 学生募集は、認可後、平成22年12月以降を予定してい ます。 (名桜大学国際学群語学教育専攻;与那覇) 29 ■開設の時期 平成23年4月 ■学位の名称 修士(看護学) ■教育目標 (1)地域特性を理解し創造性に富む看護実践能力の修得 (2)地域特性を理解しケアリング文化に根ざした看護教育・ 研究能力の修得 ■教育課程の編成 基礎看護学、看護学教育、地域在宅看護学、高齢者リハビリ テーション看護学、母性看護学、小児看護学、精神看護学の 7分野のコースワークを導入 。 各専門分野に関する研究指導を受け、 修士論文を執筆する。 名桜大学企画部企画広報課 TEL:0980 - 51-1130 E-mail :info@mga.meio-u.ac.jp ■入学定員 6人 平成23年度入試日程 ︻ 国 際 学 群 ︼ 試験区分 入自 己 推 試薦 推 薦 入 試 試 験 期 間 II 期 出 願:平成22年11月29日 (月) ∼12月8日 (水) 試 験 日:12月18日 (土) 合格発表:12月28日 (火) I 期 出 願:平成22年11月 1日 (月) ∼11月5日 (金) 試 験 日:11月13日 (土) 合格発表:11月19日 (金) II 期 出 願:平成22年11月29日 (月) ∼12月8日 (水) 試 験 日:12月18日 (土) 合格発表:12月28日 (火) 前 期 日 程 出 願:平成23年1月24日 (月) ∼2月2日 (水) 試 験 日:大学入試センター試験 平成23年1月15日 (土) ・16日 (日) 個別学力検査 平成23年2月25日 (金) 合格発表:3月4日 (金) 後 期 日 程 出 願:平成23年1月24日 (月) ∼2月2日 (水) 試 験 日:大学入試センター試験 平成23年1月15日 (土) ・16日 (日) 個別学力検査試験 平成23年3月12日 (土) 合格発表:3月20日 (日) 一 般 入 試 社 会 人 特別選抜 出 願:平成22年11月29日 (月) ∼12月8日 (水) 試 験 日:12月18日 (土) 合格発表:12月28日 (火) 帰国子女 特別選抜 出 願:平成22年11月29日 (月) ∼12月8日(水) 試 験 日:12月18日 (土) 合格発表:12月28日 (火) 編 試験区分 推薦入試 一 般 入 試 試 験 期 間 出 願:平成22年11月1日 (月) ∼11月5日 (金) 試 験 日:11月13日(土) 合格発表:11月19日(金) 前 期 日 程 出 願:平成23年1月24日 (月) ∼2月2日 (水) 試 験 日:大学入試センター試験 平成23年1月15日 (土) ・16日 (日) 合格発表:3月4日 (金) 後 期 日 程 出 願:平成23年1月24日 (月) ∼2月2日 (水) 試 験 日:大学入試センター試験 平成23年1月15日 (土) ・16日 (日) 個別学力検査試験 平成23年3月12日 (土) 合格発表:3月20日 (日) 前 期 日 程 出 願:平成23年1月24日 (月) ∼2月2日 (水) 試 験 日:大学入試センター試験 平成23年1月15日 (土) ・16日 (日) 個別学力検査試験 平成23年2月25日 (金) 合格発表:3月4日 (金) 後 期 日 程 出 願:平成23年1月24日 (月) ∼2月2日 (水) 試 験 日:大学入試センター試験 平成23年1月15日 (土) ・16日 (日) 合格発表:3月20日 (日) 学 科 スポーツ 健康学科 看護学科 スポーツ 健康学科 看護学科 スポーツ 健康学科 出 願:平成22年11月1日 (月) ∼11月5日 (金) 試 験 日:11月13日(土) 合格発表:11月19日(金) 出 願:平成22年11月29日 (月) ∼12月8日(水) 試 験 日:12月18日 (土) 合格発表:12月28日 (火) 帰国子女 特別選抜 出 願:平成22年11月1日 (月) ∼11月5日 (金) 試 験 日:11月13日(土) 合格発表:11月19日(金) スポーツ 健康学科 I 期 出 願:平成22年11月1日 (月) ∼11月5日 (金) 試 験 日:11月13日 (土) 合格発表:11月19日 (金) 外国人留学生 特 別 選 抜 出 願:平成22年11月1日 (月) ∼11月5日 (金) 試 験 日:11月13日(土) 合格発表:11月19日(金) スポーツ 健康学科 II 期 出 願:平成23年2月21日 (月) ∼2月25日 (金) 試 験 日:3月12日 (土) 合格発表:3月20日 (日) 入 学 ︻ 人 間 健 康 学 部 ︼ 社 会 人 特別選抜 外国人留学生 特 別 選 抜 ※サイズ・カラーは売店でお確かめの上ご購入ください。 ※看護学研究科は、設置認可申請中につき、 設置計画の変更があり得ます。 大学院看護学研究科看護学専攻 (修士課程)概要 問い合わせ先 第3回 名桜大学 語学教育フェアー 名桜大学語学教育専攻とJALT(全国語学教育学会)が 共催。小、中、高等学校、大学の各分野に分かれて英語、国語、 日本語のワークショップを行い、それぞれの専門力や教授 力の向上を図る目的で開催されます。多彩なワークショッ プ、多くのネイティブスピーカーの参加、教材の展示販売 などが特徴。 ■日時:10月8日(金)10時 ∼16時 ■場所:名桜大学 107∼111教室 ■対象:英語、国語、日本語の教授法を学びたい小、中、高、 大学の教師 及び 英語、国語、日本語の力をつけたい学生、一般の方 ■ 問い合わせ先:TEL.0980 - 51-1236 左から東江名誉教授、瀬名波学長、島袋講師 山原の碑文探訪5 日 時 場 所 Quality of life を高め (百寿者) に 元気なセンテナリアン 瀬名波榮喜学長、東江平之名誉教授(第2代学長)、島袋伸三非常勤講師に感謝状 看護学科 問い合わせ先 TEL 0980 - 51-1056(名桜大学入試課) 30
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