JMAC品質マネジメントシステム診断

経営品質 >> ISO
QM2-07
Quality
Management
JMAC品質マネジメントシステム診断
Background
~認証登録のためのQMSから役に立つQMSへ~
今ではISO9001認証取得は常識化しています。QMS(品質マネジメントシステム)は、品質を切り口
に顧客満足の向上を目指したマネジメントシステムでありますが、QMSを本当の意味でマネジメント
力を向上させる仕組みとして有効に活用し、経営的成果が得られている組織は多くありません。
認証登録とは、ISO9001の規格の要求事項に照らして組織のマネジメントシステムがそれを満たして
いるかどうか(適合か不適合の判定)です。
しかし、
・規格要求では効率やパフォーマンスを要求していません。
・規格の要求事項や審査機関が、具体的な改善の手段を示してくれるものではありません。
“JMAC品質マネジメントシステム診断(以下「QMS詳細診断」という)”は審査登録機関が行なう
ISOの規格に対する適合性の審査ではなく、QMSが会社を持続的革新と強い経営体質を実現するマネ
ジメントツールとしてどれだけ有効に機能しているかをシステムの役立ち度合のレベル評価基準に基
づいて評価します。同時に、何が不足しているかを明確にし、改善の方向付けを提案するプログラム
です。
Viewpoint
現在のマネジメントシステムの役立ち度を判定します
会社にとって役に立つマネジメントシステムにするために何が必要かを明確にし、成果を取得するた
めの改善の方策と改善のロードマップを提案します。
現在のマネジメントシステムの役立ち度をISO9001の規格要求事項に沿って次のレベルに判定し、マ
ネジメントシステムの弱点を明確にします。
役立ち度合
レベル1
レベル2
レベル3
定義
状態
認証登録が出来ていれば良い
というレベル。言わば“とっただ
けのシステム”
とりあえず要求事項を満たすこと優先で、全員が必要性
やシステムの目的を理解しているわけではなく、不適合
の発生も押さえ込んでない。
QMSが組織の特性に合わせて
活用されているレベル。言わば
“それなりのシステム”
要求事項の狙いを理解し、自社の個性に合わせたシス
テムになっており、一人一人が決められたことをきちんと
やる認識がなされており、不適合の再発防止が確実に
出来ている。
QMSの運用を通じて積極的に
業務や活動の効率の向上に取
り組み、パフォーマンスの向上を
手に入れているレベル。言わば
“本質的なマネジメントとしての
QMS”
明確にされた組織の目的を達成することを狙ったシステ
ムが作られており、常に問題意識をもって業務や活動が
展開されて、パフォーマンスの向上が確実にもたらされ
ている。
進むべき方向、必要な改善活動を明示します
診断/改善提案のアウトプットは、主に次の側面から現行QMSを捉え、経営者の方針を実現するため
の組織の進むべき方向性や必要な改善活動及び推進方法などの提案を報告書として示すものです。
・QMSのシステムのデザインと運用状況をISO9001の要求事項に照らして現状のレベルと課題を
明確にします。
・現行システムの組織の背景からシステムが確実に定着する課題や留意点を明確にします。
・現状と組織の望む姿との乖離を明確にし、優先順位を明確にした活動計画を作ります。
C
2013
経営品質 >> ISO
QM2-07
Quality
Management
JMAC品質マネジメントシステム診断
Consulting Step
“JMAC‐QMS診断/改善提案 ”プログラムの進め方
1.現行システムのレベル診断
←システム上の問題点の摘出のために
1.現行システムのレベル評価
・主な人の自己評価
QMSレベル診断シート
システムのデザインと運用の実態:
ISO9001の要求事項に照らして
・ヒアリングと関連資料の確認
・業務/職場の実態の観察
2.診断結果のまとめと説明
・現行システムレベルは?
・現行システムの実態(優れている点、弱い点)は?
2.活動の進め方や組織的背景の整理
←システムの改善の方向付けと確実に
定着する条件の整理のために
1.組織の背景の実態把握
活動・組織実態把握シート
・主な人の自己評価
・ヒアリングと関連資料の確認
2.診断結果のまとめと整理
3.システム改善の方向付けと課題の整理
・関係者と打合せて整理
・今後の活動を円滑に進めるためには何を
整備しなければならないか?
・システムが確実に定着する条件を見つける
ためには?
・今後の活動計画の立案のための実態把握
←今後の活動計画を作るために
上記1、2、の結果
◆どんなレベルのシステムにしていくか?
◆何を強調したシステムにしていくか?
例)・サブシステムとして強調すべきものは何か
・システム運用の効率を強調するものは何か
・パフォーマンスの向上として強調するものは何か
◆そのシステムが確実に、しかも効率よく運用できるために取組むべき基盤整備の課題は何か?
◆今後の活動を進めていく上で何を固めておかなければならないか
例)・推進組織と役割はどうするか
・活動に先駆けた導入教育はどうする
・現在展開されている各種の活動との関係はどうするか
まとめ:改善の進め方
←上記3の結果に基づいて今後の進め方の提案
改善の進め方の提案
上記1、2、3の結果
Publication, etc.
◆コンサルティング
・チーム力、改善力向上プログラム
◆診断
・品質マネジメントシステムお役立ち度簡易診断
◆研修
・整理・整頓/目で見る管理:改善コース
・改善力向上のための仕事のやり方改善:改善コース
・施設・設備の基本の条件整備:改善コース
・是正・予防処置の進め方研修:実践コース
・QMSによるパフォーマンス向上研修:実践コース
・QMSのレベルアップ・課題解決研修:実践コース
・“力量”を向上させる教育訓練研修:実践コース
・組織のパフォーマンスを高める内部監査:実践コース
・QMSを利用した継続的改善の進め方研修:実践コース
◆セミナー
・“本質的なマネジメントとしてのQMS”の作り方セミナー
・基盤整備力向上セミナー
株式会社日本能率協会コンサルティング TEL.03-3434-0982 http://www.jmac.co.jp mail :info_jmac@jmac.co.jp