視覚障がい者生活情報誌 はなしょうぶ 第 121 号(平成 27 年 4 月) 掲載項目は、13項目です。 1 平成 27 年度事業計画と予定・・・・・・・・・・・ P2 2 支援センターの利用者向けサービスなどの紹介・・ P6 3 宿泊による生活訓練 参加者募集・・・・・・・・・P8 4 オンキヨー点字作文コンクール作品募集・・・・・・P10 5 名古屋市で視覚障害者のための用具展開催・・・・・P12 6 青い鳥郵便葉書の無償配布・・・・・・・・・・・ P13 7 県民の日記念事業 支援センターも出展します・・ P14 8 全国盲ろう者大会を知っていますか・・・・・・・・P15 9 見守り新鮮情報 詐欺に注意・・・・・・・・・・・P16 10 投稿 「第1回SSピンポン祭り」を開催しました・ P17 11 投稿 俳句・川柳・短歌・・・・・・・・・・・・・P18 12 三重県視覚障害者協会 部活動報告・・・・・・・・P18 13 理事のつぶやき・・・・・・・・・・・・・・・・・P20 1 1 平成 27 年度事業計画と予定 三重県視覚障害者支援センター及び視覚障害者協会の平成 27 年度事業計画が 3 月 19 日に開催された「三重県視覚障害者 協会 評議員会」での意見を踏まえ、同日の理事会において決 定されました。 三重県視覚障害者支援センターの事業は、次のとおりです。 (1)点字図書館管理運営事業 図書等の貸出、製作、 「図書だより」の発行、 点訳・音訳ボランティアの養成、 プライベート点訳・音訳サービス、対面朗読サービス、 レファレンスサービス、サピエ登録サービス等 (2)生活相談事業 各理事及び各支部長をカウンセラー委員として委嘱し、生 活相談事業等に対応します。 (3)生活訓練事業 毎月 1 回、外部の専門家(視覚障害者生活訓練等指導員) に来ていただき相談・訓練を行います。 また、次の事業も実施します。 宿泊生活訓練、歩行訓練、料理教室、家事管理訓練、 日常生活用具等使用訓練、点字教室、点字触読指導、 社会資源活用講習会、家庭生活講習会、社会生活等講習会 (4)視覚障害者情報支援事業 視覚障がい者生活情報誌「はなしょうぶ」の発行 「県政だよりみえ」及び「みえ県議会だより」の点訳版及び 音訳版の発行 点字JBニュースの発行等 2 三重県視覚障害者支援センターホームページの管理 (5)ITサポートセンター事業 ITサポーター派遣、ITサポーター養成、IT指導、 IT教室 (6)交流事業 ハイキング等を実施し、 視覚障がい者相互や、 ボランティア、 ガイドヘルパー等との交流をします。 (7)啓発事業 施設見学、点字教室、講話、盲導犬との触れ合い、視覚障 がい体験教室、パンフレットの作成等により、小中学校児童 生徒等に対し、視覚障がいについての理解を促進します。 三重県視覚障害者協会の事業は、次のとおりです。 (1)会議の開催 理事会を年 7 回、評議員会を年 2 回、支部長会を年 2 回開 催します。 (2)各部活動に対する助成等 各支部、女性部、スポーツ・青年部、情報部の活性化を図 るための活動費を助成します。 ※ なお、支部助成については、1 回 1 万円まで、最高 3 回 3 万円まで交付します。 (3)ボウリング教室、グラウンドゴルフ教室などを開催しま す。 (4)あいふぇすたを伊勢市で開催します。 (5)岐阜県で開催される「第 52 回全国盲人代表者会議」及 び「第 68 回全国盲人福祉大会」に参加します。 (6)宮城県で開催される「第 61 回全国盲女性研修大会」に 参加します。 3 (7)広島県で開催される「第 61 回全国盲青年研修大会」に 参加します。 (8)愛知県で開催される「日本盲人会連合 東海地区 夏期研 究集会」に参加します。 (9)社会福祉法人日本盲人会連合、公益社団法人三重県障害 者団体連合会、一般社団法人三重県鍼灸マッサージ師会等 と連携した活動を行います。 (10)三重県視覚障害者福祉大会での決議事項ほか、視覚障が い者福祉関係についての調査研究を行います。 (11)協会指導者研修、げんき教室など研修・交流事業を行い ます。 (12)日常生活用具等の販売斡旋をします。 (13)協会の目的を達成するため必要な要望活動を行います。 今後のスケジュールは次のとおりです。 4 月 19 日(日曜日) グランドソフトボール パールカップ MIE大会(津市) 4 月 23 日(木曜日) ボウリング大会・教室(津市) 5 月 3 日(日曜日) STT地域交流まつり(名古屋市) 5 月 14 日(木曜日) 第1回 理事会 5 月 21 日(木曜日) 第1回 評議員会、第 2 回 理事会 杉山検校顕彰事業 5 月 23 日(土曜日)から 24 日(日曜日) グランドソフトボール東海大会(愛知県) 5 月 30 日(土曜日)から 31 日(日曜日) 日盲連全国大会バス旅行 6 月 4 日(木曜日) 女性部料理教室 4 7 月 2 日(木曜日) グラウンドゴルフ大会・教室(津市) 7 月 12 日(日曜日) 東海地区夏期研究集会(愛知県) 8 月 9 日(日曜日) ゴールボール研修会(津市) 8 月 22 日(土曜日) ガイドヘルパースキルアップ研修会 9 月 1 日(火曜日)から 3 日(木曜日) 全国盲女性研修大会(宮城県) 9 月 3 日(木曜日) 第 3 回理事会、支部長会 9 月 12 日(土曜日)から 13 日(日曜日) 全国盲青年研修大会(広島県) 9 月 17 日(木曜日) ハイキング(場所は未定) 10 月 18 日(日曜日) 第 5 回三重県サウンド テーブルテニス大会 10 月 22 日(木曜日) あいふぇすた イン 伊勢(伊勢市) 11 月 5 日(木曜日) 第 4 回理事会 11 月 5 日(木曜日)から 6 日(金曜日) げんき教室 (場所は未定) 11 月 8 日(日曜日) STT東海大会(静岡県) 12 月 3 日(木曜日) 女性部出前トーク等事業 12 月 13 日(日曜日) フロアバレーボール東海大会(愛知県) 平成 28 年 1 月 14 日(木曜日) 2 月 4 日(木曜日) 3 月 10 日(木曜日) 3 月 17 日(木曜日) 毎月 第 3 土曜日 第 2 回支部長会 第 5 回理事会 第 6 回理事会 第 2 回評議員会、第 7 回理事会 視覚障害者生活訓練等指導員 相談日 (要予約) 5 2 利用者向けサービスなどの紹介 三重県視覚障害者支援センターと三重県視覚障害者協会で は、次のような利用者向けサービスを実施しています。是非ご 利用下さい。 (1)「県政だよりみえ」と「みえ県議会だより」を点字版、 デイジー版、テープ版で作成し、無料でお届けしています。 ご希望の方は、お申し出下さい。 電話 059-228-6367 (2)図書等を対象としたサービスは、次のとおりです。 ご希望の方は、お申し出下さい。 電話 059-228-6367 ① 貸し出し 点字図書、点字雑誌、録音図書、録音雑誌の貸し出しを 行っています。 インターネットを利用して全国の点字図書館が持って いる図書の利用もできます。 ② プライベートサービス お手持ちの資料や図書の点訳や音訳をします。 点訳や音訳を申し込んでいただく場合には、原本をご用意 いただき、点字用紙やCDなどは、利用者負担となります。 ③ 対面朗読 利用者に当センターに来館いただき、手紙、パンフレッ ト、説明書などの墨字資料を対面で音訳します。 なお、ご利用の際は、あらかじめ電話等で予約をして下 さい。 ④ レファレンスサービス 利用者のニーズに応え、図書の検索・図書紹介・資料提 供を行います。 6 (3)視覚障がい者の生活に役立つ訓練や講習会などを各地区 などの要望に応じて実施させていただきますのでご相談 下さい。 電話 059-213-7301 歩行訓練、家事管理訓練、料理教室、点字教室、日常生活 用具等展示会、用具の使い方教室 講習会、訓練の実施日は、支部又は個人の希望を考慮し 決定しますので申込時に希望をお申し出下さい。 (4)パソコン活用を促進するITサポートの紹介 パソコンの画面読み上げソフトに代表される視覚障がい者 向けソフトは、マウスを使用しないので、視覚障がい者の質 問やトラブル相談に対して、一般のサポートセンターなどで の対応は難しいです。 そのような時は、視覚障がい者の事情をよく理解している 三重県視覚障害者支援センターのITサポートをご利用く ださい。電話やメールで状況をお聞きしながら必要に応じて サポートいたします。 また、はじめてパソコンを学びたい方も大歓迎!初歩から お教えします。基本的には、三重県視覚障害者支援センター へ来館いただいての学習となります。 詳しくは、電話などでお問い合わせください。 電話 059-213-7300 (5)白杖や日常生活用具、便利グッズなどの販売・斡旋をし ています。自治体から給付される品目などについてもご相 談下さい。 (6)ジパング倶楽部への入会手続きをしています。 7 男性 60 歳以上、女性 55 歳以上の視覚障がい者を対象にJ Rの特急料金などが割引になる「ジパング倶楽部(障がい者 用特別会員) 」の入会手続きを行います。 電話 059-228-3463 なお、新幹線「のぞみ」など一部対象外となるものもあ ります。 3 宿泊による生活訓練 参加者募集 宿泊による生活訓練の参加者を募集します。 (1)訓練の主な内容は、 ① 視覚障害者生活訓練等指導員による歩行訓練 ② 日常生活用具の使い方などの紹介や訓練 ③ 文字の書き方、お金の管理について ④ パソコン体験、点字体験 ⑤ 食事指導 ⑥ 眼科医によるロービジョン(弱視、低視力)に関する 相談。主に眼鏡、ルーペの選定などについて助言をして いただきます。 担当は、三重大学付属病院眼科 ロービジョン外来 医 師です。 ⑦ 宿泊訓練 宿泊に必要な技術や外食、特にバイキング形式などで の食事の取り方などが学べます。 旅行に参加したいが、ホテルでの宿泊やバイキング形式での 食事には、不安が伴うこともあるかと思います。本人は、もと よりご家族も一度体験しておくと誘導や介助の方法がわかり 安心です。 8 また、視覚障がい者に便利な製品の情報も得られ、生活の質 の向上につながります。ぜひご参加下さい。 (2)日時は、6 月 17 日(水曜日) 10 時から 18 日(木曜日) 15 時まで (3)訓練場所は、視覚障害者支援センター内 及び周辺歩道、 ホテルグリーンパーク津など。 (4)訓練スケジュールは、 1 日目(17 日・水曜日) 10 時から 受付、日程の説明 10 時 30 分から 各種訓練 12 時から 13 時 昼食・食事指導 13 時 30 分から 16 時 各種訓練 16 時 ホテルへ移動 宿泊訓練 2 日目(18 日・木曜日) 7 時 30 分から 朝食(バイキングでの食事訓練) 10 時から 12 時 ロービジョン相談又は各種訓練 12 時から 13 時 昼食・食事指導 13 時 30 分から 15 時 各種訓練 詳細なスケジュールは、参加者のご希望によって決めてい きますが、ロービジョン相談は、18 日(木曜日)10 時 30 分 から 12 時の間に行います。 (5)参加費は、無料です。 ただし、宿泊費、食費は実費が必要です。 宿泊費は、シングルルーム使用で 5,700 円。 バイキングでの食事は、1,080 円 その他、昼食の弁当や外食にかかる食費などは、その都度、 各自でお支払い下さい。 (6)募集人数は、5 人程度。ただし、宿泊は 3 人程度。 9 (7)参加希望の方は、6 月 1 日までに視覚障害者支援センタ ーへご連絡下さい。 電話 059-213-7301 (8)その他 食事などに介助が欲しい、家族と一緒に参加したい、宿泊 はしない、一部分のみ参加などのご要望にもできる限りお応 えいたしますのでその旨お申し出下さい。 4 オンキヨー点字作文コンクール作品募集 オンキヨー株式会社と点字毎日が主催する「第 13 回オンキ ヨー世界点字作文コンクール」の応募作品を募集しています。 国内や海外の視覚障がい者、視覚障がい者の方を周辺で支え ている方からの作品を募集しています。 また今回から作文とは別に、点字と音楽の融合を目指して 「作詞賞」が新設されました。 国内の部の募集規定は、次のとおりです。 (1)テーマは、 点字を通して 「生き方が変わった」 「生きがいにつながった」 など、日々の生活の中での幅広い体験やエピソード、平和や 教育への思いを書いて下さい。 なお、サポート賞のテーマは、 「視覚障がい者と接して成長した、生き方が変わったこと」 です。 (2)募集締め切りは、 5 月 31 日(消印有効)です。 (3)応募資格は、 身体障害者手帳 1 級と 2 級の視覚障がい者です。 10 サポート賞は、視覚障がい者と家庭、学校、職場、地域で接 する方です。 (4)作品の分量は、 ① 点字は、32 マス 120 行以内。 点字データ化した場合は、BESかBASEでフロッピー ディスクまたはCD-ROMを必ず添付してください。 ② 墨字(活字)は、2,000 字以内 パソコン使用の場合は、プリントした原稿と併せて、テキ ストかワードデータをフロッピーディスクまたはCD-R OMで必ず添付してください。 ③ 字数制限を超えた作品は、審査の対象となりません。 ④ 作詞賞の分量は 1 曲の歌におさまる程度。形式は自由 です。 (5)応募上の注意 ① 応募は未発表の作品で、1人1点とします。 ② 作品内容は自身の体験に基づくものに限ります。 ③ 応募には応募票が必要です。作品を送付の際に添付し てご応募ください。 ④ 応募原稿は一切返却しません。 ⑤ ファックスでの応募は受け付けません。 ⑥ メールでの応募を希望される方は、点字毎日に募集要 項と応募票を請求し、必ず応募票にもれなく記載して送 ってください。添付文書形式はテキストかワードで応募 専用アドレス(sakubun@mainichi.co.jp)へ。 (6)募集期間は、5 月 31 日まで。当日消印有効。 ただし、締め切り直前の応募の際は、消印のある普通郵 便で応募して下さい。 11 (7)作品のお送り先・問い合わせ先・応募票の請求先 〒530-8251 大阪市北区梅田 3-4-5 毎日新聞社点字毎日 オンキヨー世界点字作文コンクール事務局 電話 06-6346-8386 ファックス 06-6346-8385 Eメール tenmai@mainichi.co.jp (ファックス、 Eメールは、 問い合わせ・応募票請求のみを受付) 5 名古屋市で視覚障害者のための用具展開催 名古屋盲人情報文化センターで「視覚障害者のための 第 12 回 用具展」が開催されます。 (1)日時は、5 月 17 日(日曜日) 10 時から 16 時 (2)場所は、名古屋盲人情報文化センター 名古屋市港区港陽 1-1-65 地下鉄名港線「港区役所」より徒歩 8 分 (3)内容は、白杖やデイジー図書再生録音機、しゃべる携帯 電話等の他に「3Dプリンター」や「白色トナープリンタ ー」なども展示されます。 また、この他に「触るミュージアム」と題し、 「南山大学 人類学博物館」と「名古屋ボストン美術館」からも次のよう な出張展示が行われます。 ① 南山大学人類学博物館 70 万年前の石器などに直に触れてみましょう。 毎回 20 分、毎時 0 分からと 30 分から開始。 当日整理券が配布されます。 ② 名古屋ボストン美術館 あの名画を指で鑑賞 12 午後からは、ワークショップ「日本画ってナンダ?」 午後の部は、事前予約制 1 回 3 人 45 分 1 回目 13 時 30 分から 2 回目 14 時 45 分から (4)地下鉄名港線「港区役所」駅改札から会場までの道案内 を、9 時 45 分と 13 時に行います。 また、帰りは 12 時 45 分と 16 時にお送りします。 ただし、個別での手引きガイドではありません。 (5)問い合わせは、名古屋盲人情報文化センターまで 電話 052-654-4521 Eメール yougu@nagoya-lighthouse.jp 6 青い鳥郵便葉書の無償配布 重度障がい者向けに、青い鳥をデザインしたオリジナル封 筒に通常郵便葉書を 20 枚入れた「青い鳥郵便葉書」が日本郵 便株式会社から無料で配布されます。 (1)対象は、1 級又は 2 級の身体障がい者と重度知的障が い者。 (2)受け付け期間は、4 月 1 日から 6 月 1 日まで。 (3)配布される葉書の種類は、 通常郵便葉書は、無地、インクジェット紙又はくぼみ入り 通常郵便葉書胡蝶蘭は、無地又はインクジェット紙 (4)配布枚数は、一人につきいずれか 1 種類を 20 枚。 (5)申し込み方法は、 ① 直接窓口で申し込む 簡易郵便局を除く最寄りの郵便局で身体障害者手帳を 提示し、所定の申込書に必要事項を書いて提出する。 なお、代理の方による提出もできます。 13 申込書は、郵便局窓口にあります。 ② 郵送で申し込む 適宜の用紙に「青い鳥郵便葉書配布申込書」と書き、 手帳の種類、級別、手帳番号、住所、氏名を書き、簡易 郵便局を除く最寄りの郵便局に郵送する。 (6)配布は、 4 月 20 日以降に自宅に届けられます。 また、4 月 20 日以降に配達を担当する郵便局で申し込 むと必要事項を確認の上、その場で「青い鳥郵便葉書」 を受け取ることができます。 (7)青い鳥郵便はがきの無償配布についての問い合わせ先は、 お客様サービス相談センター 電話 0120-23-28-86 携帯電話からは、0570-046-666 7 県民の日記念事業 支援センターも出展します 4 月 18 日(土曜日)に「県民の日」記念事業が実施されます。 時間は、10 時から 16 時まで 会場は、三重県総合文化センター 皇學館大学雅楽部や三重大学吹奏楽団の演奏会、元女子ソフ トボール日本代表監督「宇津木 妙子」さんの記念講演などが 行われます。 また、祝祭広場などでは展示や体験教室、三重の様々な食べ ものブースが出展されます。 午後からは、三重県視覚障害者支援センターも出展します。 内容は、盲導犬の紹介や点字体験コーナー、クイックマッサ ージなどを準備しています。 14 楽しいイベントがたくさん予定されていますので、是非遊び に来て下さい。 8 全国盲ろう者大会を知っていますか 「全国盲ろう者大会」は、盲ろう者・盲ろう児とその家族、 通訳、介助員および盲ろう教育・福祉関係者等が一堂に会し、 情報交換や盲ろう者福祉のあり方について討議したり、通訳・ 介助技術の向上を図ることを目的として毎年開催されていま す。 今年は、7 月 31 日(金曜日)から 8 月 2 日(日曜日)にかけ て、第 24 回大会が静岡県の「ツインメッセ静岡」で開催され ます。 企画・運営は、東海、北陸の各「盲ろう者友の会」が行い、 三重県からは「三重盲ろう者きらりの会」が参加しています。 三重盲ろう者『きらりの会』 会長 福山 佳代 正会員数 9 名 きらりの会は、盲ろう者の社会参加の促進と自立を支援する 目的で 2007 年(平成 19 年)7 月 7 日に発足しました。 盲ろう者と支援者が集まり、学習会や交流会、バザー活動に 向けての小物作り等をしています。 また、 「きらり」の会報発行などで、会員・賛助会員に情報 を提供したり、盲ろう者向け通訳介助者養成研修会への協力も しています。 視覚、聴覚に関する総合等級で 1 級及び 2 級の方は、通訳介 助者派遣事業を利用することができます。 問い合わせや相談などがありましたら、聴覚障害者支援セン ターもしくはきらりの会までご連絡下さい。 15 三重県津市桜橋 2 丁目 131 三重県社会福祉会館 5 階 三重県聴覚障害者支援センター内 電話 059-223-3302 ファックス 059-223-3301 9 見守り新鮮情報 キャッシュカードと暗証番号をだまし取る詐欺に注意 独立行政法人国民生活センター 「見守り新鮮情報」から <事例> 取引のある銀行名を名乗り「あなたの個人情報が漏れている ので、キャッシュカードを交換する」と電話があった。約 1 週 間後、新しいカードや書類、返信用封筒が届き、 「今使ってい るカードと、書類へ暗証番号を記載して返送するように」と書 いてあった。 <ひとこと助言> 実際に取引のある銀行を装って偽のキャッシュカードを送 りつけ、 「交換」などと称して、使用中のキャッシュカードと 暗証番号を送らせる事例が報告されました。 金融機関が、キャッシュカードを返送させたり、暗証番号を 尋ねたりすることは決してありません。このような連絡を受け ても、絶対に返送しないでください。 少しでも怪しいと思ったら、取引している銀行、もしくは、 お近くの警察署や消費生活センター等にご相談ください。 消費者ホットライン 0570-064-370 独立行政法人 国民生活センター http://www.kokusen.go.jp/map/index.html 16 10 投稿「第1回SSピンポン祭り」を開催しました エンジョイSSピンポンクラブ 黒田 3 月 15 日(日曜日)に三重県身体障害者総合福祉センターで、 「第1回SSピンポン祭り」が開催されました。 「SSピンポン」とは、サウンドテーブルテニスの「S」と スルーネットピンポンの「S」を取って、付けた名称で、障害 の有無や年齢に関係なく、より多くの人に楽しんでいただける ように、 「エンジョイSSピンポンクラブ」のメンバーにより 考えられたニュースポーツです。 今回の大会はダブルス戦で、参加選手は 22 チーム(44 名) でした。 晴眼者同士の学生チームや、二人の年齢合計 154 歳チームな ど、初心者の方から熱心に練習されている方まで、一緒に楽し んでいただけました。 審判やカウンターも参加選手で行い、皆さんに持ち寄ってい ただいた品物の交換を行うなど、 「祭り」らしくワイワイと盛 り上がりました。 今後、誰もが気軽に楽しめるSSピンポンを、一人でも多く の方に知っていただけるよう活動していきたいと思っていま す。 そして、このスポーツが、サウンドテーブルテニスを知って いただくきっかけにもなり、審判員の増加にもつながることを 願います。 ※ 「エンジョイSSピンポンクラブ」とは、三重県視覚障害 者協会の卓球部仲間によって結成されたクラブ名称です。 17 11 投稿 俳句・川柳・短歌 俳句 大レース 桜の下を 馬走る はまぎり 川柳 身につけて 安心ラジオ 花見かな 志摩市 森 和夫 ホワイトデー 余分に買って レジの前 松阪のしょうちゃん うれしさや 新入学の 出会いかな 宮崎 良子 (水無月会 石田 寿子選) 花束と ケーキ贈られ 燃えている 父母を 偲んでいたら 夢で逢う 義理チョコさえも 貰えるほどの 人も無い 桝谷 和子 河合 昭子 佐藤 政人 短歌 雨 晴れて 花の後から 梨の花 咲いて よんでる風の便り 野梨 豊 ももの花 こぶし さくらと 春もよう 風もやさしか ぽっかぽか みえこ 12 三重県視覚障害者協会 部活動報告 フロアバレーボール部 3 月 8 日(日曜日)に愛知県体育館で、 「第 21 回 全日本選 抜フロアバレーボール愛知大会 ANGEL CUP 2015」が行われ、 私たちのチームも参加しましたが 2 戦 2 敗に終わりました。 18 フロアバレーボールは、1 チーム 6 人で後衛エリアと前衛エ リアに分かれています。 前衛の 3 人はアイシェードという目隠しをつけるので何も 見えない状態でブロックやパスをしながら攻撃をします。 後衛の 3 人は何もつけず前衛の選手にボールの位置やブロ ックの位置などの指示をしながらプレイをします。 最近他のチームでは後衛に晴眼者の若者が多く入り、我々 のような視覚障害者中心のメンバーでは太刀打ちできなくな ってきました。 今後は、三重県でも高校生・大学生に選手として参加して いただきたいと思います。 そのためには、皆さんのご協力を得て、広く選手を勧誘し ていきたいと考えています。 選手、審判として入部希望の方は、まずは、視覚障害者支 援センターへ連絡して下さい。後ほど部長から詳しくお知ら せします。 サウンドテーブルテニス部(卓球部) こんにちは堀です。 3 月 8 日のSTT大会の結果報告です。 3月8日 (日曜日) に名古屋市障害者スポーツセンターで 「第 33 回東海障害者卓球大会(STTの部) 」が開催されました。 参加選手は、男女合わせて約 60 名。千葉県や石川県、兵庫 県など東海地区以外からの選手も多数参加されていました。 三重県からは 11 名が出場しました。 結果は、半数以上の選手が予選リーグを突破し、決勝トー ナメントにすすみ、女子の部で「黒田 智子」さんが準優勝 されました。 19 なお、3 月 31 日に総会を開催し、4 月から部の名称を「サ ウンドテーブルテニス部」と変更することになりました。 情報部(パソメイト) 平成 27 年度総会のご案内 日時は、4 月 30 日(木曜日) 10 時から 12 時 場所は、三重県視覚障害者支援センター パソメイト会員の皆様はできるだけご出席いただけますよ うお願いします。 13 理事のつぶやき 理事の、勢力です。 今回は、 「伊勢うどん」について書いてみます。 うどんといえば皆さんよくご存じの、腰のしっかりした「讃 岐うどん」が有名ですが、最近地味ではありますが、少しずつ 人気の出てきた伊勢うどん。 (1972 年に伊勢市麺類飲食業組合 が命名) このうどんの特徴は、讃岐うどんとは、正反対で「腰がなく 太くて柔らかい」が特徴です。 おつゆも少なく、たれをうどんにからめながら食べます。 2 月に関東から友人が、観光のために伊勢を訪れました。 その友人が伊勢うどんを食べたいというので、私も久しぶりに 付き合いました。 食堂につくと駐車場は、満杯でさらに中に入ると伊勢弁でも ない、三重弁でもない言葉が飛び交っていました。 「へえー!伊勢うどんてこんなに人気があるんや。 」 20 伊勢うどんは、江戸時代におかげ参りが始まったころから伊 勢内宮前で売られていたそうで、伊勢参りの長旅につかれた旅 人の胃袋をやさしくいやしてくれる食事として人気があった ようです。 また、歯の生えていない乳児の離乳食や、老人の介護食に最 適です。 最近では、三重県内の高速道路のサービスエリアや道の駅な どでも食べられるそうです。 皆さんもぜひ1度食べてみてはいかがですか。 21 はなしょうぶで募集した行事などは、報道機関の取材などに より、氏名や写真・映像などが公開される場合があります。 はなしょうぶに掲載する原稿を募集しています。 県内の視覚障がい者に関する情報や体験記、川柳・俳句・短 歌などをお寄せ下さい。 なお、分量は短くてもかまいませんが、最長でもメールや墨 字の場合 1,300 字以内、点字は 80 行以内、録音は 5 分以内に まとめていただくようお願いします。 ただし、お寄せ頂いた原稿は調整をさせていただく場合や、 掲載できない場合もあります。ご了承下さい。 はなしょうぶは、点字版、テープ版、デイジー版、墨字版、 音声コード版で発行し、Eメールでの送付も行っています。ま た、ホームページにも登載しています。 お送りする情報手段の変更や送付中止などは、支援センター まで。 「はなしょうぶ」に対するご意見・ご希望もお寄せ下さい。 編集発行 三重県視覚障害者支援センター 社会福祉法人 三重県視覚障害者協会 会長 内田 順朗 点字図書館 059-228-6367、生活訓練 059-213-7301 IT 059-213-7300、事務局・購買 059-228-3463 ファックス 059-228-8425 HP http://www.zc.ztv.ne.jp/mieten/p/ Eメール mieten@zc.ztv.ne.jp 開館日 月曜日から土曜日まで 休館日 日曜日、祝日、年末年始 開館時間 午前 9 時から午後 5 時まで 22
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