第74回全道将棋選手権大会兼 第70回全日本アマチュア名人戦 北海道予選大会 優勝者 武沢 涼介さん (滝川高等学校 囲碁将棋部/ 15歳) 自分の将棋で上を目指します。 7月に開催されたアマチュア将棋の全道大会で見事優勝し、19年ぶりの高校生王者となった武 沢さん。9月3日㈯から開催される全日本大会に北海道代表として出場します。圧倒的な強さを 持つ高校生棋士に、将棋との出会いや対局への思い、大会への意気込みについてお伺いしました。 将 棋を始めたきっかけは、5歳の時に祖父から教えて もらったことでした。小学校に入ってから、さらに 強い人と対局したいと思うようになってきたときに出会っ たのが、師匠でもある市内に住む将棋愛好家の方です。小 学校2年生のころからその方の家に頻繁に通い、1対1で の対局を繰り返していく中で、勝つための思考や自分らし い棋風といったものが育てられてきたのではないかと思い ます。5年生からは小学生大会に出場し、2回目に出場し た小学生名人戦では全国3位になったこともあります。た だ、中学生になってからしばらくはあまり成績が振るわな かったので、昨年今年と良い成績を残し、また大きな大会 に出場できるようになったことをうれしく感じています。 普段強く意識しているわけではないのですが、自分の指 し方は「相手の手を殺す」受けの棋風だとよく言われます。 将棋部の顧問の先生にも「真綿で首を絞めるような将棋。 攻めていてもどんどん手段が消されていき、気が付くと身 動きが取れなくなっている」と評価されたことがあります。 自分としては攻守にかかわらず、思い通りに局面を動かし ていくことが将棋の楽しさだと感じているので、これから も主張を貫き通す、自分らしい指し方で挑んでいきたいと 考えています。 将棋というとお年寄りが指すイメージが強いかと思いま すが、最近では10代、20代の実力者が増えてきています。 プロにも若い方が増えてきていますし、今回の全国大会に も多くの若手棋士が集まります。理由としてはインター ネットの普及が大きく、プロの対局の様子や過去の棋譜な どを知りたいと思った時にすぐに調べることができ、遠方 にいる相手とも対局できるようになったからだと思いま す。若い世代ももちろんですが、同時に地方出身の棋士も 活躍してきているので、自分やこれから始めたい人たちに もチャンスがある時代だと感じています。 全国大会出場は昨年に続き2回目ですが、正直に言うと どこまで勝ち残れるかはわかりません。もちろん勝つとい う気持ちは強く持っていますが、後悔が無いよう、何より も自分が楽しいと感じている「意思を通す、思いを貫く」将 棋を指してきたいと思います。 き ふ う き ふ ◆美術自然史館のタイムトンネ ル、怖がる子と楽しむ子の2つに わかれるそうです。私はあの暗い 感じが好きな子どもでした。今で 矢 はただ通るだけでなく、きちんと 解説を読む大人になりました。 ◆毎年この時期になると、数か月 先の健康診断に向けて体調 (体重) を整えようとするのですが、いろ いろな誘惑にいつも負けたまま健 山 診日を迎え、体重や健診結果の数 村 値にがっかり。今度こそは! この広報紙は道 産間伐材を使用 しています。 ◆ 「夢まち人」 の武沢君。天才将棋 ◀携帯電話用QRコード(ス マートフォンの方はホーム ページをご利用ください) 少年の素顔は、全道から集まった ■発行/滝川市 ■編集/総務部企画課 ■印刷/㈱須田製版 ◆滝川市役所インフォメーション 〒073-8686 北海道滝川市大町1丁目2番15号 TEL 0125-23-1234・FAX 23-5775 e - m a i l info@city.takikawa.hokkaido.jp ホームページ http://www.city.takikawa.hokkaido.jp/ 携帯電話サイト http://www.city.takikawa.hokkaido.jp/m/ 猛者を下してきた恐ろしいまで 9 の強さが意外なほどに、謙虚で物 2016. 腰柔らかな、さわやか好青年でし 広報たきかわ た 。全国大会応援しています ! 人口 41,420人(前月比:+3)/男 19,581人 /女 21,839 人 /世帯数 21,564世帯 (平成28年7月31日現在) 広報たきかわ 24
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