2007 No.36 10 Yokohama National University 特集:情報基盤センターの紹介 To p i c s 1 特 集 情報基盤センターの紹介 従来の電話・電子メール機能に加えて、音楽や動画が 楽しめて、かつGPS(global positioning system全地 球位置発見システム)や地上デジタル放送も視聴できる ようになった「ケイタイ」に代表されるように、ICT (Information and Communication Technolgy情報通 信技術)は現在もなお急速に発展しています。大学にお いても、研究面のほか、Webを利用したホームページな どの情報発信、マルチメディアを利用した講義、ネット ワークを通して双方向でやりとりの出来るE-Learningシ ステムなどのように運営面、教育面でのICTの利用が進ん でいます。本センターの役割は、このICTの発展に対応し て変化してきました。IBMに代表される大型計算機の時 代は、数百元、数千元連立方程式を解くというような数 値データによる大規模計算への研究教育面での支援を主 な役割としていたため、「電子計算機センター」と呼ばれ ていました。その後、マイコン(パーソナルコンピュー タ)が登場し大学内にパソコン室が整備され、それらを 結ぶキャンパスネットワークも敷設されるようになり、 文部省がすすめたSINET(Science Information Network全国大学間学術情報ネットワーク)を経由して インターネットに接続できるようになると、教育用パソ コンやネットワークの管理運営の業務が加わり、専任の スタッフも増えて「総合情報処理センター」になりまし た。さらに、21世紀にはいると、パソコンの高機能化、 Webサーバー・電子メールシステムなどインターネット 技術の発展、数値データだけでなく画像、音声、動画情 報のデジタル化によるマルチメディアとしての情報処理 技術の進展などがあり、大学内でも情報関係の研究や教 育だけでなく、語学など人文社会科学の分野でのICTの活 用が本格化してきました。これらの発展を踏まえ、大学 におけるハードとソフトを含む基幹的な情報システムや ネットワークシステムを学術の情報基盤と捉えて、それ らを安定的に支援するために、本年4月に「情報基盤セ ンター」に改組されました。 情報基盤センターは、「情報ネットワーク部門」と「教 育支援システム部門」の常設部門及び複数の「研究プロ Campus News 01 ジェクト部門」から構成されています。教職員・大学院 生などの学術研究と学部生の情報処理関連授業を支援す る「研究・教育用計算機システム」及び学内部局間・学 外へのインターネット接続のためのネットワーク環境 ( 「キャンパス情報ネットワークシステム」 )を提供する他、 先端情報技術の調査・研究・開発とそれらの学内情報・ 通信環境への適用、セキュリティの確保、情報関連の教 育、長期的な戦略に基づく情報基盤構築の提案などを主 な任務としています。 改組に当たって新しく設けられた「研究プロジェクト 部門」では、急速に進展するICTを大学の情報システムや ネットワークシステムに応用するためのプロジェクト研 究が行われます。現在、以下の3つのプロジェクトが活 動しています。 a)『ハイビジョン遠隔講義スタジオとコンテンツ作成 システムの構築』 b)『ゲーミングシミュレーション教育の全学的展開』 c)『センター管理PCを活用した大規模数値シミュレ ーションの実施に関する調査』 これらプロジェクトの内、a)は平成19年度「大学院教 育改革」プログラムに採択された『医療・福祉分野で活 躍できる情報系人材育成』の一部として、また、b)は平 成19年度「特色GP(Good Practice)」として採択さ れた『体験型経営学教育のための教員養成計画』の一部 として情報基盤センターも協力することになっています。 また、サービス向上の一環として利用者の意見を反映す るための「ユーザー会」もあります。ユーザー会は、工学 部の柴田教授を会長として、「授業支援システム」、「フリ ーソフト」 、 「Linux(unix)」の3つの分科会が設置されてい ます。今後、学生の参加も予定していますので、ICTに興 味ある人は是非貴重なご意見などをお寄せください。 以下にセンターの提供しているサービスとして、教育 (サテライト)PCのサービス、インターネット関連サー ビス、授業支援サービス、UNIXの利用、教育サービスに ついて、項目ごとに具体的に紹介します。 情報基盤センター長 長谷部 勇一 To p i c s 2 教育(サテライト)PCのサービス 情報基盤センターでは、全学に約600台のパソコンを 設置しています。内訳はセンターのパソコン教育室に約 200台、その他附属図書館や各学部等の13箇所のサテ ライト教室などに約400台設置しています。 これらのPCにはMicrosoft-Windows系データ解析 ツール、文書処理ツールおよび各種プログラミング言語 や高度な専門ソフトを搭載しています。 また、これらのPCは授業で使用するほか、附属図書 館など教室以外のオープンスペースのPC約90台と、授 業後の教室開放PC約110台は、21時まで自由自習に 利用できます。 サテライトPC(ハード) ・ オンデマンドプリンタの設置場所 センターのサテライトPCとオンデマンドプリンタ は次の図、表のように設置されています。印刷は、 オンデマンド方式により、どこのプリンタからでも 印刷できます。(印刷できる枚数は、一人当たり月 100枚以内、年間500枚以内に制限しています。) 情報基盤センター教育室 サテライト教室 設置場所 パソコン教育室A パソコン教育室B パソコン教育室C パソコン教育室D 教育人間科学部 第2研究棟 520室 教育人間科学部 教育実践総合センター 経済学部 新研究棟3F 301室 経営学部1号館 低層部2F PC1室 経営学部1号館 低層部2F PC2室 生産工学科1号棟 226室 船舶海洋工学棟 106室 総合研究棟 W棟 204室 中央図書館 2F PCプラザ 中央図書館 3F PCプラザ 理工系図書館 留学生センター ロビー 学務部庁舎 パソコンコーナー パソコン台数 プリンタ台数 53 2 53 2 53 2 53 2 34 1 26 0 53 1 21 1 21 1 53 2 8 1 53 2 51 2 14 0 9 1 10 1 5 1 ・附属図書館…図書館の開館時間中にご利用できます。 ・他のサテライト教室の利用時間は、http://www.ipc.ynu.ac.jp/ をご覧下さい 02 Campus News To p i c s 特 集 ソフトウェアリスト Windows系ソフト OS データ解析ツール ●Windows XP Professional(起動用OS) ●Hummingbird Exceed V10J ●Cygwin(GCC開発環境を含む) ■同時使用数50台 ●Mathematica5.1 ●SPSS(BASE System、Advanced Model、Regression Model、Tables) ●MuPAD Lite ●LabVIEW ●TSP5.0 ●Arc GIS ■同時利用数制限なし ●MOLMOL ●Ras Mol ●Sci Lab Campus News 03 ●METI-LIS ●Gauss Lite6.0 計算機言語 ●Microsoft Visual Basic.NET 2003 ●Microsoft Visual C++.NET 2003 ●NAG Ware Fortran 90/95 Compiler(同時使用数150台) ●WinGW GCC、Active Perl ●JAVA言語開発環境 文書処理ツール ●Microsoft Office Professional 2003 ●Adobe Acrobat7.0 Standard(同時使用数50台) ●TEX for Windows ●TeraPad ●EmEditor 図形・3Dグラフィック ツール ●Ngraph for Windows ●SOLID Works(同時利用数制限あり) ●POV-RAY ●Open GL Utility Tool Kit ネットワークツール ●Tera Term Pro+TTSH Utilityツール ●圧縮解凍ソフトLhaca ●タイピング練習i-Typing ●検索ソフトKWIC Finder ●Quick Time Player ●Macro Media Flash Player ●PuTTY ●SFTP ●FFFTP ●GSView To p i c s 授業担当教員からのお薦めソフトウェア(原文のまま) てみてはいかがですか? ArcGIS: (環境情報研究院:吉田聡先生) ArcGISは世界No.1のシェアを誇る地理情報システムで、 地図や空間分布図の作成から、位置情報を基にした空間解 SPSS:(国際社会科学研究科:村本由紀子先生) 析、属性情報を基にした解析、ネットワーク解析まで幅広 学生のみなさんが卒業論文や修士論文のための研究を進 い利用が可能です。地域の様々な課題解決は、地域の空間 めていくとき、自分のリサーチ・クエスチョンに対する答 的特徴、社会的特徴を十分に知ることから始まります。 えを得るための研究方法論はさまざまですが、「調査や実験 皆さんも研究にArcGISを利用してみませんか?本学では による実証データの収集」というのも、有効な方法のひと 400名の同時使用が可能なライセンスを取得しており、全 つです。得られたデータを適切に分析し、自らの研究仮説 てのパソコン教育室で利用が可能です。 を科学的に検証することによって、説得力のある議論を展 開することができるようになります。 SPSSは、そうしたデータの統計的解析のための優れた Mathematica: (工学研究院:柴田槇雄先生) 数式処理ソフトというのを知っていますか?コンピュータ ソフトウェアのひとつです。基本的な記述統計から各種の は計算が得意ですが数値計算だけではなく、因数分解や方程 多変量解析プログラムまで、多くのメニューが標準装備さ 式の根を求めたりすることのできるソフトのことです。その れており、初級者でもクリック操作だけで簡単に多彩なデ ようなソフトはいくつかありますが、本学のセンターでは ータ分析を実施することができます。授業でSPSSの使い Wolfram Research社のMathematicaが使えます。数式 方を学ぶ機会のない人でも、数多くのわかりやすいマニュ 処理は理工系のみならず、広い分野で活用されています。 アル本が出版されているので、気軽に触れてみることをお 勧めします。 様々な問題を解析する途上で、積分ができない、微分方 調査や実験で“自分のデータ”を手にしたら、是非、あ 程式の解が見付からない、多元の連立方程式を解かなけれ ばならない、最適化条件を見つけたいなどの困難に遭遇し、 れこれと試行錯誤しながらさまざまな分析を行って、その そこであきらめてしまうということがありますがそんなと データと格闘してみてください。思わぬメッセージを発し きにMathematicaが役に立ちます。数学が苦手という人に てくれることでしょう。 とっては救世主のようなものかも知れません。数学が得意 Scilab:(工学研究院:杉内 肇先生) な人にとっても更に複雑な問題に挑戦することを可能にし ています。使い方は単純で、プログラミングの知識などは Scilabはフランスの国立研究機関 INRIAと ENPCでシス 必要とせず、基本的な約束事を覚えるのに短期間の努力で テム制御や信号処理向けに開発された数値計算システムで、 済みます。Webサイトに多くのページがあり、Wolfram 無料で配布されています. Research社のホームページには完全referenceが公開され 有用な数値計算アルゴリズムの多くを実装しており、行 ている他、初心者向けの入門ページ(http://bach.istc.kobe- 列の固有値計算、各種シミュレーション、最適化計算、制 u.ac.jp/mma/nyumon/)などもあります。初めて使ってみ 御系設計、信号処理等に使えます. また、プログラミング環境も提供されており、ユーザが た人は「こんなことができるんだ!」という感銘を受ける 独自の数値計算プログラムを作成することも可能です. と思います。大学の資源を活用して、新しい世界へ挑戦し 自宅からセンターPCの利用方法 リモートデスクトップPC(RDTPC)は、「情報基盤センター管理PC」(当センターパソコン教育室、各サテライト教室) と同じ環境で利用できる仮想端末のことです。 RDTPCは、研究室や自宅からホームページを閲覧するブラウザで、利用できます。 インターネット ・センター管理の高価なソフト(MS/Office,Mathematica,SPSSなど)が使えます。 ・電子ジャーナル、学内限定Web情報が閲覧できます。 自宅から ・夜間や休日でも大学で行っていた課題の続きができます。 時 利 間 用 ・一般利用「学生」の入り口 で 月曜日∼金曜日 18時∼翌日8時/土曜日∼日曜日 24時間 き る ※ただし、8:00∼8:30の間に一旦電源をOFF/ONします。 詳しくは、次のWebサイトをご覧下さい。 情報基盤センター管理室 研究室から 横浜国立大学 学内ネットワーク http://www.ipc.ynu.ac.jp/Remote/rdtpc.html 04 Campus News To p i c s 3 特 集 インターネット関連サービス インターネットサービスの一環として、Webメールサービ スを提供しています。 宅から学内限定のサービスを利用するには、VPN接続サー ビスを提供しています。 Webメールはブラウザがあればどこからでも利用可能で す。 携帯電話からメールの送受信や転送もできます。また、自 さらに、持ち込みPCをキャンパスネットワークに接続す るために、有線・無線認証ネットワークが附属図書館などに あります。 ユーザID・パスワード 大学に入学した学生は、全員に「ユーザID」が付与されます。このユーザIDとパスワードによって、 センター関連のサービスが利用できます。 パスワードは、他人に推測されないよう時々、変更するようにしましょう。 パスワードの変更は、センターのWebページ又はパスワード発行機から変更できます。 パスワード発行機での変更(利用するには、学生証が必要です。 ) <設置場所> ・情報基盤センターA・B教育室前 ・附属図書館PCプラザ ・学務部 パスワード発行機 ynuメールアドレスとWebメール ユーザIDと初期パスワードが割当てられると、同時に@y メールシステムは、初心者でもパソコンの面倒な設定なし nuメールアドレス(ユーザIDの右に@ynu.ac.jpが付きます) で 手 軽 に Webブ ラ ウ ザ か ら Webメ ー ル (@ynuMail / の利用もできるようになります。このメールアドレスは、学 Active!Mailとも呼びます)にログインして使えます。ブラウ 務担当係からの事務連絡、授業担当教員から課題等に関する ザを使うので出先や自宅でメールを見ることもできます。ま 連絡、本センターからパソコン使用上の警告(例えば、印刷 た、Webメールサーバとの通信は、データがすべて暗号化さ できる残り枚数、ファイル保存容量の上限超過、パスワード れますので安心して使えます。 の注意喚起)など、本学から大事なお知らせの送付先として 使われています。 Webメールの利用はhttps://mail.ynu.ac.jp/または当セ ンターのWebサイトにアクセスして下さい。 セキュリティ パソコンを安全に利用するために、以下のことに注意して でアクセスする ください。 安全であることが確認できないwebサイトにはアクセスし ソフトウェアを最新版に更新する ない ウイルスパターンファイルを常に最新の状態に保つ 見知らぬ人からの電子メールの添付ファイルに注意する 推測し難いパスワードを設定し、定期的に変更する ※詳細は スクリーンをパスワードでロックする http://www.jpcert.or.jp/magazine/security/illust/ Web ブラウザのセキュリティ設定を確認し、安全な設定 をご覧ください。 VPNサービス(電子ジャーナル) VPNサービスは、学内限定のサービスを学外からも利用で きるようにするものです。 例えば、附属図書館提供の電子ジャーナルやオンラインデ ときに必要となる ID・パスワードと同一)が必要です。ユー ザIDを取得していない方は、利用前にユーザIDを取得してく ださい。利用時間は、一度の利用で最大3時間です。 ータベース検索を当センターのSSL-VPNサービスを利用す ることにより利用できます。 ●利用① 利用には、情報基盤センターが提供するユーザIDとパスワ https://vpngate.ipc.ynu.ac.jp/または ード (@ynu.ac.jp メールやセンター教室パソコンを利用する http://www.ipc.ynu.ac.jp/からアクセスしてください。 持ち込みのパソコンのネットワーク接続 持ち込みのパソコンを学内ネットワークへ接続すること ができます。 利用方法については http://www.lib.ynu.ac.jp/ANNAI/SISETU/noline_lan.html http://www.lib.ynu.ac.jp/ANNAI/SISETU/line_lan.html をご覧ください。 Campus News 05 ●利用できる場所(附属図書館) 場 所 電源設備 接続方式 1F情報ラウンジ・カフェ なし 無線LAN 3Fパノラマ閲覧席 あり 有線LAN To p i c s 4 授業支援サービス 授業支援システムは、ネットワーク経由で授業担当教員 が配布した授業資料の受け取りや教員へ課題やレポートの 提出などができます。 また教員からシラバスの提示や視覚教材による授業やテ ストを行ったり、学生が自宅などからインターネット経由 で学習や復習ができます。 授業及び学習を支援・管理するLearning Management System(LMS)であり、主な機能は以下のとおりです。 1.授業概要参照 2.教材配布機能(1file/ 10MBまで) 3.コンテンツ学習機能 4.授業内容確認・習熟度確認テスト機能 5.レポート提出機能(1file/ 20MBまで) 6.質問回答機能 7.レポート採点機能 8.学習履歴管理機能 5 UNIXの利用 教育用Unixシステムは、Unix環境でのプログラミングやアプリケーション操作方法の習得などを目的としたサーバです。 科学計算やインターネットの各種サービスは、Unixベースのものが多いのでUnixを熟知することが重要です。 Unixシステムは学内学外のどこからも利用できます。 利用方法 ●リモートアクセス(研究室や自宅からのアクセス) 、@ynuMailと同じユーザー Dを使ってログインします。 [ホスト名]unixedu.ipc.ynu.ac.jp アクセス元 学外から 学内から 方法・種類 情報基盤センターPC環境にログインしたのち、Exceedを立ち上げてアクセスしてく 間 RDTPC 接 (リモートデスクトップPC)経由 ださい。 SSH SSH(ただし、ポート番号をdefault値から変更してあります。詳し 直 遠隔操作 TELNET くは情報基盤センター授業担当にお尋ねください。 ) 接 ファイル転送 FTP なし ※RDTPC、Exceedの利用方法についてはセンターホームページに掲載されていますのでそちらをご覧ください。 ●注意事項:毎朝8時にシステムの再起動を行います(その時点で実行中のジョブは破棄されます) 。 ●ツール、アプリケーション 言語処理系 グラフィックス その他 gcc(GNU project C Compiler) g77(GNU project ANSI FORTRAN77 Compiler) g++(GNU project C++ Compiler) perl(Practical Extraction and Report Language) GNU Compiler Collection Ngraph … 2次元グラフ作成ツール OpenGL(Open Graphics Library) … 3次元グラフィックスAPI tgif … ドロー系作画ツール pico … 簡易テキストエディタ ce … 簡易テキストエディタ rcs(Revision Control System) … システム開発バージョン管理ソフト gdb(GNU project Debugger ) … GNU版デバッグツール 06 Campus News To p i c s 6 特 集 教育サービス 情報基盤センターでは、学生・教職員対象にITネットワー クの知識や構築技術のための講習会を年数回開催していま す。講習会はシスコシステムズ社が提供するネットワーク 受講者の声 ○教育人間科学部3年生 キングアカデミー・プログラムに準拠したCCNA(Cisco 就職先で基本情報処理試験の資格を取ることが求められ Certified Network Associate)講座を開設しています。こ ていたので、それに活かそうと考えて受講しました。 のプログラムは、実際のネットワーク機器を使用したネッ CCNA1は主にネットワークとコンピュータの基本事項 トワークの構築実習などにより、実践的なネットワーク理 について扱っていたので、どの内容も非常にためになった 論と技術を取得できます。CCNAはネットワーク業界で公 と思います。 認されている世界共通のネットワーク技術者の認定資格で す。 また、オンラインで自宅からも予習や復習が可能だった ので、分からない箇所を確認するのにとても役立ちました。 プログラムの開始以来2年間で多くの学生や教職員が受講 ○環境情報学院大学院2年生 して、研究・教育活動、学生の就職、資格取得などの面で 現在、私は研究室のネットワークを管理している人間の 好評を博しています。本学の学生であれば、誰でも無料で 一人なのですが、今回の講習会で得られた知識を生かして 受講することができます。(単位には認定されません) 以前よりも自信を持って作業に取り組めると思います. ○学部事務職員 TCP/IPは、多少知っているつもりでしたが、知らない 事がたくさんあって非常に勉強になりました。 CCNAの特徴と効果 1.Webによる予習・復習、教室授業とE-Learningの教育 手法を結合する 2.基礎からの丁寧な授業 3.研究室や企業の情報ネットワークを構築する技術及び管 理能力の取得 4.ネットワークに関する技術と知識が身に付けられるので 即戦力になり就職時に有利 5.高等学校の教科「情報」の教員免許取得に有利 7 情報基盤センターメンバー センター長 情報ネットワーク 部門 教育支援システム 部門 技術専門職員 教 授 長谷部 勇一 教 授 有澤 博(兼務教員) 准教授 徐 浩源 助 手 志村 俊也 教 授 額田 順二(兼務教員) 助 手 千賀 恵美子 森 雅一 大山 清志 研究プロジェクト部門 a)『ハイビジョン遠隔講義スタジオとコンテンツ作成システムの構築』 有澤博教授(代表:兼務教員) 、田村直良教授、森辰則教授、 富井尚志准教授 b)『ゲーミングシミュレーション教育の全学的展開』 白井宏明教授(代表:兼務教員) 、田名部元成准教授、 馬奈木俊介准教授、高田一教授 c)『センター管理PCを活用した大規模数値シミュレーションの実施に 関する調査』 松井和己講師(代表:兼務教員) 、山田貴博准教授 ユーザー会 ○YNU授業支援システム分科会 ○フリーソフト利用促進分科会 ○Unix(Linux)利用分科会 事務担当 図書館・情報部情報企画課情報企画係 Campus News 07 To p i c s フロアマップ 問い合わせ先一覧 ユーザID・パスワードについて jk-cms@ynu.ac.jp センター管理PC・プリンタについて jk-class@ynu.ac;jp 4394 4393 電子メールの利用について jk-cms@ynu.ac.jp 4394 パソコン教育室の利用について jk-class@ynu.ac;jp 4391 リモートデスクトップPC(RDTPC) jk-cms@ynu.ac.jp の利用について 4394 Unixeduの利用について jk-class@ynu.ac.jp 4393 電子ジャーナルの利用について jk-netwk@ynu.ac.jp 4391 講習会(シスコ・ネットワーキング haoyuan@ynu.ac.jp netacad@ynu.ac.jp 4392 アカデミー)のご案内 (申込専用) ネットワークの利用について jk-netwk@ynu.ac.jp 4391 ウイルス駆除ソフトの利用について jk-jimu@ynu.ac.jp 4390 08 Campus News Campus News 校内ニュース 第56回関東甲信越大学体育大会 17種目で熱戦を展開! 第56回関東甲信越大学体育大会が8月20日(火) から8月29日(水)までの10日間にわたって、22の会場で開催され、 関東甲信越地区にある13の国公立大学(茨城大、筑波大、宇都宮大、信州大、新潟大、長岡技科大、群馬大、埼玉大、 都留文科大、山梨大、千葉大、横浜国大、横浜市大)の学生が参加し、熱戦が繰り広げられました。 本学は17種目中15種目に参加し、入賞した種目は以下のとおりとなりました。 競技種目別団体戦成績一覧 当番 大学 競 技 種 目 陸上競技 テニス 茨 城 大 学 バスケットボール 剣道 卓球 宇 都 宮 大 学 男 女 男 女 男 女 男 女 優 勝 山梨大学 筑波大学 筑波大学 筑波大学 筑波大学 埼玉大学 茨城大学 茨城大学 男 新潟大学 女 新潟大学 硬式野球 横浜国立大学 サッカー 宇都宮大学 ソフトテニス 水泳 体操 柔道 男 女 男 女 男 女 信州大学 群馬大学 埼玉大学 千葉大学 新潟大学 山梨大学 男 埼玉大学 準硬式野球 ラグビー 筑 波 大 学 弓道 バレーボール バドミントン 空手 Campus News 09 都留文科大学 A B 男 女 男 女 男 女 防具 自由 横浜国立大学 新潟大学 信州大学 筑波大学 筑波大学 宇都宮大学 茨城大学 筑波大学 千葉大学 筑波大学 成 績 準 優 勝 第 3 位 筑波大学 群馬大学 都留文科大学 横浜国立大学 千葉大学 横浜市立大学 茨城大学 千葉大学 新潟大学 群馬大学 茨城大学 信州大学 埼玉大学 宇都宮大学 埼玉大学 宇都宮大学 茨城大学 筑波大学 横浜国立大学 茨城大学 宇都宮大学 千葉大学 筑波大学 宇都宮大学 新潟大学 筑波大学 千葉大学 群馬大学 埼玉大学 筑波大学 茨城大学 新潟大学 千葉大学 群馬大学 埼玉大学 筑波大学 横浜国立大学 新潟大学 宇都宮大学 新潟大学 筑波大学 山梨大学 群馬大学 山梨大学 新潟大学 筑波大学 信州大学 山梨大学 筑波大学 埼玉大学 茨城大学 横浜市立大学 宇都宮大学 新潟大学 山梨大学 筑波大学 千葉大学 新潟大学 埼玉大学 横浜市立大学 山梨大学 埼玉大学 信州大学 群馬大学 成 績 22年連続優勝 10年連続優勝 8年連続優勝 11年連続優勝 2年連続優勝 7年連続優勝 2年連続優勝 9年連続優勝 2年連続優勝 2年連続優勝 2年連続優勝 4年連続優勝 Campus News 本学学生が3位以内に入賞した個人種目成績一覧 陸 上 競 技 種 目 男子100m 男子1500m 男子5000m 順 位 第1位 第1位 第1位 女子4×100mR 第3位 女子走高跳 第1位 第1位 第3位 氏 名 箕 輪 哲 志 中 山 壮 一 中 山 壮 一 倉 田 秀 樹 前 田 慧 箕 輪 哲 志 安 土 悠 太 長谷川 達 郎 安 土 悠 太 渡 邊 亮 前 田 慧 福 良 翔 福 良 翔 東 谷 洵 木 村 文 子 與 儀 芽 衣 本 間 南 木 村 文 子 高 橋 絵梨佳 與 儀 芽 衣 小 澤 美 希 木 村 文 子 加 藤 苑 美 男子4×100mR 第3位 男子4×400mR 第3位 男子走高跳 男子三段跳 男子やり投 第3位 第3位 第2位 第1位 第3位 種 目 男子個人戦(20射) 順 位 第1位 氏 名 学部・学年 犬 伏 賢 三 経営学部・2年 備 考 種 目 男子400m自由形 男子100m背泳ぎ 男子200m背泳ぎ 男子100m平泳ぎ 男子200m平泳ぎ 男子400m個人メドレー 順 位 第2位 第2位 第3位 第1位 第3位 第2位 第2位 学部・学年 工学部・2年 教育人間科学部・3年 教育人間科学部・3年 経営学部・2年 経営学部・2年 工学部・2年 工学部・2年 経営学部・2年 工学部・3年 教育人間科学部・3年 備 考 男子400mメドレーリレー 氏 名 岩 村 宗 俊 田 中 賢 史 田 中 賢 史 田 所 大 地 田 所 大 地 岩 村 宗 俊 岩 村 宗 俊 田 所 大 地 森 田 孝 治 田 中 賢 史 氏 名 学部・学年 澁 田 翔 平 経営学部・2年 松 尾 龍 教育人間科学部・2年 備 考 氏 名 学部・学年 森 田 泉 教育人間科学部・2年 鞭 馬 綾 乃 教育人間科学部・3年 備 考 女子100mH 女子走幅跳 弓 道 水 泳 テソ ニフ スト 柔 道 種 目 順 位 男子個人戦 第2位 種 目 女子52kg以下級 女子57kg以下級 順 位 第3位 第2位 学部・学年 経営学部・2年 工学部・4年 工学部・4年 工学部・4年 教育人間科学部・3年 経営学部・2年 経営学部・2年 経済学部・3年 経営学部・2年 教育人間科学部・2年 教育人間科学部・3年 教育人間科学部・3年 教育人間科学部・3年 教育人間科学部・3年 教育人間科学部・1年 教育人間科学部・3年 教育人間科学部・4年 教育人間科学部・1年 教育人間科学部・4年 教育人間科学部・3年 教育人間科学部・2年 教育人間科学部・1年 教育人間科学部・1年 備 考 10 Campus News Campus News 校内ニュース 届出団体の活動日程 平成19年10月以降の本学届出団体の活動日程は下記のとおりになっています。 各大学リーグ等で活躍が期待されますので、皆さん是非応援してください。 体 育 系 部活動名 アメリカンフット ボール部 剣道部 硬式野球部 準硬式野球部 ハンドボール部 ヨット部 ラグビー部 陸上競技部 大会名等 試合日 会場 関東学生1部秋季リーグ戦 VS早稲田大学 平成19年10月7日(日) 13時15分キックオフ 関東学生1部秋季リーグ戦 VS武蔵工業大学 平成19年10月20日(土) アミノバイタル 16時30分キックオフ フィールド 関東学生1部秋季リーグ戦 VS帝京大学 平成19年11月3日(土) 16時30分キックオフ 関東学生1部秋季リーグ戦 VS専修大学 平成19年11月17日(土) 夢の島陸上競技場 13時45分キックオフ 第53回 関東学生剣道新人戦大会 平成19年12月8日(土) 東京武道館 神奈川大学2部秋季リーグ戦 VS田園調布学園大学 平成19年10月6日(土) 10時30分試合開始 大和引地台球場 神奈川大学2部秋季リーグ戦 VS田園調布学園大学 平成19年10月7日(日) 13時00分試合開始 関東学院大学球場 平成19年度秋季リーグ戦 VS松蔭大学 平成19年10月1日(月) 10時00分試合開始 横浜スタジアム 平成19年度秋季リーグ戦 VS関東学院大学 平成19年10月4日(木) 10時00分試合開始 横浜スタジアム 平成19年度秋季リーグ戦 VS神奈川大学 平成19年10月10日(水) 横浜スタジアム 12時30分試合開始 平成19年度秋季リーグ戦 VS防衛大学 平成19年10月15日(月) 横浜スタジアム 12時30分試合開始 関東学生4部秋季リーグ戦 VS成蹊大学 平成19年10月7日(日) 11時00分試合開始 秋季関東学生 ヨット選手権大会予選 平成19年10月5日(金) 神奈川県 ∼平成19年10月8日(月) 葉山森戸海岸沖 秋季関東学生 ヨット選手権大会決勝 平成19年10月12日(金) 神奈川県 ∼平成19年10月14日(日) 葉山森戸海岸沖 全日本学生ヨット選手権大会 平成19年10月31日(水) 琵琶湖 ∼平成19年11月4日(日) 関東大学リーグ戦4部 VS埼玉大学 平成19年10月14日(日) 獨協大学 14時00分試合開始 グラウンド 関東大学リーグ戦4部 VS駒澤大学 平成19年10月21日(日) 獨協大学 14時00分試合開始 グラウンド 関東大学リーグ戦4部 VS桜美林大学 平成19年11月4日(日) 12時00分試合開始 関東大学リーグ戦4部 VS城西大学 平成19年11月11日(日) 獨協大学 14時00分試合開始 グラウンド 関東大学リーグ戦4部 VS獨協大学 平成19年11月25日(日) 横浜国立大学 12時00分試合開始 グラウンド 第84回東京箱根間 往復大学駅伝競走予選会 平成19年10月20日(土) 昭和記念公園 連絡先 川崎球場 アミノバイタル フィールド 東洋大学体育館 横浜国立大学 グラウンド 関東アメリカン フットボール連盟 info@kcfa.jp 関東学生剣道連盟 03-3126-2446 神奈川大学野球連盟 045-663-8980 神奈川大学 準硬式野球連盟 http://kjunkoushiki. web.fc2.com/ 関東学生ハンドボール連盟 03-3589-4365 関東学生ヨット連盟 gakurenyacht @yahoo.co.jp 全日本学生ヨット連盟 http://www.jsaf.or.jp/ zennihon/index2.html 関東ラグビー フットボール協会 info@rugby.or.jp 関東学生陸上競技連盟 03-5411-1488 文 化 系 部活動名 大会名等 金管セクションコンサート'07 管弦楽団 吹奏楽団 Campus News 11 試合日 会場 連絡先 第89回定期演奏会 男女共同参画センター横浜 横浜国立大学管弦楽団 平成19年10月20日(土) みなとみらいホール小ホール ynuorch@ 平成19年12月8日(土) みなとみらいホール大ホール official-site.net 第24回定期演奏会 平成19年12月25日(火) みなとみらいホール大ホール 第10回弦セクションコンサート 平成19年10月6日(土) 横浜国立大学吹奏楽団 ynusb2admin@gmail.com Campus News 工学府修了生 溝辺優太さん 「日本機械学会フェロー賞」を受賞! 大学院工学府博士課程前期(指導教員:安藤 柱 教授、高橋 宏治 准教授)を今年3 月に修了した溝辺 優太さん(現住友金属工業(株))は、昨年の11月に千葉大学にお いて開催された日本機械学会第14回機械材料・材料加工技術講演会において、 「Si3N4/SiC複合セラミックスのき裂治癒挙動に及ぼす負荷応力の影響(その場観察に よる評価)」という題目で講演を行い、日本機械学会フェロー賞を受賞しました。本講 演会では溝辺さんを含む2名が受賞しました。本大学で開発されたセラミックスは、 使用環境を想定した高温域の過酷な引張応力下において、き裂を自己治癒できること を、溝辺さんらが直接観察により明らかにした ものです。 日本機械学会フェロー賞は、大学院学生および企業若手研究者の意識高揚のた め、フェロー寄付金により設立され2004年3月より贈賞をしています。規定に より、学会講演会において優れた講演を行った日本機械学会の学生員および准員 に対して「フェロー賞(若手優秀講演)」として顕彰することによって若者に自 信と誇りを与え、学会が若手の専門家育成を支援し、もって科学技術創造立国の ための人材育成に貢献することを目的としています。 環境情報学府博士課程前期2年の鎌田卓磨さんと博士課程後期1年逆瀬川大佐さん 「日本接着学会第45回年次大会ベストポスター賞」を受賞! 2007年6月28日(木)から29日(金)に、東京大学弥生講堂にて、日本接着学会第 45回年次大会が開催され、大学院環境情報学府マテリアルシステムコース博士課程前 期2年の鎌田卓磨さんと博士課程後期1年逆瀬川大佐さん(指導教員:鈴木淳史教授) が、「日本接着学会第45回年次大会ベストポスター賞」を受賞しました。研究題目は 「ハイドロゲル表面の特異な構造を利用した新しい粘着方法の開発」です。 ハイドロゲル表面の物理・化学的特性と外部環境変化への応答特性を利用して、ゲ ル/ゲル間の新しい粘着方法を提案しました。この方法を利用して、ハイドロゲルの 微視的な表面網目構造と粘着・接着特性を自由に制御することが可能になれば、環境 調和技術として、従来の一般産業分野や医学・生物学、農業分野などに役立つものと 期待され、その新規性、有用性が高く評価されました。 環境情報学府博士課程前期1年 土屋友寛さん 「学生奨励賞」を受賞! 平成19年7月2日(月)から4日(水)の日程で情報処理学会データベースシステム研 究会、電子情報通信学会データ工学研究専門委員会、および日本データベース学会主 催の夏のデータベースワークショップ2007が仙台市の秋保温泉にて開催され、大学 院環境情報学府博士課程前期1年の土屋友寛さん(指導教員:有澤博教授)が「学生奨励 賞」を受賞しました。 発表のタイトルは「レンジイメージを用いた空間内の時系列人物認識とモデル化」で、 レーザレンジファインダから得られる距離画像を解析し、複数人物の3次元位置・大き さを時系列で算出し、起立・挙手等の特定動作の検出や、人物の自動追尾・拡大撮影 を行い、動作データを映像と共に蓄積するシステムの研究です。講演では監視カメラ や遠隔講義などの分野での応用が期待されました。 12 Campus News Campus News 校内ニュース 工学研究院博士課程前期1年の望月まゆ さん 第2回イオン液体国際会議で 「最優秀ポスター賞」を受賞! 平成19年8月5∼10日にパシフィコ横浜で開催された「第2回イオン液体国際会議」 のポスターセッションで、工学研究院機能発現工学専攻博士課程前期1年の望月まゆ さん(指導教員:渡邉正義教授)が最優秀ポスター賞を受賞しました。これは、300 件に及ぶポスター発表のなかから35歳以下の研究者の発表(約120件)が、受賞候 補となり、多くの審査員の投票により選出されました。望月さんの発表はみごと第1 位(1名)に選ばれ、晴れの受賞となりました。 土木工学教室の地盤研究室が ソイルタワーコンテストで勝利しました! 7月21日(土)に武蔵工業大学においてタモリ倶楽部(テレビ朝日) 主催のソイルタワーコンテストが開催されました。本学からは社会空 間システム学専攻建設システム工学コース博士課程前期1年の山口鎮 雄さん、師岡周平さん、木村孟さんが出場し、見事優勝しました。去 年の12月2日(土)に開催された(社)地盤工学会主催のコンテスト でも本学のチームが優勝しています。 競技は関東ロームと珪砂と水を配合・締固めて高さ50cmのタワー を作り、その耐荷重を競う形式で行われました。横国大チームは教員 (工学研究院の谷和夫教授、早野公敏准教授)のアドバイスを受けて 周到に準備を進め、見事なチームワークで勝利を飾りました。タワー の耐荷重は205kgを記録し、前回の優勝記録62kgを大きく塗り替 えました。なお、この様子は8月31日(金)の深夜に放送されました。 Campus News 13 Campus News 課外活動における学外功労者への感謝状の贈呈 平成19年6月18日(月)、永年にわたり本学の課外活動の発展に貢 献した学外功労者への感謝状の贈呈式が学長室で行われました。今回 感謝状が贈呈されたのは13年にわたって本学硬式野球部を指導してき た二羽璋夫硬式野球部総監督です。二羽璋夫総監督は平成7年に本学の 硬式野球部の助監督に就任し、翌8年からは監督に就任して選手の指導 をしていただきました。 贈呈式では飯田嘉宏学長から感謝状及び記念品が手渡されました。 「横浜国立大学オープンキャンパス2007」盛況で終了!! 8月3日(金)∼4日(土)に本学常盤台キャンパスで 「オープンキャンパス2007」を開催いたしました。 介、模擬講義、個別相談会を学部色豊かに実施いたしま した。大学院も例年の国際社会科学研究科に加え教育学 オープンキャンパスは、入試広報の一貫として、本学 研究科も研究科の紹介、質疑応答等を行いました。学内 を目指す受験生とその保護者に、家族ぐるみでキャンパ 施設としては附属図書館、情報基盤センター、機器分析 スに来訪して戴き、直接キャンパスを見て戴くと共に、 評価センター、ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーが 模擬授業に参加し、図書館等の施設を見学・説明を受け 施設を開放し、職員等による対応を致しました。 てキャンパスライフを体験して戴く事を目的に開催いた また、今年度より新たな試みとして総合案内所の設置、 現役学生によるキャンパスツアー、峰沢国際交流会館ツ しております。 当日は、梅雨明け直後の、気温、湿度の高い不快な天 アーの実施、T−シャツをユニホームとして着用等を導 候でしたが、2日間で昨年度を上回る9,650名(前年は 入いたしました。総合案内所は、中央図書館に現役学生 9,169名)の方に来場戴きました。 による相談コーナー、教員相談コーナー、入試、留学、 教育人間科学部では課程毎に、経済学部、経営学部で 就職等の相談コーナー等を設けましたが、大勢の受験生 は学部毎で、工学部では学科(学科によってはコース) が、多様な事柄の相談に列をなす盛況ぶりとなりました。 毎で会場を設け、学部、課程あるいは学科、コースの紹 参加戴きました学生等の皆様に感謝しております。 ●学部別参加者数 教育人間科学部 3,040人 経 済 学 部 1,900人 経 営 学 部 2,000人 工 学 部 2,710人 計 9,650人 ●大学院別参加者数 国際社会科学研究科 172人 教育学研究科 80人 ●学内施設見学者数 附属図書館 5,882人 機器分析評価センター 64人 ベンチャー・ビジネス ・ラボラトリー 140人 (学務部入試課) 14 Campus News Placement Support 就職支援 就職活動を控えた後輩の皆様へ 宮崎 雄(平成18年3月教育人間科学部地球環境課程卒業) 株式会社リクルートHRマーケティングキャリア営業2部 横浜グループ 私は、平成18年3月に教育人 の説明会に参加するたびにノートにその企業・仕事のなかで魅 間科学部を卒業し、株式会社リ 力に感じた点、自分には合わないと感じた点を書いていきまし クルートHRマーケティングに入 た。それを繰り返していくと自分が魅力的に感じるポイントに 社いたしました。 共通点があることが見えてきました。 「なぜ自分はそこに魅力 リクルートHRマーケティングはリクルートの求人メディア 的に感じるのだろう」ということを自分の過去の経験と照らし を用いた採用企画・プランニングを主軸に、企業の採用(新卒 合わせながら考え、その中で「やりたいこと」を見つけていき 採用、中途採用、パート・アルバイト採用)を総合的に支援し ました。 ています。 その過程で「企業を選ぶ軸」を明確にすることもできました。 入社2年目になりますが、現在は横浜にある企業の中途社員 就職活動において「企業を選ぶ軸」をみつけることは重要なこ の採用を「リクナビNEXT」や「とらばーゆ」などを用いてお とだと思います。私の場合は「速い速度で成長できる環境であ 手伝いする企画営業をしています。入社1年目から社長と1対 ること」 、 「共に働く人が魅力的であること」 、 「経営を学ぶこと 1で真剣に議論できる環境に非常にやりがいと成長を感じなが ができること」の3つを軸として就職活動を行いました。 ら働いています。 就職活動は真剣に自分自身を見つめる非常にいい機会です。 就職活動を始めるにあたって自己分析や業界分析など、やら その仕事の意義を理解し、就職活動を納得感のある形で終える なくてはならないことが多くあり、焦りを感じていらっしゃる ことは、入社した後、実際に働く中でも非常にプラスになるこ 方も多いと思います。 とだと実感しています。 私も就職活動を始めるときは「こんなことがしたい」という これほど真剣に自分自身に向き合う機会はないと思いますの 明確なものはまったくありませんでした。そのため業界を絞ら で、皆さんも是非就職活動を通じて自分のやりたいことを見つ ず数多くの説明会やフェアに足を運びました。さまざまな企業 けていただければと思います。 キャリア・アドバイザーからのメッセージ 冨丘会<経済・経営学部のOB会>活動の一環として『後輩 一方“採用”する側も、多くの時間、多額の費用、多くの人 の就職に関しお手伝いをすること』を目的とし、就職活動を行 員を投入して、優秀な皆さんを確保しようと必死です。採用活 なう全学部の皆さんを対象に、人事部門で勤務した経験を活か 動の原理・原則は時代をこえて不偏ですが、環境・制度の変化 し、10名余のメンバーでスタートして5年目を迎えます。 に即応する事は避けて通れません。採用活動はまさにその出発 昨年から今年7月までの実施状況は、明年4月新たに社会人 点なのです。 となられる約170名の後輩から相談を受けました。年毎に来 私達メンバーは長年の企業経験を活かし、 “採用”する側が 室される人が右肩上がりに増えているのは我々にとって大きな どういう取り組みをしたかと言う視点から、皆さんひとり一人 刺激となっております。 と対応しております。 相談の内容は様々ですが、皆さんの就職活動の進捗状況を反 プライドをもって、 “自己分析<就職支援課版・2008就職 映して、エントリーシートの書き方、自己分析のやり方と表現 活動の手引き10ページ>”をしっかり行ない、就職活動の初 の仕方、OB訪問のやり方、グループ面接の対応の仕方、面接 めから内定を得るまで、軸がぶれないように取り組んでくださ の受け方、時にはキャリアを開発する為の進路相談、辞退の仕 い。皆さんにとって、思考して実践し栄冠を得る一連の就職活 方とタイミング、一人ひとりが直面している課題解決など多岐 動は、人間的成長を具現化できる機会です。積極的に取り組ま にわたります。 れるよう強く望みます。 具体的には、10月11日(木)から週3回、火曜日・水曜日・ 木曜日の午後13時30分より“キャリア・サポートルーム”で、 メンバーを交代して対応いたします。事前に就職支援係に予約 して、遠慮なく来室して下さい。 今年も、昨年までの一例一例を振り返り、さらに発展させた いと思っています。 “就職”すると言う事は“大学を卒業し、社会人としての始 業に就く”ことです。 皆さんにとっては一生の大事であり、これまでの生き方を問 われ、顕在化した事のみならず限りない潜在能力を見つけだす 絶好の機会です。当然の事として大いなる決断を迫られる“場” に直面される事でしょう。 Campus News 15 そして、希望が叶えられることを願っております。 お知らせ Information 平成19年度 後学期履修登録に関するスケジュール(学部生) 履修登録が正しくされないと、単位が認定されない場合がありますので注意してください。 学務部教務課 事 項(手続方法) 場 所 期 間 時 間 履修登録期間 各学部の (WEB履修登録システム) パソコン教室 10月 1日(月)∼10月 5日(金) 10月 9日(火)∼10月12日(金) 10月15日(月) 9:00∼21:00 ただし、最終日のみ17:00(夜間主・第二 部は20:30)までとなります。 履修登録確認期間 大学会館4階 10月22日(月)∼10月23日(火) 10:00∼19:00 履修登録訂正期間 (WEB履修登録システム) 各学部の パソコン教室 10月22日(月)∼10月24日(水) 9:00∼21:00 ただし、最終日のみ17:00(夜間主・第二 部は20:30)までとなります。 履修登録キャンセル期間 (WEB履修登録システム) 中央図書館 PCプラザ等 11月 5日(月)∼11月 9日(金) 9:00∼21:00 ただし、最終日のみ17:00(夜間主・第二 部は20:30)までとなります。 ●後学期に履修登録できる科目は、通年科目を除く後学期開講科目です。 ●履修登録手続は大学内のパソコンから「WEB履修登録システム(https://risyu.jmk.ynu.ac.jp/risyu/) 」で行ってください。 ●履修登録時間は、学部パソコン教室の開放時間による制約があります。なお、17:00以降は、中央図書館PCプラザやパソ コン教育室CDなどを利用してください。 (ただし、質問することはできません。 ) ●履修申請した科目は、履修登録期間以降の9:00∼21:00の間にWEB履修登録システムで確認できます。ただし、履修登 録確認期間前に表示される履修登録結果は正式なものではありません。必ず履修登録確認期間中に履修登録(確認)表を受け 取り、間違いがないか確認してください。 ●WEB履修登録システムへのリンク及び操作方法は、「在学生専用Y'sネット」で確認できます。横浜国立大学ホームページ (http://www/ynu.ac.jp/)から「在学生のみなさんへ」→「在学生専用Y'sネット」とクリックしてください。 (URLはhttp://www.ynu.ac.jp/student/y_net_index.html) ●履修登録完了後に取りやめたい科目が生じた場合は、必ず履修登録キャンセル期間内に手続きを行ってください。なお、履修 登録キャンセル期間以降であっても、やむを得ない事情による場合はキャンセルをすることができますので、そのような場合 は必ず所属の教務担当窓口へ申し出てください。キャンセル手続きをしないでそのままにしておきますと、GPA計算におけ る母数が大きくなったままになり、GPA値が下がってしまいますので注意してください。 平成19年度 保健管理センターカウンセラー(各学部等所属教員) カウンセリングを希望する学生は、保健管理センターカウンセラーにお気軽に相談してください。 保健管理センター カウンセラー 電子メール後ろに @ynu.ac.jp をつけてください。 保健管理センター 堀之内 高 久 takaq 教育人間科学部 犬 塚 文 雄 sodaned1 教育人間科学部 杉 山 久仁子 sodaned2 経済学部 相 馬 直 子 sodaneco 経営学部 泉 宏 之 sodanbus 国際社会科学研究科 高 橋 寿 一 sodanint 工学研究院 太 田 健一郎 sodaneng 環境情報研究院 三 宅 淳 巳 sodanenv 部 局 16 Campus News Information お知らせ 平成19年10月入学学生 定期健康診断のお知らせ 新たに10月に入学した学生のみを対象とした健康診断です。 保健管理センター 1 内 容 問診票記入、身長・体重・腹囲測定、視力検査(簡易視力計)、聴力検査(会話法)、血圧・脈拍数測定(自動血 圧計)、尿検査(試験紙法)、胸部X線間接撮影、内科診察(頭頚部の視診・触診) 2 日 程 対 象 10月入学生 10月入学の研究生 期 日 受付時間及び受診者区分 9:00 13:00 ∼ ∼ 11:30 16:00 10月23日(火) 男 子 男 子 10月24日(水) 女 子 男 子 場 所 保 健 管 理 セ ン タ ー 3 注意事項 ①学生証が必要です。 ②女子は、無地(プリントや刺繍のない)のTシャツ を着用してください。 ③妊娠の可能性のある学生は胸部X線撮影は行ないま せんので、検査日に申し出てください。 ④本年度の健康診断証明書は、今回の定期健康診断を 受けないと発行できません。 証明書は、11月12日(月)から発行します。ただし ⑤10月入学の大学院生は、今回必ず受けてください。 やむを得ず受診できない場合は、1ヶ月以内に外部医 療機関で受け(約1万円の自己負担)、健康診断証明 書の写しを保健管理センターに提出してください。 なお、入学前半年以内に胸部X線検査を含む健康診 断を受けた場合は、その証明書を以って代用できます。 ⑥全員に結果を通知しますので、11月15日(木)以降、 所属学部等学務担当係まで取りに行ってください。 有所見の場合は、即日発行できない場合があります。 4 お願い 健康診断実施日には、保健管理センターでの診療はできませんので、*外部医療機関*をご利用ください。 *保健管理センターホームページ、 「保健管理センターが利用できない時」参照* ※受診票・問診票は、健康診断及びその集計以外の目的では利用されません。 ※今回受診される健康診断に関する医療情報等のすべての情報は、第三者への漏えいのないよう厳重に管理いたします。 ※ご本人以外に、本学保健管理センタースタッフ及び本学の健診に係わる学外の医療機関がこの情報を共有しておりま すことをご了承ください。 胸部X線検査について ※学校保健法施行規則の改定に伴い、平成17年4月1日から、大学生の胸部X線検査の必須施行時期が全学年から第 1学年のみに変更になりました。しかし、感染症の早期発見及び拡大防止、並びに胸部X線検査結果が健康診断証 明書の必須項目であることより、本学では、今後も、胸部X線検査を全員を対象として実施いたします。 ※どうしても胸部X線検査を希望しない方は申し出てください。ただし、胸部X線検査を受けないと健康診断証明書 は発行できません。 Campus News 17 Information 附属図書館からのお知らせ オープンカフェが禁煙になりました 8月1日より、中央図書館のオープンカフェが 禁煙になりました。図書館利用者の受動喫煙の 防止と、周辺の美化にご協力ください。 10月∼12月の開館カレンダー 10月 11月 日 月 火 水 木 金 土 7 14 21 28 1 8 15 22 29 2 9 16 23 30 3 10 17 24 31 4 11 18 25 5 12 19 26 6 13 20 27 通常開館 17時まで開館 土・日・祝の開館 休館日 日 4 11 18 25 月 5 12 19 26 中央図書館 9:00∼21:45 9:00∼17:00 9:30∼16:30 休館日 火 6 13 20 27 12月 水 木 金 土 7 14 21 28 1 8 15 22 29 2 9 16 23 30 3 10 17 24 日 2 9 16 23 30 社会科学系研究図書館 9:00∼21:45 9:00∼17:00 休館日(注) 休館日 月 3 10 17 24 31 火 4 11 18 25 水 5 12 19 26 木 6 13 20 27 金 土 7 14 21 28 1 8 15 22 29 理工学系研究図書館 9:00∼21:45 9:00∼17:00 13:30∼16:30 休館日 (注)本学の大学院生・教職員は、授業のある期間の土曜日11:00∼15:00に、社会科学系研究図書館の特別利用が可能です。 お問い合わせ先:開館カレンダーについて⇒資料サービス係(TEL: 045-339-3219 / E-mail: ser-c@lib.ynu.ac.jp) その他のお問い合わせ ⇒図書館企画係 (TEL: 045-339-3204 / E-mail: libkikaku@lib.ynu.ac.jp) 全学一斉清掃 キャンパスの環境美化の日に参加をお願いします (火) 実施日時:平成19年10月23日 午後3時∼午後4時30分 (雨天の場合:10月30日(火)) みんなでキャンパスを清掃しよう! 常盤台キャンパスの教育研究環境美化の日として,春と秋の年2回,全学の教職員・学生の参加 のもとゴミ拾いや草とり等の全学一斉清掃を実施しております。年々参加者も増加の傾向にあり ご協力ありがとうございます。今回も多数の参加をお願いします。 (キャンパス委員会) 18 Campus News 題 字:「Campus News」青山 浩之 + 渡辺 邦夫 書 :教育人間科学部 国語・日本語教育講座書道担当 青山 浩之 構 成: 同 美術教育講座デザイン担当 渡辺 邦夫 表紙作品:紙工作「植物 任意の1種」と「生物 任意の1種」 平成18年度/小教専図工課題 「紙による生命の立体表現」より ケント紙、接着剤《2年次に制作》 「蓮の花」 田中 啓太(教育人間科学部 学校教育課程/保健体育講座3年) 「しいたけ」 東谷 洵(教育人間科学部 学校教育課程/数学教育講座3年) 「月下美人」 島田 紫野(教育人間科学部 学校教育課程/社会科教育講座3年) 「タンポポ」 鈴木 雅忠(教育人間科学部 学校教育課程/心理教育講座3年) 「クワガタ」 柴田 寛(教育人間科学部 学校教育課程/教育基礎講座3年) 「トウモロコシ」北嶋 晃吉(教育人間科学部 学校教育課程/教育基礎講座3年) 紙を用いて作る立体的な工作は、初等教育では必ず取り上げられる最も身近な授 業であろう。画家や彫刻家そして全ての芸術家が「自然の美」から学ぶ姿勢こそ が肝要である。だから、私は自然物を紙にデッサンするように観察させてあらゆ る角度からの「そのものらしさ」を捉えるよう指導する。学生達の中には驚嘆す る程、素晴らしい作品を造る者達がいる。美術以外の教科専門であるなどと…と ても信じられない。それらは、まるで、モチーフから「色」を全て奪って「形」 だけにしたような…紙の彫刻達、その力作は見る者の心を打つ。ここに、本学の 学生達が持つ潜在的な高い造形力の片鱗を見ることが出来る。そして、どの様な 分野の専門家であっても‥常に謙虚であること、弛まぬ努力をせねばならないの だと言う「戒め」にも近い感覚すら感じることが出来る。そして、私はこの様な 作品を…力の限り…ほめる。 教師は学生達の「美を愛する美しい心」を生涯大切に育てなければならない。 指導教員:教育人間科学部美術教育講座デザイン担当 渡辺 邦夫 Campus News 2007 No.36 編 集/横浜国立大学 広報委員会 作成担当:小川誉子美(留学生センター) 富井 尚志(環境情報研究院) 岩本 義男(学務部長) 事務担当:学務部教務課(内線3105) 発 行/平 成 1 9 年 1 0 月 発 行
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