2010年 627号~637号 - カトリック福岡司教区

今年の目標
宮原良治司教認可
発 行 所 福岡司教区本部
福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28
行
人
発
カトリック福岡司教区
編 集 人 森 山 信 三
TEL 092-522-4059
FAX 092-523-2152
振 替 口 座 01760-6-20729
カトリック福岡司教区
定価 一部 60 円
16
教皇様の意向のために祈りましょう
最後に
程嬉しかった。今日は一日
下さる。そのお祝いの席に一
幼児期は、人的・物的環
︻一般︼若者と社会的コミュニケーショ
早い退院でしたが子ども達
人の園児の御祖父様がおられ
境を吸収し成長・発達して
にお礼が言いたかった﹂
と。
いく。人的環境においては、 た。数日前、突然奥様が亡く
ンとメディア
先の御祖父様、三村神父
なられたと聞いていた。終了
育てる人の心や魂までを
︻宣教︼キリスト者の一致
様⋮。子どもの存在を本気
去年 今年 貫く棒のごと
後、御祖父様に小さな生花と
も、まるで写真を撮る勢い
︻日本の教会︼聖地の平和を祈る
で信じ本気で関わっておら
きもの 新年あけましておめ
共にお悔みを申し上げた。す
で自分の心に写し取り、生
れる。幼児教育の原点はこ
でとうございます。年が改ま
ると御祖父様は号泣されなが
命の一部としていく。
のことにこそあるのではな
ると、人は、今年こそは○○
ら こ う 言 わ れ た。
﹁孫のM子
重要性は現代の若者にも必ず
三つ児の魂
年頭のあいさつ 再度﹁司祭召命の育成﹂に取り組みましょう!
いだろうか。自分自身の生
が出来るようにとか、今年こ
が﹃おじいちゃん泣かんでも
伝わり、受け入れられると確
百までと言い
き様がそのまま子どもに写
そは○○をやめることが出来
信しています。
たいのですが、 いいよ。おばあちゃんは天国
り生命の一部としていく子
るようになどと抱負や目標を
からです。先月の教区報で報
でちゃんと生きておられると
そのために、恐れず躊躇せ
幼児教育界
励んでいる福岡教区民にとっ
どもの存在がある。
立てる。しかし、数ヶ月もす
じ ら れ た よ う に、 司 祭 団 は
よ。いつも神様のところで私
ず、勇気と希望と忍耐をもっ
に科学が注入
て、神様からの特別な﹁み摂
れ ば、
﹁来年こそは﹂と言っ
﹁司祭召命の育成﹂への対応
達を見てくれてるとよ﹄私は 他人の喜びを自分の喜び
て、彼らに適合した新しい伝
されるように
理﹂を感じます。
て自らを慰めたり、言い訳を
の中でも次の2項目に力を入
達手段、新しい表現方法、新
なってからは、 孫 の 言 葉 を 一 生 忘 れ ま せ ん。 と見分けがつかない位嬉し
司祭団の取り組み
している自分があることを考
れて重点的に取り組むことに
何 と か 生 き て い き ま す ﹂ と。 い、他人の苦しみが自分の
たな熱意を駆使し、知恵を出
人は受精の瞬
苦しみと見分けがつかない
え る と、 人 間 そ う 簡 単 に は、
しています。①﹁司祭は﹃良
歳のお年寄りの生きる支え
し合っていきましょう。
間から母親の
司祭召命の特効薬は、現場
程苦しい。そんな心の在り
変 え ら れ な い こ と も 分 か る。
き牧者キリスト﹄の心で信徒
になったのは、5歳の子ども
召命の歩みを始めて下さる
胎内で意志を使い、記憶を
で活躍している司祭自身の輝
方に憧れ日々、幼児教育の
不屈の精神で自らの意志を貫
と共に歩み、彼らに寄り添う
の言葉だった。
もち、生命を育む存在であ
きと魅力の中にあると言って
主イエス・キリストからの
道を歩いてきた。精神的に
徹する方々もおられよう。し
姿 勢 を 大 切 に す る。
﹂ ②﹁ 司
先日、久留米聖母幼稚園の
る、即ち、胎教の重要性が
も決して過言ではないでしょ
恵みと平和が、新しい年も皆
子ども達に倣って昇華した
か し な が ら 凡 人 の 小 生 に は、
祭と信徒との間の相互の意思
クリスマスお遊戯会に招待を
説かれるようになった。
のは全能の神様です。それを
う。司祭が召命の育成に本気
様の上に豊かにありますよう
い昨今である。
なかなか難しい。さて、人間
疎通を大切にし、叙階に基づ
受けた。三村神父様が最初の
先日、幼稚園で誕生会が
支え、導き、完成して下さる
で取り組むなら、自分の使命
に!
鳥栖カトリック幼稚園
の身体は 兆ほどの細胞で構
く司祭の任務と信徒独自の役
挨 拶 で こ う 言 わ れ た。
﹁入院
行われた。誕生月の子ども
のも神様です。﹁救いのみ業﹂
と役割に誠実に向かい合う必
昨年の取り組みに感謝
坂
田
久
美
子
成されているというが、去年
割の相互関係を明確にし、そ
中、子どもの祈りに涙が出る 園長
達の御両親がお祝いに来園
が世の終わりまで続くことを
要があり、司祭らしい生活と
まで私のからだを構成してい
の 連 携 と 充 実 を 促 進 す る。
﹂ 望まれ、そのための協力者を
役務のあり方に前向きになれ
昨年、福岡教区民は﹁司祭
た細胞の多くは、新しい細胞
神様の望みと期待に応えよ
時間を過ごした。
必要となさっている主イエ
岐に亘り、日本での苦しい結
るからです。その取り組みは、 この目標が実現されて司祭と
召命の育成﹂を最優先課題と
へと移り変わっている。去年
うとする私たちの素朴で誠実
信徒の協力関係が強化される
今年のセミナーは午前に分
ス・キリストが、福岡教区に
婚生活から飛び出し九州まで
し て 全 力 で 取 り 組 み ま し た。 自分の司祭職のアイデンティ
の自分と今年の自分はもう同
な努力の積み重ねが、いつの
なら、更に生き生きとした教
かち合いを行い、午後は各地
も多くの奉仕者を配慮して下
逃げてきたという人もいた。
ティを深め、高め、広げ、豊
全教区民が一丸となってこ
じではないのである。では何
日か大きな実りとなって喜び
会共同体が構築されるでしょ
で準備した歌や踊りを披露し
さるように、司祭の母である
初めて参加した日本人信徒
かにし、司祭としての専門的
の課題にご尽力下さったこと
が 同 じ か。 人 格、 人 間 性 と
の収穫につながると確信しま
う。 そ の た め に も、 各 小 教
て、みんなで多文化の教会の
聖母マリアのお取り次ぎを願
の人たちには、自分たちの教
な資質の向上につながるはず
に心から敬意と感謝を申し上
い っ た 目 に 見 え な い 部 分 は、
す。
区、地区、教区レベルでの目
姿を実感することになった。
いながら、信頼と希望をもっ
会に顔を出す外国籍の人たち
です。教皇様が﹁司祭年﹂で
げます。心を一つにしたこの
変わらないと言えようか。し
カトリック福岡教区司教
て﹁司祭召命の育成﹂に励み
に、複雑な問題があることを
標実現のための具体的な方法
司祭たちに願って止まないの
ような努力の積み重ねが、福
かし、全く同じでもない。昨
+ ドミニコ宮原良治
ましょう。
初めて知った人もいた。
や手段を検討する必要があり
は、まさに司祭自身のこのよ
岡教区の将来に明るい希望を
日の考え方と今日の考え方は
近年、小教区の主日の日本
ます。
うな姿勢と自覚の再認識で
もたらすと確信しています。
異なる。同じ人間性を具えた
語ミサに参加する外国人信徒
信徒の主な活動の場所は家
す。司祭団の皆様、﹁司祭年﹂
の 数 が 各 地 で 増 え て い る が、 自分であるはずだが、明日は
庭と職場と地域社会です。特
と﹁司祭召命の育成﹂の取り
また異なる自分を見ることが
定住期間が長くなり、日本語
に、家庭の聖化は信徒の特権
新 し い 年 の 最 優 先 課 題 も、 組みを、強制的な義務として
ある。人間の中で、変わらな
の理解力が高くなったためと
分野です。それぞれの家庭が
ではなく、神様に招かれて派
同じ﹁司祭召命の育成﹂を繰
い も の と 変 わ る も の が あ る。
いうこともあるようだ。
神様との出会いの場、神様と
り 返 す こ と に 決 定 し ま し た。 遣されている者の恵みとして
否、変えてはならないものが
昨年の熊本でのセミナーに
の 交 わ り を 深 め る 場 と な り、
喜びの中で精一杯励みましょ
これは司祭評議員からの一
あ る。
﹁ 去 年︵ こ ぞ ︶ 今 年
参加した人には、セミナー後
家庭教会が実現されるように
う。私たちが自分の司祭職を
致した答申でもあります。当
貫く棒のごときもの と
に自分の教会に来る外国人の
励みましょう。いつも神様が
嬉々として生きるなら、それ
然のことではありますが、﹁司
」虚
子が詠んだとき、彼の中には、
人たちのお世話を始めた人も
家庭の中心にいて、その慈愛
は必ず若者を初め信徒の喜び
祭召命の育成﹂の取り組みは
周りがどう変わろうが、何と
いる。今回、福岡で開催され
と平和が家庭に満ち溢れるよ
と誇りにもなるはずです。そ
一年だけで終わるようなもの
言おうが、年が改まろうがど
今年参加した外国籍の人た
たセミナーが、これからの福
うに心掛けて下さい。
して、それが司祭召命の肥沃
ではありません。神の民に継
長
崎
教
会
管
区
内
外
国
人
信
徒
セ
ミ
ナ
ー
う し よ う が、﹁ 貫 く 棒 の ご と
ちの中にも生活環境が非常に
岡教区の多文化共生に役に立
奉献生活者の皆様、皆様は
な苗床にもなるはずです。
続的かつ恒常的に求められる
き ﹂ も の が あ っ た の で あ る。
厳しい人もかなり多く、分か
日田、大分、長崎など350
毎年開催している長崎教会
てば良いと福岡教区の関係者
大事な任務であり、とりわけ
奉献生活者の取り組み 信徒の取り組み
それは、われわれにとっては
ち合いでも様々な苦しい経験
管 区 外 国 人 信 徒 セ ミ ナ ー が、 人が集まった。
は願っている。
福岡教区にとっては緊急かつ
ゆらぐことのない信念、変わ
が語られた。経済的なことだ
その中で、小さい子どもた
カテドラル大名町教会で開催
最後は宮原司教司式で多言
教会の聖性と使命に参与して
重大な課題です。幸いに、ベ 信徒の皆様、今年は特に司
ることのない信仰であろう
け で は な く 国 際 結 婚 の 中 で、 語 に よ る 派 遣 ミ サ が 行 わ れ
ちの世話を福岡地区青年会と
された。毎年、参加者が増え
います。皆様の存在と活動は
祭団との意思の疎通を大切に
ネディクト 世教皇様は昨
か。新年に当たり、そのよう
日本人の家族との軋轢や信仰
泰星高校の有志の生徒たちな
る傾向にあるが、昨年熊本で
た。 ミ サ 後 は 全 員 で 記 念 写
す る よ う に 心 掛 け て 下 さ い。 教会の豊かさです。その存在
年 か ら 今 年 に か け て﹁ 司 祭
なしなやかな信仰を求めたい
に対する無理解、故郷の国に
ど 人が担当し、 人の子ど
のセミナーから日本人信徒へ
真を撮り、来年の開催地鹿児
意義は教会においても現代社
年﹂を制定して下さっていま 相互の信頼と尊敬を伴う意
ものである。M
いる家族との問題、子どもの
もたちとバスで大神学院の広
の参加も呼びかけ、今年も北
島での再開を約束して各地に
会においてもますます大きく
思疎通の充実は、教会共同体
す。教皇様のこのような計ら
信仰教育や学校の問題など多
九 州、 福 岡、 久 留 米、 熊 本、 い校庭に移動、1時間ほどの
帰って行った。
なっています。その必要性と
を更に豊かにし活性化させる
い は、﹁ 司 祭 召 命 の 育 成 ﹂ に
第627号
カトリック
学校の窓
70
12 月 13 日(日)
教区信徒協が役員
会をカテドラルで
開催、各地区の取
組や行事予定など
が発表された。
特に、福岡、熊
本で行われた司祭
年を意識した集いは好評で、司
祭と信徒の意思の疎通に役立つ
ものだったと評価されていた。
また、待たれていた福岡教区
75 周年記念誌が諸事情で「資
料集」として発行されたことが
発表され、膨大な資料をまとめ
てくださった歴代の担当者へ労
いの言葉があった。各委員は、
できたての資料集をめくりなが
ら「やっとできた」「良くでき
てます」などの声があった。
15
カトリック福岡教区報
2010年1月1日発行
(1)
1月の意向
教区信徒協役員会開催
75 周年資料集完成
72
60
新しい風に
なりたい!
久保咲希子
〝 ア ジ ア の 青 年 た ち よ、 集
い 、 み こ と ば を 分 か ち 合 い、
エウカリストを生きよう〟の
テーマのもと、 月 日∼
日まで第5回アジアン・ユー
ス・デイ︵AYD︶がフィリ
ピンで開催されました。
アジア カ国から1500
人が集い、日本からは郡山司
教様、司祭3名、青年 名が
参加しました。期間の前半は
各教区でホームステイをしな
るかを分かち合うことができ
がら過ごし、AYD本大会で
ました。違う場所、違う道を
は ミ サ、 司 教 講 演、 ワ ー ク
生きていても神様への熱い思
ショップ、文化発表などを通
い に は 同 じ 部 分 が あ る こ と、
して共に学び、祈りながら過
また、共に分かち合い励まし
ごしました。
祈りあうアジアの仲間がたく
AYDのテーマ聖句は5つ
さんできたことが本当にうれ
のパン︵ヨハネ6章 節︶の
しいです。
箇所でしたが、AYDを終え
AYD最後の夜にホスト教
て私は今、5千人の群衆と同
区のタグレ司教様が〝あなた
様に、心身ともにとても満た
方はAYDが終わるから帰る
され、分かち合ったアジアの
のではありません。これから
仲間と神様への感謝の気持ち
訪れる新しい季節を迎えるた
でいっぱいです。ホームステ
めに、新しい風を持ち帰るた
イでは、温かい家族、小教区
〟と言われ
の 人 々 に 迎 え て 頂 き ま し た。 め に 帰 る の で す。
た言葉がとても心に残ってい
フィリピンでは9月からクリ
ス マ ス の 準 備 を 行 う ら し く、 ま す。 新 し い 風 と な れ る よ
う、神様の呼びかけに耳を傾
家族、地域全体でクリスマス
け、祈りながら私に与えられ
の訪れを心待ちにする姿がと
たミッションを強く生きてい
ても印象的でした。また、家
きたいと思います。アジアの
族で分かち合いを行った際
仲間と共に祈りながら待つ今
に、涙を流しながら神様への
年のクリスマスはいつも以上
気持ちを話し、家族全員がお
に楽しみです!
互いの気持ちを受け止め、祈
祈り支えて下さったすべて
り合った時間がとても幸せで
の方々、そして神様に心から
した。フィリピンの聖家族を
感謝いたします。
感じることができました。A
大名町教会 青年信徒
YD本大会では、文化、カト
リ ッ ク コ ミ ュ ニ テ ィ の 大 小、
同じ信仰を持つ者と
神様によって繋がる
社会状況・・・それぞれ異な
るアジアの青年と、日々どん
よろこび
な悩みを抱え、どんなことを
田上朝子
神様に願い、どんなミッショ 第5回アジアンユースデー
ンを感じ生きたいと思ってい
主のご降誕と
新年のお慶びを申し上げます
は広く、文化や情勢も様々で
︵AYD︶が 月 日から
囲気、生活にみことばが生き
す。けれども同じ信仰をもつ
日までフィリピンで開催さ
ていることが印象に残ってい
れ、1500名︵日本から
ます。タグレ司教様のお話は、 友達とは、様々な違いがあっ
神様によってつながり、
人︶が集いました。
平 易 な 言 葉 で 心 に 深 く 響 き、 ても、
一致している喜びをともにし
非常に感銘を受けました。
ています。それぞれの場所に
すべてのプログラムは英語
帰った現在も、そしてこれか
で行われますが、伝えたい気
らもその喜びが続くことを信
持ちと理解しようとする気持
じています。
ちとが通じ合うとき、たとえ
集い、みことばを分かち合
言葉は拙くともコミュニケー
い、 ミ サ に 生 き る ―
ションがスムーズに運ぶ体験
これは
は心強いものでした。アジア
AYDに限らず、信徒として
と一言でいっても、その範囲
の 日 々 の 生 活 で す。﹁ 皆 さ ん
11
20
今回のテーマ﹃アジアの青 年たちよ、集い、みことばを
分かち合い、エウカリストを
生きよう﹄を深める多様なプ
ログラムが用意され、アジア
の 信 仰 の 仲 間 た ち と 出 会 い、
神様への導きに対する感謝と
賛美を捧げた日々でした。
様々な形でみことばに接す
る機会がありました。ホーム
ステイ先でホストファミリー
と 聖 書 の 分 か ち 合 い、 ミ サ、
朝の祈り、ホスト教区である
イムス教区長のタグレ司教様
のメッセージ等、聖書の豊か
さを体感しました。
家 族 が 集 ま り、 聖 書 を 読
み、みことばを分かち合う雰
メディナ
泉類治
サンスルピス司祭会
牧山強美
高木善行
ベルナール
湯淺俊治
熊川幸徳
日本カトリック神学院福岡
キャンパス
嘉松宏樹
中村吾郎
聖パウロ修道会 永富久雄
小川孝志
田中直
七種一一
御受難修道会 来住英俊
鈴木忠一
内山恵介
ガブリエル
染野治雄
司祭の家
山頭原太郎
召命の家
サントス
美野島司牧センター
コース
ヨゼフ会
床嶋藤吾
臨床パストラルケア教育研修
センター
キッペス
北九州地区
飯塚
堤敏雄
小倉
平田敬
新田原
杉原寛信
直方・田川
寺浜亮司
戸畑・天神町 中村彰
水巻・黒崎
竹森勇
はAYDが終わるから帰るの
ではありません。新しい季節
を始めるために、新しい関わ
り を 築 く た め に 帰 る の で す。
家族と友人と周りの人々と。
﹂
待降節を控えたAYDの閉幕
前夜のタグレ司教様の言葉で
す。 A Y D に 参 加 す る に あ
たって周りの方々の理解と祈
り に 支 え て い た だ き ま し た。
感謝の気持ちを行動でもって
伝えていけたらと思います。
大名町教会 青年信徒
伊勢エビもいいけど無駄が多すぎる
深堀正平
坂牧春妙
門司
伊東成晃
湯川
平田三好
行橋
山元眞
若松
鵜野泰年
パリ外国宣教会北九州支部
ベリオン
レヌー
佐賀地区
伊万里
ガッザルディ
唐津
スタン
鹿島・武雄
マネルバ
佐賀
深堀勝人
多久
テムペリーニ
鳥栖
マッケイ
馬渡島
浦俊雄
呼子
堤好治
淳心会
スメット
熊本地区
帯山
川添猛
菊池
最頼巌流
健軍
青木悟
崎津・大江・本渡
牧山美好
井手公平
島崎・玉名
マルケット
ダ ロシャ
ロペス
ワユディ
手取
牧山勝美
アルビン
人吉
オファレル
水俣
ホールガン
武蔵ヶ丘
レナト
八代
松井忠之
真命山・霊性交流センター
ソットコルノラ
ダニエーレ
老いに嬉し小春日和を着て歩く
『祈りの日』ご案内 毎週火曜日
T E L 092−526−5656
27
14
教区長
宮原良治司教
福岡地区
教区本部
松井忠之
司教館付
山下正
田川清美
田中重治
渡辺隆義
糸島
竹内英次
今村
岩崎康彦
大楠・老司
中村信哉
大牟田・荒尾 下町豊重
小郡
オカロール
久留米
浦川務
三村邦明
古賀
ジュード
古川健一
シアニ
笹丘
遠山満
ドワイヤー
浄水通
リチャード
大名町・光丘 櫻井尚明
十時伸治
︵助祭︶大塚了平
高宮
戸村悦夫
片岡哲夫
茶山
山田成章
西新
森山信三
箱崎
ミッシェル
二日市
川上惣一
本郷
畠山七郎
吉塚
硫黄隆二
イエズス会
増井啓
外川直見
浦善孝
ちょっと
一息
木 下 株 式 会 社
カトリック福岡黙想の家
互助会制度もご利用できます。
ご用命 お問い合せは
カ ト リ ッ ク の ご 葬 儀
スイートタイプ(赤)(白)
〒810-0016
福岡市中央区平和3丁目1-5
〒815-0082 福岡市南区大楠2丁目4番8号
カトリック御受難修道会・宗像修道院
811-4155 福岡県宗像市名残1056 Tel 0940-32-3222・Fax 0940-32-3385
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~ fmokuso/index.htm
20
11
ミサ
デ
ヴィノ
祈りの日の一日
11:00 ミサ/12:00 昼食(粗食)/12:30 ロザリオ
13:00 十字架の道行き(毎月1回、来住神父の講話)
14:00 聖時間・教会の祈り/15:00 お茶 終了
参加費・お申込不要・昼食有り(粗食)
*日常の慌しさから少し退いて、静かな祈りの時を!
11
文書による
コミュニケーショ ン ⑨
23
現 代 の 日 本 で は、﹁ 話 し 言
葉によるコミュニケーション
こそ本物である﹂という意識
が主流のように思われる。つ
11
こういう〝変革〟を主張する﹂ りあえずは教区報、小教区報
まり、文書を出すのは単なる
がその場になってほしい。
というコミュニケーションが
形 式 か、
﹁対面を避けた逃げ
一面は﹁信仰生活に関する
もっとあるべきである。その
だ﹂くらいに思われているの
場 合、 話 し 言 葉 と 平 行 し て、 随想﹂的な記事が多いように
ではないか。しかし、文書に
思うが、時には司祭や評議会
しっかりした文書を書くこと
よるコミュニケーションは重
議長の﹁小教区の進むべき方
は必須である。話し言葉だけ
要である。
だと、好意的な聴き手でさえ、 向﹂的な記事が載ってもいい。
話し言葉で伝わるのは、発
も ち ろ ん、
﹁もっと信仰を深
主張を取り違えるか、肝心の
言 の 内 容 よ り も、 話 し 手 の
め よ う ﹂ の レ ベ ル で は な く、
部分を聞き落としているとい
パーソナリティ、そして意気
具体的な提案を含む論説であ
うことはごく普通に起こるの
込みや熱意といったものであ
る。レジュメではなく文章を
る。だから、その主張︵提案︶ である。自分の説教について
しっかり書くことは、その人
が 受 け 手 の 想 定 の 範 囲 内 で、 の信徒の感想を聞いた司祭は
自身にとっても、考えを論理
身に覚えがあるだろう。
大抵の人が賛成することであ
立てる助けになる。スピーチ
私は教会内に、教会の課題
れば、話し言葉が優れている。
は、論理的な飛躍があっても
と方向性に関して、論理だっ
文書をみっちり書く必要はな
通用してしまう。
た意見を発表することのでき
い。しかし今の時代、教会内
る 場 が ほ し い と 思 っ て い る。
でも﹁皆が同意すること﹂ば
御受難修道会
論説的な教会ミニコミが出せ
かりは言っていられないはず
宗像修道院院長
である。﹁こういう〝理由〟で、 ないかとも考えているが、と
27
イザヤ 来住 英俊
Br Br Br
Br
(2)
第627号
カトリック福岡教区報
2010年1月1日発行
23
寺浜亮司神父
10
10
10
福岡地区婦人会が
ボランティア勉強会
26
50
11
20
ヨゼフ 森山新太郎
ザアカイ
21
10
﹁召命のよろこび﹂
建築の事なら何でもお気軽にご相談ください
11
14
15
﹁光あれ﹂で
聖書週間に雨宮神父の講演会
12
﹁私があなた方を遣わした﹂
人の洗礼式
理由が、わたしの中で回を追
神は人間を不完全な者として
月 日と 日の
うごとに深まっていくことを
創ったが、それは人間が罪や
両 日、 教 区 聖 書 委 員
うれしく思います。たとえ同
弱さを通して神と対話するた
会主催で大名町教会
じ話をされたとしても﹃また
めであり、人間とは神を必要
と小倉教会において
か﹄ではなく深化していくよ
を見付けているのだと思いま
とする存在であることを伝え
雨宮慧神父による聖
うに思えるのはお話しくださ
す。そして彼らが奉仕をして
ようとしている﹂と語った。
書講演会が開催され
る方の言葉が心の襞に触れ共
くれた後は必ず、お礼︵遊び︶
あ る 参 加 者 は、
﹁神は人を
た。 演 題 は﹁ 聖 書 は
☆河の流れのように
感できるからでしょうか。今
をしています。一生懸命やっ
弱くはかなく造った、この弱
人間探求の古典﹂で
遠藤順子 著
てくれたからこそ、そして次
さ は 神 に 出 会 う た め で あ る。 のわたしはそのような言葉・
あ っ た。 雨 宮 神 父
遠藤周
時間に餓えているので何より
にまたいろいろと奉仕をし
人が本当に泣いた時はすでに
は、 聖 書 の テ キ ス ト
作氏が亡
のご馳走でした﹂と語った。
てもらうためにもそれは必要
なぐさめを受けている。師の
﹁ 人 を 招 き、 共 に 過 ご す ﹂
を丁寧に解説しなが
くなって
教会内で子ども達と関わり
小倉教会での参加者は
講義に大きな力を戴きまし
あるいは﹁招きに応え、出か
ら﹁ 聖 書 は、 神 の 存
年、著
を 持 つ こ と は 簡 単 に 見 え て、 だと思います。彼らが大人に
140人を超え、神父の深い
なったら そういえばあん
た。神に出会ったことを確信
けていって、共に過ごす﹂青
在を証明しようとす
者は本書の中ではじめて﹁自
なかなか︰︰。
「
講話に一同、みことばの深い
し、安心感を感じます。﹂
年活動の多くはこの繰り返し
る 書 物 で は な く、 人
分史﹂を語っている。改めて
なことをしたな、こんなとこ
神
「 父 様、 今 日 は 子 ど も 達
森の中に入った1日であっ
またある参加者は﹁人間が
である。世界へ、
隣の教会へ、 夫と過ごした日々に思いを馳
間とは何かを探求し
と 一 緒 で は な い の で す か ?﹂ ろ に 行 っ た な と
」 思い出し
た。
友人のもとへ、世代を越えて、 せ 山 あ り 谷 あ り だ っ た 自 ら
て い る 書 物 で あ る。 欠けた存在として創造された
てくれればと願っています。
神
「 父さんは教会で遊んでば
招き招かれ様々な人たちと出
を振り返り、今の社会、教育
福 岡 教 区 で は、 誰 か 神 父
かりに見えて、いったい何を
「
会ってきた。
せられるという微笑ましい一
いのちに対して母親のように
し て い る ん で す か? と
様 に な る 人 は い ま せ ん か?
」よ
そして私たち福岡教区の青
幕もあった。﹁光あれ﹂では、
厳しくまたやさしく思いをつ
く聞かれます。
と
」 いつも呼びかけられて
年 た ち は 来 月 2 月 ・ 日、 づっている。
毎月2回、聖書研究会が行わ
い、 闇 の 部 分 が あ る。﹁ に も
寺浜は毎日子どもの軍団を
い る。 し か し 教
「 会 は 好 き、
全国の青年達を福岡へと招
れていて、断酒のプログラム
女子パウロ会発行
関わらず﹂すべてをご存知の
引き連れていると思われてい
でも神父にはなりたくない 」
く。その数150人。NWM
とともに信仰の熱心な養成が
税込定価 1260円
主に委ねて光の方を向いて歩
る方もいらっしゃるようです
という声を嫌というほど聞き
︵ネットワークミーティング︶
◇
◇
◇
も う と、 入 所 者 を 励 ま し た。 なされている。
が、子ども達は毎日教会に来
ま し た。 ま た わ
「 たしはシ
という情報交換を目的とした
ジャン・ブルーニ神父︵前
☆バリアオーバー
洗礼式では、数年間に渡っ
て い る は ず も な い 。 し か し、 ス タ ー よ り 神 父 に な り た い 」
カトリック青年の大きな大会
光丘教会主任司祭︶の後を受
コミュニケーション
て求道をしてきた入所者もお
寺浜=︵イコール︶子ども達
という女の子の力強い意見も
である。共に過ごしながら日
堀越善晴 著
り、 感 激 の 洗 礼 式 と な っ た。 けて、森山信三神父が鈴木神
というイメージが当たり前に
何人か聞きました。こればっ
本各地の青年たちの活動、そ
NHKラ
ま た、
﹁ ろ う そ く の 授 与 ﹂ 父とともに現在このグループ
なっています。
かりは︰︰。
して生き方を分かち合う。そ
に関わっている。
ジオ第2
の場面では、先輩たちが編ん
じゃあ子ども達と何をして
最後に、彼らがイエス様と
んな素晴らしさの一方で、青
放 送 の
だオリーブの冠が受洗者に被
いるかというと、一番は絶対
の関わりと同じくらい大切に
年 の 教 会 離 れ も 現 実 で あ る。
﹁視覚障
ミサです。ミサの中で特に典
していることは、友だちとの
子どもの時代が終わり、大人
害者のみなさまへ﹂で8年間
礼で彼らができる奉仕を、と
関わりのようです。大人の話
老人ホームなどで永年ボラ
の信仰者としての在り方を見
にわたるトークの記録。障害
にかく一つでも多くやっても
を聞くだけでなく、自分達の
ンティア活動を続けている福
月 日、アルコール、薬
つけられないまま、社会で生
者と健常者、今やバリアを超
らいます。イエス様のお手伝
関わりの中でも彼らは成長し
岡教区福岡地区婦人会が、
物
依
存
の
リ
ハ
ビ
リ
施
設
﹁
光
あ
きる大人の在り方に先に出
えて対等の立場でなされる時
い、典礼奉仕です。結婚式や
ています。だからこそ教会に
月 日︵木︶カテドラルで﹁高
れ﹂
︵旧MAC 大野城市乙
会ってしまう。
代となった。生涯の有無を超
お葬式でも侍者を。時にはお
そういう関わりの場があるよ
齢者とのコミュニケーショ
金
東
一
丁
目
︶
で
は
、
入
所
者
それでも時折、もうひとつ
えた、人間としての良好なコ
年寄りや病気の方々の訪問も
うにと努めさせていただいて
ン﹂をテーマに九大教授で臨
人が念願の洗礼を受けた。ミ
の生き方があったという思い
ミュニケーションを考えるヒ
一 緒 に 行 く こ と が あ り ま す。 おります。
床心理士の野島一彦氏を招い
サ中説教をした鈴木忠一神父
が脳裏をかすめる。そんな青
ントであふれる書。
私が何か教えなくても、そこ
て勉強会を開催した。 人が
︵ 御 受 難 会 ︶ は、 ど ん な 人 間
年の背中をほんの少し押して
サンパウロ社発行
に彼らはイエス様との関わり
直方・田川教会主任司祭
実演で熱心な学びをした。
の中にもどろどろとした、醜
みてほしい、挨拶だけでもい
税込定価 1575円
道者・信徒の集会﹂が健軍教
月
い か も し れ な い。 私 た ち も、
◇
◇
◇
が大切。イエスを中心にして、 公平神父、大牟田・荒尾教会
理解と協力を目指して行われ
会 で 行 わ れ、
﹁私があなた方
日
私の心に訪れているイエスと
☆自由人イエス
教 皇・ 司 教・ 司 祭・ 修 道 者・ 主任司祭の下町豊重神父、帯
たものである。
︵ 月 ︶
、 を遣わしたのである﹂のテー
一緒に声をかけていきたい。
もう一つのキリスト論
山教会主任司祭の川添猛神父
信徒が集まっているというこ
午前の部では、熊本地区長
マのもと、天草地区を含む熊
熊本地
徴 税 人 だ っ た ザ ア カ イ は、 クリスチャン・デュコック著
がそれぞれ、司祭としての貴
と。呼ばれていることにおい
であり手取教会主任司祭の牧
本各地から295人が参加し
区信徒
イエスに﹁あなたの家に行こ
竹下節子 訳
重な体験を証した。
てはみな平等であるが、司祭
山勝美神父より﹁司祭の司祭
た。
使徒職
う﹂と声をかけられ、自宅に
ナザレの
そ の 後、 小 グ ル ー プ に 別
には司祭の役割があり、信徒
職と信徒の共通祭司職﹂につ
協議会
イエスを招く。心は喜びに弾
イエスが、
に は 信 徒 の 役 割 が あ る こ と、 れ、活発な分かち合いが持た
︵ 会 長・
み、彼は生き方から変えられ
その生と
れた。
お互いに認め合い支え合うこ
この集まりは、﹁司祭の年﹂ いて講話があった。
吉田迪
た。今、福岡で元気に動く青
死と復活
参 加 者 か ら は、
﹁第二バチ
とが大切であることが具体的
まず
にあたり宮原司教より﹁各地
子︶主
年たちの多くが、そんなザア
によって私たちを自由に向っ
カン公会議からの教会の刷新
に語られた。
初めに、キリスト者とは﹁あ
区 で 司 祭 年 を 考 え る よ う に ﹂ なたは神の子・キリストです﹂
催 で
カイなのだ。
て導いてくれる⋮⋮。躍動的
を理解した﹂、﹁神父様方がユ
熊本カトリック女性の会の
との指導を受け、熊本地区の
﹁ 熊 本
なキリスト論。
奉 仕 に よ る 昼 食 を は さ ん で、 ニークに一〇〇%ご自身を見
と宣言する者であるというこ
福岡地区青年会新聞部
司祭と信徒協との話し合いで
地区司
ドン・ボスコ社発行
せて下さったことに感動し
午後からは、崎津、大江、本
と。教会はピラミット型では
︵NWMについてはHP〝耳すまな
司祭・修道者・信徒の相互の
祭・ 修
税込定価 1890円
た。﹂等の感想があった。
渡教会の協働司祭である井手
なく、円をイメージすること
日々〟をご覧下さい︶
福岡市早良区四箇1丁目15番28号
☎(092)811−7265
TEL 092-761-8800
福岡プライマリケア株式会社 代表 : エリザベト熊谷
http://www.iruka-japan.com/
森山工務店
有限
会社
㈱ジャパン・スマイルか
春日市上白水 5-11-102 092-517-6313
代表取締役 マルガリタ・マリア 吉田由利子
〒810-0044福岡市中央区六本松4丁目9番4号
・一般住宅(新築・改築工事)
・鉄骨工事 ・RC工事
自宅で療養されている方、在宅で看取りたい
方 、 精神障害の方など 、 病気について、介護
方法について専門的指導や援助が必要な方は
ご相談ください 。
費用は医療 、 介護保険でのご利用になります。
総合建築業
福岡プライマリケア訪問看護ステーション
第627号
カトリック福岡教区報
2010年1月1日発行
(3)
司 祭
シリーズ
⑧
11
カトリック福岡教区報
2010年1月1日発行
司祭召命の育成!
2010年
カトリック教会のカテキズム
福岡黙想の家ご案内 1月
日 時:2010年1月24日(日)15:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:櫻井尚明神父(大名町教会主任)
資 料:カトリック教会のカテキズム
2009年度北九州地区聖書講座
テーマ:いただきます∼神のことばを食べる∼
日 時:2010 年1月 24 日(日)14 時から
場 所:カトリック小倉教会
講 師:L.ベリオン神父(パリ外国宣教会)
参加費:無料
主 催:北九州地区信徒協・聖書部会
真命山諸宗教対話・霊性交流センター
※祈りの集い
年間テーマ:教父に祈りを学ぶ
・日 時:1月14日
(木)10時∼ 14時半
・内 容:ローマの聖クレメンス
・指導者:フランコ神父
指 導:フランコ・ソットコルノラ神父
(真命山院長)
ダニエレ サルツィ・サルトリ神父
Sr. マリア デ・ジョルジ
問合せ先:真命山諸宗教対話・霊性交流センター ☎0968・85・3100 渥0968・85・3186 ・玉名郡和水町蜻浦
1391-7・E-mail shinmeizan@chive.ocn.ne.jp
*個人またはグループでの黙想や研修会も歓迎。
(要予約)
福岡地区信徒協 宣教社会部 講演会
テーマ:信仰と労働、そして社会
∼女性の視点から∼
講 師:栗田 隆子さん(フリーターズフリー、
女性と貧困ネットワーク)
日 時:2010 年 2 月 28 日(日)14 時∼ 17 時
場 所:カテドラル大名町教会
主 催:福岡地区信徒使徒職協議会 宣教社会部
協 賛:福岡地区青年会
問合せ:目良 豊 (090-6468-6844)
佐田 一兵 (090-7164-9114)
カテドラルでのゆるしの秘跡
日時:1月 16 日、2月6日 第1・第3土曜日 10 時∼ 12 時
場所:カトリック大名町教会小聖堂
*基本的に第 1 ・第 3 土曜日。変更の場合もあります。 1月 18 日 ( 月)∼1月 25 日 ( 月)
テーマ
あなたがたはこれらのことの証人となる
( ルカ 24:48)
祈祷会
日 時:2010年1月 24 日 ( 火) 19:00
場 所:カテドラル大名町教会
*どなたでも自由に参加できます。
=佐賀地区信徒研修会=
日時/1月 24 日 ( 日)13 時∼ 16 時
場所/佐賀カトリック幼稚園ホール
講師/鈴木信一神父
(聖パウロ修道会司祭)
主催/佐賀地区信徒使徒職協議会
*他地区の方もご遠慮なくおいでください。
17
18
14
21
16
◇1月 12 日 ( 火)
司祭新年の集い(カテドラル 11 時)
◇1月 26 日(月)・27 日(火)
司祭総会
◇2月9日(火)
司祭評議会
◇3月 30 日(火)
聖香油ミサ(カテドラル 15 時)
◇ 3 月 31 日(水)
教区宗教法人立幼稚園新任教職員
辞令交付式ならびに研修会
◇4月 26 日(月)∼ 27 日(火)
邦人司祭の集会
◇ 5 月 11 日(火)
司祭評議会
◇6月 11 日(金)
司祭年閉幕
◇ 6 月 22 日(火)∼ 24 日(木)
教区内全司祭研修会
◇8月5日(木)
宮原司教霊名のお祝い
◇8月 15 日(日)
教区和田墓地司教ミサ
◇ 11 月 14 日(日)
教区北九州墓地司教ミサ
◇9月 14 日(火)
司祭評議会
◇ 10 月 11 日(月)∼ 15 日(金)
教区邦人司祭黙想会
◇ 11 月9日(火)
司祭評議会
◇ 11 月 29 日(月)∼ 30 日(火)
邦人司祭の集会
*小教区行事と教区行事とが重ならな
いよう出来るだけのご配慮をお願い
します。
30
26
23
12
11
13
40
15
1
14
22
14
13
総合周産期医療センター
がん診療連携拠点病院
地域災害拠点病院
*入院基本料(一般病棟7:1)
〒830-8543
福岡県久留米市津福本町422
TEL0942-35-3322(代表)
FAX0942-34-3115
http://www.st-mary-med.or.jp
10
20
10
19
21
Sr
14
23
21
11
◆
熊
本
聖マリア病院
医科・歯科臨床研修指定病院
地域医療支援病院
救命救急センター
一緒に働きませんか?
=募集=
医師・看護師・医療技術職
30
11
19
31
社会医療法人 雪の聖母会
〒830-1224 三井郡大刀洗町鵜木67−3
T E L 0942−77−3199
代表者 ペトロ 平 田 清
2010 年福岡教区行事予定
16
新年あけましておめでとう
ございます。
﹁最近教区報はカラーが多
いですね﹂と言われます。こ
れは何も編集長の気まぐれで
はなく、
クリスマスや復活祭、
また大きな教区行事が行われ
た と き な ど、 少 し で も 手 に
とって楽しくなるようなもの
にしたいと思っているからで
す。また、写真もカラーであ
ればより一層映えます。そし
てこのためには教区会計の寛
大なるご理解とご承認あって
のことと感謝しています。皆
様、今年も楽しく有意義な紙
面づくりに励みますので、原
稿、写真どしどしお寄せくだ
さい。
また、ボランティアの信徒
の方が毎月8人ほど司教館で
梱包・発送の作業をしてくだ
さっています。この方々の隠
れたお働きで皆様のところに
教区報が届けられます。この
1年もこの方々に支えられて
お届けいたします。今年もよ
ろしくお願い致します。
福岡教区広報室アドレス
E-mail:cdf-kouhou@nifty.com
12
14
■小倉祈りの集い
︹日時︺ 月 日︵金︶ 時半
から 時︹場所︺カトリック
小倉教会信徒会館2階︹指導︺
ガブリエル神父︵御受難修道
会︶
︹内容︺
﹃みことばを味わ
う﹄賛美と感謝の祈り︹連絡
先︺☎090・3985・5
209松田裕子
■北九州召命を共に祈る会
︹日時︺1月 日︵木︶ 時か
ら 時︹場所︺カトリック小
倉教会聖堂︹内容︺新
年のごミサ、ミーティ
ン グ︹ 司 式・ 指 導 ︺ 伊
東成晃神父︵門司教会
主任︶
︹問合せ先︺☎
0 9 3・ 9 6 3・ 2 3
59江口
◆
佐
賀
■佐賀祈りの集い
︹日時︺1月 日︵土︶
時∼ 時︹場所︺佐
賀カトリック会館︹内
容︺ミサと祈り毎月第
1土曜日。
︹問合せ先︺
☎ 0 9 5 2・ 3 0・ 8
347 吉武
16
17
1日(金) 神の母聖マリア/世界平和の日
新年のミサ(カテドラル10:00)
†C.バスチ〔2002年黒崎教会〕 元旦
3日(日) 主の公現
7日(木) カトリック中央協議会予算委員会
10日(日) 主の洗礼
11日(月) 成人の日
14日(木) 召命祈願ミサ(神学院19:30)
常任司教委員会
17日(日) 年間第2主日/今村教会堅信式
18日(月) 米国修道者面談
24日(日) 年間第3主日/大名町教会堅信式
キリスト教一致祈祷集会(カテドラル19時)
25日(月) 聖パウロの回心
司祭総会(∼26日)
27日(水) †R.オーウェンス〔2007年菊池教会〕
30日(土) 福者小笠原玄也一家殉教記念(1636年)
31日(日) 年間第4主日/カトリック児童福祉の日(献金)
天神町教会訪問/†V.マクナリー〔2003年島崎教会〕
2月
2日(火) 主の奉献/†マテオ山川辰幸〔2002年二日市教会〕
3日(水) 教会行政法制委員会
4日(木) 常任司教委員会/日本カトリック神学院常任委員会
5日(金) 日本26聖人殉教者/初金曜日ミサ(浄水通教会10時)
路上生活者への炊き出し(毎金曜日大名町教会)
7日(日) 年間第5主日
美野島司牧センター創立15周年ミサ聖祭
11日(木) ルルドの聖母/世界病者の日 建国記念日
*ゴチックは、司教日程
*司祭の命日は2000年以降からお載せしています。
Br
17
「パウロが受けた福音から パウロが告げた福音へ」
1月のこよみ
■熊本地区召命を共に祈る会
︹日時︺1月 日
︵木︶ 時
︹場
所︺カトリック健軍教会︹内
容︺ロザリオと話し合い︹問
合せ先︺健軍教会☎096 ・
368・2825青木悟神父
■熊本結婚準備講座
︹日時︺1月 日︵土︶から2
月 日︵土︶ 時から 時半
毎 週 土 曜 日 の 全 5 回︹ 場 所 ︺
コ会修道院在世会集会所︹内
仰を生きる﹂ミニ黙想会︹対
◆
福
岡
カトリック手取教会︹参加費︺
容︺アシジの聖フランシスコ
象︺ 歳位までの独身女性
︹主
カップルで一万円︹問合せ先︺
に倣って、福音に生きるため
催︺川島キヨ子︵使徒職の協
■聖霊による刷新福岡祈りの
☎096・352・3030
に。ミサと学習︹指導︺戸村
力者︶
︹参加費︺800円︹申
集い︹日時︺毎週月曜 時か
渥096・352・1515
悦夫神父︹問合せ先︺☎09
込先︺☎092・715・3
ら 時 分︹場所︺大名町教
■カトリック看護協会福岡支
2・843・5831岩崎
会1階︹内容︺賛美と感謝の
606鈴木
部の集まり
祈り・聖書の分かちあい︹代
■虹の会
■美野島司牧センター
表︺ 床嶋
︹問合せ︺☎092・ ︹日時︺1月 日 土︶ 時半
ホームレス支援のための毎 ︹ 日 時 ︺ 1 月 日 日( ︶
(
521・2503蓮尾
週火曜日 時半から炊き出し
から 時半︹場所︺カトリッ
時 半︹ 場 所 ︺ イ エ ズ ス の
■召命祈願ミサ
等へのご協力をお願いします。
ク大名町教会3階︹内容︺子
聖 心 病 院︹ 問 合 せ 先 ︺ ☎
どもを亡くした親の悲嘆の分 ︹問合せ先︺☎092 4
︹日時︺1月 日︵木︶ 時
・31・ 096・352・7181
ち合い︹参加費︺600円︹連
分から︹場所︺日本カトリッ
1419 M・コース神父
竹内
絡先︺☎090・1162・
ク神学院福岡キャンパス聖堂
◆
北 九 州
■福岡結婚準備講座
6395 柴田須磨子
編集後記
︹日時︺1月 日︵土︶から2
■グレゴリオ聖歌を歌う会
月 日︵土︶ 時半から 時 ︹日時︺1月 日︵火︶ 時か
迄の全5回︹場所︺カトリッ
ら︹場所︺聖クララ寮︵南区塩
ク大名町教会︹参加費︺カッ
原︶
︹内容︺聖体賛歌︹問合せ
プルで一万円︹問合せ先︺☎
先︺☎096・380・56
092・741・3687
86堺敬子
*原則、お二人での参加が必
■第8回信徒の霊性と召命を
要です。ご相談ください。
考える集い
■在世フランシスコ会集会
︹日時︺1月 日 日(︶ 時か
︹ 日 時 ︺ 1 月 日︵ 日 ︶ 時
ら 時︹場所︺サンパウロ福
岡 宣 教 セ ン タ ー︹ 内 容 ︺
﹁信
から︹場所︺高宮フランシス
13
2010 年 キリスト教一致祈祷週間
12
◇12月26日(土)∼ 1/4日(月)
長崎純心聖母会黙想
◇5日(火)∼9日(土)
休館
◇12日(火)∼ 21日(木)
長崎純心聖母会・修練院黙想会
◇16日(土)
福岡チェナクルム
◇23日(土)
聖歌練習
(新垣壬敏先生)
*修道院の聖務日課に、みな様をお招きしています。
ご一緒に、祈りの時を過ごしませんか!どうぞいらして
ください。
福岡県宗像市名残1056
☎0940・32・3222 渥32・3385 http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~fmokuso/index.htm
テーマ:聖書とわたし ∼生活の中でみことばを活かす
日 時:2010 年 1 月 17 日(日) 14:00 ∼ 16:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:森山 信三神父(西新教会)
参加費:500 円 旧新約聖書をご持参下さい。
主 催:福岡地区信徒使徒職協議会 聖書典礼部会
10
案 内 板 会合と催し
会合と催し
〒811-4155
2010 年福岡地区聖書講座
(4)
第627号
11
10
37
18
18
宮原良治司教認可
発 行 所 福岡司教区本部
福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28
行
人
発
カトリック福岡司教区
編 集 人 森 山 信 三
TEL 092-522-4059
FAX 092-523-2152
振 替 口 座 01760-6-20729
カトリック福岡司教区
定価 一部 60 円
教皇様の意向のために祈りましょう
意味が分かりました。
と一緒に小学6年のN子ちゃ
カトリックの精神、愛と
マグリン神父様も今、病
んは洗礼を受けた。N子ちゃ
祈りによる教育の重要性と
︻一般︼識者による誠意ある研究
気なのにこのキャンプがう
んが洗礼を受けるきっかけと
共にカトリック学校の教育
︻宣教︼宣教のアイデンティティ
まくいくようにお祈りして
な っ た の は、 土 日 学 校 の サ
の一貫性が重要視されるよ
某新聞が﹁におい﹂をテー
マ ー キ ャ ン プ に 参 加 し た 事。 下さっている、と聞きまし
うになって久しい。
︻日本の教会︼重病の人のために祈る
た。これもこのテーマと同
マに連載していた。それによ
N子ちゃんの作文には次の様
春になると、当園の年長
じ 様 な 事 だ と 思 い ま し た。
ると、幼児が母親のにおいを
な事が書かれていた。
児の殆どは公
私もペトロ岐部神父様やマ
嗅ぎ分けられるのは、母乳に
﹁ キ ャ ン プ で、 先 生 に ペ ト
立の小学校に
国で、とくに恵まれている子
﹁世界病者の日﹂
グリン神父様のようになり
よるところが多いという。日
ロ岐部神父様のお話を聞きま
就 学 す る。 し
らなのです。あなたがたは苦
﹁苦しむ人のために愛の奉仕を行う教会﹂
教皇メッセージ
。
常のスキンシップを通して子
した。
失敗しても諦めないで、 たいと思いました﹂
か し、 そ こ に
し む キ リ ス ト の 兄 弟 で あ り、
どもは無意識のうちに母親の
神父様になる夢をもって、マ この作文には、殉教者の
成長し、キリストと一致する
は﹁ イ エ ス 様
あなたがたは望みさえすれ
教 皇 ベ ネ デ ィ ク ト 十 六 世 は、 今 年 で 第 回 目 を 迎 え る
心の気高さに憧れている子
においを記憶している。そし
ことに意味を見いだすことに
が い ち ば ん ﹂ カオやゴア、ローマに行って
ば、キリストとともに世を救
﹁世界病者の日﹂
︵2月 日ルルドの聖母︶にあたってメッ
どもの姿がある。子ども達
て、﹁ 赤 ち ゃ ん が 最 初 に 覚 え
神父様になった、というのに
よってです。キリストは限り
と毎日歌った
うことができるのです。﹂
セージを発表した。以下はその要約である。
が土日学校で神様の愛に出
るのが母乳のにおい﹂であり、
ない愛をもって苦しまれたか
環 境 は な い。 感動しました。日本に帰って
会える事は何より尊い価値
﹁子どもにとって母親のにお
も、殺されそうになってもキ
らです︵ ︶。﹂苦しみから逃
誰もイエス様、マリア様に
によって善を引き出し
最後に司祭年にあたり、司
である。私は、幼稚園の職
いは、心のふるさとだ﹂と言
リスト教を信じますと、最後
れるのではなく、それを受け
手を合わせる事を知らな
ま す。 ⋮⋮ こ う し て キ
祭を﹁すべての苦しむ人に伝
員と共にこの価値の中に歩
う。 そ う で あ れ ば、 こ こ に
まで言い続けていたと教えて
入れ、キリストとともに苦し
い。その事に、子ども達は
リ ス ト の 十 字 架 は、 生
えられるべきキリストの受難
んでいきたい。
母親と子どもの絆が始まると
もらいました。それでやっと
むことによって私たちは深い
戸惑い、寂しさや孤独を感
ける水の川が流れ出る
のしるしであり道具﹂と呼び、
いうことであろう。現代の家
じると耳にする事がある。 ﹃ い の ち に か え て も ゆ ず る こ 鳥栖カトリック幼稚園
源 と な り ま し た ﹄︵ ︶
。 ところでその苦しみから癒さ ﹁ 司 祭 の 皆 様、 ケ ア と 慰 め を
園長 坂田久美子
族関係の希薄さはこのような
とのできないものがある﹄の
れ、救われると説く。
昨年の復活祭にお母さん
す な わ ち、 神 に 苦 し み
彼らに惜しまず施してくださ
ところにも起因しているのか
を 捧 げ る こ と、 ま た 他
い。苦しむ人々の傍らで過ご
もしれない▲ところで、幼子
さらに第二バチカン公会議
者のために苦しむこと
力関係を深めてほしい、と述
す時間そのものが、パストラ
告、今年度の行事計画が発表
ま ず、 教 皇 は、
﹁この記念
イエスも母マリアの香りを記
の教父が世界に向けて、会議
は、キリストの十字架によっ
べた。また司祭団の取り組み
ルケアの他のあらゆる分野に
された。
白柳誠一枢機卿帰天
日が、病者と病者をケアする
憶しながら成長していかれた
の終わりに発表した﹁貧しい
て愛に結びつき、最高に価値
として、司祭のアイデンティ
とって豊かな恵みとなるので
総会2日目は、主に﹁滞日
人々への奉仕を教会がより広
の だ ろ う か。﹁ イ エ ス は 知 恵
人、病人、およびすべての悩
あるものとなると言う。
テ ィ は 何 か、 司 祭 と は 誰 か、 外国人の司牧に対する共通理
す。﹂と結ぶ。
く促す機会となり、健康とい
が増し、背丈も伸び、神と人
める人へのメッセージ﹂を引
を問うていきたい。そのため
解﹂というテーマで、討議が
う広大な分野における司牧奉
とに愛された﹂︵ルカ2・ ︶
用して、病者を励ます。
次に最後の晩餐における洗
﹁世界病者の日﹂、この日が、 に司祭の生涯養成、研修制度
なされた。その中で、外国人
仕の重要性が教会共同体の
と ル カ が さ ら っ と 書 く と き、
﹁人一倍十字架の重みを
足とよきサマリア人の譬え
特 に 各 小 教 区 に お け る 病 者、 などを充実させたい。教会の
信徒の信徒籍の問題が挙がっ
隅 々 ま で 行 き わ た る こ と を、 を ひ い て、
そ の 裏 に は 母 親 の 深 い 愛 情、
知っている皆さん、泣いてい
﹁愛はもっとも弱
中の個々の分野に専門的に関
ケアを必要とする人々、高齢
た。信徒は小教区に籍があっ
私は心から願っています﹂と
スキンシップの賜物であった
るかた⋮⋮人知れず苦しんで
く必要に迫られている人々
わることの出来る司祭を養成
者、小さく弱い人々が、大切
て、 転 入、 転 出 の 手 続 き や、
東京大司教を 年にわたっ
述 べ て、 教 会 の 使 命 に お け
ということを読み取ってもい
いるかた、勇気を取り戻して
に、とりわけ与えられるべき
していく意向を述べた。それ
にされ、苦しみの意義につい
教会維持費を納めることな
て務めたペトロ白柳誠一枢
るこの日の重要性を強調す
いのではないか。マリアは確
ください。あなたがたこそ神
であると言う﹂こと、そして
は、同時に司祭としてどうあ
て分ち合う日としたいもので
ど、日本の教会と同じシステ
機卿が昨年 月 日、療養先
る。それは、勿論キリストが
かに神の子を宿したと同時に
イエスが﹁行って、あなたも
るべきかという司祭年の取り
ある。
ムがない国々もあり、この点
の 東 京・ イ エ ズ ス 会 ロ ヨ ラ
の国、希望と幸福と生命の王
病む人や弱い人を最も大切に
人 の 子 を 宿 さ れ た の だ か ら。
同 じ よ う に し な さ い ﹂︵ ル カ
組みにもなる。
をどう処理するか今後の課題
ハウスで心筋梗塞のため帰
司祭召命の育成には司祭と信徒の協力
されたという事実に基づいて
・ ︶と言われたように愛
また、滞日外国人の司牧の
として挙げられた。また、外
天。 歳。 葬 儀 は 1 月 5 日、 マリアは当時のナザレの母親
いる。そして苦しみの意義に
を 行 動 で 示 す よ う 促 す。
﹁世
ためにサントス・ホセ・リサー
国人に限らず、新しく来られ
東 京 カ テ ド ラ ル で 行 わ れ た。 がするように普通に、自然に
ついて、前教皇の書簡を引用
界の路上で出会う多くの兄弟
ル神父︵神言会︶を任命した
た 方 を ど の よ う に 迎 え る か、 白 柳 枢 機 卿 は 東 京 の 生 ま れ、 子どもを育てておられたはず
司祭が集まった。この司祭総
し て 次 の よ う に 述 べ る。﹁ 人
である▲イエスは聖母から香
姉妹のからだと心の傷の前に
が、サントス神父は、あくま
暖かく迎えているか、そのよ
1954年司祭叙階、 年に
会は、宮原司教着座後、全司
間の苦しみは、キリストの受
りを受けて育ち、神の香りを
身をかがめるように、イエス
うな体制が教会側にあるかが
東京大司教区補佐司教に叙階
祭 対 象 に 毎 年 行 わ れ て い る。 で外国人の司牧のための協力
難、死、復活の神秘のうちに、 はわたしたちを促します。イ
発する人として宣教活動に入
者であり、滞日外国人の司牧
出発点ではないか、などとい
され、 年同教区大司教に着
第2回となる今回は、教区
その意味が完全に明らかにな
られた。その香りとは勿論嗅
エ ス は ま た、 神 の 恵 み を 受
の第1の責任者は各小教区の
う意見が出された。
座、 年にはヨハネ・パウロ
各委員会︵各担当者を2面に
ります。神のしもべヨハネ・ け、その恵みのうちに日々生
覚で感じるものではなく、霊
主任司祭であることを確認し
2世によって枢機卿に親任さ
掲載︶からの報告、2010
パウロ二世は、その使徒的書
的な感覚のことである。わた
きるなら、病と苦しみを経験
た。主任司祭は、自分に委ね
れた。2000年6月東京大
年度の予定等の共有を目的と
簡﹃サルヴィフィチ・ドロー
したちも回りに悪臭ではな
することは希望の学び舎とな
られた日本人の信徒のみなら
司教を退任するまで東京教区
して行われた。
リス﹄の中で、このことにつ
く、キリストの香りを発する
りうることを理解するのを助
ず、外国から来ている信徒の
の司牧宣教と共に、日本カト
宮原司教は冒頭の講話の中
いて次のように明記していま
ことの出来る人になりたいも
け ま す。
﹂さらにご自身の回
魂の救いにも関心を持ってほ
リック司教協議会会長職を数
で、まず、司祭評議会の答申
す。
﹃ 人 間 の 苦 し み は、 キ リ
の で あ る。﹁ 御 身 の よ き 香 り
勅﹃希望による救い﹄を引用
しいと述べた。
期にわたって務める一方、諸
を受けて、今年も﹁司祭召命
ストの受難において頂点に達
を吸いたれば、わが心は御身
し て、
﹁わたしたちは苦しみ
さらに、現役の司祭が、自
宗教対話や軍縮運動など平和
の育成﹂を教区の年間テーマ
します。同時に苦しみは完全
を求めてあえぐ﹂
︵聖アウグ
を避け、苦しみから逃れるこ
分の場で全力投球出来るよう
活動の分野でも活躍した。日
として挙げた。各地区におい
に 新 し い 次 元 に 入 り ま し た。 とによっていやされるのでは
ス チ ヌ ス﹁ 告 白 ﹂
︶そのため
に、医療や引退後の保障につ
本の殉教者の顕彰のためにも
てもこのテーマが深まってい
1月 日 月︶から 日
(
つまり、苦しみは、愛に結び
には、幼子イエスのように神
ありません。むしろわたした
いて、十分に検討の上、具体
尽力、2008年 月の長崎
ることに感謝し、2年目に入
火
( ︶ ま で、 司 祭 総 会 が 大 牟
つけられるようになりまし
からのよき香りをたくさんい
ちがいやされるのは、苦しみ
での188殉教者列福式を主
る今年は、召命の育成のため、 化していきたいと述べた。
田セキアヒルズホテルで行わ
た。愛は善をつくり、苦しみ
ただく必要があろう。M
を受け入れ、苦しみを通して
続いて各委員会からの報
司式し、説教を行った。
特に司祭と信徒の関わり、協
れ、教区内で奉仕する 人の
第628号
26
50
カトリック福岡教区報
2010年2月1日発行
(1)
司祭
総会
37
25
2月の意向
カトリック
学校の窓
助祭叙階式ご案内
助祭叙階予定者:
アシジのフランシスコ
谷口尚志神学生
日 時:3月22日 ( 月)11 時
場 所:カテドラル大名町教会
*谷口神学生のために一層のお祈
りをお願い致します。
81
70
94
12
ペトロ白柳誠一
枢機卿
66
30
30
11
52
いくことが確認された。
福岡地区信徒協 年度第5回代表者会議を開催
最後に信仰育成部では、教
区の年間テーマである召命の
ただき、信徒が少しでも聖書
福岡地区信徒協は、1月
育成への協力、また各小教区
に近づき、み言葉を読み、み
日、2009年度第5回代表
の教会学校カリキュラムの共
言葉に生きることを目的とし
者会議を開催した。その中で
有など、今後に向けて検討中
た講座が予定されいる。講座
現代の教会の多様なニーズに
であることが報告された。
第 回目は、 月 日で古川
応えるべく昨年に発足した4
4 部 会 の 立 ち 上 げ に よ り、
健一神父︵古賀教会︶の予定
部会からの活動報告、今後の
今後はますますの活発な活動
である。
予定などが報告された。
が期待されるが、それに伴い
次に広報部会は、昨年行わ
まずは、
宣教社会部からは、
次年度からは、各部会の活動
れた第1回広報担当者の集い
月に開催された﹁移住労働
計画や予算を提出して、計画
の報告がなされた。各小教区
者・外国人セミナー﹂につい
的に運営をしていくことが確
が広報誌を持ち寄っての会合
て、多国籍の信徒の方々の出
認された。また、各部会への
であったが、今後は地区、教
し物など、多彩で非常に有意
司祭の協力、指導を望む声が
区レベルでのネットワーク作
義だった、私たちが外国人を
り や 毎 年 5 月 の﹁ 広 報 の 日 ﹂ 多く聞かれた。
受け入れるというよりも、彼
ら か ら 多 く の 刺 激 を 受 け た、 の企画などについて検討して
等の報告があった。宣教社会
佐賀地区信徒協﹁聖パウロを学ぶ﹂
部は、2月 日、カテドラル
にて﹁信仰と労働、そして社
よ る 佐 賀 地 区 信 徒 研 修 会 は、
会﹂というテーマで福岡地区
﹁
パ ウ ロ が 受 け た 福 音 か ら、
青年会との協賛で研修会を予
パウロが告げた福音へ﹂。
定している。
初めて鈴木神父様の講座を
次に聖書部会は、昨年 月
受講したのは2年前のパウロ
の雨宮慧神父の講演をスター
年
講
演
会
で
し
た
。
会
場
に
わ
き
トとして地区の聖書部会が立
起こる笑いや絶妙な﹁間﹂
︵神
ち上がり、
2010年度は
﹁聖
父様、落研だったのかなぁ︶、
書とわたし﹂といテーマで各
軽妙でありながら真剣勝負を
方面から講師を招き、6回に
挑まれているような講演会で
わたる講演会が予定されてい
したが、あの時の強烈な印象
ることが報告された。
を引きずりながら、開始を待
今年度は、聖書の研究会と
ちました。
いうより、講師を通して聖書
神父様の話が進むにつれ
1
月
日
︵
日
︶
の
鈴
木
信
一
との関わりを分かち合ってい
て、 使 徒 た ち か ら 受 け た 福
神父様︵聖パウロ修道会︶に
28
09
強さをコント
ロールす る ⑩
11
有能でエネルギッシュな司
祭がぐいぐい引っ張れば、短
期的には教会は発展するかも
しれません。しかし、長期的
2
24
3
14
一息
ちょっと
音 は パ ウ ロ の 中 で 深 め ら れ、
福岡教区諸委員会及び諸活動担当司祭
﹁ そ こ で は も は や、 ユ ダ ヤ 人
もギリシア人もなく、奴隷も
教区信徒使徒職
森山信三︵西新教会︶
自由な身分の者もなく、男も
平田 敬︵小倉教会︶
召命育成担当
女 も あ り ま せ ん。
︵ガラテヤ
福岡地区信徒協
浦川 務︵久留米教会︶
3 :︶
森山 信三︵西新教会︶
﹂キリストに結ばれ
教区神学生養成担当
典礼
て共に歩いて行こう!と呼び
杉原 寛信︵新田原教会︶
かけるパウロの姿が浮かび上
櫻井 尚明︵大名町教会︶
教区修道女連盟
がってきました。
青少年
青木 悟︵健軍教会︶
今回の講演会で心に響いた
中村 彰︵戸畑教会︶
福岡地区婦人会
言 葉 は、
﹁キリストの領域に
家庭 不在
中村 信哉︵大楠教会︶
置かれた者﹂。
難民移住移動者委員会
クルシリヨ
洗礼を受け、キリストの領
M・コース︵司牧センター︶
伊東 成晃︵門司教会︶
域に置かれた⋮?しかも〝条
G・ブレシュト︵御受難会︶ 信仰教育
件なし〟で。あ、そうだった!
滞日外国人問題
櫻井 尚明︵大名町教会︶
このことを自覚し続けていた
M・コース︵司牧センター︶ 聖書
い。これを土台に据えていた
G・ブレシュト︵御受難会︶
森山 信三︵西新教会︶
い。
﹁ 出 来 な い よ ね、 難 し い
J・R・サントス︵召命の家︶ 教会学校 不在
よね、でも、やってみようよ﹂。 諸宗教
教区殉教者顕彰推進
神父様の口を通して出され
S・フランコ︵真命山︶
深堀 勝人︵佐賀教会︶
た宿題。その先にあるものは、 エキュメニズム
カトリック看護連盟
平和、寛容、親切、善意、柔
戸村 悦夫︵高宮教会︶
青木 悟︵健軍教会︶
和・・・。
正義と平和
教誨師
これまで日本語になってい
中村 彰︵戸畑教会︶
櫻井 尚明︵大名町教会︶
ない直訳に悩んできた私に
部落問題
森山信三︵西新教会︶
とっての、福音です。そして
中村 彰︵戸畑教会︶
深堀 勝人︵佐賀教会︶
また﹁条件なしでキリストの
社会福祉︵ カリタス・ジャパン︶
鈴木 忠一︵御受難会︶
領 域 に 置 か れ た 私 た ち ﹂。 こ
中村 信哉︵大楠教会︶
伊東 成晃︵門司教会︶
のことは今、教会共同体の中
広報
カナの会
で忘れてはいけない、見失わ
森山 信三︵西新教会︶
櫻井 尚明︵大名町教会︶
れてはいけない、一番大切な
教区報関係
納骨堂委員会
ことなのかもしれません。
白浜光子︵佐賀教会︶
新年を迎えて日常生活が活
は分かっていますが、老化が
気 づ い て い る こ と で し ょ う。 進むにつれて今まで信じてい
福岡教区もこうした波に乗っ
たことでも本当かな?と不安
て い る よ う で す。 特 に 青
に な る こ と が あ り ま す。 そ
年 会 の 活 気 は、 目 立 っ て
ん な と き 誰 か︵ 神 父 様 な ら
い る よ う に 見 え ま す。 こ
最 高 で す が・・・︶
、この
れはわたしのような老神
キリスト教は間違いないん
父にも明るい気持ちにさ
だ よ、 安 心 し な さ い と 言 い
せ て く れ ま す。 今 後 ま す
聞 か せ て ほ し い ん で す。 老
ます発展していくことで
人になってこんなことは恥
し ょ う。 そ う 願 っ て や み
ず か し く て 言 え な い か ら、
ま せ ん。 と こ ろ で、 私 は
待っている人は私だけでは
誰かにお助けしていただ
ないのでしょうか。
き た い こ と が あ り、 ペ ン
若 人 よ、 教 会 に 集 ま れ!
を 執 り ま し た。 そ れ は、
の掛け声の後で結構ですか
老人たちにも救いの話し
ら、 老 人 よ、 お 前 ら も 待 っ
を聞かせてもらえないだろう
ているよ、と声を掛けてほし
かということです。イエズス
いのですヨ。待っています。
様が救い主であることの話し
山頭原太郎神父
28
具体的には、声の強さや話し
いての知識があるし、公の場
に見ると、司祭依存の教会は
方が威圧的ではないかを自覚
で話し慣れているし、声も大
安定した発展ができない。こ
して、コントロールすべきで
きかったりするからです。こ
れはかなり多くの人が経験し
す。確信や信念と威圧は紙一
れをどう考えるべきでしょう
ていることでしょう。この問
重です。次に、教会で話し合
か。
題は二つの方向から考える必
うべき問題について、あらか
司祭は自分の強さをコント
要があります。
じめ、いろいろな方向からよ
ロールすることを学ばねばな
司祭が聖職者主義を反省し
く考えていることが望まし
らないでしょう。ユダヤ教の
すぎると、司祭は黙って聴い
い。良く考えていると、心に
神秘主義では、神は世界と人
ているだけ、ということが起
余裕ができて、威圧的になら
間を創造されたとき、自ら小
こります。司祭も共同体の一
なくてすみます。司祭が本当
さくなられたと言います。被
員として積極的に発言するこ
の意味で﹁小さい人﹂になる
造物たちが本当に生きること
とができるし、またその義務
ことができるなら、それが一
ができるために﹁場所を開け
があります。
番いいのです。そうなれない
られた﹂のです。司祭の意見
しかし、司祭が積極的に発
のなら、せめて、意識的にコ
そのものは間違ってはないと
言 す る 場 合、 本 人 の 意 図 は
ントロールするように心がけ
し て も、 司 祭 の 強 さ が そ の
ど う で あ れ、 他 の 出 席 者 の
るべきです。
場所に充満してしまっていて
発言よりも大きな威力を発揮
御受難修道会
は、信徒たちは本当に﹁生き
しがちです。司祭の地位が持
宗像修道院院長
る﹂ことができなくなります。
つ権威の他に、その問題につ
2010年1月現在
福岡地区納骨堂
櫻井 尚明
︵大名町教会︶
北九州地区納骨堂
平田 敬︵小倉教会︶
ハイチ大地震被災者救援募金
訃報
深堀正平
坂牧春妙
福岡カルメル会のシスター
三位一体のマリア鈴木澄が1
月 日、今津赤十字病院︵福
岡 市 西 区 ︶ で 帰 天 し た。 享
年 歳、修道生活 年であっ
た。 神 奈 川 県 逗 子 に 生 ま れ、
1942年東京のカルメル会
に入会。1950年に終生誓
願、 翌 年 ベ ル ギ ー・ ブ ル ―
ジュのカルメル会修道院から
来日した3人のシスターと来
福し、福岡カルメル会の創立
に当たった。福岡大神学院そ
ばの修道院の建築、また現在
地への移転と新修道院の建設
に尽力、長年にわたって院長
を務め、モーリス・ズンデル
他の諸書の翻訳には中心に
なって携わった。
常に神学生、
司祭のために祈り続けた。
一万円でいいか振り込め詐欺にきく
待っていま∼す!
再放送はない人生は一度きり
木 下 株 式 会 社
カトリック福岡黙想の家
互助会制度もご利用できます。
ご用命 お問い合せは
カ ト リ ッ ク の ご 葬 儀
スイートタイプ(赤)(白)
〒810-0016
福岡市中央区平和3丁目1-5
T E L 092−526−5656
〒815-0082 福岡市南区大楠2丁目4番8号
カトリック御受難修道会・宗像修道院
811-4155 福岡県宗像市名残1056 Tel 0940-32-3222・Fax 0940-32-3385
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~ fmokuso/index.htm
ミサ
デ
ヴィノ
指導:シスター髙木慶子・来住英俊神父
① 3月13日(土)16時から 14日(日)15時
② 6月5日(土)16時から 6日(日)15時
③ 12月11日(土)16時から 12日(日)15時
*信徒を対象に「生と死」を『経験』と『カトリックの教え』の
両方から考える研修会です。
Sr. 鈴木澄
カリタスジャパンは、国際カリタスおよび現
地カリタスと協力して支援を行っていきます。
■募金受付先■
郵便振替番号:00170-5-95979
加入者名:カリタスジャパン
※通信欄に「ハイチ地震」とご明記下さい
お寄せいただいた募金は国際カリタスを通じ
てハイチ地震被災者救援に充てられます。
67
24
11
イザヤ 来住 英俊
21
90
(2)
第628号
カトリック福岡教区報
2010年2月1日発行
神の前で生と死を考える集い
ありがとう!三位一体の聖体の宣教女会
☆カトリック教会のカテキ
ズム 要約
日本カトリック司教
協議会
監訳
本書は
﹃ カ ト
リック教
会のカテ
キズム﹄の﹁忠実かつ確実な
要約﹂です。本文は598の
問いにより構成された問答形
式で﹁教会の信仰の本質的か
つ根本的な要素﹂を﹁簡潔な
形で﹂提示しています。した
がって、信者はもちろんのこ
と 信 者 で な い 人 に と っ て も、
﹁カトリック信仰の全貌を見
渡しながら把握﹂するための
﹁ 便 覧 ﹂ と な る 書 籍 で す。 ま
た、節目ごとにカラーの聖画
図版とその解説が挿入されて
おり、それらも教理理解のた
めに主要な役割を果たしてい
ます。個人でカトリックの教
理を学ぶための読み物として
も大変便利ですが、教会の要
理勉強会や求道者向けの勉強
会、またカトリック学校にお
ける宗教の時間の読本として
も最適です。
カトリック中央協議会出版
税込定価 1260円
◇
◇
◇
☆蛍光の影からの声
山内清海 著
平 和、
人 間、 教
育、福祉、
そ し て
ターミナルケアなどをキリス
ト教的観点から捉え、事例や
体験に基づき深い新たな視点
に溢れた書である。著者のこ
こ数年間の講話や講演を一冊
の書にまとめたもの。
サンパウロ発行
税込定価 3675円
を
総合建築業
福岡プライマリケア訪問看護ステーション
・一般住宅(新築・改築工事)
・鉄骨工事 ・RC工事
建築の事なら何でもお気軽にご相談ください
森山工務店
有限
会社
ヨゼフ 森山新太郎
司祭 生 活 と 老 後
すと?
Q 今の自分を漢字一文字で表
す。一字間違ってRのかわり
のために生きる人になってく
にLを書いて遊び人と言われ
ださい﹂と励ました。
宮原司教新成人式と漁船を祝福 崎津・大江
ることもあるのですが・・・。
説教の後、5人は司教の前
老いと共に心静かに祈るこ
に進み出て、新成人となった
新年の幕開けと共に、天草
1974年建立︶まで船団
(
とができたらと思っていま
すよと言われて聖堂に入って
決意を表明した。家族をはじ
の
﨑
津
、
大
江
小
教
区
で
は
宮
原
を
組
み
パ
レ
ー
ド
︵
写
真
︶
を
行
っ
す。これまでの行いにおける
見ると静かに祈っておられる
め信者たちは、成長した姿に
良 治 司 教 を む か え、 船︵ 漁 ︶ て、海の星聖母マリアにご保
罪のゆるしのために、出会っ
初老の司祭の姿に度々出会い
目を細めながら、彼らの上に
の
祝
福
式
と
新
し
く
成
人
の
仲
間
護
を
願
い
祈
り
を
さ
さ
げ
た
。
た 人 々 の 救 い の た め に、 先
ました。そして、元気に青少
神の導きと豊かな恵みが与え
入りをする青年たちの祝福式
立った人々の永遠の安息のた
年たちとキャンプだ、練成会
ら
れるよう祈った。
が
行
わ
れ
た
。
めに、そして神様の栄光のた
だ、黙想会だと、走り回って
新成人を代表して竹森涼太
めに、そして死を迎えるとき
いる自分の姿とのギャップを
さんがあいさつし、この日を
まで神の御旨を行うことがで
感じたものでした。
迎えられたことを感謝し、﹁い
きるように祈れたらと思うの
人間は日一日老いて行くも
つの日か、家族に、そしてふ
です。
のです。でも、静かに暑いと
るさとに恩返しが出来るよう
きも寒いときも聖堂で、ご聖
司祭叙階の秘跡の中で公に
にがんばります﹂と力強く
体の前で静かに祈っておられ
祈るという恵みを戴いたもの
語った。
る神父様に出会うとき、何を
として最後までできることは
祈っておられたのだろうかと
祈りではないかと思っていま
思って、人々の救霊のためで
すが、祈ることができること
すか、司祭としての生活を振
もお恵みです。肉体的には弱
り返りながら日々の歩みのた
い者です。本当にそうできる
翌3日、大江教会では、主
めにですか、などと心を思い
ようにお祈りください。
の公現のミサの中で新成人の
巡らしたものでした。
主よ、いつも祈ることがで
祝 福 式 が 行 わ れ た。 里 帰 り
きますようにお守りくださ
確かに司祭を英語で
1月2日、﨑津漁港の桟橋
してきていた5人の若者 写
(
い。
︵祈る人︶ともい
に
隻
の
船
が
繋
留
さ
れ
、
乗
組
真︶が、希望に満ちてこの式
PRAYER
佐賀教会主任司祭
われると聞いたことがありま
員の家族が集まった。宮原司
に臨んだ。
教は、心新たに沖に漕ぎ出す
宮 原 司 教 は、 迫 害 時 代 に、
全国から青年が集まって⋮何
福岡教区の青年のぬくも
船と乗組員を祝福し、航海安
決して譲ることの出来ない価
かをする、ということがとて
り。みんな心の温かい人たち
全
と
豊
漁
を
祈
願
し
た
。
値を知って命さえ惜しまな
も新鮮でした。
なので、そのやさしさを他の
祝 福 式 を 終 え る と、 宮 原
かった先祖たちの信仰の証し
Q な ぜ 準 備 に 携 わ ろ う と?
教区にも伝播してもらえたら
司
教
も
船
に
乗
り
込
み
、
漁
港
に つ い て ふ れ な が ら、﹁ 大 人
次にNWMが福岡であるのは
いいな。
入口に立つ聖母マリア像
としての自覚を持って、他者
何年後か、またあったとして
Q 信仰における夢は?
も参加できるか⋮今しかな
家族全員で毎ミサに与れる
い、と思って。
環境に憧れています。母方が
Q ど の よ う な 準 備 を 担 当?
カトリック、父方が浄土宗と
いう環境で、家族内で洗礼を
受けてるのは母と僕だけ。い
つか僕にも家族が出来てそう
なればと。
広 報 と ブ ロ グ﹁ 耳 す ま な
日々﹂の執筆。また応募して
き た 青 年 の 管 理 な ど を 担 当。
ブログはネタ探しが大変⋮他
から見て福岡 教
(区 っ
) てど
んなところなんだろう⋮と考
えると難しい。休みには教区
内の写真を撮り掲載していま
す。当日はカメラマンの予定。
Q 準備の中で感じていること
60
したが、北九州の天神町教会
カトリック労働者連盟 創立 周年を祝う
で の 記 念 ミ サ が 最 後 で な く、
この日をスタートの日にしま
月、ムルグ神父により男子の
最初のグループ︵JOC組会︶ しょう﹂との話にみな深い感
慨を覚えた。当日は、日本J
を、同年5月に女子のグルー
OC書記局︵東京︶からの参
プ︵JOCF組会︶が小倉教
加を始め、 人弱が参列、ミ
会に発足し、今年で 年。こ
サ後に行われた交流会では往
の記念すべき年に当たり、
時の思い出話と共に、﹁見る、
周年の記念ミサが全国で行わ
判断する、実行する﹂のJO
れてきた。発祥の地でもある
C精神を確認した。
北九州での記念ミサは林尚志
創立者のムルグ神父も今は
神父︵カトリック下関労働教
天国の人となられたが、亡く
育センター︶とL・ベリオン
なられた会員の思い出話など
神父︵パリ外国宣教会︶の共
に思わず言葉を詰まらせる会
同司式で捧げられた。説教で
員も見られ、 年という歳月
林神父が話した﹁ 年前JO
C が 小 倉 教 会 で 産 声 を あ げ、 の重さに想いを馳せたひと時
でもあった。交流会は時間
日本列島を北に広がって行っ
超過、最後は全員で手を取り
たのに対し、今回の記念ミサ
は 逆 に 札 幌 を 皮 切 り に 東 京、 合って﹁JOCの歌﹂を合唱
し解散した。
大阪と南下しこの日を迎えま
60
福岡市早良区四箇1丁目15番28号
☎(092)811−7265
TEL 092-761-8800
福岡プライマリケア株式会社 代表 : エリザベト熊谷
http://www.iruka-japan.com/
1954 年、福岡市博多区吉塚に修道院と「福岡
カトリック保育園」(現吉塚カトリック保育園)を
開き 56 年のながきに渡って隣接の吉塚教会の信
徒の支えにもなっていた修道院が閉院することに
なりました。お別れ会にどうぞお越しください。
日 時:2月 14 日 ( 日)10 時のミサに引き続き
場 所:カトリック吉塚教会
60
春日市上白水 5-11-102 092-517-6313
代表取締役 マルガリタ・マリア 吉田由利子
〒810-0044福岡市中央区六本松4丁目9番4号
10
恕、
﹁怒﹂ではありません
よ 笑
( )前 回 の N W M 広
島での分かち合いの中で初め
て知った言葉です。孔子の言
葉で、詳しくは調べていただ
けたら⋮他人に対する親愛の
情、優しさ、愛というものを
JOC︵カトリック青年労
示しています。カトリックの
働者連盟︶の 周年記念ミサ
教えにも通じているのではと
が 2 0 0 9 年 月 日︵ 日 ︶
思います。いつもそうしよう、 北九州市のカトリック天神町
と心がけている言葉です。
教会で行われた。
小倉教会青年信徒
1949年︵昭和 年︶3
60
自宅で療養されている方、在宅で看取りたい
方 、 精神障害の方など 、 病気について、介護
方法について専門的指導や援助が必要な方は
ご相談ください 。
費用は医療 、 介護保険でのご利用になります。
㈱ジャパン・スマイルか
60
60
恕
岡崎真一さん
今までのNWMの印象は?
Q NWMをどのような集まり
にしたい?
12 60
深堀勝人神父
司祭生活も 年目を迎えて
過 ご す 今 日 こ の 頃 で す。︽ 司
祭生活と老後︾というテー
マで原稿依頼を受け、ふと思
い出したというよりも司祭に
なって、まだ自他共に若いと
言えるころ、初老を迎えた司
祭との出会いを通して、あこ
がれた司祭の姿を思い出して
います。
司祭になって間もないころ
は 青 少 年 担 当 の 任 を 受 け て、
高校生、青年たちの活動のた
めにいろいろな教会を訪問す
る機会も多く、司祭館に神父
様を尋ねると賄いさんから神
父様は聖堂にいらっしゃいま
32
東 京、 京 都、 広 島 に 参 加。
13
24
Q
JOC
司 祭
シリーズ
⑨
今月福岡で開催される全国
自分は北九州の青年です
の青年の集まりネットワーク
が、 福 岡、 佐 賀 の 青 年 な ど、
ミ ー テ ィ ン グ︵ 以 下 N W M ︶ 皆が一つになっている事。こ
を、準備スタッフの一人、小
れを機会に他の地区の青年と
倉教会のドミニコ岡崎真一さ
も仲良くなっていきたいと思
んを通して紹介します。
います
in
第628号
カトリック福岡教区報
2010年2月1日発行
(3)
カトリック福岡教区報
2010年2月1日発行
司祭召命の育成!
2010年
カトリック教会のカテキズム
福岡黙想の家ご案内 2月
日 時:2010年2月28日(日)15:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:櫻井尚明神父(大名町教会主任)
資 料:カトリック教会のカテキズム
2010 年福岡地区聖書講座
テーマ:聖書とわたし ∼生活の中でみことばを活かす
日 時:2010 年3月 14 日(日) 14:00 ∼ 16:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:古川健一神父(古賀教会)
参加費:500 円 旧新約聖書をご持参下さい。
主 催:福岡地区信徒使徒職協議会 聖書典礼部会
福岡地区信徒協 宣教社会部 講演会
テーマ:信仰と労働、そして社会
∼女性の視点から∼
講 師:栗田 隆子さん(フリーターズフリー、
女性と貧困ネットワーク)
日 時:2010 年 2 月 28 日(日)14 時∼ 17 時
場 所:カテドラル大名町教会
主 催:福岡地区信徒使徒職協議会 宣教社会部
協 賛:大名町教会青年会
問合せ:目良 豊 (090-6468-6844)
佐田 一兵 (090-7164-9114)
◇22日(月)∼ 25日(木)
九州説教者セミナー
◇26日(金)∼ 28日(日)
相即人間学研修会
3月
◇13日(土)∼ 14日(日)
神の前で生と死を考える集い
◇20日(土)
福岡チェナクルム
*修道院の聖務日課に、みな様をお招きしています。
ご一緒に、祈りの時を過ごしませんか!どうぞいらして
ください。
〒811-4155
福岡県宗像市名残1056
☎0940・32・3222 渥32・3385 http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~fmokuso/index.htm
真命山諸宗教対話・霊性交流センター
※祈りの集い
年間テーマ:教父に祈りを学ぶ
・日 時:2月11日
(木)10時∼ 14時半
・内 容:アンチオケアの聖イグナチオ
・指導者:ダニエレ神父
指 導:フランコ・ソットコルノラ神父
(真命山院長)
ダニエレ サルツィ・サルトリ神父
Sr. マリア デ・ジョルジ
問合せ先:真命山諸宗教対話・霊性交流センター ☎0968・85・3100 渥0968・85・3186 ・玉名郡和水町蜻浦
1391-7・E-mail shinmeizan@chive.ocn.ne.jp
*個人またはグループでの黙想や研修会も歓迎。
(要予約)
司祭年に3人の神父様方と行く、
イタリア巡礼
日時:2月 17 日、2月6日 第1・第3土曜日 10 時∼ 12 時
場所:カトリック大名町教会小聖堂
*基本的に第 1 ・第 3 土曜日。変更の場合もあります。 2日(火) 主の奉献/†マテオ山川辰幸〔2002年二日市教会〕
3日(水) 教会行政法制委員会
4日(木) 常任司教委員会/日本カトリック神学院常任委員会
5日(金) 日本26聖人殉教者/初金曜日ミサ(浄水通教会10時)
路上生活者への炊き出し(毎金曜日大名町教会)
7日(日) 年間第5主日
美野島司牧センター創立15周年ミサ聖祭
9日(火) 司祭評議会(司教館10:30)/司教顧問会
10日(水) 聖スコラスチカおとめ
11日(木) ルルドの聖母/世界病者の日 建国記念日
12日(金) †ラウレンシオ岩永義人〔2009年今村教会〕
14日(日) 年間第6主日
本郷教会堅信式・新館祝福式
15日(月) 臨時司教総会(∼19日)
17日(水) 灰の水曜日(大斎・小斎)/四旬節愛の献金実施中
20日(土) ネットワークミーティング(大神学院∼21日)
21日(日) 四旬節第1主日
26日(金) 今村信徒発見〔1867年〕
28日(日) 四旬節第2主日
主任司祭就任式
3月
1日(月) 久留米信愛女子学園高校卒業式
4日(木) 常任司教委員会
5日(金) 初金曜日ミサ聖祭(浄水通教会10:00)
6日(土) 福岡地区カトリック青年会黙想会(湯布院∼7日)
7日(日) 四旬節第3主日
†ミカエル平田寛〔2002年門司教会〕
9日(火) 日カ連理事会(広島∼11日)
*ゴチックは、司教日程
*司祭の命日は2000年以降からお載せしています。
16
12
Br
30
23
21
11
14
21
18
14
14
11
30
日 程:2010 年6月4日 ( 金)∼6月 13 日 ( 日)
同行司祭:S. リチャード神父(浄水通教会主任)
山頭原太郎神父(司祭の家)
大山繁神父(長崎教区青砂ガ浦教会主任)
訪 問 地:ミラノ、ベニス、フィレンッエ、アッシジ、
ローマ
旅行費用:450,000円前後(参加人数で変動)
取扱旅行会社:及川事務所
☎ 03-5789-8865 Fax03-5789-8867
2
野宿者支援の越冬炊き出しに
ご協力を!
日 程:2月5日 ( 金)∼3月 12 日 ( 金)
までの毎金曜日
集合場所:カテドラル大名町教会
調 理:教会厨房に 13 時
配布協力:教会1階に 20 時 30 分
*お米や現金でのご寄付、調理や配布
のボアンティアなどお待ちします。
Eメール:moikawa@roxy-int.com
10
11
14
11
10
〒830-8543
福岡県久留米市津福本町422
TEL0942-35-3322(代表)
FAX0942-34-3115
http://www.st-mary-med.or.jp
25
26
14
13
18
14
11
Sr
14
73・1573森内慎一郎
*入院基本料(一般病棟7:1)
一緒に働きませんか?
=募集=
医師・看護師・医療技術職
15
◆
熊
本
総合周産期医療センター
がん診療連携拠点病院
地域災害拠点病院
17
■熊本地区召命を共に祈る会
︹日時︺2月 日
︵木︶ 時
︹場
所︺カトリック健軍教会︹内
容︺ロザリオと話し合い︹問
合せ先︺健軍教会☎096 ・
368・2825青木悟神父
■カトリック看護協会福岡支
部の集まり
︹ 日 時 ︺ 3 月 日 日( ︶
時 半︹ 場 所 ︺ イ エ ズ ス の
聖 心 病 院︹ 問 合 せ 先 ︺ ☎
096・352・7181
竹内
聖マリア病院
医科・歯科臨床研修指定病院
地域医療支援病院
救命救急センター
編集後記
今年は、春の訪れが早いそ
うです。地球温暖化を考える
と素直に喜べない気もいたし
ます。さて、1年間、連載い
たしました1面﹁カトリック
学 校 の 窓 ﹂ は、 3 月 で 終 わ
り、﹁ 時 の 話 題 ﹂ の コ ラ ム に
なります。3回にわたって担
当くださいました坂田先生に
お礼申し上げます。また、﹁教
会共同体を考える﹂は、来住
神父様に担当いただき、教会
共同体について多角的に論じ
ていただきました。長きにわ
たってこのコラムを担当して
くださいました神父様にもお
礼 申 し 上 げ ま す。 こ の 欄 は、
4 月 か ら﹁ み 言 葉 の ひ ろ ば ﹂
というコラムになり、多方面
の方々に心に響いたみことば
について寄稿いただきたいと
考えています。今朝、ほころ
び始めた梅の花にメジロがと
ま っ て い て、 思 わ ず シ ャ ッ
タ ー を 切 り ま し た。﹁ ゆ っ く
り撮ってくれ﹂と言わんばか
りに長い間、じっとしていて
くれたため、いい写真が撮れ
ました。鳥たちも春を待って
い る の で し ょ う。
﹁空の鳥を
よ く 見 な さ い。 種 も 蒔 か ず、
刈り入れもせず、倉に納めも
しない。だが、あなたがたの
天の父は鳥を養ってくださ
る。あなたがたは、鳥よりも
価値あるものではないか。
﹂
社会医療法人 雪の聖母会
■小倉祈りの集い
︹日時︺2月 日︵金︶ 時半
から 時︹場所︺カトリック
小倉教会信徒会館2階︹指導︺
ガブリエル神父︵御受難修道
会︶
︹内容︺
﹃みことばを味わ
う﹄賛美と感謝の祈り︹連絡
先︺☎090・3985・5
209松田裕子
■北九州召命を共に祈る会
︹日時︺2月 日︵木︶ 時か
ら 時︹場所︺カトリック小
倉 教 会 聖 堂︹ 内 容 ︺ ご ミ サ、
ミ ー テ ィ ン グ︹ 司 式・ 指 導 ︺
伊東成晃神父︵門司教会主任︶
12
◆
佐
賀
日 程:2010 年4月 20 日 ( 火)∼5月1日(土)
団 長:髙見三明大司教
訪問地:ヴァチカン、バルセロナ、マドリード、ローマ、
サント・ドミンゴ・デ・シロス 他
費 用:450,000円(成田発着)
企 画:カトリック長崎大司教区
旅行企画:パックス インターナショナルKK
☎ 03-3561-0755 Fax 03-3561-0759
10
︹問合せ先︺☎093・963・
2359江口
■佐賀祈りの集い
︹日時︺2月6日︵土︶ 時半
∼ 時︹場所︺佐賀カトリッ
ク会館︹内容︺ミサと祈り毎
月 第 1 土 曜 日。
︹問合せ先︺
☎0952・30・8347
吉武
■平和を共に考える2月 日
佐賀の集い
︹日時︺2月 日︵木︶ 時か
ら︹内容︺ドイツ人良心的兵
役拒否者と語り合おう!︹講
師︺アレクサンダー・パイス
さん︹場所︺カトリック佐賀
教会聖堂
︹参加費︺無料
︹主催︺
佐賀カトリック正義と平和協
議会
︹問合せ先︺☎0952・
被爆マリア像と平和を祈るたびに
ローマ・スペイン 平和巡礼
〒830-1224 三井郡大刀洗町鵜木67−3
T E L 0942−77−3199
代表者 ペトロ 平 田 清
2月のこよみ
ら︹場所︺聖クララ寮︵南区塩
◆
福
岡
原︶
︹内容︺四旬節歌︹問合せ
先︺☎096・380・56
■聖霊による刷新福岡祈りの
集い︹日時︺毎週月曜 時か
86堺敬子
ら 時 分︹場所︺大名町教
■ピース9の会
会1階︹内容︺賛美と感謝の ︹日時︺3月7日 日(︶ 時半
祈り・聖書の分かちあい︹代
から︵9時から松浦司教主日
表︺ 床嶋
︹問合せ︺☎092・ ミ サ ︶
︹場所︺カトリック久
521・2503蓮尾
留米教会︹内容︺
﹁福音と平和
■召命を共に祈る会
憲法﹂︹講師︺松浦悟郎司教
︹参
加費︺200円/学生無料
︹申
︹日時︺2月 日︵木︶ 時
込先︺☎0942・39・9
分[場所]召命の家[指導]浦
川務神父
︵教区召命担当︶
122入江妙子
■ 紫 苑 com. 心 の セ ミ ナ ー
■美野島司牧センター
スピリチュアルケア
ホームレス支援のための毎
︹日時︺2月 日︵日︶ 時か
週火曜日 時半から炊き出し
ら 時︹場所︺福岡黙想の家
等へのご協力をお願いします。
2階会議室︹テーマ︺
﹁人生に
月中は大名町教会との協力
おける苦難の意味﹂ 宗教と
も致します。︹問合せ先︺☎
の対話︹講師︺小宮豊医師︵精
092 4
・ 3 1・ 1 4 1 9
神医学・人格心理学︶来住英
M・コース神父
俊神父︵黙想の家院長︶
︹参加
費︺自由募金︹問合せ先︺☎
0940・33・2731
吉永昌子
■在世フランシスコ会集会
︹ 日 時 ︺ 2 月 日︵ 日 ︶ 時
から︹場所︺高宮フランシス
コ会修道院在世会集会所︹内
容︺アシジの聖フランシスコ
に倣って、福音に生きるため
に。ミサと学習︹指導︺戸村
悦夫神父︹問合せ先︺☎09
2・843・5831岩崎
■グレゴリオ聖歌を歌う会
◆
北 九 州
︹日時︺2月 日︵火︶ 時か
目 的:カトリック笹丘教会新聖堂建設のため
日 時:2月 14 日(日)11:15 ∼
場 所:笹丘教会聖堂
出 演:聖歌隊:Laudare(指揮=尾崎トミ子)
弦楽四重奏:カルテットマンマ
ハイバリトン:岡嶋泰一郎
曲 目:ごらんよ空の鳥
千の風になって
ラルゴ 他
*コンサートは自由献金となっています。
収益は新聖堂建設資金とさせていただきます。
福岡教区広報室アドレス
E-mail:cdf-kouhou@nifty.com
案 内 板 会合と催し
会合と催し
カテドラルでのゆるしの秘跡
大!チャリティーコンサート
(4)
第628号
宮原良治司教認可
発 行 所 福岡司教区本部
福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28
行
人
発
カトリック福岡司教区
編 集 人 森 山 信 三
TEL 092-522-4059
FAX 092-523-2152
振 替 口 座 01760-6-20729
カトリック福岡司教区
定価 一部 60 円
教皇様の意向のために祈りましょう
母さんからひとり立ちした
リア様も心配していらっしゃ
朝 の 登 園 時、 子 ど も の
喜びの姿があった。
る よ。﹂ と 語 り か け た。 K 子
泣 き 叫 ぶ 声 が す る。 3 才
︻一般︼世界経済
ちゃんは、びっくりした様な こうした子どもの自立に
児のK子ちゃんが登園拒否
︻宣教︼アフリカの教会
は大人が孤独をこえている
表情をみせ立ちすくんだ。自
をしている。両手はお母さ
心の環境が要る。
待望の﹁カテキズム要約﹂の
分の土足に気付き、急に靴を
んの肩にしがみつき、お母
︻日本の教会︼女性の尊厳の擁護
ゲッセマネの園のイエス
邦訳が出版された。読んでみ
ぬいで振り向きもせず、サッ
さんの両腕は子どもを抱き
様を思う。神であり、人で
る と 簡 単 で は な い。﹁
﹃カト
サと教室に向かった。その後
しめておられ
あられたイエス様は、私達
リック教会のカテキズム﹄へ
しながら、その人の喜びと幸
た。﹁お母さん、 登園拒否は少しずつ良くなっ
神の望みと指示が明確に示される恵みの期間
の罪の身代わりとして孤独
の関心と熱意を改めて呼び起
四旬節の心構え
せのために何かできることを
ていった。
今日は泣いて
こすことを目指して﹂出版し
実践するように心掛けたいと
夏 休 み の 少 し 前、 降 園 後、 をこえて下さった。ここに
も引き取らせ
た、と序文にあるとおり、カ
思います。
職 員 室 の チ ャ イ ム が 鳴 っ た。 神様の愛の神秘がはたらい
て頂きたいの
四旬節は、神の望みと指示
が赦しとして表される恵みの
た。私達の先頭に立って孤
テキズムをもっとよく読むた
出てみるとお母さんとK子
で す が、 そ の
が明確に示される恵みの期間
期
間
な
の
で
す
。
独をこえて下さったイエス
めに世に出された。カテキズ
ベ ネ デ ィ ク ト 世 教 皇 は、
ちゃんが美しい花束を持って
指を少し緩め
です。特に、この期間中の典
様に倣いたい。子ども達は、
ムを凝縮しそのエキスを取り
立 っ て お ら れ た。﹁ K 子 が 帰
て頂けません
礼の御ことばは、私たちに向
﹁神の義はキリストを信じる
赦
し
の
秘
跡
の
奉
仕
者
私達のことばよりも生き様
出したという感がある。だか
るなりマリア様は造ったお花
か。
﹂K子ちゃんを引き取
けられた神の慈しみとあわれ
ことにより示される﹂という
をみて学ぶ存在だからであ
らカテキズムとともに読むこ
より本当のお花が好きと申し
り階段の踊り場まで抱きか
みが如実に示され、大波のよ
2010年の四旬節メッセー
特
に
、
今
年
は
﹁
司
祭
年
﹂
の
る。
とをお勧めしたい▼さて、そ
ますので・・・。﹂
︵門の奥の
かえていった。ヘトヘトに
ジ を 提 示 し ま し た。
﹁過ぎ越
教 区 司 教 は、 必 要 な 場 合、 うに神の思いが押し寄せる貴
中で四旬節を迎えますが、﹁赦
鳥栖カトリック幼稚園
の カ テ キ ズ ム の 第 4 編﹁ 祈
マリア様に造花が飾られてい
なった私はK子ちゃんを土
重な期間です。この恵みの時
しの神秘﹂に豊かに与かるた
四旬節の初めに教区民に向け
し
の
秘
跡
﹂
の
奉
仕
者
で
あ
る
司
坂田久美子
り﹂の項の冒頭にこんな定義
た︶。
親子で生花を捧げて帰っ 園長
足 の ま ま 立 た せ た。
﹁お母
に、たとえ毎年の繰り返しで
めに、教皇様と心を合わせて
て四旬節教書を公表すること
祭は、多くの人が神の限りな
に出会った。水を汲みに来た
ていくK子ちゃんの後姿にお
さんは心配しているよ。マ
あ っ た と し て も、 ま た 毎 週、
有意義な四旬節を過ごしま
もあります。今年は、教書と
い
あ
わ
れ
み
と
慈
し
み
に
容
易
に
サマリアの女にイエスご自身
毎日の単純で平凡な繰り返し
いう形ではなく、四旬節を過
与 か る こ と が 出 来 る よ う に、 しょう。皆様の上に、神様か
が渇きを覚えられ、彼女に会
であったとしても、その営み
3月 日着任
らの豊かな祝福をお祈り致し
ごす心構えを提示し、皆様と
置されたが、司教の急逝もあ
間
の
共
通
理
解
も
含
め
て
、
分
か
四
旬
節
の
間
に
特
別
の
心
遣
い
を
い に 来 ら れ る。
﹁ 祈 り と は、
の中に、神からの望みと指示
本渡教会=渡辺 隆義神父
ます。
一緒に主イエス・キリストの
り、 絶 ち 切 れ と な っ て い た。 ち合いを取り入れながら研修
して頂ければ幸いに思いま
私たちが気づこうと気づくま
を明確に聞き取るように心掛
︵アメリカ︶
福岡教区長
救いの御業である復活のいの
今回の司祭評議会では、設
す
る
こ
と
と
し
た
。
す
。
各
ミ
サ
聖
祭
の
分
前
と
、
いと、神の渇きと、わたした
けるなら、その先に、私たち
門司教会=井手 公平神父
宮原良治司教
ちにより豊かに与かりたいと
置の是非について様々な意見
3番目の議題は司祭年の対
金曜日か日曜日などの特別な ドミニコ
ちの渇きの出会いである。神
が想像も出来ない大きな実り
︵本渡・大江・崎津教会︶
思います。
が出された。前司牧評議会に
応
で
あ
る
が
、
聖
香
油
ミ
サ
に
出
曜
日
に
、
希
望
者
が
﹁
赦
し
の
秘
は、 私 た ち が ご 自 身 を 渇 望
が待っているはずです。
4月 日着任
ついて、司教の諮問機関であ
来る限り多くの信徒に参加し
跡﹂を容易に受けることが出
することに渇いておられま
行橋教会=L・ベリオン神
イエスは、ある日、シモン・
るが、その認識が薄かったの
て
い
た
だ
く
よ
う
呼
び
か
け
て
、
来
る
よ
う
な
配
慮
を
し
て
下
さ
る
大きな実りを
す﹂何と美しい定義だろうか
父︵サバティカル︶
ペ ト ロ と そ の 仲 間 に、﹁ 沖 に
ではないか、規約は新しいも
司祭とともに祈り、またミサ
ようにお願いします。
希望して過ごす
▼四旬節に入り、キリストの
小倉教会=山元 眞神父
こぎ出して網を降ろし、漁を
のとするか、信徒協を発展さ
前
に
司
祭
職
に
つ
い
て
の
講
話
を
あ な た の 助 け を 今、
死と復活を準備する時を過ご
四旬節の恵みは、私たちを
︵
行
橋
教
会
︶
しなさい﹂︵ルカ5・4︶
とおっ
せ
た
形
と
し
て
改
編
し
て
は
ど
う
企
画
す
る
こ
と
に
な
っ
た
。
一番必要としている
している私たちは、この神の
悔い改めと神からの赦しに導
佐賀教会=平田 敬神父
しゃいました。一晩中苦労し
かなど様々な意見が出され
また、3月 日︵月︶に予
人を探してください
渇きに呼応して、私たちも神
きます。シモン・ペトロはイ
︵小倉教会︶
て働いたにもかかわらず、何
た。教区的な問題などは、司
定の助祭叙階式でも、同様に
に 渇 い て い る だ ろ う か。
﹁生
湯川教会=深堀 勝人神父
も 漁 が 無 か っ た 状 況 の 中 で、 エスの指示に従って大漁とい
教が各委員会等の代表を招集
ミ
サ
前
に
司
祭
と
し
て
の
証
し
を
ける水﹂は私たちが渇きを覚
う 恵 み に 出 会 う と、
﹁ 主 よ、
︵佐賀教会︶
そのご指示は期待と希望が持
して、意見を求めるという形
していただくこととなった。
神との触れ合いの世界に導
えて飲もうとしない限り与え
わ た く し か ら 離 れ て 下 さ い。
二日市教会=平田 三好神
てるような雰囲気ではありま
をとることも可能であり、最
最
後
に
司
祭
年
の
閉
幕
に
つ
い
か
れ
た
シ
モ
ン
・
ペ
ト
ロ
は
、
イ
られない。その渇きはキリス
わたくしは罪深い者です﹂と
父︵湯川教会︶
せんでした。しかも、それは
終的には、新たな組織を作る
ては、小教区レベルでは6月
エスから﹁これから後、人を
トとの出会いのきっかけであ
告白しています。神の恵みに
光丘教会=川上 惣一神父
シモンとその仲間が何度も繰
よりも、各種委員会、信徒協、
6
日
の
主
日
の
ミ
サ
を
、
教
区
で
す
な
ど
る
よ
う
に
な
る
で
あ
ろ
る。神は私たちの渇きを癒し
出会う人は必ず謙虚になりま
︵二日市教会︶
り返していたことで、前晩も
修女連など現に在る組織を利
は6月 日︵金︶のイエスの
う﹂と言われ、周囲の人々に
たい、生ける水を与えたいと
す。そして、神からの恵みが
行った日常的な、平凡な行為
用 し、 司 祭 評 議 会 と し て は、
み
心
の
祭
日
に
カ
テ
ド
ラ
ル
で
対
す
る
新
た
な
使
命
と
役
割
を
頂
司祭評議会
望んでおられる▼詩編作者は
大きければ大きい程、神の前
聖マリア病院チャプレン=
宣教司牧評議会を設置しない
でした。
時からミサを捧げて閉幕とす
いています。神の恵みは、そ
﹁涸れた谷に鹿が水を求める
での自分の姿も良く見えてき
V・ヤングキャンプ神父
方向となった。
ることとなった。
の人自身を豊かにするだけ
宣教司牧評議会
日常の中にある
ます。しかし、それは己の弱
留 学︵ ア メ リ カ・ 司 牧 神 学 ︶ ように 神よ、わたしの魂は
次 に、 主 日 の ミ サ を 含 め
ではなく、さらに周囲への愛
司祭人事異動
司祭年の終盤
神の指示は⋮
︵ ︶と歌っ
さや不甲斐なさに失望落胆す
=伊東成晃神父
︵門司教会︶ あなたを求める﹂
て、小教区における教会活動
の
奉
仕
に
も
駆
り
立
て
ま
す
。
神
などを検討
た。水の豊富な日本では、川
るためではなく、むしろ、
﹁恐
神学院へ復学=大塚了平助祭
の問題についてであった。小
2月 日着任
の恵みは広がるのが特徴だか
が涸れるということはあまり
れ る な ﹂ と 呼 び か け な が ら、
地 区 長
教区は、宣教共同体であるべ
八代教会=夫津木 昇神父
去
る
2
月
9
日
、
今
年
第
一
回
ら
で
す
。
木
の
上
で
イ
エ
ス
に
声
聞かないし、水は蛇口を開け
その弱さや見にくささえ受け
福岡地区=櫻井 尚明神父
きだが、その前に小教区内が
︵聖パウロ会︶
目の司祭評議会が開催され
をかけられたザアカイも、ヤ
ば出るものと考えている。し
止めて下さる神のぬくもりの
佐賀地区=平田 敬神父
生き生きとしているか、人材
3月 日着任
た
。
最
初
の
議
題
は
、
宣
教
司
牧
コ
ボ
の
井
戸
の
傍
ら
で
イ
エ
ス
に
かし一度渇水になると水がど
体験と、その慈しみの懐に抱
北九州地区=山元 眞神父
が育っているか、信徒がそれ
黒崎・天神町教会=G・ブ
評議会設置の件であった。宣
話し掛けられたサマリアの女
れほど貴重であり、不可欠で
かれることへの開眼なので
ぞれの秘跡を受けた後のケア
ルーニ神父︵サバティカル︶
筑後地区=下町 豊重神父
教
司
牧
評
議
会
は
、
司
祭
、
修
道
も
、
イ
エ
ス
に
出
会
っ
た
人
は
例
あるか悟る。同様に渇きの中、
す。これが赦しの本来の姿で
は、など幅広い課題が提出さ
3月 日着任
熊本地区=牧山 勝美神父
者、信徒の代表者によって構
外なく心が外向きになってい
不足の中でこそ私たちは、神
あり、まさに、四旬節は、神
れた。これについては、6月
老司教会=W・アルビン神
※園長の辞令は3月 日交付
成
さ
れ
、
教
区
的
な
問
題
等
を
検
ま
す
。
私
た
ち
も
、
私
の
助
け
を
と出会うのである。M
の限りない慈しみとあわれみ
の司祭研修会において、司祭
父︵手取教会︶
予定
討するため、前司教時代に設
今一番必要としている人を探
第629号
ところが、同じ繰り返しで
も、それが神からのご指示で
あると受け止めて、その望み
に少しでも応えたいとの思い
が込められる時、平凡な振る
舞いが今までとは違った新し
い世界へと展開されます。
それが神との触れ合いの世
界です。
11
28
14
21
31
42
カトリック福岡教区報
2010年3月1日発行
(1)
28
11
3月の意向
30
助祭叙階式ご案内
16
助祭叙階予定者:アシジのフランシスコ
谷口尚志神学生
日 時:3月 22 日 ( 月)11 時
場 所:カテドラル大名町教会
*皆様の積極的な参加をお願い致します。
*駐車場に限りがあります。
公共の交通機関をご利用ください。
カトリック
学校の窓
22
11
目からウロコの宣教チーム
信徒と司祭 の
出前宣教
が行われた。
この企画は、国際交流会館
の﹁多文化共生﹂シリーズの
2回目で、前回はイスラム教。
日頃から国際交流会館を利
用している外国人信徒が、こ
のセミナーのきっかけをつ
くってくれたことで実現し
た。外に向けての宣教を常に
唱えているレナト神父は、パ
ワポイントを使い、日本文化
の 中 に と け こ ん で い る 言 葉、
表現、習慣の中に、1週間7
日 制、 西 暦 な ど 実 は 聖
書やキリスト教に由来
することが多いことな
どを具体的に説明。
さ ら に、 キ リ ス ト 教
に関係深い人々や、社
会の中で貢献している
熊本のキリスト教系の
学校、病院、施設など
写真で紹介。また、奉
仕の人マザー・テレサ
の姿、クリスマスなど、
キ リ ス ト 教 の 精 神 は、
﹁隣人のため、特に困っ
て い る 人、 悩 ん で い る
人のために尽くすこ
と﹂を繰り返し伝えた。その
後パネルディスカッションの
形で信徒3人︵寺本みさ子・
平田悠貴子・須古澪︶が加わ
り、会場からの様々な質問に
らを紹介したいと思いま
答えた。
黒の闇の中、教会の前庭で燃
にでかけるのは、初めてのこ
す。
参 加 者 は 高 校 生 か ら 若 者、 と。どんな人が来るのか、ど
え盛る焚き火から復活の火が
◇片足ずつ、しっかり歩
年配者 数人だったが、熱心
取 ら れ、 私 の 目 の 前 で 聖 別
んな質問がでるのだろうかと
くこと ◇杖を有効に使
にメモを取りながら聞いてい
されました。まだ雪の残る寒
いう不安もあったが、主催者
うこと ◇身の回りにあ
る 人 も い た。
﹁無神論者の人
い野外から、修道士や司祭ら
が熱心に興味をもってくれた
る も の を 使 い、 楽 し く 長
と結婚できるのか﹂、﹁自分の
と 入 場 し た と き、﹁ Lumen
ことで、人数は問題ではなく、
く、自分の体力に応じた
宗教以外の冠婚葬祭はどうし
外に向けて伝えるチャンスが
﹂の呼び声とともに
Christi
運動をすること ◇寝た
ているか﹂、﹁多神教をどのよ
あったこと、講話だけでなく
たかく掲げられた復活のろう
き り に な ら な い た め に、 そくの火が、目も眩まんばか
うに考えるか﹂などの質問に、 最後の質問まで、一人も席を
寝る前も含めて水を飲む
信者歴 年、 年、 年の3
立 た ず 聞 い て く れ た こ と は、
りに明るく輝いたことを忘れ
習慣を大切にすること。
人の信徒が、自分の体験をま
大きな喜びと感謝だった。
ることが出来ません。
それは、
特に就寝前の水につい
じ え な が ら、
﹁カトリックの
武蔵ヶ丘教会信徒
まさに闇の中に輝く命の光で
て は、 夜 中 ト イ レ に 起 き
諸宗教対応の手引き﹂、﹁祖先
ありました。
る回数が増える、と逆に
と死者についてのカトリック
いよいよ洗礼式となり、聖
パパ様からの
がまんする方も多いと聞
信者の手引き﹂などを参考に
壇の前へと呼び出されまし
ご依頼︵?︶
き
ま
す
が
、
い
や
い
や
自
分
しながら答えた。
た。教会内には、
遠方よりオッ
の足で夜中にトイレまで
参 加 者 や 主 催 者 か ら、
﹁キ
ティリエンの徹夜祭に参列す
内田 泰彦
歩 け る の は 幸 せ な こ と、 るために駆けつけた800人
リスト教が外に開かれ、広く
水分補給が脳梗塞予防に
平和を求めていることがわ
以上ものドイツ人が見守る中
年老いた熊本の父親から珍
有効なのです。
かった﹂、﹁宗教を狭い世界の
その会衆と神様のみ前で、信
しくカトリック新聞が送られ
大名町教会信徒
中で考えてしまう傾向のある
つ話をしてください﹄と。日
仰告白を一語一語大きく声に
て き ま し た。 そ こ に は ベ ネ
日本人にとって、普遍的なも
頃から多忙を理由に主日の礼
出してドイツ語で読み上げた
ディクト 世教皇様の痛々し
ドイツで受けた
の、平和や愛を希求し、隣人
拝も休みがち、後ろめたい気
のです。そのとき、自らが発
いお姿がありました。昨年7
に優しくすることなど、誰に
持ちでいる私の中の使命感が
する言葉の内実が、響きとと
月 日、パパ様が転んで手首
洗礼
でも受け入れられるべきこと
後押しされ、昨年の9月6日
もに、自分のあり方を新たに
を骨折されギブスを巻いた衝
と思う﹂などの感想があった。 撃的な写真と記事でした。
熊本市のカトリック健軍教会
規定していくような、不思議
安積
道也
また、講演の最後に、パワー
で健康教室が実現しました。
な体験をしました。また、そ
医師となって 年近く、最
ポイントで﹁百聞は一見にし
テーマは﹁健康と転ばない
の場には、神父を除きまだ私
近は地域の方々の力になれば
か ず ﹂、﹁ ぜ ひ お い で 下 さ い ﹂ とボランティアで転倒予防教
体 づ く り ﹂。 当 日 は 会 場 の 健
を知る人は誰もいませんでし
と、手取教会聖堂を紹介した
たので、人が世に産まれ落ち
室 な ど に 携 わ っ て き た 私 に、 軍教会主任の青木悟神父様を
ところ、嬉しいことに早速そ
囲み約120人ほどが集まっ
る時とは、このようなもので
パパ様が声をかけてくださっ
の足で訪れた女性もいた。
てくださいました。
あるのか、と感じたことも覚
た と 感 じ ま し た。
﹃年を重ね
一般社会の中に、司祭と信
日本オリンピック委員会の
えています。
た信徒さんたちが、私のよう
徒が一緒にキリスト教を紹介
強化スタッフとして北京オリ
それから 年余を経てドイ
な怪我をしないよう、役に立
ンピックでスポーツドクター
ツでの教会音楽家の活動に区
年前、教会音楽を勉強す
しく抵抗します。しかし、つ
を務めた経験談、その折の裏
切りをつけ帰国しました。
祭の日記﹄の主人公はそうい
べくドイツに渡ったとき、私
いに司祭の説得を受け入れま
話なども話させてもらうこと
不 思 議 な 神 様 の 導 き で、
う司祭です。彼の小教区に住
はまだ求道中で、1999年
す。そして、数日後、長い心
ができました。みなさん時に
目 下、 西 南 学 院 の 音 楽 主 事
む貴族の夫人は小さな男の子
のイースターに、ミュンヒェ
の葛藤から解放されたためで
は大笑いしながら、健康であ
を し て い ま す。 あ の 時、 異
をなくしており、そのために
ン近郊にあるベネディクト派
しょうか、夫人は急死します。 る た め の 心 得 に 熱 心 に 聞 き
国 の 地 で、 Ich glaube an
神に心を閉ざしてしまいまし
修道院のサンクト︲オッティ
家 族 は、
﹁あの信仰狂の司祭
入ってくださいました。
た。
﹁御心が行なわれますよ
リエンで、
洗礼を受けました。
私は、神を信じます )
Gott.(
が彼女を苦しめたせいだ﹂と
また、転ばぬための実技指
うに﹂を含む﹁主の祈り﹂が
ドイツでは、成人洗礼がま
と宣言をした事実は、時と場
導では、皆の真剣に見入る目、 れで、おまけにアジア人とい
ど う し て も で き な い の で す。 激しく非難します。
所を越え、常に現在の私を問
すでに苦労の多い人に﹁そ
メモを取る姿に熱気を感じま
御心によって息子を取り去ら
うこともあり、大きな注目を
うてきます。楔のように打ち
の生き方ではいけない﹂と迫
した。感謝の一日でした。
れ た か ら で す。 こ の 家 族 に
浴びるなか、復活徹夜祭が夜
込まれたこの事実に苦しむこ
ることは、情において忍びな
春の足音が聞こえてきま
は問題がいろいろあるのです
時に始まりました。その時、 ともありますが、復活祭が近
い こ と で す。 し か し、﹁ 世 の
す。 教 区 報 の 読 者 の 方 々 で、 南ドイツ特有の緩やかな起伏
が、主人公の若い司祭は、こ
づくと、常に受洗時の経験が
ものでない﹂司祭以外に誰が
寒さで外出を控えていた方
の夫人が神に心を閉ざしてい
にとんだ大自然のなかに屹然
鮮明に蘇り、まさにこれが恵
迫れるでしょう。共同体その
で、 特 に 高 齢 を 感 じ て い る
ることがその背景にあること
と聳え立った教会の塔を中心
であったと、感謝から生まれ
も の に 対 し て も、
〝神の名〟 方に少しでもお役に立てば
を 洞 察 し ま す。 そ し て、
﹁あ
にした修道院全体から、一切
る賛美で満たされるのです。
によって挑戦する司祭がいて
と﹃健康のための七か条﹄か
なたは﹃御心が行なわれます
の明かりが切られました。漆
西新教会信徒
ほしいものです。
ように﹄と祈らなければなら
検定に落ちたわたしの電子辞書
坂牧春妙
ちょっと
御受難修道会
ない﹂と強く迫るのです。夫
一息
キビダンゴぐらいで人材集まらぬ
宗像修道院院長
人は﹁あなたは非情だ﹂と激
深堀正平
木 下 株 式 会 社
カトリック福岡黙想の家
互助会制度もご利用できます。
ご用命 お問い合せは
カ ト リ ッ ク の ご 葬 儀
スイートタイプ(赤)(白)
〒810-0016
福岡市中央区平和3丁目1-5
T E L 092−526−5656
〒815-0082 福岡市南区大楠2丁目4番8号
カトリック御受難修道会・宗像修道院
811-4155 福岡県宗像市名残1056 Tel 0940-32-3222・Fax 0940-32-3385
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~ fmokuso/index.htm
ミサ
デ
ヴィノ
◆参加者を募集中
① 3月13日(土)16時から 14日(日)15時(指導:来住神父)
② 6月5日(土)16時から 6日(日)15時(指導:Sr.髙木慶子)
③ 12月11日(土)16時から 12日(日)15時(指導:来住神父)
*信徒を対象に「生と死」を『経験』と『カトリックの教え』の
両方から考える研修会です。
須古
澪
28
12
10
2 月 日︵ 土 ︶、 熊 本 の 国
際交流会館で、武蔵ヶ丘カト
リック教会レナト・フィリピ
ニ神父の
﹁目からウロコの
〝キ
リスト教〟
にふれるセミナー﹂
司祭が挑戦する 時 ⑪
を念頭においています。つま
り、
﹁あなたは命の道を行く
のか、死の道を行くのか﹂と
選択を迫るべき時があるとい
うことです。
もちろん、司祭は人間の苦
しみ悩みに共感できる人でな
ければなりません。社会で生
きる信徒には司祭が経験しな
い︵できない︶悩みがあるの
ですから、その意味での謙虚
さも必要です。しかし、いつ
でも信者の﹁人間らしさ﹂を
そ の ま ま 受 け 入 れ て い て は、
司祭の務めは果せません。時
に、
〝神のことば〟を引っさ
げて、信者に挑戦できる人で
あってほしい。
ベルナノスの小説﹃田舎司
イザヤ 来住 英俊
闊達な人柄で知られる司祭
が こ う 言 っ て い ま し た。﹁ 司
祭は時々信者を呪わなければ
ならない!﹂この発言はたぶ
ん 申 命 記 章︵ 祝 福 と 呪 い ︶
13
20
60
(2)
第629号
カトリック福岡教区報
2010年3月1日発行
40
20
18
16
30
10
神の前で生と死を考える集い
20
21
10
Sr.
負う要職に就いてほしいなど
といった意見が出された。
選挙の結果、会長=青木悟
神父︵カトリックさゆり園︶、
副 会 長 = 綿 貫 真 理 氏︵ 大 濠
聖 母 幼 稚 園 ︶・ 寺 浜 亮 司 神 父
︵田川カトリック幼稚園︶
、会
計=深堀勝人神父︵佐賀カト
リ ッ ク 幼 稚 園 ︶、 書 記 松 永
み か︵ 聖 心 ウ ル ス ラ 幼 稚 園 ︶
が新役員に選任された。
続 い て、 決 算 報 告 の 後、
2011年7月に開催される
﹁日本カトリック幼稚園連盟
教職員研修福岡大会﹂の準備
状況の報告がなされた。
総合建築業
福岡プライマリケア訪問看護ステーション
森山工務店
有限
会社
15
35 56
15
2 月 日︵ 火 ︶
、司教館に
て福岡教区カトリック私立幼
稚園連盟︵会長=森山信三神
父・ 西 新 カ ト リ ッ ク 幼 稚 園 ︶
の総会が開催された。
教区内には、カトリックの
精神に基づいて幼児教育をす
る幼稚園、保育園が 園ほど
あるが、その中から 園の園
長が出席して2009年度の
総会が開催された。その中で
まず任期満了に伴う会長以下
三役の改選が行われた。投票
前には、聖職者ばかりではな
く、修道者や信徒の先生方も
もっと積極的に連盟の責任を
ななければ一粒のままであ
る。だが、死ねば多くの実を
結ぶ⋮﹂
︵ヨハネ ・ ー ︶
、
と朗読された。
そ の 後、 殉 教 者 の 墓 前 で
それぞれ参列者は自分の祈り
を捧げ、取次を願った。
☆巡礼の歌
﹁ カ リ ブ 海 の ハ イ チ で は、
アンサンブル・エクレジア
今 回、 大 地 震 に 見 舞 わ れ て、
波多野 睦美 歌
数万人の人が亡くなられたと
聞いています。私は、被災者
の人たちの良き隣人であり
たいと思います。今、ハイチ
で苦しんでいる多くの人たち
に、一刻も早く、世界の各地
から、援助の手が差し延べら
つ の だ た か し﹁ リ ュ ー ト ﹂
れるよう、地元の殉教者の取
他、中世から続く聖地巡礼の
次を願い、神に祈りました。﹂ 記憶、巡礼者たちの歌は時代
という信徒もいた。
を超えてサンチャゴ・デ・コ
ンポステラへと向かう⋮⋮
中世よりヨーロッパ各地の
民衆の中で歌い継がれてきた
こ の 大 会 は、 全 国 の カ ト
聖なる音楽を瑞々しい歌と古
リック私立幼稚園教職員を
楽器の美しい響きで伝えてい
対象として、各教区持ち回り
る。
で 毎 年 開 催 さ れ て い る。
女子パウロ 発行
2011年は福岡大会と
税込定価 3150円
なり、7月 日から 日に開
◇
◇
◇
催 さ れ る こ と に な っ て い る。 ☆聖フランシスコとその時代
1300人から1500人規
ベラルド・ロッシ 著
模の研修大会となるが、今回
小平 正寿 訳
は福岡地区を中心としてその
マリオ・カンドゥッチ監修
準備が始まっている。
テーマも、現代の幼児教育
を取り巻く厳しい環境をかん
がみ、内定している講師など
もあるが、今後は多方面から
の 綿 密 な 準 備 が 求 め ら れ る。
社会、教会、文化における
次回は5月 日に開催され
現実の歴史を生きた聖フラン
る予定である。
シ ス コ の 姿 を 伝 え て い ま す。
社会からはじき出されたハン
セン病を患っている人、貧し
い人、盗賊との出会いをきっ
かけとして、多くの悩みと痛
みの中に理想を追求するフラ
ンシスコの姿は時代を超え
て、今なお私たちに勇気と感
動を与えてくれます。
サンパウロ発行
税込定価 2730円
*サンパウロは四旬節中、午
前 時から午後3時までの営
業と致します。
福岡市早良区四箇1丁目15番28号
☎(092)811−7265
TEL 092-761-8800
福岡プライマリケア株式会社 代表 : エリザベト熊谷
http://www.iruka-japan.com/
ヨゼフ 森山新太郎
春日市上白水 5-11-102 092-517-6313
代表取締役 マルガリタ・マリア 吉田由利子
〒810-0044福岡市中央区六本松4丁目9番4号
26
18
40
12
24
27
25
美野島司牧センタ―の 15 周年の記念式
典が2月7日 ( 日)に行われました。約
120 ∼ 130 人位の様々な方々のご来場をえ
て盛大に開催することができました。
宮原司教様のご参加を頂き、神様への感
謝のミサ、その後、ボランティアさん手づ
くりのご馳走を囲んで懇談会が開かれまし
た。また、当センターに集う、7つの社会
福祉団体がパネルを展示して活動発表をし
ました。
司教様より「20 周年、30 周年と続いて
行くように…」と温かな励ましのお言葉を
頂きました。そして当センターは、神様の
愛の協力者となって日本の社会の中で、立
場の弱い人たちの一人ひとりが大切にされ
る教会、社会を作っていけるように祈りを
求め、それを確実に実行していきたいと思
います。 美野島司牧センター長 K. マルセル神父
11
・一般住宅(新築・改築工事)
・鉄骨工事 ・RC工事
建築の事なら何でもお気軽にご相談ください
司祭召命を考える
in
30
16
美野島司牧センタ―の
15 周年の記念式典
自宅で療養されている方、在宅で看取りたい
方 、 精神障害の方など 、 病気について、介護
方法について専門的指導や援助が必要な方は
ご相談ください 。
費用は医療 、 介護保険でのご利用になります。
㈱ジャパン・スマイルか
る。仮に量のみを追い求める
福者小笠原玄也一家 名の殉教記念日に当り
と、質が低下し、結果的に量
と題する祈りの集いが行われ
も減少することになる。しか
﹁
早
朝
祈
り
の
集
い
﹂
た。
し、ある程度の量がないと結
織や教会の宣教司牧のあり
果的に全体的質も低下するの
方など、多方面の問題とつな
﹁祈りの集い﹂は、地元の信
は避けられないのもまた事実
がっていることに気付く。
徒約 人が集い、島崎教会主
である。自ら司祭として、ま
司祭召命の問題は、教会の
任司祭ダニーロ・マルケット
た神学院の養成者として感じ
全生活と密接に関係してい
神父の司式で行われた。
ていることは、司祭は自分が
る。 さ ら に、 こ の 議 論 を 通
先 ず、 司 祭 は、
﹁ 皆 さ ん、
完全でなく、弱い者であるこ
して教会共同体が司祭召命だ
福者小笠原玄也一家の人たち
福岡教区だけでなく、日本
とを十分承知しつつ、それで
けでなく、自分たちの教会や
は、どんな心境でこの寒い殉
のすべての教区、特に教区司
も主が呼ばれていることを信
信仰生活に何か重要なことが
教の朝をお迎えになられたの
教は、大なり小なり司祭不足
じ て 先 に 進 む こ と が で き る。
欠如しているのではないかと
で し ょ う か・・・。﹂ と 呼 び
を 感 じ て い る。 通 常、
﹁司祭
多くの人間的弱さや限界を持
かけた。
が足りない﹂
という危機感は、 自問しはじめる。いや、どこ
ちつつも、神ご自身が司祭と
か前々から薄々感じてはいた
未だ、明けやらぬ早朝の静
司祭の病気や高齢化によっ
し て 召 し 出 さ れ る の で あ る。
が、尻込みしたり、手を付け
けさの中で、皆、心をひとつ
て、司祭の数と小教区など司
完璧な司祭や神学生などひと
ずにいたようなことがらに触
にし、この招きの言葉に耳を
祭の派遣先の数が合わなくな
1 月 日︵ 土 ︶
、福者小笠
れ ざ る を 得 な く な っ て く る。 りもいない。信徒たちも実は
傾け、374年前のこの殉教
る時に、まず司教によって実
原玄也一家 名の殉教記念日
それをよくわかっている。司
そういう意味で、司祭不足を
の 日 に 思 い を 馳 せ た。 ま た、
感され、司祭や信徒に伝播さ
に当り、熊本・花岡山殉教者
祭召命の実情は、その教会の
実感し、それについて考える
れていく。司祭が複数の小教
墓地広場にて、早朝6時より、 夜明けを告げるかのように、
ことは、﹁回心﹂の時であり、 属する社会的影響を受けてい ﹁ 殉 教 者 と と も に 目 覚 め る ﹂ ﹁ 一 粒 の 麦 は、 地 に 落 ち て 死
区を兼務するようになり、神
るし、その社会で生きる教会
恵みの時であると言える。
学生の数も多くないとすれ
の活動の量と質に密接につな
さて、司祭の質の問題にな
ば、司祭たちは自分たちの多
教区カトリック私立幼稚園連盟が総会を開催
がっている。
る と、 そ の﹁ 非 難 の ほ こ さ
忙さのゆえに、また、信徒た
いずれにせよ、すべての召
き﹂は、しばしば、神学院に
ちは司祭のいない自分たちの
向 け ら れ る。 司 祭 の 養 成 は、 命は神さまからのもの。みん
教会や信仰生活を心配し、ま
ながそれぞれ自分に与えられ
さに﹁司祭不足﹂を実感する。 教会の最も重大な使命のひと
た命や信仰を、堅実にまた謙
つであり、神学院はその初期
﹁どうすれば司祭召命が増
虚に生きること。そういう根
段階の養成の重要な場だから
えるか﹂の議論は、家庭での
で あ る。 司 祭 は、 量 か 質 か。 源的な信仰の再確認は、意外
信仰教育、教会学校、青少年
と重要な気がしている。
司牧、
司祭の生活や質の問題、 もちろん量も質も必要なので
日本カトリック神学院院長
あるが、どちらかと迫られれ
司祭間の協力のあり方、司祭
ば、答えは当然、質の方であ
と信徒との協力体制、教会組
日本カトリック神学院福岡
キャンパスをお借りし、∼耳
をすませば⋮召命と感謝∼を
テーマに、2月 ・ 日の2
日間、北は北海道、南は鹿児
島から152人の青年が福岡
に集い、分ち合い、歌い、一
緒にミサを捧げました。
支援とご理解、お祈りをあ
りがとうございました。
第 回ネットワークミー
ティング 福岡実行委員会︵会
長=豊島均︶を中心に、福岡
教区の青年たちが割ける時間
をさいて、持てるタレントを
惜しまずに出して全国の青年
を迎えられたことはテーマそ
のものでした。
次回は、2010年 月9
日∼ 日、北海道です。
18
10
司 祭
シリーズ
⑩
第 18 回 NWM in
ふくおか速報!
第629号
カトリック福岡教区報
2010年3月1日発行
(3)
牧山強美神父
カトリック福岡教区報
2010年3月1日発行
司祭召命の育成!
2010年
カトリック教会のカテキズム
福岡黙想の家ご案内 3月
日 時:2010年3月28日(日)15:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:櫻井尚明神父(大名町教会主任)
資 料:カトリック教会のカテキズム
案 内 板 会合と催し
会合と催し
◇13日(土)∼ 14日(日)
神の前で生と死を考える集い
◇20日(土)
福岡チェナクルム
◇21日(日)
物つくりワークショップ
(エリック・クライン)
◇22日(月)
福間キリスト教会研修会
◇22日(月)∼ 26日(金)
オブレート会会議
2010年四旬節日帰り黙想会
① 3月18日(木) 10:00 ∼ 3:00 受難とは
「受ける」こと
② 3月25日(木) 10:00 ∼ 3:00 引き渡された方。イエス
③ 3月31日(水) 10:00 ∼ 3:00 主の過ぎ越し、私の過ぎ越し
2010 年福岡地区聖書講座
テーマ:聖書とわたし ∼生活の中でみことばを活かす
日 時:2010 年3月 14 日(日) 14:00 ∼ 16:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:古川健一神父(古賀教会)
参加費:500 円 旧新約聖書をご持参下さい。
主 催:福岡地区信徒使徒職協議会 聖書典礼部会
〒811-4155
福岡県宗像市名残1056
☎0940・32・3222 渥32・3385 http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~fmokuso/index.htm
真命山諸宗教対話・霊性交流センター
司祭年に3人の神父様方と行く、
イタリア巡礼
※祈りの集い
年間テーマ:教父に祈りを学ぶ
・日 時:3月11日
(木)10時∼ 14時半
・内 容:聖キュプリアヌス
・指導者:フランコ神父
指 導:フランコ・ソットコルノラ神父
(真命山院長)
ダニエレ サルツィ・サルトリ神父
Sr. マリア デ・ジョルジ
問合せ先:真命山諸宗教対話・霊性交流センター ☎0968・85・3100 渥0968・85・3186 ・玉名郡和水町蜻浦
1391-7・E-mail shinmeizan@chive.ocn.ne.jp
*個人またはグループでの黙想や研修会も歓迎。
(要予約)
日 程:2010 年6月4日 ( 金)∼6月 13 日 ( 日)
同行司祭:S. リチャード神父(浄水通教会主任)
山頭原太郎神父(司祭の家)
大山繁神父(長崎教区青砂ガ浦教会主任)
訪 問 地:ミラノ、ベニス、フィレンッエ、アッシジ、
ローマ
旅行費用:450,000円前後(参加人数で変動)
取扱旅行会社:及川事務所
☎ 03-5789-8865 Fax03-5789-8867
Eメール:moikawa@roxy-int.com
カテドラルでのゆるしの秘跡
日時:3月 20 日、4月3日 第1・第3土曜日 10 時∼ 12 時
場所:カトリック大名町教会小聖堂
*基本的に第 1 ・第 3 土曜日。変更の場合もあります。 福岡教区広報室アドレス
E-mail:cdf-kouhou@nifty.com
(4)
第629号
3月のこよみ
6日(土) 福岡地区カトリック青年会黙想会(湯布院∼7日)
7日(日) 四旬節第3主日
†ミカエル平田寛〔2002年門司教会〕
8日(月) 顧問会(司教館14:30) 9日(火) 日カ連理事会(広島∼11日)
13日(土) 長崎純心聖母会終身誓願者10周年の集い
14日(日) 四旬節第4主日
17日(水) 長崎の信徒発見記念日(1866年)
18日(木) 久留米信愛短期大学卒業式
19日(金) 聖ヨゼフ
21日(日) 四旬節第5主日
春分の日
老司教会主任司祭就任式
22日(月) 助祭叙階式(カテドラル大名町教会11時)
25日(木) 伊万里女子トラピスト修道会終身誓願式
28日(日) 受難の主日(枝の主日)/世界青年の日
本渡教会主任司祭就任式
30日(火) 聖香油ミサ(カテドラル大名町教会15時)
†V.チェリッザ〔2005年唐津教会〕
31日(水) 教区宗教法人立の幼稚園新任教職員辞令交付式ならびに
研修会(カテドラル大名町教会11時)
4月
1日(木) 聖木曜日(主の晩餐の夕べのミサ・カテドラル19時)
2日(金) 聖金曜日(主の受難・大斎・小斎)
3日(土) 聖土曜日(復活徹夜祭・カテドラル19時)
†A.アレグリーニ〔2005年ロザリオの園〕
4日(日) 復活の主日
*ゴチックは、司教日程
*司祭の命日は2000年以降からお載せしています。
■小倉祈りの集い
◆
福
岡
︹日時︺3月 日︵金︶ 時半
から 時︹場所︺カトリック
■虹の会
小倉教会信徒会館2階︹指導︺
︹日時︺3月 日 土(︶ 時
ガブリエル神父︵御受難修道
分から︹場所︺カトリック大
会︶
︹内容︺
﹃みことばを味わ
名町教会3階︹内容︺子ども
う﹄賛美と感謝の祈り︹連絡
を亡くした悲嘆の分かち合い
︹参加費︺700円︹問合せ︺ 先︺☎090・3985・5
209松田裕子
℡090・1162・639
5 柴田須磨子
■北九州召命を共に祈る会
■福岡ホスピスの会勉強会
︹日時︺3月 日︵木︶ 時か
︹日時︺3月 日 日(︶ 時か
ら 時︹場所︺カトリック小
倉 教 会 聖 堂︹ 内 容 ︺ ご ミ サ、
ら︹場所︺カトリック大名町
ミ ー テ ィ ン グ︹ 司 式・ 指 導 ︺
教会︹内容︺患者と家族のス
伊東成晃神父︵門司教会主任︶
ピリチュアル︹講師︺ 泉キ
リ江
︵みこころホスピス部長︶ ︹問合せ先︺☎093・963・
2359江口
︹参加費︺会員500円/一
般1000円︹連絡先︺09
◆
2・874・6321
佐
賀
■召命を共に祈る会
■佐賀祈りの集い
︹日時︺ 月6日︵土︶ 時半
︹日時︺3月 日︵木︶ 時
分[場所]召命の家[指導]浦
∼ 時︹場所︺佐賀カトリッ
川務神父
︵教区召命担当︶
ク会館︹内容︺ミサと祈り︹次
回︺4月 日
︵土︶
︹問合せ先︺
■青年黙想会
☎0952・30・8347
︹日時︺3月 日︵日︶ 時か
吉武
ら 日︵月︶ 時まで︹場所︺
カノッサ修道女会大牟田修
◆
熊
本
道院︹対象︺カトリック青年
と求道者︹同伴︺ Sr.
大田︹参
■カトリック看護協会福岡支
加費︺1500円︹問合せ先︺ 部の集まり
0944・58・5793
︹ 日 時 ︺ 3 月 日 日( ︶
■在世フランシスコ会集会
時 半︹ 場 所 ︺ イ エ ズ ス の
︹ 日 時 ︺ 3 月 日︵ 日 ︶ 時
聖 心 病 院︹ 問 合 せ 先 ︺ ☎
から︹場所︺高宮フランシス
096・352・7181
コ会修道院在世会集会所︹内
竹内
容︺アシジの聖フランシスコ
■熊本地区召命を共に祈る会
に倣って、福音に生きるため ︹日時︺3月 日
︵木︶ 時
︹場
編集後記
に。ミサと学習︹指導︺戸村
所︺カトリック健軍教会︹内
悦夫神父︹問合せ先︺☎09
容︺ロザリオと話し合い︹問
オリンピックの日本勢の活
2・843・5831岩崎
合 せ 先 ︺ 健 軍 教 会 ☎ 0 9 6 ・ 躍 は す ば ら し か っ た で す ね。
どの選手もその数秒、数 秒
■グレゴリオ聖歌を歌う会
368・2825青木悟神父
のために4年、8年、また
︹日時︺3月 日︵火︶ 時か
年以上の長きにわたって血を
ら︹場所︺聖クララ寮︵南区塩
吐くような練習を重ねてきた
原︶
︹内容︺復活の続唱、
他
︹問
のでしょう。だからメダルの
合せ先︺☎096・380・
数こそ多くはなかったかもし
5686堺敬子
れませんが、選手の顔、姿が
■美野島司牧センター
本当に美しいと思いました。
ホームレス支援のための毎
▼ 先 月 号 の 4 面﹁ 平 和 を と
週火曜日 時半から炊き出し
もに考える2月 日佐賀の集
等へのご協力をお願いします。
い ﹂ の 中 で 講 師 名 が、﹁ ア レ
︹問合せ先︺☎092 4
・31・
クサンダー・パイス﹂となっ
1419 M・コース神父
て い ま し た が、
﹁バイス﹂の
誤 り で し た。 ま た、
﹁カテド
◆
北 九 州
22
10
23
21
11
14
16 21
18
20
14
Sr.
14
13
14
13
30
五島に 行こう!
12
日 時:5月2日 ( 日)11:00 ∼
4日 ( 火)18:30
対 象:カトリック青年・求道者
集合・解散地:長崎港
参加費:38.000 円(旅費・宿泊費)
申込先:カノッサ会 Sr. 大田
24
11
10
Sr
14
11
10
ラルでのゆるしの秘跡﹂の
中、2月 日は 日の誤りで
した。お詫びして訂正させて
いただきます。
▼4月号から新しいコラムも
始まります。どうぞお楽しみ
に。ところで、
パウロの時代、
賞を得るのは、3人ではなく
1 人 だ っ た よ う で す。
﹁あな
た が た は 知 ら な い の で す か。
競技場で走る者は皆走るけ
れども、賞を受けるのは1人
だけです。あなたがたも賞を
得 る よ う に 走 り な さ い ﹂︵ 1
コリント9章 節︶
。四旬節、
朽ちることのない冠、賞を受
けるべくこの恵みの時を歩ん
でまいりましょう。
17
20
社会医療法人 雪の聖母会
聖マリア病院
医科・歯科臨床研修指定病院
地域医療支援病院
救命救急センター
総合周産期医療センター
がん診療連携拠点病院
地域災害拠点病院
*入院基本料(一般病棟7:1)
〒830-1224 三井郡大刀洗町鵜木67−3
T E L 0942−77−3199
代表者 ペトロ 平 田 清
15
3
25
26
14
13
14
*定員になり次第締切ります。
24
17
18
(0944-58-5793 / sis.ak@hotmail.co.jp)
10
30
一緒に働きませんか?
=募集=
医師・看護師・医療技術職
〒830-8543
福岡県久留米市津福本町422
TEL0942-35-3322(代表)
FAX0942-34-3115
http://www.st-mary-med.or.jp
宮原良治司教認可
発 行 所 福岡司教区本部
福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28
行
人
発
カトリック福岡司教区
編 集 人 森 山 信 三
TEL 092-522-4059
FAX 092-523-2152
振 替 口 座 01760-6-20729
カトリック福岡司教区
定価 一部 60 円
教皇様の意向のために祈りましょう
希望をも失って、最終的に
なったことで、アパートなど
今年も、2月から毎週金
︻一般︼原理主義と急進主義
野宿者になるのです。その
に入ることができた人が増え
曜に熱いスープの会の炊き
ようにして失った誇りやき
たことが大きな要因というこ
出しが行われました。
︻宣教︼迫害されるキリスト者
ずなといったものは、6畳
とです。それ自体はとても喜
毎年この時期に行われ
︻日本の教会︼対人地雷とクラスター
一間のアパートに入っただ
ただひとり驚くべきみ業
ばしいことなのですが、それ
てもう 年を超えるこの活
爆弾の禁止
けでは全く回復できないの
を 行 う 方 に 感 謝 せ よ。 慈
で問題が解決したかという
動ですが、今
です、と。
し み は と こ し え に。
︵詩編
と、そうもいかないところが
年はいままで
私たちはカトリックの信
1 3 6・4︶ ▲ 主 の 復 活 お
あります。住居は与えられて
と大きく状況
め、たくさんの司祭や信徒に
徒として、野宿者の方々の
め で と う ご ざ い ま す。 復 活
も、それだけで生活が回復で
が変わりまし
接する機会に恵まれた。叙階
﹁隣人となる﹂ことを目指
たことなど、微笑ましいエピ
と い う﹁ 驚 く べ き み 業 ﹂ は、
きるわけではありません。
た。 炊 き 出 し
の
恵
み
が
ど
れ
ほ
ど
大
き
い
も
の
桜 の 花 が 咲 き 始 め た 3 月 日︵ 月 ︶、 福 岡 カ テ
し
て
き
ま
し
た
。
住
居
や
食
べ
ソ
ー
ド
を
紹
介
し
た
。
最
後
に
﹁
子
2000年前に一回限りの出
大
阪
に
あ
る
日
雇
い
労
働
者
の
が
始
ま
っ
た
こ
か
年
か
け
て
考
え
て
き
た
。
そ
ドラル・カトリック大名町教会において、アシジ
物だけではなく、野宿者の
どもたちが作ったストラを着
来事として起こりました。し
街釜ヶ崎で活動する生田さん
ろ、 人 ほ ど
の
間
、
関
わ
っ
て
く
だ
さ
っ
た
数
のフランシスコ谷口尚志神学生の助祭叙階式が
方々の心に寄り添うことが
けて来年一緒にミサを捧げて
かし、それきりということで
と い う 方 か ら、﹁ カ フ カ の 階
だった野宿者
多くの方々に感謝したい﹂と
人を超える司祭、900人の信徒が参列して、宮
できるように、これからも
はありません。詩編作者が言
段﹂というお話をうかがった
の方々は、昨
述べた。
原良治司教の司式で荘厳に行われた。
活
動
を
続
け
て
い
き
た
い
と
思
うとおり今も﹁驚くべきみ業
ことがあります。人はあると
年には650人にまで増
最後に司教は﹁今日は皆さ
います。次に野宿者の方の
を行う方﹂は働いておられる
き突然に野宿者になるのでは
えていました。それが今年
式 典 で、
ん
と
い
っ
し
ょ
で
文
句
な
し
に
う
隣人になれるのはあなたか
のです。ヘッシェルは﹁日毎
なく、小さな階段を一段ずつ
は350人とおよそ半分に
司祭代表の
れしい。神の救いのみ業への
もしれません。
にわれらの身に起こる奇跡を
落ちていくようにして、仕事
まで減っています。生活保
挨拶に立っ
奉
仕
に
生
涯
を
か
け
よ
う
と
し
て
看取する能力、絶えざる奇し
を失い家族を失い、自尊心や 大名町教会信徒
護などが適用されるように
た教区召命
いる助祭が、来年の司祭叙階
ください﹂と結んだ。
き御業を感得し得る感覚こそ
担当の浦川
に
向
け
て
着
実
に
歩
む
よ
う
に
見
続いて、挨拶に立った新助
祈りの源泉である。﹂
︵人間を
務 神 父︵ 久
守っていきましょう﹂と述べ
ペ ト ロ 杉 原 寛 信 神 父 は、 会で司牧にあたり、1999
捜し求める神︶と言いました。
年3月 日長崎教区より福岡
留 米 教 会 ︶ 祭は、司教に向けて﹁後に続
た
。
ま
た
、
助
祭
を
育
て
ら
れ
た
1
9
5
7
年
1
月
日
京
都
市
く神学生のために勇気と決断
そして、食物を味わう前にま
教区に転籍。久留米教会、大
は、 自 ら の
ご両親、また養成に当たった
生 ま れ。 1 9 7 0 年 聖 パ ウ
を促し続けてください﹂と涙
た、コップ一杯の水を飲もう
名町教会で助任司祭を務めた
叙階の時に
神
学
院
の
ス
タ
ッ
フ
に
謝
意
を
述
ロ
修
道
会
小
笹
小
神
学
校
入
学
。
な が ら に 語 っ た。 ま た、﹁ 出
とするたびに感謝の祈りを口
後、2004年4月から久留
贈られた
べた。
1975年福岡サン・スルピ
身教会がカテドラルであるた
にすることによって驚きの感
米教会主任。福岡教区召命担
という言
ス
大
神
学
院
入
学
。
1
9
7
9
年
覚を維持する訓練を受けてい
当司祭。
葉﹁ 偉 く な
聖アントニオ神学院神学科
るのだとも言いました▲日常
ラファエル鵜野泰年神父
るな﹂を新
入
学
。
1
9
8
5
年
月
3
日
聖
記念の年を迎える
の所作が当たり前になると
金
祝
を
祝
う
お
二
師
は
、
1
9
3
2
年
月
1
日
三
井
助祭に贈っ
パ
ウ
ロ
修
道
会
八
王
子
修
学
院
き、あるいは、様々なことが
郡北野町生まれ。1949年
た。すなわち、○○様と呼ば
叙階式は、教区神学
で
司
祭
叙
階
。
聖
パ
ウ
ロ
会
司
6
人
の
司
祭
た
ち
便利になればなるほど感謝の
6 月 5 日 久 留 米 教 会 で 受 洗。 祭 と し て 各 地 の 修 道 院 勤 務。
れるということは、大きな責
生養成担当者の杉原寛
念は薄くなる気がします。驚
1952年4月福岡サン・ス
信 神 父︵ 新 田 原 教 会 ︶ 任を伴う。謙虚に信徒の声に
2
0
0
0
年
月
日
福
岡
教
区
きや畏敬、尊敬の念を失うと
ルピス大神学院入学。
耳を傾ける司祭を目指してほ
による助祭叙階推薦で
司祭に転籍。2000年4月
感謝や賛美も失われます。復
しいと語った。
始まり、説教、助祭の
1960年3月 日、久留
小
倉
教
会
助
任
。
2
0
0
4
年
4
活は確かに驚天動地の出来事
信徒代表の浦越義人氏︵糸
務めの約束、連願を経
米教会で司祭叙階。大名町教
月直方・田川教会主任。幼稚 ポ ウ ォ ム ス キ ス タ ニ ス ラ
でしたが、信仰の目を澄ます
オ神父は1959年6月 日
島教会︶は、谷口助祭が司牧
て司教による按手、聖
会・小倉教会の助任の後、司
園
園
長
を
兼
務
。
2
0
0
7
年
4
とき小さな出来事の中に主の
やキャンプの手伝いにおいて
別の祈りによって新助
教館で福岡教区報の編集助手
セバスチャン川添猛神父
月 か ら 新 田 原 教 会 主 任 司 祭。 ポ ー ラ ン ド の ノ ベ に 生 ま れ
復活の喜びを感じることが出
る。 1 9 8 5 年 6 月 日 神
子 ど も た ち か ら﹁ グ ッ チ ー﹂
祭が誕生した。新助祭
を務める。1967年4月大
は、1932年4月 日長崎
教区神学生養成担当。
言 修 道 会 の 聖 堂 で 司 祭 叙 階。 来 る の で は な い で し ょ う か 。
と呼ばれて慕われていたこ
はストラを斜めに着
名町教会助任。1972年4
県南松浦郡生まれ。1960
すなわち、私たちも束縛から
1986年来日。名古屋南山
と、 ま た あ る 日 真 剣 な 眼 差
け、司教より聖書を渡
月、茶山教会主任。直方教会、
年
3
月
日
大
浦
天
主
堂
で
司
祭
大 学 で 日 本 語 を 習 得。 長 崎、 解放へ、死から生命へ、苦し
しで﹁たくさんの信者との関
された。︵写真︶
C・ ガ ッ ザ ル デ ィ 神 父
叙階。長崎教区司祭。叙階後、 大楠教会、健軍教会を経て現
秋 田 の 神 言 会 の 教 会 で 司 牧。 みから喜びへと過越していく
わりを大切にしたい﹂と語っ
在の若松教会の主任司祭とそ
は、 1 9 2 5 年 9 月 日 イ
紐
差
教
会
・
浦
上
教
会
の
助
任
司
のです▲確かに復活された主
2009年4月1日福岡教区
れぞれの付属の幼稚園園長を
タ リ ア・ ミ ラ ノ 県 生 ま れ。 祭を経て、 年西木場教会主
は、今も私たちの中におられ、
の唐津教会主任、付属幼稚園
兼務する。
1943年ミラノ外国宣教会
任
、
早
岐
教
会
主
任
、
船
越
教
会
私たちとともに歩み、日々の
の園長を兼務。
入会。1950年6月 日司
主任、鹿子前教会・滑石教会
出 来 事 を 導 い て お ら れ ま す。
祭 叙 階。 ミ ラ ノ 外 国 宣 教 会
主
任
を
経
て
、
年
か
ら
浦
上
教
ペ
ト
ロ
浦
川
務
神
父
は
、
司祭人事異動︵ 3月 日付︶
銀祝を祝う三師
しかしそれは、私たちが瑞々
の小神学校で4年間教鞭を
会の主任と長崎大司教区総代
1959年1月 日長崎に生
しい信仰の感覚を持っている
執 る。 1 9 5 4 年 9 月 来 日。 理を務める。1997年福岡
◆小倉教会協力司祭=ピー
まれる。1971年長崎公教
1956年鳥栖・佐賀教会で
ター・チャネル・チェ Peter 限りにおいて理解されます▲
教区に派遣され2004年ま
神学校入学。1977年4月
春です。小さな花や、小鳥の
助任司祭。1958年から武
で
大
江
・
崎
津
・
本
渡
教
会
の
主
福
岡
サ
ン
・
ス
ル
ピ
ス
大
神
学
院
Chanel
Pham
Van
Che
さえずりの中にも生命を与え
雄教会・佐賀教会・伊万里教
任を務め、2004年4月か
に入学。1985年3月 日 ︵ 那 覇 教 区 ︶ ◆ 笹 丘 教 会 協 働
続ける神の愛を感じたいもの
会で主任司祭と各付属の幼稚
司祭=トマス今田昌樹︵カト
ら
熊
本
市
帯
山
教
会
で
主
任
司
祭
浦
上
教
会
に
て
司
祭
叙
階
。
年
です。M
園園長を兼務する。
リック笹丘幼稚園園長兼務︶
として司牧に当たっている。
3月から長崎教区の4つの教
神のことばと人への奉仕者に!
22
60
P・スタン神父
21
60
鵜野泰年神父
杉原寛信神父
12
25
10
谷口尚志神学生助祭に叙階される
15
23
12
20
11
30
19
谷口尚志新助祭
ガッザルディ神父
深堀伸一
4月の意向
ダイヤモンド祝
浦川務神父
85 19
63
88
16
25
第630号
カトリック福岡教区報
2010年4月1日発行
(1)
15
15
24
川添猛神父
20
由布院での青年
黙想会に参加して
るためではなく、私たちを守
ことがありません。彼女から
が出来ました。例えば宗教の
の黙想会でした。
によってイエスの方に顔を向
福岡地区聖書講座
るために与えられたという言
は﹁ありがたさ﹂という言葉
成立を考えるとき﹁仏教なら
司教様の運転でまず大分の
けなおすことができたような
葉は印象的だった。
を感じました。ミサの﹁あり
ばインド、キリスト教なら中
日出殉教公園に行き、それか
気持ちで安堵しています。
すなわち﹁殺すな﹂という
3月 日、第2回福岡地区
がたさ﹂﹁祈れるありがたさ﹂
東周辺﹂と限定してしまいま
らトラピスト修道院で晩課に
水巻教会信徒
おきては﹁人を殺害してでも
す。しかし1世紀にはイスラ ﹁ イ エ ス さ ま の あ り が た さ ﹂ 聖書講座が 人ほどの参加を
あずかり、由布院の黙想の家
宗教には平和を築く
得て開催された。今回のメイ
そんな気持ちをもう1度持ち
エルからアフガニスタンには
に泊まりました。食事が大変
何かを得よう﹂
という思いや、
ン テ ー マ は﹁ 聖 書 と わ た し ﹂ 相手の存在を完全に否定しよ
たいものだと思いました。
ユダヤ人集落が点在し、キリ
おいしく、シスターが温かく
大きな力がある!
で、講師は古川健一神父︵古
多様な宗教との交流の中
スト教伝道者が訪れていたは
迎えてくださって感激しまし
うとする人間の感情にストッ
賀教会︶が担当。
で、私たちは自分の信仰をも
ずである。大乗仏教成立に一
た。着いた夜は﹁光のつどい﹂
プをかけるためであって、そ
岡 秀太
神 父 は﹁ ぶ ど う 園 と 農 夫 ﹂ れは私たちに対する神の愛の
う一度見つめ、確信し深める
神教が影響を与えた可能性が
で、キャンドルの光の中でテ
の た と え︵ マ ル コ ・ 1 ∼
ことができます。そしてお互
ある。そのとき私は﹁聖トマ
ゼの歌を歌い、お祈りをしま
表れであると語った。
︶と、山上の説教の﹁幸い﹂
いの違いを認めながら宗教者
スがインドまで宣教した﹂伝
した。翌日は主日のミサと司
人間の視点と神の視点がど
をルカの並行個所も参照しな
として、共に社会に声を上げ
説を思い出しました。私は興
教 様 の 講 話 が あ り ま し た。
れほど異なっているか、そし
が ら、 丁 寧 に 説 き 明 か し た。 て神はあらゆる方法や手段を
てゆかねばなりません。それ
奮しました。それは単なる空
夕方、シスター方にお別れ
神の愛は私たち人間の誕生
はごく小さな声ですが、確か
想ではなかったのです。遥か
をし、由布教会に立ち寄っ
用いて私たち人間のために配
以前から日々の生活にいたる
に、現代に響く﹁預言者﹂の
な昔、宗教も人間とともにシ
てから帰途につきました。
慮され、愛と慈しみを注ぎ続
まで注がれ続けている、特に
声であると思います。
ルクロードを往来していたの
神様のことを考えながら
けておられるというお話しに
十戒は私たちを規則で束縛す
聖ベネディクト会修道士
です。
一緒にお祈りしたり歌った
一同感銘を受けた。聖書部会
休憩を挟んで午後は寺社を
りするのはとても素晴らし
訪問しました。天理教ではご
い体験でした。初めてお会
同大の学生たちによるカンボ
泰星中学高等学校が上智大学と教育提携を結ぶ
家族の暖かい歓迎を受け、天
いする方がほとんどでした
ジア遺跡保存事業への高校生
的・ 人 的 な 協 力 を 得 て、 の同行、同大英語学科教授と
台宗のお寺では国宝の庭園の
が、人と出会うことそのも
中高大の連携のもとで
美 し さ に 心 が 奪 わ れ ま し た。
のが神から与えられた恵み
中学高校の英語教員による研
キリスト教の教育理念
そのなかでもあるお寺でご本
なのだということがよく分
かつて浄土真宗で、禅をは
修や語学教育カリキュラムの
と国際社会で活躍する
尊の前で独り跪く老婆の後姿
かりました。
じめ他宗教に興味があった私
共同開発がすでに行われてお
人材育成にさらに力を
が神々しく見えたのが印象的
振 り 返 っ て み れ ば、﹁ 青
は、初誓願後の養成も兼ねて
り、今後さらに協力した取り
入れていくことが可能
でした。
春の日々にこそ、お前の創
真命山宗教対話養成コースに
組 み が 拡 充 し て い く。 ま た、
と な る。 両 校 に 共 通 す
私は、これまで色々な祈祷
造主に心を留めよ﹂という
喜んで参加いたしました。
中高から大学への特別推薦枠
るイエズス会的教育方
や集会に参加しましたが、こ
コヘレトの言葉
養 成 コ ー ス は、 午 前 の 講
章1節
も 来 年 度 は 人 が 設 定 さ れ、
(
)
針 に 従 い、 歳 か ら
れほど心に残る姿には出会え
義、午後に社寺訪問が1日の
どおりの黙想会になりまし
今後は大幅に拡充される見通
歳までの一貫した教育
ませんでした。修道者を含め
お お ま か な 流 れ で す。 講 義
た。日常生活を送る中で、最
し。これは本校と上智大学と
を目指すことが出来る
て最近、聖堂の中で彼女のよ
の中では、仏教諸派や神道に
近わけもなく﹁イエスが遠い
を結ぶ一貫したイエズス会教
であろう。
うに神を拝んでいる人を見た
ついて興味深い話を聞くこと
な﹂と感じていたので、黙想
育を希望する者にとって大き
この教育提携は次の3つの
泰星中学高等学校︵福岡市
な励ましになるであろう。
柱に支えられている。
の決断でした。夫が、家が出
中々話に乗ってきません。子
中央区、校長外川直見︶と上
2011年度の校名変更に
①キリスト教的世界観に支え
ど も た ち の 後 押 し も あ っ て、 来てもそこに住まないと思っ
智大学︵東京都千代田区、石
ともない、今後校章・制服な
られて真理を学び人格を陶
ていたことを後で知ったので
やっとのことで夫を説得。今
澤 良 昭 ︶ は、 こ の 4 月 よ り
ど が 一 新 さ れ る 予 定 で あ り、
冶 す る こ と。 ② 社 会 か ら 受
す。 そ の 時 は、
﹁こんな夫と
こそその時と、仮の住まいも
教育提携を結ぶことを発表
共学化の準備も進められてい
ける恩恵を自覚しながら、他
生活することが自分の十字架
見つけ、いよいよ引越し、と
した。教育提携の発効を受け
る
と
い
う
こ
と
で
あ
る
︵
女
子
の
者 に 仕 え る 精 神︵ Men for 募集定員など詳細は未定︶
なのだ﹂と、その十字架を私
いった矢先、業者に対する強
て、来年︵2011年︶4月
。
︶ を 育 て、 真 の 意 味
が引き受けていたつもりでし
い不信感が生じたのです。
より泰星中学高等学校は校名
Others
そんな時、思い出したのが、 た。今は違います。﹁夫こそ、 を﹁ 上 智 福 岡 中 学 高 等 学 校 ﹂ の リ ー ダ ー シ ッ プ を 養 う こ
*外川直見校長︵イエズス会
と。特に貧しい人々を大切に
私という大層重い十字架を背
以前教会の黙想会で聞いた
に変更し、再来年︵2012
司祭︶談
する意識を育てること。③国
﹁自己主張︵崇拝︶は偶像崇拝﹂ 負っているのだ﹂と。
年︶4月には男女共学化に踏
上智大学の提携校は全国で
際的な視野を育て、国境を越
神さまが必死に私の家庭を
という言葉。さらに、気になっ
み切る予定。
も本校が初めてです。今後は
えて互いに理解し合い、その
守 っ て 下 さ っ た。 真 の 幸 せ
ていた 聖人記念碑のみこと
福岡教区とも協力して、キリ
架け橋になること。特にアジ
は、相手に席を譲ること。そ
ばが迫ってきました。
もともと、泰星中学高等学
スト教的ヒューマニズムに培
アに深い関心をもつこと。
れが﹁己を捨て﹂の答えでし
﹁ 己 を 捨 て ﹂ と は、 ど う い
校と上智大学とはともにイエ
われた社会性国際性豊かな人
具体的には上智大学教授に
た。なんという自由さ!なん
うこと?その時気づかされた
ズス会を設立母体とした姉妹
材を、数多く輩出する上智福
よる宗教、英語、社会などさ
という平安!我が家の最新情
のです。捨てなければならな
校である。今回提携を締結し
岡中学高等学校へ向けて飛翔
ま ざ ま な 科 目 で の 出 張 講 義、 したいと願っています。
い考え、生き方があることを。 報として、譲歩した結果、妻
たことにより、上智大学の知
特 に、 家 庭 を 守 る た め に は。 の座が一段と強くなった感じ
すし種になっても回っているまぐろ
坂牧春妙
ちょっと
です。
結論は簡単でした。この計
一息
喜びの深さに小豆煮えてくる
手取教会信徒 平田悠貴子
画は中止。家庭崩壊寸前の私
深堀正平
木 下 株 式 会 社
カトリック福岡黙想の家
互助会制度もご利用できます。
ご用命 お問い合せは
カ ト リ ッ ク の ご 葬 儀
スイートタイプ(赤)(白)
〒810-0016
福岡市中央区平和3丁目1-5
T E L 092−526−5656
〒815-0082 福岡市南区大楠2丁目4番8号
カトリック御受難修道会・宗像修道院
811-4155 福岡県宗像市名残1056 Tel 0940-32-3222・Fax 0940-32-3385
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~ fmokuso/index.htm
ミサ
デ
ヴィノ
◆参加者を募集中
② 6月5日(土)16時から 6日(日)15時(指導:Sr.髙木慶子)
③ 12月11日(土)16時から 12日(日)15時(指導:来住神父)
*信徒を対象に「生と死」を『経験』と『カトリックの教え』の
両方から考える研修会です。
柴田沙良
(マルコ8章 34 節)
3月6日から7日にかけ
て、宮原司教様ご指導の黙想
会に参加いたしました。
福岡地区青年会スタッフが
計画・実行したもので約 人
『人若し我に従はんと欲せば…』
12
の中で、この人と一緒になっ
﹃人若し我に従はんと欲せ
たばっかりに!と、相手が自
ば 己を捨て 十字架をとり
分にとって重荷と捉えている
て我に従ふべし﹄
︵マルコ8
人は少なくないのではないで
章 節︶ 。
しょうか。実は私がそうでし
た。
子どもたちが独立した頃、住
み慣れた自宅に色々故障が生
じてきました。元々日当たり
が悪く、日中でも電気が必要
な居間を何とかしたいという
強いあこがれをもっていた
私。老後の生活様式を改善す
る た め に 必 要 な 蓄 え も あ り、
思い切って建て直しを、と考
えたのです。
でも、かねてから﹁日本の
長崎西坂にある26聖人記
ように資源の少ない国で、使
念碑に刻まれたみことばで
えるものを壊すのはけしから
す。
ん ﹂ と い う の が 夫 の 価 値 観、
十字架といえば、結婚生活
34
20
(2)
第630号
カトリック福岡教区報
2010年4月1日発行
26
第2回
11
14
60
12
12
22
20
神の前で生と死を考える集い
建築の事なら何でもお気軽にご相談ください
ヨゼフ 森山新太郎
☆からだのはなし
カ ル ロ・ マ リ ア・
マルティーニ著
松本 紘一 訳
﹁健康と病気﹂の身近な話か
ら、とくに﹁からだと秘跡に
ついて・七つの秘跡を通して
誕生から死まで﹂の章は深い
思 索 へ と、 人 間 と か ら だ の
関係に光をあてた神学的人間
論。 女子パウロ会 発行
税込定価 1260円
◇
◇
◇
☆聖フィリポ・ネリ
喜びの預言者
柳沼 千賀子 著
福岡市早良区四箇1丁目15番28号
☎(092)811−7265
TEL 092-761-8800
福岡プライマリケア株式会社 代表 : エリザベト熊谷
http://www.iruka-japan.com/
森山工務店
有限
会社
㈱ジャパン・スマイルか
春日市上白水 5-11-102 092-517-6313
代表取締役 マルガリタ・マリア 吉田由利子
〒810-0044福岡市中央区六本松4丁目9番4号
・一般住宅(新築・改築工事)
・鉄骨工事 ・RC工事
自宅で療養されている方、在宅で看取りたい
方 、 精神障害の方など 、 病気について、介護
方法について専門的指導や援助が必要な方は
ご相談ください 。
費用は医療 、 介護保険でのご利用になります。
総合建築業
福岡プライマリケア訪問看護ステーション
小教区と召命 ∼ 司祭自給率を上げよう∼
23
育てるくらいの責任感が必要
トラで演奏しているカルテッ
新
聖
堂
建
設
支
援
に
でしょう。意外とまかれる事
ト・マンマ、ハイバリトンの
幼稚園ママがチャリティーコンサート
を考えている若者は多いかも
岡 嶋 泰 一 郎 氏、 チ ャ イ ム の
しれない。愛情を込めて育て
シェーネ・ムジークなど信者
から始まっていた。チャ
たいと思っている大人たちも
であるかないかを超えて、熱
リティーコンサートはそ
います。様々な要因が挙げら
沢 山 い る よ う な 気 が し ま す。
意ある 人の演者が共感し集
の一環で、今回で8回目
れていますが、安易に海外か
まった。
となる。今年の夏には取
ら の 輸 入 に 頼 っ て き た 事 が、 どうぞ勇気をもって遠慮なく
司祭自給率向上のために関
2月 日 日
り壊しが予定されている
国内の生産意欲を衰退させた
( ︶、聖堂とホー
わってください。どこかの誰
聖 堂 の、 最 後 の チ ャ リ
といえると思います。これを
ルはたくさんの聴衆で満たさ
かが司祭を育ててくれるとい
ティーコンサートが隣接
司祭召命にたとえるとしたら
れていた。
う、のんきな人任せな考えで
の笹丘カトリック幼稚園
どうでしょうか?私達も長い
メンバーの一人で企画代
はなく、自分たちの心と体の
の﹁幼稚園ママ﹂たちに
間、海外からの宣教師に頼っ
表 の 笹 栗 幸 子 さ ん は﹁ 私 た
手が司祭を育てる助けとなり
委ねられた。
て き ま し た。 誰 も が 神 父
ちが歌にこめた想いをすべて
「
﹁教会のために歌お
お客様は受け止めてください
様はどこからかやって来る 」 ます。どんな世界でも人間同
士の信頼関係はとても重要で
う!﹂という呼びかけに
ました。その拍手のあたたか
と思っていました。事実、途
す。司祭も信徒もみんな本当
仲 間 達 が 集 ま り、 一 年
だったこと!まさに至福のひ
切れることなく司祭が赴任
に信頼を高め合う事が、これ
をかけて練習を重ねてき
とときでした。献金は想像を
し、今までは待っていればよ
からの教会の発展のカギを握
た。 Laudare(
はるかに上回り、コンサート
かった。しかしこれからはそ
ラウダー
ると言えるでしょう。
は 大 成 功 で し た。 た だ、 5
うは行かない。神学校はその
レ。ラテン語で﹁歌で賛美﹂
﹁幼稚園ママの聖歌隊と
)
だから、みんなで司祭養成
月、 Laudare
名の通り苗床、まさに種をま
ヴァイオリンで、最後のチャ
というグループ名はドワイヤ
の生みの親で
に関わり、犠牲を払いましょ
き、育まれなければならない
リティーコンサートはどうで
神父がつけてくれた。全曲暗
あるドワイヤ神父様がアメリ
うね!門司教会も司祭自給率
のです。これからは、私達み
すか?﹂一昨年の 月、園長
譜に挑戦したメンバーには不
カ に 帰 国 さ れ ま す。 さ み し
を上げるため、みんなで頑張
んなが種をまき、みんなで育
先生だったドワイヤ神父の一
安 も あ っ た が、
﹁尾崎先生と
くて仕方ないけれど、これか
ります。みなさんの小教区で
てる労苦が必要です。誰かが
言に応えて企画が始まった。
岡嶋先生との優しく力強い指
らも Laudare
は歌い続けま
も司祭自給率向上をあの手こ
種をまいてくれるわけじゃな
来年 周年を迎えるカト
導で自信が持てた﹂とメン
す。神様への賛美とドワイヤ
の手で図っていただけたらと
い、誰かが育ててくれるわけ
リック笹丘教会の新聖堂建設
バーは話していた。
神父様への心からの感謝をこ
思います。
じゃない。私がまいて、私が
のための活動は、2001年
また西市民フィルオーケス
めて。﹂と語っている。
81
50
90
洗礼者ヨハネ
伊東成晃神父
ドミニコ田川清美神父
皆さん、こんにちは! 私
は門司教会の伊東成晃︵シゲ
アキ︶神父です
今、私たち召命委員会では
司祭召命の振興のために全力
を挙げています。ところが当
の
本人の小教区では、100年
を超える歴史を刻みながら
も、司祭の召命は未だゼロ!
ちょっと引け目に思っていま
す。まだまだ自分の精進が足
らないのだろうと自身に活を
入れているところです。
さて近年、日本では食料の
自給率の低さが問題になって
54
司 祭
シリーズ
⑫
12
48
14
ウロ2世︶等、教会指導者の
品の数々を見せていただきま
は、リハビリの毎日というこ
松
浦
悟
郎
司
教
﹁
福
音
と
平
和
憲
法
﹂
を
語
る
言葉を数多く引用した。そし
した。
とでした。
て、私たちは心から非暴力の
神父様は、戦争中は1年あ
病室の窓からは、蕾が大き
悲しみに加えて憤りを感じ
平和を信じているか、キリス
まり兵役にお就きになったご
く膨らんだ桜の木が見えまし
る。それは虐待が人の尊厳を
ト者としてイエスの目指した
経験があり、そのことに話し
た。
﹁おいくつになられます
傷つけ、踏みにじることだか
教会内のさまざまな刷新へ
方向へ向かうのか否か、
また、 の方向性が示された対抗宗教
が及ぶと﹁あの後神父になっ
か﹂
。
﹁ 歳になります﹂。
らだ。子どもに決して言って
私たちは現実から出発してい
た5人はみんな死んでしまっ
﹁毎日のミサは捧げておら
はならない言葉は﹃お前はい
改 革 運 動 の 時 代 に、
﹁オラト
た﹂と仰ったことがとても印
れますか﹂。﹁はい、この部屋
ら な い ﹄ で あ る ﹂ と 語 っ た。 くしかないが、何を選びとっ
リオ﹂の集いにおいて若者に
ていくのかが問われていると
で 毎 朝 6 時 半 に 捧 げ ま す ﹂。 象的でした。
また、世界のあちこちで戦
喜びと希望を与え、神の愛を
語った。さらに憲法を土台と
神父様は終戦後1945年
ふと目をやると布のかかっ
争がある現実に、信仰者はど
伝えた聖フィリポ・ネリ。ネ
みぞれまじりの雨が降りし
して弱い者の傍らに立ってキ
に大神学校に入学され、 年
た祭壇らしきものがありまし
う答えるのかという問いに対
リの言葉や彼を巡る人々を紹
きる3月
リスト者として行動するよう
に司祭に叙階されました。そ
た。
し て、
﹁人権侵害を是正する
介する。ドン・ボスコ社発行
9 日、 福
促した。
の時の同級生が皆天国に旅立
﹁お辛いことが何かありま
ための戦争は道理を越えたこ
税込定価 840円
岡市内の
参 加 者 か ら は、﹁ 憲 法 は 難
た れ た こ と に よ る 寂 し さ は、
すか﹂。﹁足が思うようにいう
とである﹂︵ヨハネ 世︶
。﹁神
◇
◇
◇
老健施設
しいが、9条が変わったらど
いかばかりかと思いました。
ことを利かず、歩けないこと
の摂理は、古くから戦争の奴
☆カトリック笹丘教会チャリ
﹁木の葉の
3月7日、カトリック久留
うなるかがよく分かった﹂﹁社
です﹂。﹁何か喜びや、生きが
隷状態にある我々自身を解放
ティーコンサート﹃いのち﹄
里﹂に田
米教会において﹁福音と平和
退室しようとしたとき、面
会 が 間 違 っ た 方 向 に 行 く 時、
いがありますか﹂という質問
することを切に要求してい
笹丘教会
川神父様
憲法﹂というテーマで講演会
白いエピソードを紹介してく
に﹁別にありません﹂と答え
る。この努力を拒否するなら ﹃ 剣 を 鞘 に 納 め な さ い ﹄ と い
の新聖堂建
を訪ねま
が開催された。講師は、松浦
だ さ い ま し た。
﹁ 戦 後、 馬 渡
う言葉どおり、非暴力で声を
られましたが、脇におられた
ば、我々が踏み入っている悪
築のために
した。
悟郎司教︵大阪大司教区補佐
島の聖堂前に大きな桜の木が
あげる必要性を感じた﹂
、﹁
﹃私
ヘルパーさんがすかざす﹁ロ
の道がどこに我々を導いて行
信徒が企画
脊髄狭
あった。その木に鐘を吊るし、 司教︶で 人が参加した。司
たちは攻められる心配がない
ザリオを作ることです﹂と言
くかを知らない﹂
︵現代世界
し、練習を
窄症を患
教は、冒頭﹁最近二つの心の
鳴らしていた。そうすると﹃馬
ので銃を置くのではなく、そ
われました。
憲章 項︶
、 あ る い は﹁ 神 や
重ねて、開いたコンサートの
い、 2 年
痛む悲しい出来事がある。一
渡に金のなる木がある﹄と噂
のような心配をしなくていい
よく見ると部屋のあちこち
正義の名によって暴力は正当
収録です。売上金は建設資金
前に手術
つは世界各地で起きている地
になった﹂とか、ウイットの
ように先に銃を置く﹄という
に様々なロザリオがかけられ
化されない。正義なしに平和
となります。問合せ先=カト
をされました。
き い た お 話 し を 最 後 に 伺 い、 震、もう一つは虐待による子
言葉が心に響いた﹂という声
ており、神学校時代から作っ
はなく、ゆるしなしに正義は
リック笹丘教会。
長年の馬渡島の司牧から離
どもの死である。同じ悲しい
暖かい気持ちになり病室を後
が聞かれた。
ておられるとの事、見事な作
︵ ヨ ハ ネ・ パ
税込定価 500円
れてこの施設に入られて、今
出 来 事 だ が 虐 待 に よ る 死 は、 あ り え ま せ ん ﹂
にしました。︵編集室記︶
84
第630号
カトリック福岡教区報
2010年4月1日発行
(3)
カトリック福岡教区報
2010年4月1日発行
司祭召命の育成!
2010年
カトリック教会のカテキズム
福岡黙想の家ご案内 4月
日 時:2010年4月25日(日)15:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:櫻井尚明神父(大名町教会主任)
資 料:カトリック教会のカテキズム
2010 年福岡地区聖書講座
テーマ:聖書とわたし ∼生活の中でみことばを活かす
日 時:2010 年5月 16 日(日) 14:00 ∼ 16:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:櫻井尚明神父(カトリック大名町教会)
参加費:500 円 旧新約聖書をご持参下さい。
主 催:福岡地区信徒使徒職協議会 聖書典礼部会
案 内 板 会合と催し
会合と催し
◇7日(水)∼ 14日(水)
奉献生活者のための黙想会
指導:来住英俊神父
(御受難会)
◇16日(金)∼ 22日
(木)
キリスト者のための内観瞑想
指導:藤原直達神父
5月
◇2日(日)∼4日
(火)
クルシリヨ ◇17日(月)∼ 18日(火)
召命を共に祈る会・黙想会
指導:浦川務神父・杉原寛信神父
〒811-4155
福岡県宗像市名残1056
☎0940・32・3222 渥32・3385 http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~fmokuso/index.htm
真命山諸宗教対話・霊性交流センター
2010 年北九州地区聖書講座
※祈りの集い
年間テーマ:教父に祈りを学ぶ
・日 時:4月8日
(木)10時∼ 14時半
・内 容:聖アンブロシウス
・指導者:ダニエレ神父
指 導:フランコ・ソットコルノラ神父
(真命山院長)
ダニエレ サルツィ・サルトリ神父
Sr. マリア デ・ジョルジ
問合せ先:真命山諸宗教対話・霊性交流センター ☎0968・85・3100 渥0968・85・3186 ・玉名郡和水町蜻浦
1391-7・E-mail shinmeizan@chive.ocn.ne.jp
*個人またはグループでの黙想や研修会も歓迎。
(要予約)
メインテーマ:いただきます∼神のことばを食べる
目 的:生きるための力となる「神のことば」を
いただきます。
日 時:5月 16 日(日) 14:00 ∼ 16:30
場 所:カトリック小倉教会
講 師:山元 眞 神父(カトリック小倉教会)
主 催:北九地区信徒協 聖書部会
アシジ・バチカンを訪ねる聖地巡礼の旅
∼イタリア巡礼10日間∼
期
日:7月 28 日(水)∼8月6日(金)
同行司祭:青木悟神父・下町豊重神父
費
用:399,000 円/申込み締切5月いっぱい
問い合先:下町神父 090-5297-0390
カテドラルでのゆるしの秘跡
日時:4月 17 日、5月1日 第1・第3土曜日 10 時∼ 12 時
場所:カトリック大名町教会小聖堂
*基本的に第 1 ・第 3 土曜日。変更の場合もあります。 日 程:2010 年6月4日 ( 金)∼6月 13 日 ( 日)
同行司祭:S. リチャード神父(浄水通教会主任)
山頭原太郎神父(司祭の家)
大山繁神父(長崎教区青砂ガ浦教会主任)
訪 問 地:ミラノ、ベニス、フィレンッエ、アッシジ、ローマ
旅行費用:450,000円前後(参加人数で変動)
取扱旅行会社:及川事務所
☎ 03-5789-8865 Fax03-5789-8867
Eメール:moikawa@roxy-int.com
福岡教区広報室アドレス
E-mail:cdf-kouhou@nifty.com
五島に 行こう!
11
19
21
20
15
18
11
14
14
11
19
30
16
15
10
14
23
23
13
14
14
2
24
聖マリア病院
いくま整骨院
*入院基本料(一般病棟7:1)
一緒に働きませんか?
=募集=
医師・看護師・医療技術職
〒830-8543
福岡県久留米市津福本町422
TEL0942-35-3322(代表)
FAX0942-34-3115
http://www.st-mary-med.or.jp
受付時間
痛みの相談室
総合周産期医療センター
がん診療連携拠点病院
地域災害拠点病院
21
テーマ:「イエスを知り、イエスに生き、イエスを伝えよう」
≪希望、喜びをもたらすミサ≫
社会医療法人 雪の聖母会
医科・歯科臨床研修指定病院
地域医療支援病院
救命救急センター
18
熊本地区 第5回 神学講座開講のお知らせ
12
【期間】2010 年5月 16 日∼ 11 月 21 日(全6回)
【時間】13 時 30 分∼ 16 時 30 分
【会場】カトリック手取教会
10
【日程】
5月 16 日 イエスの祈り・ミサ 白浜 満 神父
6月 20 日 神は福音を宣言する 晴佐久昌英 神父
ハイチ大地震被災者救援募金
7月 18 日 キリストのあがないの恵 櫻井 尚明 神父
カリタスジャパンは、国際カリタスおよび現 9月 19 日 マリア様とミサ 川添 猛 神父
地カリタスと協力して支援を行っていきます。
10 月 17 日 祈り・きずなの回復 古巣 馨 神父
■募金受付先■
11 月 21 日 イエスとの出会い 郡山健次郎 司教
郵便振替番号:00170-5-95979
【受講料】各回1000円(通年5000円)
加入者名:カリタスジャパン
*尚、参加希望者は事前に実行委員会にご連絡ください。
※通信欄に「ハイチ地震」とご明記下さい
お寄せいただいた募金は国際カリタスを通じ 【問合せ先】☎ 096-352-3030(手取教会 岸)
てハイチ地震被災者救援に充てられます。
【主催】熊本地区神学講座実行委員会
9
Sr
〒830-1224 三井郡大刀洗町鵜木67−3
T E L 0942−77−3199
代表者 ペトロ 平 田 清
12
30
■カトリック看護協会福岡支
部の集まり
編集後記
︹ 日 時 ︺ 5 月 日 日( ︶
時 半︹ 場 所 ︺ イ エ ズ ス の
今年の桜の開花は早かった
聖 心 病 院︹ 問 合 せ 先 ︺ ☎
ですね。わが教会に一昨年植
096・352・7181
えた桜が 年目にして花を咲
竹内
かせ、感激いたしました。復
■熊本結婚準備講座
活祭号をお届けします。新企
︹日時︺5月8日︵土︶から6
画﹁みことばの広場﹂が始ま
月5日︵土︶ 時から 時半
ります。各方面の方々に心に
毎 週 土 曜 日 の 全 5 回︹ 場 所 ︺ 響くみ言葉、座右の銘として
カトリック手取教会︹参加費︺ おられるみ言葉あるいは、好
カップルで一万円︹問合せ先︺ きな聖句を取り上げていただ
☎096・352・3030
き、語っていただきます。ま
渥096・352・1515
たもう一つの新企画は﹁お元
■熊本地区召命を共に祈る会
気ですか﹂です。引退してお
︹日時︺4月 日
︵木︶ 時
︹場
ら れ る 司 祭、 修 道 者 を 訪 問
所︺カトリック健軍教会︹内
し、
近況をお伝えいたします。
容︺ロザリオと話し合い︹問
今は第一線を引いておられる
合せ先︺健軍教会☎096
方々のためにもどうぞお祈り
・
ください。
368・2825青木悟神父
15
1日(木) 聖木曜日(主の晩餐の夕べのミサ・カテドラル19時)
2日(金) 聖金曜日(主の受難・大斎・小斎)
3日(土) 聖土曜日(復活徹夜祭・カテドラル19時)
†A.アレグリーニ〔2005年ロザリオの園〕
4日(日) 復活の主日
†ペトロ黒川博〔2002年八代教会〕
5日(月) 福岡地区司祭集会(11:00浄水通教会)
8日(木) 召命祈願ミサ(神学院19:30)
常任司教委員会
10日(土) プレセミの集い
11日(日) 復活節第2主日(神のいつくしみの主日)
花岡山福者殉教者祈念祭(島崎教会)
12日(月) 使徒職協力者の集い
13日(火) 福岡教区司教座教会献堂記念日)
18日(日) 復活節第3主日
光丘教会主任司祭就任式
19日(月) 北九州地区司祭集会
20日(火) 福岡地区婦人会総会
司教顧問会(司教館14:30)
25日(日) 復活節第4主日/世界召命祈願の日
26日(月) 邦人司祭集会(∼27日)
29日(木) 教区修道女連盟総会 昭和の日
5月
1日(土) 久留米信愛女学院創立110周年祭
2日(日) 復活節第5主日
クルシリヨ(福岡黙想の家∼4日)
3日(月) 聖フィリポ聖ヤコブ使徒 憲法記念日 *ゴチックは、司教日程
*司祭の命日は2000年以降からお載せしています。
Br
17
日 時:5月2日 ( 日)11:00 ∼
4日 ( 火)18:30
対 象:カトリック青年・求道者
集合・解散地:長崎港
参加費:38.000 円(旅費・宿泊費)
申込先:カノッサ会 Sr. 大田
(0944-58-5793)
*定員になり次第締切ます。
4月のこよみ
月5日︵土︶ 時半から 時
◆
福
岡
迄の全5回︹場所︺カトリッ
ク大名町教会︹参加費︺カッ
■聖霊による刷新福岡祈りの
プルで一万円︹問合せ先︺☎
集い︹日時︺毎週月曜 時か
092・741・3687
ら 時 分︹場所︺大名町教
*原則、お二人での参加が必
会1階︹内容︺賛美と感謝の
要です。ご相談ください。
祈り・聖書の分かちあい︹代
■紫苑 com.
表︺ 床嶋
︹問合せ︺☎092・
心のセミナー
521・2503蓮尾
︹日時︺5月 日︵日︶ 時∼
■召命祈願ミサ
時︹場所︺カトリック案内
︹日時︺4月8日︵木︶ 時半
所 ☎ 0 9 4 0・ 3 8・ 8 9
︹場所︺日本カトリック神学
15︹テーマ︺人生における
院福岡キャンパス聖堂
苦難の意味②︹講師︺小宮豊
■召命を共に祈る会
医師︵精神医学・人格心理学︶
/来住英俊神父︵福岡黙想の
︹日時︺4月 日︵木︶ 時
家院長︶
︹参加費︺自由募金・
分[場所]召命の家[指導]浦
コーヒータイムあり︹連絡先︺
川務神父
︵教区召命担当︶
■在世フランシスコ会集会
☎0940・33/2731
︹ 日 時 ︺ 4 月 日︵ 日 ︶ 時
吉永昌子
倉教会聖堂及び信徒会館︹内
から︹場所︺高宮フランシス
容︺ロザリオの祈り、
ミーティ
■美野島司牧センター
コ会修道院在世会集会所︹内
ング︹問合せ先︺☎093・
ホームレス支援のための毎
容︺アシジの聖フランシスコ
963・2359江口
週火曜日 時半から炊き出し
に倣って、福音に生きるため
等へのご協力をお願いします。
◆
佐
賀
に。ミサと学習︹指導︺戸村 ︹問合せ先︺☎092 4
・31・
悦夫神父︹問合せ先︺☎09
■佐賀祈りの集い
1419 M・コース神父
2・843・5831岩崎
︹日時︺4月 日︵土︶ 時半
◆
北 九 州
∼ 時︹場所︺佐賀カトリッ
■グレゴリオ聖歌を歌う会
ク会館︹内容︺ミサと祈り︹次
︹日時︺4月 日︵火︶ 時か
■小倉祈りの集い
回︺5月1日︵土︶毎月第1
ら︹場所︺聖クララ寮︵南区 ︹日時︺4月 日︵金︶ 時半
土曜日︹問合せ先︺☎095
塩原︶
︹内容︺講習会︹講師︺ から 時︹場所︺カトリック
小倉教会信徒会館2階︹指導︺ 2・30・8347 吉武
平戸京︵ショファイユの幼
Sr.
ガブリエル神父︵御受難修道
きイエズス修道会︶
︹問合せ
◆
会︶
︹内容︺
﹃みことばを味わ
先︺☎096・380・56
熊
本
う﹄賛美と感謝の祈り︹連絡
86堺敬子
先︺☎090・3985・5
■福岡結婚準備講座
209松田裕子
︹日時︺5月8日︵土︶から6
■北九州召命を共に祈る会
︹日時︺4月8日︵木︶ 時か
ら 時︹場所︺カトリック小
司祭年に3人の神父様方と行く、
イタリア巡礼
(4)
第630号
平日: 9:30 ∼ 12:00
14:30 ∼ 20:00
土曜: 9:30 ∼ 15:00
休診:日曜・祝祭日
福岡市西区姪浜駅南1-7-12- 2F
℡ 092-884-0134
ペトロ 生熊公吉
聖香油の祝別ミサと司祭職制定を祝う
16
30
宮原良治司教認可
発 行 所 福岡司教区本部
福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28
行
人
発
カトリック福岡司教区
編 集 人 森 山 信 三
TEL 092-522-4059
FAX 092-523-2152
振 替 口 座 01760-6-20729
カトリック福岡司教区
定価 一部 60 円
教皇様の意向のために祈りましょう
人にご像をやるだけでその
トリック新聞に﹁積極的な道
あの日あのとき、あのこ
︻一般︼人身売買
人に霊的な恵みが直接神か
具 に な り な さ い。﹂ と い う 記
とがなかったら、私の今の
ら与えられたはずです。
︻宣教︼司祭、修道者、そして信徒
事 に 目 を 止 め て、﹁ あ れ、 こ
人生はなかったでしょう。
れ は 違 う ん じ ゃ な い で す か ﹂ ★このマリア様をご覧なさ
中学二年の時初めて教会
︻日本の教会︼宗教的少数者の信教の
い。手を合わせ、顔を優し
と言いました。★﹁道具は自
教区報を担当して3年目に
に行きました。そして、教
自由の擁護
く天に向けておられるで
分
か
ら
動
い
て
は
い
け
ま
せ
ん
。
入った。皆様によりよい情報
会
の
持
つ
豊
か
な
芸
術
、
限
り
しょう。人に話したり、教
動いたら大工さんが困りま
を、心がパッと明るくなるよ
ない宝に感動
て、司祭が﹁反対を受けるし
えたりするときは、このル
す
。
無
で
な
け
れ
ば
い
け
な
い
。
うな記事を、あるいは信仰を
し
、
神
を
発
見
るし﹂となり、多くの若者の
ルドのマリア様と同じ形で
僕たち青年会も人を助けよう
呼び覚ましてくれるような紙
したことに夢
教皇メッセージ﹁召命祈願の日﹂と﹁広報の日﹂で司祭に呼びかけ
心の中にキリストに従おうと
その人に向かわなければな
と
す
る
け
ど
、
神
様
に
よ
っ
て
助
面 を と 願 っ て は い る の だ が、
中
に
な
り
ま
し
いう思いを目覚めさせるよう
りません。つまり、その人
けてもらおうとしないかぎり
なかなかままならない。その
た。でも何と
促した。
断へと導くことができるから
の悩みを聴いてそれを祈り
神
は
沈
黙
を
守
ら
れ
ま
す
。
神
様
ようなネタになかなか遭遇し
い
う
錯
覚
。
私
﹁召命祈願の日﹂と﹁広報の日﹂に当たり、教皇ベネディ
に﹁ あ な た が し て 下 さ い。
﹂ のうちに神様に引き渡して
ないのが現状である▲そもそ
が神を発見
クト 世によって2つのメッセージが出されたが、これら です﹂と述べて生涯を捧げる
次に﹁世界広報の日﹂メッ
おられる。神父様もそうし
と
頼
む
と
き
全
能
の
力
を
現
さ
れ
も、教会の広報担当の任務と
し
、
マ
リ
ア
様
は﹁司祭年﹂にあわせて主に全世界の司祭に向け発表され 司祭の存在に目を向ける。
セ ー ジ の テ ー マ を、
﹁司祭と
て く だ さ い。 そ う す れ ば、
ます。★人間のレベルでする
は、起こっている事実、討議
を捕らえたの
た形となっている。そのメッセージを要約して掲載する。 第3の﹁交わりの生活﹂に
デ ジ タ ル 世 界 に お け る 司 牧、
つ い て、﹁ イ エ ス は、 彼 の 弟
回答は神様のほうからその
時
と
違
っ
て
、
祈
り
な
が
ら
す
る
された内容などを通してキリ
で
は
な
く
、
神
様
と
マ
リ
ア
様
みことばに仕える新しいメ
子になることを望む人のしる
まず、イエスは、つねに御
人に注がれます。
まず、今年の﹁世界召命祈
時は神様が直接それをなさい
ストの福音を伝えるというこ
が、私を捕らえておられる
ディア﹂とし、デジタル時代
父 と の 一 致 の う ち に 生 き た。 しは愛のうちにある深い交わ
今では、自分がマリア様
願の日﹂教皇メッセージの
ま
す
。
だ
か
ら
奇
跡
も
起
こ
る
の
とであろう。最近のメディア
の
に
気
づ
い
た
の
は
、
ず
っ
と
り で あ る こ と を 示 し ま し た。 における重要で繊細な司牧的
それゆえに、弟子たちは神と
に捕らえられていることを
テーマは﹁あかしすることが
です。神父様は今まで、沢山
で宗教の報道と言えば、どう
後のことでした。
領域に焦点を当てた。
司祭はとりわけ、すべての人
交わり、神とたえず対話して
心底、実感しています。
召命を呼び起こすのです﹂で
の
ご
像
を
作
っ
て
人
々
に
差
し
上
もスキャンダラスなことが多
★
あ
る
日
、
青
年
が
遊
び
に
来
教皇は言う﹁すべての司祭
に開かれた交わりの人となら
生きることをイエスから学ん
若松教会主任司祭
あるが、その中で召命の実り
げたでしょう。神父様はただ
いのが目に付く。しかし、心
ました。そして、ふと、カ
な け れ ば な り ま せ ん。 ま た、 の中心的な務めは、イエス・
だ。同じく司祭も神の愛のう
は、何よりもまず、神の自由
暖 ま る エ ピ ソ ー ド や、 人 々
キリストを告げ知らせ、秘跡
主のいつくしみによって司祭
ちにとどまり、みことばに耳
わたしたちは単にウェブ上に
な働きにかかっているとしな
これらの方法を用いることに
の良心に訴える出来事や、誰
ことのうちに、司祭の使命の
においてキリストの救いの恵
にゆだねられた巡礼者の群れ
を傾ける場を設けて、神との
何 か を 開 設 す れ ば よ い と か、 より、対話、福音化、カテケー
がらも、同時に主の召し出し
か ら も 評 価 さ れ る こ と な く、
崇
高
な
尊
厳
と
美
し
さ
が
あ
り
ま
みを伝えることです。みこと
を一つにまとめることができ
親密さを深めるよう促す。
ただ何かを書き込んでおけば
にすでに応えた人々のあかし
ジスのための新たな幅広い展
黙々と社会貢献をしておられ
す。司祭は新しい時代の出発
ば に 呼 び 集 め ら れ た 教 会 は、
なければなりません。そうす
第 2 に つ い て、
﹁あらゆる
よいなどと思いがちです。し
が何よりも重要であると強調
望を開くことができるので
る宗教者の方々のことはま
点
に
立
っ
て
い
ま
す
。
最
新
技
術
神がすべての人と交わるため
ることで、不和を克服し、分
召命の物語は、神の国のため
かし、司祭はまさに福音の忠
する。そして司祭のあかしを
す。
﹂と述べると同時に、
﹁司
ず、報道されない▲﹁福音宣
によってより遠くの人とより
のしるしであり道具です。そ
裂をなくし、紛争と誤解を解
に兄弟姉妹に喜んで自らをさ
実なあかしびととしてデジタ
効果的なものとする三つの側
祭は、メディアに関する知識
教﹂一月号に﹃日本の教会消
深
い
関
係
が
築
か
れ
る
中
で
、
司
して、すべての司祭は、キリ
決し、過ちをゆるす助けとな
さげて生きる司祭の証言とつ
ル・コミュニケーションの世
面として、キリストとの親し
よりも、司祭の心、キリスト
滅の危機﹄と題して、英師が
祭はみことばへの奉仕にあ
ス ト の う ち に、 キ リ ス ト と
るのです﹂と述べて、物質主
ねに結びついています。なぜ
界で働くよう期待されていま
さ、自らを完全に神にささげ
との親しさに目を向けるべき
教会の現状分析をしておられ
た
っ
て
、
メ
デ
ィ
ア
を
さ
ら
に
効
ともにこの交わりを築くため
なら、司祭の存在とことばは、 義、利己主義、個人主義に考
す。司祭は、デジタル市場が
尽くすこと、そして交わりの
です。キリストとの親しさは、 る。それによると日本の教会
率的に用いて司牧的に対応す
に召し出されています。この
え方が傾きがちな世界におい
問いを投げかけ、決定的な決
提供するさまざまな﹃声﹄を
生活を挙げる。
司牧活動を活性化させるだけ
の停滞、行き詰まり、高齢化、
る
よ
う
に
求
め
ら
れ
て
い
る
の
で
使って、ますます自らを表現
で な く、
﹃ウェブ﹄を構成す
そしてなまぬるさを挙げ、﹁日
す。
﹂さらにデジタル化が進
する共同体のリーダーとして
祭だけに委ねられている秘跡
るコミュニケーションの構造
モンド祝の司祭
本人のカトリック信者は、キ
む
現
代
に
お
い
て
司
祭
は
、
こ
の
の役割を適切に果たすので
である。福音書の中にあるよ
に﹃ 魂 ﹄ を 与 え る の で す。
﹂ リスト教を宣べ伝えたいと心
もともに喜びの
手段を用いてどのように宣教
す。したがって、最新の視聴
うに、イエスは数多くの病人
と述べてメディアを駆使する
うちに司祭職制
か ら 願 っ て い る の だ ろ う か、
を
す
べ
き
か
を
論
じ
る
。
﹁
マ
ル
覚素材を駆使して福音を告げ
と出会い、癒し、大切にされ
と同時に、神との親しさがそ
定のミサを祝っ
ほとんどの信者は日曜日のミ
チメディアを用いたコミュニ
知らせることが司祭に要求さ
た。病む人の前に膝をかがめ
の根底にあるべきことを強調
た。 司 教 は、 ミ
サにあずかっていればそれで
ケ
ー
シ
ョ
ン
が
普
及
し
、
﹃
選
択
て癒された。この病者の油は、
した。
サ の 中 で﹁ 司 祭
満足している、ミサさえあれ
肢 ﹄ が 豊 富 に な っ た た め に、 れます。伝統的手段に加えて
病人を黙って見ておれないイ
年というこの特
ば、それ以上は何も望んでい
祭の挨拶があった。
エスの心を表していると言え
別 な 年、 私 た ち
ないのではないか﹂と言われ
北
九
州
地
区
司
祭
の
集
い
各 小 教 区 の 近 況 報 告 の 後、 る。油の乗り切った一司祭の
る。苦しむのはあなただけで
の中から選ば
地区における役割分担を決め
報交換や行事の調整の他、地
はない。善きサマリア人のた
北九州地区︵ 小教区︶で
れ、 私 た ち 神 の
嘆きとして、共感する部分も
た。その後、司教団から諮問
区としての課題や問題を話し
とえにあるように教会の名に
は2ヶ月に一回、司祭集会が
民の奉仕のため
あった。彼自身が感じている
されている﹁日本の教会の方
合っている。
お い て、 司 祭 は 傷 つ い た 人、
開かれている。
に派遣されてい
閉塞感もあろう。しかし、よ
向性と福音宣教のあり方/社
今回は新しい地区長︵山元
病む人のそばに近寄り、神の
4月 日、八幡東区のパリ
る 司 祭 が、 健 康
ろこびの福音を伝えるべき宣
会から教会に求められている
眞神父=小倉教会︶が決まっ
6人に教皇様からの祝福の
愛を伝える。司祭が神の望ま
外国宣教会北九州支部で今年
に 恵 ま れ、 そ の
教者の言葉として、いささか
ことは何か﹂という課題につ
たこともあり、会の初めに地
メッセージが贈られた。
れる奉仕の役割を果たせるよ
度最初の集会が開かれた。午
使命を忠実に果たすことが出
3月 日、聖週間
残念であった▲日本の教会が
い て、 そ の 方 法 論 を 考 え た。 復活していくために何が不足
写真は、メッセージを掲げ
う祈ってほしい﹂と結んだ。
前 時 半 か ら 午 後 3 時 ま で。 区長の役割などについて宮原
来るよう祈ってほしい﹂と信
の火曜日、聖香油の
他 に も 様 々 な 課 題 が あ り、 しているのだろう。それを議
司教から説明と司祭たちへの
る金祝の鵜野泰年神父、ダイ
御受難修道会の2人の司祭を
徒に呼びかけた。さらに当日
ミサが宮原司教の司
ヤ モ ン ド 祝 の C・ ガ ッ ザ ル
含 め、 人 の 司 祭 が 集 っ た。 励 ま し の 言 葉 が 述 べ ら れ た。 今後検討されていく。北九州
聖香油ミサ後、司祭職制定
祝福された香油のなかで特に
式で、 人の司祭と
論するのではなく、まず私た
地区の教会の発展を願い散
その後、今回の異動で北九
ディ神父、銀祝のスタン神父、 宮原良治司教も参加した。
を祝って1階講堂で祝賀式が
と も に 捧 げ ら れ た。 ﹁ 病 者 の 油 ﹂ に つ い て 言 及 し
ち一人ひとりの意識改革が求
会。次回は6月 日。
州地区に派遣された3人の司
杉原寛信神父、浦川務神父。
この集会では各小教区の情
行われ、金祝・銀祝司祭など
た。
﹁病者の塗油の秘跡は司
銀、金祝またダイヤ
められるだろう。M
第631号
60
14
19
11
13
カトリック福岡教区報
2010年5月1日発行
(1)
5月の意向
10
鵜野泰年神父
こわばらせながらおにぎりを
れることができません。その
配りました。器を蹴り上げら
頃わたしの教会では博多駅に
れて中のおにぎりがコンコー
いるホームレスの人たちに週
スに散らばったときには、無
に二回おにぎりを配っていま
惨な姿のおにぎりを拾い集め
した。そこには、その人たち
ながら、気持ちが折れそうに
に仕事を斡旋し賃金をピンハ
なりました。一番やりきれな
ネする暴力団がらみの手配師
く打ちのめされたのは、私た
がいました。彼らの目に私た
ちへのいやがらせに、おにぎ
ちは、ホームレスの人たちを
りを受け取った年配の人たち
甘やかして働かせなくし、彼
が殴りつけられた時でした。
らの実入りを少なくする邪魔
重苦しい気持ちのまま迎え
者と映ったらしいのです。私
た主日のミサの時でした。答
たちが駅のコンコースに入っ
唱 詩 編 で、
﹁⋮神は天から目
ていくと、近づいて来てすご
を注ぎ、人々をすべて見てお
い形相でにらみつけ、ピタッ
られる。⋮神は盾、神は救い、
と横に張り付き、私たちのし
わ た し た ち は 神 を 待 ち 望 む。
ていることをののしって挑発
心 は 神 の う ち に あ っ て 喜 び、
してきます。怖ろしさに体を
33
46
31
32
17
40
神の前で生と死を考える集い
木 下 株 式 会 社
カトリック福岡黙想の家
互助会制度もご利用できます。
ご用命 お問い合せは
カ ト リ ッ ク の ご 葬 儀
スイートタイプ(赤)(白)
〒810-0016
福岡市中央区平和3丁目1-5
T E L 092−526−5656
〒815-0082 福岡市南区大楠2丁目4番8号
カトリック御受難修道会・宗像修道院
811-4155 福岡県宗像市名残1056 Tel 0940-32-3222・Fax 0940-32-3385
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~ fmokuso/index.htm
ミサ
デ
ヴィノ
◆参加者を募集中
② 6月5日(土)16時から 6日(日)15時(指導:Sr.髙木慶子)
③ 12月11日(土)16時から 12日(日)15時(指導:来住神父)
*信徒を対象に「生と死」を『経験』と『カトリックの教え』の
両方から考える研修会です。
イタリア・ペルージアの聖香油ミサ
は司祭が努力すればいい
こと。何よりも、信者が
こんなに集まれるように
なったことがすばらしい
ことだ﹂と語った。以下
参考になった点をいくつ
かとり上げてみたい。ま
ず 入 堂 は、 色 ん な 教 会 か
ら集まっていた侍者の子
どもたちが、各自の侍者
服を着て行列。金、銀祝
のみならず叙階 周年の
お祝いの司祭も内陣上に
ペルージアの聖香油ミサは
座る。聖香油は、助祭と子ど
聖水曜日 時から。呼びかけ
もたちが持ち行列する。祭壇
と し て、
﹃ 今 年、 堅 信 を 受 け
の前で全員横一列に整列。司
る人は全員、是非集まってく
教はカテドラに着座したま
ださい﹄とあった。各小教区
ま、すぐに3種類の油の祝福
に、聖香油ミサをはじめ、司
式が行われた。このやり方で
教司式による聖週間の典礼の
は、油の奉納と祝福が連続し、
特大ポスターが事前に掲示さ
とても意味の分かる儀式とい
れていた。実際、ミサにはた
う印象だった。何より、助祭
くさんの信者、特に子どもた
だけでなく、信者が奉納する
ちが多く、教会の侍者たちも
ことで、神の民の典礼で用い
数多く参列している。
る油であることが分かるので
パンフレットが準備されて
は、と感じた。司祭の約束の
おり雰囲気もとてもよい。司
更新では﹁私はそれを望みま
教様も、着座後初めての聖香
す。﹂ と い う シ ン プ ル な 受 け
油 ミ サ で、﹁ 司 祭 に 叙 階 さ れ
答え形式でなされていた。油
て、また司教に叙階されて何
の祝福後、侍者たちがパテナ
十年と聖香油ミサをささげて
を一人1個ずつ持って司教の
きたが、いつもミサは午前中
前に行く。全員で司教座を囲
で、集まるのは司祭団と修道
ん
で
丸
く
並
び、司教は十字架
者、そして高齢の信者が少し
右記の数字は2009年
のしるし、
全員を一緒に祝福。
という感じだった。今日、こ
月末の信徒のみです。
子どもたちは役割もあり、と
尊 い そ の 名 に よ り 頼 む ﹂︵ 詩
んなにたくさんの信者ととも
福岡教区の昨年の現勢とし
て も 喜 ん で い る よ う で あ り、
編 ,
﹃典礼聖歌﹄ ︶と高
にミサをすることが出来て本
ては、司教1人、福岡教区司
微笑ましく感じた。聖体拝領
らかに歌われたのです。それ
当に感動している。特に、子
祭が 人、助祭が1人、長崎
では、共同司式司祭用のカリ
までたびたび耳にし歌ってき
どもたちに言いたい。教会は
など他教区からの協力司祭8
スに主式者のパンを割って混
た一節が、初めて聞く言葉の
あなたたちを必要としている
人、宣教会や修道会の司祭
ぜることはしない。司教が主
ように新鮮に力強く胸に響き
んだ﹂と目頭を少し熱くさせ
人、大神学生1人、小神学生
式者であるし、秘跡的にも問
ました。そして主の眼差しの
ながら、挨拶されていた。
3 人、 修 道 士 3 人、 修 道 女
題なく、この方がすっきりし
も と に あ る 安 心 感 と、
﹁大丈
ミサ後、ある司祭は﹁元々
382人など477人が加わ
ている。ミサ後、司祭団は結
夫、一緒にいるよ﹂と言って
は 夕 方 の ミ サ で は な か っ た。 構離れた教区の旧神学校跡に
り、3万701人です。
下さっている方への信頼が心
し か し、 数 年 前 に 変 更 す る
ここ 年間の統計の中で主
移動して、そこで食事会。聖
にあふれて、萎えかけた気持
こ と に し た。 も ち ろ ん、 カ
日のミサ参加者が2000
香油もそちらに運んで、各自
ちに生気が戻り、背中を強く
テドラルから遠い教会の司祭
年から %から %だったの
が受け取ったり、容器に移し
押されるのを覚えました。そ
が、昨年の %、今年は %
に は、 夕 方 の ミ サ は 問 題 が
たりしていた。田中重治神父
して主の御目はホームレスの
となっています。
あ る の も 事 実。 で も、 そ れ
おじさんたちに、またあの怖
い兄さんたちの上にも注がれ
やっと買った携帯いつも家にある
ちょっと
坂牧春妙
ていることを思ったのです。
一息
ウォークマン外してごらん波の音
大名町教会信徒 深堀純
深堀正平
12
45
27
詩編の言葉には、私たちが
生活の中で体験する様々の思
いが表現されていて、苦しい
時には慰めと勇気を与えて前
「神は天から目を注ぎ、
人々を見ておられる」
(詩編 33)
に進ませ、嬉しい時には相応
しい言葉で感謝と賛美を神に
捧げさせてくれます。
数年前の冬の出来事は忘
33
10
34
2009年福岡教区現勢(2009 年 1 月 1 日∼ 12 月 31 日)
20
(2)
第631号
カトリック福岡教区報
2010年5月1日発行
ている。
処刑地・麦島に教区所有の殉
教公園が誕生し、2月 日宮 当日は八代教会の信者とと
もに、市民団体の代表者数人
原司教の手で祝別式が行われ
も参列して司教と親しく話
た。
し、公園開設に歓迎の意を表
2008年、長崎で188
明した。式の中で宮原司教は
人の列福準備が進む中、福岡
☆イエスさまと
教 区 本 部 に よ る 土 地 の 選 定、 ﹁ 地 元 の 人 た ち に 喜 ば れ る 公
確 認 な ど が 行 わ れ て い た が、 園としたい。処刑の地として、 いつもいっしょ
著
このほど﹁キリシタン殉教者・ ややもすると暗いイメージを 稲川圭三
持たれるが、ここが祝福の地、
列福記念公園﹂として誕生し
平和をもたらす地となること
た。公園は小西行長が築いた
を願っている﹂と強調した。
麦島城跡に隣接しており、約
770坪が市民にも開放され
ヨゼフ 森山新太郎
人殉教者の
森山工務店
有限
会社
八代の
建築の事なら何でもお気軽にご相談ください
総合建築業
福岡プライマリケア訪問看護ステーション
八代 11 名殉教者記念公園が誕生
11
28
福者小笠原玄也一家 人殉教記念祭 島崎教会
たが、お子さんたちが、それ
保 育 園、 幼 稚 園、 学 校 に
ぞれ成長され、独立された後、 通っている子どもの親を対象
第二部は、場所を変え、花
トラピスチン修道会に入会さ
に、典礼暦を通して実際に生
岡 山 殉 教 者 の 墓 前 に て、﹁ 巡
れ ま し た。 こ の お 母 さ ん は、 きた歩みとして教会の教えを
礼者の祈り﹂と題し、取次の
花岡山でいつも殉教者の方々
学び、福音書からキリストの
祈りが唱えられた。
に、ご自分の召し出の取次を
生涯を見つめて、最後に秘跡
この中で、殉教者の執り成
祈っていらしたのです﹂。
を通して今も働いている神に
しで、思いがかなえられたと
触れていく。月刊誌﹃家庭の
このシスターの数奇な召出
いう、ある修道女の召し出に
を聞いて、ある主婦の信徒は、 友﹄に 年から 年に連載さ
ついて、貴重な信仰体験が語
れた記事を単行本化。
ら れ た。﹁ 現 在、 伊 万 里 の ト ﹁ と て も 感 動 し ま し た。 こ れ
サンパウロ 発行
からは、花岡山の殉教者の聖
ラピストの修道女となってい
税込定価 1365円
地を私の心のオアシスとしま
る彼女は、5人の子どものお
◇
◇
◇
す。
﹂と語っていた。
母さんでした。ご主人が亡く
☆キリスト教入信式
なられ、大変ご苦労されまし
儀式書の解説
4 月 日︵ 日 ︶ 午 後 2 時 よ
福岡市中央区内6高校の生徒会代表が司教訪問
横浜教区典礼委員会 編者
り島崎教会︵熊本市︶で、福
者小笠原玄也一家 人殉教記
日本カトリック信徒宣教者
念祭が宮原良治司教の主式で
会︵JLMM︶が行ったカン
執り行われた。記念式には熊
ボジアツアーに参加した前田
本各地より司祭・修道者・信
君の体験を聞いた6校会のメ
徒約300人が集った。
ン バ ー は、﹁ カ ン ボ ジ ア の 子
第 一 部、 島 崎 教 会 聖 堂 で 殉
ども達のために募金活動をし 教皇庁から出された﹁成人
のキリスト教入信式﹂の儀式
教荘厳ミサが、宮原司教と
よう﹂と立ち上がった。カン
人の司祭の共同司式で捧げら
ボ ジ ア へ は 行 け な い け れ ど、 書の解説書が横浜教区典礼委
員会より出版されました。本
れた。司教は、説教の中で、﹁一
カ
ン
ボ
ジ
ア
の
子
ど
も
達
の
健
康
書は特に求道者の養成にかか
粒の麦は、地に落ちて死なな
や教育などを現地で支えてい
わる司祭、要理教師、典礼委
ければ一粒のままである。だ
る
﹁
J
L
M
M
﹂
の
現
地
事
務
員を対象としていますがその
が、 死 ね ば、 多 く の 実 を 結
所へ 万9千956円を送金
他代父母など多くの方々にぜ
ぶ ﹂︵ ヨ ハ ネ ・ ︶ の み 言
3月 日、福岡市中央区内
し
、
み
ん
な
の
気
持
ち
を
伝
え
た
。
ひ読んで役立てていただき
葉を通して﹁殉教者は、この
の6つの高校︵泰星、福岡雙
3人の報告を聞いた司教
たい本です。復活徹夜祭の洗
葉、 福 岡 中 央、 筑 紫 女 学 院、
み言葉通りの生き方をされま
は
、
﹁
若
い
皆
さ
ん
の
行
動
を
嬉
礼、堅信、聖体の秘跡を受け
大濠、若葉︶の生徒会でつく
した。玄也は細川藩の上級武
しく思います。人と人との関
る恵みの意味を求道者だけで
る6校会のメンバーの3人が
士でしたが、その身分や地位
わ
り
か
ら
信
頼
が
構
築
さ
れ
て
なく、この人々を受け入れる
宮原司教を表敬訪問した。
に一切とらわれず、これを捨
いくなら平和に繋がっていき
教会共同体とともに神のいの
訪問したのは泰星学園の高
て、この世に死し、神の国の
ま
す
。
皆
さ
ん
が
学
校
な
ど
い
ろ
ちをより豊かに生きることが
校生︵内田奎太郎、
前田逸平、 いろな違いを越えて、お互い
宝物を選ばれました。今、全
できるように導かれます。
目等勝悟︶
。 彼 ら は 昨 年 末、
世界でキリストの証人となっ
が
顔
を
合
わ
せ
て
友
情
を
築
き
合
発行
クリスマス商戦で賑わう天神
ています。今を生きる私たち
い、世界平和の構築に繋がる 女子パウロ会
1050円
で﹁カンボジア募金﹂を 人
は、この本物の信仰を学ぶべ
活 動 に し て い っ て く だ さ い ﹂ 税込定価
で行った。
きです。﹂と諭した。
と激励した。
11
12
15
11
17
60
31
07
09
司祭の神の人と人間性
*頭の中は夢だらけです
笑
( 。)くだらない事ばかり、
夢見ています。でも、いくつ
になっても、人生の終わりの
時でも、夢を見続けていたい
と思います。
⑤今の自分を漢字一文字で⋮
その理由も
*﹁零﹂です。まだ 年しか
生きていませんが、楽しい事
や悲しい事を経験するたび
に、マイナスやらプラスやら、
心身が色んな場所に右往左往
していました。今は、マイナ
スでもプラスでもない、﹁零﹂
地 点 に い る 気 が し ま す。 こ
れから、どんなモノが見られ
るのか楽しみです。これから
の人生で楽も苦も多々あると
思いますが、毎朝﹁零﹂の地
点に立って、いい一日を過ご
せるようになりたいと思いま
す。
光丘教会青年信徒 吉村祥
一人の平凡な弱い者が、司
祭に叙せられるという驚くべ
きこと。それは決しておごり
高ぶることであってはならな
間を神様にまで高めます。︰
い。一人のみじめな弱い者で
ああ、司祭とは何と偉大なも
あるからこそ、司祭として深
の で し ょ う。 ︰ 司 祭 と 会 っ
く謙遜にならなければ。人で
たときには、こう言わねばな
ある司祭は神であるイエスを
り ま せ ん。
﹃ ご ら ん、 私 を 神
生きる。そこに司祭職が生き
様の子としてくださった人で
る。
す。洗礼によって、私に天国
四
神が人となり、人の顔をも
を開いてくださった人、罪を
月から幼稚園に関わってい
たれた。救い主の誕生。
犯した私を浄めてくださった
る。登園してくる子どもたち
人が神︵の代理者︶となり
人、私の霊魂の食物をくださ
が、
﹃ 神 父 様、 お は よ う ご ざ
神 の 顔 を も た せ て い た だ く。
い ま す ﹄ と 挨 拶 し て く れ る。 る人です︰﹄御復活後、あれ
司祭の誕生。
そ ん な 中、 一 人 の 男 の 子 が、 ほど愛していた主を再び見る
人が叙階されて司祭となる
ことができた弟子等は、どん
﹃ 神 父 様、 お は よ う ご ざ い ま
ことは不思議なこと。先の子
なに嬉しかったことでしょ
す﹄と挨拶してから独り言の
ど も の 言 葉 を 借 り れ ば、
﹃顔
う。司祭も、自分の両の手に
よ う に 言 っ た。﹃ 神 父 様 の 顔
乗 せ ら れ た わ が 主 を 見 れ ば、 がかわっとる﹄ということ。
がかわっとる﹄と。前の園長
あの幼稚園の子どもに、い
彼等と同じように喜ばねばな
も新しい園長も神父様という
つかまたこう言われたい。﹃神
りません。︰司祭職はイエス
ことは同じ。しかし別の神父
父様の顔が︵イエス様の顔に︶
様の聖心の愛です。司祭を見
様。だから﹃神父様の顔がか
るときには、わが主イエス・ かわっとる﹄と。召命を深め
わっとる﹄と。子どもの言葉
キリスト様をお考えなさい。︾ なければ。司祭職を深めなけ
はおもしろくて深い。響いて
れば。
︵﹃聖ヴィアンネーの精神﹄か
くるものがある。
らの引用︶
今 は﹃ 司 祭 年 ﹄
。司祭は人
聖ヴィアンネーが語ってく
聖ヴィアンネーは言いたい
として神を表わす。
れている。
ようだ。司祭の顔は、すなわ
新田原教会主任司祭
︽︰叙階の秘跡について話
ちイエスの顔であると。
カトリック行橋幼稚園園長
しましょう。︰この秘跡は人
*洗礼を決めたのは1年前で
すが、教会に関わりを持たせ
ていただく様になったのは8
年前です。トータルして8年
間 で 一 番 強 く 感 じ た こ と は、
自分自身や信者でない方も含
めて、誰の中にもキリストが
いるな、という事です。
③洗礼を受けた今、思うこと
は?
*﹁ 言 っ て し ま っ た ﹂ で す
笑
﹁
( 。
) キリストを信じます﹂
と、﹁ 悪 を 退 け ま す ﹂ と、 洗
礼式のミサで宣言してしまい
ました。そんな自信は全くな
いのに 笑
( 。) た だ、 後 悔 は
ありません。つまずく事や間
違える事はこれからウンザリ
する程あるでしょうが、その
都度、キリストの元に帰る事
に な る の だ ろ う な、 と い う、
ぼんやりした確信のようなモ
ノがあります。
④これからの夢は?
福岡市早良区四箇1丁目15番28号
☎(092)811−7265
TEL 092-761-8800
福岡プライマリケア株式会社 代表 : エリザベト熊谷
http://www.iruka-japan.com/
司 祭
シリーズ
⑬
今回はこの復活徹夜祭に受
洗した青年にインタビュー。
受洗の前から、教会で多く
の仲間たちと共に歩んできた
彼女の、
現在の思いを聴いた。
光丘教会のマリア フ
・ ラン
シスカ吉村祥︵さち︶さん
①洗礼を決めたのはいつご
ろ?
* 1 年 前 の 復 活 祭 前 後 で す。
ふと思いついて、勢いで﹁受
けます﹂と言っていました。
②洗礼までの途中で感じたこ
とは?
26
・一般住宅(新築・改築工事)
・鉄骨工事 ・RC工事
自宅で療養されている方、在宅で看取りたい
方 、 精神障害の方など 、 病気について、介護
方法について専門的指導や援助が必要な方は
ご相談ください 。
費用は医療 、 介護保険でのご利用になります。
㈱ジャパン・スマイルか
春日市上白水 5-11-102 092-517-6313
代表取締役 マルガリタ・マリア 吉田由利子
〒810-0044福岡市中央区六本松4丁目9番4号
15
23
ペトロ杉原寛信神父
零(ゼロ)
第631号
カトリック福岡教区報
2010年5月1日発行
(3)
カトリック福岡教区報
2010年5月1日発行
司祭召命の育成!
2010年
カトリック教会のカテキズム
福岡黙想の家ご案内 5月
日 時:2010年6月27日(日)15:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:櫻井尚明神父(大名町教会主任)
資 料:カトリック教会のカテキズム
案 内 板 会合と催し
会合と催し
◇3日(月)∼5日
(水)
クルシリヨ ◇12日(水)
宗像市民クリスマス実行委員会
◇15日(土)∼ 16日(日)
山口・島根地区信者養成研修会 ◇17日(月)∼ 18日(火)
召命を共に祈る会・黙想会
指導:浦川務神父・杉原寛信神父
◇19日(水)
福岡チェナクルム
◇23日(日)∼ 28日(金)
聖ザベリオ宣教会黙想会
◇31日(月)∼6月2日(水)
御受難修道会プレ・コングレス
2010 年福岡地区聖書講座
テーマ:聖書とわたし ∼生活の中でみことばを活かす
日 時:2010 年5月 16 日(日) 14:00 ∼ 16:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:櫻井尚明神父(カトリック大名町教会)
参加費:500 円 旧新約聖書をご持参下さい。
主 催:福岡地区信徒使徒職協議会 聖書典礼部会
〒811-4155
福岡県宗像市名残1056
☎0940・32・3222 渥32・3385 http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~fmokuso/index.htm
2010 年北九州地区聖書講座
真命山諸宗教対話・霊性交流センター
メインテーマ:いただきます∼神のことばを食べる
目 的:生きるための力となる「神のことば」を
いただきます。
日 時:5月 16 日(日) 14:00 ∼ 16:30
場 所:カトリック小倉教会
講 師:山元 眞 神父(カトリック小倉教会)
主 催:北九地区信徒協 聖書部会
※祈りの集い
年間テーマ:教父に祈りを学ぶ
・日 時:5月13日
(木)10時∼ 14時半
・内 容:聖ヒエロニュムス
・指導者:フランコ神父
指 導:フランコ・ソットコルノラ神父
(真命山院長)
ダニエレ サルツィ・サルトリ神父
Sr. マリア デ・ジョルジ
問合せ先:真命山諸宗教対話・霊性交流センター ☎0968・85・3100 渥0968・85・3186 ・玉名郡和水町蜻浦
1391-7・E-mail shinmeizan@chive.ocn.ne.jp
*個人またはグループでの黙想や研修会も歓迎。
(要予約)
熊本地区 第5回 神学講座開講のお知らせ
カテドラルでのゆるしの秘跡
日時:5月 15 日、6月5日 第1・第3土曜日 10 時∼ 12 時
場所:カトリック大名町教会小聖堂
*基本的に第 1 ・第 3 土曜日。変更の場合もあります。 2日(日) 復活節第5主日
3日(月) 聖フィリポ聖ヤコブ使徒
クルシリヨ(福岡黙想の家∼5日) 憲法記念日
7日(金) 初金ミサ(浄水通教会10時)
9日(日) 復活節第6主日
世界広報の日(献金)
11日(火) 司祭評議会(司教館10時半)
12日(水) 終身助祭委員会・教会行政法制委員会
13日(木) 常任司教委員会
召命祈願ミサ(神学院19時半)
14日(金) 聖マチア使徒
16日(日) 主の昇天
天草根引山創設祈念ミサ
†ミカエル中濱一男〔2006年教区事務局長〕
17日(月) 司祭の役務と生活部会(司教館12時)
23日(日) 聖霊降臨の主日
箱崎教会堅信式
「マザー・テレサに学ぶ」千葉茂樹監督講演会
25日(火) †L.グロージャン〔2006年八王寺〕
26日(水) 日本カトリック女性団体連盟広島総会(∼28日)
30日(日) 三位一体の主日
31日(月) 聖母の訪問
熊本地区司祭集会
6月
1日(火) (宗法)幼稚園園長会合
2日(水) カトリック中央協議会財務委員会
6日(日) キリストの聖体
*ゴチックは、司教日程
*司祭の命日は2000年以降からお載せしています。
■聖霊による刷新福岡祈りの
集い︹日時︺毎週月曜 時か
ら 時 分︹場所︺大名町教
会1階︹内容︺賛美と感謝の
祈り・聖書の分かちあい︹代
表︺ 床嶋
︹問合せ︺☎092・
521・2503蓮尾
■福岡結婚準備講座
︹日時︺5月8日︵土︶から6
月5日︵土︶ 時半から 時
迄の全5回︹場所︺カトリッ
ク大名町教会︹参加費︺カッ
プルで一万円︹問合せ先︺☎
092・741・3687
*原則、お二人での参加が必
要です。ご相談ください。
■在世フランシスコ会集会
︹ 日 時 ︺ 5 月 9 日︵ 日 ︶ 時
から︹場所︺高宮フランシス
コ会修道院在世会集会所︹内
容︺アシジの聖フランシスコ
に倣って、福音に生きるため
に。ミサと学習︹指導︺戸村
悦夫神父︹問合せ先︺☎09
2・843・5831岩崎
■笹丘教会バザー
︹日時︺ 月 日︵日︶ 時か
ら 時︹目的︺新教会堂建設
のため︹内容︺抽選会・手作
り品や遊休品販売・おいしい
も の コ ー ナ ー・ ゲ ー ム コ ー
ナー等
■召命祈願ミサ
︹日時︺5月 日︵木︶ 時半
【主催】熊本地区神学講座実行委員会
5月のこよみ
14
千葉茂樹監督を迎え
「マザー・テレサに学ぶ」
12
Br
30
5
テーマ:『愛は行動です。いのちに寄り添ってください。』
日 時:5月 23 日(日)14:00 ∼ 17:00
場 所:カテドラル大名町教会
参加費:500円
主 催:福岡教区広報委員会・福岡地区信徒協広報部会
福岡教区広報室アドレス
E-mail:cdf-kouhou@nifty.com
13
9
19
11
18
14
11
21
◆
福
岡
テーマ:「イエスを知り、イエスに生き、イエスを伝えよう」
≪希望、喜びをもたらすミサ≫
【期間】2010 年5月 16 日∼ 11 月 21 日(全6回)
【時間】13 時半∼ 16 時半 【会場】カトリック手取教会
【日程】5月 16 日 イエスの祈り・ミサ 白浜 満 神父
【受講料】各回1000円(通年5000円)
*尚、参加希望者は事前に実行委員会にご連絡ください。
【問合せ先】☎ 096-352-3030(手取教会 岸)
(4)
第631号
︹場所︺日本カトリック神学
pastoralcare.jp/
院福岡キャンパス聖堂
■虹の会
■第 回信徒の霊性と召命を ︹日時︺7月 日 土(︶ 時
考える集い
分から︹場所︺カトリック大
︹日時︺5月 日︵日︶ 時か
名町教会3階︹内容︺子ども
ら 時半︹場所︺サンパウロ
を亡くした悲嘆の分かち合い
福岡宣教センター︹内容︺信 ︹参加費︺600円︹問合せ︺
仰を生きる︵標題︶
・祈りの聖
℡090・1162・639
時間︹対象︺ 歳位までの独
5 柴田須磨子
身女性︹企画︺鈴木美子︵使徒
■美野島司牧センター
職の協力者︶
︹参加費︺30
ホームレス支援のための毎
0円︹問合せ先︺092・7
週火曜日 時半から炊き出し
15・3606鈴木
等へのご協力をお願いします。
■グレゴリオ聖歌を歌う会
︹問合せ先︺☎092 4
・31・
︹日時︺5月 日︵火︶ 時か
1419 M・コース神父
ら︹場所︺聖クララ寮︹内容︺
◆
北 九 州
グレゴリオ聖歌ミサ︵聖マリ
アのためのミサ曲︶
︹問合せ
■小倉祈りの集い
先︺☎096・380・56 ︹日時︺5月 日︵金︶ 時半
から 時︹場所︺カトリック
86 堺敬子
小倉教会信徒会館2階︹指導︺
■召命を共に祈る会
ガブリエル神父︵御受難修道
︹日時︺5月 日︵木︶ 時
会︶
︹内容︺
﹃みことばを味わ
分[場所]召命の家[指導]浦
う﹄賛美と感謝の祈り︹連絡
川務神父
︵教区召命担当︶
先︺☎090・3985・5
■紫苑
心のセミナー
com.
209松田裕子
︹日時︺5月 日︵日︶ 時∼
時︹場所︺カトリック案内
■北九州召命を共に祈る会
所 ☎ 0 9 4 0・ 3 8・ 8 9 ︹日時︺5月 日︵木︶ 時か
15︹テーマ︺人生における
ら 時︹場所︺カトリック小
倉教会聖堂及び信徒会館︹内
苦難の意味②︹講師︺小宮豊
医師︵精神医学・人格心理学︶ 容︺召命のごミサ・み言葉の
分かち合い・ミーティング
︹問
/来住英俊神父︵福岡黙想の
家院長︶
︹参加費︺自由募金・ 合せ先︺☎093・963・
コーヒータイムあり︹連絡先︺ 2359江口
☎0940・33/2731
◆
佐
賀
吉永昌子
■臨床パストラルケア一日研
修会のお知らせ
︹ 日 時 ︺ 月 日︵ 土 ︶ 時
か ら 時︵ 受 付 時 半 か ら ︶
︹会場︺サンパウロ福岡︵中央
区赤坂︶
︹講師︺臨床パスト
ラルカウンセラー=中島保
壽・加藤理人︹対象︺臨床パ
ストラルケアに関心をお持ち
■佐賀祈りの集い
の方︹研修費︺一般 000 ︹日時︺6月5日︵土︶ 時半
円、会員4500円、学生2
∼ 時︹場所︺佐賀カトリッ
500円︹主催︺NPO法人
ク会館︹内容︺ミサと祈り︹問
臨床パストラルケア教育研
合せ先︺☎0952・30・
究 セ ン タ ー︹ 問 合 せ 先 ︺ イ
8347 吉武
エズスの聖心病院=加藤理
◆
人 ☎ 0 9 6・ 3 5 2・ 7 1
熊
本
81/海江田紀子☎092・ ■カトリック看護協会福岡支
8 6 1・ 4 8 0 2 / http:// 部の集まり
16
16
10
17
6
19
23
20
18
14
14
11
16
40
9
5
10
14
30
◆故アレグリーニ神父
様を偲ぶミサ
12
10
17
〔日時〕5月 16 日(日)
9時半の主日のミサの中
〔担当〕佐賀教会広報委
員会
*4年を迎えます。心を
ひとつにして祈りをお捧
げしたいと思います
15
10
13
28
17
14
13
13
地震被災者救援募金
カリタスジャパンは、国際カリタスお
よび現地カリタスと協力して支援を
行っています。
■募金受付先■
郵便振替番号:00170-5-95979
加入者名:カリタスジャパン
*ご協力をお待ちしています。
痛みの相談室
聖マリア病院
いくま整骨院
総合周産期医療センター
がん診療連携拠点病院
地域災害拠点病院
*入院基本料(一般病棟7:1)
一緒に働きませんか?
=募集=
医師・看護師・医療技術職
〒830-8543
福岡県久留米市津福本町422
TEL0942-35-3322(代表)
FAX0942-34-3115
http://www.st-mary-med.or.jp
受付時間
社会医療法人 雪の聖母会
医科・歯科臨床研修指定病院
地域医療支援病院
救命救急センター
〒830-1224 三井郡大刀洗町鵜木67−3
T E L 0942−77−3199
代表者 ペトロ 平 田 清
︹ 日 時 ︺ 5 月 日 日( ︶
時 半︹ 場 所 ︺ イ エ ズ ス の
聖 心 病 院︹ 問 合 せ 先 ︺ ☎
096・352・7181
竹内
■熊本結婚準備講座
︹日時︺5月8日︵土︶から6
月5日︵土︶ 時から 時半
毎 週 土 曜 日 の 全 5 回︹ 場 所 ︺
カトリック手取教会︹参加費︺
カップルで一万円︹問合せ先︺
☎096・352・3030
渥096・352・1515
■熊本地区召命を共に祈る会
︹日時︺5月6日
︵木︶ 時
︹場
所︺カトリック健軍教会︹内
容︺ロザリオと話し合い︹問
合せ先︺健軍教会☎096 ・
368・2825青木悟神父
編集後記
司祭年も終わりに近づきま
した。教皇様は、召命、広報
の2つのメッセージを主に司
祭 に 向 け て 発 信 さ れ ま し た。
これはもとより、信徒は関
係ないという意味ではありま
せん。第Ⅱバチカン公会議後、
教会の中で信徒の役割は多様
化したとはいえ、司祭の役割
はやはり固有で、大きな意味
を持つからだと思います。
神の民は司祭によって豊か
にされると同時に司祭も信徒
によって豊かにされていま
す。その意味でお互いが、お
互いの役割を明確化して、そ
れを最大限に発揮し、生きる
ことが大事なのだと思いま
す。
30
平日: 9:30 ∼ 12:00
14:30 ∼ 20:00
土曜: 9:30 ∼ 15:00
休診:日曜・祝祭日
福岡市西区姪浜駅南1-7-12- 2F
℡ 092-884-0134
ペトロ 生熊公吉
19
11
9
21
Sr
14
教皇様の意向のために祈りましょう
︻一般︼人間らしい生活の尊重
︻宣教︼アジアの教会
︻日本の教会︼司祭の聖化
37
に 役 立 つ 者 に な れ る か?﹂
造性を持つことが出来るで
と 悩 ん で い ま し た。 今 ま
しょうか。しかも、親の世代
でに若者がこのようなこ
が懸命に追い求めたものが
何 を も た ら し た か 本 能 的 に、 と に 悩 む 時 代 が あ っ た で
し ょ う か? 彼 ら は い わ
経験的に分かっています。そ
ば、他者の苦しみを負うこ
こで、結婚するでもなく、仕
事 に 打 ち 込 む わ け で も な く、 とを望んでいるのです。手
にしたのはほんの一部の人
人生に目標がないかのよう
たちからのものです。しか
な若者が多い時代となりま
し た。 こ う し た 現 象 を 見 て、 し、時のしるしではありま
す。葉が落ちるのは枯れる
ある経験豊かな人が﹁日本は
ためではなく、新しい芽が
滅びますよ﹂とわたしに予
出るためです。神が若者の
言 し ま し た。 そ う か も し れ
心をこのように目覚めさせ
な い。 戦 後 の 死 力 を 尽 く し
て の 復 興 の 努 力 を 知 る 人 が、 ておられるのは、古いもの
が死滅し、新しく本能的な
今 の 若 者 の 次 に、 世 代 が 続
ものを生むためかもしれま
くことさえ期待出来ないの
も 無 理 か ら ぬ こ と で し ょ う。 せん。少なくともその可能
性に向けて私たちの努力か
寄せられた通信のほとんど
は 教 会 外 の 人 々 か ら で し た。 ら神は何かを創造されるの
ではないでしょうか。
そ の 人 々 は、 苦 し い 状 況 の
︵伊万里トラピスチヌ
中 か ら﹁ ど う す れ ば 苦 し む
修道院院長︶
人 々 の 苦 し み を 和 ら げ、 人
25
司祭評議会 司祭年を振り返り継承への提案も
25
昨 年、
﹁暮らしの手帖﹂
が 修 道 院 を 取 材 し、﹁ シ ス
ターのいちにち﹂という
記事を書きましたが、反響
がありました。様々な応答
が全国から寄せられ、若い
人々の琴線に触れました。
彼らには
夢 が な い、
実行力がな
い、 忍 耐 が
ないと言わ
れ ま す。 し
か し、 若 者
たちが置か
れた状況を
聞きますと、彼らへの共感
だけが残ります。自分を取
り巻く社会の仕組みに傷
つ き、 家 庭 崩 壊 に 苦 し み、
仕 事 に 疲 れ 果 て て い ま す。
これで結婚に夢を持ち、仕
事 に 生 き が い を 感 じ、 創
﹁寡黙なる巨人﹂という書
物を読んだ。著者の多田富雄
さんは世界的な免疫学者だ
が、 脳 梗 塞 を 発 症 し、 身 体
障害を始めとして、あらゆる
障害を抱えることとなり、一
夜にして一級の障害者とな
る。彼は言う﹁手足の麻痺は
神経細胞による死によるもの
で、それは再生しない。もし
機能が回復するとしたら、そ
れは新たに創り出されるもの
だ。もし私が一歩を踏み出す
としたら、それは失われた私
の足を借りて何者かが歩き始
めるのだ。そいつに会ってや
ろう。私は新しく生まれるも
のに期待と希望を持った﹂と
▲氏は自分の中に胎動し始め
た 何 者 か を﹁ 巨 人 ﹂ と 呼 ぶ。
その﹁巨人﹂とは、目には見
えないけれども私たちを突き
動かしている大きな力のこと
であろう。それは、私たちに
とって悪魔的なものでもあり
得るだろうし、逆に人を神の
もとへと導くエネルギーとも
なろう。一日にして地獄を見
た人が、同時に﹁巨人﹂にも
出会うことになって、その力
で彼は、それ以降与えられた
生を全うすることになる▲こ
の巨人は、エゼキエル書︵
章︶の中で、
枯れた骨に向かっ
て﹁生きよ﹂と吹きつけた神
の息吹ではなかったか。神の
息吹は何もキリスト者だけに
与えられるものではない。特
に苦難の中にある人々の中に
こそ、愛の霊、慰め主は来ら
れるのではないか。氏はこん
な 言 葉 も 遺 し て い る。﹁ 生 き
て い る と い う の は、 体 の 中
に死を育てている﹂ことだ
と。しかし同時に上からの恵
みによって生命への希望も育
ま れ て い る の で あ る。﹁ す べ
ての人に命と息を与えてくだ
さ っ た の は こ の 神 で す ﹂︵ 使
徒 ・ ︶。
M
17
11
﹃マザーテレサに学ぶ﹄
1
6月の意向
るいは小教区において主日の
ミサの参加者の減少、また名
簿上の信徒数と、現実に教会
人が出席して開催された今回の司祭 6月 日の﹁司祭年閉幕ミサ﹂の開催や
活動をしておられる信徒の数
評議会は、本年2月の臨時司教総会で諮 今後などが話し合われた。特に司祭年を
との開きをどのようにしてい
問を受けている﹁今後の日本の教会の方 継承すべきこととして﹁教区民の日﹂の
くかなど、即座に解決できる
向性や福音宣教のあり方﹂への福岡教区 設置などの提案も出された。他に、主日
問題ではないが、今後、宣教
と し て の 答 申 の 出 し 方 に つ い て、 ま た、 のミサ参加者の減少傾向にも言及した。
司牧の観点から司祭団で共有
いて振り返る機会となるよ
その方法について、まず各地
5 月 日︵ 火 ︶、 今 年 度 第
していくべきことが確認され
う、講演等を企画することが
区レベルで話し合い、年内に
二回目の司祭評議会が司教館
た。
提案された。
まとめることになった。
にて開催された。
その他、聖体奉仕者実行委
また、閉幕後にも継続出来
第1回福音宣教推進全国会
員会より、研修会開催に向け
ることとして、﹁教区民の日﹂ て準備中であること、また神
次に司祭年閉幕に当たって
議︵1987年︶から 年が
をつくることや、聖ビアンネ
の教区の対応についてである
経ち、日本の社会も教会も大
学院から2011年度、入試
の像を神学院に設置してはど
が、6月 日にカテドラルに
きく変わり、新しい状況が展
の申込み締切りは、6月末で
うかなどの意見が出された。
て行われる閉幕ミサにおい
開している。そこで日本カト
あること等の報告がなされ
また家庭における祈り、あ
て、司祭自身がその職務につ
リック司教団は、今後の日本
た。
の教会の方向性を確認し、今 †††††††††††††††††††††††††††††††††††††††
後の福音宣教のあり方につい
て検討するために広く信者の
意見を求めたい意向を表明し
た。
これを受けて福岡教区では
23
シスター渋谷節子
やそうともしなかった。しか
神のなさるみ業、働きに協力
し、結果的にどんな神を信じ
す る こ と で す ﹄。 ま た 祈 り に
る人をも取り込み、神の愛の
は3つの気づきが必要。第
に 私 が 今 日 あ る こ と に 感 謝、 中に包まれた。
その意味でまさに宗教の壁
第 は自分に欠けているもの
や枠を超えた人物だった。同
に気づく、第 に自分の可能
時 に、 講 演 の 中 で 紹 介 さ れ
性に気づく、そのために祈る
た﹁ わ た し は 一 日 に 2 回 聖
のです﹂と。
体拝領します﹂という言葉に
このような千葉さんのお話
表れているとおり、カトリッ
しによって、キリスト者とは
ク教会の修道者に徹した人で
誰か、神様から創られた人間
のあり方、
その使命とは何か、 もあった。現代は、メディア
が多様化し、一個人対大衆と
を一同問いかけられた。私た
ち は、 小 教 区 の 信 徒 と し て、 いう構図があるが、マザーは
幸せです。すなわち、乳幼児
決してそのような方法をとら
修道者としてあるいは聖職者
期から子どもは、成長のため
ず、いつも自分と貧しい人と
として教会の中で奉仕してい
に必要なものが与えられ、そ
る の だ が、 そ の 目 的 は 何 か。 いう1対1の関係を大切にし
して、それを通して一つ一つ
た。その姿を見た人々が、マ
単に組織や制度を維持し、整
のことが自分で出来るように
ザーを伝え、彼女の活動に賛
えるためだけに奉仕している
なること、そして最後に今度
同して入会し、ボランティア
わけではない。あくまでキリ
は自ら人に与える人になるこ
として協力し、彼女が大切に
と が、 真 の 幸 せ の 要 素 で す。 ストを伝えること、神の愛を
した個々の関りが世界的に広
運ぶことである。
さらに母親とは誰か﹃そこに
マザーは﹁死を待つ人の家﹂ がった。このようなことを考
いるだけで安らぎと喜びと希
えるとき、今回の千葉さんの
に運ばれてくる人々にまず宗
望を与える存在﹄
。では父親
教を尋ねた。それは、それぞ
とは﹃正義を生きる人、すな
言葉は、私たちの日常及び置
れの宗教の作法に従って、葬
わち義のために命をかける人
かれた場で福音を伝え、生き
るためであった。彼女は、修
のこと﹄。最後に子どもは﹃神
ることがキリスト者一人ひと
道会を発展させようとした
の似姿として創られた。それ
りにとって自然なこととして
ゆ え 子 ど も を 育 て る こ と は、 り、カトリック信徒の数を増
心 に 染 み 渡 る も の で あ っ た。
3
宮原良治司教認可
発 行 所 福岡司教区本部
福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28
行
人
発
カトリック福岡司教区
編 集 人 森 山 信 三
TEL 092-522-4059
FAX 092-523-2152
振 替 口 座 01760-6-20729
カトリック福岡司教区
定価 一部 60 円
23
23
日 時:6月 11 日(金)
10:30
場 所:カテドラル大名町教会
*川添猛神父様(帯山教会主任)の講話に
続き 11 時からミサが捧げられます。
18
11
司祭年 閉 幕 ミ サ 6月 11 日
11
い わ れ た と、 倒 れ こ ん だ マ
千葉茂樹監督を迎えて
ザーを寝室へ運んだシスター
からうかがったことを伝えた
い、と語った。
∼愛は行動です。いのちに寄り添ってください∼
ま た、
﹁簡単に覚えられる
5つの言葉を覚えてください
5 月 日︵ 日 ︶ カ テ ド ラ ル で 開 催 さ れ ﹃
﹄﹂と、
You did it to me.
た講演会で千葉監督が伝えたマザーテレ
マタイの 章の﹁この最も小
サ は、 一 番 新 し い 祈 り の 人、 神 の 愛 を 生
さい者の一人にしたのは、わ
き た 人、 福 音 宣 教 者 の 手 引 き と し て 参 加
たしにしてくれたことにな
者に伝えられたのではないだろうか。
る﹂を、マザーは何処ででも、
が話し合われ、マザーテレサ
誰にでも、いつも話していま
昨年度、福岡地区信徒協の
生誕100年にあたることも
したなど、マザーと直接話し
広報部会が設置され、信徒の
あ っ て、
﹃マザーテレサに学
たり、関ったりした中で、聞
広報活動としての可能性など
ぶ﹄をテーマに、千葉茂樹監
いたこと、見たことをユーモ
を数回の会合を重ねながら検
督を招き、映画と講演をお願
アをまじえながら語る言葉は
討してきた。その中で﹁世界
いすることになった。
宣教師の姿を彷彿とさせるも
広報の日﹂に因む企画を、教
の だ っ た。 何 回 か の 取 材 で
区広報委員会と主催すること
5 月 日︵ 日 ︶
、カテドラ ﹁マザーの生き方にとらわれ
て洗礼を受けました﹂ともい
ル1階講堂には、久々の雨天
うメディア人の千葉さんが語
の中を福岡教区の各地から
る、言葉や映像からは過去の
260余人が集まった。
マザーではなく、今生きてい
﹁ マ ザ ー を 語 る こ と は、 神
るマザーが伝わってくる。例
を語ることになる﹂と話し出
えば﹁人間にとって最も幸せ
した千葉さんは1997年9
なことは、第1に与えられる
月5日、マザーが突然迎えた
死の時の最後の言葉は﹁神よ、 幸せ、第2に何でも出来るよ
うになる幸せ、第3に与える
愛します﹂という言葉を3回
2
第632号
カトリック福岡教区報
2010年6月1日発行
(1)
こ と で あ る。 葦 に つ い て は、
マタイ 章にある、イザヤ書
の 章 に あ る、
﹁また傷つい
た葦を折ることなく﹂。
その他にも福音書には葦に
ついてしばしば語られてい
る。メシア預言と洗礼者ヨハ
パスカルのことば
ネの出会い﹁あなた方は何を
見に荒野に出てきたのか、風
森山
敬三
に揺らぐ葦であるか﹂に見え
るし、ピラトの兵士よりの受
﹁人間は一茎の葦にすぎな
難、右の手には葦の棒を持た
い。自然のうちで最も弱いも
せ、その棒を取り上げて、そ
のである。だが、それは考え
の頭をたたいた。また十字架
る葦である。彼を圧し潰すに
の最後に﹁海綿に酸いぶどう
は、全宇宙が武装するには及
酒を含ませた葦の棒をイエス
ばない。一吹きの蒸気、一滴
に 飲 ま せ よ う と し た。
﹂この
の水が、彼を殺すに充分であ
ことから、葦は単に人間を表
る。しかし宇宙が彼を圧し潰
すだけではなく、キリストを
しても、人間は彼を殺すより
匂わせていることを知る。
もなお一層高貴であろう。
パスカルは三つの秩序のこ
なぜかといえば、彼は自己
と を 言 う。
﹁身体から精神へ
の死ぬことと宇宙が彼を超え
て い る こ と を 知 っ て い る が、 の無限の距離は、精神から愛
への限りなく一層に無限の距
宇宙はそれについて何も知ら
離を象徴する。なぜなら愛は
ないからである。そうだとす
超自然だから﹂
︵ 同 7 9 3︶
。
れば、我々のあらゆる尊厳は
思考の大切さをどんなに説い
思 考 の 中 に 在 す る。 そ れ に
て も、 愛 が な け れ ば 無 に 等
よって我々も自己を高めなけ
しい。パスカルが吟味しつつ
ればならない。我々が拡充す
求めなければならないと言っ
ることのできない空間や時間
に よ っ て で は な い。 だ か ら、 た の は そ の こ と で あ る︵ 同
4 2 1︶
。どんな人間のいと
よく思考するように努めよ
なみも、それがなければ気晴
う。これこそ道徳の本源であ
ら し で あ る。
﹁真の善を求め
る﹂
︵パンセ347︶
。
て、その甲斐なく、疲労困憊
問題は人間を葦としている
42
11
(ルカ9、28-36)
す る の は、 よ い こ と で あ る。
結局、救い主にその手を差し
伸べることになるだろうか
ら﹂︵同422︶。
大名町教会信徒
わたしとキリスト教
キリスト教講座に
参加して
16
T E L 092−526−5656
天草根引山
神の愛の証しの場
16
司牧の旅から帰って来ました。
木 下 株 式 会 社
カトリック福岡黙想の家
互助会制度もご利用できます。
ご用命 お問い合せは
カ ト リ ッ ク の ご 葬 儀
スイートタイプ(赤)(白)
〒810-0016
福岡市中央区平和3丁目1-5
〒815-0082 福岡市南区大楠2丁目4番8号
カトリック御受難修道会・宗像修道院
811-4155 福岡県宗像市名残1056 Tel 0940-32-3222・Fax 0940-32-3385
インターネットで検索
福岡黙想の家
検索☜
ミサ
デ
ヴィノ
◆参加者を募集中
第2回 6月5日(土)17時∼6日(日)15時(指導:Sr.髙木慶子)
第3回 12月11日(土)17時∼12日(日)15時(指導:来住英俊神父)
*信徒を対象に「生と死」を『経験』と『カトリックの教え』の
両方から考える研修会です。(一日だけの参加もできます)
20
フィリポ・ネリ
渡辺隆義神父
父が着任し根引の孤児院のこと
今まで理数系で数字ばかり
を知ると、地元の信者たちに呼
を見ていた自分にとって人や
びかけ、ここに十字架の道行き
とに力を注いだ。孤児院は明
愛などを学ぶ機会を与えてく
を整備した。2000年大聖年
治 年、
ベルナール・フェリェ
れたことで、新しい世界が開
の1月 日、当時の教区長松永
神父が今富にあった空き家を
けたという感じでした。
久次郎司教が祝福した。その日
借りて開いたのが始まりとさ
講座の回数が進むにつれ
信者たちは、根引の檜で造った
れ後に、根引山に移った。
て、 信 者 の 方 々 と 求 道 者 の
方々との交流も進み、講座の
フ ェ リ ェ 神 父 の 後 を 受 け、 大十字架を担いで山を登った。
根引の山は、神の愛に応えて生
際に御ミサを受けるときの心
ルイ・フレデリック・ガルニ
きた人々のまごころの証しである。
得 を 聞 き、 実 際 に 御 ミ サ に
エ神父が運営を引き継いだ。
毎年、主の昇天と 月にこ
行って知っている人がいる事
経営難に直面しながらも神
こでミサを行っている。天草
で安心して御ミサに授かるこ
父は協力者の助けを得ながら
の地で神の愛を証しして生
とができました。
子どもたちを養い育てた。孤
2期、3期と進むにつれて
児 院 は お そ ら く 明 治 の 終 り、 きた宣教師、先人たちを思い
起こし感謝しつつ祈る。今回
聖書とは何か、キリストとは
5月 日の主の昇天の祭日、 もしくは大正の始め頃、その
はミサの前に十字架の道行き
何かということを学び、そし
役目を終えたといわれる。
根引山︵ ねびきやま︶におい
を行った。宮原良治司教、司
て教会の行事にも参加し自分
戦後、天草の宣教司牧はコ
て本渡、崎津、大江教 会共同
の居場所がここにあると感じ
ロ ン バ ン 会 に ゆ だ ね ら れ た。 祭 叙 階 金 祝 の 川 添 神 父 を む
で記念ミサを行なった。
かえ、長崎から古巣馨神父も
てカトリック信者として生き
かつていのちを育んだ子部屋
地元の人が根引山と呼ぶ場
駆けつけ、 人の信者が共に
ていくことに決めました。
跡はひっそりと時の流れを刻
所は天草下島南西部、旧河浦
祈 っ た。
﹁ 全 世 界 に 行 っ て、
この講座で出会った人々
んでいた。パトリック・ダイ
町今富と旧天草町大江と高浜
すべての造られたものに福音
は、現在に至るまで大切な存
ヤモンド神父は、この場所を
の接 点にある。そこに明 治
を述べ伝えなさい﹂という宣
在 に な っ て い ま す。 自 分 の
記憶にとどめ、宣教師の愛と
年頃から大正初期にかけて﹁根
教師たちの心を燃やしたキリ
生きる道筋を導いて頂いたこ
労苦を忘れまいと孤児院の跡
引の子 部屋﹂と呼 ばれていた
ストのことばを、今度はわた
と、また人間としての生き方
地に檜や杉の苗木を植え世話
孤児院があった。
を再認識させてくれたことを
を し た。 そ し て 1 9 8 6 年、 したちが受け取って生きてい
明治期に天草を担当したパ
くのである。福音を伝えるこ
大変感謝しています。
リ 外 国 宣 教 会 の 司 祭 た ち は、 2回目の崎津在任中に聖母マ
との大切な意味を思い起こす
これからも、自分と同じ思
困 窮 す る 人 々 を 助 け る た め、 リア像を設置した。
ミサとなった。
いで教 会に行こうかと悩んで
その後、長崎教区の川添猛神
特に子どもたちを養育するこ
いる人や、もう一度人間とは何
かと学 びたい人へ手を差し伸
私の心身のリハビリのために
べることで、今 まで自 分 にし
よさそうです。
ていた だいた事に対しての皆
アメリカの教会はどうです
徒の皆様に感謝の気持ちで
さんへの恩返しだと思っていま
か、という質問が一番困りま
いっぱいです。今もって、日
す。
す。私は自分に委ねられた小
本の教会や自分の教区の何が
大名町教会信徒
教区の信徒のために働くこと
どのように変わったのかよく
し ま し た。
﹁あなたの勝手な
で精一杯でしたのでアメリカ
分かりません。これから少し
望みではなく、私の子である
の教会の全体を知らないので
ずつ学ばせていただきます。
イエスから﹃私の望みを聴い
す。ただ、私の小さな体験か
アメリカでは海まで 時
こ
こ
天
草
の
本
渡
に
到
着
し
た
て、それを行いなさい﹄﹂と。 のは3月 日。翌々日に宮原
らですが、教区のすべての神
間、山まで8時間のドライブ
﹃輝く素晴らしいイエスの時
父 様 方 に 2、3 年 間、 世 界 の
が必要な小さな町で自然を満
良治司教様による主任司祭就
であろうと、苦しむ貧しいイ
それぞれ違う国の小教区で司
喫しながら生活していました
任式を終えて、緊張の中にも
エスであろうと、あちこちに
牧体験できる機会が与えられ
ので、人と車と自転車であふ
希望を胸に自分の教区での生
うろうろと聴きまわるのでは
たらいいのになと思います。
れる日本は少しばかり窮屈で
活を再開いたしました。
な く、 大 切 な の は イ エ ス に
最後になりましたが、私は
す。そのうち慣れるのでしょ
皆様どうぞよろしくお願い
し っ か り と 聴 く こ と で す よ ﹄ いたします。
アメリカにいても福岡教区と
う が、 別 に 聴 き た く も な い
と父の声が私に聴こえてきま
はこの教区報でつながってい
音楽や無機質のアナウンスが
福岡教区を離れたのは
した。
ま し た。 歴 代 の 編 集 長 と ス
乗り物やお店の中で繰り返さ
1991年の4月でしたので
イエスに聴く習慣、祈りの
タッフの皆さん、ありがとう
れると正直イライラしてきま
年ぶりです。私のような者
習慣をつけることの大切さを
す。 で も、 近 く に 海 が あ り、 ございました。
を寛大に受け入れてくださっ
感じます。
小さな山まである天草の地は
た宮原司教様と本渡教会の信
本渡教会主任司祭
唐津教会主任司祭
がん告知 笑うといいと医者は言う
ちょっと
坂牧春妙
POLOMSKI,Stanislaw
一息
入院にこころの準備いまひとつ
スタン神父︵神言修道会︶
深堀正平
26
安部
智也
ふとキリスト教に興味を覚
えていろいろ調べ始めたのが
3年前の春。信者になるには
どうしたらいいのか、信者に
なるとどうなるのかと⋮、い
ろんな情報を調べ、カトリッ
ク大名町教会のHPにたどり
着いた時に、キリスト教講座
が4月から始まることを知り
ました。すぐに申し込みの電
話をしたのはよかったが、講
座の開始日まで不安で一杯
だったことを憶えています。
第1回目が始まる日、人づ
き合いが下手な私は不安と期
待 の 気 持 ち で 教 会 へ 向 か い、
キリスト教講座が始まりまし
た。私は早速聖書を用いて勉
強するのかと思っていました
が、キリスト教を学ぶ前に人
とは何か、愛とは何かという
ことを1期で学ぶということ
を話されました。
このままずっと自分たちの近
ルカによる、タボル山上での、 います。
くに留めておきたかったので
イエスの変容の物語について、
当時の律法ほどではなくて
し ょ う。
﹁⋮仮小屋を三つ建
も、ある程度の枠や決まりが
てましょう。一つはあなたの
あれば、私たちの生活や人間
た め、 一 つ は モ ー セ の た め、
関係はもっと楽でしょう。
もう一つはエリヤのため﹂と
決められたとおりにしてい
言います。
ればそれで安心、誰からも咎
人間の考える枠の中にイエ
められることもなく、もっと
スを入れてしまい安心してい
要求されることもないのです
たい。私のために、私のイエ
から。ところが、イエスはそ
スは私の作ったテントの中に
ういうことを超えます。この
いてくださる。自分の都合の
物語の中でのイエスはいつも
いい時に、そこへ行けば私だ
違うのです。ペトロたちの手
けは必ずイエスに会える。こ
が届きません。イエスがあま
のように身勝手な私の気持ち
りにも偉大でびっくりし、慌
をペトロは代表してくれたの
ててしまいました。光り輝く
でしょう。
イエスを見て、ペトロは考え
そこへ、天の父からの声が
る余裕もないまま、イエスを
「タボル山でのイエスの変容」
少し考えたいと思います。
この出来事は日常を超えて
19
(2)
第632号
カトリック福岡教区報
2010年6月1日発行
10
10
70
11
神の前で生と死を考える集い
マルセル コース神父
床嶋藤吾修道士
20
11
総合建築業
福岡プライマリケア訪問看護ステーション
建築の事なら何でもお気軽にご相談ください
森山工務店
有限
会社
学校法人熊本信愛
女学院が創立110
周年を迎え5月1日
︵土︶
、宮原良治司
教を迎えて感謝ミサ
が、学院体育館で荘
厳に行われた。
同学園は、 周年
を迎えた熊本信愛女
学 院 幼 稚 園︵ 園 長
=シスター脇山ミ
ネ子︶が園児169
人。110年を迎え
た熊本信愛女学院中
青少年教育に献身してきた 110 周年を祝う 熊本信愛女学院
第5期 熊本地区神学講座始まる
学校︵校長=シスター松尾京
のものであり、これからもよ
子︶が156人で、同じく高
り一層、世の光として、社会
等学校︵同校長︶が658人
の中で輝く存在であって欲し
の女学生を抱える歴史ある学
いと強調した。
院である。
ミ サ 後 の 式 典 で は、 修 道
当日のミサは、五月 晴れの
会日本管区長を始めとして
美しい青 空が広がり、まるで
熊本県知事、熊本市長など各
☆イエスの聖テレサ
神の祝 福 が 学 院
界から祝福のメッセージが贈
霊的な人々の母
に 集 う 人 々に 注
られた。それに応えて学院理
トマス・アルバレス著
が れ る 中 で、宮
事長シスター松尾京子が﹁創
松田 浩一 訳
原 司 教 を 主司 式
立者の当地における数々の試
者 と し て5 人 の
練﹂と﹁それらを切り拓いた
司 祭 の共 同 司 式
深い信仰と聡明な決断力﹂さ
で執り行われた。 らに﹁生涯をかけて熊本を愛
ミサの中で宮
し、青少年の教育にひたすら
原司教は、当学
献身﹂した偉業を語った。
院がショファイ
その上で、創立110周年
聖テレサを知るための﹁入
ユの幼きイエズ
を迎えた今、新たに再出発す
門書﹂
。本書は著者が描いた
ス修道会、メー
るに当たり﹁教育の原点に立
聖 テ レ サ の 生 涯、 人 と な り、
ル・ボルジアに
ち返り、教職員が一致協力し
思想を年代順に総合的に語っ
よ り 創 立 さ れ、 て建学の精神を深め、一人ひ
ている。祈りを通して、神と
キリストの愛を
とりを大切にしながら、思い
の出会い、本当の自己を知る
基本とする建学の精神が長い
やりと優しさ、感謝の心を育
に 至 っ た 聖 テ レ サ の 生 涯 は、
伝統の中で受け継がれている
て、国際的センスを培い、他
多くの人に各自の心の内奥の
ことをほめたたえた。ミサの
人の痛みに共感し手を差し出 ﹁ 自 己 認 識 ﹂ へ 至 る た め の ヒ
中で読まれた福音﹁私たちは
すことのできる女性、知性に
ントを与えてくれる。
地 の 塩、 世 の 光 で あ る。﹂ と
富み地域社会に必要とされる
サンパウロ 発行
いう箇所は本学院が今まで地
女性の育成に全力をつくした
税込定価 1155円
域社会に貢献してきたことそ
いとの思いを述べた。
◇
◇
◇
☆テレーズを愛した人びと
伊従 信子 著
わせて、一人でも多くの人に
救いが及ぶよう日々の十字架
を受け止め、生活を伴なった
感謝を捧げようと受講者に呼
びかけ、締めくくった。
受 講 者 か ら は﹁ 分 か り 易
かった﹂、
﹁新鮮だった﹂など
﹁聖テレジア﹂
の名前を持っ
と感想が寄せられた。
ている人は非常に多いと言わ
過去に学んだものが呼び起
れています。それほど彼女は
こされ、新鮮な言葉で理解を
多くの人に愛されているので
促され、新しい視点を感動と
す。テレーズが愛した人びと、
ともに受け止める。そうした
テレーズを愛した多くの人々
作業を受講者がそれぞれ心の
の中から著者はとくに 人を
中で繰り返しながら、耳を傾
取り上げ本書で紹介していま
けていたようである。
﹃ カ ト リ ッ ク 教 会 の 特 徴、 す。特に、テレーズを愛した
人々のこころの奥深くにある
それは神様を食べる宗教で
ともしびに、神の愛を点火し
す﹄白浜神父が語ったこのフ
たテレーズの霊性に触れなが
レーズに、今回のテーマ・イ
ら、その人々と聖テレーズと
エスの祈りが凝縮されてい
のかかわりを魅力的に紹介し
て、印象深い講座となった。
ています。
次 回 は 6 月 日︵ 日 ︶、 晴
女子パウロ会 発行
佐久昌英神父を迎えて開かれ
税込定価 1470円
る予定である。
福岡市早良区四箇1丁目15番28号
☎(092)811−7265
福岡プライマリケア株式会社 代表 : エリザベト熊谷
ヨゼフ 森山新太郎
春日市上白水 5-11-102 092-517-6313
・一般住宅(新築・改築工事)
・鉄骨工事 ・RC工事
自宅で療養されている方、在宅で看取りたい
方 、 精神障害の方など 、 病気について、介護
方法について専門的指導や援助が必要な方は
ご相談ください 。
費用は医療 、 介護保険でのご利用になります。
60
﹃召命と社会﹄
30
をするべきだと思うのです
る。﹁趣味は何ですか﹂﹁スポー
が、 し な い ん で す ね。
﹃教会
ツ観戦は大好きです。後はな
の 祈 り ﹄ は い い 祈 り で す が、 まけること、コセコセせずに、
通年の申し込みが170
パスするときもあります。一
名、 別 に ス ポ ッ ト 参 加 が
怒ったりせずに、ボヤーっと
人で祈るとどうしてもすぐに
100名を超える勢いで、高
し て い る こ と で す ﹂。 で も 本
終わってしまうので、声を出
い関心を集めている。
当は祈りの人なのである。﹁ど
してゆっくりと唱えることに
初日は﹁イエスの祈り・ミ
ん な 希 望 が あ り ま す か ﹂﹁
しています。いまは聖母月で
サ﹂と題して、日本カトリッ
歳にもなると、天国へ行く準
すので、ロザリオを3本以上
ク神学院養成者の白浜満神父
備の時がたくさん与えられ
します﹂。お部屋を見渡すと、 て い る の で、 あ り が た い で
の 講 義。 白 浜 神 父 は ミ サ を、
聖書、祈りの本、霊的な書物
﹁いのちを懸けたイエスの祈
す。でも誘惑は多いのですよ﹂
が あ ち こ ち に 置 か れ て い て、 ﹁えっ?どんな?﹂﹁人間の弱
りである﹂と表現し、分かり
一修道士として忠実に生活を
易く、ユーモアたっぷりに語
さは死ぬまで続きます。だか
りかけた。ミサの構造の解説
らこそ神さまの愛、偉大さを
送っておられることが分か
では、契約の儀式、食事の儀
5月 日、第5期の熊本地
体 験 す る の で す ﹂。 最 後 に 教
る。
﹁入所者は 人ほどです
式、旅の同伴者としてのイエ
区神学講座が手取教会を会場
区 民 に 一 言﹁ 皆 さ ん は カ ト
が、出来る限り友だちになっ
ス、そしてイエスの全生涯が
に幕を開けた。
リック信者です。周りの人を
て、宗教的な話しをし、布教
テ ー マ は﹃ ミ サ ﹄ で あ る。 ミサを通して現れることを説
つまづかせていませんか。洗
しています。不思議なほどに
明し、ミサに込められたイエ
閉塞感漂う世情の中で、生き
礼を受けていない人にも素晴
祈りの効果を感じます。例え
スの思い、智恵の豊かさを﹁素
抜く力、希望、喜び、癒しを
らしい人、愛を生きている人
ばうるさい人が騒いでいても
晴らしいですね﹂と繰り返し
ミサから得たいとの思いが一
が多いです。皆さん、もっと
祈ると、その人はおとなしく
ながら話した。
つになって、このテーマが選
な る。 祈 り の 力 は 絶 大 で す ﹂ 熱心に信仰し布教をしましょ
最後に、イエスの願いに合
ばれた。
う﹂。
この方はまさに祈りの人であ
教区立ヨゼフ会会員
93
体的な問題を聴き取り、彼ら
と一緒に歩む。このことの大
切さを教えてもらったおかげ
で、私は日本滞在をうまく始
に導かれました。これは神の
めることができたのです。
導き以外のものではありませ
私が神の実在の痕跡を求め
ん。時として、神は私たちを
るのは、社会の周縁部に押し
予想もしないところへ導くも
やられた人たちの生活におい
の な の で す。
﹃美野島司牧セ
てであり、失敗と苦痛だらけ
ンター﹄にとって、ホームレ
で幸福から見放された彼らの
スへの支援も大事な仕事のひ
1994年、現在﹃美野島
顔においてなのです。
と つ で す。 こ の 支 援 活 動 に
司牧センター﹄と呼ばれる施
イ エ ス・ キ リ ス ト の メ ッ
は、カトリックだけではなく
設を任されることになりまし
セージに忠実であるとは、私
プロテスタントの方や仏教徒
た。それは、私にとって大い
にとって、人間性を損なうす
な る 試 練 と 挑 戦 の 始 ま り で、 など、様々な人が参加してく
べてのものとの闘いです。
れています。人びとへの愛と
その時からすでに 年が経過
﹃ 美 野 島 司 牧 セ ン タ ー﹄ は
尊敬をもって貧困を分かち合
しています。
確かにカトリック教会の一面
おうとすることは素晴らしい
美野島に赴任した当初か
にすぎないのですが、私はそ
ことです。私は喜びと驚きを
ら、法務省管轄下の収容所訪
こできわめて具体的な活動を
禁じ得ないのです。
問が私の日課となり、移住労
通じて、イエス・キリストの
働者たちと過ごすことで、私 私が様々な活動をセンター
福音である﹃愛﹄のメッセー
で繰り広げることができるよ
の生涯は大きく変わりまし
ジの証人になろうと思ってい
うになったのは、そこに至る
た。この経験のおかげで、私
ます。
までに長い道のりがあったか
は進むべき道に神が現れるの
司 祭 と し て の 私 の 召 命 は、
らです。何と言っても、私は
を実感できるようになったの
運 が よ か っ た。 と い う の も、 このように社会問題なくして
です。美野島に赴任した次の
育たなかったのです。社会問
日本に着いてすぐにJOC
年の夏、数人の薬物依存者が
や っ て 来 て、 リ ハ ビ リ 施 設 ︵カトリック青年労働者連盟︶ 題は、私に召命を深めさせて
くれました。
の司祭たちと出会ったからで
﹃ダルク﹄設立の場を求めて
き ま し た。 こ の 時 か ら 私 は、 す。人びとの生活の場に眼を 美野島司牧センター長
向け、彼らの生活の中から具
パリ外国宣教会司祭
薬物の依存という未知の世界
司 祭
シリーズ
⑭
新緑の美し
い油山のふも
との施設に床
島さんを訪ね
ま し た。
﹁お
いくつになら
れましたか﹂
﹁ 歳と8ヶ
月です﹂
﹁ど
んな毎日をお
過ごしですか﹂
﹁朝7時に起
床、 教 会 の 祈 り︵ 聖 務 日 課 ︶
を唱えて、朝食です。週2回
は デ イ ケ ア に 通 っ て い ま す。
その他はここでナマケモノを
しています﹂といたずらっぽ
く 笑 わ れ た。﹁ も っ と お 祈 り
16
16
93
第632号
カトリック福岡教区報
2010年6月1日発行
(3)
カトリック福岡教区報
2010年6月1日発行
司祭召命の育成!
案 内 板 会合と催し
会合と催し
2010年
カトリック教会のカテキズム
福岡黙想の家ご案内 6月
日 時:2010年6月27日(日)15:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:櫻井尚明神父(大名町教会主任)
資 料:カトリック教会のカテキズム
◇12日
(土)∼ 13日
(日)
黙想の家後援会会員のための黙想
◇13日
(日)
黙想の家後援会総会
◇19日
(土)
福岡チェナクルム
◇20日
(日)∼ 21日
(月)
聖マリア在俗会黙想会
◇27日
(日)
水巻教会 黙想の家で祈り語り合う集い
◇29日
(火)∼7月8日
(木)
聖母訪問会 黙想会
2010 年福岡地区聖書講座
テーマ:聖書とわたし ∼生活の中でみことばを活かす
日 時:2010 年7月 11 日(日) 14:00 ∼ 16:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:瀬下幸弘氏(カトリック黒崎教会信徒)
参加費:500 円 旧新約聖書をご持参下さい。
主 催:福岡地区信徒使徒職協議会 聖書典礼部会
〒811-4155 福岡県宗像市名残1056
☎0940・32・3222 渥32・3385 Email: fmokuso@mvi.biglobe.ne.jp インターネットで検索 福岡黙想の家 検索☜
2010 年北九州地区聖書講座
真命山諸宗教対話・霊性交流センター
メインテーマ:いただきます∼神のことばを食べる
目 的:生きるための力となる「神のことば」を
いただきます。
日 時:7月 25 日(日) 14:00 ∼ 16:30
場 所:カトリック小倉教会
講 師:L.ベリオン 神父(カトリック行橋教会)
主 催:北九地区信徒協 聖書部会
※祈りの集い
年間テーマ:教父に祈りを学ぶ
・日 時:6月10日
(木)10時∼ 14時半
・内 容:聖アウグスチヌス
・指導者:ダニエレ神父
指 導:フランコ・ソットコルノラ神父
(真命山院長)
ダニエレ サルツィ・サルトリ神父
Sr. マリア デ・ジョルジ
問合せ先:真命山諸宗教対話・霊性交流センター ☎0968・85・3100 渥0968・85・3186 ・玉名郡和水町蜻浦
1391-7・E-mail shinmeizan@chive.ocn.ne.jp
*個人またはグループでの黙想や研修会も歓迎。
(要予約)
熊本地区 第5回 神学講座開講のお知らせ
テーマ:「イエスを知り、イエスに生き、イエスを伝えよう」
≪希望、喜びをもたらすミサ≫
【日 時】6月 20 日(日) 13 時半∼ 16 時半 【内容・講師】神は福音を宣言する 晴佐久昌英 神父
【会 場】カトリック手取教会
【受講料】各回1000円(通年5000円)
*尚、参加希望者は事前に実行委員会にご連絡ください。
【問合せ先】☎ 096-352-3030(手取教会 岸)
カテドラルでのゆるしの秘跡
日時:6月 19 日、7月3日、7月 17 日 午前 10 時∼ 12 時
場所:カトリック大名町教会小聖堂
*基本的に第 1 ・第 3 土曜日。変更の場合もあります。
6日(日) キリストの聖体
佐賀地区信徒使徒職協議会(多久教会)
7日(月) †P.ダイヤモンド〔2006年﨑津教会〕
8日(火) 司教顧問会
9日(水) 福岡教区小神学生・コレジオ生訪問(∼10日)
10日(木) 召命祈願ミサ(神学院19:30)
11日(金) イエスのみ心/『司祭年閉幕』
司祭年閉幕ミサ(カテドラル大名町教会10:30)
12日(土) 聖母のみ心
13日(日) 年間第11主日/光丘教会堅信式
14日(月) 司教総会(∼18日)
19日(土) プレセミの集い
20日(日) 年間第12主日
21日(月) 使徒職協力者の集い †ドミニコ深堀仙右衛門司教〔1985年第3代教区長〕
22日(火) 教区内全司祭研修会(∼24日)
24日(木) 洗礼者聖ヨハネの誕生
27日(日) 年間第13主日/聖ペトロ使徒座への献金
唐津教会主任司祭叙階銀祝記念ミサ聖祭
29日(火) 聖ペトロ聖パウロ使徒
30日(水) 2011年度神学院入学願書締切日
7月
1日(木) 福者ペトロ岐部司祭と187殉教者
常任司教委員会
2日(金) 全国カトリック学校連盟校長・教頭合同研修会
3日(土) 聖トマ使徒
4日(日) 年間第14主日 *ゴチックは、司教日程
*司祭の命日は2000年以降からお載せしています。
16
12
Br
【日時】6月 19 日(土)10:00 ∼ 17:00(受付 9:30)
【内容】病気になっても病人にはなるな!∼健康と病気∼
【会場】サンパウロ福岡(福岡市中央区赤坂)
【講師】中島保壽(臨床パストラルカウンセラー)
加藤理人(臨床パストラルカウンセラー)
【対象】臨床パストラルケアに関心をお持ちの方
【研修費】一般 5000 円/会員 4500 円/学生 2500 円
【主催】NPO法人臨床パストラルケア教育研究センター
【問合先】イエズスの聖心病院:☎ 096・352・7181 加藤
福岡連絡先:☎ 092・861・4802 海江田紀子
30
22
20
11
14
19
17
10
13
14
19
11
◆
福
岡
臨床パストラルケア一日研修会
■北九州召命を共に祈る会
︹日時︺6月 日︵木︶ 時か
ら 時︹場所︺カトリック小
倉教会
︹内容︺ミサ・ミーティ
キリスト教講座開講中
∼ 宣教社会部 講演会 ∼
17
10
10
17
14
13
30
テーマ:聖体 ∼その心∼
日 時:6月 26 日 ( 土)20 時∼ 27 日 ( 日)16 時
対 象:カトリック青年と求道者
同 伴:Sr.大田 fdcc 参加費:1500 円
申込先:カノッサ会 Sr.大田
☎ 0944-58-5793
12
17
11
Email:sis.ak@hotmail.co.jp
11
福岡教区広報室アドレス
E-mail:cdf-kouhou@nifty.com
14
11
*=*=*=*=*=*=*=*
編集後記
広 報 の 日 記 念 講 演 会 に は、
悪天候の中たくさんの方々が
・ 足を運んでくださった。今年
はマザーテレサ生誕100年
ということで、教会外でも映
画や写真展など様々な企画が
なされている。
今年の﹁世界広報の日﹂の
教皇メッセージは﹁司祭とデ
ジタル世界における司牧、み
ことばに仕える新しいメディ
ア﹂だった。教皇は5月 日
から訪問したポルトガルで
﹁教会の伝統的な宣教姿勢を
変える必要があると語った﹂
とカトリック新聞は報じてい
る。 マ ザ ー テ レ サ の﹁ 名 言 ﹂
といわれるような言葉や行動
は千葉監督を始め、多くの出
版物、DVDなどの映像でも
伝えられ、知っているつもり
だったが身近に触れ合った人
が 語 る こ と で、 マ ザ ー に 出
会った気持ちにさせられた一
日であった。
私たちも福音宣教者とし
て、笑顔で周りの人々に真の
喜び、真の幸せ、平和を運ぶ
人となりたいものですね。
Sr
10
講 師:松浦悟郎司教(大阪教区協働司教)
日 時:7月4日(日)14 時∼ 16 時
場 所:カテドラル大名町教会1階講堂
主 催:福岡地区信徒協 宣教社会部
問合せ:目良 豊(090-6468-6844)
佐田一平(090-7164-9114)
◆
佐
賀
青年黙想会
私が望む教会と社会との関わり
ング︹指導︺井手公平神父︵門
司教会主任︶
︹問合せ先︺☎
093・963・2359江
口スズ子
■小倉祈りの集い
︹日時︺6月 日︵金︶ 時半
から 時︹場所︺カトリック
小倉教会信徒会館2階︹指導︺
ガブリエル神父︵御受難修道
会︶
︹内容︺
﹃みことばを味わ
う﹄賛美と感謝の祈り︹連絡
先︺☎090・3985・5
209松田裕子
■佐賀祈りの集い
5686 堺敬子
︹日時︺7月3日︵土︶ 時半
■虹の会
∼ 時︹場所︺佐賀カトリッ
︹日時︺7月 日 土(︶ 時
ク会館︹内容︺ミサと祈り︹問
分から︹場所︺カトリック大
合せ先︺☎0952・30・
名町教会3階︹内容︺子ども
8347 吉武
を亡くした悲嘆の分かち合い
︹参加費︺600円︹問合せ︺
◆
☎090・1162・639
熊
本
5 柴田須磨子
■熊本地区召命を共に祈る会
︹日時︺6月 日
︵木︶ 時
︹場
■美野島司牧センター
所︺カトリック健軍教会︹内
ホームレス支援のための毎
容︺ロザリオと話し合い︹問
週火曜日 時半から炊き出し
合せ先︺健軍教会☎096
等へのご協力をお願いします。
︹問合せ先︺☎092 431・ 368・2825青木悟神父
・
1419 M・コース神父
■カトリック看護協会福岡支
部の集まり
◆
︹ 日 時 ︺ 7 月 日 日( ︶
北 九 州
時 半︹ 場 所 ︺ イ エ ズ ス の
聖 心 病 院︹ 問 合 せ 先 ︺ ☎
096・352・7181
竹内
30
【日 時】毎月第1・2・3週の水曜日 19 時から 20 時半
毎月第1・2・3週の金曜日 10 時から 11 時半
(水曜日と金曜日の内容は、同じテーマです。)
【場 所】カトリック大名町教会信徒室
【テーマ】Ⅰ期:自分との出会い(5月第2週から 21 回)
Ⅱ期:キリストとの出会い(15 回)
Ⅲ期:キリスト共同体との出会い(15 回)
【参加費】無料 【主 催】大名町教会キリスト教講座委員会
15
25
13
2011 年度日本カトリック神学院入学について
各小教区主任司祭、信徒の皆様へ
2011 年度入学願書受付締め切りは、神学院の準備の関係で
6月末日となっています。入学を希望される方は各小教区の主
任司祭にご相談ください。
また、各地区の召命部会の担当者、北九州地区:杉原神父(新
田原教会)
、福岡地区:竹内神父(糸島教会)、佐賀地区:スタ
ン神父(唐津教会)
、筑後地区:浦川神父(久留米教会)
、熊本
地区:牧山神父(崎津教会)がいますのでご相談ください。
痛みの相談室
受付時間
いくま整骨院
〒830-1224 三井郡大刀洗町鵜木67−3
T E L 0942−77−3199
代表者 ペトロ 平 田 清
6月のこよみ
■聖霊による刷新福岡祈りの
集い︹日時︺毎週月曜 時か
ら 時 分︹場所︺大名町教
会1階︹内容︺賛美と感謝の
祈り・聖書の分かちあい︹代
表︺ 床嶋
︹問合せ︺☎092・
521・2503蓮尾
■召命祈願ミサ
︹日時︺6月 日︵木︶ 時半
︹場所︺日本カトリック神学
院福岡キャンパス聖堂
■召命を共に祈る会
︹日時︺6月 日︵木︶ 時
分[場所]召命の家[指導]浦
川務神父
︵教区召命担当︶
■ザビエル合唱団練習
︹日時︺6月 日︵土︶ 時∼
時︹場所︺カトリック西新
教会︹問合せ先︺事務局☎0
940・33・5423橋本
■在世フランシスコ会集会
︹ 日 時 ︺ 6 月 日︵ 日 ︶ 時
から︹場所︺高宮フランシス
コ会修道院在世会集会所︹内
容︺アシジの聖フランシスコ
に倣って、福音に生きるため
に。ミサと学習︹指導︺戸村
悦夫神父︹問合せ先︺☎09
2・843・5831岩崎
■グレゴリオ聖歌を歌う会
︹日時︺6月 日︵火︶ 時か
ら︹場所︺聖クララ寮︹内容︺
聖心賛歌
︵コル・ ドウ ル・ チエ︶
︹問合せ先︺☎096・380・
【主 催】熊本地区神学講座実行委員会
(4)
第632号
平日: 9:30 ∼ 12:00
14:30 ∼ 20:00
土曜: 9:30 ∼ 15:00
休診:日曜・祝祭日
福岡市西区姪浜駅南1-7-12- 2F
℡ 092-884-0134
ペトロ 生熊公吉
7月 11 日 ( 日)
『船員の日』 『司祭職を感謝するときに』
53
24
6
2
1
13
36
*私たちの日々の必需品、特に
食料品の大半は船で輸入されて
います。危険で過酷な船員の働
きで私たちの生活は支えられて
います。
*日本カトリック難民移住移動
者委員会では「船員の日」にミ
サの中で、船員に感謝し、彼ら
の安全を祈り、彼らの家族の平
安を祈ってくださいと呼びかけ
ています。
*共同祈願で祈ってください。
「わたしたちの生活を支えてい
る船員たちに感謝します。いつ
くしみ深い神よ、船員たちが無
事に航海を終えることができま
すように、孤独のうちにある船
員とその家族に癒しと平和をお
与え下さい。」
残念ながら、日本の医療環
境は医療労働者が忙しすぎ
て、余裕をもって働くこと
が難しい。患者さんに優し
く、
丁寧な診療のためには、
司祭年が閉幕した。司祭年は、
余裕が必要である。意識し
聖ビアンネ没後150周年を
て心がけることで、ある程
記念し、全司祭の心の刷新を
度は余裕をもった診療がで
求めて始められた▲アルスの
きると感じる。
聖司祭といえば、ゆるしの秘
いつも笑顔で接してくれ
跡を1日十数時間も聴き、数
る人がいる。おかげで周囲
え切れないほどの人々が罪の
の皆も心がなごむ。私には
ゆるしを得るために彼のもと
なかなか難しいが、見習い
を 訪 れ た こ と で 有 名 で あ る。
たい。皆が笑顔になり、心
同時にその影響力の強さゆえ
にゆとりがうまれると、こ
に同僚の司祭たちからも非
の﹁息苦しさ﹂も軽くなる
難や攻撃を受けることになっ
のではないか。皆が余裕を
た。司牧者として多くの魂を
持てる世界になると素晴ら
与っているという強い責任感
しいと思う。
と自覚また、それに反して自
西新教会信徒
分の弱さ、貧しさ、罪、霊的
な渇きなどの理由でアルスを
れている転換として、組織と
去ろうという誘惑や試練も数
しての教会からイエスの共同
回あったという。しかしその
体としての教会へ、また中央
度毎に彼の魂は清められてい
集権、上意下達方式の運営か
くことになる▲聖人たちの生
ら兄弟姉妹の交わりに重点を
涯を見ていくとき、人間とし
おく教会への転換の必要性
ての葛藤や迷いがなく、生涯
を語り、第 バチカン公会議
真直ぐに主のもとへ一直線と
の﹁ 神 の 民、 交 わ り の 教 会
いう人はまずいない。聖人と
観﹂の再認識を促した。次に
は時には躓き、不安に駆られ、
ブルーニ神父︵黒崎教会︶は、 倒れながらも起き上がり続け
自 分 が ど こ に 立 っ て い る か、 た人々のことではないか▲お
自分自身の内面、その景色を
告 げ の と き、﹁ マ リ ア は こ の
見つめ直す意味で休暇を願っ
言葉に戸惑い、いったいこの
た、病気などもあり計画した
挨拶は何のことかと考え込ん
通りの休暇とはならなかった
だ﹂この時以来マリアの周辺
が、だからこそ良かったのか
には、不可解なこと、戸惑い
もしれないと前置きして、イ
を覚えるような出来事が続く
タリアでの体験を語った。そ
ことになる。しかし、彼女は
の中で参加した癒しのプログ
最後までイエスの跡をついて
ラムを通して、自分の中にあ
いくことをやめなかった▲
る心の傷が神の前で露わにさ
﹁
ビアンネが自分には小教区
れ、内面を深く掘り下げ、癒
の奉仕職を果たす力がないと
されていく過程を語った。一
いう思いと、孤独のうちに自
宣教師の霊的体験の披瀝とし
分の貧しい生涯を嘆くために
て一同に感銘を与えた。午後
逃れたいという望みのために
にはそれぞれの司牧の現場か
苦しんだことはよく知られて
ら宣教について分かち合われ
います。ビアンネを職務にと
た。夕食の懇親会では、各修
どまらせたのは、従順と人々
道会、宣教会の出し物、手品、 の救いへの情熱のみだったの
歌、またサンバまでとび出し、 です。﹂
︵ベネディクト 世
国際色豊かな宴となり、大い
司祭年開催告示より︶M
に盛り上がった。
2
11
7月の意向
福音を発信していこうと金祝司祭が励ましメッセージ
22
かゆとりを感じる状況ではな
い。 社 会 情 勢 だ け で は な い。
最近よく﹁モンスターペアレ
ント﹂、
﹁モンスターペイシェ
ント﹂などということばをき
く。 些 細 な こ と に 腹 を 立 て、
自分の権利ばかりを主張する
人が増えてきた。この人たち
は、心に余裕がないからであ
ろ う。 私 も 車 を 運 転 す る が、
心に余裕がない時の運転は荒
く、余裕があれば無茶をしな
い。余裕を持つことは事故を
減らし、経済的にも地球環境
にも良いので、優しい運転を
心掛けたいと思う。私は医者
であるが、余裕をもって診療
していないと感じることがあ
る。自分の心にゆとりがない
時 や、 忙 し す ぎ る 時 で あ る。
2
教皇様の意向のために祈りましょう
10
宗 信夫
福岡教区内の司祭たちが研修
福音を伝えていく姿勢が求め
られると語った。 日目には
年間のサバティカルを終え
た 人の司祭が、その体験に
基づいて語った。まずベリオ
ン神父︵行橋教会︶は、 年
間の休暇の中で、現代世界と
教会のあり方や、教会の歴史、
神学等自らテーマを課して学
んだことを分かち合った。そ
こから司祭として今確信して
いることとして、第 に権威
に基づいた論法は現代人には
通じない、現代人が求めてい
るのは、教師ではなく証し人
である、第 に教会が求めら
16
2
1
1
2
宮原良治司教認可
発 行 所 福岡司教区本部
福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28
行
人
発
カトリック福岡司教区
編 集 人 森 山 信 三
TEL 092-522-4059
FAX 092-523-2152
振 替 口 座 01760-6-20729
カトリック福岡司教区
定価 一部 60 円
3
ここ 年、何か精神的に
︻一般︼選挙における正義
息苦しい。原因は社会状況
と心の状態だと思う。
︻宣教︼都市文化における正義と
交通の発達やパソコンの
連帯と平和
進歩などで仕事の能率が
︻日本の教会︼聖体の恵を悟る
上 が っ た。 と こ ろ が 自
由な時間は
教会に戻って来ることの出来
増 え ず、 よ
る空気を作ってあげることが
り多くの仕
大切だ。
﹁司祭年﹂閉幕日にあたる6月 日︵イエスの聖心の祭日︶、カテドラル大
事量が要求
また
の 頃 は、 司 祭
名町教会には宮原良治司教をはじめ 人の司祭が集まり、司教の﹁今日は感
さ れ る。 ま
NICE
が何でも殿様のように決めて
謝 の と き と し た い ﹂ と い う 言 葉 で﹁ 司 祭 年 感 謝 ミ サ ﹂ が 捧 げ ら れ た。 信 徒
た経済がす
いるのはよくないと言ってい
180余人も参列し、司祭団への感謝と健康を共に祈った。ミサの後、講堂
べてに優先
たが、この頃は、司祭は何も
で軽食を取りながら司祭も信徒も親しく声をかけ、励まし合う姿があった。
するように
しないと言われている。司祭
な っ た。 も
会議だけに終わっていないか
ミサに先立って講
や
司
教
に
あ
い
ま
い
な
情
報
や
ちろんお金がなければ何も
と問いかけた。さらに司祭は
演した川添猛神父︵帯
誤った情報を伝えるのではな
できない。しかし庶民の安
宣教師として、前へ前へ進む
山 教 会 ︶ は、 金 祝 を
く
、
司
牧
者
が
的
確
な
判
断
を
下
心のためには、医療や社会
迎 え︵ 長 崎 教 区 な の
せるよう信徒は正確な情報を
福祉の分野は充実させるべ
で︶外野席からだが
伝えてほしいと語った。
きだと思う。現実はなかな
と 前 置 き し て、 最 後
最後に福音を伝えることに
愛です﹂を引用して、限りな
の 年 は、 福 岡 教 区
言及して講話を終えた。物事
い神の愛に委ねて司祭の召命
の天草という司牧の
や情報はどこから発信するか
のために祈り、神の業に協力
場をいただいて宣教
は重要であって、その場所は
していこうと述べた。また教
師 と は 何 か、 彼 ら が
充分に吟味して選ぶ必要があ
皇が司祭年を制定した理由と
宣教師として勤め上
る。その意味で福岡という場
して﹁全司祭の心の刷新﹂を
げられたのはなぜか
所は何といっても九州の中心
挙げ、現代において福音をよ
を 考 え さ せ ら れ た。
であるから、この場所が福音
り明確に証しするため、まず
それはイエスへの
を発信するのにふさわしい場
愛? 勿 論 で あ ろ う。
所と述べ、教区民を励ました。 は神からどれほど恵みをいた
だいているか、感謝の心でま
ことは当然であるが、司祭は
同時に彼らは月に一
川添神父の話に参列者の中
ず自分を見つめ直すことが大
同時に司牧者でもある。福音
度の司祭の交わりを
からは何度も笑い声が広が
切だと述べた。さらにミサと
を受け取ってくださる方の数
大 切 に し て い た。 司
り、頷きあう姿があった。
ゆるし、ここに司祭の本来の
より、失っている数の方が多
祭 が と も に 集 い、 食
役割がある、司祭固有の役務
し、 語 り 合 う こ と、 い の で は な い か、 す な わ ち、
講話の後、ミサ中の説教で
であるこれらの秘跡を特別に
司祭の言動によって教会から
これが挫折しない秘
宮原司教は、ビアンネの言葉
大 切 に し て い こ う と 述 べ た。
遠ざかっている方が多いので ﹁ 司 祭 職 と は イ エ ス の み 心 の
訣だ。
はないかと語り司祭に猛省を
このような司祭の
促した。
集まりが現代におい
具体的には例えば信徒が転
ては事務的になって
今年度の司祭研修会が、
勤等で信徒籍を移動すると
は い な い か。 交 通 機
なるにせよ、信仰がある限り
月 日から 日まで﹁福音宣
関など便利になって、 き、より親切な対応をするべ
何らかの共通点があり、そこ
教﹂をテーマに阿蘇の白雲山
きである。すなわち転出先の
に対話の糸口があること、第
荘にて 名の参加を得て開催
教会を捜したり、照会をして
に共通点を確認したならば
さ れ た。 ま ず、 研 修 会 冒 頭、 例えば、平和のために働くな
あげることによってスムーズ
講演したフランコ神父︵真命
に転出先の教会へ足を運ぶこ
ど、何らかの活動をともにす
山 諸 宗 教 交 流 セ ン タ ー︶ は、 ることが出来る。そして第
とになろう。例え教会を遠ざ
前教皇回勅中の﹁宗教間の話
かっている信徒がいても 人
に学問的なレベルで互いに学
し合いは教会の福音宣教の一
間は、ある年になったら宗教
び 合 う な ど の 方 法 を 挙 げ た。
部です﹂という言葉を引用し
的になり、自分の信仰を思い
さらにそれぞれの宗教には
て、諸宗教対話の観点から宣 ﹁ み こ と ば の 種 ﹂ が あ り、 相
出す時がある。死を前にして
教について語った。その基本
戻ってきた人もあった。それ
手の信仰を尊敬しながら、そ
姿勢として、相手の宗教は異
でいいではないか。いつでも
の種を見いだし、キリストの
第633号
カトリック福岡教区報
2010年7月1日発行
(1)
るため、8年の間、更衣ごと
警 戒 す べ き は 永 遠 の 死 で す。 想会に与れたこと、この会に
生きるとすれば主のため、
に縫いこんで身につけていた
この世の死は、永遠の生命
福岡市内や佐賀方面から参加
と、姉のペリエは証言する。
につながれていますが、永遠
してくださった方々に深く感
死ぬとすれば、それも主のため
以下その内容を記す。
の死は永遠の生命とはつな
謝します﹂と言っている。
こうして、互いに相反する
恩寵の年1654年 月
がっていないからです。
福岡クリアが設立されても
関係にあつた生と死は、今や
日、月曜日教皇にして殉教者
はや 周年を超えた。先日は
生と死を超越された方によっ この世の死は一時の別れで
なる聖クレマン及び殉教者名
ありますが、永遠の死は永遠
宮原良治司教様のご臨席を賜
て合体させられたのです。
簿中の他の人々の祭日、殉教
の別れとなるからです。
り、大名町の聖堂で記念の式
すなわち、生きることも死
者、聖クリソゴース及び他の
若松教会主任司祭
典を行ったばかりである。そ
ぬことも、神の愛によって同
人々の祭日の前夜、夜 時半
鵜野泰年神父
して、鳥栖教会にレジオ・マ
私たち人間の側からすれば
じものとなつたのです。ただ ラファエル
より零時半頃まで。
リエが設立されたのは、教会
生きることは幸せであり、死
鳥栖教会でレジオ・マリエ
数年の歴史の中でもはじめ アブラハム、イザク、ヤコ
ぬことは不幸に思えます。
ブの神。哲学者及び学者の神
てのことである。しかも、創
つつがなく生きているとき
マ
リ
エ
で
は
最
も
大
切
な
祈
な ら ず。 確 実、 確 実、 感 情、
立から3年の間に、教会の中
は神の恵みと感じ、病気や死
り、カテーナ・レジオー
歓喜、平和。イエスキリスト
での特異な存在としてではな
に直面するときは見放された
ニ
ス
が
参
加
者
全
員
の
唱
和
の 神。
︵ わ が 神、 す な わ ち 汝
く、信仰の拠り所としての祈
ように思うのは当然だと思う
により捧げられた。
りの場であることが、ようや
のです。しかし神様の立場か
次
い
で
昼
食
に
入
り
、
会
く定着し始めている。福岡ク
らすれば、いずれも神様の深
長の提案で決まった鳥栖
リアでは、教区内の各教会で
い愛の現れであると言えない
駅
名
物
の
﹁
か
し
わ
め
し
﹂
休止しているレジオマリエが
でしょうか。
弁当を味わいながら懇談
再開され、信仰活動を推進し
﹁ わ た し た ち は、 生 き る と
に入った。午後は鳥栖教
て い け る よ う に 望 ん で い る。
すれば主のために生き、死ぬ
会レジナ・パーチス・プ
古賀重昭
とすれば主のために死ぬので
レシディウムの指導司祭 鳥栖教会信徒
す。従って、
生きるにしても、
マッケイ神父様による講
死ぬにしてもわたしたちは主
話﹁ 救 い ﹂ を 拝 聴 し た。 パスカルの
のものです。
キリストが死に、
約 分の講話は、神父 メモワール
そして生きたのは、死んだ人
様の熱のこもったお話し
にも、生きている人にも、主
ぶりも手伝って、大変奥 彼の死後、胴衣の裏に厚く
なっているところがあるのを
となられるためです﹂
︵ロー
深
い
内
容
と
、
深
い
信
仰
に
発見された。縫い目をほどく
マ ・8∼9︶
とパウロは言っ
5 月 日 は 好 天 に 恵 ま れ、 満ちた体験を参加者達に与え
と羊皮紙と紙片各一枚が出て
ています。イエス様は十字架
鳥
栖
教
会
聖
堂
で
開
か
れ
た
福
岡
て
く
だ
さ
っ
た
。
きた。羊皮紙の文は、紙片の
の上で、ご自分の生と死を御
クリアの行事には、 数人の
この黙想会開催を引き受け
清書であった。
父 に 委 ね ら れ ま し た。﹁ 父 よ
参加者が集まった。まず、
た鳥栖教会の活動会員と賛助
私の霊をみ手に委ねます﹂︵ル
時 分よりロザリオを含む開
会会員一同は﹁このような盛 パスカルはこの決定的大回
心のことを忘れないようにす
カ ・ ︶
会の祈りが捧げられ、レジオ・ 大で神様のお恵みに満ちた黙
50
38
39
建てた方々の意図を尊重し
ている。ただ、変更は丈夫
にすること、修理しやすく
することである。そのため
に柱を立てたり、梁を入れ
たり、板を厚くしたりした。
掲載写真に見えないが、棟
にワイヤーを通し、塔から
棟に出られる戸を新たに設
け、そのワイヤーに安全帯
を掛けて瓦一枚を取り替え
られるようにした。雨漏り
点検用に通路を設けたりし
た。建てる時に、維持・管
理への配慮である。
多 く の 方 々 の ご 支 援 で、
6割5分を終えた。
有難い。
今、内装・外装工事にと
りかかっている。内部には
足場が並び入れないが、是
非、見学をして私達を励ま
していただきたい。
茶山教会信徒 土田充義
⇒
2 0 1 1 年 4 月 の 完 成、
落成式に向けて式典に花を
添えるコーラスグループ
﹃ザビエル合唱団﹄が結成
さ れ、 毎 月 第 3 土 曜 日 に、
西新教会で練習が行なわれ
ている。また、7月 ・
日には、新垣先生が福岡黙
想の家で特別指導を行う。
木 下 株 式 会 社
カトリック福岡黙想の家
互助会制度もご利用できます。
ご用命 お問い合せは
カ ト リ ッ ク の ご 葬 儀
スイートタイプ(赤)(白)
〒810-0016
福岡市中央区平和3丁目1-5
T E L 092−526−5656
〒815-0082 福岡市南区大楠2丁目4番8号
カトリック御受難修道会・宗像修道院
811-4155 福岡県宗像市名残1056 Tel 0940-32-3222・Fax 0940-32-3385
インターネットで検索
福岡黙想の家
検索
らの神︶汝の神はわが神とな
あり。イエス・キリスト。イ
らん。神以外の、この世及び
エス・キリスト。われ彼より
一切のものの忘却。彼は福音
離 れ お り ぬ。 わ れ 彼 を 捨 て、
に示されたる道によりてのみ
十字架につけぬ。願わくはわ
見出される。人の魂の偉大さ。 れ決して彼より離れざらんこ
正しき父よ、げに世は汝を知
とを。彼は福音によって示さ
らず、
されど我は汝を知れり。 れたる道によりてのみ保持せ
歓喜、歓喜、歓喜の涙。われ
らる。全きここちよき自己放
彼 よ り 離 れ 去 り お り ぬ。
︵生
棄。イエス・キリスト及びわ
ける水の源なる我を捨てた
が指導者への全き服従。地上
り。︶ わ が 神 我 を 見 捨 て た も
の試練の1日にして永遠の歓
うや。願わくはわれ永久に彼
喜。
︵われは汝の御言葉を忘
より離れざらんことを。永遠
るることなからん︶アーメン
の生命は唯一のまことの神に
大名町教会信徒 森山敬三
います汝と汝の遣わしたまえ
るイエス・キリストを知るに
20
ミサ
デ
ヴィノ
◆参加者を募集中
第3回 12月11日(土)17時∼12日(日)15時(指導:来住英俊神父)
*信徒を対象に「生と死」を『経験』と『カトリックの教え』の
両方から考える研修会です。(一日だけの参加もできます)
23
時代おくれといわれるものはみんないい
坂牧春妙
ありがとうの言葉で封書重くなる
深堀正平
30
鵜野泰年神父
先生、わたしたちが溺れ死んでもか
まわない?(マルコ4、38-39)
11
10
ロジェクトを発
足 さ せ、 4 年 後
の2011年4
月7日を完成の
日 と 決 め て、 歩
み 始 め た。 す べ
て 寄 付 金 で 賄 い、
う れ し い 事 に、
計画通りに進め
てこれた。
高 さ
・ 4
メートルの塔が
最近完成した
2
( 010年5月
日 。)屋 根 は 銅
版、 外 壁 は モ ル
タル洗い出し モ
(
ルタルに小さな
石を混ぜ、それを洗って表面
1949年、ザビエル渡
に出して石材に見せかける手
来 1
( 549年 4
) 00年
法 、)な か な か 見 事 で、 人 々
を記念して、鹿児島カテド
は 立 ち 止 ま っ て 眺 め て い る。
ラル・ザビエル記念聖堂が
屋根のオレンジ色が一際ま
鹿児島市照国町に建てられ
わりの森や青空に美しく映え
た。手狭になった聖堂再建
で 解 体 さ れ た そ の 聖 堂 を、 珍しいので撮影している人も
いる。だんだん人気者になり
2003年3月に御受難
つつある。両側には鉄骨 フ
修道会宗像修道院 福岡黙
(
(
ライングバットレス が
想の家 に運び終え、3年
) 4本
)
ずつ8本立って丈夫になっ
3ヶ月後に御受難修道会か
た。そのため、近隣の方々に
ら許可を得て、2007年
は災害の時の避難所になるこ
4月 日に起工式を行うこ
とを申し上げている。
とが出来た。
忠 実 に 当 初 の 姿 を 復 元 し、
このときに聖堂再生プ
一息
ちょっと
46
30
30
11
90
50
60
居 場 所 は あ り ま せ ん で し た。 スの責任であるかのようなせ
聖書の中に、イエスと弟子
ところが、イエスはとものほ
ですから、イエスは弟子たち
たちが舟に乗り対岸の町に向
うで、まくらをして眠ってお
りふです。
の邪魔にならないように、舟
かっていたとき、突風が起こ
られた。弟子たちはイエスを
わたしたちも、日常生活の
の後方で静かに休んでおられ
起こして﹃先生、わたくした
中でこの弟子たちと同じよう
たのでしょう。
ちがおぼれ死んでもかまわな
な振る舞いをしているのかも
ところが、思わぬ事態が生
い の で す か。
﹄ と 言 っ た。 イ
知 れ ま せ ん。 キ リ ス ト 者 に
じました。その時になってよ
エスは起きあがって風をしか
とって、困ったとき、あるい
うやく、弟子たちは、突風に
りつけ、湖に向かって言われ
はお願いをするときにだけイ
あおられた舟が自分たちの力
た。﹃黙れ、静かになれ﹄。す
エスを思い出すようなことに
ではどうにもならないことに
ると風はやみ、大なぎとなっ
な っ て は い な い で し ょ う か。
気づきます。そして、イエス
た。﹄﹂︵マルコ4・ ー ︶
。
﹁いつもあなたたちととも
がともにおられることにも気
弟子たちの中には、ペトロ
におられる﹂ことを望み、実
づきます。しかし、イエスに
やヤコブのように漁師たちが
際に﹁ともにおられる﹂主イ
向かって言った弟子たちのこ
いました。かれらは、船を操
エスの居場所は、わたしの生
と ば は、
﹁わたくしたちがお
るに際してイエスの助けを必
活のどの場面にあるのでしょ
ぼれ死んでもかまわないので
要とせず、むしろ、イエスの
う。
すか﹂です。そのような事態
存在さえも忘れていたかも知
八代教会主任・聖パウロ会
になったのが、まるで、イエ
れません。そこにはイエスの
夫津木 昇 神父
29
ザビエル旧聖堂再生工事着実に進む
15
14
23
り、舟が沈みそうになったと
き の 様 子 が 記 さ れ て い ま す。
途 中 か ら 引 用 す る と、﹁ ⋮
17
(2)
第633号
カトリック福岡教区報
2010年7月1日発行
神の前で生と死を考える集い
24
29
20
12
23
福岡市早良区四箇1丁目15番28号
☎(092)811−7265
TEL 092-761-8800
福岡プライマリケア株式会社 代表 : エリザベト熊谷
http://www.iruka-japan.com/
ヨゼフ 森山新太郎
春日市上白水 5-11-102 092-517-6313
代表取締役 マルガリタ・マリア 吉田由利子
〒810-0044福岡市中央区六本松4丁目9番4号
総合建築業
福岡プライマリケア訪問看護ステーション
建築の事なら何でもお気軽にご相談ください
森山工務店
有限
会社
15
60
島崎教会の聖体行列、今年も晴天
10
44
15
武蔵丘教会で宣教味のバザー
音宣教の場に変身しました。 ﹁ 世 界 か ら 熊 本 ま で の キ リ ス
り と、 聖 歌 を 交 互 に 唱 和 し、 6月の梅雨の時期に当る、聖
教会の年間行事の写真展示
体の祝日に毎年行われてきて
一般公道を約300メートル
ト 教 の 紹 介 ﹂。 バ ザ ー の 参 加
会、 座 っ て 聖 書 を 読 む 体 験
それを 時間、肌で感
程進み、修道院の裏門に着く。 いるが、雨天のため中止され
者は200人以上、そのうち
コーナー。見学した方々に﹁聖
じているでしょう。だか
た事は一度もない。
この敷地内には、待労院、老
カトリック信者でない人、初
句入りのしおり﹂と﹁嬉しい
ら日本の信者にとって福
人ホーム等があり各施設の正
めての人は約 人でした。
この行列に毎年参加してい
とき、寂しいときなど心境に
音宣教は、絶対的なもの
今 回、 こ の よ う な 教 会 色、 面に到着すると、入所してい
る 信 徒 は、﹁ 毎 年、 聖 体 の 祝
よるテーマ別聖書個所のプリ
ではないでしょうか。
る高齢者の方々のための聖体
宣教味のバザーを企画したこ
日が近付きますと、緊張して
☆愛について100の言葉
ント﹂をプレゼントしました。 と で、 一 環 し た 活 動 と し て、 祝 福 が 行 わ れ た。 こ の 度 に、 きます。今年も天気に恵まれ、
で も、
﹁何でも福音宣
ガブリエレ・ハルトル編者
また、別室では 分間のスラ
教になる﹂という見方は
子ども達の手で、バラなどの
福音宣教に一歩貢献できたと
ほっとしています。公の場で
山本 文子 訳
イド・ショーを放映、内容は
気になります。逆ではな
花びらが、あたり一面に撒か
思っています。
ご聖体を讃美する事は、私た
いでしょうか。福音宣教 ﹁ キ リ ス ト 教 の 歴 史 と 精 神 ﹂、
れた。その後、行列は修道院
ちのとても大切な務めではな
というはっきりした目的
の聖堂に着き、最後に聖体賛
いでしょうか・・・。
﹂と語っ
に基づいて、一環した諸活動
美式が捧げられた。
ていた。
を計画し、実行すること。つ
6 月 6 日︵ 日 ︶
、熊本の島
今年も行列に参加した信徒
こ の 聖 体 行 列 の 行 事 は、
まり教会色、教会味のある活
崎教会では、キリストの聖体
の は、﹁ 毎 年、 島 崎 教 会 の 聖
1898年、マリアの宣教者
動をすることです。
の主日のミサに続いて、恒例
体行列は梅雨の時期にも関わ
フランシスコ修道会が、この
愛⋮どんな人でも一番欲しい
先月、8年ぶりに武蔵ケ丘
の聖体行列が行われた。
らず天候に恵まれてこれまで
島崎の地で救ライ事業を行う
と思っているもの!
教会でバザーが行われまし
続けられてきました。天気だ
ため修道院を創設して以来毎
愛⋮どれほど多くの人が愛に
今年も、天候に恵まれ、市
た。焼き鳥、かき氷、カレー
けは、私たちの力ではどうに
年行われ、現在に至っている
ついて思い巡らしたことか!
内各地から、修道女、信徒約
ライスに大いに宣教味を振り
も な り ま せ ん。 こ こ に、 神
ものである。
愛⋮どれほど多くの人が愛の
200人が参加した。
かけました。目的は教会を紹
様の深い御摂理を感じていま
この間、1959年、島崎
言葉を残していることか!
行列は、教会の聖堂を出て、
介すること、対象者は他の教
す。私たちにとって聖体の祝
小教区が誕生し、この時から
本書は聖書の言葉はいうに
北側のマリアの宣教者フラン
会 の 信 者 よ り、 職 場 の 同 僚、
日は、特別の日なのです﹂と
当小教区に引き継がれてきて
及 ば ず こ と わ ざ、 作 家、 詩
シスコ修道院の聖堂までの約
近所の人たち。方法は1人ひ
語った。
いる。
人、画家、作曲家などいろん
一キロの行程で行われた。
とりが口コミで誘い、チラシ
記録によれば、この行事は
なジャンルの人々が書いたり
この間、聖母マリアへの祈
を渡す。場所は聖堂内。
言ったりした愛についての言
召命・信仰育成部会が初の勉強会、
福岡地区信徒協
ミサ後、内陣を閉めて、普
葉を100にしぼって編集し
広報部会は市民向け企画を検討
段典礼のために使う聖堂が福
たものです。
取り入れている教会などの報
女子パウロ会 発行
6 月 日︵ 日 ︶、 福 岡 地 区
ア 様 と 呼 び 間 違 え な が ら も、 信徒協、召命・信仰育成部主
卒業し、東京で研修医として
告もされた。
税込定価 1260円
誰に言われたわけではなく神
の日々をスタートさせた西新
その後行なわれた全体会に
◇
◇
◇
催の初めての﹁教会学校関係
様が大好きだった。その後カ
教会所属のマリア・ルカ安藤
よ る 分 か ち 合 い で は、 リ ー
☆典礼奉仕への招き
者の集い﹂をカテドラル大名
尚子さん。﹁命、生きる、幸せ﹂ トリック系の学校に通い始め
ダーの不足、毎週授業を続け
ミサ・集会祭儀での役割
町教会で行った。福岡地区小
た姉の影響で教会の門をたた
は患者さんやそのほか多くの
る苦労や問題点、家庭での祈
オリエンス宗教研究所 編
教区の教会学校関係者に呼び
き、 歳で受洗。
出会いの中で、どれも等しく
りの場の不足など多くの悩み
かけ、 教会より教会学校関
今に強く響く言葉だ。
が出された。
係者を中心に 人︵内司祭3
そして福岡市内での大学生
そんな研修医として慣れな
今後どのような集いを望む
人、シスター4人︶が参加し
時代、勉強と部活に追われな
い忙しさの中でも、福岡に居
かという質問には、小さな教
た。また、事前に依頼してい
がらも教会の仲間たちとさら
た時と変わらず﹁自分にとっ
たアンケート︵各教会の現状、 会 で は 出 来 な い 事 が 多 い と
に信仰を深め、様々な教会活
て信仰は白いご飯。なくては
か、リーダーが悩みを抱え込
すべての信者が招かれている
取組み、問題点、召命の集い
動に関わってきた。
ならないもの﹂と答える。ま
6月 日 日︶
んだままになりやすという意
典礼奉仕の役割を理解し、実
の参加状況報告他︶も 教会
教会の仲間との出会いに感
、福岡地区
(
た﹁聖人になることが夢﹂と
見、リーダーの養成、学びの
践するためのポイントをまと
から回収。
謝していると言う尚子さん
信徒協の広報部会は5月 日
口にした尚子さんはこう続け
場などが必要という意見が出
めました。祭壇奉仕や聖体奉
当日、最初に行なわれたア
は﹁たとえ 年会えなかった
に開催した千葉茂樹氏の講演
る﹁神様は私たちを聖人にな
された。そして今日の集いで
仕ばかりでなく、障害をもつ
ンケートの集計報告による
としても、きっとそれが障害
会の反省と次へ向けた話し合
る よ う に 作 ら れ た の だ か ら、 とならず再会できる仲間を得
少し元気をもらったので、今
方や高齢者、外国籍の信徒の
と、
﹁教会学校﹂はすべての
いを行なった。
その思いに答えて相思相愛で
後も続けてほしいとの多くの
方とともに典礼をささげる場
教会で開催されている。第二
た﹂とその理由を教えてくれ
次回は、一般市民に向けた
あ れ ば、 き っ と み ん な 聖 人 ﹂ た。そして今度は、新しいこ
感想があった。
合、子どもの信仰教育とミサ
ミサの前に行うところが2教
宣教活動になるような企画を
と。
最後に、今年の﹁カトリッ
と の 結 び つ き、
﹁司祭不在の
会。子どもたちの参加数につ
の場所でも、世代を越えたコ
考える方向で、例年 月にエ
そんな彼女の信仰との出会
ク平和旬間の平和を祈る集
ときの主日の集会祭儀﹂など
いては、名簿からすると参加
ミュニティーの中で、信徒と
キメニカルなかかわりで開催
いは幼稚園時代。通園途中の
い﹂で企画されている各教
についてもわかりやすく解説
者が少ない。地域の行事、家
してしっかり歩んで生きたい
される﹁市民クリスマス﹂の
カトリック幼稚園に憧れを抱
会学校に通う子どもたちを対
します。
庭の事情が優先され出席する
と語る。
手伝いや街頭募金の折に配る
いたのが始まり。信仰の違う
象としたプログラムへの参加
オリエンス宗教研究所 発行
子どもが少なくなり、思うよ
写真は、聖心のウルスラ宣
クリスマスカードの作成など
家庭であったし、縁はなかっ
についての協力依頼がなされ
税込定価 1470円
うに授業ができない現状があ
教女修道会のシスター岸を訪
が検討された。次回は、8月
たはずだが、シスターをマリ
た。
るが、その中で様々な工夫を
問した安藤尚子さん
日 日
( ︶が予定された。
命・生きる・幸せ
・一般住宅(新築・改築工事)
・鉄骨工事 ・RC工事
自宅で療養されている方、在宅で看取りたい
方 、 精神障害の方など 、 病気について、介護
方法について専門的指導や援助が必要な方は
ご相談ください 。
費用は医療 、 介護保険でのご利用になります。
㈱ジャパン・スマイルか
13
15
福 音 宣 教 に つ い て、﹁ 福 音
宣教は教会の一つの活動であ
る ﹂ と か、﹁ ど ん な 活 動 し て
も福音宣教になる﹂という考
え方を持つ人は多いようで
す。本当にそうでしょうか。
バチカンの公文書の﹁教会
の 宣 教 活 動 2 項 ﹂ に、﹁ 教 会
の性質は宣教者である﹂と
はっきり書いてあります。
福音宣教は単なる活動とい
うより教会のDNAなので
す。日本の教会は %のキリ
スト信者ではない人達に囲ま
れている、極めて少数派のカ
トリック信者。
99
﹁今の自分を表す漢字をひ
とつだけに絞れな∼い﹂と悩
んでいるのは、今春大学院を
15
第633号
カトリック福岡教区報
2010年7月1日発行
(3)
カトリック福岡教区報
2010年7月1日発行
司祭召命の育成!
2010年
カトリック教会のカテキズム
福岡黙想の家ご案内 7月
2010 年福岡地区聖書講座
テーマ:聖書とわたし ∼生活の中でみことばを活かす
日 時:2010 年7月 11 日(日) 14:00 ∼ 16:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:瀬下幸弘氏(カトリック黒崎教会信徒)
参加費:500 円 旧新約聖書をご持参下さい。
主 催:福岡地区信徒使徒職協議会 聖書典礼部会
案 内 板 会合と催し
会合と催し
◇6月29日
(火)∼8日
(木)
聖母訪問会 黙想会
◇17日(土)
福岡チェナクルム
◇18日(日)∼ 21日(水)
産業医科大学 医学概論セミナー
◇29日(木)∼ 31日(土)
新垣セミナー(合唱練習と講話)
合唱指揮・指導: 新垣 壬敏
講 話 : 来住 英俊神父
〒811-4155 福岡県宗像市名残1056
☎0940・32・3222 渥32・3385 Email: fmokuso@mvi.biglobe.ne.jp インターネットで検索 福岡黙想の家
検索
2010 年北九州地区聖書講座
真命山諸宗教対話・霊性交流センター
メインテーマ:いただきます∼神のことばを食べる
目 的:生きるための力となる「神のことば」を
いただきます。
日 時:7月 25 日(日) 14:00 ∼ 16:30
場 所:カトリック小倉教会
講 師:L.ベリオン 神父(カトリック行橋教会)
主 催:北九地区信徒協 聖書部会
熊本地区 第5回 神学講座開講のお知らせ
テーマ:「イエスを知り、イエスに生き、イエスを伝えよう」
≪希望、喜びをもたらすミサ≫
【日時】7月 18 日(日) 13 時半∼ 16 時半 【内容・講師】キリストのあがないの恵 櫻井尚明 神父
【会場】カトリック手取教会
【受講料】各回1000円(通年5000円)
*尚、参加希望者は事前に実行委員会にご連絡ください。
【問合せ先】☎ 096-352-3030(手取教会 岸)
※祈りの集い
年間テーマ:教父に祈りを学ぶ
・日 時:7月8日
(木)10時∼ 14時半
・内 容:聖アフラハト
・指導者:Sr. マリア デ・ジョルジ
指 導:フランコ・ソットコルノラ神父
(真命山院長)
ダニエレ サルツィ・サルトリ神父
問合せ先:真命山諸宗教対話・霊性交流センター ☎0968・85・3100 渥0968・85・3186 ・玉名郡和水町蜻浦
1391-7・E-mail shinmeizan@chive.ocn.ne.jp
*個人またはグループでの黙想や研修会も歓迎。
(要予約)
*8月は祈りの集いはお休みです。
カテドラルでのゆるしの秘跡
日時:7月 17 日、8月7日、8月 21 日 午前 10 時∼ 12 時
場所:カトリック大名町教会小聖堂
*基本的に第 1 ・第 3 土曜日。変更の場合もあります。 16
日本カトリック平和旬間
2010 年平和を祈る集い
Br
30
福岡地区平和を祈る集い
テーマ:∼私はしあわせ!それは平和!?∼
日 時:8月8日 ( 日) 14:00 ∼ 17:00
場 所:カテドラル大名町教会
プログラム:
第1部=「平和授業」(14:00 ∼ 15:30)
・子ども達の絵・作文・歌などの発表
第2部=「平和祈願ミサ」16:00 から
・福岡在住の外国籍の方々と共に平和への祈り
主 催:福岡地区信徒使徒職協議会
18
14
15
13
13
14
清掃日:7月 25 日 ( 日)9時/ 11 時ミサ
和田墓地開放日:8月 13 日∼ 15 日
納骨式ミサ:8月 13 日 14 時
納骨堂解放:8月 14 日
追悼ミサ:8月 15 日 14 時
*和田墓地は8月・11 月を除いて、第2日
曜日の 12 時∼ 15 時まで納骨堂解放。
14
40
10
10
50
27
14
痛みの相談室
聖マリア病院
いくま整骨院
*入院基本料(一般病棟7:1)
〒830-8543
福岡県久留米市津福本町422
TEL0942-35-3322(代表)
FAX0942-34-3115
http://www.st-mary-med.or.jp
受付時間
社会医療法人 雪の聖母会
総合周産期医療センター
がん診療連携拠点病院
地域災害拠点病院
13
20
11
15
7
11
10
11
Sr
20
一緒に働きませんか?
=募集=
医師・看護師・医療技術職
30
12
編集後記
先日開催された、年に一度
の司祭研修会。今年は雄大な
阿蘇の麓で行われました。
代から 代の司祭が 人以上
参加しました。毎年参加する
司祭たちの頭も白くなった
り、 う す く な っ た り︵ 失 礼 ︶
する感は否めませんが、懇親
会で次から次に登場する司
祭たちの何とバラエティーに
富んでいること!歌手顔負け
の 歌、 ダ ン サ ー 顔 負 け の 踊
り、 マ ジ シ ャ ン 顔 負 け の 手
品、 本 当 に 皆 さ ん 芸 達 者 で
す。お国も ヶ国を超えてい
ました。それぞれの言葉で歌
われる歌を聞いているとやは
りカトリックはすごい、と単
純に思ってしまいました。そ
れぞれの違いを超えてイエス
様を中心にして一つ。私たち
の教会もそしてどんなコミュ
ニティーもそうありたいです
ね。
ま た、 毎 月 ユ ー モ ア の あ
る川柳を寄せてくださいまし
た深堀正平さんが、6月 日
帰天されました。故人の永遠
の安息をお祈りください。
80
医科・歯科臨床研修指定病院
地域医療支援病院
救命救急センター
10
15
23
23
1000円︹問合せ先︺☎0
◆
佐
賀
92・874・6321深堀
■グレゴリオ聖歌を歌う会
■佐賀祈りの集い
︹日時︺7月 日︵火︶ 時か ︹日時︺8月 日︵土︶ 時半
ら︹場所︺聖クララ寮︹内容︺ ∼ 時︹場所︺佐賀カトリッ
聖体賛歌︹問合せ先︺☎09
ク会館︹内容︺ミサと祈り︹問
合せ先︺☎0952・30・
6・380・5686 堺
■美野島司牧センター
◆
あなたの勇気が路上の命を支
熊
本
8347 吉武
えます!●ホームレスの方に
手作りのお昼ごはん=毎週火
■熊本地区召命を共に祈る会
曜日 時 分●ホームレス支 ︹日時︺7月 日
︵木︶ 時
︹場
援夜回り=第一金曜日 時●
所︺カトリック健軍教会︹内
路上からアパートに入居した
容︺ロザリオと話し合い︹問
方を訪問=第三土曜日 時
合せ先︺健軍教会☎096 ・
︹問合せ先︺☎092 4
・31・ 368・2825青木悟神父
1419 M・コース神父
■カトリック看護協会福岡支
部の集まり
◆
北 九 州
︹ 日 時 ︺ 7 月 日 日( ︶
時 半︹ 場 所 ︺ イ エ ズ ス の
聖 心 病 院︹ 問 合 せ 先 ︺ ☎
096・352・7181
竹内
15
福岡教区納骨堂委員会
11
18
18
14
11
19
30
16
67
13
福岡教区広報室アドレス
E-mail:cdf-kouhou@nifty.com
〒830-1224 三井郡大刀洗町鵜木67−3
T E L 0942−77−3199
代表者 ペトロ 平 田 清
17
■北九州召命を共に祈る会
︹日時︺7月 日︵木︶ 時か
ら︹場所︺カトリック水巻教
会︹内容︺ミサ・ミーティン
グ︹指導︺井手公平神父︵門司
教会主任︶
︹問合せ先︺☎0
93・963・2359江口
スズ子
■小倉祈りの集い
︹日時︺7月 日︵金︶ 時半
から 時︹場所︺カトリック
小倉教会信徒会館2階︹指導︺
ガブリエル神父︵御受難修道
会︶
︹内容︺
﹃みことばを味わ
う﹄賛美と感謝の祈り︹連絡
先︺☎090・3985・5
209松田裕子
臨床パストラルケア一日研修 予告
17
30
第 10 回北九州平和の集い
テーマ:「いまわたしたちにできること、
築こう平和を足元から」
日 時:8月8日 ( 日)13:00 ∼ 16:00
場 所:カトリック小倉教会
プログラム:
第1部=平和祈願ミサ(各小教区で行う)
第2部:平和の集い ・『核の無い世界を目指して』
お話:Sr. 山本紀久代(援助修道会)
・交流タイム(平和を語り合う自由な時間)
*子どもの広場あります。
【日 時】8月 28 日 ( 土)10 時∼ 17 時
【場 所】サンパウロ福岡宣教センター
【問合せ先】☎ 096・352・7181 加藤理人
☎ 092・861・4802 海江田紀子
12
◆
福
岡
■聖霊による刷新福岡祈りの
集い︹日時︺毎週月曜 時か
ら 時 分︹場所︺大名町教
会1階︹内容︺賛美と感謝の
祈り・聖書の分かちあい︹代
表︺ 床嶋
︹問合せ︺☎092・
521・2503蓮尾
■召命祈願ミサ
︹日時︺7月8日︵木︶ 時半
︹場所︺日本カトリック神学
院福岡キャンパス聖堂
■召命を共に祈る会
︹日時︺7月 日︵木︶ 時
に。ミサと学習︹指導︺戸村
分[場所]召命の家[指導]浦
悦夫神父︹問合せ先︺☎09
川務神父
︵教区召命担当︶
2・843・5831岩崎
■ザビエル合唱団
︹日時︺7月 日︵土︶ 時∼
■第 回信徒の霊性と召命を
時︹場所︺カトリック西新
考える集い
教会︹問合せ先︺事務局☎0 ︹日時︺7月 日 日(︶ 時か
940・33・5423橋本
ら 時半︹場所︺サンパウロ
宣教センター︵福岡市中央区
■虹の会
赤坂︶
︹内容︺信仰を生きる。
︹日時︺7月 日 土(︶ 時
祈りの聖時間︹対象︺ 歳位
分から︹場所︺カトリック大
までの独身女性︹企画︺鈴木
名町教会3階︹内容︺子ども
美子︹参加費︺300円︹問合
を亡くした悲嘆の分かち合い
︹参加費︺600円︹問合せ︺ せ先︺☎092・715・3
☎090・1162・639
606 鈴木美子
5 柴田須磨子
■第 回福岡ホスピスの会勉
強会
■在世フランシスコ会集会
︹ 日 時 ︺ 7 月 日︵ 日 ︶ 時 ︹日時︺7月 日 日(︶ 時か
から︹場所︺高宮フランシス
ら︹場所︺大名町教会︹内容︺
コ会修道院在世会集会所︹内
ホスピスからのたより︹講師︺
容︺アシジの聖フランシスコ
宮尾和代さん︵木村外科病院
に倣って、福音に生きるため
やすらぎ病棟師長︶
︹参加費︺
【主催】熊本地区神学講座実行委員会
7月のこよみ
1日(木) 福者ペトロ岐部司祭と187殉教者
常任司教委員会
2日(金) 全国カトリック学校連盟校長・教頭合同研修会
3日(土) 聖トマ使徒
4日(日) 年間第14主日
5日(月) 佐賀地区司祭集会
†F.ハンター〔2000年手取教会〕
8日(木) 召命祈願ミサ(神学院17:30)
10日(土) プレ・セミの集い
11日(日) 年間第15主日
15日(木) 聖ボナベントゥラ
16日(金) カルメル山の聖母
福岡教区創立記念日(1927年)
18日(日) 年間第16主日/吉塚教会堅信式
19日(月) 海の日
22日(木) マグダラの聖マリア
25日(日) 年間第17主日/本郷教会献堂式
26日(月) 聖ヨアキムと聖アンナ
29日(木) 聖マルタ
†T.グローガン〔2004年美野島教会〕
31日(土) 聖イグナチオ・ロヨラ
8月
1日(日) 年間第18主日/久留米教会堅信式
4日(水) 聖ヨハネ・マリア・ビアンネ
5日(木) †ペトロ平田三郎司教〔2007年第4代教区長〕
6日(金) 主のご変容
日本カトリック平和旬間(∼15日)
7日(土) †E.ラベル〔2004年サン・スルピス大神学院〕
8日(日) 年間第18主日
福岡地区・北九州地区平和の集い
*ゴチックは、司教日程
*司祭の命日は2000年以降からお載せしています。
⇒
日 時:2010年7月25日(日)15:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:櫻井尚明神父(大名町教会主任)
資 料:カトリック教会のカテキズム
(4)
第633号
平日: 9:30 ∼ 12:00
14:30 ∼ 20:00
土曜: 9:30 ∼ 15:00
休診:日曜・祝祭日
福岡市西区姪浜駅南1-7-12- 2F
℡ 092-884-0134
ペトロ 生熊公吉
教皇様の意向のために祈りましょう
望に変えていく使命が与え
いた息子の薬物依存症が近所
息子は専門学校に学ぶた
︻一般︼失業者と野宿者
られている﹂
と結んでいる。
に 知 れ わ た っ た の だ。 し か
めに上京しアパート暮らし
︻宣教︼差別、飢餓、そして、
以上の体験談︵2010年
し
、
こ
の
こ
と
が
一
家
に
と
っ
て
を
始
め
た
。
そ
の
う
ち
連
絡
が
強制移住の犠牲者
四旬節小冊﹁つなぐ﹂所収︶
新しい生き方への方向転換に
取り難くなり、家賃や電話
︻日本の教会︼﹁平和旬間﹂に
を グ ル ー プ で 輪 読 し、 共
な
っ
た
。
息
子
の
病
気
へ
の
理
解
代
の
請
求
書
が
親
元
に
届
く
よ
平和のために祈る
感、共鳴し合い、癒しを得
を求めて一軒一軒訪ね廻った
うになった。親がアパート
た。
最初は沈黙が続いたが、
を 訪 れ そ の 異 常 さ に 驚 き、 ことで他の数家族と共にダル
ク
︵薬物依存者回復センター︶ 参加者のある家族から子ど
任を担う﹂ためにも、こうし
引き取っ
もの統合失調症発症から
の家族会に出かけられるよう
た被害者たちの叫びにまず耳
て、病院め
2010年平和旬間
日本カトリック司教協議会 会長談話
年に渡る闘いの経験が話さ
になった。家族会から学んだ
を傾けなければなりません。
ぐりや昼夜
れ、それに引き続き﹁実は
ことは多い。大きな考え方の
日本も自国のことを振り返
逆転の生活
身内が統合失調症で、ある
らなければなりません。今年
が 始 ま る。 転換は、自分たちの力の限界
いは鬱で悩んでいる﹂
﹁統
を素直に認められるように
の8月 日は日本が韓国を併
医師から
なったこと。﹁より高い存在﹂ 合失調症を隠して仕事をし
合し朝鮮半島を植民地化した
﹁薬物依存
それがヨハネ・パウロ二世教
日 本 の カ ト リ ッ ク 教 会 は、 ことです﹂と繰り返し訴えま
ているが誰にも言えない﹂
に任せる以外にないとの境地
した。この言葉は今も私たち
症﹂と告げ
皇の言葉のように過去の過ち ﹁ 韓 国 併 合 ﹂ 条 約 締 結 1 0 0
毎年8月6日から 日までを
に た ど り 着 い た こ と。 ま た、 と次々に参加者から胸の内
年にあたります。この歴史の
の心に響いています。特に今
られ入院生
に目を向けたところからの決
平和旬間としています。
が告げられた。息子との永
最も幸いだったことは﹁どん
大 切 な 節 目 に、 私 た ち カ ト
年は世界も日本も平和を求め
活がはじま
意であったことに意味があり
1981年にヨハネ・パウ
年の闘いに悩む家族に共鳴
底状態で良い出逢いがあった
リック教会の責任を含め、日
る声がうねりとなってわき起
る。これが永い闘いの始ま
ます。
ロ二世前教皇が来日し、広島
して、参加者の口から思わ
こと。この出逢いで苦しみを
本の植民地政策がどのような
こりました。世界では核廃絶
りであった。入退院を繰り
と長崎で平和のためのアピー
﹂ ず悩み・苦しみが出たので
ものであったか、それが人々
への声、日本国内では沖縄の
返 す 中 で 家 出、 路 上 生 活、 希望に変えることができた。
ルを出されたことを機に、こ
はないか。その場に安らぎ
をどう傷つけてしまったのか
自殺未遂など、更生には程 ﹁ 人 は そ れ ぞ れ 使 命 を 帯 び て
の平和旬間が始まりました。 ﹁ も う 基 地 は 要 ら な い ﹂ と い
と解放感が流れた。
生きている。息子を通じて学
を真摯に振り返ることが大切
う声です。
遠い生活が続いた。さらに
広島の原爆記念日から、長
黒崎教会信徒
んだことは障害を抱えて苦し
です。日本の司教団も﹁戦後
両親が最も恐れていた事態
崎の原爆記念日を挟んで、終
む多くの家族に、苦しみを希
年平和アピール﹂で﹁わた
が起こる。ひた隠しにして
昨年、米国のオバマ大統領
戦記念日までのこの 日間
したちは過去の植民地支配や
はプラハ宣言で核兵器のない
は、日本のカトリック信者に
武力による侵略という歴史的
世界の実現を訴えました。日
いう隔ての壁を取り壊し﹂
、
のです﹂と述べました。
とって、特に平和について学
事実を真摯に受け止め、反省
本に対する直接的謝罪ではな
日本カトリック司教協議会
真の和解へと私たちを導いて
神の前に勇気を持って自ら
び、平和のために祈り、行動
し、その歴史認識を共有する
いにしろ、人類史上初めて原
会長 池長 潤大司教
くれるのです。
の過ちを認め、赦しを請うこ
する期間となっています。
ことが求められています。そ
子爆弾を投下した自国の﹁道
今年も迎える平和旬間にお
とは自らを卑下することでは
のことが二度と同じ悲劇を繰
義的責任﹂に触れました。
いて、今一度、新たな決意の
なく、かえってキリストが求
ヨハネ・パウロ二世教皇は
り返さないことを誓うことに
単に核廃絶に向かおうとい
もとに平和を祈り、平和のた
める真の人間の姿に近づくこ
広島で﹁過去を振り返ること
なり、将来に対する責任を担
う 理 想 を 述 べ た の で は な く、
めに行動していきましょう。
となのです。この姿勢をもっ
は将来に対する責任をになう
うことにもなると確信するも
2010年平和旬間
て こ そ キ リ ス ト は、
﹁敵意と
宮原良治司教認可
発 行 所 福岡司教区本部
福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28
行
人
発
カトリック福岡司教区
編 集 人 森 山 信 三
TEL 092-522-4059
FAX 092-523-2152
振 替 口 座 01760-6-20729
カトリック福岡司教区
定価 一部 60 円
去る5月、長崎教区の高見
三明大司教は原爆によって廃
墟となった浦上の地から拾わ
れ た﹁ 被 爆 マ リ ア ﹂ を 携 え、
米国市民と国連関係者に核廃
絶を訴えました。恐ろしい原
爆の証言者としての﹁被爆マ
リア﹂は、数知れない原爆被
害者とすべての戦争被害者
の叫びを、焼けただれたその
姿をもって自らのうちに表わ
し、世界の人々に平和の大切
さを訴え続けています。
私たちは﹁将来に対する責
敵意という隔ての壁を取り壊す勇気を
あ な た は、 い の ち の 主、 キ リ ス ト の 母 マ
リ ア を、 死 後 の 滅 び に ゆ だ ね る こ と な く、
きょう天の栄光に上げられました。
16
19
10
守谷英二
15
10
20
10
10
10
ますよう、健康を願い、神の
照らしとお導き、恵みと祝福
をお祈りいただければ幸いで
す。何卒よろしくお願い申し
上げます。
これからも宮原司教様の
下、ともに﹁主の御国がきま
すように﹂歩みましょう。
19
福岡教区 司教総代理
川上惣一神父
福岡教区
顧問一同
⋮*⋮*⋮*⋮*⋮*⋮*⋮
8 月 4 日︵ 水 ︶ 時 よ り、
カテドラル大名町教会で宮原
良治司教様の霊名と、司教叙
階 周年の祝いを込めて感謝
ミサを捧げます。どうぞ、ご
参加ください。
11
8月の意向
22
こか慣れきった安心感の中で
間、教区長不在の空位﹁牧者
立って宣教司牧に携わってく
今 日 を 迎 え て お り ま す。 マ
のいない有様﹂の悲哀を味わ
ださっています。
(
いました。そんな私たちの教
教区としては、一つの節目
タイ福音書 章1∼
)
区に2008年3月 日教皇
ではございますが司教様の意
ところで、この私たちの牧
ベネディクト 世は、大分教
向も踏まえ、一同に会して何
者、福岡教区教区長でござい
区の教区長でございましたド
か行事として行うことはいた
福岡教区の皆様
ますドミニコ宮原良治司教様
ミニコ宮原良治司教様を教区
しませんが、司祭団としては
は、この 月1日に司教叙階
長として任命され、同年5月
8月4日 水
暑中お見舞い申し
周年をお迎えになります。
( 曜日 に
) カテド
日に着座され、早2年余り
上げます。
2000年5月 日に前教
ラル大名町教会において行わ
が過ぎております。
子どもたちも夏
皇ヨハネ・パウロⅡ世によっ
れます司教様の霊名のお祝い
現在も大分教区の皆様には
休みを迎え、元気
て、 大 分 教 区 教 区 長 に 任 命
ミサを司教様とともに感謝の
ご苦労をおかけしており、申
にお過ごしのこと
され、同年 月1日に司教に
うちにお捧げし、あわせてお
し訳ない気持ちでいっぱいで
と存じます。
叙階されました。それから
祝いいたします。
すが、私たちは牧者の下、お
2006年6月
年、大分教区、そして福岡教
教区民の皆様も共にお祈り
導きをいただいています。
2日に前教区長で
区 に て 使 徒 の 後 継 者 と し て、 いただければ幸いです。また
ぶどう園で働くよう何度も
ございましたヨセ
教区民の父としてその重責の
それだけでなく、小教区単位
働きかけ、日ごとの糧を得る
フ松永久次郎司教
中で、私たちをお導きくださ
やご家庭で、個人としても司
様 が 急 逝 さ れ て、 ことができるよう計らう﹁気
り、
﹁主の御国がきますよう
教様への感謝と共に、これか
前の良い主人﹂によって、ど
私たちは約2年の
に﹂のモットーの元、先頭に
らよりよく司教職を遂行され
10
60
18
10
こ う し て 聖 母 マ リ ア は、 教 会 の 初 穂 と し
て 神 の 国 の 完 成 に あ ず か り、 旅 す る 民 の 希
望、信じる者の慰めとなりました。
福岡教区教区長 ドミニコ宮原良治司教様
司教叙階 10 周年に際してのお願い
15
梅雨の合間の雨上がり、山
歩きをするためとある山に向
かった。雨に濡れた木々や木
の葉、草花がとりわけ美しい。
汗だくになりながら、ふと見
ると何かが動いた。蛙である。
しかも体長 センチはあろう
かという大きな蛙。ところが、
つかまえた途端動かなくな
る。死んでしまったかと思い、
仰向けに寝かせる。死んだよ
うに動かない。突付いても動
かない。またもとに戻して足
で立たせる。動かない。だん
だんこちらが不安になる。一
体どうしたのだろう。諦めて
立ち去ろうとした瞬間、彼
︵彼
女?︶は、猛然と草むらに消
えて行った。そのとき思った。
自分は蛙と遊んでいると思っ
ていたが、本当は蛙に遊ばれ
ていたのではないかと▲星野
富弘さんの詩にこのようなも
の が あ る。﹁ 毎 日 見 て い た 空
が変わった 涙を流し友が
祈ってくれたあの頃 恐る恐
る開いたマタイの福音書 あ
の時から空が変わった 空が
私を見つめるようになった﹂
▲回心﹁メタノイア﹂
とは、﹁心
を変える﹂すなわち視点を変
えることだと言われる。視点
を変えたところで置かれた厳
しい状況や苦しい境遇そのも
の が 好 転 す る わ け で は な い。
星 野 さ ん が、﹁ 空 が 私 を 見 つ
めるようになった﹂と言った
とき、彼の手足が動くように
なったわけではない。しかし、
自らに起こった不幸な出来事
を受け入れ、肯定し、そこか
ら新しい生き方が始まったの
ではないか▲私たちの日々の
生活で、ちょっと視点を変え
るだけで、視野が大きく広が
ることがある。小さなことに
思い煩うことなく、キリスト
の視点でものごとを眺めるこ
とのできる信仰を願う。 M
10
第634号
カトリック福岡教区報
2010年8月1日発行
(1)
****************************************************
イエスの口から出たこと
ば 、 神 の 心 か ら 出 た こ と ば。
一冊の聖書を開くとき、その
こ と ば を 聞 く こ と が で き る。
司教を訪問した 4 人と大分修道院のシスター
Sr.
Sr.
とそこにも驚くほど鮮明に主
げ続ける神。この凄まじくも
れば勿論、たとえ意味不明で
なる。
新修道会﹁愛の十字架修道会﹂を教区に招聘
のみ手が見える。何と優しく
素晴らしい事実 この信仰
あっても、ありがたさに変わ
同修道会は、すでに大分教
―
細やかに、ゆく道を整えてく
りはない。尊い、愛する方に、 の神秘をどれ程に受けとめて
7月5日、宮原良治司教の
ベトナムから来福し、福岡教
区 と 横 浜 教 区 に も 招 聘 さ れ、
ださったことか! 主は確か
今も触れることができるのだ
いるのかと、まずは自分に問
要請を受けた4人の修道女が
区 に 新 し い 女 子 修 道 会﹁ 愛
福音宣教と奉仕活動に励んで
に﹁ 世 の 終 わ り ま で、 い つ
か ら。 巻 物 を 食 べ て﹁ そ れ
わねばならぬ。
の十字架修道会﹂
︵院長=
いる。院長の リュウは﹁私
も共にいる﹂︵マタイ ・ ︶
は蜜のように口に甘かった﹂
とはいえ、宣教、特に家族
︶が誕生し
たちの修道会は、ベトナムで
Catarina
Lieu
方であった。
への宣教は至難。ひるんでい
た。この数年来、教区内から
エゼキエル3・3 と言うエ
教会奉仕・社会福祉・教育な
(
)
みことばは、こうして私の
るうちに両親共に旅立ってし
撤退する修道会が相次ぎ、寂
ゼキエルの感動は、皆に約束
どの事業に取組みながら、﹃キ
宣教に先立ち、私の人生に働
まった。が、どちらの臨終に
しさを感じていた教区民には
されたもの。
リストの救いのみ業﹄に預か
き、少しの疑念も挟めない程
も立ち会え、密かに願ってい
喜ばしいニュースである。
閉じられた聖櫃の中に聖体
るように働いています。福岡
に、その見事な力を、眼前に
た授洗は適った。正に、﹁願っ
4人の修道女は、当分の間、 教区でも宮原司教様のご意向
となって静かに息づくいのち
展開して示された。 だから、
たことは必ず聞き入れられ
吉塚教会に隣接する三位一体
の主は、閉じられた聖書の中
に従って歩みながら、聖なる
る﹂ 参マタイ ・
の修道院跡を拠点にし、福岡
で文字となってひそかに息づ
、 体験の証しが私の宣教になっ
十字架の神秘を生きていこう
(
た。
﹁与えられた神の恵みが
市内の老司と大濠の修道院に
いておられる。そのみことば
マルコ ・
、
﹁求め
と思います。福岡教区のみな
)
無 駄 に ﹂ な ら ぬ よ う、 見 て、
分散して日本語と、日本での
の不思議な静まりは、私たち
なさい、そうすれば与えられ
さまよろしくお願いします﹂
習慣や作法を研修することに
を待つ神の愛、信頼、希望そ
る﹂︵ルカ ・9︶のである。 聞いて、確認したみことばを
と語った。
語っていきたい。
のもの。この世界にかくも慎
2年前の母との死別、それ
親の相手するひまは無い夏休み
ちょっと
ましくご自身を残して、世紀
は突然の発病に続く4ヶ月の カノッサ修道女会
坂牧春妙
一息
大田暁子
再放送はない人生は一度きり
をこえ年月をこえて思いを告
闘病の末のことで、振り返る 深堀正平
10
52 20
29
34
Sr.
28
20
ミサ
デ
木 下 株 式 会 社
カトリック福岡黙想の家
互助会制度もご利用できます。
ご用命 お問い合せは
カ ト リ ッ ク の ご 葬 儀
スイートタイプ(赤)(白)
日時:12月11日(土)17時∼12日(日)15時(指導:来住英俊神父)
内容:教会の秘蹟(特に病者の塗油)自死の問題
費用:①全日程(宿泊)1万円/②全日程(宿泊なし)6千円
③11日のみ(夕食付き)4千円/④12日のみ(昼食付き)
〒810-0016
福岡市中央区平和3丁目1-5
T E L 092−526−5656
〒815-0082 福岡市南区大楠2丁目4番8号
カトリック御受難修道会・宗像修道院
811-4155 福岡県宗像市名残1056 Tel 0940-32-3222・Fax 0940-32-3385
インターネットで検索
福岡黙想の家
検索
⇒
「それは蜜のように口に甘かった」
( エゼキエル3・3)
ヴィノ
◆参加者を募集中
2009 年 ( 平成 21 年)度 福岡教区本部 資金収支計算書
そのことばによって神と会
え、あのイエスと向き合うこ
とができる。何とありがたい
ことか。聞いたことばが分か
46
11
(2)
第634号
カトリック福岡教区報
2010年8月1日発行
神の前で生と死を考える集い
12
各地の小教区からうれしい、楽しい報告
福岡市早良区四箇1丁目15番28号
☎(092)811−7265
福岡プライマリケア株式会社 代表 : エリザベト熊谷
ヨゼフ 森山新太郎
春日市上白水 5-11-102 092-517-6313
・一般住宅(新築・改築工事)
・鉄骨工事 ・RC工事
建築の事なら何でもお気軽にご相談ください
総合建築業
福岡プライマリケア訪問看護ステーション
森山工務店
有限
会社
自宅で療養されている方、在宅で看取りたい
方 、 精神障害の方など 、 病気について、介護
方法について専門的指導や援助が必要な方は
ご相談ください 。
費用は医療 、 介護保険でのご利用になります。
60
13
今年もFY C C 8 を 開 催 し ま す !
Mail:oideyo_fycc@yahoo.co.jp
30
60
西新教会の宝物
†††††††††††††
どもも多いのですが、少し意
祝賀会の終わりにガッザル
大 名 町 教 会 で は、
﹁共同体
き
も
あ
り
ま
す
。
た
だ
子
ど
も
が
ガッザルディ神父のダイヤモンド祝
識が違ってきているように思
デ ィ 神 父 の 挨 拶 が あ り、
﹁こ
を考える集い﹂を毎月1回ミ
多いわけではありません。教
います。子どもの中には﹁教
うしてたくさんの方に祝って
サ後に開催している。主任の
6月 日、伊万里教
会
学
校
に
集
ま
っ
て
く
る
子
ど
も
会に少し来ないと胸のあたり
いただけることを神に感謝し
櫻井尚明神父の発案で昨春か
会 に て、 主 任 司 祭 C.
た ち が 多 い の で す。 名 簿 上
ます。宮原司教様から﹃あと
ら始まった。ここ数年、大名
ガッザルディ神父の叙
は も っ と 多 い の で し ょ う が、 がもやもやする﹂と言う子ど
も。
﹁教会に来ると笑顔にな
年はだいじょうぶ。よろし
町教会では、教会行事やミサ
階 周年︵ダイヤモン
%以上の子どもたちが参加
れる﹂と言う言葉が聞かれ堅
くおねがいします﹄と言われ
への参列者が減少、信徒組織
ド祝︶の記念ミサ・祝
☆旧約聖書
し
て
く
れ
て
い
ま
す
。
も
ち
ろ
ん
信が終わっても教会学校にく
ま し た。 こ れ か ら も み な さ
の組織力や活動の低下、教会
賀会が行われた。
図解雑学
学校の行事や、スポーツなど
る子どもが増えてきたので
ん の 力 に な っ て 働 け る よ う、 維持のための活動への参加者
ミサは、イタリア本
雨宮 慧 著
で
来
ら
れ
な
い
子
ど
も
も
い
ま
す
す。この意識の向上は、歴代
祈ってください﹂と謝辞を述
の減少などが話題となり、教
国から訪れたミラノ外
が。私自身、教会学校に携わっ
の神父様や、信者の皆さんの
べ、祝賀会を終えた。
会委員会でも信徒組織の改組
国宣教会本部代表のザ
て
年
く
ら
い
に
な
り
ま
す
が
、
理解、リーダーが子どもたち
を検討していた。
ンベルレッティ神父を
以前は、初聖体が終わったら
大名町教会の取組み
のために心を砕いて来られた
櫻井神父はあくまでも教会
はじめ、ミラノ会日本
来なくなる子どもがほとんど
管区長など6人の司祭
﹁共同体を考える集い﹂ 共同体の一人ひとりの信徒が でした。堅信までお休みして 結果だと思います。
基礎は初聖体組でしっかり
共同体の状況を認識し、自ら
の共同司式で行われ
旧約聖書は宇宙のはじま
又
そ
の
時
に
来
る
と
い
っ
た
状
態
培 わ れ、 そ の 後 の ク ラ ス も
を紹介した。
対応するものでなければ、た
た。佐賀県内の各教会
り・人類の誕生から、メソポ
でした。そして堅信が終わる
リーダーや司牧実習に来られ
ミサ後に行われた祝賀会は
とえ教会委員会主導で組織改
からお祝いに駆けつけ
タミア・エジプト・バビロン・
と
卒
業
だ
!
と
思
わ
れ
て
い
る
親
ている神学生と共に、遊びに
隣の伊万里カトリック幼稚園
革をしても、それが実効性の
た信徒も含め約180
ペ ル シ ャ・ ア ッ シ リ ア・ マ
も多かったと思います。今も
勉強に頑張っています。
に会場を移し、冒頭に伊万里
ある変化につながらないとい
人が参加。
ケドニアなどの古代帝国の興
堅
信
が
終
わ
る
と
来
な
く
な
る
子
††††††††††††
教会の教会学校の子どもと信
う考えだった。
ミサの中で説教を担
亡、それに翻弄されるユダヤ
徒有志による劇を披露。劇の
そこで提案されたのが﹁信
当した櫻井尚明神父
人と他民族の抗争、離散の歴
地区信徒協
題材は新約聖書の﹁放蕩息子
徒が共同体を考える場を設け ﹁私が望む教会と社会との関り﹂ 宣教社会部
︵ 大 名 町 教 会 ︶ は、 出
史を伝える巨編で、
ユダヤ教・
のたとえ﹂で、劇の結びでは
たい﹂という企画。
身の佐賀教会にいた頃
キリスト教・イスラム教とい
改心した放蕩息子を優しく迎
昨年の年間テーマは﹁教会
ガッザルディ神父に導
う一神教共通の聖典になって
講演会で松浦司教はフラン
えた父親をガッザルディ神父
共同体﹂、2年目の今年のテー
かれて司祭への道を歩
います。言わば文字で残され
クル︵夜と霧︶や良寛、そし
になぞらえ、これからも神父
マは﹁ミサ﹂である。
んだことや、佐賀地区
た 人 類 が 共 有 す る 遺 産 で す。
て﹁カトリック教会のカテキ
様に寄り添って神様とともに
集いの会場は1階講堂、椅
においてのガッザル
ノアの箱船、バベルの塔、ソ
ズム﹂などの魂に訴えるメッ
歩んでいく決意が語られた。
子だけで二重、三重の同心円
ディ神父の多大な功績
ロモンの栄華、神殿などをリ
セージを紹介しつつ、又その
に座る信徒の真中で、主任司
アルに復元し、再構成した図
メッセージを紐解きながら話
祭がテーマについて 分ほど
解と遺跡の写真・名画で紹介
父︽神様のおはなしを︾
しを展開した。
講話し、信徒が小グループに
します。
私の大好きな歌です。この
司教は﹁社会には希望を持
最近教会に全く
分かれてテーマに沿った分か
ナツメ社 発行
歌の通り、神さまの存在、神
つ事がいっぱいある﹂と説明
行っていないので
ち合いをする。分かち合いの
税込定価 1575円
様のもとに集える喜び、感謝
しつつ、教会︵信徒︶は苦し
神様や人との関わ
内容は共同体の重要な財産に
◇
◇
◇
をまだ知らない中高生に伝え
みの現実に関わり、社会的問
りの大切さをあら
☆はじめてよむ
た く て ウ ズ ウ ズ し て い ま す。 するために、小グループの一
題を共有してほしいと強調
ためて知りまし
人が記録を担当している。
神様の道具となり働きたいと
し、問題が無くならない社会
7月4日︵日︶午後2時よ
こどものせいしょ
た。 こ れ か ら ち ゃ
毎 回 の 参 加 者 は 人 程 度、 りカテドラル大名町教会にて
常々思っていますが、FYC
ではあっても﹁神はけっして
ロイス・ロック 文
んと教会にも行こ
顔ぶれもほぼ同じ。期待した
Cは身をもってそれを実感で
福岡地区信徒使徒職協議会・ 無関心ではない﹂と諭すよう
A・アイリッフェ 絵
と て も 楽 し か っ た! 楽 し
うと思いました。また来年も
ほどには﹁新しい顔﹂の参加
きる機会なのです。
に話した。又、
ガンジーの﹁非
宣教社会部主催による講演会
問川みゆき 訳
かったし、教会についてもの
会おうね。
がなかったのだが、実りも見
わたしたちスタッフも体験
暴力の思想﹂が如何に国家に
が開かれた。テーマは﹁私が
鈴木信一 監修
中学生
すごく考えることができた。
してきた道だから、中高生が、 られてきた。今年の信徒総会
望む教会と社会との関わり﹂
、 とっては脅威であるかとの話
これからも教会を大切にして
の参加者が例年の倍に増加し
今この時しか体験できないも
しには参加者は驚きを持って
講師に松浦悟郎司教︵大阪教
今年で8回目を迎えようと
いきたい。FYCCのスタッ
たことだ。共同体への関心の
のを準備してあげたい。教会
区 補 佐 司 教 ︶ を 招 き 行 わ れ、 聞き入った。終わりに﹁神の
し
て
い
ま
す
。
私
が
福
岡
に
来
て
フ、神学生たち、そしてみー
高まりの反映といえないだろ
離れする前に神様から愛され
国︵正義︶の実現﹂は﹁和解﹂
北九州・熊本からの参加も含
青年活動に没頭するきっかけ
んな、ありがとう!最高の思
て い る こ と を 知 っ て ほ し い。 うか。
と﹁許し﹂の中にあると語り、
めて170人ほどの信徒で会
になったのがFYCCでし
い出ができました。 高校生
スタッフそれぞれの思いがた
教会は﹁和解を生み出すため
場は埋め尽くされた。
た。この集まりは、青年だけ
若者たちのエネルギー、一
くさん込められているFYC
に働くこと﹂が大切であると
今回の講演会は、昨年組織
子 ど も の た め の 聖 書 物 語、
でなく神父様、シスター、信
人ひとり違う存在と繋がって
日曜日のミサの時、たまに
C。今年の夏も日本カトリッ
参加者に促した。
の見直しがなされて発足した
旧・新約聖書の中からそれぞ
徒の皆様との関わりの中で作
いくことの素晴らしさ。エネ
自分の目を疑う時がありま
ク神学院で中高生みなさんの
講演会の終了後、参加者か
宣教社会部の活動の基本的な
れ の物語を厳選。その一つ
り上げ、無事終えることがで
ルギー、希望、可能性、創造
す。祭壇の周りに輝いている
参加をお待ちしています。
らは﹁とても分かりやすい話
考えを踏まえて企画立案され
ひとつが ページにまとめら
きたときの喜びは思い出すた
性、若者たちからたくさんい
天 使 た ち の 姿 を 見 る の で す。 たものであり、テーマの﹁私
神父様、信徒皆様の霊的ご
だった﹂という声が多く聞か
れている。手にフィットする
び胸が熱くなります。
ただきました。こんな素晴ら
私 た ち の 西 新 教 会 は、 子 ど
支援もよろしくお願いいたし
れ、教会と社会とのあり方を
が望む教会と社会との関わ
綿入れ表紙を採用。
﹃神様のおはなしをみんな
しい時を共に過ごせたことに
もがたくさんいます。侍者も
ます。神に感謝!
考える場として示唆に富んだ
り﹂は今後シリーズとして採
サンパウロ 発行
に届けよう、この大きな喜び
感謝しています。
修道者
多いときには 人位になると
FYCC8代表 富上幸恵
講演会であった。
用される予定である。
税込定価 2100円
を伝えてあげよう♪﹄川原神
日時:9月18日∼20日
場所:神学院
参加費:4500円
(兄弟割引あり)
対象:福岡県内中高生
問合せ:十時伸治神父
主催:福岡地区青年会
第634号
カトリック福岡教区報
2010年8月1日発行
(3)
10
15
60
10
12
カトリック福岡教区報
2010年8月1日発行
司祭召命の育成!
案 内 板 会合と催し
会合と催し
8月のこよみ
福岡黙想の家ご案内 8・9月
1日(日) 年間第18主日/久留米教会堅信式
4日(水) 聖ヨハネ・マリア・ビアンネ
宮原司教霊名の祝と司教叙階10周年記念ミサ
5日(木) †ペトロ平田三郎司教〔2007年第4代教区長〕
久留米聖マリア病院・竣工式/広島・平和祈願ミサ
6日(金) 主のご変容/初金ミサ聖祭(浄水通教会10時)
日本カトリック平和旬間(∼15日)
7日(土) †E.ラベル〔2004年サン・スルピス大神学院〕
8日(日) 年間第18主日/人吉教会堅信式
福岡地区・北九州地区平和を祈る集い
9日(月) 長崎原爆記念日(平和祈願祭18時半平和公園集合)
11日(水) 聖クララおとめ
12日(木) †A.ブルトン司教〔1954年第2代教区長〕
13日(金) 和田墓地納骨式ミサ 14時
14日(土) 聖マキシミリアノ・マリア・コルベ司祭殉教者
15日(日) 聖母被昇天/和田墓地ミサ聖祭 14時
18日(水) †ミカエル堤要吉〔2002年 浄水通教会〕
20日(金) †L.デシャンブ〔2001年黒崎教会〕
†D.グリフィン〔2001年玉名教会〕
21日(土) 佐賀地区青年黙想会(トラピスト修道院∼22日)
22日(日) 年間第21主日
23日(月) 神学生交流会(新田原)
27日(金) 聖モニカ
福岡地区婦人会感謝ミサ(カテドラル10時から)
28日(土) 聖アウグスチヌス司教/プレ・セミの集い
29日(日) 年間第22主日
30日(月) †J.ガイヤール〔2007年水巻教会〕 *ゴチックは、司教日程
*司祭の命日は2000年以降からお載せしています。
2日(月)∼9日(月) ショファイユの幼きイエズス会黙想会①
10日(火)∼ 17日(火) ショファイユの幼きイエズス会黙想会②
18日(水)∼ 24日(水) サレジオ会黙想会
28日(土) 福岡チェナクルム
29日(日)∼9月3日(金) オブレート会黙想会
9月
6日(月)∼ 13日(月) 奉献生活者のための黙想会
18日(土) 福岡チェナクルム
18日(土)∼ 24日(金) キリスト者のための内観黙想
20日(月)∼ 25日(土) 日本カトリック神学院 福岡キャンパス黙想会
25日(土)∼ 26日(日) 山口・島根地区信者養成研修会
〒811-4155 福岡県宗像市名残1056
☎0940・32・3222 渥0940・32・3385 Email: fmokuso@mvi.biglobe.ne.jp インターネットで検索
福岡黙想の家 検索
⇒
真命山諸宗教対話・霊性交流センター
23
10
25
18
2010 年北九州地区聖書講座
11
メインテーマ:いただきます∼神のことばを食べる
日 時:9月 12 日(日) 14:00 ∼ 16:30
場 所:カトリック小倉教会
講 師:寺浜亮司 神父(カトリック直方・田川教会)
主 催:北九地区信徒協 聖書部会
21
10
30
【日時】9月 19 日(日) 13 時半∼ 16 時半 【内容・講師】マリアさまとミサ 川添 猛 神父
【会場】カトリック手取教会
【受講料】各回1000円(通年5000円)
【問合せ先】☎ 096-352-3030(手取教会 岸)
臨床パストラルケア一日研修
21
19
18
11
14
13
青年男子対象黙想会
テーマ:「主の呼びかけに
耳を傾けよう」
日 時:9月4日 ( 土)15 時∼
5日 ( 日)15 時
対象者:
召命を考えている青年男子
場 所:日本カトリック神学院 福岡キャンパス
参加費:1000円
締切り:8月 22 日 ( 日)
問合せ先:浦川神父(久留米教会)
15
10
16
27
10
13
編集後記
各地の集中豪雨で大きな被
害 を も た ら し た か と 思 え ば、
今度は梅雨明け、一転して連
日の猛暑。この猛暑は日本だ
けではなく世界的なものだそ
うです。やはり気になります。
この厳しい夏を元気に乗り越
え ま し ょ う。 さ て、 8 月 は、
各地で平和について考え、祈
る集会があります。福岡は長
崎や広島のように被爆地では
ありませんが、私たちの身近
なところから平和について考
えてみましょう。また、9月
号は休刊ですが、夏の間の出
来事をお待ちしています。
10
30
◆
北 九 州
12
福岡教区広報室アドレス
E-mail:cdf-kouhou@nifty.com
テーマ:「イエズス様と
ぼくたちのすごろく」
対象者:小学3年生∼中学3年生
日 時:8月 24 日 ( 火)15 時∼
26 日 ( 木)15 時
場 所:新田原教会・信徒会館
参加費:1500円
締切り:8月 15 日
援夜回り=第一金曜日 時●
路上からアパートに入居した
方を訪問=第三土曜日 時
︹問合せ先︺☎092 4
・31・
1419 M・コース神父
30
【日 時】8月 28 日 ( 土)10 時∼ 17 時
【内 容】患者さん訪問(スピリチュアルケアの場)
【場 所】サンパウロ福岡宣教センター
【講 師】中島保壽・加藤理人(臨床パストラルカウン
セラー)
【対 象】臨床パストラルケアに関心をお持ちの方
【研修費】一般 5000 円/会員 4500 円/学生 2500 円
【主 催】NPO 法人臨床パストラルケア教育センター
【問合せ先】☎ 096・352・7181 加藤理人
☎ 092・861・4802 海江田紀子
夏季召命学校
■小倉祈りの集い
︹日時︺8月 日︵金︶ 時半
から 時︹場所︺カトリック
小倉教会信徒会館2階︹指導︺
■虹の会
ガブリエル神父︵御受難修道
︹日時︺9月 日︵土︶ 時
会︶
︹内容︺
﹃みことばを味わ
分から︹場所︺カトリック大
う﹄賛美と感謝の祈り︹連絡
名町教会3階︹内容︺子ども
先︺☎090・3985・5
を亡くした悲嘆の分かち合い
209松田裕子
︹参加費︺600円
︹問合せ先︺
■
北
九
州
召
命
を
共
に
祈
る
会
☎090・1162・639 ︹日時︺9月 日︵木︶ 時か
月2日︵土︶ 時から 時
5 柴田須磨子
半毎週土曜日の全5回︹場所︺
ら
︹
場
所
︺
カ
ト
リ
ッ
ク
水
巻
教
■在世フランシスコ会集会
カトリック手取教会︹参加費︺
会︹内容︺ミサ・ミーティン
︹日時︺9月 日︵日︶ 時か
カップルで一万円︹問合せ先︺
グ
︹
指
導
︺
井
手
公
平
神
父
︵
門
司
ら︹場所︺高宮フランシスコ
☎096・352・3030
教会主任︶
︹問合せ先︺☎0
会修道院在世会集会所︹指導︺
渥096・352・1515
9
3
・
9
6
3
・
2
3
5
9
江
口
戸村悦夫神父︹問合せ先︺☎
■熊本地区召命を共に祈る会
◆
佐
賀
092・843・5831岩
︹
日時︺9月 日
︵木︶ 時
︹場
崎・8月休会
所︺カトリック健軍教会︹内
■佐賀祈りの集い
■グレゴリオ聖歌を歌う会
容︺ロザリオと話し合い︹問
︹日時︺8月7日︵土︶ 時半
︹日時︺9月 日 火︶ 時
︹場
合せ先︺健軍教会☎096 ・
∼ 時︹場所︺佐賀カトリッ
(
所︺聖クララ寮︵福岡市南区︶
368・2825青木悟神父
ク
会
館
︹
内
容
︺
ミ
サ
と祈り︹次
︹問合せ先︺☎096・380・ 回︺9月4日 土︶
︹問合せ先︺ ■カトリック看護協会福岡支
(
5686堺敬子
部の集まり
☎0952・30・8347
■美野島司牧センター
︹ 日 時 ︺ 9 月 日 日( ︶
吉武
あなたの勇気が路上の命を支
時 分︹ 場 所 ︺ 久 留 米 聖 マ
◆
熊
本
えます!●ホームレスの方に
リ ア 病 院︹ 問 合 せ 先 ︺ ☎
手作りのお昼ごはん=毎週火
096・352・7181
■
熊
本
結
婚
準
備
講
座
曜日 時 分●ホームレス支 ︹ 日 時 ︺ 9 月 4 日︵ 土 ︶ か ら
竹内
10
熊本地区 第5回 神学講座開講のお知らせ
13
20
福岡発着 珠玉のフランス 8 日間巡礼
ルルドとモンサンミッシェルを訪れるフランス巡礼
16
12
11
Sr
14
◆旅行期間:2010年10月15日(金)∼22日(金)
◆旅行代金:348,000円/空港税・燃料税等別
(2名様1室/朝食6・昼食5・夕食6含む)
19 ◆最少催行人数:15名様
◆企画・随行:カトリック歴史研究家 パウロ山本富夫氏
(長崎大司教区所属:要理教師一級)
21 ◆お問合せ先:JTB九州福岡支店 担当:堀田/泥谷
☎092-731-0685
痛みの相談室
受付時間
いくま整骨院
〒830-1224 三井郡大刀洗町鵜木67−3
T E L 0942−77−3199
代表者 ペトロ 平 田 清
◆
福
岡
2010 年福岡地区聖書講座
テーマ:聖書とわたし ∼生活の中でみことばを活かす
日 時:2010 年9月 12 日(日) 14:00 ∼ 16:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:嘉松宏樹神父(長崎教区司祭)
参加費:500 円 旧新約聖書をご持参下さい。
主 催:福岡地区信徒使徒職協議会 聖書典礼部会
9月のこよみ
2日(木) 常任司教委員会
3日(金) 初金ミサ聖祭(浄水通教会10時)
5日(日) 年間第23主日
6日(月) 佐賀地区司祭集会
7日(火) †フランシスコ X 牧山重光〔2005年門司港教会〕
8日(水) 聖マリアの誕生
10日(金) 日本205福者殉教者/†J.バーク〔2000年崎津教会〕
12日(日) 年間第24主日/†A.セトアイン〔2003年泰星学園〕
13日(月) 北九州地区司祭集会 14日(火) 十字架称賛/司祭評議会
15日(水) 悲しみの聖母
18日(土) FYCC8(神学院福岡キャンパス ∼20日)
19日(日) 年間第25主日
20日(月) 聖アンデレ金と同志殉教者 敬老の日
21日(火) 聖マタイ使徒福音記者
23日(木) †J.バイヨ〔2004年光丘教会〕 秋分の日
24日(金) 福岡教区カトリック学校長・理事長会合
26日(日) 年間第26主日/世界難民移住移動者の日
27日(月) 朝祷会・奨励
28日(火) 聖トマス西と15殉教者
29日(水) 聖ミカエル・聖ガブリエル・聖ラファエル大天使
10月
1日(金) 幼きイエスの聖テレジア
2日(土) 守護の天使
3日(日) 年間第27主日/水巻教会堅信式
4日(月) アシジの聖フランシスコ
7日(木) ロザリオの聖母/†J.ノーリス〔2007年八代教会〕
9日(土) †K.オマホニ〔2003年荒尾教会〕
10日(日) 年間第28主日/†E.ハトリック〔2007年笹丘教会
■紫苑 com.
心のセミナー
◇
﹁やさしいクッキング教室﹂
︹日時︺9月 日 土(︶ 時
︹場
所︺黙想の家カトリック案内
所☎0940・38・891
5︹定員︺ 人︹対象︺心にハ
ンディーのある方、一人暮ら
しの方︹指導者︺貞弘龍子先
生︵むなかた市民ネットワー
ク家庭料理教室︶
・鈴木忠一
神父
︵御受難修道会︶
︹参加費︺
500円︵食料費など︶
︹持参
品︺エプロン・バンダナ・小
さいタッパー︹申込締切︺9
月 日
︹連絡先︺☎0940・
33/2731吉永昌子
■福岡結婚準備講座
︹日時︺9月4日︵土︶から
月2日︵土︶ 時半から 時
迄の全5回︹場所︺カトリッ
ク大名町教会︹参加費︺カッ
プルで一万円︹問合せ先︺☎
092・741・3687
※祈りの集い
年間テーマ:教父に祈りを学ぶ
・日 時:9月9日
(木)10時∼ 14時半
・内 容:聖エフライム
・指導者:Sr. マリア デ・ジョルジ
指 導:フランコ・ソットコルノラ神父
(真命山院長)
ダニエレ サルツィ・サルトリ神父
*8月はお休みです。
問合せ先:真命山諸宗教対話・霊性交流センター ☎0968・85・3100 渥0968・85・3186 ・玉名郡和水町蜻浦
1391-7・E-mail shinmeizan@chive.ocn.ne.jp
(4)
第634号
平日: 9:30 ∼ 12:00
14:30 ∼ 20:00
土曜: 9:30 ∼ 15:00
休診:日曜・祝祭日
福岡市西区姪浜駅南1-7-12- 2F
℡ 092-884-0134
ペトロ 生熊公吉
11
8月4日︵水︶、
カテドラル大名町
教会で宮原司教の
霊名と司教叙階
周年を祝う感謝ミ
サが開かれた。
平日にもかか
教皇様の意向のために祈りましょう
︻一般︼カトリック大学
︻宣教︼世界宣教の日
10
︻日本の教会︼聖性への招きにこたえる
14
◇任命
*エキュメニズム担当=G・
ミシェル神父︵箱崎教会︶
◇辞令
*手取教会協力司祭=デンニ
ワユディ神父︵聖ザベリオ
宣教会︶
司祭人事
宮崎県の東国原英夫知
事から﹁カトリック福
岡教区様﹂宛に、口蹄
疫被害義援金へのお礼
状が届きました。
福岡教区事務所
宮崎県知事から礼状
の私たちの教区、教会は?﹂、 教会が拠り所となっていない
第4に﹁外国人にとって教会
と い う 例 を 挙 げ、
﹁外国人だ
は頼れるところか﹂とそれぞ
けでなく、日本人にとっても
れの立場から鋭い指摘がなさ
今の教会が信者の心の支えと
れ た。 特 に 2 番 目 の 発 題 者、 なり、悩む人を受け入れる場
目良豊氏︵大名町教会︶の﹁信
になっているか﹂という指摘
徒の献金が、教会の維持管理
は参加者の心に強く響いた。
のために使われ、現代社会に
﹁ 今 日、 F Y C C 8 が 青 年
疲れ、救いを求めている人の
の手で中高生のために開催さ
ために使われていないのでは
れている。ここに明日の教会
ないか、もしそうなら教会と
があるのではないか﹂という
は 私 た ち に と っ て 何 な の か ﹂ 参加者の声もあった。
という指摘、また4番目の岩
その後、分かち合い、テー
本光弘氏︵水巻教会︶の外国
マごとの分科会などが行なわ
籍のカトリック信者にとって
れた。
てはなりません。
学校が果たすべき役割は大き
見渡せば社会問題が山積
主が天から見られていて
いものと考えます。
しています。世界の中でこ
喜んで応援して下さりそう
ただ心をこめてお祈りする
れほど恵まれている日本で
な 温 か い 活 動 の 輪 を 広 げ、
だけでなく、これまで以上の
ありながら、問題を表に出
新しいテーマを探し、工夫
思いのこもった行動が求めら
せずに悩みを抱え込んでい
していく中で、悩み多い人
れていると思います。自分自
る個人や
たちへの役立ちをしていき
身はこれまで具体的な活動を
家族も相
たいと思います。主の思い
何 も し て い ま せ ん が、
﹁悪い
当数に上
を考えると、この世で私た
ことはしていないし、毎日お
ると思わ
ちの仕事は数多く残されて
祈りは欠かしていません﹂と
れます。
自 殺 者、 い う だ け で は 十 分 で は な く、 います。
現役の信者として、与え
それに加えて、この大きく変
虐待の数
られた一度の自分の人生
化している時代においてカト
は減少傾
に、もっと役立ちへの動き
リック信者や教会、その他団
向にあると
と成果を出していける活動
体の役割は、社会が抱える多
は聞かないし、周りの国々
をして行きたいと思ってい
くの問題に対して、新たな活
と比べて明らかに恵まれた
ます。
国に居ながら、不平、不満、 動が必要とされているのでは
ないかと思います。そして努
要求の声ばかりが聞こえて
福岡雙葉学園 理事長
力した結果が良い成果として
きます。そうした中で私た
飯塚教会信徒
見えてくるような活動でなく
ち信者や教会、カトリック
9 月 日、 教 区 信 徒 協 は、
﹁教会に明日はあるかパート
Ⅱ﹂と題してカテドラル大名
町教会におよそ100人を集
めて研修会を開催した。
冒頭﹁4つの視点から教会
を考える﹂ということで発題
が あ っ た。 第 1 の テ ー マ は
﹁若者にとって教会は頼れる
ところか﹂
、 第 2 は﹁ 小 教 区
で福音宣教のための予算はあ
るか﹂
、 第 3 に﹁ ナ イ ス 以 降
福岡教区信徒協が研修会
麻生 泰
どが語られた。
祭の生涯養成委員会など︶を
司教より、召命の家︵旧小
整理の必要ありとして、小委
神学校︶解体に伴い、小神学
員会にて、次回までに精査す
校を巣立った司祭あるいは関
ることになった。
9月 日、本年度第3回司
わ っ た 修 道 者、 信 徒 の た め、
次に、小教区の宣教司牧の
祭評議会が開催された。
何らかの形で感謝の集いをす
現状認識について各地区から
まず教区の役職、役務の現
るように要請があり、期日を
の報告があった。小教区にお
状の確認と今後のあり方につ
検討の上、秋に行なうことに
ける人の養成など、本質的な
いて討議された。とくに各種
なった。
ことが先送りになり、行事消
委員会について、担当司祭が
また、現教皇の意向による
化型の教会に偏りがちな小教
任命されているが、委員会と
今年の﹁待降節開始前晩の祈
区の現状に再考を促すような
して実際に機能しているもの
り ﹂ の 対 応 に つ い て、 ま た、
提案がなされた。
もあれば、単に名前だけで実
教会方の改正と追加につい
また、社会の福音化や滞日
体のないもの、あるいは現実
て、司祭人事についての報告、
外国人に対して消極的姿勢な
に機能しているのに委員会と
説明などが行われた。
ど、カトリック教会の内向き
して明記されていないもの
の体質を変えていく必要性な
︵ 司 祭 召 命、 司 祭 の 生 活、 司
20
10月の意向
14
75
教区司祭評議会 各種委員会を精査
11
宮原良治司教認可
発 行 所 福岡司教区本部
福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28
行
人
発
カトリック福岡司教区
編 集 人 森 山 信 三
TEL 092-522-4059
FAX 092-523-2152
振 替 口 座 01760-6-20729
カトリック福岡司教区
定価 一部 60 円
司祭の高齢化の中で急がれ
た課題であり、新築計画の実
﹁召命の家﹂
︵旧小神学校︶ 来夏﹁司祭の家﹂として誕生予定
現の見通しはできたが、建設
資金については改めて教区民
にも協力をお願いする予定で
祭の老後の家について現状の
ある。なお、旧小神学校の建
把握、場所の選定、部屋の間
物の解体に際し、これまで神
取り、構造、仕様などの検討
学生の育成にかかわったすべ
が 重 ね ら れ た︵ 計 回 ︶
。邦
ての方々への感謝を表わすた
人司祭集会においても報告
めに﹁感謝の祭儀﹂と﹁集い﹂
と検討が重ねられ、 歳以上
が予定されている。
の邦人司祭の希望や助言を聞
旧小神学校が果たしてきた
き、司教顧問会、司祭評議会
役割を顧みながら新しい時代
への報告を経て、この度、
﹁司
への着実な歩みを祈りたい。
祭 の 家 ﹂︵ 仮 称 ︶ の 新 築 決 定
となった。
建築の概要は、鉄骨造り3
階建、延べ床面積 930・25
生 活・ 司 祭 の 生 涯 養 成 ︶ ㎡︵281・4坪︶、司祭室6
を立ち上げた。
室、来客用司祭室2室、奉仕
その一つ﹁司祭の生活﹂ 者 室 2 室、 友 人 や 身 内 が 宿
小委員会で取り扱う検討課題
泊 可 能 な ゲ ス ト ル ー ム 2 室、
宮原司教は、福岡教区長に
と方向性は2008年 月号
チ ャ ペ ル、 応 接 室、 管 理 室、
着座した2008年に3つの
の福岡教区報に掲載され、司
作業室︵アトリエ︶などから
小委員会︵司祭召命・司祭の
なっている。
場所は、召命の家︵旧小神
学校︶を解体し、その跡地に
建てられる。工期日程は 月
に解体、 月着工、来年7月
には竣工の予定である。
40
わらず2人の助
祭、 人 の 司 祭、
350人ほどの信
徒や修道者が集っ
た。
司教は﹁教会は
交わり、一致のし
るし﹂、﹁司祭同士
の親しい交わりを
見る信徒の交わり
がある。
また、社会的交
わりは国境、宗教、
人種を超えた交わ
りがある。宮崎県への支援
など困窮する人々との交わ
り、これらの交わりが世の
光、地の塩となる。本もの
の教会になるために互いの
交わりを心を込めて祈りま
しょう﹂と話した。
電車や地下鉄、バスなどに乗
ると、以前はよくケータイの
着 信 音 が あ ち こ ち か ら 鳴 り、
会話が始まっていた。とても
迷 惑 に 思 っ て い た が、 幸 い
にも最近はほとんどなくなっ
た。そのかわりに多くの人々
がケイタイのディスプレイと
に ら め っ こ し て い て、 指 を
せわしなく動かしており、小
説や雑誌を読んでいる人が少
なくなったように思う▼ケイ
タイをもっている中学生の
1・2 割 が 1 日 3 時 間 メ ー ル
をしているという統計が発表
され、驚いた。メールが来た
ら、出来る限り即座に返信す
る。さもないと不審に思われ
たり、互いの関係に亀裂が入
るというのである。こうなる
とほとんどケータイ依存病と
いうことであろうか▼確かに
メールは便利である。相手の
都合に関係なく、こちらの意
志を伝えておくことが出来
る。事務的なことならそれで
よかろう。しかし、通常の会
話や、大切な用件などもすべ
てメールで済まされてしまう
なら、血の通った人間関係は
薄 れ て い く ば か り で は な く、
機械的な関わりとなるのでは
ないか。人は、相手の顔色を
見、声を聞き、表情や小さな
仕草の中に、その人の真実が
表れたりする。そう考えると、
電子だけでつながっている関
係には、相手の思いや感情を
推し量るということが出来な
くなるのではないかと危惧す
る ▼ み 言 葉 を 伝 え る 教 会 も、
まず私たち一人一人がキリス
トとの人格的出会いを深めて
いることが前提であろう。そ
のキリストとの交わりなしに
福音は伝えられない。﹁もし、
言葉に沈黙の背景がなけれ
ば、言葉は深さを失ってしま
うだろう。﹂
︵ ・ピカート︶
M
ドミニコ宮原良治司教
司教叙階 10 周年と霊名を祝う
10
第635号
カトリック福岡教区報
2010年10月1日発行
(1)
11
木 下 株 式 会 社
カトリック福岡黙想の家
互助会制度もご利用できます。
ご用命 お問い合せは
カ ト リ ッ ク の ご 葬 儀
スイートタイプ(赤)(白)
〒810-0016
福岡市中央区平和3丁目1-5
T E L 092−526−5656
〒815-0082 福岡市南区大楠2丁目4番8号
カトリック御受難修道会・宗像修道院
811-4155 福岡県宗像市名残1056 Tel 0940-32-3222・Fax 0940-32-3385
インターネットで検索
福岡黙想の家
検索
ミサ
デ
日時:12月11日(土)17時∼12日(日)15時(指導:来住英俊神父)
内容:教会の秘蹟(特に病者の塗油)自死の問題
費用:①全日程(宿泊)1万円/②全日程(宿泊なし)6千円
③11日のみ(夕食付き)4千円/④12日のみ(昼食付き)
Sr
Sr
13
32
教区各地で子どもが主役の平和の集い
40
29
久留米では、
被爆体験者の
話しを聴いた
記 事 に﹁ ア メ リ カ で、﹃ 広 島
た絵とお話を映像で観賞。村
トリック平和旬間﹄のはじま
最
後
に
広
島
教
区
﹁
平
和
の
使
徒
の声は届いていますか﹄と尋
中さんは最後に﹁自分のまわ
りに触れながら﹁広島に原子
推進本部﹂の 山本紀久代︵援
ね た 人 に、﹃ 日 本 政 府 に こ そ
りの困っている人に、優しく
爆弾がおとされた後、小倉に
助 修 道 会 ︶ の、
﹁私たちにで
見られた。
届けて﹄と法律の専門家に切
してあげることは、私にして
落とされるはずだった。広島
きること⋮﹂をテーマにした
福岡地区は各教会学校の平和授業を披露
子どもたちの発表は、各々
り替えされた﹂という記事を
くれること﹂とおっしゃる神
と 長 崎 の 間 に 小 倉 が 入 る。
﹂
お
話
し
が
あ
り
ま
し
た
。
の子どもたちに﹁平和って何
みて、広島・長崎といった被
様の願いを実行して、平和な
と、小倉の地で平和を求める
二日市 の教会学校の子ど
後半は、 山本のリードす
)
⋮﹂
﹁ 自 分 に 出 来 る 平 和 は ﹂ 世界を創る努力をしてくださ
爆 国 で あ る 日 本 国 民 と し て、 集い、祈りが行われることの
もたちが各々の思いで集ま
る歌からはじまり、子どもた
と考える良い機会となった。
私 た ち こ そ﹁ 核 は い ら な い ﹂ 意味深さを話し、小倉教会に
い、 と 訴 え る よ う に 語 っ た。 ちによる平和祈願ロウソクや
り発表した。
また、大名町教会信徒の村
と言うはっきりとした意思表
続いて第2部﹁平和祈願ミ
集まった500人以上の人た
教会で行った﹁平和って
折
り
鶴
、
寄
せ
書
き
な
ど
の
奉
納
中和子さん 歳が戦争、終戦
示をすることが望まれると考
サ﹂が外国籍信徒も交えて捧
ちと全小教区の司祭は、二度
何⋮?﹂のアンケート結果
のあと、地区 教会の子ども
と苦しい時代の体験を描い
えます、と言われたことが強
げられた。
と原爆の悲劇が起こらないよ
を発表した子ども達。フィ
た
ち
に
よ
る
平
和
の
た
め
の
共
同
く印象に残りました。
うに、子どもたちの奉献と共
リ ピ ン の﹁ ハ ウ ス・ オ ブ・
祈願が行われました。
小倉教会に集まって平和を多面から学習
集いの最後に、山元眞神父
同祈願に心を合わせ、平和へ
ジョイ﹂のことをDVDで
山
本
が
歌
の
後
に
、
8
月
2
﹃日本カ
の決意を新たにしました。
見て、自分達に出来る支援
日に中国新聞に書かれていた ︵小倉教会主任︶は、
足元から﹂でした。
を行い活動しているとこ
オ
ー
プ
ニ
ン
グ
前
に
ア
ウ
誇りに思いました。また、他
ろ。実際に子どもたちがタ
シュビッツを題材とした
熊本地区はサマーキャンプで平和理解
の人たちと共に過ごして、神
イに行って一週間タイの子
写
真
展
と
お
話
か
ら
始
ま
り
様に結ばれていることを感じ
ど も た ち と 共 に 遊 ん だ り、
はない﹂と悲しい気持ちにな
ました。
ました。
ホームスティで生活を共に
りました。特に、私より小さ
は
じ
め
に
中
村
彰
神
父
したりしながら交流を深め
な子どもたちまでが駆り出さ
︵戸畑教会主任司祭︶の
ている様子を写真で紹介した
れ、敵に銃を向けているとい
8月6日∼ 日の 日間を
挨
拶
、
平
和
の
灯
の
祭
壇
へ
子どもたちは、現在も空カン
うことは、とてもショックで
日本のカトリック教会は﹁日
の奉納などが行われ、子
を集めてお金にかえ支援を続
信
じたくない話でした。
本カトリック平和旬間﹂とし
ど
も
た
ち
に
よ
る
各
教
会
学
けている事。アーメンハレル
2日目、マザーテレサの﹁神
ている。福岡地区信徒協では
校の様々な〝私たちにで
ヤの歌を手話をまじえて歌い
の
家
の
宣
教
者
会
﹂
の
シ
ス
タ
ー
この間、特に平和の大切さを
き
る
こ
と
〟
の
取
り
組
み
の
8月 日︵日︶ 時からカ
会場の皆も一緒に手話を習っ
の話しを聞きました。マザー
考え、祈る為に集いを主催し
報告が一部の前半で行わ
トリック久留米教会で被爆者
テレサについては、今までも
て い る。 今 年 は、 8 日 日
れました。
(
) て大合唱。朗読劇を通して平
奥村アヤ子さんの講演会が行
和の大切さを発表したとこ
いろんな本を読んだり、話し
初めて教会学校の子どもたち
その後、プロテスタン
われ、約 人が参加した。
ろ、また7月のキャンプで平
を
聞
い
た
り
し
て
い
ま
し
た
が
、
による﹁平和を祈る集い﹂を
小
倉
教
会
で
行
わ
れ
た
北
九
州
ト
の
牧
師
に
よ
る
ホ
ー
ム
レ
ス
支
﹁ あ の 8 月 9 日 の 朝、 一 緒
和学習をした様子を写真と共
同じ修道服を着たシスターの
大名町教会で開催した。
地区の平和の集いの今年の
援機構の活動の内容の紹介の
に朝ご飯を食べた家族が、遊
に紹介したところなど、それ
話
し
を
聞
い
て
、
今
ま
で
雲
の
上
福岡地区の6小教区 大
テ
ー
マ
は
﹁
い
ま
わ
た
し
た
ち
に
お
話
し
、
﹁
九
条
を
守
る
会
﹂
の
(名
んでいた友達が何も言わずに
の人であったマザーテレサを
できること 築こう平和を
町、西新、大楠、高宮、古賀、 ぞれに工夫した平和の学習が
メ ン バ ー に よ る 寸 劇 と 続 き、
消 え た。﹂ と 話 し 始 め た 奥 村
とても身近に感じうれしく
****************************************************
さんは、当時8歳。城山国民
彼らは、いい子になること
8月 日︵金︶から 日︵日︶ 思いました。憎しみ合い、戦
に触れると霊が活き、感性が
つの呼吸に溶け合う落ち着き
︻ 信 仰 と は、 望 ん で い る 事
を親が望んでいると知ってい
純化され、自我が塩漬けされ
を 味 わ う 時、 幸 せ だ と 思 う。 の2泊3日、豊野少年自然の
学 校 の 3 年 生 だ っ た。 奥 村
争
で
殺
し
合
う
人
た
ち
が
い
る
一
柄を確信し、見えない事実
る。これは、まさに信仰のひ
家︵熊本県宇城市︶で行われ
たようになり、いのちを感ず
すると前日の私の履歴が見事
さんは﹁原爆でわたしは一瞬
方、自分の全てをささげて平
を確認することです。
︼
な型であるように思う。お前
た、 熊 本 地 区 教 会 の サ マ ー
る。その感動と喜びを味わい
な絵図面になって脳裏に繰り
にして一人ぼっちになりまし
和
の
た
め
に
尽
く
す
マ
ザ
ー
テ
レ
は﹁望まれている事柄を確信
キャンプに参加しました。2
ながら、確信していた信仰の
広げられる。やり残しや、人
た。 次 代 を 担 う 子 ど も 達 に、
サのような方がいたことは素
年に1度のキャンプで大人
一 角 が 禿 げ 落 ち る の を 知 る。 しているか?﹂と自問し、曖
に冷淡であったことなどが克
このような悲しさと苦しさを
晴
ら
し
い
こ
と
だ
と
思
い
ま
す
。
昧な信仰に戸惑いながら思い
人、子ども 人の総勢 人が
み言葉に出会うことは、不
明に心に示される。また、私
与 え て は な ら な い。
﹂と語っ
3日目は八代教会でミサに
を深める時、私の初めが神の
参加したとても楽しい3日間
確かな信仰を生きて来た愚か
の未熟さを仲間や共同体がど
た。
あ
ず
か
り
、
殉
教
地
を
訪
問
し
ま
思惟のうちにあり、主が、私
でした。
さを、心に恥じることでもあ
れ程、祈り、支えてくれたか
講演の後、参加者が﹁自分
した。 人いる殉教者の中か
をこの世に必要とされ、私の
1日目は、平和を理解する
る。でも、私はそんな自分が
も分かる。それらを通して働
は小倉生まれだが、原爆が小
ら
ト
マ
ス
三
石
と
ペ
ト
ロ
服
部
の
ために父母を選び、父母の愛
ために戦争や貧困問題につい
大好きだ。
かれる神の慈しみと、恵みと
倉に落ちていたら立場が変
幼い2人についてお話しがあ
の中に私を宿されたと確信す
て講話を聞きました。戦争や
先日、信仰について、教会
み業と計らいを感受し、現象
わっていた。身代わりになっ
りました。何度聞いても胸が
る。それ故、私は主によって
貧困というものは、私たちの
学校の子どもたちと話し合っ
世界には見えない事実を確認
てくれた人々への感謝を忘れ
苦しくなるようなお話です。
生きる力と豊かさを覚え、外
た。彼らは、お母さんから生
す る 時、 豊 か な 喜 び を 得 る。 生活からは程遠いものだと捉
ずにいたい。
﹂と、
また﹁生々
3
日
間
の
講
話
を
通
し
て
﹁
命
圧を恐れない気力がわく。
えがちですが、今も世界のあ
まれたことを確信しているが
さあ!今日も生きよう。
しいお話しで、涙して聞きま
の大切さと祈ることの大切
朝、座ると右の耳元で﹁一
ちこちで苦しんでいる人がた
見たわけではないから証明は
﹁ み 言 葉 は、 ⋮ あ な た の 口
したが若い人や子ども達にも
さ
﹂
を
強
く
感
じ
ま
し
た
。
カ
ト
緒にいるよ!﹂とささやく声
く さ ん い る こ と を 学 び、﹁ 戦
出 来 な い。
﹁赤ちゃんの時の
と心にある﹂ 申命記 ・
聞 か せ た い で す。
﹂と感想を
リック教会の歴史に、素晴ら
をきく。呼吸が静まると﹁あ
争ほど人権を踏みにじる行為
写 真 が あ る ﹂ と か、
﹁生まれ
分かち合った。
しい人たちが存在することを
た 時 の こ と を 教 え て く れ た ﹂ なたと同じ呼吸をしたい﹂と、
行橋教会信徒
*
ちょっと
主が望んでおられることを意
と か、
﹁僕のために何でもし
パウロ・追立季治
やっと買った携帯いつも家にある
坂牧春妙
一息
*
て く れ る か ら 親 だ ﹂ と 言 う。 識する。呼吸を整え、主と一
ウォークマン外してごらん波の音
深堀正平
15
10
(ヘブライ人への手紙 11・1)
聖書を探訪すると、私を生
かすいのちと出会う。神は人
の霊に、
み言葉を委ねられた。
私は日々、自分の信仰の愚
かさに気付かされる。み言葉
15
49
ヴィノ
◆参加者を募集中
(2)
第635号
カトリック福岡教区報
2010年10月1日発行
85
30
14
Sr
13
17
11
神の前で生と死を考える集い
⇒
森山工務店
有限
会社
教区夏期召命学校
新田原で!
福岡市早良区四箇1丁目15番28号
☎(092)811−7265
福岡プライマリケア株式会社 代表 : エリザベト熊谷
ヨゼフ 森山新太郎
春日市上白水 5-11-102 092-517-6313
・一般住宅(新築・改築工事)
・鉄骨工事 ・RC工事
建築の事なら何でもお気軽にご相談ください
自宅で療養されている方、在宅で看取りたい
方 、 精神障害の方など 、 病気について、介護
方法について専門的指導や援助が必要な方は
ご相談ください 。
費用は医療 、 介護保険でのご利用になります。
総合建築業
福岡プライマリケア訪問看護ステーション
佐賀地区では
親子のふれあい
ハレルヤコーラスメンバー募集中
神学院で
司祭召命黙想会
第 63 回 福岡市民クリスマス
での日程で司祭召命を考える
出す状況だったが、そんな大
の歩みを語った。参加者は井
なる青年の集まりではあった
青年を対象とした黙想会が日
人たちを尻目に子どもたちは
手神父の具体的な話にそれぞ
が、心の中に響く神様の招き
本カトリック神学院福岡キャ
元気に楽しんでいた。周りで
れの今が重なったのか、引き
を真剣に受け止め答えようと
ンパスにて行われた。残暑が
見ている大人たちは世間を騒
を 学 び、 そ の 後、 自
込まれるようにその話に聞き
する姿には希望の光を見たよ
残る日時ではあったが、3人
がしている熱中症で子どもが
分たちの生涯で起き
入っていた。これまでの歩み
うな気がした。
の青年がこの黙想会に参加し
倒れないかとひやひやだった
た印象的な出来事を
も、現在の生活のあり方も異
た。
が、幸いにも杞憂に終わり一
分かち合い、最後に
☆﹁家庭の友﹂
安心していた。
それをまとめてすご
生誕百年﹁マザーテレサ﹂
前日からテントをはった
ろくを作りました。
者をしている子どもたち
り、 掲 示 板 を 作 っ た り と ス
3つの班がそれぞ
が 祭 壇 に 上 り、 手 を つ な
タッフは大汗で大奮闘。
れ個性的なすごろく
い で 主 の 祈 り を 唱 え た り、
特に今回はミサの準備やレ
を完成させ、イエス
﹁主の平和﹂と言いながら
クの進行などを佐賀地区の青
様と自分たちの歩み
握手したりしていつもと
年会のメンバーが引き受けて
をすごろくの上で一
違 う ミ サ を 体 験 で き た。 くれ、例年になくスムーズに
つの道にすること
ある中学生の女の子は
スケジュールが進んだことに
で、 イ エ ス 様 の こ と
﹁ミサで聖書朗読したとき
みな感謝していた。暑い中み
をより身近に感じる
に、 隣 の 子 と 友 だ ち に な
んながそれぞれの場で努力し
ことができたのでは
り ま し た。 手 を 握 り あ っ
ている姿に、また来年も﹁親
ないかと思います。
8月 日から3日
て、 主 の 祈 り を し た り す
子ふれあいの集い﹂を開こう
最終日はすごろくの試遊会
間、福岡教区夏期召命
る の も、 佐 賀 県 の 教 会 の
と い う 力 も 感 じ た。 ミ サ で
黙想会においては、大学時
が開かれ、一緒に楽しく遊び
学 校︵ 担 当 = 浦 川 務 神
お友だちと仲よくなった
ギターを弾いていた青年、レ
代に受洗したという井手公平
ながら子どもたち同士がお互
父︶が新田原教会にて
りするための良いアイデアだ
クの時にマイクを持って進
神父︵門司教会主任司祭︶が
いを知り、交わりを深めるよ
行 わ れ ま し た。 今 回 は
8
月
日
︵
日
︶
の
正
午
か
ら
と思います﹂と感想を語って
行役を務めていた青年、各班
講話の一部を担当。井手神父
い機会にもなったようです。
小中学生の男子 人が
午後5時まで、佐賀地区信徒
くれた。
のリーダーを務めていた青年
は、かつて﹁司祭になったら
各地区から集合。
使
徒
職
協
議
会
主
催
の
﹁
親
子
ふ
ミサの後は、お弁当をみん
たちを見ていると、これから
どうですか﹂とある修道者か
今年のテーマは、
﹁イ
れあいの集い﹂が佐賀教会で
なで食べて、休憩してから〇
もっともっと教会の行事にか
ら声をかけられ、この言葉が
エス様と僕たちのすご
開
か
れ
、
唐
津
、
鳥
栖
、
呼
子
教
×ゲームやボールリレーで盛
かわってもらって、子どもた
次 第 に 心 の 中 で 大 き く な り、 会などから120人を超える
ろ く ﹂ と い う こ と で、
り上がった。レクリエーショ
ちを引っ張って行ってもらい
この声に押されて神学校の門
9月4日︵土︶午後3時よ
まず聖書学習を通して
親
子
連
れ
が
参
加
し
た
。
ンでは暑くて汗がすぐに噴
たいと感じた。
を叩いたと、自身のこれまで
り 翌 5 日︵ 日 ︶ 午 後 3 時 ま
イエス様の生涯の歩み
ミサの時には、各教会で侍
今年は﹁マザーテレサ﹂の
生誕100年です。 年前福
岡 に も 来 ら れ た﹁ マ ザ ー テ
レサ﹂について二ヶ月連続で
特 集 を 組 み ま し た。 月
8 号は
イエズス会の片柳弘史神父と
﹁ ア グ ネ ス・ チ ャ ン と の 対 談
など、 月
9 号はマザーテレサ
について片柳神父のレポート
が 中 心 で す。
﹁家庭の友﹂は
サンパウロ発行の月刊誌で
す。
サンパウロ発行
税込定価
300円
◇
◇
◇
☆神に聴く祈り
祈りのガイドブック
マラキー・ハンラッティ著
金成 章子 訳
28
神が絶えず私たち一人ひと
りに与えてくださっている
﹁ 良 か っ た こ と ﹂ に、 毎 日 の
生活の中で気づくやさしい祈
り方を、長年の実践をもとに
まとめたもの。良かったこと
に気づくことで、神の深い愛
に 感 謝 と 喜 び が わ い て く る。
個人で、グループでする祈り
が、具体的にわかりやすく紹
介されている。もっとよく祈
りたい人に役立つ、やさしい
祈りの手引き。
女子パウロ会 発行
税込定価 1260円
練習場所:福岡中部教会(福岡市中央区)
練習日:
① 10 月 3 日 ( 日)15:00 ∼ 18:00
② 10 月 16 日 ( 土)14:00 ∼ 17:00
③ 11 月 6日 ( 土)14:00 ∼ 17:00
④ 11 月 21 日 ( 日)15:00 ∼ 18:00
⑤ 11 月 28 日 ( 日)15:00 ∼ 18:00
講習会費:1500 円(楽譜含む)
問合せ:福岡市民クリスマス事務局 ℡/ Fax:092 ・ 871 ・ 2505 羽深
*コーラスメンバーに多くの方の参加をお待ちしています。連絡は事務局に。
日 時:2010 年 12 月3日 ( 金)
18:30 ∼ 20:30
場 所:福岡市民会館大ホール
プログラム
第 1 部:ハレルヤコーラス
第 2 部:本田路津子コンサート
第 3 部:クリスマスメッセージ
晴佐久昌英神父
(多摩川教会主任司祭)
29
郡山担当司教メッセージ:
* 1986 年に始まったワールドユースデーは、来年 2011 年8月
16 日∼ 21 日の予定でスペインのマドリードで開催されます。
テーマはコロサイ人への手紙2章からで「キリストに根ざして
生きる」となっています。
*この集いは単なるイベントではなく『信仰の旅』という性格を
持っています。参加者はキリストへの信仰を深めようとする巡
礼者として参加することになります。そのため、募集期間中と
参加後にカテケージスがなされます。今回は、各教区が独自の
プログラムにしたがったカテケージスが実施されることになり
ます。
*今回の特徴は A コースが4泊5日のサンチャゴ・デ・コンポス
テーラの巡礼が組まれています。
福岡教区参加者募集:
A コース=8月 7日 ( 日)∼ 23 日 ( 火):現地集合/現地解散
B コース=8月 15 日 ( 月)∼ 24 日 ( 水):一緒に出発・帰国
参加資格:18 歳(高校生は除く)∼ 35 歳
参加費概算:A コース 8万円(航空券は別)
B コース 24 万円(航空券を含む)
申込・問合せ先:中村彰神父(福岡教区 WYD 担当司祭)
☎093・871・3019(カトリック戸畑教会)
15
イエスの愛をすべての人に伝
なぜミサを捧げ、ミサに与かるのか
えていくのが教会の使命であ
ると語った。
イエスは自分のいのちを代
が﹁愛しているよ、皆さんい
価として私たち一人ひとりを
らっしゃい﹂と人々を招く場
買い戻し、神に属するものと
としてミサを紹介。今回櫻井
師 は、 贖 い の 恵 み に つ い て、 して下さった。ミサは贖いの
業の再現であり、ミサによっ
随所で聖書を開き重厚な言
て神と一つに結ばれた私たち
葉で語り、いかにも神学講座
が、愛と一致に生きるように
らしい雰囲気で受講者を包ん
変わり、世の中が変わって行
だ。
﹁私たちはなぜミサを捧げ、 く。変わらないのはミサの恵
みに生きていないから。贖わ
ミサに与かるのか。ミサを生
れ新しく生きる者となった状
活の中にどう反映させ、何を
態が恵みで、恵みを神からい
も た ら す の か。
︵私たちが何
ただく臨時のご褒美のような
気なく使う︶恵み、救いとは
も の と 考 え る の は 避 け た い。
何を意味するのか。そうした
ことが曖昧なままでは、キリ ﹁ ご 聖 体 を い た だ く こ と は、
永遠のいのちを生きる者とな
ストのメッセージを伝えるの
ること﹂と意識してミサに与
は難しい﹂櫻井師はまずそう
らなければならない。櫻井師
言って注意を喚起。贖いの業
の熱い思いと、少々耳の痛い
に示されるイエスの愛を、い
言葉の数々が甦ってくる。
ろいろな視点から説き、この
2011 年 WYDマドリード大会の案内
24
7月 18
日、ミサをテーマ
にした神学講座は、櫻井尚明
師を講師に迎え三回目に入っ
た。初回、白浜師はミサの全
体像を示し、イエスの生涯が
いく層にも重なるミサの構造
を説いた。二回目の晴佐久師
は、神の愛を目に見える姿で
現すために遣わされたイエス
熊本地区
神学講座
夏休み 暑かったけど 熱くがんばった子どもたち!
櫻井尚明
神父
第635号
カトリック福岡教区報
2010年10月1日発行
(3)
カトリック福岡教区報
2010年10月1日発行
司祭召命の育成!
カトリック教会のカテキズム
【日時】10 月 17 日(日) 13 時半∼ 16 時半 【内容・講師】祈り・絆の回復 古巣 馨 神父
【会場】カトリック手取教会
【受講料】各回1000円(通年5000円)
【問合せ先】☎ 096-352-3030(手取教会 岸)
聖骸布 写真展
日 程:2010 年 10 月 24 日 ( 日)∼ 27 日 ( 水)
時 間:9:00 ∼ 19:30(随時閲覧自由)
会 場:カトリック大名町教会
解 説:ガエダノ・コンプリ神父(サレジオ会司祭)
入 場:無料・自由献金
テープカット:24 日 ( 日)9:00
*コンプリ神父による聖骸布についての講演
・24 日 ( 日) 11:00 および 16:00
・25 日 ( 火) 10:30 および 18:00
・26 日 ( 火) 14:00 および 18:00
・27 日 ( 水)
10:00 および 14:00(17:00 閉会)
* コンプリ神父 URL http://www.v-cimatti.com/
Fondacio 講演会 明日の教会に気づく!
真命山諸宗教対話・霊性交流センター
※祈りの集い
年間テーマ:教父に祈りを学ぶ
・日 時:10月14日
(木)10時∼ 14時半
・内 容:聖ベネヂクト
・指導者:フランコ神父
指 導:フランコ・ソットコルノラ神父
(真命山院長)
ダニエレ サルツィ・サルトリ神父
Sr.マリア・デ・ジョウルジ
問合せ先:真命山諸宗教対話・霊性交流センター ☎0968・85・3100 渥0968・85・3186 ・玉名郡和水町蜻浦
1391-7・E-mail shinmeizan@chive.ocn.ne.jp
12
Fondacio(フォンダシオ)とは、教皇庁認可の信徒共同
体で、1974 年にフランスで創立されました。
特に青年の養成に力を入れ、全世界 4 か所に養成セ
ンターを置いており、アジアの養成センター(フィリ
ピン)は 2006 年に開設されました。アジアの教会・社
会での、信仰の基盤とリーダーシップを身につけたリー
ダーの養成を目的とし、1 年のプログラムを提供。現在
までにアジア各国から来た若者たち約 65 名を養成。彼
らは、それぞれの国の教会・社会でミッションを生き
ていますが、今回はその養成スタッフの講演会です。
Br
30
10
10
10
10
23
19
17
17
13
11
14
14
11
52
17
40
15
15
10
10
10
30
22
31
10
30
【テーマ】聖母マリア様にささげる祈り
【日 時】10 月9日 ( 土)19 時のミサ グレゴリオ聖歌ミサ
ミサの後、演奏会
【場 所】カテドラル大名町教会大聖堂
【演 奏】釜山 ( プサン)女性グレゴリオ聖歌隊
【指 揮】クララ チェ ユジョン
【オルガン】アンゼラ ジョン ヒョンジュ
【主 式】パオロ イム ソクス(林 碩洙)神父
【主 催】釜山カトリック音楽教育院
【後 援】カトリック釜山教区/カトリック福岡教区
13
13
11
13
20
10
10
10
福岡教区広報室アドレス
E-mail:cdf-kouhou@nifty.com
2010 年度難民移住移動者委員会
長崎教会管区セミナー
12
10
大名町教会での許しの秘蹟:10 月 16 日・11 月 6 日
テーマ:
結婚、家族、子どもの育児と教育
神の祝福とそれに応える姿勢
期日:2010 年 11 月 23 日 ( 火)
時間:9:00 ∼ 16:00
場所:長崎カトリックセンター
主催:日本カトリック難民移住移動者委員会
連絡先:K. マルセル神父 (092-431-1419)
14
編集後記
旧鹿児島ザビエル聖堂再生支援 Sr
チャリティーオルガンコンサート
日時:2010 年 10 月 15 日 19 時
場所:ホテル日航福岡 新館3階
チケット:3000円
販売:ザビエル合唱団
カトリック西新教会
主催:新垣壬敏・ザビエル合唱団
協賛:ホテル日航福岡
問合せ先:08052468395 橋本
11
10
14
21
14
11
30
痛みの相談室
受付時間
いくま整骨院
〒830-1224 三井郡大刀洗町鵜木67−3
T E L 0942−77−3199
代表者 ペトロ 平 田 清
12
30
釜山女性グレゴリオ聖歌隊演奏会
今夏は、本当に厳しい暑さ
が続きました。しかし、自然
界は確実に秋の訪れを告げて
います。 月号をお届けしま
す。 9 月 号 が 休 刊 で し た の
で、夏の行事等盛りだくさん
です。寄稿いただいた方々の
記事を全て掲載できなかった
点、 ど う ぞ ご 容 赦 く だ さ い。
厳しい暑さの中、各地で行わ
れたイベント、行事の内容を
を拝見していますと、とても
ホットな気持ちになりまし
た。教会は、元気に動いてい
る!そんな紙面になるよう努
力していきたいと思います。
5246・8395橋本
◆
福
岡
■臨床パストラルケア一日研
修︹日時︺ 月 日 土(︶ 時
■聖霊による刷新福岡祈りの
集い︹日時︺毎週月曜 時か
から 時︹場所︺早良区市民
ら 時 分︹場所︺大名町教
センター︹内容︺信教の自由
会1階︹内容︺賛美と感謝の
とスピリチュアルケア︹講師︺
祈り・聖書の分かちあい︹代
中島保壽・加藤理人︵臨床パ
表︺ 床嶋︹問合せ先︺☎0
ス ト ラ ル カ ウ ン セ ラ ー︶
︹問
92・521・2503蓮尾
合せ先︺☎092・861・
■在世フランシスコ会集会
4802海江田紀子
︹日時︺ 月 日︵日︶ 時か
■第 回福岡典礼聖歌研修会
ら︹場所︺高宮フランシスコ ︹日時︺ 月 日 日(︶ 時半
会修道院在世会集会所︹指導︺ から 時半︹テーマ︺救いは
戸村悦夫神父︹問合せ先︺☎
近づいている∼待降節の詩編
■熊本地区召命を共に祈る会
092・843・5831岩
を歌う︹講師︺深堀純︵大名町
会
︶
︹
内
容
︺
﹃
み
こ
と
ば
を
味
わ
︵木︶ 時
︹場
崎
教会信徒︶
︹場所︺カトリッ
う﹄賛美と感謝の祈り︹連絡 ︹日時︺ 月 日
所︺カトリック健軍教会︹内
ク浄水通教会︹参加費︺感謝
■第 回信徒の霊性と召命を
先
︺
☎
0
9
0
・
3
9
8
5
・
5
容︺ロザリオと話し合い︹問
献金︹問合せ先︺☎092・ 209松田裕子
考える集い
合せ先︺健軍教会☎096 ・
︹日時︺ 月 日 日︶ 時か
541・3730松山
■
北
九
州
召
命
を
共
に
祈
る
会
(
368・2825青木悟神父
■美野島司牧センター
ら︹場所︺サンパウロ宣教セ
︹日時︺ 月7日︵木︶ 時か
■カトリック看護協会福岡支
あなたの勇気が路上の命を支
ンター︹内容︺信仰を生きる・
ら
︹
場
所
︺
カ
ト
リ
ッ
ク
小
倉
教
部の集まり
えます!●ホームレスの方に
祈りの聖時間︹対象︺ 歳位
会︹内容︺ミサ・ミーティン
︹日時︺ 月 日 日(︶ 時
手作りのお昼ごはん=毎週火
までの独身女性︹企画︺鈴木
グ
︹
指
導
︺
井
手
公
平
神
父
︵
門
司
分
︹場所︺聖心病院
︹問合せ先︺
曜日 時 分●ホームレス支
美子︹参加費︺300円︹問合
教会主任︶
︹問合せ先︺☎0
☎096・352・7181
援夜回り=第一金曜日 時●
せ先︺☎092・715・3
9
3
・
9
6
3
・
2
3
5
9
江
口
竹内
路上からアパートに入居した
606 鈴木
◆
方を訪問=第三土曜日 時
■グレゴリオ聖歌を歌う会
佐
賀
︹日時︺ 月 日 火︶ 時
︹場 ︹問合せ先︺☎092 431・ ■佐賀祈りの集い
(
・
所︺聖クララ寮︵福岡市南区︶ 1419 M・コース神父
︹
日時︺ 月4日︵土︶ 時半
︹内容︺聖体賛歌︹問合せ先︺
∼ 時︹場所︺佐賀カトリッ
◆
北 九 州
☎096・380・5686
ク
会
館
︹
内
容
︺
ミ
サ
と祈り︹次
堺敬子
■小倉祈りの集い
回︺ 月6日 土(︶
︹問合せ先︺
︹日時︺ 月 日︵金︶ 時半
■ザビエル合唱団
☎
0952・30・8347
から 時︹場所︺カトリック
︹日時︺ 月 日︵土︶ 時
吉武
小倉教会信徒会館2階︹指導︺
分から︹場所︺カトリック西
◆
ガブリエル神父︵御受難修道
新教会
︹問合せ先︺☎080・
熊
本
日 時 2010 年 11 月 28(日) 14:00 ∼ 17:00
場 所 福岡カテドラル・大名町教会 一階ホール
主 催 福岡地区信徒使徒職協議会
講演会タイトル 「明日をつくる教会∼信徒使徒職と信徒の養成∼」
内容及び講師
アジア信徒会議の報告 平尾 千衣子
信徒の養成とは フランソワ・プルトー
アジアにおける信徒養成の現状とビジョン チャールズ・バーチル
2日(土)∼3日(日) 聖マリア在俗会 黙想会
5日(火)∼8日(金) 長崎純心聖母会 祈り会
9日(土)∼ 11日(月) 産業医科大学セミナー
10日(日) 水巻教会 黙想の家で祈り語り合う集い
11日(月)∼ 15日(金) 福岡教区邦人司祭黙想会
16日(土) 福岡チェナクルム
23日(日)∼ 24日(日) 福岡雙葉学園 職員宗教研修会
24日(日)∼ 30日(土) サレジオ会黙想会
25日(月) ∼ 26日(日) 山口島根地区信者養成研修会
30日(土) ∼ 31日(日) APJ研修会
11月
2日(火)∼3日(水) 九州アシュラム
3日(水)∼5日(金) 防府教会婦人部
〒811-4155 福岡県宗像市名残1056
☎0940・32・3222 渥0940・32・3385 Email: fmokuso@mvi.biglobe.ne.jp インターネットで検索
福岡黙想の家 検索
⇒
熊本地区 第5回 神学講座開講のお知らせ
ロザリオの月
4日(月) アシジの聖フランシスコ
7日(木) ロザリオの聖母/†J.ノーリス〔2007年八代教会〕
9日(土) グレゴリアンミサ(カテドラル大名町教会19時)
†K.オマホニ〔2003年荒尾教会〕
10日(日) 年間第28主日
†E.ハトリック〔2007年笹丘教会〕
11日(月) 教区邦人司祭黙想会 体育の日
14日(木) 召命祈願ミサ(神学院19時半)
16日(土) †フランソア徳山登〔2000年門司港教会〕
17日(日) 年間第29主日
18日(月) 聖ルカ福音記者
20日(水) ミラノ外国宣教会総会講話
21日(木) 日本カトリック女性団体連盟理事会(∼22日新潟)
23日(土) プレセミの集い
24日(日) 年間第30主日/世界宣教の日(献金)
新田原教会堅信式/幼きイエスの聖テレジア祭(島崎)
西新教会・高宮教会バザー
26日(火) 長崎教会管区・司教司祭代表の集い(∼27日)
27日(水) †H.キニュウ〔2004年天神町教会〕
28日(木) 聖シモン聖ユダ使徒
30日(土) 明治学園創立100周年記念式
31日(日) 年間第31主日/今村教会ミサ聖祭・聖体行列
11月
1日(月) 諸聖人/明光学園創立記念日
2日(火) 死者の日/泰星学園創立記念式典
3日(水) 召命の集い(日本カトリック神学院福岡キャンパス)
4日(木) 常任司教委員会・諸宗教部門会合
7日(日) 年間第32主日/天草3教会合同堅信式
不動山殉教祭/戸畑教会・健軍教会・南粕屋教会バザー
福岡黙想の家ご案内 10月
日 時:2010年10月31日(日)15:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:櫻井尚明神父(大名町教会主任)
資 料:カトリック教会のカテキズム
10
案 内 板 会合と催し
会合と催し
10月のこよみ
(4)
第635号
平日: 9:30 ∼ 12:00
14:30 ∼ 20:00
土曜: 9:30 ∼ 15:00
休診:日曜・祝祭日
福岡市西区姪浜駅南1-7-12- 2F
℡ 092-884-0134
ペトロ 生熊公吉
Catholic Commission of Japan for
Migrants,Refugees and People on the Move
NAGASAKI CHURCH DISTRICT SEMINAR 2010
Marriage, Family and Children:
Blessings and Challenges
Date:November 23, 2010(Tuesday)
Time: 9:00 ∼ 16:00
Place:NAGASAKI Catholic Center
For information
Fr. Marcel Kauss(092-431-1419)
宮原良治司教認可
発 行 所 福岡司教区本部
福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28
行
人
発
カトリック福岡司教区
編 集 人 森 山 信 三
TEL 092-522-4059
FAX 092-523-2152
振 替 口 座 01760-6-20729
カトリック福岡司教区
定価 一部 60 円
教皇様の意向のために祈りましょう
じられていたが、ニューマ
﹁ 心 が 心 に 語 り か け る ﹂。 を感じていた。しかし学長と
︻一般︼薬物依存や他の依存症
ン は 彼 を 認 め て い た。
﹁心
は意見が合わず、若きチュー
九月に福者となった
︻宣教︼ラテンアメリカ大陸に共通した
が心に⋮﹂をモットーにし
ターは職を剥奪された。個別
ニューマン枢機卿の紋章
宣教の使命
た彼らしいエピソードであ
指
導
を
離
れ
た
ニ
ュ
ー
マ
ン
は
自
句
で
あ
る
。
教
皇
の
英
国
訪
︻日本の教会︼神のことばの食卓に
る。
良き指導者にも恵まれ、
由な時間を得、ギリシャ教父
問のテーマにも使われて
近づく
歳でカトリック司祭と
今年の黙想会の指導は韓国
の
研
究
に
打
ち
込
み
始
め
た
。
こ
い
た
が
、
46
なった。後年、幼い日から
人の司祭だった。飾らず、司
の間に後のトラクト運動の神
この言葉
わってくださった。私たちも
自分を導いたのは創造主の
祭のありのままの姿を出して
学
的
素
地
を
養
っ
た
。
そ
こ
で
彼
は
ニ
ュ
ー
時々自らの固定観念を離れて
声だったことを述懐してい
語る姿勢にとても好感が持て
が目指したものは英国教会の
マンの若
考えてみよう、と軽快に語り
る。 そ れ を 良 心 と 名 付 け、
た。講話の中のいわゆる﹁サ
刷
新
と
主
体
性
の
回
復
で
あ
っ
た
い
日
か
ら
始 め た。 聖 書 の 中 で﹁ 知 る ﹂
さらに﹁良心とは被造物と
タン、退け﹂の指摘はおもし
筈だが、辿り着いた港はカト
のテーマ
は﹁ともにいる﹂の意味であ
創造主を結びつける原理で
ろかった▼イエスの最初の受
リ
ッ
ク
教
会
で
あ
っ
た
。
心
の
声
だ
っ
た
よ
2010年度教区司祭のため
る。ペトロがイエスを3回﹁知
ある﹂と言った。
福者ニュー
難の予告の時、ペトロはイエ
に最早逆らうことはできな
うに思わ
の黙想会が、 月 日から
らない﹂と言ったが、ペトロ
マンを我らの良心と讃える
スをいさめる。イエスは言わ
か
っ
た
。
そ
の
頃
英
国
宣
教
に
派
れ
る
。
日まで宗像黙想の家にて 人
は自らイエスとともにいるこ
だけでなく、私も良心の声
れ る﹁ サ タ ン、 引 き 下 が れ ﹂
遣されていた御受難会司祭バ
歳で英国教会の司祭となっ
の司祭が集い行われた。
とを拒んだことになる。
を大切にできるよう回心の
と。 英 語 で は こ れ は﹁ Get
ル
ベ
ー
リ
福
者
と
出
会
い
、
た
彼
は
、
大
学
の
講
義
を
引
き
今年の講師は李相源神父
(
)
恵みを願いたい。
﹂と訳
ニューマンは彼に改宗の意向
受けながら知的養成が真の
︵ イ エ ズ ス 会・ 細 江 教 会 主 任 私たち司祭は、叙階の秘跡
behind me, Satan
の中で、神の呼びかけに対し
されている。すなわち﹁私の
を
伝
え
て
い
る
。
バ
ル
ベ
ー
リ
神
意
味
で
実
を
結
ぶ
た
め
に
は
、
司祭︶で、豊かな司牧経験か
て﹁はい、私はここにおりま
日本カトリック神学院
後 ろ に 下 が れ ﹂ と。﹁ 引 き 下
父は何の準備もなくイギリス
学生一人ひとりの心と丁寧
らユーモアあふれる講話と
す﹂と言った。私たちは日々
が れ ﹂ は、﹁ 私 の い る と こ ろ
へ
渡
り
、
英
語
も
で
き
ず
軽
ん
に
向
き
合
う
必
要
が
あ
る
こ
と
なった。
から去れ、そして私に顔を見
冒 頭 黙 示 録 の﹁ し か し、 ﹁ キ リ ス ト を 知 る ﹂ よ う 求 め
る自分が浄められ、変えられ
ら れ て い る。 ま た、
﹁はじめ
せるな﹂のニュアンスがある
う、ということで人に対して
ピリッと考えさせられるもの
あなたに言うべきことがあ
るということ。だから司祭に
も使われるようになった、と
に言があった﹂という聖句を
だった﹂と語った。今年から、 のに対して、欧米の訳は﹁私
る。あなたは初めのころの愛
とって誰かのために祈り続け
の 後 に 退 け ﹂ と な っ て い る、
指摘した。また
﹁さようなら﹂ ﹁ 昼 の 祈 り ﹂ も 共 同 で 唱 え ら
から離れてしまった。だから、 ある韓国語の聖書は﹁はじめ
と い う ▼ イ エ ス は 言 わ れ た。
は﹁左様ならば﹂であり、﹁神
に道があった﹂と訳している。 ることはとても大切である。
れ、朝晩の﹁教会の祈り﹂は
どこから落ちたかを思い出
また、私たちが何気なしに
﹁私について来なさい﹂
﹁私の
のみむねが左様であるのであ
山にはじめから道があるわけ
歌
唱
で
捧
げ
ら
れ
た
。
司
祭
た
ち
し、悔い改めて初めのころの
使っている普通の日本語や挨
後に従いたい者は、自分を捨
れば、そうします﹂の意であ
ではない。誰かが最初に歩い
は、日々一人で祈りを捧げて
行いに立ち戻れ。﹂︵2章︶が
拶の言葉を韓国人として分析
て・・﹂﹁イエスの後に従う﹂
り、﹁さよならだけが人生だ﹂
てくれたから道が出来た。だ
い
る
が
、
と
も
に
集
い
、
朗
々
と
引用され、司祭たちに﹁はじ
し た。 例 え ば﹁ あ り が と う ﹂ と結んだ。
とは、イエスを信頼し、み旨
から私たちは歩くことが出来
捧げられる詩編の美しさに感
めの頃の愛﹂に立ち返るよう
﹁はたらく﹂
﹁養
に従ってイエスの跡を行く姿
今 年 の 黙 想 会 は、 例 年 と
る。キリストは道、この道に ﹁さようなら﹂
動
と
喜
び
を
感
じ
た
。
信
仰
は
、
促した。
う﹂
﹁ 叶 う ﹂ な ど で あ る。 特
勢であろう。ペトロは、一番
異 な り、 講 話 中 笑 い が 絶 え
従って真理、生命へと導かれ
人に喜びを与えるものである
教会では多くの信徒は決
に﹁ 有 難 う ﹂ と い う 言 葉 は、 ず、司祭たちの顔は終始ほこ
弟子として、自分が最もイエ
限
り
、
そ
の
喜
び
を
私
た
ち
が
実
ま っ た 席︵ 指 定 席 ︶ に 座 る。 ていく。よく信徒の皆さんか
室町時代までは、対象が神仏
スに近く、また先頭にあると
ろんでいた。ある司祭は﹁黙
ら﹁祈ってください﹂と依頼
感していることが大切であろ
時々席を替わりましょうと
に対してしか使われていな
自負していた。その彼が﹁サ
想会で久しぶりにこんなに
される。自分が祈ったからと
う
。
司
祭
た
ち
は
、
そ
の
こ
と
を
言ってもなかなか替わってく
かったが、それ以降、人も神
タン﹂呼ばわりされる。ペト
笑った。ただ、講師の話しが
いって、必ずしも求められる
確認して、それぞれ宣教司牧
れない。私たちが変わりたく
と同じように大切にしましょ
ロの﹁いさめ﹂は、神の計画
面白いばかりでなく、どれも
結果が出るわけではない。祈
の
現
場
へ
と
帰
っ
て
い
っ
た
。
ないから、イエスの方から変
に反することだったからであ
の瞬間から尊重され、保護さ
ることを表明します﹂
︵6︶
。
くしくも2011年は、日
る。こうしてペトロは受難の
に開かれていることが真の発
教皇の要請に応えて日本カトリック司教団がメッセージ
れなければなりません﹂︵2︶。 展の中心です﹂︵5︶。
﹁わたしたちのために生ま
本の司教団がメッセージ﹃い
時 イ エ ス を﹁ 知 ら な い ﹂ と
とりわけ﹁死の文化﹂が蔓延
れた幼子﹂︵イザヤ9・5参照︶ 言ってしまう。そして始めて
のちへのまなざし﹄を発表し
し、さまざまな理由で人間の
を 迎 え る こ の と き に あ た り、 自分の本来の姿を直視させら
て 周年となります。
世界諸国での人工妊娠中絶
いのちがないがしろにされて
教皇とともに、すべてのいの
司教団はこのメッセージの
れる。神からのゆるし、憐れ
の合法化の広まりや、生命科
いる現代世界にあって、教皇
ちが尊重され、守られること
中で次のように宣言しまし
みなしには、自分は何者でも
学研究の進展に伴う、人の受
ヨハネ・パウロ二世は回勅﹃い
を、ともに祈ってくださるよ
た。﹁ わ た し た ち は、 人 間 の
ないということを自覚するに
精卵を用いた研究の広がりな
のちの福音﹄を発表しました。 ど、いのちをめぐる状況は﹃い
うお願い致します。
いのちをむしばみ、その人生
いたる▼司祭はキリストの代
この回勅の中で教皇は、わた
を疎外させるすべての悪に対
理者である。皆それを自覚し
のちの福音﹄が発表されたと
したちが﹁いのちの民﹂︵3︶ き以上に悪化しています。日
2010年 月7日
して、カトリック教会がはっ
て い る。 し か し、 時 と し て、
となって﹁いのちの文化﹂を
自分の弱さや無力さに押しつ
本 カ ト リ ッ ク 司 教 協 議 会 は、 きりと﹁否﹂と言い、個々の
再建することを呼びかけまし
困難な状況を克服し、問題を
ぶされそうになる。ペトロは、
今年8月、国の意見募集にこ
日本カトリック司教
た。教皇ベネディクト十六世
解決して、真理と正義と愛に
自分の中にある闇の部分を見
た え て、
﹁生殖補助医療研究
協議会会長
も、何よりもいのちを守るこ
たとき、本当の意味で﹁キリ
目的での人の受精卵の作成・ あふれた社会をつくり上げよ
大阪教区
とこそ平和の基盤であること
うとする人々の輪に積極的に
ストの後に従う者﹂となった。
利用﹂に反対する見解を発表
大司教 レオ 池長 潤
を強調します︵4︶。﹁いのち
加わっていきたいと願ってい
︵M︶
したところです。
「いのちのための前晩の祈り」
11
27
爽やかな顔で恒例の記念撮影(中村彰神父の後ろが講師の李相源神父)
10
24
15
34
熊川幸徳神父
11月の意向
11
﹁爽やかな風に吹かれて﹂
開催に向けて(11 月 27 日)
スト信者の会・運動団体⋮⋮
司 教、 司 祭、 のための前晩の祈り﹂をささ
が、教皇とともに同じような
げ、合わせて聖体礼拝を行い
助 祭、 奉 献 生 活
祈りをささげることを求めら
ます。
者、信徒の皆様
れました。そこで、今年の待
この祈りの中で教皇は、主
降節第一主日の前晩は、特別
イエス・キリストが人となら
に、日本の教会としても﹁い
れ、完全にご自身をささげる
のちのための前晩の祈り﹂を
ことによって、すべての人の
ささげることに致します。
いのちの価値と尊厳を示して
教会は初めから人のいの
くださったことを感謝し、ま
ち の 尊 厳 を 教 え て き ま し た。
た、 す べ て の 人 の い の ち を
実 際、﹁ 神 の み が、 生 命 の 初
守ってくださるよう主に願い
求めます。教皇は、同じ日に、 め か ら 終 わ り ま で の 主 で す ﹂
世界中のカトリック教会⋮⋮ ︵1︶。それゆえ﹁人のいのち
はどんなことがあっても受精
教区・小教区・修道会・キリ
10
教区司祭
が黙想会
教皇ベネディ
ク ト 十 六 世 は、
今年
月
日
︵土︶
、サンピエ
ト ロ 大 聖 堂 で、
待降節第一主日
前晩の祈りにお
いて、
﹁すべての
い の ち︵ と く に
出生前のいのち︶
10
第636号
カトリック福岡教区報
2010年11月1日発行
(1)
読書あれこれ
神に出会えた喜び
﹁私たちがもし神様と出
B6
6年
皆勤です
19
木 下 株 式 会 社
カトリック福岡黙想の家
互助会制度もご利用できます。
ご用命 お問い合せは
カ ト リ ッ ク の ご 葬 儀
スイートタイプ(赤)(白)
〒810-0016
福岡市中央区平和3丁目1-5
T E L 092−526−5656
〒815-0082 福岡市南区大楠2丁目4番8号
カトリック御受難修道会・宗像修道院
811-4155 福岡県宗像市名残1056 Tel 0940-32-3222・Fax 0940-32-3385
インターネットで検索
福岡黙想の家
検索
友だちになろう!
今年は
﹁マザーテレサ﹂
あっという間に
ある。新たに発掘された資料
あるが故に付きまとう負のイ
活したことは知っていた。
に、私の視野も広がりました。 自分達がどのような生き方を
とこれまでの定説とを照合
メージ、つまり寺社を焼き討
FYCCあれこれ 私は、初めてFYCCに参 すべきかを考えさせられまし
た。一番貧しい人に仕えてい
し、それを基に行長の実像を
ちし、また朝鮮の役で秀吉を
加したときにスタッフが﹁み
たマザーテレサが残した、﹁大
描いていく。
だまし続けたと非難される点
んな神様のご計画でこの場に
海の一滴がなければ大海もで
著者は八代市立博物館に勤
などにも触れ、実体解明を試
集まっているんだよ。﹂
と言っ
きない﹂という言葉が深く心
務する新進気鋭の学芸員であ
みている。
た一言が強く胸に響きまし
に 刻 ま れ て い ま す。 こ れ は、
る。着任早々、行長の築いた
小西一族がイエズス会の絶
た。こんなに素晴らしい仲間
麦島城の発掘に遭遇し、八代
大な信頼を得ていく過程も興
と出会うことを計画してくだ ﹁ ご く 一 部 の 貧 し い 人 を 救 う
しかし、その十五年間の経
ことが、世界を救うことにつ
の殉教四〇〇年祭、殉教者を
味深く、読み物としても面白
さった神様に心から感謝しよ
過はまったく知らなかった。
﹁ 小 西 行 長・
﹃抹殺﹄
ながる﹂というような意味で、
題材にした市民オペラ﹃アグ
い。
﹁行長についての常識を
うと思いました。
それがこのたび、未公開写真
されたキリシタン大
僕 も マ ザ ー テ レ サ の よ う に、
ネス﹄の盛り上がり、そして
変えたかった、作られた行長
そして、こんなにも実りあ
を豊富に使って、簡単な説明
名の実像﹂
貧しい人を助けられるように
列福を体験する。﹃アグネス﹄ の イ メ ー ジ を 変 え た か っ た ﹂ も加えて上梓された。待つこ
るキャンプが出来たのは、ス
なれたらと思うようになりま
の前後には方々に招かれ、歴
著 者 の 言 葉 で あ る。 と も あ
タッフの方々の努力もあると
と久しかったこの本がどんな
鳥津亮二 著
した。
史研究家として行長の時代を
れ、行長が秀吉の家臣として
思います。当日は笑顔で私た
に嬉しかったか。しかもこん
︵八木書店出版︶
FYCCでは勉強だけでは
講演し、殉教者の存在を市民
極めて重要な役割を果たした
ち参加者を迎えてくれまし
な豊富な写真にもかかわら
なく、仲間との絆を深めるレ
に示した。その中で結城了悟
こと、その行長の資料が多数
た。緊張していた私に、笑顔
ず、その定価は1900円と
クリエーションもあり、今年
師、 当 時 聖 ト マ ス 大 教 授 で
現存していることを知るだけ
で話しかけてくれたスタッフ
いう安価なものであった。
は優勝こそ出来なかったもの
あった五野井氏との親交も深
でも福音である。一読をお薦
の方がいて、私は本当に安心
出版社は岩波書店であっ
の、楽しい時を過ごせました。
めた。
めする。
しました。今年もたくさんの
た。わたしたちの学生時代は
そして今回学んだことの成果
著者はフロイスの﹁日本史﹂
八代教会主任司祭
ことをFYCCで学ぶことが
岩波出版とあれば、他をぬき
を発表する場でテーマに沿っ
およびイエズス会報告を随所
夫津木 昇
できました。
はなして脱トツであった。
今年の夏にFYCC8が行
キリシタン大名・小西行長
た劇をし、より一層マザーテ
に採り上げ、日本側の史料で
久留米教会 信徒
このあまり関心を持つ人が
われました。私にとって今年
の定説を覆す一冊である。行
レサを身近に感じることがで
確認、裏付けする手法で行長
高校3年 中島 愛
少ない本を上梓された岩波に
のFYCCは特に特別なもの
﹁
長
崎
長の資料は、彼がキリシタン
きました。光の集いでは、平
像を彫り込んでいく。それは
敬意を表する。
でした。それは、6回目の参
旧浦上の天主堂﹂
であるが故に江戸時代に抹殺
和のあいさつでスタッフや参
同時にイエズス会報告の信憑 浦上天主堂は原爆によって
加だったこと、つまり、今年
∼失われた被爆遺産∼
されたというのが、これまで
加者一人ひとりに感謝の気持
性︵多少の誇張を否定しない
破壊され、その七割の信者が
は﹁FYCC卒業﹂だったと
高原 至 写真
の定説であった。行長に親し
が︶を証明する役割も果たす。
亡くなったが、残った信者た
いうことです。
みを覚え、自分のこれまでの
そこには、秀吉に忠実であり 横手一彦、
ちの困難と戦う不屈の信仰に
私は中一のときに初めてF
人生を行長のそれになぞらえ
な が ら け っ こ う し た た か で、 B・バークガフニ 文
よって、立派に再建された。
YCCに参加しました。学校
る著者は、学芸員としての使
出世欲も覗かせ、時に苦悩す
﹁長崎 旧浦上の天主堂﹂
。
江 戸 時 代 か ら の 信 仰 は、 の シ ス タ ー が 誘 っ て く だ さ
命感にも後押しされてこの定
る、あの時代を生きた﹁普通﹂ 東洋一といわれる浦上天主堂
脈々と受け継がれていた。
り、最初は緊張と不安でいっ
説に挑み、打ち破った。実は
の武将・人間像が浮かび上が
が、 原 爆 に よ っ て 破 壊 さ れ、
大名町教会信徒
ぱいでしたが、参加してみる
資料は豊富に残っていたので
る。また、キリシタン大名で
それも十五年後には立派に復
森山 敬三
といろいろな教会の人とすぐ
友達になり、緊張も不安もど
*****************************************************
り ま せ ん ね。 ま す ま す 好 き
会っていなかったら、人生は
こかへ吹っ飛んで、FYCC
聖書講座で学んだ大切なこと
﹁御言葉 聖
(書 を
) 愛する
ちをたくさん伝えました。
どうなっているでしょうね。﹂ になりました!﹂と。私は応
が楽しくて楽しくて仕方あり
を、赤青緑黒のボールペンで
人を神は愛される﹂
参加者としては今年が最後
えました﹁そう、本当に聖書
ま せ ん で し た。
﹁来年もまた
所狭しと書き込まれ、切り抜 ﹁ イ エ ス 様 に 出 会 い 信 仰 の 恵
で、今までで最高のキャンプ
は生涯を掛けても窮め尽くす
みをいただいて本当に良かっ
絶対会おうね!﹂と毎年帰り
きが貼られ聖地の写真も挟ま
になったと思います。来年か
ことができない豊かなもので
た!﹂とは、その方が最も親
際に仲間と約束しました。仲
れて、もとの聖書の二倍近い
らはスタッフとして、参加者
すね。そこに秘められている
FYCC8は、9月 日∼
しい人としみじみ交わしてお
間とまた会いたい⋮。そんな
分厚さになっていました。受
を支える立場に回り、今まで
のは正に神の深い愛だからで
日 の 2 泊 3 日、 日 本 カ ト
られた言葉でした。
思いで毎年参加していた私
洗の年の待降節から始めて3
お世話になったスタッフの
す。私たちは日々の出来事を
リック神学院福岡キャンパス
実に聖書は、私たちが生きて
は、あっという間に6年が経
年半、ミサの聖書朗読に従っ
方々にも恩返しをしたいと思
御言葉に照らし合わせて生き
で行われました。中1の頃か
いく中で遭遇する多くの喜び
ち、気が付けば皆勤でした。
て欠かさずに続け、正に宝物
います。
るとき、その意味を絶えずよ
ら欠かさず参加している僕
や悲しみ苦しみを、神の愛の
FYCCでは、毎年テーマ
としての﹁私の聖書﹂となっ
笑いあり、涙ありのFYC
り深く教えられるのではない
は、この日をすごく楽しみに
計らいのうちに見て捧げるこ
に沿った事を中心に、体を使
て い ま し た。
﹁ こ れ は、 娘 に
Cは、僕の人生の一部です。
でしょうか﹂と。
とと、その意義を教えている
い、 頭 を 使 い、 心 を 使 っ て、 していました。
譲ります﹂と、母が子に与え
笹丘教会信徒
聖書は私たちを神に出会わ
今回のFYCCのテーマは
のです。
あらゆる方法で神様のことを
る命と共に、永遠の命に繋が
高校3年 川原 匠
せ人生の真の意味を教え、尽
学びます。仲間と共に分かち ﹁ マ ザ ー テ レ サ ﹂ で し た。 マ
る神への信仰と愛、神の御言
きぬ喜びをもたらします。ま
ザーテレサがどのように生
合い、お互いの価値観を理解
御言葉を愛する人は
葉の理解への手引きを残して
F Y C C = Fukuoka
た、御言葉に聞き学び、それ
き、 ど の よ う に 神 さ ま に 仕
し合っていく中で、お互いの
神から愛される
いかれるのは何とすばらしい
を大切に生きようと努める人
えていたかを学び、これから
絆も深まっていきました。更
その方は今また二冊目の聖
ことでしょう!
Youth Catholic Camp
を神は愛されます。
書を買って同じように読み味
*
ちょっと
久留米教会信徒
わいながら言われました﹁聖
平仮名が無いとは辛い中国語
坂牧春妙
一息
*
間瀬 雅夫
書は決して飽きることがあ
図書館のその静けさが子守唄
深堀正平
1.
聖 書
⇒
分厚くなった聖書
最近ある信者さんの聖書
版︶を見せて
︵新共同訳
いただきました。その余白に
は毎日の聖書解説の小冊子や
20
ミサ
デ
日時:12月11日(土)17時∼12日(日)15時(指導:来住英俊神父)
内容:教会の秘蹟(特に病者の塗油)自死の問題
費用:①全日程(宿泊)1万円/②全日程(宿泊なし)6千円
③11日のみ(夕食付き)4千円/④12日のみ(昼食付き)
ヴィノ
◆参加者を募集中
(2)
第636号
カトリック福岡教区報
2010年11月1日発行
2.
3.
みんなの知恵を出し合って…、作戦会議
食欲旺盛の若者に裏方ママは
大奮闘!毎年ありがとう!
神の前で生と死を考える集い
☆光の贈りもの
クリスマス
建築の事なら何でもお気軽にご相談ください
さいですが、どうかそれが神
と一致し祝福されたものであ
りますように。
佐賀地区青年信徒
平山 織江
19 10
クリスマスにまつわる心あ
たたまる読み物。
写真や名画、
イラストが満載。はじめてク
リスマスの教会を訪れる方に
もおすすめの小冊子。
ドン・ボスコ社 発行
税込定価
158円
◇
◇
◇
☆神父燦燦
カトリック司祭 人に聴く
カトリック新聞社編
森山工務店
有限
会社
釜山女性グレゴリオ聖歌隊が演奏会
月9日 土
( ︶カテドラル
の 時のミサは、韓国釜山教
区の釜山女性グレゴリオ聖歌
隊 人の美しい歌声で懐かし
いグレゴリオ聖歌のミサが捧
げられた。
ミサ後の演奏会では、その
澄み切ったコーラスに﹁荘厳
な気持ちになりました﹂とい
う参加者からの拍手が鳴り止
まなかった。感謝!
カトリック新聞に連載され
たコラム﹃神父燦燦﹄を中心
に単行本化したものです。カ
トリックの理解や召命への理
解にも役立つ1冊です。
教友社 発行
税込定価 1260円
◇
◇
◇
☆洗礼を受けずに亡くなった
幼児の救いの希望
教皇庁 国際神学委員会
58
啓示には明示的な教えを見
ることができず﹁神学体系の
中で解決することがもっとも
困難なものの一つ﹂とされる
﹁洗礼を受けていない幼児の
永遠の運命の問題﹂について、
現代において可能な解釈の展
望を示す文書。
カトリック中央協出版部
税込定価 1050円
福岡市早良区四箇1丁目15番28号
☎(092)811−7265
福岡プライマリケア株式会社 代表 : エリザベト熊谷
ヨゼフ 森山新太郎
春日市上白水 5-11-102 092-517-6313
・一般住宅(新築・改築工事)
・鉄骨工事 ・RC工事
自宅で療養されている方、在宅で看取りたい
方 、 精神障害の方など 、 病気について、介護
方法について専門的指導や援助が必要な方は
ご相談ください 。
費用は医療 、 介護保険でのご利用になります。
総合建築業
福岡プライマリケア訪問看護ステーション
聖母賛歌など美しい歌声を披露する 13 人
問合せ:福岡市民クリスマス事務局 ℡/ Fax:092 ・ 871 ・ 2505 羽深
*コーラスメンバーに多くの方の参加をお待ちしています。連絡は事務局に。
佐賀地区青年のトラピストでの黙想
たちから教会の手伝いに来て
くださいと頼まれることが何
よりもうれしいです﹂。﹁実現
したいと思っておられること
が あ り ま す か ﹂。 ス イ ス の 山
男︵スイスで山登りしていた
ときに偶然出会った方︶が自
分のために作ってくれたチャ
ペルでミサを捧げたい﹂。﹁健
康の秘訣は何ですか﹂。﹁クヨ
クヨしないこと。愚痴を言う
ことを避けて、与えられた幸
せをかみしめること﹂。﹁最後
に教区民にメッセージをお願
いします﹂。﹁教区報を読むと
様々な行事のことが書かれて
いるが、それらに取り組んで
いる人々の労を評価してほし
いと思います。物事を表面的
に見ないで、出来事の裏にあ
る人々の善意や苦労を見届け
て ほ し い と 思 い ま す ﹂。 い つ
までもお元気で。
第 63 回 福岡市民クリスマス
13
日 時:2010 年 12 月3日 ( 金) 18:30 ∼ 20:30
場 所:福岡市民会館大ホール
プログラム
第 1 部:ハレルヤコーラス (一緒に歌う方を募集中です。連絡を。)
第 2 部:本田路津子コンサート
第 3 部:クリスマスメッセージ 晴佐久昌英神父(多摩川教会主任司祭)
*例年は月曜日でしたが、今年は金曜日です。参加しやすい曜日かと思い
ますので、ご家族、ご友人とお出かけください。
24
郡山担当司教メッセージから:
*この集いは単なるイベントではなく『信仰の旅』という性格を
持っています。参加者はキリストへの信仰を深めようとする巡
礼者として参加することになります。そのため、募集期間中と
参加後にカテケージスがなされます。今回は、各教区が独自の
プログラムにしたがったカテケージスが実施されることになり
ます。
*今回の特徴は A コースが4泊5日のサンチャゴ・デ・コンポス
テーラの巡礼が組まれています。
福岡教区参加者募集:
A コース=8月 7日 ( 日)∼ 23 日 ( 火):現地集合/現地解散
同行司祭=十時伸治神父(大名町教会司祭)
B コース=8月 15 日 ( 月)∼ 24 日 ( 水):一緒に出発・帰国
同行司祭=中村彰神父 ( 戸畑教会主任司祭)
参加資格:18 歳(高校生は除く)∼ 35 歳
参加費概算:A コース 8万円(航空券は別)
B コース 24 万円(航空券を含む)
申込・問合せ先:中村彰神父(福岡教区 WYD 担当司祭)
☎093・871・3019(カトリック戸畑教会)
27
山頭原太郎神父様
がないと思っていました。今
日、神父様のお話を聞き、こ
の布が本物かどうかは、わた
しにとってもうどうでもいい
すか﹂
、 と い う 質 問 に は﹁ 新
しい司教様を迎えて、教区が
固 ま っ て 来 た、 落 ち 着 い て
きたと感じることです﹂と
淡 々 と 答 え ら れ た。
﹁どんな
ことに興味、関心があります
か﹂。﹁古代ギリシャ哲学そし
て、病人を訪問すること。イ
エス様から褒められたいの
で、そのための一番てっとり
早い道は、病人を訪問するこ
とだと考えています﹂と答え
られた。因みに神父様が、ア
リストレテスの著作を愛読し
ておられることは、知る人ぞ
知 る 事 実 で あ る。
﹁今やりた
いことは何ですか﹂。﹁若い司
祭たちがまだまだ真の個性が
出ていない、疲れていると思
われるので、もっとよく宣教
司牧が出来るよう、彼らを連
れ出して健康のためともに運
動をすることです。また司祭
*申込受付後、参加者の集まりを開き大会テーマに基づくカテケジ
スや航空券についても話し合うことになります。
い信頼に結びついていたので
ことで、キリストの受難の黙
しくいただいた後、二回目の
カテドラルで聖骸布展とコンプリ神父の話
しょうね﹂と語っていた。
想会に参加したような静かな
講話がありました。
技術の進歩や新たな発
初日の 日 日︶は、会場
感動があります﹂と語った。
十字架の縦は神と自分の関
(
見がある中で出されて
別 の 一 人 は、
﹁イスラエル
係、横は自分と人とのつなが
の大名町教会の主日のミサ直
くる結果は、ますます
のエルサレムからトルコを通
り。もし周りとの関係が崩れ
後に行なわれた第1回目の
この聖骸布をキリスト
り、フランスへ転々と移され
てきたら、それは神との関係
コンプリ神父の講演に130
に近づけていると思う
たのでしょうが、いつの時代
を見直すといいとの話しをう
人を超える人が展示物で狭く
と話している。
の人もイエス・キリストの受
かがい、私にはそれが神を愛
なった会場を埋めた。
会場に足を運び、神
難を大切に思い、神様への深
することは隣人を愛するこ
父の講演を聞いた一人
と、隣人を愛することは神を
は﹁聖骸布のことを聞
愛すること、どちらも欠けて
いていたし、写真なども見た
はならないもののように思え
夜中の3時に始まるシスター
ことがあったが、本物のはず
ました。自身を振り返ると神
方の祈りに共にあずかったり
に一致することに固執しすぎ
と、例年とは違う黙想に緊張
て、分ち合うことを劣るもの
もありました。
1 日 目、
﹃ 沖 に 漕 ぎ 出 す ﹄ と見ていた気がします。
充実した2日間だったとは
というメッセージをみ言葉を
いえ、わたしはすぐには変わ
通して与えられ、沈黙のなか
りませんが、自らの信仰が独
﹁恐れることはない﹂という
りよがりであることは分かり
神に信頼する心をまず願わな
ました。信仰が人に伝える喜
ければなりませんでした。夜
びを伴なうなら、分ち合うこ
には花言葉を使って教会に対
と に 消 極 的 で な い か ら で す。
する思いを一人ひとりが話す
今後、わたしたちが真の信
という分かち合いがあり、こ
仰を得て、そこによろこびが
れは青年の普段見えない一面
あふれ、それを与えようと努
を見ることになる新鮮さがあ
ここ数年、夏になると佐賀
力するなら、すべての人々が
りました。
地区の青年たちは伊万里のト
キリストと出会うかもしれな
ラピストで黙想会を行ってい 2日目、朝課とミサにあず
いと励まされました。行いや
かり、シスターが準備してく
ます。今回は、宮原司教様の
宣教においてわたしの業は小
ださった食事をみんなでおい
指導をいただき、宿泊して真
50
86
24
月 日 日
( ︶から 日
水
( ︶ ま で、 カ テ ド ラ ル 大 名
町教会1階講堂で﹁聖骸布写
真展﹂が開催され、多くの人
び と が 訪 れ た 。 展 示 期 間 中、
聖骸布展を主催したサレジオ
修道会のガエタノ・コンプリ
神父は、彼の 余年に及ぶ聖
骸布についての研究から導き
出される事実をたくさんの映
像を交えて何度も講演した。
会場には様々な写真や絵画
と共に、聖骸布の実物大の亜
麻 布 の レ プ リ カ も 展 示 さ れ、
次々に訪れる人びとをその前
で釘付けにしていた。
コンプリ神父は、長年、宗
教家も科学者も
﹁本物か否か﹂
と研究を続けているが、科学
10
25
﹁今年でおいくつになられ
ますか﹂
。
﹁ 歳です。イタリ
アで6年間教育学を学び、司
祭叙階後、帰国して学校現場
で 年ほど働きました。それ
からは小教区をいくつか担当
しました。あと3年でダイヤ
モンドなので、そこまではが
ん ば り た い と 思 い ま す。 そ
して、100歳まで生きたい
です﹂という元気なお答えが
帰 っ て き ま し た。﹁ 司 教 館 で
の生活はどうですか﹂
。
﹁まだ
こ こ の 生 活 に 慣 れ な い の で、
窮屈な感じがあります﹂
。
﹁今
どんなことに喜びを感じま
2011 年 WYDマドリード大会の案内
第636号
カトリック福岡教区報
2010年11月1日発行
(3)
カトリック福岡教区報
2010年11月1日発行
司祭召命の育成!
案 内 板 会合と催し
会合と催し
11月のこよみ
カトリック教会のカテキズム
福岡黙想の家ご案内 11月
2日(火)∼3日(水) 九州アシュラム
3日(水)∼5日(金) 防府教会婦人部 黙想会
6日(土)∼7日(日) ゆふの会
12日(金)∼ 13日(土) レジオマリエ 黙想会
13日(土)∼ 14日(日) 山口・島根地区信者養成研修会
20日(土) ∼ 26日(金) 内観黙想会
20日(土) 福岡チェナクルム
20日(土) 日本心身医学協会研修
27日(土)∼ 28日(日)在世カノッサ会
28日(日) ∼ 29日(月) 聖マリア在俗会 黙想会
12月
11日(土)∼ 12日(日) 神の前で生と死を考える集い 日 時:2011年1月23日(日)15:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:櫻井尚明神父(大名町教会主任)
資 料:カトリック教会のカテキズム
2010 年福岡地区聖書講座
テーマ:聖書とわたし ∼生活の中でみことばを活かす
日 時:2010 年 11 月 14 日(日) 14:00 ∼ 16:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:Sr.髙木慶子(援助修道会)
参加費:500 円 旧新約聖書をご持参下さい。
主 催:福岡地区信徒協 聖書典礼部会
〒811-4155 福岡県宗像市名残1056
☎0940・32・3222 渥0940・32・3385 Email: fmokuso@mvi.biglobe.ne.jp インターネットで検索
福岡黙想の家 検索
2010 年北九州地区聖書講座
メインテーマ:いただきます∼神のことばを食べる
目 的:生きるための力となる「神のことば」を
いただきます。
日 時:11 月 14 日(日) 14:00 ∼ 16:30
場 所:カトリック小倉教会
テーマ:食べているものの味を、もっと楽しむために
講 師:L.ベリオン 神父(カトリック行橋教会)
主 催:北九地区信徒協 聖書部会
⇒
真命山諸宗教対話・霊性交流センター
※祈りの集い
年間テーマ:教父に祈りを学ぶ
・日 時:11月11日
(木)10時∼ 14時半
・内 容:大聖グレゴリウス
・指導者:フランコ神父
指 導:フランコ・ソットコルノラ神父
(真命山院長)
ダニエレ サルツィ・サルトリ神父
Sr.マリア・デ・ジョウルジ
問合せ先:真命山諸宗教対話・霊性交流センター ☎0968・85・3100 渥0968・85・3186 ・玉名郡和水町蜻浦
1391-7・E-mail shinmeizan@chive.ocn.ne.jp
熊本地区 第5回 神学講座開講のお知らせ
【日時】11 月 21 日(日) 13 時半∼ 16 時半 【内容】イエスとの出会い 【講師】郡山健次郎司教(鹿児島教区司教)
【会場】カトリック手取教会
【受講料】各回1000円(通年5000円)
【問合せ先】☎ 096-352-3030(手取教会 岸)
死者の月
7日(日) 年間第32主日/天草3教会合同堅信式
戸畑教会・健軍教会・南粕屋教会バザー
8日(月) †M.マッコンネル〔2005年手取教会〕
9日(火) ラテラン教会の献堂/司祭評議会・司教顧問会
12日(金) 社会福祉法人聖母会研修会講話(熊本)
14日(日) 年間第33主日
不動山殉教者祈念ミサ(嬉野)/教区和田墓地ミサ
16日(火) †浦口均〔2007年老司教会〕
日韓司教交流会(韓国 ∼18日)
18日(木) 門司教会創立記念日
20日(土) DV研修会(久留米)
21日(日) 王であるキリスト/聖書週間(∼28日)
小倉教会堅信式
22日(月) サマリアの集い
23日(火) 北九州地区典礼研修会(新田原教会) 勤労感謝の日
24日(水) 聖アンデレ・ジュン・ラクと同志殉教者
26日(金) †R.マグリン〔聖マリア病院〕
27日(土) †M.ハイメ〔2003年トラピスチン〕
行橋教会創立記念日/プレ・セミの集い
28日(日) 待降節第1主日/手取教会堅信式
29日(月) 教区邦人司祭の集い(∼30日)
30日(火) †春山勝美〔2007年高宮教会〕
12月
2日(木) 常任司教委員会
3日(金) 聖フランシスコ・ザビエル/ザビエル祭(武蔵丘教会)
5日(日) 待降節第2主日/宣教地司祭育成の日(献金)
水俣教会堅信式
6日(月) 大神学院司教委員会(福岡∼7日)
8日(水) 無原罪の聖マリア
12
Br
Fondacio 講演会 明日を築く教会
11
11
11
11
21
20
14
13
14
13
14
13
30
11
30
所︺高宮フランシスコ会修道
院在世会集会所︹指導︺戸村
悦夫神父︹問合せ先︺☎09
2・843・5831岩崎
■グレゴリオ聖歌を歌う会
︹日時︺ 月 日 火(︶ 時
︹場
所︺聖クララ寮︵福岡市南区︶
︹内容︺死者ミサ
︵レクイエム︶
︹司式︺片岡哲夫神父︵高宮教
会助任︶︹問合せ先︺☎096・
380・5686堺敬子
■心のセミナーを支える会
︹日時︺ 月 日 日(︶ 時か
ら︹場所︺カトリック黙想の
家ログハウス︹内容︺心のセ
ミナー﹁家族について﹂︹講師︺
小宮豊氏︵精神科医師︶
︹参加
費︺原則無料︵自由献金︶
︹問
合せ先︺☎0940・32・
1173 矢田
■青年黙想会
︹ 日 時 ︺ 月 4 日 土( ︶ 時
∼ 5 日 日( ︶ 時︹ 場 所 ︺ カ
ノッサ修道女会大牟田修道院
︹テーマ︺見える神、
イエス
︹対
象︺カトリック青年と求道者
︹同伴︺ 大田 fdcc
︹参加費︺
1500円︹申込先︺094
4・58・5793 大田
■美野島司牧センター
あなたの勇気が路上の命を支
えます!●ホームレスの方に
手作りのお昼ごはん=毎週火
曜日 時 分●ホームレス支
援夜回り=第一金曜日 時●
路上からアパートに入居した
ヨーロッパやアジア各国で信徒養成に携わる 3 人
の講師の話を聞きながら、ともに教会の明日を考
えてみませんか…。
テーマ:明日を築く教会
日 時:11 月 28 日 ( 日) 14:00 ∼ 17:00
場 所:カテドラル大名町教会 1階講堂
対 象:どなたでも
参加費:自由献金
主 催:福岡地区信徒協
30
◆
福
岡
■聖霊による刷新福岡祈りの
集い︹日時︺毎週月曜 時か
ら 時 分︹場所︺大名町教
会1階︹内容︺賛美と感謝の
祈り・聖書の分かちあい︹代
表︺ 床嶋︹問合せ先︺☎0
92・521・2503蓮尾
■虹の会
︹日時︺ 月 日 土(︶ 時
分から︹場所︺カトリック大
名町教会3階︹内容︺子ども
を喪くした悲嘆の分かち合い
/今回はライアー︵竪琴︶の
演奏もあります︹参加費︺6
00円︹問合せ︺☎090・
1162・6395 柴田須
磨子
■福岡ホスピスの会勉強会
︹日時︺ 月 日 日︶ 時
︹場
(
所︺カトリック大名町教会
︹内
容︺ここまでできる在宅ホス
ピス︹講師︺斎藤病院︵久留米
市︶院長斎藤如由師︹参加費︺
一般1000円、会員500
円︹問合せ先︺☎092・8
74・6321 深堀
■ザビエル合唱団
︹日時︺ 月 日︵土︶ 時
分から毎月第3土曜日︹場所︺
カトリック西新教会︹問合せ
先︺☎080・5246・8
395橋本
■在世フランシスコ会集会
︹日時︺ 月 日
︵日︶ 時
︹場
北九州地区信徒協典礼研修会
テーマ:ともに喜びをもって、ともに手をたずさえて
日 時:11 月 23 日 ( 火) 10:00 ∼ 16:00
場 所:カトリック新田原教会聖堂
講 師:宮原良治司教
参加者:信徒・司祭・修道者
お世話:北九州地区信徒協 典礼部会
10
Sr.
30
12
16
11
11
28
23
14
11
Sr.
クリスマスコンサート
20
編集後記
旧鹿児島ザビエル聖堂再生支援
チャリティーコンサート終了報告
10 月 15 日のチャリティーコン
サートを無事に終了し、ご協力
いただきましたチケット収益金
25 万円をNPO法人文化財保存
工学研究室に献金・寄付させて
いただきました。ありがとうご
ざいました。
問合せ先:08052468395 橋本
11
11
26
14
13
Sr
方を訪問=第三土曜日 時
︹問合せ先︺☎092 4
・31・
1419 M・コース神父
月 は、 2 つ の ビ ッ グ
ニュースがありました。一つ
は 日 本 人 の ノ ー ベ ル 賞 受 賞、
もう一つは地下700メート
ルからの奇跡的帰還のニュー
スです。
暗い話題が多い中で、
久しぶりに明るい話題であっ
たばかりではなく、どちらも
元気が出るようなニュースで
した。33人が皆カトリック
信者かどうかは分かりません
が、少なくとも地下でずっと
救出されるのを祈りながら待
ち続けました。その深い信仰
に 打 た れ ま し た。 私 た ち も
人々に喜びのメッセージを伝
えることができたらと思いま
す。
10
10
15
11
◆
北 九 州
11
福岡教区広報室アドレス
E-mail:cdf-kouhou@nifty.com
12
■小倉祈りの集い
︹日時︺ 月 日︵金︶ 時半
から 時︹場所︺カトリック
小倉教会信徒会館2階︹指導︺
ガブリエル神父︵御受難修道
会︶
︹内容︺
﹃みことばを味わ
う﹄賛美と感謝の祈り︹連絡
先︺☎090・3985・5
209松田裕子
容︺ロザリオと話し合い︹問
■北九州召命を共に祈る会
合せ先︺健軍教会☎096 ・
︹日時︺ 月 日︵木︶ 時か
368・2825青木悟神父
ら︹場所︺北九州湯川納骨堂
■カトリック看護協会福岡支
︹内容︺パリ外国宣教会の亡
部の集まり
くなられた司祭のための追
悼ミサとミーティング︹指導︺ ︹日時︺ 月 日 日(︶ 時
︹場所︺聖心病院
︹問合せ先︺
井手公平神父︵門司教会主任︶ 分
︹問合せ先︺☎093・963・ ☎096・352・7181
竹内
2359江口
18
12
◆
佐
賀
カテドラルでのゆるしの秘跡
日時:11 月 20 日、12 月 4 日 10 時∼ 12 時
場所:カトリック大名町教会小聖堂
*基本的に第 1 ・第 3 土曜日。変更の場合もあります。 ■佐賀祈りの集い
︹日時︺ 月4日︵土︶ 時半
∼ 時︹場所︺佐賀カトリッ
ク会館︹内容︺ミサと祈り︹問
合せ先︺☎0952・30・
8347 吉武
11
20
◆
熊
本
■熊本地区召命を共に祈る会
︹日時︺ 月 日
︵木︶ 時
︹場
所︺カトリック健軍教会︹内
日 時:12 月 11 日 ( 土) 14:00
場 所:雪の聖母聖堂(久留米聖マリア病院内)
内 容:ソプラノとパイプオルガン演奏
入場料:無料
問合せ先:0942-35-3322(内線:2412)山本
13
2010 年度難民移住移動者委員会
長崎教会管区セミナー
11
14
14
30
痛みの相談室
受付時間
いくま整骨院
〒830-1224 三井郡大刀洗町鵜木67−3
T E L 0942−77−3199
代表者 ペトロ 平 田 清
(4)
第636号
平日: 9:30 ∼ 12:00
14:30 ∼ 20:00
土曜: 9:30 ∼ 15:00
休診:日曜・祝祭日
福岡市西区姪浜駅南1-7-12- 2F
℡ 092-884-0134
ペトロ 生熊公吉
テーマ:
結婚、家族、子どもの育児と教育
神の祝福とそれに応える姿勢
期日:2010 年 11 月 23 日 ( 火)
時間:9:00 ∼ 16:00
場所:長崎カトリックセンター
主催:日本カトリック難民移住移動者委員会
連絡先:K. マルセル神父 (092-431-1419)
サンピエトロ大聖堂前の馬小屋 教皇ベネディクト十六世
「神学生への手紙」を発表
教皇様の意向のために祈りましょう
︻一般︼苦しみの体験が、他の
苦しむ人への助けとなる
︻宣教︼キリストに心を開く
︻日本の教会︼子どもたちの救い
人前で踊ることが苦手
で無骨な身のこなししか
できなかった私が、ことも
あろうにフランスで沢山の
人前で着物を着て踊らなけ
ればならない事態が起こっ
た。 聖 誕
劇の中で
着物姿の
のうちに完璧に舞い切るこ
い。 絶 体 絶 命。
﹁ よ し っ、 踊
とができた。私が舞台から
るぞ!﹂決意した私がその日
姿を消した瞬間、
﹁ワーッ﹂
から実行し始めたことは、﹁歩
という歓声が起こり場内の
く﹂
﹁立つ﹂﹁座る﹂そんな日
興奮で劇が一瞬とまった。
常的な行為を美しく振舞うこ
とだった。毎日繰り返す日常
当時の私は幼児には全く
的な行為を意識して正確に美
興味がなかった。ところが
しく行うことが基本だと思っ
今は幼児教育の仕事をして
たからである。そんな日常の
い て、
﹁幼子は随意筋肉運
動の調整期にいるので、目
的にかなった動き方を学び
たがっている。だから、立
つ、座る、歩く、のような
平凡な行為を意識して正確
にして見せることは基礎と
して大事だ﹂などと語って
いる。今年の待降節は、幼
子と共に基礎を良く生きる
ことにしよう。
大名町教会 信徒
単純な動作を意識すると、そ
の意識が生活全体に及ぶのを
感じた。いよいよ本番。舞台
に登場した瞬間、一瞬にして
観衆全体の目が私の身体全体
に吸い付いたのを感じた。そ
うすると待降節の日々に意識
した美しい動きが一挙に私の
心身によみがえり、深い集中
幼子と共に礼拝する
日本人が
幼子イエ
スの前で
賛美の舞いをして礼拝を捧
げるという異例の場面が特
設され、踊るのは私だとい
うのである。その役が降り
かかってきたのは待降節第
一主日。断ることはできな
ホームページ上の内容に関
しては、すべて福岡教区広報
委員会が権利を有します。
また、小教区の情報につい
ては、各小教区の許可を得て
掲載していますが、今後の更
新等については、各小教区か
ら連絡をいただいたものに
よって更新いたします。
そのため、お送りいただく
写真等につきましての著作
権、肖像権などは小教区にお
いて許可をとったものだけを
お送りいただきますようお願
い致します。写真等の掲載に
おいて、何らかの理由により
削除をしたい場合は、各小教
区の代表にその旨を伝え、各
小教区の広報担当者、あるい
は主任司祭を通じて、教区広
報委員会へご連絡ください。
教区広報委員会
cdf-kouhou@nifty.com
ホームページの開設に伴
況を考えると必要不可欠であ
い、各小教区へ文書にてお知
ること
ら せ し た と お り、 連 絡 用 の
▼福岡司教区に移動してきた
メールアドレスと、担当者を
信徒に対し、教区内の情報を
教区広報委員会へお知らせく
的確に素早く発信すること
ださい。
▼国際化の中、外国人信徒に
も福岡司教区の情報を提供す
ホームページについて
ることにより、安心して信仰
の道を歩む手助けをすること
お願い
内容の充実度は、まだまだ
ですが、これから少しずつ充
実させていく予定です。
開設に伴い、教区広報委員
会への情報も、ホームページ
上からメール送信する機能を
付加しました。画像等も添付
できます。小教区や各地区で
の情報発信にぜひご利用くだ
さい。また、ホームページ上
の不備や要望もこのメールを
ご利用ください。寄せられた
情報については、ホームペー
ジ管理委員にて内容を吟味の
上、掲載を行います。
ホームページが、教区民の
みなさんとまだ福音を知らな
い方々のために、大きな力と
なりますように。
21
福岡教区広報委員
会︵委員長=森山信
三神父︶は、 月
日の王たるキリスト
の主日に、教区の公
式ホームページを開
設いたしました。
教皇ベネディクト
世は、2010年
の﹁ 世 界 広 報 の 日 ﹂
のメッセージにおい
て﹁司祭とデジタル
世 界 に お け る 司 牧、
みことばに仕える新
しいメディア﹂と題
し、デジタル・コミュ
ニケーションの重要
性 を 説 か れ ま し た。
現代のメディアの発
展に伴い、福岡教区
としても公式のホー
ムページを開設する
こ と が 急 務 と な り、
以下のような開設趣
旨のもと準備を進め
てきました。
▼福音宣教の一端を
担うホームページが
今日のメディアの状
11
12月の意向
ローマの聖ペトロ大聖堂前の広場には、毎年巨大な馬小屋が
設置されます。この馬小屋、待降節中はずっと準備のために囲
いで覆われて、どんなものが作られているか外から見えません。
そして、主の降誕のときに囲いが取り払われ、一般に公開され
始めます。2009 年の馬小屋を見ると、幼子イエス様のまわりに
は子どもも大人も老人もいます。肌の色もいろいろ。まさに、
全世界に広がる教会を現しているともいえます。
幼子としての誕生から始まったイエス様の救いのわざは全世
界のすべての人のため、この私のため。だから、おめでとうご
ざいます! (ローマから写真と記事:田中重治神父)
相良敦子
開設趣旨
16
第4回司祭評議会から
天に栄光 地に平和!
第4回司祭評議会が 月9
ではないので、長期的スパン
日、 司 教 館 に て 開 催 さ れ た。 で計画的に積み上げていくべ
第1の議題は、教区が一丸
きである、など活発な意見が
と な っ て 取 り 組 む べ き 課 題、 出 さ れ た。 最 終 的 に は、﹁ と
年間テーマについて検討され
もに学び、祝い、生き、伝え
た。2年間﹁召命﹂を緊急課
る家庭共同体﹂というテーマ
題として掲げてきたが、今後
に決まり、司教がこれについ
は、信徒の養成という観点か
て年頭の言葉で年間方針とし
らやはり、家庭が中心となる
て、打ち出すこととなった。
のではないかという切り口で
次に、司祭の生涯養成小委
様々な意見が交わされた。そ
員会より研修会が提案され
の中で、テーマを掲げるだけ
た。それによると、2011
ではなく、それをどう具体化
年2月に2週間にわたり、小
す る か 、 内 容 が 大 切 で あ る。
ことが承認され、今月末を締
教
区
を
離
れ
、
福
岡
教
区
全
司
祭
その意味で現代のカトリッ
め切りとして募集を始めるこ
を対象に、4人の講師を招い
ク信者の家庭がどうなってい
と
となった。
て
、
最
近
の
神
学
の
動
き
な
ど
に
るのか現状把握から始めるべ
次に、教区組織の見直しに
ついて研修するというもので
きである。養成には時間がか
ついて討議された。現今の各
あ
る
。
開
催
条
件
は
最
低
5
人
の
かる。一朝一夕で出来ること
委員会組織は、有機的な繋が
参加、中途参加も可能という
11
宮原良治司教認可
発 行 所 福岡司教区本部
福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28
行
人
発
カトリック福岡司教区
編 集 人 森 山 信 三
TEL 092-522-4059
FAX 092-523-2152
振 替 口 座 01760-6-20729
カトリック福岡司教区
定価 一部 60 円
現代もさまざまな形で多くの人がこう考えていま
す。カトリック司祭職は未来の「職業」ではなく、
過去の遺物だと。親愛なる友人である神学生の皆
様。皆様は、こうした意見ないし反対に逆らって、
神学校に入ることを決断し、カトリック教会の司
祭職を果たす準備をしておられます。皆様はよい
決断をされました。なぜなら、技術が世界を支配
し、グローバル化が進んだ時代にあっても、人々
は常に神を必要とするからです。この神はイエス・
キリストにおいてご自身を示してくださいます。
そして、普遍教会のうちにわたしたちを集め、キ
リストとともに、キリストを通して、人生の真の
意味を学ばせ、真の人間性の基準を考え、実行さ
せます。神は生きておられます。だから神は、ご
自身に仕え、ご自身を他の人にもたらす人を必要
とします。そうです。司祭になることには意味が
あります。世は今日も、明日も、いつも、世の終
わりまで、司祭を、すなわち牧者を必要としてい
ます。 ( 全文はホームページで)
りに欠けている面があるた
め、より互いの委員会がまと
まって連携し合うことが求め
られる。提出された案を各地
区に持ち帰って再検討するこ
ととなった。
また、それに関連して教区
事 務 局 を ど こ に 置 く か、 ス
タッフ等も含めて、事務局体
制の充実について若干の意見
が交わされた。また、司教か
ら教区宣教司牧評議会は現在
組織されていないが、各地区
で司祭、修道者、信徒および
事業者の代表を交えた集まり
を最低年1回開催するよう要
請があった。
また、神学生養成担当から
神学生の動向、召命練成会の
報告および、司祭職を志す人
のための冊子作成を検討して
いること、聖体奉仕者養成委
員会から来年新規の聖体奉仕
者養成のための研修会開催を
予定していることなどが報告
された。最後に現在検討され
ている﹁こども園﹂について
の教区としての対応は、国会
の動きをもう少し注視しなが
ら検討することとなった。
福岡教区の公式ホームページ開設
http://fukuoka.catholic.jp
第637号
カトリック福岡教区報
2010年12月1日発行
(1)
﹁みちくさ﹂をはじめて3回
目のクリスマスを迎える。神
が人となられたという崇高な
神 秘 を 思 う。﹁ 人 間 と は 常 に
人間になりつつある存在だ﹂
という言葉を聞いたことがあ
る。﹁ 母 親 で あ る ﹂ と﹁ 母 親
になる﹂は、微妙に意味が異
な る。﹁ 教 師 で あ る ﹂ と﹁ 教
師となる﹂も同様である。子
どもが生まれれば母親である
し、教員免許を取得すれば教
師である。しかし、真の母親、
教師となるためには、真剣に
子どもに関わり、向き合う必
要がある。すなわち、母親は、
赤ちゃんによって母親とな
り、教師は生徒によって教師
となる。私たちは一人で人間
となったのではなく、互いの
関係によって、人間となって
いく。互いにゆるしゆるされ、
愛 し 愛 さ れ る こ と を 通 し て、
人間となっていく。人と人の
間、それが人間である。聖書
は、﹁み言葉は肉となられた﹂
と言う。この﹁肉﹂とは、も
ともと弱くてもろい人間存在
を指す言葉である。ヨハネは、
神がそれほど私たちを愛され
たと言い、パウロは﹁主は豊
かであったのに、あなたがた
のために貧しくなられた。そ
れ は、 主 の 貧 し さ に よ っ て、
あなたがたが豊かになるため
だったのです。﹂
︵2コリント
8 9
- ︶ と 言 う。 キ リ ス ト が
弱さ、貧しさを身に帯びられ
たがゆえに、私たちは人間と
なる恵みを授かった。この意
味でクリスマスは、十字架上
のキリストをも同時に黙想す
る時であろうと思う。飼い葉
桶に寝かされた幼な子は、す
で に﹁ 私 は 苦 し む 者 で あ る ﹂
というメッセージを携え、私
た ち の 前 に 姿 を 現 わ さ れ た。
M
*****************************************************
2010『待降節の黙想会』ご案内
ミサ
デ
〒810-0016
福岡市中央区平和3丁目1-5
〒815-0082 福岡市南区大楠2丁目4番8号
互助会制度もご利用できます。
ご用命 お問い合せは
カ ト リ ッ ク の ご 葬 儀
スイートタイプ(赤)(白)
木 下 株 式 会 社
小郡教会でレジオ・マリエ発会式
のうちに無事に発会式を終わ
ることができました。 式後、
信徒会館に移動し、親睦を深
月 日 月
(︶
めました。
時より、小郡教会聖
各教会のレジオの紹介や活
堂において小郡教会
動状況も話してもらい、これ
レ ジ オ・ マ リ エ﹁ キ
からの小郡教会レジオの活動
リスト信者の助けの
の糧となりました。
聖母﹂
︵会長=井手
これから、レジオ・マリエ
隆︶の発会式が行わ
の精神をこつこつと活かして
れました。
当 日 は、 北 九 州、 いけたらと思います。
佐 賀、 長 崎、 福 岡 の
レジオ・マリエの会員は週
各地区より約 人の
に1度それぞれの教会に集
会員が集まりまし
まって、マリアさまの取次ぎ
た。
やご保護を願い祈ります。そ
みんなの熱いお祈
の後、教会にこられない方々、
りと暖かい励ましの
ご高齢になられ引退してい
言葉を受け、会員一
らっしゃる神父様方を訪問さ
同平和と愛の一致に
せ て も ら っ た り し て い ま す。
包まれ、神様の祝福
25
合いの材料となった。
親睦バザーも福音宣教の一端
教会の内外で、そして家庭
での宣教のあり方を考えた有
意義な、そして効果的な時間
を基に分かち合いをしていた
となった。
が、今回は信徒二人の信仰体
尚、
一週間後に行った教会・
験談で始まり、分かち合いに
幼稚園合同親睦バザーを福音
入った。
宣教の一端として考えていた
﹁地域社会が求めているこ
こ と も あ り、 記 念 の 御 絵 を
とは何か、それにどういう風
配ったりして、いつも以上に
に応えることが出来るか、弱
意識と熱意が感じられたもの
く、貧しく暮らしている人や
となった。あいにくの冷たい
病気の人への配慮、世界の出
雨 の 中 で の 行 事 で あ っ た が、
来事に救いの神が働いておら
懸命に働いた信者の心には一
れることを認識し、どの様に
様に温かさがあった。
協力できるか﹂などが分かち
14
⇒
11 月 1 日 ( 月)、第 1 回目となるゴルフ
大会が熊本菊池カントリークラブで9時 30
分スタートした。戸畑、小倉、行橋、武蔵丘、
手取、二日市、本郷、今村、久留米、小郡
の各教会から総勢 29 人が参加した。
ダブルペリア方式で 18 ホールを競った。
武蔵丘教会の池永修一さんが「福熊佐会」
(ふくさかい)杯を獲得した。
参加者から、来年も企画してほしいと要
望が出されたので、来年は熊本と北九州の
中間を予定。
大会事務局=小郡教会 Fr. オカロール
井手隆 信徒
T E L 092−526−5656
カトリック福岡黙想の家
検索
カトリック御受難修道会・宗像修道院 ネットで検索 福岡黙想の家
811-4155 福岡県宗像市名残1056 Tel 0940-32-3222・Fax 0940-32-3385
40
大牟田
教会
第1回福岡教区親睦ゴルフ大会
ヴィノ
日 時:①12月10日(金)10:00∼15:00(指導:染野神父)
テーマ:マザー・テレサとイエスの渇き
日 時:②12月16日(木)10:00∼15:00 (指導:来住神父)
テーマ:「人と共に住まわれる神」
日 時:③12月18日(土)16:30∼19日(日)15:00 (指導:来住神父)
テーマ:「クリスマス・キャロル」を語る
参加費:①・② 2,000円(昼食代他)③ 8,000円(一泊三食代他)
10
*
孫からの注文難しいおもちゃ
坂牧春妙
*
ふぐこわくないが計算書が怖い
深堀正平
月 日︵ 日 ︶
、大牟田教
会では一週間早く﹁世界宣教
の日﹂として迎え、ミサ後に
﹁分かち合い﹂を行った。
教会では、数年前から﹁世
界宣教の日﹂を祈りと献金に
留めず、特別な行事の日とし
て受け止めている。
これまでは、世界の司祭・
修道者の宣教活動の様子や信
徒数などを絵やグラフにして
アピールし、海外からの修道
女や司祭召命についての話し
一息
ちょっと
17
ご降誕祭前夜・降誕祭・大晦日・元旦ミサ時間
聖書は難しい。だから、あ
えた﹁御言葉﹂と出会いまし
た。毎日出会う﹁あの人﹂の
﹁わたしがあなたがたを
まり読んでいません。このよ
た。いつもと変わらないミサ
顔も見たくない、声も聞きた
愛 し た よ う に、 あ な た が
う な 言 葉 を 聞 き ま す。 ま た、
でした。けれども、語られた
くない、そのような日が続き
たも互いに愛し合いなさ
こ の 気 持 ち も 理 解 で き ま す。
福音の﹁互いに愛し合いなさ
ました。キリスト教の大学に
い。
﹂
い ﹂ と い う 言 葉 を 聞 い た 時、 ただよく考えてみると、とて
通っていたため、授業ではキ
涙 が 止 ま ら な く な り ま し た。 ももったいないことをしてい
リスト教の﹁愛﹂についての
るのではないでしょうか。御
神様が今、悩み苦しんでいる
教えが語られていきます。黒
言葉を通して、私たちと出会
板を埋め尽くすキリスト教的 ﹁ 私 ﹂ の 心 に 語 り か け て く だ
いたい、傍に寄り添って支え
さった。この御言葉を通して
な愛の概念。素晴らしい教え
神 様 と 出 会 う こ と が 出 来 た、 てあげたい、その思いを私た
であればあるほど私を苦しめ
ちの都合によって逃している
そのように感じました。
て い き ま し た。
﹁隣人愛﹂の
からです。御言葉を心に刻み、
その日から少しずつ、私は
精 神 と 真 逆 の 生 き 方、 隣 人
変 え ら れ た の だ と 思 い ま す。 それを語る。あなたの語るそ
と向き合うことのできない
の﹁御言葉﹂を聞いて、神様
﹁ 私 ﹂。﹁ 愛 す る こ と ﹂ の 大 切 ﹁ あ の 人 ﹂ の 存 在 す ら も 受 け
と出会う人々がいるかもしれ
入れたくなかったのに、声を
さを頭では理解しているにも
ません。神様は私たちを用い
かけることができるようにな
かかわらず、行動に移すこと
て、多くの人々と出会いたい
りました。そして、何よりも
の で き な い﹁ 私 ﹂
。そんな自
この聖書箇所は、好きな御
と望まれているのではないで
御言葉を多くの人に伝えた
分が嫌でした。
言葉の一つです。そして、私
しょうか。
い、神様と出会って欲しいと
の生き方を変えた御言葉で
カトリック大名町教会
そ の よ う な 気 持 ち を 抱 え、 強く望むようになりました。
す。 大 学 生 の 頃、 人 間 関 係
協働司祭 十時伸治神父
日々過ごしていた時、私を変
に悩んでいた時期がありまし
(ヨハネ 13 章 34 節)
世界宣
教の日
10
(2)
第637号
カトリック福岡教区報
2010年12月1日発行
14
17
福岡市早良区四箇1丁目15番28号
☎(092)811−7265
福岡プライマリケア株式会社 代表 : エリザベト熊谷
ヨゼフ 森山新太郎
春日市上白水 5-11-102 092-517-6313
・一般住宅(新築・改築工事)
・鉄骨工事 ・RC工事
建築の事なら何でもお気軽にご相談ください
森山工務店
有限
会社
自宅で療養されている方、在宅で看取りたい
方 、 精神障害の方など 、 病気について、介護
方法について専門的指導や援助が必要な方は
ご相談ください 。
費用は医療 、 介護保険でのご利用になります。
総合建築業
福岡プライマリケア訪問看護ステーション
長崎カトリック神学院
29
11
神学院入学のご案内
25
嬉野市不動山地区殉教祭
長 崎 の 神 学 院︵ 小 神 学 校 ︶
へ入学を希望する人はそれぞ
れ近くの南山中学あるいは南
☆クリスマスと
山高校へ入学することになり
小さなてんしたち
ます。
文 サラ、 ドッド
来年度の入学希望者のため
編 訳者 女子パウロ会
の南山中学の入試は 月 日
日
イエス
( ︶。 願 書 の 受 付 は 月 1
日∼ 日です。
の誕生物
南山高校の入試は2011
語が、短
年1月 日 金︶
、願書受付
い6つの
(
は1月 日∼ 日となってい
お話に分
ます。
けられて
入学希望者は、願書に小・ す て き な 絵 本 に な り ま し た。
中学校の成績証明書を添え
かわいらしい色鮮やかな絵
て、主任神父さまを通して長
が、子ども達を聖書の世界に
崎カトリック神学院宛に提出
導きます。いろんなページに
してください。
出てくる小さな天使たちがや
くれぐれも南山学園に直接
さしく子ども達に語りかける
送らないようにご注意くださ
ようです。読み聞かせにお使
い。
いいただきたい絵本です。
また、学年途中からの編入
女子パウロ会発行
も可能です。何か、ご不明な
税込定価 1260円
点がありましたらご遠慮なく
◇
◇
◇
お電話をください。
☆悲しみセラピー
長崎カトリック神学院
文 カレン・カタフィアツ
院長=山田良秋
絵 R・W・アリー
訳 目黒 魔天雄
﹁悲し
み セ ラ
ピー﹂
は、
賢明で心
の こ も っ た 反 対 意 見 を 唱 え、
悲しみを超えるのにかなりの
時間がかかります。悲しむこ
とは骨の折れることです。本
書は、そういった痛みを深い
癒 し に 変 容 さ せ る 1 冊 で す。
サンパウロ発行
税込定価
735円
◇
◇
◇
年末年始店休日
12
10
12 21
19
12
12
12
2008年シドニー大会参加者から
開会ミサが始まりました。40 万人が一つの祭壇を囲んでミサを
捧げる様は圧巻でした。
「世界に広がる教会」とか「イエスはす
べての人々のために」ということばをよくわたしたちは口にしま
すが、そのことばの意味を味わうことのできるものでした。また、
その場にいて本当に何か力づけられ、「帰ったら何をしたらいい
のか」という思いがわき起こりました。この思いがいままで多く
の青年たちを力づけ、彼らを動かしてきたのでしょう。
「集まる」
ことの素晴らしさだと思います。( 櫻井神父の参加体験から抜粋)
*セントポール
月 日 水︶
(
∼1月3日 月
(︶
*サンパウロ
月 日︵土︶
∼1月4日︵火︶
12
多くの方にこの不動山の殉教
行列に参加したことが懐かし
よって被害を受けた教会を支
刈入の終った畦道を行く筑後地区聖体行列
のことを知っていただき、ぜ
く思い出され、このようなこ
援 す る た め の 献 金 が 行 わ れ、
したロザリオを固く握り締め
ひ 訪 れ て も ら い た い。
﹂との
とが私たち小教区でもミニ行
皆が応えていた。
ながら信仰の喜びをかみしめ
挨拶があり、宮原司教もミサ
事として出来れば・・と思い
ミ サ 後、 会 場 の 体 育 セ ン
ました。終了後、婦人会の方々
の説教の中で公的施設を快く
ます。今日は、恵みに満たさ
ターでは、地元集落の方たち
の温かいもてなしを受け、身
利用させていただいたことへ
れ、充実した感謝の一日でし
により特産品のお茶がふる
も心も潤されました。以前は、 た。
の謝意を伝えた。
まわれ、茶葉や野菜の販売も
福岡市内で行われていた聖体
また、ミサでは佐賀地区信
光丘教会信徒 平田久子
行われて信徒との交流でにぎ
徒 協 の 青 年 会 の 呼 び か け で、 わった。
先般の奄美大島の豪雨災害に
伊万里教会信徒 吉浦健次
の 悲 話 が 語 り 継 が れ て い た。
ちょっと違った 恒例の召命の集い
祈念ミサは、1990年か
ら佐賀地区信徒協の主催で
の
協力者のみなさん。
毎年行われ、年毎に各史跡に
今年初めて企画された﹁院
赴いてミサを捧げていたが参
内ツアー﹂では、大人も子ど
加人数の増加により場所や駐
ものちょっとしたフィーバー
車場の確保が困難になったた
ぶり。﹁物置の中も見たよ﹂﹁屋
め、昨年から嬉野市と地元の
根裏部屋も見た﹂と興奮した
協力により、小学校跡地の嬉
声 が 飛 び 交 っ て い た。﹁ い つ
野市営ふれあい体育センター
もの神学生の劇がなかった﹂
を借りてミサを行い、各自で
と、期待をそがれたような声
月 日、今村教会の筑後
史跡を訪れて祈りをささげる
は大人たちの方が敏感だった
地区聖体行列に、はじめて光
形になった。
か
もしれない。
丘教会より 人で参加しまし
そして今年は、初めて宮原
月 日 日 、佐賀県嬉
秋の刈入れを終えたこの季
た。聖体行列は、司教様他4 (
)
良治司教の司式により、佐賀
野市不動山地区にて、不動山
節、どの教区にもそれぞれの
人の司祭の共同司式のミサで
地区の各小教区の司祭と、長
殉教者祈念ミサが執り行われ
企画が組まれる時である。
始まりました。十字架を先頭
崎教区浦上教会の主任司祭・
た。
長崎教会管区の隅々から参
秋
晴
れ
の
月
3
日
水
︶
、
に司祭団、花びらを持った少
(
小島栄師との共同でミサが捧
加者が集う時代は終ったのだ
恒例の﹁召命の集い﹂が日本
女たち、そしてご聖体を顕示 不動山は、かつてキリシタ
げられ、佐賀地区をはじめ長
ン迫害が始まった頃の 世紀
ろ う か。 で も、﹁ 今 年 も 来 た
カ
ト
リ
ッ
ク
神
学
院
福
岡
キ
ャ
ン
された司教様、さらに大勢の
崎教区からも参加があり、約
の初めに、山一つ隔てた大村
よ。﹂﹁ 神 学 生、 ど う か ね?﹂
パスで行われた。
信徒の行列が続きました。深
1 5 0 人 の 信 徒 が 参 列 し た。
藩領からキリシタンが逃れて
という人びとに支えられる司
早朝に出発したと思われる
まる秋の中、少女たちのまく
また、ミサに来賓として参
来て殉教した地で、8箇所の
祭召命もあるだろう。
貸切バスが、次々到着するの
花びらが稲穂の刈り取られた
加した谷口太一郎嬉野市長か
史跡が残り、明治時代に至る
を手際よく正門前で整理する
道をうめていきました。聖歌
ら は、﹁ こ れ か ら も、 も っ と
まで地元集落の人たちに殉教
のも、恒例の福岡地区信徒協
は高らかに秋空に響き、手に
10
11
んな場所で私と出会った、た
くさんの友達が遠くの人も近
くの人も同じ画面の中にうご
めいています。それを見るた
びになんだが不思議な気持ち
がしながら、とてもおもしろ
いなあと嬉しく思います。
この関わりを大切にして更
に深め広めていきながら、今
度は教会の敷居を超えて同じ
ようにつながりを広げていけ
たら、もっと世界が広がると
思います。それをこれからは
目指していきたいですね。
そんな今の私を漢字一文字
で表すなら﹁繋﹂︵つなぎ︶。
大名町教会青年信徒
マリア コルベ
藤田 みどり
福岡教区参加者募集:
A コース=8月 7日 ( 日)∼ 23 日 ( 火)
:現地集合/現地解散
同行司祭=十時伸治神父(大名町教会司祭)
B コース=8月 15 日 ( 月)∼ 24 日 ( 水)
:一緒に出発・帰国
同行司祭=中村彰神父 ( 戸畑教会主任司祭)
参加資格:18 歳(高校生は除く)∼ 35 歳
参加費概算:A コース 8万円(航空券は別)
B コース 24 万円(航空券を含む)
申込・問合せ先:中村彰神父(福岡教区 WYD 担当司祭)
☎093・871・3019(カトリック戸畑教会)
*申込受付後、参加者の集まりを開き、大会テーマに基づくカテケジ
スや航空券についても話し合うことになります。
10
31
42
ています。
その間、本当に恐ろしいく
らいたくさんの人々に出会い
ました。
教会に関わっていなかった
ら絶対に出会っていなかった
であろう多種多様な人々に出
﹁青年会員﹂で、﹁典礼委員会
会えました。そのたくさんの
委員﹂
。 小 教 区 外 で は﹁ 地 区
人々もそれぞれの生き方で動
青年会ひつじ団員﹂です。
き回っているので、友人知人
毎週、毎週さまざまな定期
は日本の各地、世界にもちら
的な例会やミーティングやイ
ばっています。
ベントがあり、手帳が手放せ
その出会いの全てが神様か
ない、いや、もはや手帳を見
らのお恵みなのですが、友達
ても、何のことやら分からな
の多さにうっかり自分は人気
い場合もあるほどです。
者なんじゃないかと錯覚して
小教区のグループ規模のも
洗礼を受けてちょうど 年
しまうくらいです。
のから県外、日本全国規模の
目になります。
インターネットのSNSを
も の ま で イ ベ ン ト も 幅 広 く、
現在大名町教会に所属して
開くと、いろんな時期にいろ
いて﹁教会学校リーダー﹂で、 忙しくも楽しい日々を過ごし
「繋」
(つなぎ)
第637号
カトリック福岡教区報
2010年12月1日発行
(3)
2011 年 WYDマドリード大会の案内
カトリック福岡教区報
2010年12月1日発行
司祭召命の育成!
12月のこよみ
カトリック教会のカテキズム
(4)
第637号
案 内 板 会合と催し
会合と催し
12月の暦
5日(日) 待降節第2主日/宣教地司祭育成の日(献金)
水俣教会堅信式
10日(金) 待降節 日帰り黙想会① (指導:染野神父) 6日(月) 大神学院司教委員会(福岡∼7日)
テーマ:マザー・テレサとイエスの渇き
8日(水) 無原罪の聖マリア
11日(土)∼ 12日(日) 神の前で生と死を考える集い
9日(木) 召命祈願ミサ(神学院19時半)
(指導:来住神父)
12日(日) 待降節第3主日
16日(木) 待降節 日帰り黙想会② (指導:来住神父) バチカン訪問(∼15日)
テーマ「人と共に住まわれる神」
†M.コーフィールド〔2001年島崎教会〕
18日(土) 福岡チェナクルム
13日(月) 聖ルチアおとめ殉教者
18日(土)∼ 19日(日) 待降節の黙想会③(指導:来住神父)
14日(火) †J.モラハン〔2002年水俣教会〕
テーマ「クリスマス・キャロル」を語る 17日(金) (学法)幼稚園理事会
*2011年1月3日(月)∼7日(金) 休館です。 19日(日) 待降節第4主日
〒811-4155 福岡県宗像市名残1056
21日(火) 司教顧問会
☎0940・32・3222 渥0940・32・3385 23日(木) 天皇誕生日
Email: fmokuso@mvi.biglobe.ne.jp 24日(金) 降誕祭夜半のミサ(カテドラル21時半)
25日(土) 主の降誕
インターネットで検索 福岡黙想の家 検索
合同クリスマス・ミサ(久留米聖マリア病院)
26日(日) 聖家族
真命山諸宗教対話・霊性交流センター
27日(月) 聖ヨハネ使徒福音記者
※祈りの集い
31日(金) 大晦日
年間テーマ:教父に祈りを学ぶ
2011年1月
・日 時:12月9日
(木)10時∼ 14時半
1日(土) 神の母聖マリア・世界平和の日 元旦
・内 容:ロマノ メロス
新年ミサ聖祭(カテドラル10時)
・指 導:Sr.マリア・デ・ジョウルジ
†C.バスチ〔2002年黒崎教会〕
指 導 者:フランコ・ソットコルノラ神父
(真命山院長)
2日(日) 主の公現
ダニエレ サルツィ・サルトリ神父
7日(金) 初金ミサ聖祭(浄水通教会10時)
Sr.マリア・デ・ジョウルジ
9日(日) 主の洗礼
問合せ先:真命山諸宗教対話・霊性交流センター 12日(水) 新年司祭の集い(カテドラル11時)
☎0968・85・3100 渥0968・85・3186 ・玉名郡和水町蜻浦
司祭評議会準備会
1391-7・E-mail shinmeizan@chive.ocn.ne.jp
福岡黙想の家ご案内 12月
2011 年福岡地区聖書講座
聖書講座の 2011 年シリーズが1月から始まります
テーマ:福音 ∼イエスとの出会い
『マタイによる福音書』
プログラム(全6回)
①1月 16 日 マタイ福音書を読むために 森山信三神父(西新教会)
② 3 月 13 日 山上の説教(マタイ5∼7章) 森山信三神父
③ 5 月 15 日 マタイ福音書による「たとえ話」
(13 章を中心)古川健一神父(古賀教会)
④7月 17 日 マタイ福音書による「奇跡物語」
(8 ∼ 9 章を中心に)中村倫明神父(長崎教区植松教会)
⑤9月 18 日 マタイ福音書とわたし
シスター 泉 キリエ(熊本みこころホスピス)
⑥ 11 月 20 日 マタイ福音書による「降誕物語」
(1∼2章を中心に)杉原寛信神父(新田原教会)
場 所:カトリック大名町教会1階講堂
会 費:1回 500円/年間通し2000円
用意するもの:新約聖書(またはマタイ福音書)
主 催:福岡地区信徒使徒職協議会 聖書典礼部会
森山信三神父(西新教会)☎ 092-851-8032
畠山部会長(笹丘教会)☎ 080-5246-1816
クリスマスコンサート
13
12
12
12
12
19
18
14
12
14
13
11
14
30
12
Br
30
11
39
所︺高宮フランシスコ会修道
■カトリック看護協会福岡支
曜
日
時
分
●
越
冬
期
ホ
ー
ム
院在世会集会所︹指導︺戸村
部の集まり
レス支援夜回り 月 日・
悦夫神父︹問合せ先︺☎09
︹日時︺ 月 日 日(︶ 時
日
・
日
・
日
の
時
か
ら
●
2・843・5831岩崎
分
︹場所︺聖心病院
︹問合せ先︺
路上からアパートに入居した
☎096・352・7181
■虹の会
方
を
訪
問
=
第
三
土
曜
日
時
竹内
︹日時︺1月 日 土︶ 時
︹問合せ先︺☎092 4
(
・31・
■熊本結婚準備講座
分から︹場所︺カトリック大
1419 M・コース神父
︹日時︺1月 日 土(︶から2
名町教会3階︹内容︺子ども
◆
北 九 州
を喪くした悲嘆の分かち合い
月 日︵土︶ 時∼ 時半
︹参加費︺600円/終了後
毎 週 土 曜 日 の 全 5 回︹ 場 所 ︺
■小倉祈りの集い
懇親会あり︹問合せ︺☎09
カトリック手取教会︹参加費︺
︹
日
時
︺
月
日
︵
金
︶
時
半
0・1162・6395 柴
カップルで1万円︹問合せ先︺
から 時︹場所︺カトリック
田須磨子
☎096・352・3030F
小
倉
教
会
信
徒
会
館
2
階
︹
指
導
︺
096・352・1515
■福岡結婚準備講座
ガブリエル神父︵御受難修道
︹日時︺1月 日 土︶から2
会︶
︹内容︺
﹃みことばを味わ
(
編集後記
月 日︵土︶ 時半∼ 時の
う﹄賛美と感謝の祈り︹連絡
毎 週 土 曜 日 の 全 5 回︹ 場 所 ︺
面 の﹁ 神 学 生 へ の 手 紙 ﹂
先
︺
☎
0
9
0
・
3
9
8
5
・
5
カトリック大名町教会︹参加
は、司祭年閉年にあたり、教
209松田裕子
費︺カップルで1万円︹問合
皇様が発表された文書の一部
◆
佐
賀
せ先︺☎092・741・3
です。この手紙は、カトリッ
687★原則=お二人で参加
ク国で急速﹂にすすんでいる
■
佐
賀
祈
り
の
集
い
■第 回福岡ホスピスの会勉 ︹日時︺1月8日︵土︶ 時半
世 俗 化 の 波、 あ る い は、 教
強会
会 離 れ、 ま た﹁ 一 部 の 司 祭
∼
時
毎
月
第
土
曜
日
︹
場
︹日時︺1月 日︵日︶ 時か
たちによってゆがめられた奉
所︺佐賀カトリック会館︹内
ら 時︹場所︺カトリック大
仕職﹂などに対する教皇様の
容
︺
ミ
サ
と
祈
り
︹
問
合
せ
先
︺
名町教会4階︹内容︺子宮頸
憂慮であり、同時にこのよう
☎0952・30・8347
がんについて︹講師︺小林裕
な時代の中でも司祭になるこ
吉
武
明准教授︵九州大学病院産婦
とには意味がある、という強
◆
熊
本
人 科、 婦 人 科 腫 瘍 学 ︶
︹参加
い励ましの書簡となっていま
費︺一般1000円/会員5
す。神学生のみならず、全て
■熊本合同祈りの集い
00円
︹問合せ先︺☎092・ ︹日時︺ 月 日 日︶ 時か
の方々にご一読をお薦めした
(
874・66321
いと思います。
ら 時︵ 時半から賛美︶
︹会
■美野島司牧センター
今 年 も 師 走 を 迎 え ま し た。
場
︺
カ
ト
リ
ッ
ク
健
軍
教
会
︹
講
あなたの勇気が路上の命を支
年以上続いているこの教区
師︺フランシス・マッケイ神
えます!●ホームレスの方に
報 に と っ て 今 年 は、 ホ ー ム
父
︵
鳥
栖
教
会
主
任
司
祭
︶
︹
参
加
手作りのお昼ごはん=毎週火
ページ開設という記念すべき
費︺自由献金
年 に な り ま し た。 か つ て は、
■熊本地区召命を共に祈る会
この教区報も担当者が各教会
︵木︶ 時
︹場
︹日時︺ 月 日
に回って届けておられたそう
所︺カトリック健軍教会︹内
です。現代は、この新聞を世
容︺ロザリオと話し合い︹問
合 せ 先 ︺ 健 軍 教 会 ☎ 0 9 6 ・ 界に向けて発信することが出
来るのですから、時代は大き
368・2825青木悟神父
く変わりました。ホームペー
■臨床パストラルケアー一日
ジ開設のため、ご尽力くださ
研修会
いました方々にこの場を借り
︹日時︺ 月 日 日(︶ 時か
て 心 よ り 感 謝 申 し 上 げ ま す。
ら 時︹会場︺熊本市男女共
同参画センター﹁はあもにい﹂ また、毎月、皆様にこの紙面
を届けるべく、梱包の作業を
︹テーマ︺チーム医療の中で
してくださる皆様にも心より
のスピリチュアルケアの実践
感謝いたします。皆様、どう
︹講師︺中島保壽・加藤理人
︵臨
床 パ ス ト ラ ル カ ウ ン セ ラ ー︶ ぞ、よきクリスマスをお迎え
下さい。そして新しい年をお
︹問合せ先︺加藤理人☎09
迎えになる皆様の上に神の祝
6・352・7181イエズ
福が豊かにありますように。
スの聖心病院
日 時:12 月 11 日 ( 土) 14:00
場 所:雪の聖母聖堂(久留米聖マリア病院内)
内 容:ソプラノとパイプオルガン演奏
入場料:無料
問合せ先:0942-35-3322(内線:2412)山本
16
◆
福
岡
メインテーマ:いただきます∼神のことばを食べる
日 時:2月 13 日(日) 14:00 ∼ 16:30
場 所:カトリック小倉教会
テーマ:食べているものの味を、もっと楽しむために
講 師:中村彰 神父(カトリック戸畑教会)
主 催:北九地区信徒協 聖書部会
■聖霊による刷新福岡祈りの
集い︹日時︺毎週月曜 時か
ら 時 分︹場所︺大名町教
会1階︹内容︺賛美と感謝の
祈り・聖書の分かちあい︹代
表︺ 床嶋︹問合せ先︺☎0
92・521・2503蓮尾
■第 回信徒の霊性と召命を
考える集い
︹日時︺ 月 日 日(︶ 時か
ら 時半︹場所︺サンパウロ
福岡宣教センター︹内容︺ル
ルドと教会︵信徒固有の使命
を生きる︶沈黙の祈り︹同伴
者︺川島キヨ子︵ルルドの国
際 養 成 セ ン タ ー︶
︹対象︺
歳 位 ま で の 独 身 女 性︹ 企 画 ︺
鈴 木 美 子︵ 使 徒 職 の 協 力 者 ︶
︹参加費︺300円
︹問合せ先︺
☎092・715・3606
■グレゴリオ聖歌を歌う会
︹日時︺ 月 日 火(︶ 時
︹場
所︺聖クララ寮︵福岡市南区︶
︹内容︺聖誕祭のグレゴリオ
聖歌︹問合せ先︺☎096・
380・5686堺敬子
■ザビエル合唱団
︹日時︺ 月 日︵土︶ 時
分から毎月第3土曜日︹場所︺
カトリック西新教会︹問合せ
先︺☎080・5246・8
395橋本
■在世フランシスコ会集会
︹日時︺ 月 日
︵日︶ 時
︹場
2010 年度北九州地区聖書講座
⇒
日 時:2011年1月23日(日)15:00
場 所:カテドラル大名町教会
講 師:櫻井尚明神父(大名町教会主任)
資 料:カトリック教会のカテキズム
16
カテドラルでのゆるしの秘跡
日時:12 月 18 日、1月 15 日 10 時∼ 12 時
場所:カトリック大名町教会小聖堂
*基本的に第 1 ・第 3 土曜日。変更の場合もあります。 福岡教区広報室アドレス
http://fukuoka.catholic.jp
E-mail:cdf-kouhou@nifty.com
12
70
16
19 15
15
14
21
13
30
16
17
12
17
15
12
12
13 12
12
19
16
12
17
11
14
20
10
30
27
1
10
10
3
13
13
12
10
50
1
19
Sr
1
19 22
21
9
14
30
痛みの相談室
受付時間
いくま整骨院
〒830-1224 三井郡大刀洗町鵜木67−3
T E L 0942−77−3199
代表者 ペトロ 平 田 清
平日: 9:30 ∼ 12:00
14:30 ∼ 20:00
土曜: 9:30 ∼ 15:00
休診:日曜・祝祭日
福岡市西区姪浜駅南1-7-12- 2F
℡ 092-884-0134
ペトロ 生熊公吉