3月号 教区組織の見直し 長崎教会管区の取組

家に建設中のザビエル聖堂
︵旧鹿児島教区カテドラル︶
について︑来住神父が説明し
た︒2006年に始まった再
建工事は︑当初の予定より遅
れて2013年4月に完成予
定であること︑またこのプロ
ジェクトがどのような目的で
進んできたか︑再建される意
義は何かなどを説明した︒司
祭たちにとって最も関心のあ
る点は︑この建物を今後どの
よ う に 使 う か と い う 点 だ が︑
講演会や音楽会など文化行事
的な目的で使うこと︑さらに
宗教的な目的で使うことに関
しては︑今後教区とも討議を
重ねながら検討していきたい
と述べた︒また︑完成後の維
持管理についても御受難会の
責任のもとで運営していきた
いと語り︑司祭たちに理解を
求めた︒
次に今年の教区方針につい
て︑どのような具体化ができ
教皇様の意向のために祈りましょう
︻一般︼ラテン・アメリカの正義と平和
︻宣教︼福音のために迫害され差別され
ている人々
︻日本の教会︼四旬節の愛のわざに励む
教区組 織 の 見 直 し 長 崎 教 会 管 区 の 取 り 組 み
53
教区方針の具体化︑九州管内巡礼コース整備︑移動青年・学生の受け皿
1月 日から2月1日︑玉
名郡のホテルセキアにて︑福
岡教区で働く 人の司祭が参
加して司祭総会が開催され
た︒始めに︑現在宗像黙想の
るか︑司祭相互に分かち合い
1日目を終えた︒
2日目︑まず︑W・キッペ
ス神父が司祭の奉仕職にとっ
て重要な意味を持つ臨床パス
ト ラ ル ケ ア に つ い て 話 し た︒
日本の医療現場に宗教者が
働 く 場 が ほ と ん ど な い こ と︑
特にカトリック病院では︑医
療従事者と宗教者が協働して
患者に対する全人的ケアが必
要ではないかと語った︒
質疑で︑司祭としてご聖体
を持って病者のもとを訪れる
が︑肢体不自由の方々︑高齢
者に接するときに何か適切な
勧めはないかという質問に対
し て︑
﹁医療従事者はそれぞ
れの務めを果たすために病室
に入る︒司祭は︑み言葉と聖
体を授けるために病室に入
る︒しかし︑まず何かをする
ためにではなく︑相手のニー
ズを知り︑応えるために︑患
者に対して一人の無力な人間
として病者に接してみてくだ
さい﹂という言葉は印象的
だった︒
次に司教は︑教区組織の見
直し案について説明し︑これ
については司祭たちの意見を
再度集約しながら︑5月の司
祭評議会にかけることが確認
された︒
また︑司教は︑長崎教会管
区の動きとして︑叙階後数年
の若い司祭たちのための研修
制度を考えるティームがス
タートしたこと︑九州管内の
史跡︑巡礼コースなどの整備
が教区を越えてできないか検
討されていること︑また青年
や学生たちが就学︑就職等で
移動する際の教区を越えた受
け皿作りをするグループが動
き始めた点などを紹介した︒
*当日はどなたも公共交通機関の
ご利用をお願いいたします。
司祭評議会 今年の教区方針など検討
20
聖小崎ホームは今年も2
くましく︑晴れの日を迎えた
人の児童を送り出そうとし
表情は本当に輝いて見えま
ています︒毎年この時期を
す︒
迎えると︑高校生担当とし
そうは言うものの 歳とい
て﹁ 社 会 に 出 る た め に 子
えば︑まだまだ社会の荒波を
どもたち
超えていくには経験の少ない
に伝え忘
年齢です︒疲れた時や迷った
れたこと
時は﹁いつでも帰ってきてい
は な い か ﹂ いよ﹂と伝えると︑子どもた
﹁ホーム
が 本 当 に 子どもたちに伝え
気持ちの
安 ら ぐ 場 忘れたことはないか
所だった
ちは﹁寂しいけど自立するた
のか﹂な
めにしっかりしなければ﹂と
ど色々な
一生懸命突っ張ろうとしてい
ことを考
たり﹁社会の何が分からない
えます︒しかし︑私の心配
かも分からない﹂という不安
や不安とは逆に︑毎日の生
な気持ちを持っていることに
活のなかで色々な気持ちや
気
付きます︒
状況を一歩ずつ乗り越えて
こういった気持ちを抱えた
きた子どもたちはとてもた
まま社会に出ていき︑人間関
テキストの作成を検討できな
いか︑
また司祭高齢化の中で︑
リーダー養成が急務であるこ
となどが出された︒
最後に司教から﹁老人司祭
の家﹂へ経済的支援と協力の
要請︑また司祭の人事異動の
時期の確認などがなされた︒
18
こ の 講 座 は︑ 司 祭 生 涯
養成チームが数年前か
ら 計 画 し て い た も の で︑
5 年 を 周 期 と し て︑ 毎
年2週間の研修期間で
計画されているもので
ある︒
今年はその第1年目
と し て︑ 4 人 の 講 師 が
2 日 間 ず つ 担 当 し︑ 阿
部 仲 麻 呂 神 父︵ サ レ ジ
オ会︶は︑﹁神学再考:
いま神学の意味を問い
直 す ﹂ と い う テ ー マ で︑
浜 口 吉 隆 神 父︵ 神 言 会 ︶
は︑
﹁延命医療と終末期
2月 日から 日まで雲仙
医 療 と 倫 理 ﹂︑ 英 隆 一 朗 神 父
の有明ホテルにて︑第1回司 ︵イエズス会︶は︑﹁福音から
祭 生 涯 養 成 講 座 が 開 催 さ れ︑ 見 る 現 代 日 本 社 会 ﹂
︑百瀬文
延 べ 人 の 司 祭 が 参 加 し た︒ 晃神父︵イエズス会︶は﹁下
第一回教区司祭生涯養成開催
確認された︒
続いて今年の教区方針を受
けて︑信徒の生涯養成につい
て意見が交わされた︒教区と
して取り組むべきものとし
て︑既存の聖書講座やキリス
ト教講座を各地区で開催でき
ないか︑カテキスタのための
島津智明
26
日時:3月 21 日 ( 月)11 時
場所:カテドラル
受階者:大 塚 了 平 助祭
谷 口 尚 志 助祭
日本の今後の福音宣教のため
に新たな方向性を見出してい
こうとするものであり︑全地
区のまとめが揃って︑司教団
に提出される︒
次に︑教区組織の見直し案
について討議され︑既存の組
織を見直す意義や目的につい
て意見が交わされ︑教区内の
組織を整理すること︑担当者
の明確化や横との連携︑さら
に時代のニーズに沿った新た
な組織にしていくことなどが
14
10
3月の意向
1月 日︑今年度第5回目
の司祭評議会が司教館にて開
催された︒
第 1 の 議 題 は︑
﹁日本の教
会の方向性を確認し︑福音宣
教のあり方について検討する
ための提案﹂について福岡と
熊本から報告された︒
これは︑司教団の呼びかけ
に対して各教区が取りまとめ
て答申するものである︒
第1回NICE︵1987
年︶以降︑ 年以上が経過し︑
25
31
洗礼はキリストとの出会いです!
司祭叙階式
宮原良治司教認可
福岡司教区本部
発 行 所
福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28
行
人
発
カトリック福岡司教区
森 山 信 三
編 集 人
TEL
092-522-4059
FAX
092-523-2152
振 替 口 座 01760-6-20729
カトリック福岡司教区
定価 一部 60 円
この四旬節にあたり、洗礼のときに神がわたした
ちにお与えになった恵みを新たに受けようではあ
りませんか。そうすれば、わたしたちのすべての
行いが、その恵みに照らされ、導かれるでしょう。
(教皇ベネディクト 16 世 四旬節メッセージより)
司祭総会
教皇ベネディクト十六世
2011 年四旬節メッセージ
第640号
カトリック福岡教区報
2011年3月1日発行
(1)
係等に悩み離職していく児
童養護施設卒園者が数多く
い る こ と も ま た 事 実 で す︒
このような事実に対応す
るために継続した関わりが
出来るような法律改正や仕
組みを作っていくことも大
切 だ と 感 じ ま す︒ し か し︑
本当に大切なことは︑この
ような気持ちをすぐ傍ら
で親身になって聴いてく
れる人がいる社会を︑私
たち大人が創っていくこ
とではないかと思います︒
﹁ 神 様︑ ど う か こ の 子 ど
もたちが社会の荒波の中で
傷ついたとしても︑自分の
幸せを見つけるために力強
く歩んでいけますように﹂
と祈るばかりです︒
児童養護施設
聖小崎ホーム指導員
からのキリスト論の有効性と
限界﹂というテーマで講演を
した︒
阿 部 神 父 は︑
﹁神学は信仰
共同体とつながっていなけれ
ば意味はない﹂と述べ︑神学
校卒業後数年︑数十年間を経
た司牧者たちにとって︑現場
にいながら改めて学問をする
ことの意味を説いた︒
さらに︑教会の2000年
の歴史を概観しながら︑現代
を 生 き て い る 教 会 の 問 題 点︑
課題などを指摘した︒
特に第2バチカン公会議後
の教会の課題は︑その精神を
どのように具体的に生きてい
くかにあると語り︑また東ア
ジア圏の教会との連帯︑東洋
的な文化や宗教と︑西洋キリ
スト教との出会いについてな
どにも言及した︒
次に浜口神父は︑生命倫理
の原則から話しを始め︑延命
医療︑臓器移植︑終末期医療
など︑高齢化社会にある中で︑
医療と倫理︑そして患者の問
題など多岐にわたって説明を
した︒
︵後半は次号に掲載予定︶
﹁あなたは教会に何を求めま
す か︒ ―
信 仰 を 求 め ま す︒
信仰によって何が与えられま
す か︒ ―
永遠の命を与えら
れ ま す︒
﹂▼今年も四旬節が
始まります︒それぞれの小教
区においても新しい兄弟姉妹
を迎える準備が始められま
す︒私たちは︑この新しい兄
弟をどの程度意識し︑祈って
いるでしょうか︒教会が︑第
2バチカン公会議において洗
礼の準備制度を刷新したの
は︑洗礼の目的が︑受洗者の
み な ら ず︑ 共 同 体 全 体 の 聖
化 に あ る た め で し た︒ し か
し︑まだ私たちには︑共同体
的な意識が薄いのかもしれま
せん︒洗礼を受けた方が︑い
つの間にか教会に来られなく
なった︒でもその方をケアす
る人はいない︒誰も動向を知
らないということは珍しくあ
りません▼洗礼の恵みは︑計
り知れないほど大きな恵みで
す︒その恵みは︑私個人に与
えられたものであり︑同時に
教会からまた︑教会のために
与えられました︒パウロは言
い ま す︒
﹁一人ひとりに霊の
働きが現れるのは︑全体の益
となるためです﹂
﹁あなたが
たは霊的な賜物を求めている
のですから教会を造るために
それをますます豊かに受ける
よ う に 求 め な さ い ﹂︵ 1 コ リ
ント︶▼今年の四旬節︑私た
ち 個 々 人 の 回 心 は も と よ り︑
受洗者とともに共同体として
の 回 心︑ 聖 化 を 求 め ま し ょ
う︒そして洗礼入門式︑志願
式︑そして復活徹夜祭のキリ
スト教入信式を通して︑新し
い兄弟たちを喜びのうちに迎
え︑私たちの信仰の原点を見
出し︑私たちが永遠の命に招
かれている者であることを再
確認したいものです︒︵M︶
福者小笠原玄也一家の命日に祈り
24
26
15
15
12
粒の麦の種を育む土︑私はこ
の方の名が畑の土にちなんだ
ものだと︑この祈りの中で知
り︑命名した両親の信仰の深
さを感じ︑
この聖女がとても好きになり
ました︒﹂と感動して語った︒
ヨゼフ竹森道 神父
坂牧春妙
深堀正平
ヨゼフ竹森道︵むさし︶神
父様︵大分教区︶が1月 日
水
( ︶肺炎のため帰天︒
享年 歳︒1958年3月
日福岡教区司祭として司
祭 叙 階︒ 大 楠 教 会 と 久 留 米
教 会 で 助 任 司 祭 を 務 め ら れ︑
1962年大分教区設立に伴
い転籍︒大分教区では日向教
会︑宮崎教会︑大分教会︑鶴
崎教会などで主任司祭として
司牧された︒
神父様のご安息をお祈りく
ださい︒
竹森勇︵水巻教会主任︶神
父様の叔父にあたられます︒
長寿国なら分別がありそうな
バイブルを読んで悪魔の事を知り
を憎む人はそれを保って︑永
今︑子どもだった頃の私自
遠の命に至る﹂
︵ヨハネ ・
身の生き生きとした姿を思い
〜 ︶︒
出し︑関わる人々の人生が空
虚になってしまわないように
参列者はみな︑このみ言葉
神は私をどう使われるのかを
を聴き︑380年前︑小笠原
思い巡らしながら︑司祭叙階
玄也一家 人は︑どんな思い
の日を迎える準備をしていま
でこの殉教の朝を迎えられた
す︒どうぞ︑心をあわせてお
のであろうかと︑早朝未だ明
祈り下されば幸いです︒
けやらぬ厳寒の中︑しばしの
フランシスコ・アシジ
間︑思い思い沈黙のうちに黙
谷口尚志助祭
想した︒
﹁早朝の祈りの集い﹂の締め
くくりに︑福者 人の殉教者
一人ひとりに取次ぎを願う連
祷が唱えられた︒
厳寒の中︑熊本市内各地よ
この集いに参列した若い女
り︑修道者・信徒約 人がこ
性 信 徒 は︑
﹁私はこの集いの
こに集まった︒
司式した島崎教会のダニロ・ 中で︑素晴らしい殉教者との
出 会 い が あ り ま し た︒﹂ と︑
マルケット神父が︑会衆を前
次のように感想を述べた︒
に招きの祈りを唱え︑続いて
﹁ 連 祷 の 中 で︑ 三 女 つ ち へ
聖書が朗読された︒
の 取 次 ぎ の 祈 り の 時 で し た︒
﹁ 一 粒 の 麦 は︑ 地 に 落 ち て
死ななければ一粒のままであ ﹁ つ ち ﹂ と い う 名 前 が﹁ 土 ﹂
るが︑死ねば多くの実を結ぶ︒ だと知った驚きでした︒貧し
い中に生まれ︑天の国の宝を
自分の命を愛するものはそれ
選んだ聖なる殉教者つち︑一
を失うが︑この世で自分の命
*
*
木 下 株 式 会 社
12
T E L 092−526−5656
カトリック福岡黙想の家
カ ト リ ッ ク の ご 葬 儀
スイートタイプ(赤)(白)
訃報
3月 日の司祭叙階
式 を 前 に 大 塚 了 平・ 谷
口尚志の2人の助祭に
心境をよせてもらいま
した︒
永久次郎司教様はこころよく
神学生として迎えてください
ました︒
それ以来このような頼りな
い私を︑いつも教区の皆様は
あたたかく見守り︑励まして
く だ さ い ま し た︒
﹁こんな私
でも司祭になって何かでき
る だ ろ う か ﹂︑ そ う 思 っ て 歩
き出した司祭召命の道でした
が︑実際にはたくさんの恵み
を皆様からいただいてばかり
だったように思います︒
これから始まる司祭生活
も︑まだまだ力不足でさらに
皆様に支えられての歩みにな
ると思いますが︑いただいた
恵 み を 少 し ず つ 育 て な が ら︑
皆様に︑またより多くの人に
お返ししていければと思って
います︒どうぞこれからもよ
ろしくお願い致します︒
ルカ
大塚了平助祭
神は私を
どう使われるのか
意識すること〟に繋がってい
﹁人々が神を知らなくなる
と︑人生は空虚になります︒﹂ く も の と 言 え る と 思 い ま す︒
自分の人生に希望を見出せ
これはベネディクト 世教皇
る よ う に な る か ら で す︒
﹁子
が司祭年終了に当たって発表
どもたちを来させなさい︒わ
した︑全世界の神学生へあて
たしのところに来るのを妨げ
た手紙の中の言葉です︒司祭
てはならない︒天の国はこの
叙階を目前に控えている今の
ような者たちのものである︒﹂
心境を語るとき︑この言葉が
︵マタイ ・ ︶イエス様に
私の中で響き渡ります︒
近づいてくる子どもたちの生
今から 年前︑司祭召命の
き生きとした姿が目に浮かび
道に通じる最初の門を私は叩
ます︒
きました︒ある司祭に憧れを
抱き︑その人のようになりた
いという思いがあったからで
す︒今︑その当時 歳だった
自分の姿を思い出すとき︑同
時に生き生きとしていたこと
をも思い出します︒
自分の将来の姿を想像して
いる時の子どもほど自分の人
生を生き生きしたものと捉え
ている姿はないでしょう︒将
来何になりたいのかという純
粋な問いかけは︑具体的な憧
れの対象をその子どもなりに
明確に意識することから生じ
てくるものだと思います︒そ
して︑将来はその人のように
なりたいと自然に考えるよう
1 月 日︵ 日 ︶
︑福者小笠
になり︑直接︑自分の将来の
原玄也一家 人の殉教の命日
姿と憧れの人の姿とが結びつ
に当り︑早朝6時より花岡山
いていきます︒まさに〝憧れ
殉教者墓地 熊
( 本 市 ︶ に て︑
の人を意識すること〟は︑子 ﹁ 巡 礼 者︑ 朝 の 祈 り の 集 い ﹂
どもにとって〝将来の自分を
が行われた︒
⇒
ちょっと
一息
60
〒810-0016
福岡市中央区平和3丁目1-5
福岡市南区大楠2丁目4番8号
〒815-0082
カトリック御受難修道会・宗像修道院
ネットで検索 福岡黙想の家
検索
811-4155 福岡県宗像市名残1056 Tel 0940-32-3222・Fax 0940-32-3385
81
14
15
互助会制度もご利用できます。
お問い合せは
ご用命
ミサ
デ
ヴィノ
①3月12日(土)16時〜13日(日)15時 指導:来住英俊神父(御受難会)
②6月25日(土)17時〜26日(日)15時 指導:シスター高木慶子(援助修道会)
③9月10日(土)16時〜11日(日)15時 指導:来住英俊神父(御受難会)
*信徒を対象に『生と死』を『経験』と『カトリックの教え』の両方から考える
研修会です。(一日だけの参加もできます)*4面も参照してください。
叙階を前にして
先日︑日本カトリック神学
院を無事卒業して︑後は叙階
の日を待つばかりとなりまし
た︒長い間たくさんのお祈り
とご支援に支えられて︑これ
まで歩んでくることができた
ことに︑心から感謝しており
ます︒
決して平坦ではなかった神
学校での養成の間には︑本当
に投げ出したくなるような時
がたびたびありました︒
しかし︑そんな時を乗り越
え て く る こ と が で き た の は︑
新司祭の誕生を心待ちにして
おられる教区の皆様のお祈り
のおかげです︒
まだ洗礼から三年あまりし
か経っていなかった私を︑松
﹁ 初 め に 言 が あ っ た︒ 言 は
神 と 共 に あ っ た︒ 言 は 神 で
あった︒
﹂ヨハネ1・1
ヨハネ1−1
25
19
30
*****************************************************
16
と権威を目撃しています︒洗
漢 字 で 作 ら れ︑ 上 の 部 分 は
して︑この特別な状況によっ
礼式のとき﹁わたしは父と子
て︑毎日多角的に言葉をとら ﹁心﹂下の部分は﹁口﹂︑つま
と 聖 霊 の み 名 に よ っ て ・・・
り 勝 手 な 解 釈 で す が︑
﹁話し
え︑用い︑またみ言葉に触れ
﹂
ている人の口から出てくる
ています︒その経験から実感
神 の 子 の 誕 生︑
﹁命を与える
心﹂という意味を持っている
したこと︑また得たものを語
こ と ば ﹂︒ 赦 し の 秘 跡 の と き
と思います︒心の中にある喜 ﹁ 父 と 子 と 聖 霊 の み 名 に よ っ
らせていただきます︒
び︑心配事︑感じていること
﹁ 言 ﹂ と﹁ 神 ﹂ と は ど う い
て 赦 さ れ る 罪 ﹂﹁ 命 を 癒 す こ
う関係があるのか︒﹁初めに﹂ を外に言い出す︒すなわち自
とば﹂
︒
﹁ 取 っ て 食 べ な さ い︑
分自身を相手に伝え︑相手に
は創世記を思い起こさせま
あなた方のために渡されるわ
す︒
﹁神は言われた︒
﹃光あれ﹄ さらけだすのです︒神はキリ
た し の 体 で あ る ﹂﹁ 命 を 養 う
ストを通して自身を啓示され
こうして︑光があった﹂この
こ と ば ﹂︒ ご 聖 体 に よ っ て 養
表 現 が 繰 り 返 さ れ て い ま す︒ ます︒み言葉であるイエスは︑ われ生かされているキリスト
神の心を表しています︒
つまり︑神が言われると物
者です︒
また︑言葉は不思議な力を
事が存在し始める︒ヘブライ
キ リ ス ト は 神 の み こ と ば︑
語 で は﹁ 言 う ﹂ と つ
「 くる 」 持っています︒たった一言で︑ 宣教師として︑その﹁みこと
人に安心感を与えたり︑たっ
ばの一画﹂でありたいと常に
は同じ動詞です︒まさに神の
た一言で誓約︑約束︑宣言さ
思っています︒
ことばは創造力を持ち︑いの
れたことが実現する︒秘跡を
武蔵丘教会主任司祭
ちを与えることばです︒
授けるたびにその不思議な力
フィリッピニ レナト神父
﹁言﹂という文字は二つの
2011年四旬節中の各小教区の黙想会日程
16
12
21
私にとって日本語は外国語
です︒それを通して人間の言
葉で神のみことばを語り︑福
音をのべ伝えています︒他国
語で福音宣教をする宣教師と
「初めに言があった。…」
(2)
第640号
カトリック福岡教区報
2011年3月1日発行
神の前で生と死を考える集い
協力を得て︑収容施設を作り
宣教師J・M・ コ ー ル 神 父 の 帰 天 1 0 0 年 を 記 念
献身的な奉仕が行われた︒
さらにコール神父は︑すでに
サが捧げられた︒
ハンセン病の看護に実績があ
パリ外国宣教会の宣教師と
るマリアの宣教者フランシス
して1889年︑ 歳で熊本
コ修道会の創立者に会員の派
に赴任したコール神父は︑本
遣を要請︑1898年5人の
妙寺周辺のハンセン病者の悲
シ ス タ ー が ロ ー マ か ら 来 日︒
惨な状況を憂慮し︑母国のフ
1901年︑海外からの寄付
ランスに支援を要請︒熊本地
によって熊本に待望のハンセ
区に3つの教会を建て︑貧困
ン病院が落成し﹁待労院﹂と
者︑孤児︑老人︑病人のため
名づけられた︒
の施設を開いた︒とりわけハ
赴任当時からの念願を果た
ン セ ン 病 者 を 世 話 す る た め︑
したコール神父は1911年
すでにフランスから来日して
いたショファイユの幼きイエ ︵ 明 治 年 ︶ 2 月 9 日 手 取 教
会の一室で教会関係者と︑協
ズス修道会のシスターたちの
2月9日︑熊本地区の社会
福祉の草分けとなた偉大な宣
教師ジャン・マリー・コール
神父︵パリ外国宣教会︶の帰
天100年を記念してマリア
の宣教者フランシスコ修道会
の聖堂で島崎教会のマルケッ
ト神父の司式による感謝のミ
一体の聖体宣教女会︑礼拝会︑
聖母奉献修道会のシスター方
が主任として園の発展充実の
ために尽力された︒現園長の
今 田 昌 樹 神 父 は︑
﹁本当に多
くの皆様にご尽力いただきま
したが 年前より一般の職員
だけになり︑さらに︑9年前
には園舎の建て替えが行われ
ると同時に宗教法人立から学
校法人立となって︑創立当初
とは大きく様変わりしまし
た︒しかしカトリック幼稚園
が名実共にその精神を生きて
いけるように︑神さまの御助
けと多くの方々のお力添えを
願いたいと思います﹂と語っ
た︒
病の患者を埋葬した荒尾山の
の生活や教会共同体の中で見
力者であったショファイユの
墓地跡に﹁ジャン・マリー・ 落としがちなことが指摘され
幼きイエズス修道会︑シャル
コール記念公園﹂が建設され︑ た︒ ま た︑ パ ウ ロ は︑﹁ 愛 は
トルの聖パウロ修道女会︑マ
5月 日 時より祝別と野外
律法を全うするもの﹂と語り︑
リアの宣教者フランシスコ修
ミサが行われる︒
共同体造りの基礎に隣人愛を
道会のシスターたちの祈りに
主催のマリアの宣教者フラ
据 え た が︑
﹁それも頭で考え
包まれながら帰天した︒
ンシスコ修道会では﹁多くの
るのではなく︑生きざまとし
尚︑ コ ー ル 神 父 の 威 徳 を
☆﹁ 無 償 の 愛 に 生 き て ﹂
て で あ る︒ 本 当 に 愛 を 生 き︑
人 々 の 心 に 永 く 留 め る た め︑ 方々の参加をお待ちしていま
シスター 村田初子
す﹂と呼びかけている︒
深めていけば︑愛という言葉
神父自らが看取ったハンセン
︵ ショファイユの幼き
は要らなくなる︑教会共同体
イ エ ズ ス 修 道 会︶ 著
佐賀信徒協が勉強会
こそがその愛を生きていく場
この
パウロが教会造りの土台にすえたもの
であり︑私たちの愛が鍛えら
書 は︑
れていくところです︒一生を
次に︑この日の第2朗読で
プ チ
貫く何か︑を持って歩んでみ
コリントの教会が分裂状態に
ジャン
よう﹂という言葉は印象的で
あ っ た こ と を 紹 介 し︑﹁ 人 が
司教が
あった︒私たちがいただいた
集まるところにトラブルはあ
1865年 月に大浦天主堂
るし︑なくなることはないが︑ 霊の賜物は︑自分のためのみ
を落成させるまでの建築にま
な ら ず﹁ 教 会 を 造 り 上 げ る
忘れてはならない点は︑組織
つわる苦労話や信徒発見をす
ために﹂︵1コリント ・ ︶ るいきさつ︑浦上の信徒たち
は奉仕をするためのものであ
受けていることを忘れてはな
るということである︒そのこ
3460人の総流刑いわゆる
らない︒
とを忘れて︑互いに自己主張
﹁ 旅 ﹂ の こ と︑ 禁 教 令 が 解 か
最後に聖ベルナルドが︑
をするだけであれば︑共同体
れたことなどが︑簡潔に描か
人のおとめのたとえ話し︵マ
は意味のないものとなってし
れている︒幼きイエズス修道
タイ 章︶について説教した
まう︒私たちも教会共同体の
会のシスターたちが1877
中で︑5人の愚かなおとめ達
みならず︑家庭や職場の中で
年にプチジャン司教に招かれ
1 月 日︵ 日 ︶ 佐 賀 教 会
もこの共同体に必要と述べて
どのように生きているか︑ど
神戸に上陸したこと︑その当
幼稚園ホールで鈴木信一神
いることを紹介し︑共同体の
ういう姿勢で関わっているの
時の日本の貧しい人々のこ
父︵聖パウロ修道会︶を講師
か︑ 絆 を 大 切 に し て い る か ﹂ 中で﹁弱く見える部分﹂こそ︑ と︑ただ死を待つだけの子ど
として信徒研修会が開催され
必要であることを強調した︒
などの問いかけがあり︑日常
も を あ ず か り︑ 必 死 に 育 て︑
た︒ ま ず︑ 鈴 木 神 父 は︑﹁ 教
無償の愛を生きた﹁明治期の
会とは何か﹂という問いかけ
厳寒の街に温かい豚汁を携えて スープの会 マザーテレサ﹂と言っても過
か ら 始 め た︒
﹁教会は建物で
言でない4人の修道女の実話
はなく︑私たち一人ひとりの
でもある︒
ことである︒その中で︑何を
講談社発行
大切に生きていくかが問われ
税込定価 1260円
ている﹂と語った︒
セントポールやサンパウロで
もお買い求めできます︒
◇
◇
◇
☆だいじょうぶかな 森や海
エレナ・パスカリ 文
ティナ・マクノートン 絵
女子パウロ会 訳
世界中の可
愛い動物達
が住む所も
食べる物も
なくなって
い く︒ 動 物
の母と子の暮らしを追いなが
ら︑
地球環境問題を見つめる︒
幼児から大人まで楽しく考え
られる絵本です︒
女子パウロ会発行
税込定価 1470円
23
に生涯にわたり援助する︒洗
礼を受けていない人には︑そ
の人の経験を元に神様と出会
い︑神の子として生きること
を選択するように助けてい
く︑また︑教会の希望であり
宝である青年たちには︑彼ら
と共に歩んで成熟させてい
く︑ こ れ が 目 的 だ か ら で す︒
この実現のためには各人の生
きている環境︑心身的状況を
知らなければならないという
わけです︒勉強は大変ですが︑
この大切な務めを日本でより
良 く 行 う こ と が で き る よ う︑
必死でがんばっています︒
イタリア・ローマから
田中重治神父
29
12
大名町教会では︑ 年前か
ら続く﹁熱いスープの会﹂を︑
通年存続するホームレス支援
グループ﹁スープの会﹂に改
変し︑今年も越冬炊き出しを
展開している︒主に調理班と
配布班に分かれて活動し︑調
理班は福岡地区婦人会が中心
となり︑受け取る方々の気持
ち に な っ て︑ 心 の こ も っ た
25
14
豚汁とゆでたまごを作ってい
る︒配布班は福岡地区の各カ
トリック教会︑キリスト教諸
派︑仏教寺院などの信徒︑高
校生︑大学生︑ホームページ
で知った一般の人など︑多く
の人が参加している︒夜回り
で出会うホームレスの数は各
コ ー ス の 合 計 で 約 2 5 0 人︒
ピーク時に比べれば半減して
いるが︑このところ微増状態
である︒ニアホームレスと呼
ばれる若年層の増加も懸念さ
れる︒社会の底辺に追いやら
れ た 彼 ら の も と に 身 を 屈 め︑
豚汁やおにぎりを手渡す︑そ
れ は 本 当 に 小 さ な 働 き だ が︑
それでも少しずつ実を結んで
い る 感 が あ る︒
﹁世は無情カ
イロのぬくもりマリアさま﹂
ホ ー ム レ ス 川 柳 )こ の 炊
(
き出しは 月
3 の2週目で終
了︒通年の活動を模索中︒
森山工務店
有限
会社
44
10
39
いに和いだ︒
続いて行われた共同祈願で
は︑園児と職員によって感謝
の祈りがささげられ︑本当の
優しさとたくましさを併せ
持った﹁ひかりの子﹂が育っ
ていくために自分たちに委ね
られた使命に心を込めて励ん
でいきたいという決意を新た
にした︒また︑引き続き行わ
れた祝賀会では︑終始和やか
な雰囲気の中で出席者は食卓
を囲み︑卒園児と在園児の保
護者による歌やバイオリン及
びピアノの重奏などが歓談に
花を添えた︒当園は︑開園以
来 年間聖母の騎士をはじめ
として︑幼きイエス会︑三位
13
内にも外にも福音化が必要で
基づき︑社会の福音化を強調
す︒この福音化の大切な手段
しています︒しかし︑教皇は
がカテケジスであり︑福音化
決してこのことだけを言った
のではありません︒福音化・ の活動が司牧︑その中心で不
可欠なのがミサです︒
福音宣教とは︑現代という新
私の勉強している学科は
しい状況に生きる全信者とす
べての人に向けられた教会と ﹁ 若 者 の 司 牧 と カ ケ テ ジ ス ﹂︒
まさにこの問題です︒勉強は
全信者のすべての活動のこと
単に教会の教え 神
で す︒
﹁新しい福音宣教﹂と
(学 だ
)け
は特にヨーロッパの教会に向
にとどまらず︑心理学︑教育
けられたもので︑洗礼を受け
学︑ 社 会 学 な ど に 及 び ま す︒
ながら︑信仰の実践をしなく
なぜなら︑現代のカテケジス
なった人々への新しい福音化
は︑各世代︑各人が抱える人
を目指すものです︒日本はま
生目標と問題に光を当て︑日
だ洗礼を受けていない人もた
常生活の各瞬間において愛と
くさんですが︑一方で︑信仰
自 由 の わ ざ を 選 択 実 行 し て︑
を実践している信者︵主日の
共同体の一員︑キリストの弟
ミサに来ている︶は3割程度︒ 子として成熟していけるよう
福岡市早良区四箇1丁目15番28号
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福岡プライマリケア株式会社 代表 : エリザベト熊谷
http://www.iruka-japan.com/
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福岡プライマリケア訪問看護ステーション
12
10
森山新太郎
ヨゼフ
春日市上白水 5-11-102 092-517-6313
代表取締役 マルガリタ・マリア 吉田由利子
〒810-0044福岡市中央区六本松4丁目9番4号
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方 、 精神障害の方など 、 病気について、介護
方法について専門的指導や援助が必要な方は
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㈱ジャパン・スマイルか
厳 し い 寒 さ が 緩 み︑
穏やかな天候に恵まれ
た 2 月 5 日︑ 天 神 の
ガーデンパレスにて宮
原司教をはじめ各方面
からの幼稚園関係者が
お よ そ 人 出 席 し て︑
笹丘カトリック幼稚園
の創立 周年記念式典
が行われた︒
年長児による園歌
﹁ひかりの子﹂の斉唱
で 幕 を 開 け た 式 典 は︑
園長︑理事長の挨拶な
どに続いて︑司教より
直接園児たちに向けら
れたお祝いの言葉があ
り︑会場の雰囲気は大
通学路の乗換えバス停
90
50
教皇ベネディクト 世は昨
年 月︑ 中 東 特 別 シ ノ ド ス
世
( 界代表司教会議 の
) 閉会
にあたり︑次の通常シノドス
のテーマを
﹁新しい福音宣教﹂
と発表されました︒
﹁ 福 音 化 ﹂ と い う と︑ と か
く日本では︑教皇パウロ6世
の使徒的書簡﹃福音宣教﹄に
16
笹丘カトリック幼稚園創立 50 周年「感謝の集い」
お元気ですか!
10
第640号
カトリック福岡教区報
2011年3月1日発行
(3)
25
12
カトリック福岡教区報
2011年3月1日発行
ともに学び、祝い、生き、
伝える家庭共同体
『マタイによる福音書』
プログラム
②3月 13 日 山上の説教
森山信三神父(西新教会)
場 所:カトリック大名町教会1階講堂
会 費:1回 500円/年間通し2000円
用意するもの:新約聖書(またはマタイ福音書)
主 催:福岡地区信徒使徒職協議会 聖書典礼部会
森山信三神父(西新教会)☎ 092-851-8032
畠山部会長(笹丘教会)☎ 080-5246-1816
青年黙想会
テーマ:十字架のイエス
日 時:3月 19 日 ( 土)20 時〜 20 日 ( 日)13 時
場 所:カノッサ修道女会大牟田修道院
同 伴:Sr. 大田暁子 fdcc
参加費:1500 円
申込先:Sr. 大田 ☎ 0944-82-4723
福岡黙想の家ご案内
日 時:3 月 19 日(土)13 時開始
20 日(日)16 時解散予定
場 所:カトリック小倉教会・小倉カトリック幼稚園
対象者:福岡県の中高生
参加費: 3000 円(宿泊、食費等含む)
内 容:レクリエーション、分かち合い(合同ミサのテーマ
に沿って)、合同ミサ、その他 今回、高校生・中
学生同士のつながりができればと思っています。
参加方法:各教会に配布している参加申込み用紙に記入して、
郵送または FAX で小倉教会に連絡してください。
連絡先:カトリック小倉教会 渥 093-921-0139(北川健悟)
カテドラルでのゆるしの秘跡
日時:3月 19 日、4月2日 10 時〜 12 時
場所:カトリック大名町教会小聖堂
*基本的に第 1 ・第 3 土曜日。変更の場合もあります。
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時=5月3日 ( 火)10 時
〜5日(木)16 時
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場 所=福岡黙想の家
参加費=12000円
(宿泊、食費、事務費含む)
携行品=ロザリオ、洗面具、
寝巻、着替え ( 楽な服装)
連絡先=℡ 093-592-0316
徳永哲(戸畑教会信徒)
指導司祭=竹森勇神父
部の集まり
︹日時︺ 月 日 日(︶ 時
分
︹場所︺聖心病院
︹問合せ先︺
☎096・352・7181
竹内
第 回クルシリヨ開催案内
日
レス支援夜回り=3月 日ま
でスープの会と合同・金曜日
時から/大名町教会に集合
●路上からアパートに入居し
た方を訪問=第3土曜日 時
︹問合せ先︺☎092 4
・31・
1419 M・コース神父
賀
本
13
北 九 州
25
10
お知らせ
学校法人泰星学園の
設置する「泰星中学高
等学校」(福岡市中央区
輝国)が、4月1日か
ら『上智福岡中学高等
学校』と校名を変更い
たします。
◆
15
佐
1
■小倉祈りの集い
︹日時︺3月 日︵金︶ 時半
から 時︹場所︺カトリック
小倉教会信徒会館2階︹指導︺
ガブリエル神父︵御受難修道
会︶
︹内容︺
﹃みことばを味わ
う﹄賛美と感謝の祈り︹連絡
先︺☎090・3985・5
209松田裕子
◆
■佐賀祈りの集い
︹日時︺4月2日︵土︶ 時半
〜 時 毎月第 土曜日︹場
所︺佐賀カトリック会館︹内
容 ︺ ミ サ と 祈 り︹ 問 合 せ 先 ︺
☎0952・30・8347
吉武
12
熊
11
◆
17
19
Sr
3
13
14
30
痛みの相談室
受付時間
いくま整骨院
〒830-1224 三井郡大刀洗町鵜木67−3
T E L 0942−77−3199
代表者 ペトロ 平 田
清
岡
20
30
院在世会集会所︹指導︺戸村
悦夫神父︹問合せ先︺☎09
2・843・5831岩崎
■グレゴリオ聖歌を歌う会
︹日時︺3月 日 火(︶ 時
︹場
所︺聖クララ寮︵福岡市南区︶
︹内容︺聖体賛歌︑
アヴェ・ヴェ
ルム・コルプス・他
︹問合せ先︺
☎096・380・5686
堺敬子
■スピリチュアルケア勉強会
︹日時︺3月 日 土(︶ 時〜
時︹場所︺サン・パウロ福
岡センター︹対象︺臨床パス
トラルケアに関心のある方
︹主催︺臨床パストラルケア
教育研究センター北九州ブ
ロック︹参加費︺500円︹申
込先︺☎渥092・861・
4802 海江田紀子
■心の健康セミナー
︹日時︺6月 日︵日︶ 時か
ら︹場所︺カトリック福岡黙
想 の 家 ロ グ ハ ウ ス︹ テ ー マ ︺
心の健康セミナー/家族3
﹁父と子﹂
︹指導︺小宮豊師
︵精
神科医師︶
︹参加費︺原則無
料︵自由献金︶
︹主催︺
﹁心の
健康セミナー﹂を支える会
︵紫
苑COM︶
︹問合せ先︺☎0
940・32・1173矢田
■美野島司牧センター
あなたの勇気が路上の命を支
えます!●ホームレスの方に
手作りのお昼ごはん=毎週火
曜日 時 分●越冬期ホーム
福岡教区広報室アドレス
http://fukuoka.catholic.jp
E-mail:cdf-kouhou@nifty.com
4月
3日(日) 四旬節第4主日
†A.アレグリーニ〔2005年ロザリオの園〕
4日(月) †黒川博〔2002年八代教会〕
5日(火) 福岡地区司祭集会
10日(日) 四旬節第5主日
福岡教区司教座教会献堂記念特別献金日
17日(日) 枝の主日/世界青年の日
24日(日) 復活の主日
Br
■熊本地区召命を共に祈る会
編集後記
︹日時︺3月 日
︵月︶ 時
︹場
司祭生涯養成研修会に参加
所︺カトリック健軍教会︹内
しました︒講師の一人を務め
容︺ロザリオと話し合い︹問
られた濱口神父様は倫理神学
合せ先︺健軍教会☎096
・
の専門家です︒数年前に脳梗
368・2825青木悟神父
塞でお倒れになり︑不自由な
■カトリック看護協会福岡支
体にもかかわらず︑お話しさ
れるそのお姿に心を打たれま
した︒末期医療など生命の問
題を追求して来られたわけで
すが︑自ら不安と苦悩を抱え
る患者の立場となられて︑ご
自分が積み上げてこられた学
問 を 理 論 と と も に︑ 体 験 と
しても語られたことに感銘い
たしました︒信仰は︑生きな
ければ意味がありません︒福
音は︑言葉で伝えるだけでは
なく︑生き方で伝えるもので
しょう︒しかし弱さを抱える
私たちにとって︑ここが難し
いところでもあります︒いよ
いよ四旬節に入ります︒恵み
の時となりますように︒M
【日時】 毎週月曜日:午前 10:30 〜 12:30
【会場】 カトリック大名町教会 1階講堂
①週 5月 2日 「神の愛」
F・マッケイ神父(鳥栖教会)
②週 5月 9日 「救いのみわざ」
遠山 満神父(笹丘教会)
③週 5月 16 日 「新しい命」
H・オカロール神父(小郡教会)
④週 5月 23 日 「回心」
(聖霊の満たしを受けるために)
V.アレックス神父(広島教区宇部教会)
⑤週 5月 30 日 「満たし」
F・マッケイ神父(鳥栖教会)
B・ガブリエル神父(御受難会)
⑥週 6月 6日 「聖霊のうちの成長」
C・スメット神父(トラピスチン付)
⑦週 6月 13 日 「キリストへの変容」
G・ミシェル神父(箱崎教会)
⑧週 6月 20 日 「派遣のミサ」
司式:宮原良治司教・司祭方
テキスト:「新生の門出」(小林有方司教訳)
参加費:自由献金/連絡先:☎渥(092)821 − 6349 森
※祈りの集い
年間テーマ:典礼暦年間で教会と ともに祈る
・日 時:3月10日
(木)10時〜 14時半
・内 容:四旬節
指 導 者:フランコ・ソットコルノラ神父
(真命山院長)
ダニエレ サルツィ・サルトリ神父
Sr.マリア・デ・ジョウルジ
問合せ先:真命山諸宗教対話・霊性交流センター
・次 回:4月14日(木) 過越しの三日間
☎0968・85・3100 渥0968・85・3186 ・玉名郡和水町蜻浦
1391-7・E-mail shinmeizan@chive.ocn.ne.jp
年間第9主日/二日市教会堅信式
†平田寛〔2002年門司教会〕
司教顧問会
灰の水曜日(大斎・小斎)
聖母園新築祝福式
四旬節第1主日/四旬節愛の献金(四旬節中)
日本カトリック女性団体連盟理事会(福岡〜18日)
長崎の信徒発見記念日(1866年)
聖ヨゼフ
四旬節第2主日
司祭叙階式(カテドラル11時)
春分の日
神のお告げ
四旬節第3主日
†V.チェリッザ〔2005年唐津教会〕
(宗)幼稚園新任職員辞令交付・研修
福
2011 年度 聖霊による信仰生活刷新セミナー
真命山諸宗教対話・霊性交流センター
6日(日)
7日(月)
8日(火)
9日(水)
12日(土)
13日(日)
15日(火)
17日(木)
19日(土)
20日(日)
21日(月)
25日(金)
27日(日)
31日(木)
3月のこよみ
◆
信徒の生涯養成として、キリスト教入門にも奨励
される講座です。下記の教会で行われています。
カトリック大名町教会 092-741-3687
カトリック大牟田教会 090-8221-5293
カトリック小郡教会
0942-72-3256
カトリック手取教会
096-352-3030
カトリック武蔵丘教会 096-339-1910
*お問合せを待っています。
3月
会合と催し
■聖霊による刷新福岡祈りの
集い︹日時︺毎週月曜 時か
ら 時 分︹場所︺大名町教
会1階︹内容︺賛美と感謝の
祈り・聖書の分かちあい︹代
表︺ 床嶋︹問合せ先︺☎0
92・521・2503蓮尾
■虹の会
︹日時︺3月 日 土(︶ 時
分から︹場所︺カトリック大
名町教会3階︹内容︺子ども
を喪くした悲嘆の分かち合い
︹参加費︺600円/終了後
懇親会あり︹問合せ︺☎09
0・1162・6395 柴
田須磨子
■福岡ホスピスの会勉強会
︹日時︺3月 日 日(︶ 時か
ら︹場所︺カトリック大名町
教会︹内容︺
﹁人間として﹂生
まれた意味をどう考えるか
︹講師︺田畑正久医師︵宇佐市
佐藤第2病院院長︶
︹参加
費︺会員500円/一般10
00円
︹問合せ先︺☎092・
874.6321
■福岡地区召命を共に祈る会
︹日時︺3月 日︵木︶ 時半
から︹場所︺カトリック大名
町教会3階会議室︹指導︺浦
川務神父
︵教区召命担当︶
■在世フランシスコ会集会
︹日時︺3月 日
︵日︶ 時
︹場
所︺高宮フランシスコ会修道
各地区のキリスト教講座
板
4日(金)〜6日(日) オランテの集い
12日(土)〜 13日(日) 神の前で生と死を考える集い
参加費
①全日程(宿泊) 10000円/②全日程(宿泊なし)6000円
③1日のみ参加(食事付) 4000円
17日(木)
四旬節日帰り黙想会①
19日(土)
福岡チェナクルム
19日(土)〜 21日(月) 芸術セミナー
28日(月)〜4月1日(金) オブレート会黙想会
4月2日(土)〜3日(土) 四旬節一泊黙想会
*2面の黙想の家の広告も参照してください。
〒811-4155 福岡県宗像市名残1056
☎0940・32・3222 渥0940・32・3385
Email: fmokuso@mvi.biglobe.ne.jp
インターネットで検索 福岡黙想の家 検索
mail: sis.ak@hotmail.co.jp
中高生合同ミサ&キャンプのお知らせ
内
⇒
2011 年福岡地区聖書講座
テーマ:福音 〜イエスとの出会い
案
2011年
(4)
第640号
平日: 9:30 〜 12:00
14:30 〜 20:00
土曜: 9:30 〜 15:00
休診:日曜・祝祭日
福岡市西区姪浜駅南1-7-12- 2F
℡ 092-884-0134
ペトロ 生熊公吉