保護者の皆様におかれましては、ますますご健勝のことと拝察いたします。

岩舟町立
学校便り(保護者向)
小野寺南小学校
No1
みがき合う子・学び合う子・きたえ合う子
平成23年4月8日
校長 川島宗竹
陽春の候、保護者の皆様におかれましては、ますますご健勝のことと拝察いたします。
さて、小野寺南小学校では、このたびの異動で小林良次教頭先生と柿沼真由美先生をお見送りし、
渡辺敏子教頭先生をお迎えし、平成 23 年度のスタートを切ったところです。今年度も、どうぞよ
ろしくお願いいたします。
6 日(水)の離任式では、新 6 年生の代表の児童がお別れの言葉を述べてくれました。卒業生も
来てくれて、お二人の先生との別れを惜しみました。
1 学年ずつ進級した子ども達は、以前より凛々しく、立派に見えました。特に、新 6 年生は、5
年生の時と比べ、最上級生の自覚が感じられ態度が立派に見えました。校長として、こんなにうれ
しいことはありません。
離任式
・小林良次教頭先生:栃木市立栃木第五小学校へ
・柿沼真由美先生:宇都宮市立瑞穂野中学校へ
「お二人の先生とのお別れの言葉」
・教頭先生のあいさつを忘れません。今度は私達
が頑張ります。
・柿沼先生のピアノの伴奏で歌ったことを忘れま
せん。
(児童代表6年生の古澤留奈さん)
新任式
・渡辺敏子教頭先生:小山市立乙女小学校より
「小野寺南小学校の紹介と歓迎の言葉」
・校児童がみんな仲良し優しい上級生
・美しい自然に囲まれた学校
・各種行事でみんなが一生懸命頑張ります
(児童代表6年生の清水乃里子さん)
始業式
8 日(金)の始業式では、はじめに、こんなお話をしました。
始業式や卒業式などの行事や勉強や運動など、当たり前のようにやってきましたが、東日本大
震災で被災した子ども達は、大変な苦労をしながら、新学期を迎えようとしています。始業式や
勉強をする場所がありません。勉強する教科書やノートがない。食べ物も足りません。中には、
両親を地震や津波でなくしてしまった子ども達もいます。校長先生は、今のような生活が当たり
前のように感じてきましたが、この大震災と津波を経験して、今までの生活はとても幸せなこと
だったのだと思うようになりました。
被災地の子ども達や先生方が、勉強するところや教科書、ノートが足りないにもかかわらず、
みんなで力を合わせて、勉強しようと頑張っている姿を見ると、いい加減な気持ちで勉強してい
ては、申し訳ないという気持ちになります。
ボランティアや義援金も大切ですが、それと同じくらい私たちが今できることを力を合わせて
一生懸命やることが大切なのではないかと思うようになりました。それは、今より一生懸命勉強
すること。今より一生懸命、運動やスポーツをすること。尐しのことでくじけないこと。みんな
で力を合わせること。今より一生懸命、生きることではないかと考えるようになりました。
こういうことなら、今すぐ、誰にでも出来ます。校長先生の話を聞いて、そうだと思う人は、
今から、みんなと力を合わせて、一生懸命、勉強、運動に励んでください。好きなことを一生懸
命やってください。くじけないでください。精一杯生きてください。
今、校長先生が話したことは、教育目標の「あじさい」を一生懸命やることと同じことなると
思います。「あ」…あかるい子ども
「じ」…じぶんから進んでやる子ども
「さ」…さいごまで頑張る子ども
「い」…いっしょうけんめい勉強する子ども
3月に卒業した卒業生のメッセージにあったように、
『あじさい』をいつも心の中にもって、今
まで以上に頑張ってみてください。と、お話しました。
船越小学校の位置
3月の学校だよりでお伝えしました岩手
県山田町立船越小に赴任している私の知り
合いのS校長と連絡がつき、全校生無事が、
確認できました。卒業式を25日に行うと聞
いていましたが、26日の新聞に右のような
記事が出ていてびっくりしました。
ただ、家や家族を失った子ども達もいると
いうことです。何かの形で応援したいと思う
今日この頃です。
平成23年度職員紹介
1年担任:増田美惠子
4年担任:宇野玲子
平成 23 年 3 月 26 日読売新聞に掲載された山田町
立船越小学校の卒業式後の1コマ
個別指導学級担任:前田薫
2年担任:櫻井由美子
5年担任:神澤久美子
教務主任:大出悦子
3年担任:大和田浩之
6年担任:荒川達城
養護教諭:日向野佳代子
県職事務職員:大竹郁子
用務員:阿部正男
町事務職員:渡辺節子
学校支援員:黒川和加子、佐久間富子
教頭:渡辺敏子
校長:川島宗竹
※平成23年度は、このスタッフで頑張りますので、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。