101cm 望遠鏡の観測公募要項 - 美星天文台

101cm 望遠鏡の観測公募要項
美星天文台
2014 年度 第 3 期の 101cm 望遠鏡によ る 観測を 公募し ま す。 観測を 希望する 方は、 以下の要領
で申請し てく ださ い。
公募対象
101cm 望遠鏡操作資格取得者、 又はそれと 同等以上の技術・ 知識を 有し ている と 認めら れた者。
公募期間
申請可能な週末は次のと おり です。
2014 年
12/5~7
12/12~14
12/19~21
12/26~27
1/9~11
1/16~18
1/23~25
1/30~2/1
2/6~8
2/13~15
2/20~22
2/27~3/1
3/6~8
3/13~15
3/20~22
3/27~3/29
2015 年
使用可能な焦点と 装置の現状
(1) カ セグ レ ン 焦点
観望用特殊接眼部が利用でき ま す。 ま た 、 デジ タ ルビ デオカ メ ラ NV-GS500-S、 デジタ ルハイ
ビ ジョ ン ビ デオカ メ ラ HDC-TM650 を 取り 付ける こ と も でき ま す。
(2) フ ォ ールデッ ド カ セグ レ ン 焦点
a ) 撮像用光学系( フ ォ ールデッ ド カ セグ レ ン N 焦点)
SBIG 社の CCD カ メ ラ STL-1001E と Canon EOS 20D が使用でき ま す。 フ ィ ルタ ーは、 B、 V、
R の他に、 STL-1001E 内蔵の RGB フ ィ ルタ ーが使用でき ま す。 レ デュ ーサーを 使用し た場合
は、 周辺で収差が大き いためおすすめでき ま せん。
カメ ラ
画素数
画素サイ ズ
視野(F/12)
視野( レ デュ ーサー使用)
STL-1001E
1024 x 1024
24 x 24μm
6.8 x 6.8 分角
14 分角の視野円
b ) 分光器( フ ォ ールデッ ド カ セグ レ ン S 焦点)
ア ン ド ール社の電子冷却式 CCD カ メ ラ DU-440BV が使用でき ま す。
カメ ラ
画素数
画素サイ ズ
DU440-BV
2048 x 512
13.5 x 13.5μm
波長分解能/波長幅
( 低分散)
( 中分散)
6Å/4000Å
0.6Å/300Å
(3) ナス ミ ス 焦点
フ ォ ーカ ルレ デュ ーサー( 縮小率1 /2 ) 使用。 T マウ ン ト の雄ネジにア ダプタ ーを 取り 付け
て美星天文台所有の Canon EOS 20D の他、 いろ いろ な種類の一眼レ フ カ メ ラ (観測者持込)を 取
り 付ける こ と ができ ま す。
カメ ラ
画素数
画素サイ ズ
視野(F/6)
Canon EOS 20D
3504 x 2336
6.4 x 6.4μm
12.8 x 8.6 分角
公募締め切り
11 月 5 日( 水)
必着
申請方法
郵送・ FAX・ 電子メ ールのいずれかで送っ て 下さ い。 申請書を すべての項目にも れなく 書いて
下さ い。 観測希望日は、 特別な理由がない限り 、 第 3 希望ま でお書き く ださ い。 ま た、 観測希
望日の書き 方が違っ て いる こ と が多いので、 記入項目の記入例を よ く ご 覧の上、 ご 記入下さ い。
申請先
郵便
〒714-1411 岡山県井原市美星町大倉 1723-70 美星天文台
F AX
0866-87-4224
電子メ ール
101cm@bao.city.ibara.okayama.jp
公募観測係あ て
問い合わせは、 Tel.0866-87-4222 ま で。
突発現象
新天体な ど 、 緊急を 要する 観測があ る 時は、 突発現象の観測を 優先し ま す。 前も っ て分かっ て
いる 場合は、 事前に連絡し ま す。 観測時間の割り 振り 、 その日の観測者と 一緒に観測する か職
員だけでする か、 その場合の料金など はその日の観測者と 相談し て決めま す。
望遠鏡使用料金
1 晩 1 人の場合 5000 円。 2 人から 20 人ま で1 人につき 1000 円を 追加。 21 人以上は 24000 円。
但し 、 天候・ 機械の調子など の原因で 2 時間未満の観測し かでき なかっ た場合は料金を 返却し
ま す。
仮眠室利用料金
4 人 1 部屋の 2 段ベッ ド 、 1 人 1 泊 2000 円。 風呂・ シャ ワ ーも 利用でき ま す。
観測ができ た場合にも 仮眠室利用料金を いただき ま す。
食事について
夕食・ 夜食は、 各自でと っ てく ださ い。 待機室でポッ ト の湯など が利用でき ま す。
当面の日程は次のと おり です。
11 月 5 日( 水)
観測公募締め切り ( 必着)
11 月 12 日( 水) 頃
プロ グ ラ ム 委員会で観測プロ グ ラ ム 決定、 プロ グ ラ ム 発送
12 月 5 日( 金)
公募によ る 観測開始
101cm 望遠鏡観測申請書記入項目
1. 申請代表者
( 1) 氏名
( 2) 登録番号 (登録番号を 持たない場合は、 「 台長によ る 認定希望」 と 明記)
( 3) 郵便番号
( 4) 連絡先住所
( 5) 電話番号
( 6) あ れば FAX 番号、 電子メ ールア ド レ ス
2. 共同観測者がいる 場合その氏名( 人数分だけ列記)
3. 観測テーマ
4. 観測天体名、 位置、 等級、 視直径( 恒星以外)
複数の場合は列記
5. 観測手段 ( 使用する 焦点や装置、 倍率と か焦点でのサイ ズ、 露出時間など も 含めて詳し く )
6. 割り 当てら れた観測期間内の観測ス ケ ジュ ール
( 例え ば、 ど の天体を ど の順番でど のよ う に観測する かなど )
7. 月の条件
・ 暗夜でなければなら ない
・ 前半夜は月があ っ ても 可
( その理由
・ 後半夜は月があ っ ても 可
)
・ 満月でも 可
8. 観測希望日
第 1 希望
月
~
日
第 2 希望
月
~
日
第 3 希望
月
~
日
望遠鏡が使用でき る 各週末3 日のう ち連続する 2 日間か、 或いは、 1 日を 指定し て下さ い(下の
記入例参照)。 ま た 、 そ れぞれの希望日は、 別の週末を 指定し てく ださ い(例え ば、 「 第 1 希望
1 月 4~5 日、 第 2 希望 1 月 5~6 日」 と いう 組み合わせはご 遠慮下さ い)。 第1 希望日のみ、 あ
る いは第 1、 第2 希望日し かないと き は、 その日でなければなら ない理由を 書いてく ださ い。
( 記入例)
第 1 希望
10 月 10~11 日
←「 10 日の夜、 ま たは 11 日の夜」 の意味
第 2 希望
10 月 18 日
←「 18 日の夜のみ」 の意味
第 3 希望
なし (勤務の都合で第 1、 第 2 希望日以外は不可)
9. 宿泊室の利用の有無
10. 観測を 達成し た場合の発表の予定
( いつ・ ど こ で・ ど のよ う に)
美星天文台 101cm 望遠鏡使用規定
-データ の使用について-
美星天文台で得ら れた 写真・ 映像・ 画像を 含むすべて のデータ は、 観測者(望遠鏡使用者)と 美
星天文台が教育・ 普及・ 広報・ 研究活動な ど に活用する た めに、 観測者と 美星天文台の両者が著
作権を 所有する も のと し ま す。 こ れが、 天文台利用の前提条件です。 以下、 観測者と 美星天文台
の双方を 合わせて著作権者と 呼ぶこ と にし ま す。
1 0 1 c m 望遠鏡を 使用し て 得ら れた データ を 公表する 場合は、 美星天文台で得ら れたデータ
であ る こ と を 明記し て く ださ い。 ま た 、 公表する も のと 同じ 質の物を 美星天文台にも お送り く だ
さ い( 写真の場合はキ ャ ビ ネ 判以上の大き さ 、 論文等印刷物の場合は別刷ま た はコ ピ ー、 ビ デ
オ・ デジ タ ルデータ の場合は同種の媒体にコ ピ ーし た も のな ど ) 。 天文台で教育・ 普及・ 広報活
動に有効に利用し た いた めです。 天文台が利用する 場合、 観測者の名前を 明示し ま す。 ま た、 美
星天文台年報に、 活動の報告と し て 掲載し ま す。 イ ン タ ーネッ ト のウ ェ ブページで公表する 場合
は、 掲載ページの URL を お知ら せく ださ い。 ただし 、 表示形式が定ま っ ていて観測地・ 望遠鏡名
が記入でき ない場合は、 観測者本人の名前だけで構いま せん。
ウ ェ ブページ な ど のネ ッ ト ワ ーク 上でデータ を 公表・ 公開する 場合も 、 美星天文台で撮影し た
こ と がわかる よ う にし てく ださ い。 例え ば、 FITS 形式のデータ を 公開する 場合はヘッ ダに観測地
の情報を 含めてく ださ い。 JPEG など の画像を ウ ェ ブページで公開する 場合は、 同じ ページ内の適
当な 場所に観測地の表示を 入れ、 ま た 画像に観測者、 美星天文台、 画像作成者の著作権があ る こ
と を ど こ かに明記し てく ださ い。 具体的には美星天文台にお問い合わせく ださ い。
ネッ ト ワ ーク で公開さ れた データ を さ ら に第三者が利用する 場合も 、 その人がど こ かに公表す
る 場合は前述と 同様の条件が適用さ れる よ う に記述し て く ださ い。 こ れら の条件が満たさ れれば、
教育・ 普及・ 研究目的のデータ の第三者によ る 利用は、 美星天文台の許可を 必要と し ないも のと
し ま す。
印刷物等で、 表記する ス ペース があ る にも かかわら ず著作権者を 明記する こ と ができ ない場合
や著作権が著作権者( 観測者と 美星天文台) の手を 離れて し ま う 場合など は、 公表でき ま せん。
例え ば、 天文雑誌の投稿天体写真コ ーナーで採用にな っ た 写真がその出版社の出版物に撮影者・
撮影地の明示無し に転用さ れる こ と が予想さ れる 場合には応募でき ないこ と になり ま す。 なお、
雑誌等に掲載さ れた 場合の謝礼は観測者のみが受け 取り 、 天文台に払う 必要はあ り ま せん。 ま た、
実際に転載の問い合わせがあ っ た 場合は、 美星天文台と し て は、 撮影者の承諾があ り 、 かつ撮影
地と し て美星天文台と 明記さ れる 限り においては、 原則と し て転載を 承諾する 方針です。
商用目的でデータ を 利用する 場合は、 美星天文台の許可を 必要と し ま す。