有限会社シタァール (代表取締役 増田 承認類型:③ 承認年月日 平成19年2月28日 代 表 者 増田 所 在 地 千葉市花見川区検見川町1-106-16 泰観 電話番号 043-272-7050 資 本 金 7,500千円 売 上 高 約3億2千万円 従業員数 19名 業 インド料理レストラン、農産加工品輸入販売 種 i nf o 2 @s i t a r . c o . j p U ht t p: / / www. s i t a r . c o . j p 泰観 氏) E- m ail R L 支援機関 千葉商工会議所 ★ 申請のいきさつは 昭和56年にインドカレーの店「シタァール」をこの地で開業させていただきましたが、 千葉商工会議所主催の「経営革新セミナー」を受講させていただくまでは、恥ずかし い話ですが、現在の仕事について綿密な事業計画など立てたことがありませんでした。 商工会議所の会報に経営革新セミナーの案内と申込書が入っているのをみて、経営革 新の承認は取得できればそれにこした事はないが、とりあえずは事業計画書の作り方 を学びたいと考え受講申込をしました。 実際に受講し始めましたら、様々な発想法や、現状分析の仕方と事業戦略の立て方 など、講師の方のお話があまりに面白くて、いつの間にか夢中で聞き入ってしまいま した。そして、私が考えていた高級マンゴーの輸入・販売計画も経営革新の対象にな るのではと思い申請させて頂きました。 ★ テーマ及び内容は 1 テーマ 「高級マンゴーの新たな冷凍技術による輸入と 販売の実施」 2 計画期間 平成19年3月~平成23年10月(5年計画) 3 付加価値額の向上 計画時 102, 405千円 (現地契約農家との商談) 計画終了時の目標伸び率 77. 8% 2 5 4 内容 2007年から輸入が解禁されたインド産高品質生マンゴーを現地契約農園から直接 お客様にお届けする(現地契約農園との商談)物流システムの構築(「ガーデンTO テーブル」)。 ★ 取組は 今年はインド産マンゴー輸入解禁後輸入販売初年度となりましたので、積極的にP R活動に取り組みました。 1 「第32回国際食品・飲料展(FOODEX J APAN2007)」(於:幕張メッセ) ・「インド政府農産物及び農産加工品販売局」との協調出展 2 「成功させよう日印交流年2007」(於:日本記者クラブ) ・インド大使館と外務省の協賛で弊社が発起人 3 「インド産マンゴー輸入解禁を祝う会」(於:東京會舘) ・インド大使館と「インド政府農作物及び農産加工品販売局」主催 ・弊社が輸入するアルファンソマンゴーがケーキやデザートとして提供される ★ 成果は 計画初年度である今年は、マンゴーの性質をつかみ きれず消毒に失敗したり、機械の故障等が発生するな どのトラブルもあり、また、扱うマンゴーが輸入品で あるため、円高と不作による現地価格の高騰などが重 なり、仕入コストが上昇したりもしました。更に今年 (FOODEX J APANの様子) 度サンプルや協賛品等を多く出すなどPR活動に積極的に取り組んだ結果として、新 規事業は黒字で推移してはいるものの予定していた利益には達しませんでした。しか し、今年の経験とPR効果が来年の成果につながると信じております。 社長さんの一言 経営革新は自社の強みを活かして新たな事業を展開していくことだと思います。弊社 は、20年以上の間、インドに何度も足を運び、様々な農園を実際に見て、多くの現地の 人とつながりを築いてきました。これこそが弊社の強みであり、これがあって初めて生 産農園とお客様とを結びつける今回の新規事業が可能になっていると思います。 そして経営革新は、申請をして承認されれば多くの優遇措置があり、とても有利です。 たとえ承認まで到らなかったとしても、事業計画の立て方について学ぶことは有意義で あると思います。現行の事業についても今まで自分で気付かなかった可能性が見えてく ることがあるのではないかと思います。 2 6
© Copyright 2024 Paperzz