創立40周年記念講演会 14 時より サハラ砂漠で 2004 年からCCS(二酸化炭素地中貯留)を開始したインサラー天然ガス処理プラント 講師 日揮株式会社・理事・国際事業本部・アルジェリア開発プロジェクト部長 伊藤 文博氏 (自己紹介)1953 年宮城県志津川町生まれ。1974 年一関高専(化学工学科)卒。1978 年東京 工業大学修士課程(化学工学専攻)修了、日揮(株)入社。初めの 3 年間はアルジェリア、マレ ーシアの天然ガスプラント建設現場に駐在。以後プロセスエンジニア、プロジェクトエンジニア、 エンジニアリングマネージャー、プロジェクトマネジャーとして主に資源開発関連のプロジェク トに従事。趣味はレコードによる音楽鑑賞と野鳥観察(日本野鳥の会会員)。 講演概要 1997 年、英国 BP がインサラーガスプロジェクトと称するサハラ砂漠のガスを EU に輸送・ 販売する事業の計画に着手した。同年 10 月に概念設計を始めるということでロンドンに駐在 し、7 年間このプロジェクトに参画した。特徴的なのは 2004 年 7 月からガスの採掘に伴い発生 する二酸化炭素を回収して地下 2000 メートルの岩盤の中に貯留する試みが開始されたこと。 それは CCS( Carbon Capture and Storage)の施設として陸上では世界初、設計貯留量は年間 120 万トンで世界一。二酸化炭素のガス吸収塔と地下に圧入するための圧縮機が日本製。採 用された二酸化炭素吸収液はドイツ製。その後 CCS に特に威力を発揮する新型の吸収液が 日本とドイツで共同開発され、年内中に実証試験の見込み。地球温暖化対策の上での CCS の役割と課題。資源開発とはどのような事業か。外国石油資本と産油国の国営石油会社の 利害の衝突と調整。日本の資源獲得のための課題などにつき講演する。 一関高専教職員 OB 各位 一関工業高等専門学校 同窓会 会長 金野 勤 一関高専同窓会創立40周年記念式典・祝賀会のご案内 謹啓 皆さまお元気でご活躍のこととお慶び申し上げます。常日頃、一関高専の発展 を見守り、ご支援を頂きまして、誠にありがとうございます。 さて、月日の経つのは早いもので、一関高専同窓会は昭和 44 年(西暦 1969 年)4 月に発足以来、今年度で 40 年を迎えております。その間、本会は 10 年おきに独自に 記念事業を実施し、また母校の記念事業等に合わせて、校旗、時計塔、校歌碑等を寄 贈するなど、母校の発展を一緒にお祝いして参りました。 同窓会創立 40 周年の節目となる年に、昔お世話になった皆様にもお越し願い、同 窓生も集って母校のさらなる発展を願い、また往時を偲んで親睦を深め、今後の活力 としたいと考えております。 つきましては、下記のように記念式典・講演会・祝賀会を開催致しますので、出席 をいただきますよう、ご案内申し上げます。 敬白 記 1)記念式典・講演会 期日:2010 年 3 月 27 日(土)13:30~15:30 場所:ベリーノホテル一関 2F 一関市山目字三反田 179 tel 0191-23-1000 駐車場(100 台、無料) 一ノ関駅より徒歩 25 分(1.6km)。タクシーで5分 2)祝賀会 期日:2010 年 3 月 27 日(土)16:00~18:00 場所:ベリーノホテル一関 2F 会費:3000 円(当日受付でお支払い下さい) 一関市山目字三反田 179 tel 0191-23-1000 駐車場(100 台、無料) ※当日は一ノ関駅からお迎えのバスを 13:00 駅西口発で運行します。 3)お申込み先・御照会先 お申込み:2010年 3 月 23 日(火)まで、メールかお電話でお願いします。 ご照会先:一関高専同窓会事務局:0191-24-4700(学校代表) 申込み先 同窓会メールアドレス:dousoukai@ichinoseki.ac.jp
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