3 2003 NO.29 WhatÕs Inside 1 巻頭特集 小山J CCC前会頭インタビュー 3 JCCC基金先訪問 GetPr eACTi cal ! Rehabi l i t at i onFoundat i on, I nc. 4 シカゴ経済情報 ベーカー&マッケンジー法律事務所 西貝 誠 弁護士 6 JCCCアクティビティレポート 理事会報告(12月) 会員総会報告(1月) ビジネスセミナー開催報告 J CCCテニストーナメント開催報告 8 JCCCインフォメーション 2003年度J CCCゴルフについて J CCC月例ゴルフ(4・5月)ご案内 2003年度「DI RECTORY」広告募集 J CCC職員募集のご案内 24 Comi ngUp 金融部会セミナーご案内 Visit our site at www.jccc-chi.org 小山JCCC前会頭インタビュー 「米国の若い世代の人々に日本をもっとよく知ってもらいたい。 そのために地域密着型の貢献活動は粘り強い継続が重要」 2002年度会頭をお務めいただきまし た小山修副会頭(三井物産)に、一年 を振り返ってのJ CCC活動についての ご感想やこれまでの海外でのご経験な どについてお話を伺いました。 ―昨年の2002年度には、前任の丸山 氏を引き継いで第31代JCCC会頭をお 務めいただきましたが、JCCC活動に ついてはどのように感じておられます か。 確かちょうど一年前、シカゴに降り 立った日の朝、空港に着いてそのまま 理事会に連れて行かれ たのを覚えています (笑)。JCCCの事業 ・活動は広範囲にわた っていて、部会や委員 会活動など活発だと思 います。個人的に非常 に感動したのは、昨年 10月のJ CCC基金贈呈 式に出席した際のこと です。昨年はシカゴ市 内/郊外の教育機関 19件に合計10万9千250ドル交付する ことができましたが、こうして私達会 員が積み立ててきた基金が有意義に活 用され、また感謝されるというのは大 変素晴らしいことです。昨今の厳しい ビジネス環境を反映してJ CCCの会員 企業も減少していく中で、通常ならば 企業の業績の中で真っ先に控え目とな りがちな地域への貢献事業ですが、こ うして毎年あれだけの寄付を継続して 交付できているということはすごいこ とです。これまで12年にわたり、207 機関・300件もの地元の教育関連プロ グラムに対して、計172万6千807ドル に及ぶ基金交付を行ってきたことは偉 大な功績です。先人のたゆまぬ努力と 会員企業皆様のご理解とご協力のおか げだと実感しました。 また、毎年夏に恒例となっている、 会員企業の子弟がお世話になっている 学校区の教師数名を日本に派遣し日本 の教育制度や教育環境の現場に触れて もらうJEEP事業(J CCC Educat i onal Ex changePr ogr am)も、20年間にわた り日米相互の教育教育・文化理解促進 を図る上で大きく貢献をしてきたとい えるでしょう。日本とアメリカの関係 保持には何が必要か、といった観点に 立った場合、いわゆる 草の根的な地道な活動 というものは非常に大 事だと思います。例え ば 、 20年 前 の ア メ リ カ人の持っている日本 観といえば、第二次世 界大戦や朝鮮戦争の関 係で日本に滞在した兵 士達の抱いている固定 観念のイメージが色濃 く残っている気がしま す。これからの、今の日本を理解して もらうためには、もっと若い世代に日 本を知ってもらう必要がありますし、 そのためにも少しでも若い世代の交流 に力を注ぎ、健全な日本観を持つ若者 を育てる助成をしていくことが大切だ と感じています。そして何よりも、継 続は力なりと言われますが、世情に左 右されることなく、こうした活動を継 続していくことに意義があるといえる でしょう。ビジネスに携わっている私 達からしてみると、J CCC基金の交付 額である1件あたり上限$5, 000という 額はあまり大きな額とは思えないかも しれません。しかし、実際に交付を受けた学校や教育機 関からは、非常に真摯に感謝の気持ちを向けられます。 J CCC基金のステータスも年々高まってきていると言え ます。 J CCCの活動は、いわばボランティア的な性格を強く 持っているように感じます。理事の方々はじめ、会員の 皆様には、必ずしもビジネス活動に直結しない部分での サポートにご尽力いただいていることも多いかと思いま す。しかし、ボランティア精神の土壌が豊かなこのアメ リカにおいて、私達もシカゴの地元地域にお世話になっ ている者として、日系社会を代表して少しでも地元に還 元していこうとする気持ちや姿勢を大切にしていく必要 があるのではないかと考えます。これからもJ CCC基金 活動やJEEP事業だけでなく自主的な部会や委員会の運 営・活動をサポートしていけるよう、会員の皆様にもより 一層のご理解とご協力をお願いしたいと思う次第です。 ―これまでの海外でのご経験をお話しいただけますか。 入社して化学プラント部にいましたが、1979年から 85年にかけて米国三井物産ロス支店の機械課で化学プラ ント・情報産業・航空関係の仕事に携わってきました。 その後日本に戻り、航空機のオペレーティングリース業 でロサンゼルスにTOMBO AVI ATI ON,I NC. という会社を 設立して再び米国に戻ってきたのが1990年です。通常 航空会社が飛行機を調達するには、キャッシュでの購買 や飛行機を担保に銀行からの融資を受けるといった方法 がメジャーですが、オペレーティングリースというのは レンタカーのようなもので、三井物産が飛行機を所有し て航空会社に3∼5年の契約で貸すというダイナミックな 事業です。1995年まで責任者として駐在しまして、その 後約3年間は日本で宇宙航空関連事業を担当し、昨年の3 月にシカゴに赴任してまいりました。従いまして、アメ リカ生活は通算10年以上ということになりますが、ずっ と西海岸のカリフォルニア州に住んでいましたので、温 暖な気候に慣れていたのと、日本人の多い地域では何で も手に入るため、アメリカはいたって便利で開放的な 国、というイメージを持っていました。対照的に、赴任 する前のシカゴの印象はというと寒くて一年の半分しか ゴルフのできない土地、ということになれば、ゴルフ好 きの私としては一体どうしようかと考えたものです。た だ古きアメリカという雰囲気が残っている街、美術や音 楽など芸術にあふれ多少文化の香り高い都市であるとも 聞いていました。実際にシカゴに住んで丸一年が経ちま すが、ダウンタウンのアクセスもよく寒さも車通勤であ れば大して苦になりませんし、週末はプールやジムでエ クササイズしたり美術館や音楽鑑賞したり、と色々楽し んでいます。またもうひとつの変化は、妻といる時間が 増えたことです。お互いに最初はとまどったものですが (笑)。ロス時代は気候的に恵まれていたので時間があ ればゴルフと各地からの顧客とのお付き合いでほとんど 2 NEWS CHICAGO 夜も家にいない生活でしたから、シカゴに来てようや く、結婚して初めてくらいに一緒に長く過ごせる時間が できました。妻も高校時代をフィラデルフィアで過ごす など英語の環境に慣れ親しんで来ましたので、海外での 駐在生活は水に合っていますし、エンジョイしていると 思います。 ―入社される前には、ハーバード大学にも留学されてい たと伺いましたが。 大学院では化学工学を専攻していましたが、一年間休学 しまして、1973年∼75年の2年間MBA取得のためハーバ ード大学に留学し、帰国後また大学院に戻りました。ハ ーバード大学では、実はジョージ・ブッシュ現大統領と 同級生でした。ブッシュ大統領はエール大学卒業後ハー バード大学に同じくMBA留学していたのですが、一年目 の80名ほどのクラスで一緒に机を並べて勉学を共にしま した。当時はCI A長官でその後初代米国北京事務所長だ った、父親のブッシュ元大統領が有名で注目を浴びてい ましたが、息子のジョージ・ブッシュはあまり授業にも 出てこない目立たない存在でした。見た目に軟派で、面 白い奴だという印象はありましたが、あまり大統領の器 という感じでもなく、まさか本当に大統領になるとは周 りも皆思ってもいなかったようです。 ―最後に現在のお仕事について教えてください。 米国三井物産では、2年前より支店制から商品・部門制 に分かれて事業展開しています。私の担当している機械 部門の中でも、電気、化学、プラントは第一本部と呼ん でいまして、その他全ての宇宙・航空、飛行機、船舶、 自動車・交通、通信、産業機械については第二本部の扱 いとなります。現在私は中西部のRegi onalOf f i cerという 立場にはありますが、実際は米国における機械第ニ本部 長として、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼル ス、ヒューストン、クリーブランド、デトロイト、ニュ ーヨーク2Dept . 、そしてシカゴと、9つのDept . を管轄 しています。そのため出張も多く、毎週飛行機に乗って 飛び回っている日々ですが、今後もJ CCC活動に少しで もお役に立てるようお手伝いさせていただければと思っ ています。 ―ありがとうございました。 小山修氏(こやま おさむ) 1948年生まれ。1976年に三井物産入社後、米国ロサンゼルスに 通算10年以上駐在。2002年3月にシカゴに赴任。前任の丸山前 会頭から引き継ぎ第31代JCCC会頭を10ヶ月余りお務め頂い た。現職はシカゴ支店長・機械第二本部長。趣味は読書、ゴ ルフ。 MARCH 2003 GetPreACTi cal ! 傷害・事故防止のための シミュレーション体験学習 Rehabi l i t at i onFoundat i on,I nc. ( 600S.Washi ngt onSt r eet ,Sui t e301A,Naper v i l l e,I L60540) プログラム実施校:KennedyMi ddl eSchool J CCC基金寄贈額:$2, 250 GetPr eACTi cal ! は、中学生の生徒たちを対象に、身体障害に陥った場 合の生活の実情を体験させると共に、それらをもたらす事故やけがとい った危険な行為をいかに回避し得るかということについて学習させるプ ログラムである。JCCC基金の交付によりこのプログラムの導入校が増 え、今年度中にDuPageと CookCount yの500以上の中学校で実施され ることになった。 <プログラムの生まれた背景> 昨今の若者たちは、多種多様なネガティブな危険にさらされており、 やがては避けられないけがや病気までをも引き起こす可能性も否めな い。実際に、年間350万人もの15歳以下の子供たちが、スポーツや遊び の中で脳損傷や脊髄損傷、発作や骨折といった深刻な病気やけがに直面 しており、これらは青少年の主な死亡原因となっている一方で、95% が回避できるものであるという調査も示されている。 このような状況にあって、青少年に対する傷害防止教育というものの 重要性が高まってきている。たいてい学校での保健体育の授業では、傷 害・けがによる身体障害機能について講義することはあっても、そのよ うな障害を引き起こす原因となる行動をいかに回避するかということに 着目することはほとんどない。青少年の多くは自分たちの品行を変えた り修正したりする判断力をまだ身に付けていないため、生活習慣や環境 をポジティブに変えていく方策について、適切に導いていく必要がある といえる。 Rehabi l i t at i onFoundat i on,I nc.( RFI )は、ヘルスケア関連の調査研究や 人々の健やかな生活をサポートするための訓練・リハビリテーション等 に注力している非営利の財団である。5年前に創設したGetPr eACTi cal ! プログラムは、段階に則って 1)Pr ecept i on 2)Acqui r i ng i nf or mat i on 3) Cal cul at i ngef f ect s4)Taki ngact i onの頭文字をとって名づけられた。ここ では、子供たちにまず障害を持った生活というものを実際に体験させ、 潜在的に潜んでいる危険な行動とは何かを認識させ、自分たちの生活習 慣をいかに変えていくべきかということを学ばせる機会を提供してい る。RFI のエグゼクティブディレクターでこのプログラムのコーディネ ーターでもあるCi ndyHi l dner 氏は、当初は大人向けに考案されたこのプ ログラムを中学生、特に8年生を対象に導入した理由として、「ちょう ど8年生のカリキュラムでは身体障害への認識を深めることに重点が置 かれているのですが、それだけでなく、このプログラムの狙いを理解す るだけの年齢に達していると共 に、生活環境を無理なく変えら れる柔軟性をまだ保持している 時期にある子供たちであるから こそ、効果的なのです。飲酒や 運転といった問題に届く高校生 の年齢になる前に、このプログ ラムの意味を考え吸収してほし いと考えています。」と語って いる。 <GetPr eACTi cal ! > 最初のワークショップでは、様々な傷害・けがや身体障害についての 認識を深め、危険な行動というものを分析する。次に、生徒たちは身体 障害のシミュレーション授業に参加することで実際に身をもって障害の 不自由さ体験することになる。Li sl e地区にあるKennedyMi ddl eSchool で MARCH 2003 実施されているシミュレーショ ンのクラスでは、42名の8年生 の生徒たちを5つのグループに 分けてローテーションで順番に 以下の体験学習を行っている( 全て、脊髄や脳の損傷事故によ り身体に障害を負ったケースを 想定している): 1.①車イス②松葉杖③歩行器 の使用…①両足が動かないと想 定して、腕だけで車イスを動か しランチトレーをつかみ皿の中身をこぼすことなく車イスを操作するこ とにチャレンジする。②半身不随になったと想定して、松葉杖でスムー ズに移動できるようにする。③片足切断の場合を想定して、歩行器で障 害物を避けながら車イスと同様にランチトレーを持ち運びする。 2.手紙を書く…腕が麻痺した状態として、生徒たちは利き腕を背中の うしろにまわして利き手でない方で読める字で親向けに手紙を書く。ま た封筒の宛名書きや便箋を折りたたむこと、封をするのも片手でしなけ ればならない。 3.ゲームで遊ぶ…不安定な視力(すじやむらのある視界)を作り出す ために、ビニールテープをまだらに貼ったゴーグルをかける。その状態 でビンゴやUNOやジグゾーパズルといったゲームを通して、視覚の違 いによる距離感のズレを感じる。 4.洋服を着る…片手しか動かない状態で、作業着を着てファスナーや ボタン留めを試みる。次に、動く手と動かない手の両方に手袋をはめる 動作にもチャレンジする。 5.メッセージを伝える…言語障害により、一語か一フレーズしか話す ことのできない状態において、パートナーやまわりの人に自分の意向を いかに伝えることができるかという実験。二人一組になって片方が理解 できたら役割を交替する。設定としては、○スピーカーは「OK」しか 言えないが、相手に店でティッシュの箱を買ってほしいときにどうする か ○相手の最後に言った言葉しか繰り返すことのできないスピーカー が、テレビをみたいという意思を伝えようとするとき ○「HappyNew Year 」としか言えないスピーカーが、何か飲みたいという意思を伝えよ うとするとき…など。 Hi l dner 氏によると、身体障害を持っていてももちろん生活していくこ とはできるが想像以上に不便と困難を伴うものである、ということを生 徒たちに理解してもらいたいのだという。「片手でボタンをとめること の不自由さは見ているよりも実際に経験し“感じる”ことによって本当 に理解できるものです。私たちは何よりもこの効果に期待しているので す。」ただしこのプログラムにおいて特にシミュレーション学習の狙い としては、身体障害の機能に対して、決してネガティブな反動を生むの ではなく、積極的に理解し向き合うことにあるとしている。そしてその 上で、身体障害の不自由さを実感することでそういった障害を引き起こ す原因となり得る危険行為を回避するための日常生活スタイルの見直し を促進することに重点を置いているのである。このプロジェクトの最後 の段階では、生徒たちが自分たちの生活を分析しそれを改善するための アクションプランというものをレポートにまとめている。具体的には自 転車やスケートボードで遊ぶ時にはヘルメットをかぶる、車の運転時に はシートベルトを着用する、偏りのない食生活を心がける、麻薬やアル コールには手を出さない、といった取り組みが上げられている。 昨年2002年度にこのプログラムに参加した生徒たちのアンケート結 果では、94%がGetPr eACTi cal ! プログラムを面白いと感じ、83. 6%もの 生徒がシミュレーション学習は効果的であると評価している。6週間後 のフォローアップアンケートでは、65%の生徒たちがGetPr eACTi cal ! の クラスを受講後、日常生活の中で心がけが変わったと言っているとい う。JCCC基金の交付により、このプログラムが新たに2つの中学校で 導入されることになった。RFI では、今後も基金を活用してひとつでも 多くの学校に紹介していきたいとしている。 JCCC基金積立ご協力 $5, 000 Ms.Fuj i koNoda NEWS CHICAGO 3 を調査、検 3258 25864 1548 る す る 。 010101 米国・シカゴに 関 済 証 0100111010011010100111111 01 00101001010 01 経 す01010011111011101010 4783 80937 25864 25864 95874 10 1010 1011 111 1 01001 1 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 1 0 101010 11010101 11 1 1 00 11 25864 1111 0101010000 111101 01001010 00101 101001 0 11101001 1 1 1 1 1 0 0 0 0 0 1 1 0 1 01 0 18 1 010 204557 0 00 0 1 1 58 6 4 4 2 5 7 95448 1 2 1 6 4 5 11015 17 0 0 0 1 10 0 0 0101 1111 111 0011 0100 0101 001101 1 1 0 1 1 1 1 0 10 0100 1110 0100 025025 3657 職場における Eメールとインターネットの 私的利用への対応 昨今関心の高い、職場でのメールとインターネット の使用について、法的な観点からベーカー&マッケン ジー法律事務所の西貝誠弁護士にご解説いただきまし た。 ベーカー&マッケンジー法律事務所 弁護士 西貝 誠 氏 ―なぜ今企業が従業員のEメールやインターネットの 使用について注意を払う必要があるのですか? Eメールやインターネットは、必要な情報を容易か つ瞬時に低コストで送受信できる画期的な通信手段と して我々の職場環境に革命的な変化をもたらしまし た。しかし、従業員1人にパソコン1台という現代の 職場環境だからこそ、テクノロジーの恩恵と表裏一体 ともいえる弊害とその危険性について検討しておく必 要があります。 例えば、従業員がEメールやインターネットを濫用 した場合、会社の生産性に悪影響となるばかりか、会 社が直接責任を追求されるような法律問題に発展する 可能性があります。実際、ある統計によると、従業員 が職場において業務に無関係な目的にこのようなテク ノロジーを使用する時間は1週間に5から10時間にもな るそうです。また、企業秘密が故意にあるいは誤って 開示されたり、会社の評判を傷つけるような事実的根 4 NEWS CHICAGO 拠のない情報が世界中に流出する危険性もあります。 さらに、社内における通信が特定の従業員を差別する 内容であったり、従業員の違法行為の手段として利用 された場合には、雇用者の法的責任が問題になりかね ません。イリノイ州をその管轄に含む第7巡回区連邦 控訴裁判所も昨年のMui ck 対Gl enay r e El ect r oni cs 事件に おいて、職場におけるテクノロジーの濫用の現実を鑑 み、企業が従業員に使用を許可しているコンピュータ ーによる通信の管理を怠った場合、これが「無責任」 であるとみなされる可能性を示唆しています。 それでは、企業はどの程度職場における電子通信を 管理できるのでしょうか。これについて現在のアメリ カの法律はまだ発展途上といわざるを得ません。です から、企業がこの問題に対処するにあたり、企業の管 理権限を制限するプライバシーという概念をまず理解 することが重要となります。 ―それでは、この「プライバシー」という言葉はアメ リカにおいてどのような意味があるのですか? プライバシーという言葉はあいまいかつ多義的で一 言で説明するのは難しいのですが、歴史的には1890年 に出版されたハーバード・ロースクールの法律雑誌に 掲載された論文がこの概念をアメリカの法曹界に幅広 く認知させたといわれています。この論文においてプ ライバシーは「干渉されない権利(t he r i ghtt o be l et al one)」と定義されています。裁判所の判決が法的効 力をもつとされるアメリカの判例法においてもこの定 義は徐々に受け入れられ、それが変貌し続ける社会に どのように適用されるべきか議論されてきました。例 えば、肖像権や自己決定権は広い意味でのプライバシ ーに含まれます。 職場におけるテクノロジーの使用において特に重要 となるのは「他人の干渉を受けないであろうという合 理的な期待(r eas onabl eex pect at i onofpr i v acy )」とい う概念です。これは、企業にも適用される不法行為法 の基準として多くの州で採用されている概念です。一 般に、この基準の下では、他人の干渉を受けないであ ろうと合理的に期待できる状況においては個人のプラ イバシーの権利が認められるので、この状況を不合理 に侵害すると法律に抵触する可能性があります。です MARCH 2003 から、企業が従業員の電子通信を管理する際、従業員 のプライバシーがその管理権限に制限を加えることに なります。 員に対する差別的な表現の禁止、ならびに企業秘密や 秘匿特権通信の取り扱いについての説明がこれに含ま れます。違反者には解雇を含む懲戒処分が適用される 旨の規定も必要です。 ―この他に企業が特に注意すべき従業員の電子通信上 のプライバシーに関する法律はありますか? 最近では、これらの重要な規則を警告やコンピュー ターの使用条件としてログオンスクリーンなどに自動 的に表示するプログラムを活用している企業もありま す。また、インターネットフィルターやファイアウォ ールといったテクノロジーも社内の情報管理に役立つ でしょう。 上述の不法行為やその他の関連する各州法に加え て、1986年電子通信プライバシー法という連邦の制定 法があります。これは送信中の電子通信の傍受や記憶 装置に記憶された電子通信へのアクセスを規制する法 律です。ですから、この法律も企業の管理権限をある 程度制限します。しかし、この法律の例外規定によ り、企業には幅広い管理権限を認められています。例 えば、送信中の通信の傍受については、従業員の同意 がある場合通信を監視することが許されます。同様 に、この法律を解釈する裁判所もこれまで概して企業 に対し幅広い管理権限を認めてきました。例えば、す でにシステムに記憶された通信については、企業が自 社のシステムの範囲内においてこれにアクセスする権 限があるとされています。このアクセスに関して、 1986年電子通信プライバシー法は従業員の同意を要件 としていませんが、依然として前述のプライバシー侵 害の問題が残ります。 ―ではこれらの法律をふまえて実際に企業は従業員の Eメールやインターネットの使用についてどのように 対処すればよいのですか? まず大切なのはEメールやインターネットの使用に 関する社則や従業員規則を十分に整備することです。 これにより従業員が職場での電子通信について他人の 干渉を受けないであろうという合理的な期待をもてな いこと、すなわちこのような期待を理由にプライバシ ーの侵害を主張できないことを明確にするわけです。 また、従業員が使用しているコンピューターなどの電 子通信機器が会社の所有物であること、ならびに会社 が何時でも従業員のEメールやインターネットの使用 を監視し、通信の内容にアクセスすることができる旨 を明記することが望ましいでしょう。さらに、不正使 用について例示的に列挙しておくこともお勧めしま す。性的な表現や特定の人種、性別、年齢などの従業 MARCH 2003 規則が整備されたら、次にこれを従業員に説明し理 解させる必要があります。トレーニングや従業員から の質問の処理を十分にしてください。規則に問い合わ せ先を明記しておくと良いでしょう。また、規則の受 領後やトレーニングの後などには従業員にその理解を 確認する覚書に署名させることも大切です。 他の社則と同様に、Eメールやインターネットの使 用に関する規則もすべての従業員に対して均等に適用 されなければなりません。また、法律の改正や企業の 発展にあわせて、規則を改定していくことも忘れない でください。改定の際にはすぐに通知を行い、従業員 の理解を確認すべきです。 さて、このような規則を整備するにあたりより実際 的な問題として、社内におけるEメールやインターネ ットの私的利用を全面的に禁止すべきかという点を検 討する必要があります。各企業のビジネスの形態や社 内文化によっても異なってきますが、全面禁止よりも ある程度の私的利用を許可するほうが望ましいでしょ う。その理由として、1日の大部分を職場で過ごすこ とを強いられている現代の従業員に外部との私的なコ ミュニケーションを一切禁止することが従業員の士気 を低下させる可能性が考えられます。また、仮に全面 禁止した場合、これを徹底することは実際非常に困難 であるばかりか、一部の違反者を見落とした場合、結 果的に規則の不平等な適用が明確になってしまいま す。そこで、所定の規則に違反しない限り、昼休みな ど就労時間外に必要最低限度において社内におけるE メールやインターネットの私的利用を許可する余裕が あっても良いでしょう。 NEWS CHICAGO 5 理事会報告(2002年12月度) 議 題 (1) 会員入退会 ①会員入会 正会員 社 名:AMANO ENZYMEU. S. A. アマノ エンザイム U. S. A. 代表者名:西松 賢一 氏(Mr . KENI CHINI SHI MATSU) 業 種:酵素の販売 部 会:物資・食糧 推薦会社:郵船航空サービス、ゴーダ 連 絡 先:1157Nor t hMai nSt r eet , L ombar d, I L60148 TEL: 6309531891 F AX: 6309531895 URL: www. amanoenz y me. co. j p/ 個人会員 氏 名:坂本 光治 氏(Mr . KOJ ISAKAMOTO) 推薦会社:東京海上火災保険、東洋インキ製造 連 絡 先:1195Wes t mi ns t erLane , El kGr ov eVi l l age , I L60007 TEL: 8479230841 ②会員退会 正会員 チッソアメリカ(都合により) 日本製鋼所(事務所閉鎖により) NATI ONALSTEELCORPORATI ON(駐在員帰国により) 新明和産業(事務所閉鎖により) 米国トヨタ自動車販売(事務所閉鎖により) ユナイテッド航空(都合により) ユー ピー エス フレイトサービス(都合により) 個人会員 国田 友子 氏(都合により) 前田 晃弘 氏(帰国のため) ③会員区分変更 正会員→賛助会員 エス ケー エフ シカゴローハイド 以上により会員総数は498件(内訳:正会員363件、賛 助会員33件、個人会員101件、名誉会員1件)となった。 (2)理事異動 【理事異動】 オリックス (旧)横山 英輝 氏 (Mr . HI DEAKIYOKOYAMA) (新)西尾 裕 氏 (Mr . HI ROSHINI SHI O) 6 NEWS CHICAGO 【理事辞任】 キャノン 古谷 卓己 氏(Mr . T AKUMIFURUYA) (3)2003年度代表役員会 開催概要報告 ・役員選任 ・副会頭業務分担 ・理事委嘱 ・2003年度予算策定 ∼J CCC基金への繰入れ割合の変更∼ ・2003年度基本方針、新規事業 (4)2003年度会員総会/新年会申込み状況 (5)シカゴ双葉会(日本人学校)報告 (6)2002年度部会事業 実施報告 (7)事業報告・予定(年間・12月) (8)イリノイ会 冬のパーティ・ツアー申込み状況 ・イリノイ会 クリスマスパーティ(12/ 17) ・イリノイ会 冬の懇親ツアー(2/ 15∼17) (9) その他 ・機械部品部会正副部会長会議(12/ 6) ・金融部会総会(12/ 12) ・第2回新年会実行委員会(12/ 13) 会員総会報告(2003年1月)*理事異動のみ 【理事異動】 松下電器産業 (旧)清瀬 卓也 氏 (Mr . T AKUYAKI YOSE) (新)湯浅 真一 氏 (Mr . SHI NI CHIYUASA) 日商岩井 (旧)小林 幸夫 氏 (Mr . YUKI O KOBAYASHI ) (新)宮崎 正 氏 (Mr . T ADASHIMI YAZAKI ) プライスウォーターハウスクーパース (旧)須恵 一博 氏 (Mr . KAZUHI RO SUYE) (新)柴崎 芳生 氏 (Mr . YOSHI O SHI BAZAKI ) リケン (旧)前川 泰則 氏 (Mr . YASUNORIMAEKAWA) (新)須貝 誠 氏 (Mr . MAKOTO SUGAI ) MARCH 2003 JCCCゴルフの主要日程決まる! J CCC運動部(部長:湯浅真一氏/松下電器産業) では、2月19日ヒルデール日本館においてゴルフ運営 委員会を開催した。今年度も昨年同様にJ CCCゴルフ を4月から9月にかけて実施する(参加申込締切を従来 の開催日1週間前の水曜日から月曜日に変更)ほか、 内閣総理大臣杯J CCCオープンを10月11日(土)に開 催することが決定した。 なお、2003年度のゴルフ運営委員は以下の通り(氏 名ABC順):福井達理氏(コスモスサービス)、浜崎 啓子氏、石本寛氏(松井製作所)、壁下豊氏(アーク テクノロジー)、君島美由紀氏、正木智恵氏、大沢二 朗氏(オーエスジー)、佐々木健氏(後藤ディストリ ビューション)。 ビジネスセミナー 「Sept ember11が移民法に与えた影響」開催 J CCCでは、増田・舟井・アイファート&ミッチェ ル法律事務所と共催で、標記セミナーを2月27日( 木)に開催した。9/ 11事件以降の米国政府の規制強化 やビジネス面への影響などについて、ビザ等の手続き に関する最新動向や国土安全省の設置に関して説明い ただくと共に、後半の部では、移民帰化局・米国税関 ・米国農務省・米国内務省魚類野生生物局の米国政府 関係者4名をゲスト・スピーカーとしてお招きし、9/ 11 事件及び国土安全保障法が彼等の業務に与えた影響や 日本人ビジネスマン・旅行者が直面する問題点などに ついてご紹介頂いた。主なトピックと増田・舟井・ア イファート&ミッチェル法律事務所からの講師は以下 の通り:①東京/大阪米国大使館・領事館における最 新情報…ブライアン・舟井氏/プリンシパル ②移民 帰化局( I NS) に関する最新情報…西津幹雄氏/プリンシ パル ③社会保障番号及びイリノイ州運転免許証…植 村幸也氏/日本客員弁護士。これら手続き面で実際に 困難な状況に陥っている日系企業の参加者からは、質 問が多く寄せられ 活発な質疑応答が 繰り広げられた。 またセミナー終了 後のカクテルレセ プションにおいて もスピーカーはじ め参加者間で懇親 を深める機会とな った。参加者は 102名。 MARCH 2003 JCCC役員交代: 新専務理事に中村敦氏(住友金属工業) 3月11日に開催された3月度理事会において、春の 人事異動に伴うJ CCC役員の交代が承認された。赤祖 父前専務理事(三菱電機)の後任には、中村敦氏(住 友金属工業)が就任した。この他、松村智洋氏(みずほ コーポレート銀行)高橋敏雄氏(三菱電機)、上川清朗 氏(松下電器産業)が新たに副会頭として選任された。 JCCCテニストーナメント開催報告 −男子ダブルス開催結果− 2/ 23に行われた男子ダブルス大会(運営:水曜会) の結果は以下の通り。優勝した川野・青葉ペアは6連 覇を達成。(参加32名・16組 敬称略) 優 勝:川野 (SANYO Nor t hAmer i caCor p. ) 青葉 (Ni honDent al Gr oup) 準優勝:長谷部(TDKCor por at i onofAmer i ca) 丸田 (TOYODAMachi ner yUSACor por at i on) 優勝戦結果:98(タイブレーク119) 3 位:田嶋 (KYOWAI ndus t r i al Compan yL t d. , USA) 宇野 (KURAKIAmer i caCor p. ) 4 位:小松 (SNKAmer i ca, I nc. ) 加藤 (FUJ I TRANSUSA, I nc. ) 3位決定戦結果:7−5 コンソレ優 勝:寺田(KOKUYO USAI nc. ) 小部(RHI GENE, I nc. ) コンソレ準優勝:清原(SHI MAAMERI CAN) 田中(FUJ I SAWAHEAL THCARE) 優勝戦結果:7−4 −ミックスダブルス開催結果− 3/ 2に行われたミックスダブルス大会(運営:水曜 会)の結果は以下の通り。(参加34名・17組 敬称略) 優 勝:丸田 (TOYODAMachi ner yUSACor por at i on) 吉田 準優勝:小形 (I nt erAl l i anceUSAL t d. ) 長谷部 優勝戦結果:7−3 3 位:宇野 (KURAKIAmer i caCor p. ) 宮崎 4 位:田嶋 (KYOWAI ndus t r i al CompanyL t d. , USA) 石垣 3位決定戦結果:7−3 コンソレ優 勝:川嶋(YAMAZEN,I nc. ) 津田 コンソレ準優勝:中村(TOMOEGAWA( USA)I nc. ) 中村 優勝戦結果:7−5 NEWS CHICAGO 7 2003年度JCCC月例ゴルフご案内 今年も恒例のJ CCC月例ゴルフを下記の日程にて開催します。皆様奮ってご参加ください。 参加資格: J CCC会員およびご家族の方全員(J CCCハンディのない方は2度目の出場後HDCPが決定されます) 参加申込: 各月の参加申込書をJ CCC News CHI CAGO(開催月の前月号)に掲載すると共に、ホームページな どでもご案内します。参加ご希望の方は、申込書にご記入の上、参加費チェックと返信用封筒を添えて各月の主 幹事宛に直接ご送付下さい。男子ゴルフ各月の幹事はJ CCCニュース紙面にてご連絡致します。【ご注意:参加費 チェックはPay abl et o幹事でお願い致します】 2003年度 日程表 男子ゴルフ(4∼9月までの毎月第2日曜日) 開催日 開催コース (スタート時間) 開催日 開催コース (スタート時間) 4月13日 Ruf f l edFeat her sGC ( 12: 00) 7月13日 Hi ghl andPar kGC ( 11: 00) 5月11日 Mi l l Cr eekGol fCl ub ( 12: 00) 8月10日 Whi s perCr eekGC ( 11: 00) 6月8日 T amar ackGolfCl ub ( 12: 00) 9月14日 Bol i ngBr ookGC ( 13: 30) 女子ゴルフ(入会希望者は連絡網を作成しますので、お早めに正木まで T el : 6309800127) 開催日 開催コース 月例トーナメント幹事 (TEL) 4月28日(月) Bl oomi ngDal eGol fCl ub 武居(8478431270)・ 梅原(8158837066) 5月19日(月) Buf f al oGr ov e 中島(8475090810)・ 中崎(6302896331) 6月30日(月) RedT ai l 岩吉(6306533990)・ 石垣(8475418732) 7月28日(月) Bar t l et tHi l l s 吉崎(6302958427)・ 沖本(8475340239) 8月25日(月) Cr y s t al Woods 武居(8478431270)・ 浜崎(8478841140) 9月15日(月) Pal at i neHi l l s 君島(8472725796)・ 贄 (8475266091) 10月6日(月) I ndi anLak es 正木(6309800127)・ 杉田(8478850347) ※4月21日(月)12時30分よりSAKUMA J apanes eRes t aur ant (43S.Sut t onRoad( RT59) ,St r eamwood,I L 60107/T el :6304830289)で新年会(会費$20の予定)を開催します。4月10日までに出欠を武居(8478431270)又は梅原(8158837066)までお知らせください。 J CCC基金チャリティゴルフ大会 7月20日(日) I ndi anLak esG. C. J CCCマッチプレー選手権(月例大会上位入賞者を対象) 9月中(日程未定) J CCCオープンゴルフ大会 10月11日(土) Hi l l dal eG. C. 2003年度ゴルフ運営委員(敬称略・氏名ABC順) 男子ゴルフ 女子ゴルフ 福井 達理(コスモスサービス) 石本 寛 (松井アメリカ) 壁下 豊 (アークテクノロジーズ) 大沢 二朗(OSG) 佐々木 健(後藤ディストリビューション) 8 NEWS CHICAGO 6307730241 8472909680 6303778855 6307901400 6304512000 MARCH 2003 浜崎 啓子 君島 美由紀 正木 智恵 8478441140 8472725796 6309800127 JCCC月例ゴルフ(4月度・5月度)ご案内 申込方法 : 申込書に①チェック(Pay abl et o下記主幹事)②返信用封筒(必ず住 所・氏名を記入の上、37¢切手貼付)を添えて幹事までお申し込みく ださい。メンバーリストを後日送付致します。 参加費: 4月: $75/ 人(ゴルフ・カート及び賞品代を含む、飲食代は自己負担) 5月: $60/ 人(ゴルフ・カート及び賞品代を含む、飲食代は自己負担) 定 員 : 48人(定員になり次第締め切りますのでお早めにお申し込み下さい) 申込締切 : 開催日より前週の月曜日(締切厳守)当該日以降のキャンセルについ ては参加費の払い戻しはできませんので予めご了承下さい。 4月13日(日)スタート時間:12: 00PM 5月11日(日)スタート時間:12: 00PM 場 所: Raf f l edFeat her sG. C. T el : 6302571000 1Pet eDy eDr i v e L emont , I L60439 場 所: Mi l l Cr eekG. C. T el : 6302087272 39Wes t525Her r i ngt onDr . Genev a, I L60134 主幹事: Mr . Ak i hi k oSudo T el : 8478881141 Suns t arI nc. Chi cagoOf f i ce C/ oSuns t arPhar maceut i cal , I nc. 1300Abbot tDr i v e , El gi n, I L60123 主幹事: Mr . T adas hi Nama T el : 8477819500 Kat oU. S. A. , I nc. 100Remi ngt onRoad Schaumbur g , I L60173 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー キリトリ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー JCCC月例ゴルフ(4月度・5月度)参加申込書 〔 〕 4月13日(日)開催のJ CCCゴルフに参加します。 (印をつけて下さい) 〔 〕 5月11日(日)開催のJ CCCゴルフに参加します。 (印をつけて下さい) Company (和) (英) Addr es s Emai l (*必ずご記入下さい) Name( 和) (英) Name( 和) (英) 合計 人分 $ のチェックを添えて申し込みます。 ☆ 4・5月のいずれにも参加される場合は、上記申込書をコピーの上、各月の幹事宛にご送付下さい。 MARCH 2003 NEWS CHICAGO 9 2003年度版 JCCCDI RECTORY(会員名簿)広告募集 只今、2003年度版J CCCDI RECTORY(会員名簿)への広告掲載を下記要領にて申し込みを承っておりますの で、是非ともご活用いただきますようご案内申し上げます。 発 行 部 数 2, 200部(全会員に一部ずつ無料配布致します) 発 行 予 定 2003年6月末頃 印 刷 Bl ack&Whi t e 広告掲載要領 Fr ont&BackCov er 以外の広告は、原則として、英文会社名のABC順に 掲載する予定です。 広告場所サイズ・料金 ADSpace L " ×W" Rat e ①Out s i deBackCov er 93/ 4× 71/ 4 $4, 200 ②I ns i deFr ontCov er 93/ 4× 71/ 4 $3, 600 ③I ns i deBackCov er 93/ 4× 71/ 4 $3, 000 ④Ful l ( l as t )Page 93/ 4× 71/ 4 $2, 400 ⑤Ful l Page 93/ 4× 71/ 4 $1, 800 ⑥1/ 2 Page 45/ 8× 71/ 4 $1, 200 ⑦1/ 4 Page 45/ 8× 33/ 8 $ 600 ※ 広告原稿制作費は当広告掲載料金には含まれません。 ※ 広告原稿は、なるべくヴェロックスあるいはフィルムでご提出下さい。 特にハーフトーンをご使用になる場合は、紙焼き原稿はお避け下さい。 申 込 締 切 申 込 方 法 お 問 合 せ 4月11日(金) 下記申込書にご記入の上、F AXでJCCC事務局までお申し込み下さい。 尚、掲載場所につきましては、お申込み頂きましてもご希望にそえない場 合がありますので予めご了承下さい。お申込み締め切り後、事務局より 掲載内容の最終的な確認のご連絡を貴社までさせて頂きますので、 お申込み段階での小切手の送付は不要です。 J CCC事務局(担当:川口)TEL: 3123326199Ex t . 25 Emai l : k awag@j cccchi . or g -------------------------F AXt o: J CCC ( 312)8229773At t n: Kawaguchi ------------------------- ADVERTI SI NG I NSERTI ON ORDERFOR2003JCCCDI RECTORY 1. ADSPACE&SI ZE: 1s tchoi ce( ) ,2ndchoi ce( ) ,3r dchoi ce( ) ,4t hchoi ce( ) ( Pl eas ei ndi cat ey our1s t , 2nd, 3r d, 4t hchoi ce , us i ngt henumber sabov e( ① ~⑦) . 2. COMPANY: ____________________________________________________________________________________ _ _ _ 3. TEL: __________ ________________________________ _ 4. F AX: ________________________________ ___________ 5. CONT ACTPERSON: __________________________________6. EMAI L: __________________________________ _ 10 NEWS CHICAGO MARCH 2003 シカゴ日本商工会議所 職員募集のご案内 J CCC事務局では、下記要項の通り、マネージャー職を募集致します。ご関心のある方は担当連絡先ま でご応募ください。 1.団体概要:シカゴ日本商工会議所 シカゴ日本商工会議所は、シカゴ進出日系企業などを中心に500社余りの会員により構成される地 域経済団体。シカゴと日本の相互理解を深めビジネス交流を促進するため、①会員サービス事業、 ②教育支援事業(双葉会)、③地域貢献事業(J CCC基金)を中心に事業を展開している。 *J CCC概要、今年度主要スケジュール、役員一覧等、最近の活動状況はホームページ (ht t p; / / www. j cccchi . or g)をご参照下さい。 2.主な業務:下記事業等を全般に担当 ①J CCC各種会合の資料作成・運営 ②J CCCニュースChi cago、会員名簿、ビジネス動向資料等、印刷物の編集・発行 ③各種事業・イベントのコーディネーション、運営 ④会員管理、役員選挙システムの管理・運営 ( Acces s データベース) ⑤J CCC基金事業に関する業務 ⑥その他J CCC運営に関わる一切の業務 3.勤務開始時期:2003年7月∼8月頃(当初は試用期間)、10月から正式採用の予定 4.勤務場所:ダウンタウン(401Nor t hMi chi ganAv e. , Sui t e3145, Chi cagoI L60611) 5.待遇:Mar k etPr i ce 給与には管理職手当を含みます。(オーバータイムの支払いはなし) 年間を通じて日祭日に実施するイベントが数多くありますので予めご了承下さい。 健康保険は各自負担となりますが、J CCCを通じて手続きは可能です。 6.希望する人材 ①4年生大学卒業資格、グリーンカード保持者、日英バイリンガル ②PCスキル:Ex cel 、Wor d、Acces s 、Power Poi nt 、Web関連 ③J CCC事業がサービス産業であると認識できる方 ④時間外勤務も柔軟に対応できる方 ⑤日系企業勤務経験者もしくは類似の団体勤務歴があるものが望ましい 7.応募にあたって 面接を希望される方は、履歴書に加えて①志望動機、②J CCCに対する印象、③これまでの業務経 験で最も印象に残っていることを800∼1600字程度の日本語作文、同内容の英語の提出をEmai l でお願いします(s ai t o@j cccchi . or g)。面接させて頂く方には当方から直接ご連絡を差し上げます。 なお最終決定にあたっては、別途面接、試験の機会を設けさせて頂きます。また本件に関して電 話、訪問による問い合わせは一切受付ませんので予めご了承下さい。 <本件担当>シカゴ日本商工会議所 事務局長 斎藤 TEL:3123326199 Ex 22、F AX:3128229773 Emai l : s ai t o@j cccchi . or g MARCH 2003 NEWS CHICAGO 11 シカゴ日本商工会議所 金融部会セミナーご案内 「移転価格税制の現状と在米日系企業の対応策を探る」 さて今年度の金融部会(部会長:春名孝俊氏/UF J 銀行)では、内国歳 入庁(I RS)主導のもとに運用されている移転価格税制の問題を取り上げ ることに致しました。皆様ご承知の通り、在米日系企業にとりましても 税務上のリスク・マネージメントは重要な経営課題となっており、①過 小申告による追徴リスク、②税務調査リスク、③法人税過大納付リスク 等に企業グループ全体で取り組まねばならない状況となっております。 とりわけ近年では流通・製造業以外の業種を税務調査の対象とするケ ースも増えてきており、会員企業にとりましても事前に移転価格スタデ ィーを行うことによって発生しうるリスクを再認識し、APA(事前確 認)制度、とりわけ申請制度が大幅に簡略化された小規模APA制度等を 活用して対策を講じる必要性も漸増して参りました。 そこで今回は講師に在ニューヨーク総領事館で日米税制担当としてご 活躍中の谷口裕之様をお招きし、移転価格税制の概要、日本国内におけ る移転価格税制の執行状況につきご紹介して頂くとともに、金融部会副 部会長の柴崎理事(プライスウォーターハウスクーパースLLP)に「移 転価格税制とAPA」と題して上記のリスク回避に役立つ実務的情報を提 供して頂くことに致しました。会員企業の皆様の積極的な参加をお待ち しております。 記 日 時: 2003年4月8日( 火)14: 00∼16: 00(予定)(質疑応答を含む) 場 所: ヒルデール日本館 (1625Ar dwi ckDr i v e , Hof f manEs t at es , I L60195) テーマ: 「移転価格税制の現状と在米日系企業の対応策を探る」 講 師: ・在ニュ−ヨーク日本国総領事館 谷口 裕之氏(経済担当領事 2000年から現職) <96∼98国税庁調査課課長補佐−国際課税、移転価格担当> ・プライスウォーターハウスクーパースLLP 柴崎 芳生氏 (金融部会副部会長) <同社税務ディレクター、米国公認会計士> 参加費: 会員企業 無料 (非会員企業 $20) 申込み: 参加申込書に必要事項をご記入の上、4月4日(金)までに、 F AXでお申し込み下さい。1社複数名でのご参加を歓迎します。 問合せ: シカゴ日本商工会議所 川口、下市 TEL: 3123326199ex t . 25, 24 ーーーーーーーーーー TO: J CCC( F AX: 3128229773)ーーーーーーーーーーーー 金融部会セミナー(4/8)参加申込書 氏名①: 氏名②: 氏名③: 氏名④: 企業・部署名: TEL: FAX: EMAI L: <質問事項記入欄>(講師にご質問がある場合は下記にお知らせ下さい) Coming Up 日本語弁論大会 3月29日(土) 在シカゴ日本国総領事館 大平光代弁護士記念文化講演会 4月4日(金) Sc h a u mb u r gPr a i r i eCe n t e rf o rt h eAr t s 金融部会セミナー 4月8日(火) ヒルデール日本館 正副会頭会議・定例理事会 第1回商工業政策運営委員会 4月15日(火) ヒルデール日本館 401 North Michigan Avenue Suite 3145 Chicago, Illinois 60611 Tel: 312-332-6199 Fax: 312-822-9773 www.jccc-chi.org E-mail:jccc@jccc-chi.org 発行 シカゴ日本商工会議所 製作 ( マヨ グラフィック アーツ) MGA, I nc. デザイン協力 平野デザイン・インターナショナル
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