提携画家・王兄弟へのインタビュー

提携画家・王兄弟へのインタビュー
1、年齢について
おうほう
兄(王峰):1985 年生れ、26 歳。
おうしょうへい
弟(王 小 兵 ):1988 年生れ、23 歳。
2、絵を始めたきっかけについて
兄:私は物心がついた時から絵が大好きな子供でした。小さい頃はよく中国画
(水墨画)を描き、また書道も勉強していました。祖父は書道に通じ、よく
書いていたので、その影響を受けて、私は小さい頃から絵を描くことが好き
になりました。
弟:小さい頃から私は兄の影響を受け、アニメのキャラクターやデッサンをよ
く描いていました。学生時代もアニメーションが好きでした。また、祖父は
書道を、父は水彩画を良く描いていたので、その影響もあって、絵を描くこ
とが好きになりました。
3、絵を描く時、何かを意識していることがありますか?どのように自分の考え
を絵に表現するのですか?
兄:色使いで自分の個性を表現しますが、その習慣も心から自然な行動です。
どちらかというと耽美的な絵を描くことが多いです。それは自分の絵のスタ
イルとなっています。
弟:私は心の想いのまま、絵に表現することが多いです。また、自分の性格上
描いた絵も強いイメージで、現代感があると思います。
4、もし、オリジナルの絵を描くとすると、どんな絵を描きたいですか?
兄:きれいな花園や庭の絵を描きたいです。実際に存在する美しい風景をその
まま写生する絵や、写生した物に自分の想像を加えた絵も描きたいです。
弟:中国の西北地区(陝西、甘粛、青海、寧夏、新彊などを含み)の風景をあ
りのままに描きたいです。粗放的な、荒涼としている感じです。例えば、広
い草原で羊を放牧する風景などです。
5、日本に対してどんなイメージを持っていますか?また、日本にいらっしゃっ
たらどんな絵を描きたいですか?
兄:日本に行ったことはないですが、テレビの紹介で日本の街はすごくきれい
なイメージがあります。特に日本の桜が有名で、桜の絵を描きたいと思いま
す。実際の街風景の絵も描きたいです。もしご希望があれば、日本風景のシ
リーズの絵も描けますよ。
弟:日本中を旅行した上海の女性作家の本を読んだことがあります。その中で
は、日本の桜、温泉、街や電車などが多く紹介されていました。そして、私
は日本の街は美しいという強いイメージを持ちました。日本に行ったらやっ
ぱりそういう風景の絵を描きたいです。風景を写実的に描きたいと思います。