Living the LOTUS Buddhism in Everyday Life Living the Lotus̶Buddhism in Everyday Life (法華経を生きる∼生活 の中の仏教) というタイトルには、日々 の生活のなかに法華経の教えを活かし て、泥水に咲く美しい蓮の花のように、 人生を豊かに、そしてより価値あるもの にしていきたいとの願いが込められて います。本誌を通じて、世界中の人々に 日々の生活のなかで活かせる仏教の教 えをインターネットで配信します。 このニュースレターは、立正佼成会の海 外拠点と協力して、 14カ国の言語で刊 行しています。 しかし、言語によっては不 定期のものもあり、 さらには会長法話の みを掲載する言語もあります。 誌面をより充実させるために、 これから も努力してまいります。つきまして、み なさまの変わらぬご支援とご意見をい ただければ有り難いと思います。 人間と人間の対話 6 2014 VOL. 105 ᅑ ᨟ज़ ẟộܪỆẟẼịỮբỪủềẟỦỉỊẆʴ᧓ểʴ᧓ỉ ჇỉݣᛅửӧᏡỆỂẨỦẦỄạẦẆẻểẟảộẲỢạẇ ඥࡈỊẸỉݣᛅỉئễỉỂẴẇỄỮễբ᫆ỂẝẾềờẆᛅẲẺẟ ẮểẆᎥẨẺẟẮểầẝỦʴầẟẺỤẆẸỉᚕẟЎửểẮểỮᎥẟềẝ ậềẆẐễỦỖỄẑể࣎ẦỤኛࢽẲềờỤảỦộỂᛅẲềẝậỦẇẸủầ ඥࡈỂẴẇ ႻỉᚕᓶửọểᚕỐẺᚕᎥẟẺẻẬỂẆẐẝểỊᎥẦễẪẺẾề ЎẦẾềẟộẴợẑểẟẾẺᛦ܇ỂൿỜếẬềẲộẾẺỉỂỊẆʴ᧓ ỉݣᛅỊᇌẲộẶỮẇ ấᡍẰộỊẆấࢂ܇ầỄỮễឋբửẲềẨềờẆẐծՁẆծՁẑ ểẆọểᚕỂễẪẆỐẺᚕờỈềấỖỜỆễẾềẆẸủẦỤẐծဏ܇ ợὉὉὉὉὉὉẑểẆẳỠỮẳỠỮểᛖụẦẬềẪẻẰẟộẲẺẇỂẴẦỤẆấ ᡍẰộỆấ˟ẟỂẨẺẻẬỂẆỄỮễʴờẟẾổỮỆ࣎ầủỪ ẺẾềẲộạỉỂẴẇ ẴỔềỉʴầẆẸủẹủỉݭӈẰửφảẺנ܍ỂẝỦẮểửᏟỆ ẲẾẦụЦỚếẬềẆႻử࣎ẦỤᅇਖỂẨễẪềỊʴ᧓ỉݣᛅỊ ụᇌẼộẶỮẇ ᅑ᨟ज़ᴾᵕẅᵮᵌᴾᵏᵒᵐᵋᵏᵒᵑ Living the Lotus 2014年6月号(Vol.105) 【発行】立正佼成会 国際伝道本部 〒166-8537 東京都杉並区和田2-6-1 普門館5F Tel: 03-5341-1124 Fax: 03-5341-1224 E-mail: living.the.lotus.rk-international @kosei-kai.or.jp 編集責任者:水谷庄宏 編集チーフ:中村悦子 校閲者:吉田晃一郎 編集スタッフ: 江藤真弓・鈴木佐祐里 金尾江利子・三浦志都代・三川紗知 野川友里江・中山悦宏 ボルド=ムンフツェツェグ LIVING THE LOTUS June 2014 1 まんが 根本仏教 古谷 三敏 1 ⦕ࡾ࡚㉳ࡇࡿୡ⏺ほ 縁起観 2 すべてのものは 原因 (因) があって それが ある条件 (縁) に 合ったとき ある結果 (果) が 現われる そしてその結果は 必ず後に影響 (報) を及ぼす 縁起の ことなら まかせて ほしいね ほう ずいぶん 自信がある んだのう まず一番 いけないのが 北に頭を向て 寝る北枕だね さて今回は 縁起観の 勉強をしよう ん? LIVING THE LOTUS June 2014 私的使用を除き、無断で 複製・転載をしないでください 2 次に いけないのが 夜 爪を切る ことかな あれ! ? また ちがった? やっ ぱり ね おいおい! なに言っ てるんだよ 縁起観とはこの世のすべ てのものは縁によって起こ るという見方のことじゃ つまり・ ・ ・因縁果報を正 しく理解することじゃな わかりやすく言うと すべてのものには原因 (因) が あって、 それがある条件 (縁) に 出合って結果 (果) が現われ そしてその結果が後に影響を 及ぼす (報) これが因縁果 報ということじゃ チッチッチッ おまえの考えて いることは そんなこと だろうと思った 縁起の悪い ことを並べて いるんだよ ・ ・ ・ ・それって だれかに因縁つけて おどしといて果報は寝 て待てっていうんじゃ ないよね あんまり わかりやすく ないよ みんな 幸せそうだ ね まーったく ! ちがう ! ! じゃあ もう少し具体的に縁起 について説明しよう もう一度あの家族を見 てみよう どうして ああなったか わかるかな? 10ページにつづく LIVING THE LOTUS June 2014 3 会長 法話 悦 びをつたえよう 立正佼成会 会長 庭野日鑛 悦びを分かちあう 小さな子どもが、見たことや聞いたことを母親にう れしそうに話す様子は、ほのぼのとして心なごむもの です。子は驚きや喜びを知らせたい一心で懸命に話 し、 それを聞く親は子の成長に目を細め、 そこに新た な気づきや発見をして喜びを味わうのです。 みなさんも、 これとよく似た光景を目にしたことがあ るのではないでしょうか。 仏さまの教えを学び実践するなかで、 「生かされ ていることがありがたい!」 「不幸だと思っていたけれ か んきわ ど、私はこんなに幸せだった!」と感謝にめざめ、感極 ほうえつ まってその法悦を、 たとえば法座で、早く人に伝えたい せき と堰を切ったように語りだす仲間の姿です。 仏教だけでなく、宗教は人に伝えることが大事とさ よろこ れ、 とりわけ、教えにふれて味わった悦びを人に伝え いちず ることは「伝えずにはいられない」という素直で一途 な心がはたらきます。 しゃくそん き 釈尊が悟られてすぐに「奇なるかな。奇なるか いっさいしゅじょう にょらい ち え とくそう な。一切衆生ことごとくみな、如来の智慧・徳相を具 なかで唯一、言葉をとおして悦びを他と分かちあえ、 有す」と語ったと伝えられていますが、真理にめざめ 共感できる人間ですから、 それはつまり自他一体観を て法悦の声をあげられた釈尊の心境を示すエピソ 生きることであるといえるのです。 じ た いったい ードでありましょう。 自分が味わった悦びや感激を人に伝えるのは、子 が親に懸命に話しかける様子を見ても、人間にとって ごく自然なことといえます。 さらにいえば、生あるものの 4 LIVING THE LOTUS June 2014 会長 法話 感動を伝える 悦び、 とくに信仰で味わう 「法悦」というと、多くの さんが、若者に向けた祝辞を述べるにあたり 「佼成」 すうこう 人は自分とはかけ離れた崇高なことと思っています。 からの一文を参考にされたという喜びの報告があり そこで、 この「法悦」を「感動」と言い換えてみてはど ました。本誌を町長さんに届けた方の感動が共感を うでしょう。日常生活のなかで感動を味わう経験なら、 呼び、それが新たな悦びにつながったのだと思いま だれにもありそうです。 しかも、 けっして大げさなもので す。 よ なくていいのです。 善い行ないをしている人を見て「すばらしいなあ」 さんたん たとえば、人に親切にされて「ああ、 うれしい」と感 と感激し、賛嘆する。仏教では賛嘆することに大きな 謝する。あるいは、苦手だと思っていた人と自分に共 功徳があるといいますが、その感激が人から人へと 通点があるとわかり親近感を覚える。 これらも一つの 伝わり、伝え聞いた人がまた悦ぶときの功徳はなお 感動です。 また、本を読んで感銘を受ける、人の体験 いっそう大きいとされます。その意味で文書のはたらき を聞いて胸を打たれるというのもよくあることでしょう。 ははかりしれないともいえますが、 「法は人によって弘 こうした感動や悦びを素直に人に伝えることが、 じ まる」といわれるように、私たち一人ひとりの感動や悦 つは法を伝えることに直結していくのです。 びが、何よりも大切です。 く どく ひろ ごん じ にゅうなん しゅ えっか ふだんみなさんは、たとえばこの「佼成」の一文 「言辞柔軟にして、衆の心を悦可せしむ」─話す に心動かされ、 それを伝えたくて知りあいに本誌を届 人も聞く人も、 ともに深い悦びが得られるようなふれあ け、感動を共有することがあると思います。それはま いを心がけ、地域の人びとに悦びを運ぶ者でありた さに「悦びを伝える」ことですが、先日、 ある町の町長 いと思います。 『佼成』2014年6月号より LIVING THE LOTUS June 2014 5 Spiritual Journey 感謝に生きる オクラホマ教会長 クリス・ラドソー(Kris Ladusau) ※この体験説法は、 2014年3月4日に大聖堂で行われた開祖さまご命日式典で発表されたものです。 おはようございます。本日開祖さまご命日の意義ある 皆さまに私の体験をお話ししたいと思います。私はア 日に、皆様と共にこの場にいることは、私にとって大変 メリカ中心部に位置するオクラホマ州の小さな町に生ま 名誉なことです。 今ここに立って、 ご本尊さまとこの神聖 れ育ちました。 キリスト教徒として育ち、 キリスト教の精神 な場に永続的な関わりを感じています。 的伝統の中で良い経験をしました。 本年は大聖堂建立50周年の記念の年です。 また50 私の仏教との出合いは禅で、1975年のことでした。 年前の今日、大聖堂入仏式が行われたと伺っていま 私は柔道、合気道、神道夢想流を習っていました。 また す。 ご本尊は、 法華経の経相に基づいて開祖さまが顕 禅の瞑想が好きでした。 現されたものです。 またこのお像は、 私たちの三宝帰依 の心を確立させてくれます。 この素晴しいご本尊さまを見上げていると、私たちも また、 この51年目の門出の年にあたり、 世界に法を広め るために立ち上がって、前進するよう招かれているよう に思われます。 この呼掛けは、全人類を悩みから救おうというお釈 迦さまと開祖さまのお誓いと一つのものです。私たちは、 この願いを我が願いとし、 この世界を救う菩薩になるこ とを選んだのです。 私は佼成会の初代のアメリカ人教会長であることを、 大変誇りに思っております。 佼成会との出合いは1984年でした。母が亡くなった 直後で、 日本人の友人がオクラホマ市内で行われた盂 蘭盆会のご供養に誘って下さったのです。 なぜかわか りませんが、 ご供養は心地が良いものでした。 佼成会に入会し、教えを学び実践し始めました。四 諦の法門のような問題解決の手法に魅力を感じ、 妄想 や自己中心な考えをなくして実相を見ることが気に入り ました。 父がアルツハイマーで亡くなったときには、私は会員 になって10年が過ぎていました。父が亡くなる前夜、経 典の一説が頭の中で繰返し聞こえました。 「自ら仏に帰 依し奉る。 自ら仏に帰依し奉る」。非常に辛いときに私 にとって大きな慰めとなりました。 佼成会の勉強と修行に励み続け、 やがて主任のお 役を頂きました。私は日本語がまったくできないので、特 別の勉強を東京の本部にて英語でして頂きました。 こ のことには、 心から感謝しております。 数年前、集中研修があった折、帰国前に会長先生 にお目にかかる機会があり、 ご指導を頂きました。先生 は「法の喜びを皆さんと分かち合って下さい」 と仰いま した。会長先生の智慧が私を導き続けて下さっていま す。 仏道修行は日常生活を上回るものでも、 遊離したもの でもないことを学びました。 それは一瞬一瞬の気づきの 開祖さまご命日式典で説法するラドソー教会長 6 一部であります。開祖さまはいつも 「悟りは人との出逢い LIVING THE LOTUS June 2014 Spiritual Journey にあります」 と仰っていました。私はこの言葉は本当に真 栄なことです。僧伽の皆さんが家族の問題、 離婚、 病気 実であると思います。 や死に向き合っている時に、 私もそばにいます。 教会長をしていると、 すべての出会いが学びのため の非常に大切な機会となります。 縁起の教えを理解することで、 何か状況が発生したと ここ数年の間私も家族や友人の死、長年のパートナ ーとの別れなどを経験しました。 これらの辛い時にも僧伽 は私を支えて下さいました。 き、私は自分自身を因の立場に置いてみるようになりまし 私が具合が悪いときは、彼らが私の様子を確認する た。 自分の欠点や成長するきっかけが、 自分自身と僧伽 ために電話をして、 食事を作ってくれます。私が日本にい のなかに映し出されるのをはっきりと見ることができます。 る時は教会をしっかり守ってくれています。 そして私が休 また、 私は教会で物事をざっくばらんにしすぎていたこ みを取っていないときは、休みを取るように言ってくれま とに気づきました。 このことについて僧伽の皆さんにお詫 す。皆さんにはとても感謝しています。 びしました。仏さま、 教え、 そして共にいるということを本当 彼らはまたお互いに助け合っています。何年か前、 あ に大切にできるような心の持ち方や行動の仕方を、 一緒 る一人の会員さんが、 ご兄弟の法要の際に導師をしま に作り直しています。 した。 ご供養をあげている時、彼女が感極まって泣き始 触合いの中で緊張を感じたら、 自らを振り返り、 相手に めてしまい、 ご供養ができなくなってしまいました。 すぐに 対して自分の仏性が開いているかを確認することも学 僧伽の皆で、彼女がもう一度導師ができるようになるま びました。 で、 声を高めて導師を支えました。 法座は佼成会の重要な修行の一つです。私はリーダ ーとして適切な指導が出来ているか確信できないこと がありました。数年前、 私はある気づきをいただきました。 教えの実践を通して執着から離れ、感謝が心の不自 由さを取り除く鍵になるということを学びました。 毎朝、 ご宝前に向かい「南無妙法蓮華経」 と唱え、 ご そのとき、 心にはっきりとイメージしたのは、 私が一方の手 挨拶をします。声を出して感謝を表し、 導き続けて下さる でご本尊さまの手を握り、 もう一方の手で悩んでいる人 よう、 また気づきが広がるよう、 そして世界を仏さまの目で の手を握っている姿だったのです。 その瞬間、私は人さ 見られるようにお願いしています。 まに法を伝えるパイプ役なのだと気づきました。 私が指導しているのではなく、仏さまの教えこそが癒 しを生み出しているのです。 今では、 この世のすべてのことは方便であるということ が分りました。私の修行は、 法と調和するように身口意の 三業を意識して整えることであります。 ある日法座で、高齢の女性会員さんが最近、息子さ 佼成会の夢である、世界中の人々と法華経を分かち んの家に引っ越したことを話しました。彼女はご宝前を 合うことが現実となってきました。 オクラホマの僧伽の皆 家に置くことを息子さんに断られてしまい、深く悲しんで さんの人生の中にすべての教えが生かされています。 いました。 ご本尊さまをお包みし、 タンスの中にしまった時、 私は彼らが苦から救われるように教えを実践しているの 彼女は仏さまを二度と見られないと涙を流しました。私は を、 とても嬉しく思っています。 その例を1件お話しします。 彼女の痛みをはっきり感じることができました。 その時私は無意識に彼女に言葉をかけていました。 レイ (Mr. Ray) が初めて教会に来たとき、 彼は精神的 なものを求めていました。彼はベトナム戦争によって、心 「あなたが仏さまを深く愛していること、 それはとても素晴 的外傷後ストレス障害になってしまいました。彼の注意 しいことですよ。将来、 お宅での状況がどうなるかは分り 力が続くのは5分程度で、 ご供養の時の太鼓の音に耐 ませんが、 ご宝前はいつもあなたの心の中にありますよ。 えられませんでした。 それは戦争中の爆撃を思い出させ 仏さまはいつもあなたと一緒です」。 この言葉は彼女の るからです。 苦しみを和らげたようでした。 笑いあり涙ありで、僧伽と共に仏教の教えを通して成 長しています。 僧伽と共に希望や夢、 困難を分け合えるのはとても光 LIVING THE LOTUS June 2014 過去に彼は精神衰弱になり野宿をしたこともあります。 当時は住むところはありましたが、軍からの援助金で生 活はやっとという状態でした。 彼は職に就いても続けるこ とができないのです。 7 Spiritual Journey そんな具合ですからお布施をするお金がありません。 キイコ・スコット初代オクラホマ支部長さんとすべての そこで私は他の方法でできる布施行を教えてあげまし オクラホマの日本人会員さんに感謝します。彼女たちは た。 彼はすぐ理解して、 笑顔の実践をし、 玄関のドアを開 太平洋を越えてまで佼成会の教えをオクラホマに持っ けて来る人を迎え、他人のよいところを褒めたり、 またあ てきて下さった創設の母たちです。 る時は友人たちに電話のメッセージ代わりに詩を読んだ りしました。 私は、 ヤスコ・ヒルデブランド初代教会長さんにはいくら 感謝しても感謝し足りません。 オクラホマ教会がまだ支 私は彼に人生で何がしたいか訊ねると、彼は子供た 部であった頃から二人三脚で布教に歩き、真のシナジ ちに物語を読んであげたいと言いました。 そこで教会が ー・相乗作用を経験する素晴しい恵みを得ました。気づ 仏さまの前世の物語、 ジャータカ物語を買い入れ、彼は きの旅を分かち合えたのは本当に有難いことでした。今 日曜日に物語を子供たちに読み始めました。 は亡きヤスコ教会長さんのご主人、 ハリーさんのご支援 そこで私たちは、 いくつかの読み語りを本格的なCDに にも深く感謝いたします。 しました。私はレイに「あなたや私が亡くなった後も、 ずっ キムさんを始めとする教師の皆さん、 そしてすべての と子供たちに物語を読んであげられるね」 と言うと、 レイ オクラホマ僧伽の皆さん、行学二道の献身と、 この仏道 は大変喜びました。 を私と共に歩むことを選んで下さったことに心から感謝 彼が教会に続けて来るに従い注意力も増し、 日曜日 いたします。道場のドアから入って来てくれたすべての の式典に最初から最後までいられるようになりました。太 人にも感謝しています。 なぜなら私は、私の教え子に色 鼓の時間もです。 々なことを教わっているからです。 彼は私とお店でコーヒーを飲みながら、人生や教えに ここに来るまでに出会ったすべての経験を有難く思っ ついて話し合うのを楽しみ、 何度も教会への感謝を表し ています。 そして私を生んで下さった両親なくして今の ていました。 レイは二年前に夜寝たまま安らかに亡くなり 私はないのです。心からの愛と感謝をささげます。 そして ました。彼は人生の苦難を生き抜き、法の力を経験した いつも支えて下さる家族と友達にも…。 のです。 皆さん、 私たち法の家族は一つです。 レイと共にこの道を歩みながら、私は生活の中でささ 最後に経典の言葉をもって終わらせて頂きます。 「無 やかなことにも感謝することや精神疾患を抱えた人の 上甚深微妙の法は、百千万劫にも遭いたてまつること 苦労を学び、 そして未来の世代への贈り物を創る喜び 難し。我今見聞し受持することを得たり。願わくは [皆共 を一緒に分かち合いました。 に] 如来の第一義を解せん」。 仏教の教えと佼成会の教えは私を変えてくれました。 私の人生で出会ったこの教えは、 どのような宝にも勝る すべての皆さまの仏性を礼拝することをお誓いいたし ます。皆さまありがとうございました。 物です。 感謝してもしきれません。 すべてのものに生かされて生きている喜びを思うと、 感謝で一杯になります。すべての中に常に存在する法 の美しさに、 私の心の眼は開かれたのです。 久遠の本仏が私たちを常に教化して下さるその働きに 確信を抱いていると、素直に申し上げることができます。 そして、残りの人生で、世界の僧伽の発展のために、 自 分のできることすべてをさせていくことを誓います。 佼成会のすべてに心から感謝を致します。開祖さま、 脇祖さま、 会長先生、 光祥さま、 そして菩薩道に私を導き 入れ、 これからも導いて下さる素晴しい諸先生に感謝 致します。 8 オクラホマ教会にて誕生初参りの儀式を執り行うラドソー教会長 (右から3番目) LIVING THE LOTUS June 2014 Living the LOTUS LIVING THE LOTUS June 2014 9 私的使用を除き、無断で 複製・転載をしないでください まんが えーと たしか・ ・ ・ 3 えーと どんな字 だったっけ・ ・ ・ ・ フム がんばれば よくなるわけ だ おは ようご ざいま す もう一度 がんばって みるわ 新しい分野の開拓を 積極的にお願いして みたんだ それほど単純じゃないが あの家族が幸せになった 様子をもう少し詳しく おさらいしてみよう ・ ・ ・ ・わかった もう一度 がんばって みるわ 10 根本仏教 悲しいけど 私の家族っ たら本当に ダメなんで す 私は親ゆずりの ブスだから だれにも相手に されっこないの よ みんな いろいろと がんばった んだね වͥ̈́Ȋ そう そして その結果 みんな幸せ になった わけだ あなたが変わらなけれ ば家族も今のままなの よ ダメだと決めつけ る心を変えて相手の 気持ちになってみ れば いつもはここで “ブスなのはあなただけよ” な んて言い返しちゃうんだけど それがいけないのね LIVING THE LOTUS June 2014 私的使用を除き、無断で 複製・転載をしないでください 4 ごねんね 私に 似ちゃって でも せめて人 に会ったときにあ いさつだけはして ね はいはい・ ・ ・でも 今日のお母さんっ たら どこか変わった 感じね お母さん! 私ね 誕生会に呼ばれ ちゃったの LIVING THE LOTUS June 2014 ッ お・ ・ ・ おはよ う お・ ・ ・ おはよう ござい ます! おはよう ! ハ あっ お・ ・ ・ おはよう そう お友 だちができ たのね ・ ・ ・ ・言っ てみれば かんたん ね あの子・ ・ ・ けっこういい 子ね みんな変わって よかったなあ 私が変わることが 大切だったのね ほんとによかったわね 11 私的使用を除き、無断で 複製・転載をしないでください 5 お母さんが どうだ 娘に対する接し方 わかるか! ? を変えたことによっ て 親子のつなが りが深まり家庭も明 るくなったね ウム ダメだときめつけていた ジッチャ 自分を反省した母親 (因) が 娘 (縁) に対する接し方を変えたことによって だいたい わかったよ 親子の絆が深まり (果) ほのぼのとした心になった (報) これが因縁果報じゃ よしっ! では応用問題に 移ろう ここに生えてい る一本の木を とおして因縁 果報を考えて みようか そうして このように 大きくなった 12 えっ! ? なんだか 学校みたいだな はあ ・ ・ ・ ・ この木も もとは 小さな種 だった 果だね それが 因だね そこに適度の 水と太陽の日が 当たる そのおかげで わしらが止まって 体を休めることが できる 縁だね ほう (報) LIVING THE LOTUS June 2014 私的使用を除き、無断で 複製・転載をしないでください 6 さて もう一度あの 家族の話にもどるが ・ ・ ・ ・ かりに母親が 自分中心でわがまま な性格だったらどう なった? これを 善因善果 悪因悪果 という 友人からの真理 に基づいた 励ましに反発して もっと不幸になっ ちゃったかもね 因の あり方が 問題なん だ 母親の素直な心が因として 幸せな結果になったんじゃ つまり同じ縁にふれても 母親の心 (因) のあり方で 結果がちがうわけだ さて この幸せな家族 の隣に心の満たされな い家族が引っ越してき たとしよう あれ! ? 家族が 幸せになって 因縁果報は終わっ たんじゃないの? さっきは果だった幸せな 家族が今度は縁となり 隣の家族に働きかける こともある LIVING THE LOTUS June 2014 なーる ほど なんだか きりがない ねえ・ ・ ・ ・ 13 私的使用を除き、無断で 複製・転載をしないでください 7 世の中の すべては 因と縁によって 必ず変化して いくんだ 前に習った 諸行無常 と同じだね 隣の家族も 幸せな家族の よき縁にふれるこ とによって救われ るじゃろう そう この世のすべて はさまざまな因縁果報に よってつながりあってい るわけじゃ 14 諸法無我だね こうして 見ていくと 因や縁が 複雑に作用し あっているん だね わかってきたな つまり・ ・ ・ ・ われわれも よき縁のおかげ でここにいる わけだ LIVING THE LOTUS June 2014 私的使用を除き、無断で 複製・転載をしないでください 『まんが根本仏教』は、佼成出版社 から好評発売中です。 http://www.kosei-shuppan.co.jp/ 8 それを理解する ことが縁起観な んだね ウム・ ・ ・ ・ そうすれば 涅槃寂静の 境地に近づくこ とができる あの家族 のように? 多くの人と幸せになっ ていこうという積極的 な生き方こそ もっとも すばらしい涅槃寂静の あり方なんだ えっ! ? そうだったのか 自分たちだけ幸せ なのは まだ十分 じゃなかったんだね ワッ ! 黒猫が横切った 縁起ワルーッ c Mitsutoshi Furuya, 1998. LIVING THE LOTUS June 2014 前にも言った が じつは あれだけでは 十分ではない だからあの家族も 次の段階へと成長 しなくちゃならないわ けだ 縁起のことは よーくわかり ました よし! 来月から 次の段階に進むため の修行について勉強 しよう ・ ・ ・ ・こいつ ほんとにわかった のかな! ? つづく 15 Column o 今日も一つ、法の種をまく 今月、会長先生はモンゴルに出向かれます。新道場の入仏落慶式が行われ るのです。いまモンゴルに咲く法の種は今から20年前に日本で植えられまし た。1992年、モンゴル大使館に一冊の『佼成』が届けられたのです。届けた のは渋谷教会の一人の主任さんでした。当時大使館に勤めていた現支部長のゾ リグマさんはこのことがご縁で佼成会に入会し、モンゴルに帰国後、次々と友 人、知人を導きました。「佼成会の教えは生きていますね」「わかりやすいで すね」「人生が変わりました」悦びはモンゴル各地に広まり会員は千世帯を越 えました。 先日新道場のご本尊像に納める体内経を会長先生より拝受しました。「こ の体内経はご本尊の心です。どうぞ仏さまの慈悲と智慧によって自らの救われ を得るとともに自他共に救われる世界を築いて下さい」。会長先生のこの願い をしっかり信受し、今日も一つ、法の種をまこうではありませんか。 国際伝道本部長 水谷庄宏 立正佼成会について 立正佼成会は1938年に開祖庭野日敬、脇祖長沼妙佼によって創立された、法華三部経を所依の経典とする在家 仏教教団です。家庭や職場、地域社会の中で釈尊の教えを生かし、平和な世界を築いていきたいと願う人々の集 まりです。現在は庭野日鑛会長とともに、私たち会員は仏教徒として布教伝道に励みながら、宗教界をはじめ各界 の人々と手をたずさえ、国内外でさまざまな平和活動に取り組んでいます。 Vancouver, Canada Seattle London, The United Kingdom Delhi, India San Mateo Hong kong Tokyo, Headquarters Pusan Masan ☆ Kolkata North Kolkata Taichung Jilung Tainan Colombo, Sri Lanka Chittagong, Bangladesh San Francisco RKI of North America Los Angeles Shanghai Taipei Kandy-Wattegama Polonnaruwa Habarana Galle International Buddhist Congregation Hawaii Oklahoma New York Tampa Bay Dallas San Antonio Kona Maui Pingtung Irvine San Diego Las Vegas Arizona Singapore Bangkok, Thailand Dhaka Mayani Patiya Domdama s Bazar Satbaria Laksham Raozan Chicago Dayton Sakhalin, Russia Seoul, Korea Lumbini Denver Klamath Falls Ulaanbaatar, Mongolia Sukhbaatar Venezia, Italy Kathmandu, Nepal Roma, Italy Paris, France Sacramento San Jose Colorado RKI of South Asia Sao Paulo, Brazil Sydney, Australia Mogi das Cruzes Sao Miguel Rissho Kosei-kai International Branches 16 LIVING THE LOTUS June 2014 Rissho Kosei-kai Overseas Dharma Centers Rissho Kosei-kai International 5F Fumon Hall, 2-6-1 Wada, Suginami-ku, Tokyo, Japan Tel: 81-3-5341-1124 Fax: 81-3-5341-1224 2014 Rissho Kosei-kai of New York 320 East 39th Street, New York, NY 10016, U.S.A. Tel: 1-212-867-5677 Fax: 1-212-697-6499 e-mail: koseiny@aol.com http://rk-ny.org/ Rissho Kosei-kai International of North America (RKINA) Rissho Kosei-kai of Chicago 2707 East First Street Suite #1 Los Angeles CA 90033 U.S.A Tel: 1-323-262-4430 Fax: 1-323-262-4437 e-mail: info@rkina.org http://www.rkina.org 1 West Euclid Ave., Mt. Prospect, IL 60056, U.S.A. Tel : 1-773-842-5654 e-mail: murakami4838@aol.com http://home.earthlink.net/~rkchi/ Branch under RKINA Rissho Kosei-kai of Tampa Bay 2470 Nursery Rd.Clearwater, FL 33764, USA Tel: (727) 560-2927 e-mail: rktampabay@yahoo.com http://www.buddhismtampabay.org/ Rissho Kosei-kai International of South Asia (RKISA) 201 Soi 15/1, Praram 9 Road, Bangkapi, Huaykhwang Bangkok 10310, Thailand Tel: 66-2-716-8141 Fax: 66-2-716-8218 e-mail: thairissho@csloxinfo.com Rissho Kosei-kai Dharma Center of Oklahoma 2745 N.W. 40th Street, Oklahoma City, OK 73112, U.S.A. Tel & Fax: 1-405-943-5030 e-mail: ok.risshokoseikai@gmail.com http://www.rkok-dharmacenter.org Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Dallas Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Klamath Falls 1660 Portland St. Klamath Falls, OR 97601, U.S.A. Rissho Kosei-kai, Dharma Center of Denver 1571 Race Street, Denver, Colorado 80206, U.S.A. Tel: 1-303-810-3638 Rissho Kosei-kai Dharma Center of Dayton 446 “B” Patterson Road, Dayton, OH 45419, U.S.A http://www.rkina-dayton.com/ Rissho Kosei-kai Buddhist Church of Hawaii 2280 Auhuhu Street, Pearl City, HI 96782, U.S.A. Tel: 1-808-455-3212 Fax: 1-808-455-4633 e-mail: info@rkhawaii.org http://www.rkhawaii.org Rissho Kosei-kai Maui Dharma Center 1817 Nani Street, Wailuku, HI 96793, U.S.A. Tel: 1-808-242-6175 Fax: 1-808-244-4625 Rissho Kosei-kai Kona Dharma Center 73-4592 Mamalahoa Highway, Kailua-Kona, HI 96740, U.S.A. Tel: 1-808-325-0015 Fax: 1-808-333-5537 Rissho Kosei-kai Buddhist Church of Los Angeles 2707 East First Street, Los Angeles, CA 90033, U.S.A. Tel: 1-323-269-4741 Fax: 1-323-269-4567 e-mail: rk-la@sbcglobal.net http://www.rkina.org/losangeles.html Rissho Kosei-kai Dharma Center of San Antonio 6083 Babcock Road, San Antonio, TX 78240, U.S.A. Tel: 1-210-561-7991 Fax: 1-210-696-7745 e-mail: dharmasanantonio@gmail.com http://www.rkina.org/sanantonio.html Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Arizona Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Colorado Rissho Kosei-kai Buddhist Center of San Diego Risho Kossei-kai do Brasil Rua Dr. José Estefno 40, Vila Mariana, São Paulo-SP, CEP 04116-060, Brasil Tel: 55-11-5549-4446 / 55-11-5573-8377 Fax: 55-11-5549-4304 e-mail: risho@terra.com.br http://www.rkk.org.br Risho Kossei-kai de Mogi das Cruzes Av. Ipiranga 1575-Ap 1, Mogi das Cruzes-SP, CEP 08730-000, Brasil Rissho Kosei-kai of Taipei 4F, No. 10 Hengyang Road, Jhongjheng District, Taipei City 100, Taiwan Tel: 886-2-2381-1632 Fax: 886-2-2331-3433 http://kosei-kai.blogspot.com/ Rissho Kosei-kai of Taichung No. 19, Lane 260, Dongying 15th St., East Dist., Taichung City 401, Taiwan Tel: 886-4-2215-4832/886-4-2215-4937 Fax: 886-4-2215-0647 Rissho Kosei-kai of Tainan No. 45, Chongming 23rd Street, East District, Tainan City 701, Taiwan Tel: 886-6-289-1478 Fax: 886-6-289-1488 Rissho Kosei-kai of Pingtung Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Las Vegas Korean Rissho Kosei-kai Rissho Kosei-kai of San Francisco 1031 9alencia Way, Paci¿ca, CA 94044, U.S.A. Tel: 1-650-359-6951 Fax: 1-650-359-6437 e-mail: info@rksf.org http://www.rksf.org Rissho Kosei-kai of Seattle’s Buddhist Learning Center 28621 Paci¿c Highway South, Federal Way, WA 98003, U.S.A. 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