高円宮殿下メモリアル 第 15 回日本マスターズオーケストラキャンプ <N響メンバーと共に弾こう> MOC14 の様子 京都府立府民ホール・アルティ 募集要項 日本マスターズオーケストラキャンプ(MOC)は、(公社)日本アマチュアオーケストラ連盟(JAO)の主たる活動である 「全国アマチュアオーケストラフェスティバル」、「トヨタ青少年オーケストラキャンプ」に次ぐ第3の柱として JAO 初 代理事長故森下元康氏の提唱により 2000 年に発足しました。 当初は主にシニア層の弦楽器奏者を対象としていましたが、第 12 回より年齢による制限をはずし、各オーケストラの現 リーダーや、次世代を担うリーダーを養成することもキャンプの重要な役割としました。 今回はNHK交響楽団の森田昌弘氏、御法川雄矢氏、藤森亮一氏をお迎えいたします。 米寿!(88 歳 1927.2.20~2015.1.10 定期公演回数 1799 回)を迎えるN響は、名実ともに我が国の音楽の歴史を推進 してまいりました。JAO との関係も大変深く、3 月末にサントリーホールで好評を博した第 30 回トヨタ青少年オーケス トラキャンプ(TYOC)において、明日を担う青少年たちの演奏を極めて高いレベルにまで高めたのは、講師陣の大半を 占めたN響メンバーたちの献身的な指導の賜物でありました。 課題曲として、モーツァルト「交響曲第 40 番ト短調」、この曲は小林秀雄が「モオツァルト」で大阪の道頓堀をうろつ いていた時、突然、この曲の有名なテエマが頭の中で鳴ったのである・・・云々とあり、京都でこの曲を勉強するのもよ いと考えます。ほかに西洋音楽を発展させた伝説の多い北欧からグリーグ組曲『ホルベアの時代から』を選曲し、基本的 なアンサンブルの構築と音楽の構成過程を味わっていただければと願います。 「高円宮殿下メモリアル」について JAO の総裁であられた高円宮殿下は、第 3 回のキャンプにも参加され、MOC を参加者と共に楽しまれました。 ご自身チェロ奏者でもあった殿下は、MOC に格別の愛情と関心を示され、その未来に大きな期待をされていました。 高円宮殿下のこのご遺志を受け継ぐ意味で、第 4 回より「高円宮殿下メモリアル」の名を冠しています。 主催:公益社団法人日本アマチュアオーケストラ連盟(JAO) 協賛:ガステックサービス株式会社 ♪ 講師紹介 ≪森田昌弘(ヴァイオリン・総括) Morita Masahiro≫ 北海道出身。4 歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学在学中より在京オーケス トラのゲストアシスタントコンサートマスターなどを務め、ストリングアンサンブル VEGA のメンバーとしても活動を行った。同大学卒業後、1995 年 NHK 交響楽団に 入団。これまでに山下浩司、辰巳明子の各氏に師事。秋吉台マスタークラス、オホー ツク音楽祭 IN 紋別、軽井沢国際音楽祭等に出演し国内外の著名なアーティストと共 演する。また、NHK 交響楽団メンバーによる室内合奏団直方公演や下関公演、豊橋 交響楽団、杉並弦楽合奏団、新日本交響楽団とも協奏曲を共演しいずれも好評を得る 他、TYOC トヨタ青少年オーケストラキャンプや桐朋学園オーケストラアカデミー招 聘講師も務める。 ≪御法川雄矢(ヴィオラ・指揮)Minorikawa Yuya ≫ 10 歳よりヴァイオリンを始め、その後、ヴィオラに転向し 1996 年、桐朋女子高等学 校音楽科入学と共に指揮をはじめる。1999 年、桐朋学園大学音楽学部入学。在学中よ りロイヤルチェンバーオーケストラのメンバーとして参加する他、2000 年よりバンド ネオン奏者小松亮太氏のライブ、レコーディングに参加する。2001 年ピアニストの村 上弦一郎氏と共に GEN 室内管弦楽団を立ち上げる。2003 年桐朋学園大学音楽部を卒 業。2004 年 GEN 室内管弦楽団ヨーロッパツアーを成功させる。2005 年 2 月、小松 亮太&オルケスタ・ティピカにて南米ツアーに参加。5 月大阪国際室内楽コンクール にて弦楽四重奏の部セミファイナルに出場。2007 年エレメンツ・クァルテットを結成 し東京、北海道にてデビュー公演ツアーを行い高い評価を受ける。2009 年 2 月 NHK 交響楽団入団。2011 年 8 月エレメンツ・クァルテット台湾公演を行い地元メディアに も大きく取り上げられた。ヴァイオリンを市川映子、ヴィオラを江戸純子、指揮を堤 俊作、室内楽を青木十良、各氏に師事。現在、NHK 交響楽団ヴィオラ奏者、21 世紀 の吹奏楽"響宴"会員、ロイヤルチェンバーオーケストラ、GEN 室内管弦楽団、横浜ヴィルトゥオーゾ、小松 亮太オルケスタ・ティピカ、エレメンツ・クァルテット、昴 21 弦楽四重奏のメンバーとしての活動の他、レ コーディングなどスタジオミュージシャンとしてなど幅広く、積極的に活動している。また指揮者としても活 躍している。 ≪藤森亮一(チェロ)Huzimori Ryoichi ≫ 1963 年京都に生まれる。11 歳よりチェロを学び始める。京都市立堀川高等学校音楽科 (現、京都市立京都堀川音楽高等学校)を経て、1982 年東京音楽大学に特待生で入学。 同年第 29 回文化放送音楽賞を受賞。1983 年第 52 回日本音楽コンクール・チェロ部門 第 1 位。1986 年第 21 回東京国際音楽コンクール弦楽四重奏部門・斉藤秀雄賞受賞。 1987 年、NHK 交響楽団に入団。 1990 年ドイツに留学し、ミュンヘンでさらに研鑽を重ねる。これまでに、故・徳永兼 一郎、上村昇、河野文昭、ワルター・ノータスの各氏に師事。1998 年モルゴーア・ク ァルテットとして村松賞を受賞。1999 年東京オペラシティにおいて無伴奏チェロ曲に よるリサイタルを行う。また同年カザルスホールにて「P・カザルスに捧げるチェロ連 続演奏会」に出演し、いずれも絶賛を浴びる。2000 年より、チェロ四重奏「ラ・クァ ルティーナ」を結成。演奏会のチケットが入手困難なほど、好評を博している。2007 年度第 26 回京都府文化賞功労賞を受賞。2010 年度モルゴーア・クァルテットとしてアリオン賞を受賞。現在、 NHK 交響楽団首席奏者を務めるかたわら、ソロやアンサンブルの領域でも意欲的な演奏を繰り広げ、国内外 のアーティスト等と活発に共演。レコーディング活動においては、ソロはもちろん、さまざまなアーティスト から絶大な信頼を得ている。 現在、東邦音楽大学特任教授、国立音楽大学客員教授、東京藝術大学非常勤講師を務め後進の指導にあたって いる。 ♪ 参加資格と定員 1.JAO 加盟団体の団員でこの事業の趣旨に賛同する者。 所属団体の中心メンバー或いは今後中心メンバーとして活躍を期待されている者。 2.プロ・アマを問わず、この事業の趣旨に賛同する者。 3.定員は 80 名とし、編成の都合などでお断りする場合もある。管楽器は公募しません。 選抜は運営委員会で決定するが、この決定に関しての問い合わせにはお答えいたしません。 ♪ 研修曲目(予定) (1) モーツァルト 交響曲第 40 番 ト短調 KV550 (2) グリーグ 組曲『ホルベアの時代から』作品 40 開催日程 平成 27 年 1 月 10 日(土)~12 日(月・祝) 1 月 10 日(土) 1 月 11 日(日) 1 月 12 日(月) 12:00 13:00 13:30 9:00 9:30 18:40 9:00 9:30 13:30 16:30 ~ 19:00 ~ 18:30 ~ 12:00 受付開始 開会式、オリエンテーション 練習 開場 練習(ランチ・休憩あり) レセプション 開場 練習(練習後ランチ) 「公開リハーサル」開演 閉演後終了式 解散 ♪ 会 場 京都府立府民ホール・アルティ 〒602-0912 京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町 590-1 電話:075-441-1414 ※会場には駐車場がありません。公共機関をご利用ください。 ♪ 参加費 JAO 会員 22,000 円、一般公募 32,000 円 ・2 日目と 3 日目の昼食代(弁当)2 日目のレセプション代及び集合写真代を含む。 ・DVD 3,000 円(送料別)は別途。 平成 26 年 12 月 20 日以降のキャンセルについては返金に応じかねます。 ※ 一番近い宿泊は御所西 京都平安ホテル 〒602-0912 京都市上京区烏丸上長者町上ル 電話 075-432-6181 があります。各自で手配してください。 ※ 期間中の楽器への事故については各自で楽器保険の加入をお勧めします。 (主催者の過失と認められない事故について主催者は責任を負いません。) ♪ 参加申し込み 参加申込書を使用して、個人単位でお申し込み願います。 送付先・お問合せ 〒441-8028 愛知県豊橋市立花町 46 光陽ビル 3F JAO 内 「第 15 回日本マスターズオーケストラキャンプ」係 電話 (0532)33-6885 FAX (0532)33-6875 E メール info@jao.or.jp (必ず「参加申込書」にご記入の上、メール、FAX、郵送でお願いします) 締め切り 平成 26 年 9 月 20 日(当日消印有効) 参加の可否については、10 月中旬までにお知らせし、パート譜を送付いたします。 ♪ 大型楽器 ・コントラバスは原則持参です。 ♪ お願い JAO 行事はテレビ放送収録等により記録映像が一部放送されることがありますので、あらかじめご了承く ださい。 以上
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