第13回日本マスターズオーケストラキャンプ

高円宮殿下メモリアル
第13回日本マスターズオーケストラキャンプ
<交響する瞬間を求めて>パートⅣ~「音色を究める」
募集要項
日本マスターズオーケストラキャンプ(MOC)は、㈳日本アマチュアオーケストラ連盟の主たる活動であ
る「全国アマチュアオーケストラフェスティバル」、
「トヨタ青少年オーケストラキャンプ」に次ぐ第3の柱と
して JAO 初代理事長故森下元康氏の提唱により 2000 年に発足しました。
当初は主にシニア層の弦楽器奏者を対象としていましたが、第 12 回より年齢による制限をはずし、各オー
ケストラの現リーダーや、次世代を担うリーダーを養成することもキャンプの重要な役割といたしました。
メイン講師として過去2回(第4回と第6回)講師にお招きした森悠子氏(悠子先生)を6年ぶりに、前回
に続き野村朋亨氏(大阪交響楽団特別首席チェロ奏者)も講師にお願いしました。悠子先生はオークレール、
野村先生はナヴァラとそれぞれ弦楽器奏法の原点ともいえる、フランコ・ベルギーの真髄を体得されました。
音楽監督は、第4回、第6回、第 12 回に続き西脇義訓氏が担当します。
京都府民ホール
アルティ
未知のアンサンブルへの挑戦!
過去3回私が携わった MOC 同様、<交響する瞬間を求めて>をメインテーマに掲げて、皆さんと共にアンサンブルの
奥義に迫りたいと思います。そのため、演奏の究極の課題とも言える「音色」を前回(メイン講師林徹氏)と共通テーマ
として追求していきます。
曲目は、モーツァルトのディヴェルティメント K.138、バーバーのアダージョなどの他に、日本の響きを体得する意味
で、林光の「裸の島」(長岡京室内アンサンブル委嘱作)と、武満徹の「3つの映画音楽」からの1曲を取り上げます。
今回初めて京都での開催ですが、会場の京都府民ホール「アルティ」は響きがとても良く、舞台と客席が可変ですので、
ホールの機構と極上の響きを最大限生かしつつ、双方向・参加体験型のワークショップとして展開していきます。
誰も体験したことのない、未知のアンサンブルへの挑戦です。是非ご参加ください。
西脇義訓(音楽監督)
「高円宮殿下メモリアル」について
JAOの総裁であられた高円宮殿下は、第3回のキャンプにも参加され、MOCを参加者と共に楽しまれました。
ご自身チェロ奏者でもあった殿下は、MOCに格別の愛情と関心を示され、その未来に大きな期待をされていました。
高円宮殿下のこのご遺志を受け継ぐ意味で、第4回より「高円宮殿下メモリアル」の名を冠しています。
主催:社団法人日本アマチュアオーケストラ連盟(JAO)
協賛:ガステックサービス株式会社
協力:財団法人日本音楽財団(日本音楽財団助成事業)
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♪ 講師紹介
≪森
悠子(ヴァイオリン)Yuko MORI≫
教育哲学者・森昭の次女として高槻市に生まれる。桐朋学園音楽大学卒業後、齋藤秀雄の助手を
経てヨーロッパに留学マリア・ホロニョヴァ、ミシェル・オークレールに師事。
70 年代の初頭から世界にさきがけ古楽奏法の研究も始め、72 年にパイヤール室内管弦楽団に入
団。77-87 年フランス新放送管弦楽団(現フランス国立放送フィル)、88-96 年リヨン高等音楽院
助教授。90-10 年京都フランス音楽アカデミー音楽監督、97 年長岡京室内アンサンブル設立。99
年-04 年米ルーズベルト大学シカゴ芸術大学音楽院教授。09 年くらしき作陽大学音楽学部特任教
授(12 年より選任教授)、11 年よりパソナ芸術家養成プログラム「ここから村」指導者。
日本マスターズオーケストラキャンプでは 2004 年、2006 年に講師を担当。
≪野村朋亨(チェロ)Tomoyuki NOMURA≫
5 歳より才能教育研究会でチェロを学び、7 歳から 15 歳までの間、計 8 回海外派遣演奏団のソリス
トとして、ニューヨークのカーネギーホール等各地で演奏する。77 年フランス国立パリ高等音楽院
に留学しアンドレ・ナヴァラ教授に師事。チェロ科、室内学科を共にプルミエール・プリを得て 81
年卒業。卒業後はブーレーズ率いるアンサンブル・アンテル・コンタンポランへの参加を強く勧め
られたが、父の急病で断念し 81 年帰国。帰国後 93 年まで才能教育研究会チェロ教室で指導に務め
る。93 年以降、本格的に演奏活動を開始し、ハイドン、サン=サーンス、ドヴォルザーク等の協奏
曲の演奏や、国内各地でのリサイタルも数多く、室内楽でも活躍。現在、大阪交響楽団特別首席。
くらしき作陽大学非常勤講師。日本マスターズオーケストラキャンプでは 2012 年に講師を担当。
♪ 参考文献
前回(MOC12)と今回(MOC13)は連続性を持たせた企画です。
次の文献は一連のテーマである「交響する瞬間」と「音色を究める」の参考になると思いますので推薦いたします。
参考文献1:「ヴァイオリニスト 空に飛びたくて」森 悠子 春秋社 (1900 円+税)
参考文献2:「チェリスト、青木十良」大原哲夫 飛鳥新社 (2200 円+税)
青木十良氏はMOC9で「鳥の歌」を安永徹氏とキャンプの選抜メンバーで演奏いたしました。
参考文献3:「ワークショップ」(中野民夫 岩波新書(740 円+税)
<交響する瞬間>は「ワークショップ」からの引用で、MOC4 では中野民夫氏から貴重なアドヴァイスを受
けすばらしい成果をあげました。
中野民夫氏は博報堂でトヨタ・コミュニティ・コンサートも担当され、今年4月から同志社大学政策学部の
教授に就任されました。講座名:「至福の追求を通した社会変革」~自分、他者、社会を活かす道の探求
♪ 参加資格と定員
1.JAO加入団体の個人でこの事業の趣旨に賛同する者。
所属団体の中心メンバー或いは今後中心メンバーとして活躍を期待されている者。
2.プロ・アマを問わず、この事業の趣旨に賛同する者。
3.定員は 80 名とし、編成の都合などでお断りする場合もある。
選抜は運営委員会で決定するが、この決定に関しての問い合わせにはお答えいたしません。
♪ 研修曲目(予定)
(1)モーツァルト ディベルティメント K138
(2)バーバー 弦楽のためのアダージオ
(3)林 光 裸の島 「三つの映画音楽」より(長岡京室内アンサンブル委嘱作品)
(4)武満徹 黒い雨「三つの映画音楽」より
他
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♪ 開催日程 平成 25 年 2 月 9 日(土)~11 日(月・祝)
2 月 9 日(土)
10:00 事前練習(事前練習は自由参加です。)
12:00 受付開始
13:00 開会式、オリエンテーション
13:30~19:00 練習
2 月 10 日(日)
9:00 開場
9:30~18:30 練習
18:40 レセプション
2 月 11 日(月)
9:00 開場
9:30~12:00 練習
13:30 「公開ワークショップ」開演(13:00 開場)演奏会後、終了式
(解散 16:30)
♪ 事前練習
1 月 27 日(日)18:00~20:45 三鷹芸術文化ホール「風のホール」で事前練習いたします。
参加希望者は、参加申込書に記載願います。
♪ 会 場
京都府立府民ホール・アルティ
〒602-0912 京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町 590-1
電話:075-441-1414
※会場には駐車場がありません。公共機関をご利用ください。
♪ 参加費
JAO会員 22,000 円、一般公募 32,000 円
・2 日目と 3 日目の昼食代(弁当)2 日目のレセプション代及び集合写真代を含む。
平成 25 年 1 月 10 日以降のキャンセルについては返金に応じかねます。
※ 期間中の楽器への事故については各自で楽器保険の加入をお勧めします。(主催者の過失と認められな
い事故について主催者は責任を負いません。)
♪ 参加申し込み
別紙の参加申込書を使用して、個人単位でお申し込み願います。ヴァイオリン奏者には楽譜は第1と第2の
両パートを送付しますので、両パートを体験することによりより一層、お楽しみいただけます。
送付先・お問合せ 〒441-8028 愛知県豊橋市立花町 46 光陽ビル 3F JAO内
「第 13 回日本マスターズオーケストラキャンプ」係
電話 (0532)33-6885
FAX (0532)33-6875
E メール
info@jao.or.jp
(必ず「参加申込書」にご記入の上、メール、FAX、郵送でお願いします)
締め切り
平成 24 年 9 月 30 日(当日消印有効)
参加の可否については、10 月中旬までにお知らせし、パート譜を送付いたします。
♪ 大型楽器
・コントラバスは原則持参です。
♪ お願い
JAO 行事はテレビ放送収録等により記録映像が一部放送されることがありますので、あらかじめご了承く
ださい。
♪ 運営組織
JAO理事長:足木準治
運 営 委 員 長:小倉千秋
音 楽 監 督:西脇義訓
運 営 委 員:小磯智功
服部
驍
若尾裕久
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