C O N T E N T S □ 第30回Beaconユーザシンポジウムご報告 □ 第30回Beaconユーザシンポジウム受賞報告 □ Close Up!シンポジウム優秀事例発表賞インタビュー □ 平成25年度各地区研究会会長・副会長ご挨拶 □ Beaconユーザ会 スペシャルインタビュー □ 第31回Beaconユーザシンポジウム開催のお知らせ 2 4 5 6 7 8 第31回Beaconユーザシンポジウム 2014.3.6(Thu)−8(Sat) 詳細は8Pをご覧ください。 Beaconユーザ会ホームページ http://www.beaconuser.jp 平成25年3月7日∼9日 於大津プリンスホテル コンベンションホール「淡海」 第30回Beaconユーザシンポジウムが、今 年も滋賀県大津市で開催されました。第 30回の記念大会となる今回は、全国から 239社725名と過去最多のご参加をいた 表彰パーティーの様子 だき、活気の溢れる3日間となりました。 表彰パーティー Beaconユーザ会定時総会はあらかじめ 休憩の後は、4会場で事例発表10セッ 皆さま熱心に聞き入っておられました。 Web総会として開かれ、各会員企業様の ションと、BSPとBeacon ITによるプレゼン マネージャーの方々向けのプログラムも 登録代表者の皆様にご投票をお願いしま テーション2セッション、パートナープレゼン 充実した内容となりました。マネジメントセ した。皆様のご協力のお蔭で無事議案の テーション4セッションが行われました。オー ッション1では、昨年に引き続きソニー生命 ご承認となりましたこと、 この場をお借りし プンスペースに設置されたパートナーズゾ 保険(株)代表取締役 嶋岡正充氏にご てお礼申し上げます。 ーンには出展各社による展示ブースが並び、 登壇いただき、 「(続)IT部門経営につい 最新ソリューションや新製品の説明・デモ て考える」と題してのセッション。マネジメン ンストレーションが行われました。また、前 トセッション2では、 (株)オラン 代表取締 回に引き続き、 セッション間の休憩時間中 役 木内里美氏による「経営におけるITの にはオープンセミナーが開催され、協賛パ 役割、 システム部門の役割」と題したセッ ートナー9社による講演も行われました。 ションが行われました。また、運用管理事 夕食および情報交換会では、東野幹事 例研究グループ主催のパネルディスカッシ の乾杯のご発声に合わせて、参加者全員 ョン「運用と開発の新しい幕開け!!∼運用 による記念写真の撮影が行われたほか、 と開発は、敵!?味方!?共存共栄のあるべき 1日目の全体会では、坪井会長による開 事例講演者の方々のインタビューがあり、 姿とは!!∼」では、参加者も含めた活発な 会のご挨拶およびWeb総会の結果報告 ミールスポンサーによる屋台が立ち並び、 議論が行われました。 に引き続き、 (株) ビーコン インフォメーショ 華やかな雰囲気の中、皆さま食事と会話を 2日目夜のパーティでは、優秀な評価を ンテクノロジー (以下、Beacon IT)代表取 楽しんでおられました。 得た事例発表、研究発表の表彰式が華々 締役 新藤 匡浩氏による「Unify IT!∼ビッ 2日目は6会場で研究発表およびマネー しく行われました。優秀事例発表賞は、 オ グデータ時代を切り拓くIT統合とは∼」と、 ジャー層向けの2つのマネジメントセッション、 ープンリソース株式会社 マーケティング (株) ビーエスピー(以下、BSP)代表取締 パネルディスカッションが行われました。研 ビジネス推進部部長 福本尚利氏による 役 竹藤 浩樹氏による「クラウドがシステ 究発表では、32のグループが1年間の研 『NoSQLDBの高速性、ARTMANの持つ ム運用部門を変革させる∼インフラは業務 究活動の集大成を発表しました。昼食後 仮想領域テクノロジーを活用した「大手量 効率化から業績に寄与するサービス化の には、陸上400mハードル日本記録保持者 販店 単品マネジメント(移動平均原価 時代へ∼」の2つのプレゼンテーションが の為末大氏による講演が行われ、諦めず 管理) システム」事例紹介』が受賞されま 行われました。 目標に進んできた原動力についての話に した(詳細はP5をご覧ください)。 坪井会長による総会報告の様子 また、 サンプラザ中野くんによるシークレ ットライブが行われ、 ヒット曲の連続で会場 は大いに盛り上がりました。 今年度活動の集大成として研究グルー プの表彰式は、各グループの代表者がス テージに上がり、期待と不安の入り混じっ た中での発表となりました。 研究発表の様子 2 Beacon Users' Group News ○ 2013.11.22 / No.44 マネジメントセッションの様子 立食情報交換会 山崎製パン様からの差入れ 全体会 栄えある最優秀活動賞には、東日本情 コーディネータを含めると総勢12名と非常 第31回Beaconユーザシンポジウムは平成26年3月 報活用研究会 HTML5基礎研究グルー にメンバ数が多いグループですが、全員が 6日 (木)∼8日 (土)開催予定です。プログラム等の プ「どこまでいくのよHTML5∼進化し続け 得意分野を活かした結果が大きな実を結 にて公開いたします。次回も多くの皆さまの積極的 るWebアプリケーション∼」が輝きました。 んだということです。 なご参加を心よりお待ちしております。 参 加 者 の 声 (シンポジウムアンケートより) シンポジウム全体 ○あまり社外に出ることがないため、勉強になり刺激に なりました。 ○Beaconユーザシンポジウムは、世の中の動きとは反 対に年々参加者も増え活性化されているように感じ ます。参加することで、 元気ももらってます。 ○ICTの現状、時流の変化を知ることができ、 とても興 味深かったです。 研究発表 ○研究グループに参加している人たちは、若く、熱気が アークシステム/(株) アーク情報システム/アー あ(株) ス製薬(株) (株) / アイ・アイ・エム/(株)ISIDアドバン ストアウトソーシング/アイシン・インフォテックス (株)/ア イチ情報システム (株)/愛知製鋼(株) (株) / アイ・ユー・ ケイ/(株)アクセス/旭化成アミダス/朝日ビジネスソリュ ーション(株) (株) / アズテックシステム/(株)アスペッ クス/アフラック収納サービス (株) (株) / アプレッソ/アメ リカンホーム(株) (株) / ヴィクサス/(株)NSP/いすゞシ ステムサービス (株)/出光興産(株)/伊藤忠テクノソリ ューションズ(株)/稲畑産業(株) (株) / イノアックコー ポレーション/(株) インターネットイニシアティブ/(株) イ ンフォセンス/(株) インフォテクノ朝日/インフォニック (株) (株) / ヴィクサス/ヴィンキュラムジャパン(株)/ウイング アーク (株) (株) / ウェッズ/AJS (株)/エーエム戦略経 営研究所/AGS(株)/エース (株)/エスアイソリューショ ンズ(株) (株) / エス・エム・シー/SCSK(株) (株) / エス ワイシステム/NSFOCUSジャパン (株)/エヌ・シー・エル・ コミュニケーション (株)/NTTコムウェア(株)/エヌ・ティ・ ティ・コムウェア(株) (株) / NTTデータCCS/(株)エム アンドシーシステム/MS&ADシステムズ(株)/MUS情 報システム (株) (株) / オージス総研/オープンリソース (株) (株) / 岡村製作所/岡本(株) (株) / オカモトヤ/(株) OKIソフトウェア/(株) オラン/オリンパス (株)/オリンパ スシステムズ(株) か カシオ計算機(株)/カシオ情報サービス (株)/片倉 工業(株) (株) / インフォセンス/(株)豊通シスコム/川 崎重工(株)/関電システムソリューションズ(株)/九電 ビジネスソリューションズ(株)/京セラ(株)/近鉄情報 システム(株) (株) / クエスト/(株) クボタ/(株) クライム/ クラレビジネスサービス (株)/グローブライド (株) (株) / ケイ・オプティコム/ケージー情報システム(株)/小岩井 乳業(株)/生活協同組合連合会コープネット事業連 合/(株) コーユービジネスインフォメーションテクニック ス/コニカミノルタビジネスソリューションズ(株)/コニカ ミノルタビジネステクノロジーズ(株)/コムテック (株) さ サークル(株) (株) / サイバーテック/西部ガス情報 あり、 モチベーションが高い。これがこのユーザ会の 力だと思いました。 ○1年の限られた時間で他社他業種の人たちが一つの テーマで勉強しあうのは大変有意義であると思う。今 後も拡大充実していってほしい。 ○同じ研究会メンバとして、 プレゼンの仕方から資料まで すべてが参考になりましたし、 刺激になりました。 事例発表 ○普段、 他社のITへの取り組みや事例などを聴く機会 が少ないため、 とても勉強になりました。今後の自社の 取り組みに活かせていければと思います。 ○自社と同じ問題を抱えている事例発表各社が、 どのよ うに課題解決にアプローチしていったのか等、 非常に 参考になりました。 システム(株)/さくら情報システム(株)/サッポログルー プマネジメント (株)/三愛石油(株) (株) / SANKYO/(株) サンケイビル/サントリービジネスエキスパート (株) (株) / イーシーイー/(株)CACオルビス/(株)中央コンピュー タシステム/(株) Cスタジオ/CTCシステムサービス (株) /JX日鉱日石インフォテクノ (株)/JFEシステムズ(株) /JX日鉱日石金属(株) (株) / ジェーシービー/シオノギ 総合サービス (株) (株) / 滋賀県農協電算センター/シ ステムアクティベーション(株) (株) / システムインテグ レータ/(株) システムエグゼ/(株) システムオリコ/システ ムクリエイト (株) (株) / システムフロンティア/(株) シス テムリサーチ/(株) シティアスコム/シャープ(株) (株) / ジャパンビバレッジ東京/上海尚陽信息科技有限公司/ 住軽アルミ箔(株) (株) / 情報産業新聞社/昭和シェル ビジネス&ITソリューションズ(株) (株) / しんきん情報 サービス/新日本有限責任監査法人/寿がきや食品(株) /スミセイ情報システム(株)/生活協同組合連合会東 海コープ事業連合/(株) セイノー情報サービス/(株) セ ールスフォース・ ドットコム/ゼリア新薬工業(株) (株) / 全農ビジネスサポート/ソニー生命保険(株) (株) / ソフ トウェア・パートナー た 第一工業製薬(株)/第一生命情報システム(株)/ 大同メタル工業(株)/ダイトエレクトロン(株)/ダイハツ 工業(株) (株) / ダイフク/(株) タカインフォテクノ/タキ イ種苗(株) (株) / 中央コンピュータシステム/中央精機 (株)/中京銀行/(株)中電シーティーアイ/TIS(株) /TISシステムサービス (株)/TISソリューションリンク (株) /TIS西日本(株)/T&D情報システム(株)/ディーコープ (株)/DIG2ソリューションズ(株) (株) / データ・アプリ ケーション/(株)データ総研/データ・マネージメント (株) (株) / デンソー/(株)デンソーITソリューションズ/(株) 電波新聞社/東亜建設工業(株)/東京システムハウス (株) (株) / DoCLASSE/東芝情報システム(株)/東芝 情報システムテクノロジー (株)/東邦ガス情報システム (株) (株) / 東洋紡システムクリエート/(株)東レシステ ムセンター/(株) トーハン・コンピュータ・サービス/(株) 詳細は12月頃にHP(http://www.beaconuser.jp) その他 (マネジメントセッション、パネルディスカッションより) ○情報システム部門の変遷とこれからのあり方について、 非常に共感できたし、 参考になりました。 ○マネジメントセッションは、 IT部門の責任者にとっては 常に考えさせられる内容だと思います。 ○システムの運用と開発のあり方について、 大変参考に なりました。 アンケートへのご協力ありがとうございました。今後 も皆様にとって有意義なシンポジウムとなりますよう、 一層努力してまいります。 トッパンシステムソリューションズ/とみんコンピューター システム(株) (株) / トヨタコミュニケーションシステム/ト ヨタ情報システム愛知(株)ト / ヨタ紡織(株) (株) / 豊 通シスコム/(株) トライサーブ な 財団法人 長野市保健医療公社 長野市民病院/ (株)ナディア/南海マネジメントサービス (株) (株) / 西 出自動車工作所/西鉄情報システム(株)/ニスクシス テムズ(株)/日軽情報システム(株) (株) / 日経統合シ ステム/日研システム(株)/日清オイリオグループ(株)/ ニッセイ情報テクノロジー (株)/日東工業(株) /日本情報産業(株) (株) / ニデック/日本アイ・ビー・エ ム(株)/日本エムツーソフト (株) (株) / 日本公文教育 研究会/日本システム技術(株)/日本テレネット (株)/ネ ットワンシステムズ(株) (株) / ノエビアホールディング ス/(株) ノーチラス・テクノロジーズ/野村證券(株) (株) / 野村総合研究所 は パナソニック ソリューションテクノロジー (株)/パナ ソニックエクセルスタッフ (株)/阪神内燃機工業(株)/ (株) ビーエスピー/(株) ビーエスピーソリューションズ/(株) ビーコンI T/(株)BCN/(株) ビーティス/(株) 日立ソリュ ーションズ/(株) 日立ビルシステム/フォーディーネットワ ークス(株) (株) / ふくや/(株) フジシステムズ/(株) フ ジテレビジョン/(株) フジミック/(株) プラネット/ブリヂス トンソフトウェア(株)/ブレインセラーズ・ ドットコム(株)/ (株) ブロード/(株) プロキューブ/(株)平安閣/(株)放 送映画製作所 ま ミツイワ (株)/三菱UFJインフォメーションテクノロジ ー (株) (株) / 無限/(株) メイテツコム/(株)名鉄情報シ ステム/(株) メディセオ/森下ソフトプロデュース/ (株)/ユ や 山崎製パン(株)/株式会社(株)/ユニチカ ニチカ情報システム(株) (株) / ユニテックス/ ら ライズシステム(株) (株) / L I X I L(株) / リコー/リコー ITソリューションズ(株) (株) / リコージャパン/リコーテク ノシステムズ(株)/リコープロダクションプリントソリュー ションズ・ジャパン(株)/リゾートトラスト (株) (株) / リン クレア/レンゴー (株) Beacon Users' Group News ○ 2013.11.22 / No.44 3 研究グループ活動賞 【2013.3.8表彰】 東日本情報活用研究会 HTML5基礎 研究グループ 最優秀 活動賞 優秀 活動賞 (株) アーク情報システム (株) アイ・ユー・ケイ (株)岡村製作所 (株) システムエグゼ (株) システムフロンティア (株) ソフトウェア・パートナー 北川 真理 塩崎 良介 沖見 浩子 浜田 愛美 善村 隆史 鈴木 謙太 「どこまでいくのよHTML5 ∼進化し続けるWebアプリケーション∼」 第一生命情報システム (株) 久保田 洋進 東京システムハウス (株) 牛久 晋佑 (株) フジミック 石川 佑 (株)無限 岸本 督司 (株) ビーコンIT 小池 環 (株) ビーコンIT 田川 昂治 東日本情報活用研究会 データ・サイエンティスト 研究グループ (株) アーク情報システム 奥田 絋之 (株) NSP 吉田 幸弘 オリンパスシステムズ(株) 吉氏 啓二 カシオ情報サービス (株) 柏木 秀則 (株) システムフロンティア 菅原 伸枝 (株) システムフロンティア 向原 寛朗 (株) ビーコンIT 鈴木 雄介 (株) ビーコンIT 坪井 直子 東日本情報活用研究会 タブレットPCの企業導入 優秀 活動賞 優秀 活動賞 「夢のあるタブレットPCの使い方 ∼タブレットPCで企業を動かせ!∼」 いすゞシステムサービス (株) 河本 智詞 AJS(株) 長谷川 征一 エヌ・ティ・ティ・コムウェア(株) 長部 稔 (株) エムアンドシーシステム 竹内 はるみ MS&ADシステムズ(株) 工藤 理絵 (株) ソフトウェア・パートナー 秋元 健太 東亜建設工業(株) 山中 紀一 (株) 日立ビルシステム 田口 知子 (株) フジミック 大野 好章 (株) ビーコンIT 長門 貴志 (株) ビーコンIT 上田 真也 東日本情報活用研究会 企業導入におけるスマートデバイスの有効活用 出光興産(株) 藤平 紗織 (株) NSP 福元 理美 カシオ情報サービス (株) 鈴木 晴美 ケージー情報システム (株) 渡邉 智広 (株) ソフトウェア・パートナー 原 浩司 審査員 特別賞 審査員 特別賞 AGS(株) 加藤 雄介 (株) エス・エム・シー 高橋 健 (株) NSP 武田 圭一 エヌ・ティ・ティ・コムウェア(株)永井 淳志 (株)NTTデータCCS 福岡 卯胤 (株) システムフロンティア 田村 晃一 「HTML5の幻想を打ち砕け ∼実践!本当に役立つ機能∼」 京セラ (株) 関山 太朗 (株)CACオルビス 小谷 章 (株) ダイフク 室賀 洋介 南海マネジメントサービス (株) 鎌田 優子 ユニチカ情報システム (株) 南岡 卓弥 (株) リンクレア 上水流 一冴 (株) ビーコンIT 三木 朝広 (株) ビーコンIT 北方 一騎 中部システム運用研究会 システム運用におけるBCP対策 優秀事例発表賞 オープンリソース株式会社 4 Beacon Users' Group News ○ 2013.11.22 / No.44 「いま、会える顧客満足 ∼サブサービスで「もぅいろ2苦労バさせんZ」∼」 生活協同組合連合会コープネット事業連合 吉松 賢祐 (株)中央コンピュータシステム 飯高 健司 (株) 日立ビルシステム 鴨志田 美穂 (株) ビーエスピー 田中 康治 (株) ビーエスピー 児玉 亜希子 西日本情報活用研究会 次世代標準 HTML5 基礎 大同メタル工業(株) 嶺川 隆利 東邦ガス情報システム(株) 新美 克則 (株)豊通シスコム 長尾 敏幸 (株)平安閣 山腰 吉孝 「BYODとの上手な付き合い方 ∼やめられない!とまらない!私物活用! !∼」 T&D情報システム (株) 世古 裕紀 日軽情報システム (株) 上田 佑宜 (株) フジミック 川崎 力 (株) ビーコンIT 深町 明子 (株) ビーコンIT 大井 孝之 東日本システム運用研究会 システム運用における顧客満足度向上への取り組み 審査員 特別賞 「徹 底 解 剖!! データサイエンティスト」 「常識にとらわれないデータセンター ∼さらば地球よ、イスカンダルへ∼」 リゾートトラスト (株) 兼子 義将 リゾートトラスト (株) 佐原 守和 (株) ビーエスピー 高橋 栄 (株) ビーエスピー 石田 義徳 「NoSQLDBの高速性、ARTMANの持つ仮想領域 テクノロジーを活用した「大手量販店 単品マネジメント (移動平均原価管理)システム」事例紹介」 第30回Beaconユーザシンポジウムで優秀事例発表賞を受賞された オープンリソース株式会社 福本尚利 氏に、 シンポジウムの感想や お仕事のことなどをお聞きしました。 発表タイトル 第30回Beaconユーザシンポジウム優秀事例発表賞受賞 優秀事例発表賞受賞 NoSQLDBの高速性、 NoSQLDBの高速性 NoSQLDB 高速性、ARTMANの持つ仮想領域テクノロジーを活用した ARTMANの持つ仮想領域テ ARTMAN 仮想領域テクノロジーを活用 活用した 「大手量販店 (移動平均原価管理) 大手量販店 単品マネジメント 単品 (移動平均原価管理 移動平均原価管理)システム」 システ ステム」事例紹介 福本 尚利 氏 オープンリソース株式会社 マーケティングビジネス推進部 部長 事務局:ユーザシンポジウムでの事例発 表ありがとうございました。また、 優秀事例発表賞の受賞おめでと うございます。 福本氏:事例の発表だけだと思っていたの ですが、賞があるということを会場 で直前に聞きまして、 さらに、実際 に賞をいただいて正直びっくりしま した。 事務局:シンポジウムで発表してみていか がでしたか?また、受賞の感想もお 聞かせ下さい。 福本氏:今回作ったシステムではビーコン ITの『ARTMAN』を利用して、 今までと違う発想で『単品管理シ ステム』を構築しました。そのことを 人に伝えたいという想いがあり、 発 表すること自体はうれしかったです。 結果、 賞を取れたということは聞い ていただいた方々に「伝わった」 と いう思いで満足しています。 事務局:受賞した後の周囲の反応はいか がでしたか? 福本氏:受賞自体もそうですが、 会社として あまり事例発表をしたことがありま せんでした。その背景もあり、 今回 の事例が営業のドアノックツールと なり、私自身が営業から依頼を受 けて既存のお客様へ説明に伺う 機会が増えました。ある意味、営 業の起爆剤となっていると感じて います。 事務局:導入に至った背景、課題は何でし たか? 福本氏:従来、小売業における利益計算 の基本的な会計処理は売価還元 法で行われてきましたが、国際会 計基準の導入により、単品粗利に よる原価法で利益計算を行うこと が必要になったため、 新たにシステ ムを構築することになりました。 このシステムでは、 利益計算に適 している「移動平均法」の適用を 検討していましたが、 この計算法 は処理が煩雑であり、 計算処理に 必要な時間やデータベース容量を 予測することが難しいことが課題 でした。その単品管理システムの 中核となるデータベースを選定し ていくなかで『ARTMAN』の持 つ独自のデータ構造が今回の計 算処理を行う上で最適であったため、 採用することになりました。 事務局:今回のシステムを構築するにあ たって苦労した点をお聞かせくだ さい。 福本氏:製品の良さもあり、 構築にあたって の苦労はありませんでした。 しかし、 その当時は『ARTMAN』の導入 事例があまり無かったため、実現 可能なパフォーマンスを出すことが できるということを説得すための数 値をもって、周りの人を納得させる のに苦労しました 。 めに時間がかかっていた情報(重 点単品予実、52Wトレンド等) を、 タイムリーに提供することが可能 となり、 そこからマネジメントをして いくという機運が生まれたというの が大きい効果です。今後もいろい ろな使い方をしていけば効果も大 きくなっていくと思います。 事務局:今後の展望についてお聞かせく ださい。 福本氏:今回の単品マネジメントシステム というのを『ARTMAN』のうえで 汎用的に利用できるようにビーコ ンITと協力して世の中に展開し ていければと考えています。 事務局:最後に、ユーザ会へのご意見・ ご感想をお聞かせください。 福本氏:シンポジウムに正直こんなに多く の人が集まっていることに驚きまし た。若い人たちに交流の場や研 究をする場を与えているBeacon ユーザ会はすごいなと正直思い ます。是非、今後も継続していっ てください。 事務局:ありがとうございました。 事務局:導入の効果についてお聞かせく ださい。 福本氏:お客様において、今まで見えてい なかった情報(店別単品在庫、単 品別粗利等)および今まで見るた Beacon Users' Group News ○ 2013.11.22 / No.44 5 これまでの研究活動進捗とシンポジウムへ向けての取り組み 東日本地区 東日本情報活用研究会会長 東日本システム運用研究会会長 坂本 克也 (株)平安閣 中俣 幸二 (株)リコー ここからが本番です。今までの議論や研究調査 を集約させて自分たちの持ち味を十分に出してく ださい。どれだけ強い思いを持って臨んだのかが最 終的な形として現れます。チームメンバーの役割を 十分に発揮して頂いて、悔いのない活動にして頂 ければと思います。大津で逢いましょう! 研究会活動では各社の事例をはじめ、いろいろ なことを勉強し活発な意見交換を行い、最後には 自社や他社の方にも活用していただける研究成 果を残していただきたいと思います。どうか実りある 活動にするため、 シンポジウムに向けて協力し合い 悔いの残らないよう一緒に頑張りましょう。 東日本情報活用研究会副会長 東日本システム運用研究会副会長 遠藤 ひさよ MS&ADシステムズ(株) 穴太 隆 TIS(株) Beaconユーザー会歴10年。今年は東日本情 報活用研究会の副会長として、たくさんの方々と 交流でき、嬉しく思っています。シンポジウムに向け てこれからが勝負!リーダーを中心にグループでよく 話し合って悔いのない楽しい研究活動ができるよう、 我々もサポートしていきますので、頑張りましょう! ! 研究会活動は、普段の会社から出て、社外の 人達と議論し刺激し合いながら、目標を達成する 場所です。その中で、 メンバーがお互いが成長し ていく事が出来ます。みなさんには是非、活動の 中で積極的に動いて欲しいです。我々もサポート を惜しみません! 東日本情報活用研究会副会長 東日本システム運用研究会副会長 鈴木 暢 三菱UFJインフォメーションテクノロジー(株) 水沼 克江 第一生命情報システム(株) ユーザー会の研究活動は参加する個人にとって も送り出して頂いた企業にとっても未来への貴重 な投資だと考えます。投資いただいた時間で、個々 のテーマに対して研究メンバーが徹底的に取り組 めるように、 また充実した時間を過ごせたと思えるよ うに支援いたしますので、 よろしくお願いいたします。 これまでの運用からITサービスの提供によるビ ジネス貢献をテーマに、複数のチームが研究に取 り組んでいます。研究会での活動を通して、参加 メンバー全員が今後の業務に活かせる何かしらの 気づきと、自らがスキルアップするための課題を認 識できる活動となるよう期待しています。 中部地区 中部情報活用研究会会長 中部システム運用研究会会長 神野 嘉高 トヨタ情報システム愛知(株) 小林 浩一 (株)豊通シスコム 今年度の研究活動も、 シンポジウムに向けてい よいよ佳境を迎えている頃だと思います。研究が 思うように進まず苦しい思いをしているチームもあ るのではないでしょうか。その苦しみを乗り越えた 先には、何か得るものがあるはず。メンバー一丸と なって頑張ってください。 本研究会は、 「企業I Tを取り巻くセキュリティ環境」 と「オープンソース技術の活用」の現実的な課題 をテーマとして活動し、 どこまで実装すればセキュリ ティが十分なのか、 オープンソースの企業内利用 で運用上何が良くて、何が課題となるのかを研究 しています。 メンバーのみなさん頑張っていきましょう。 西日本情報活用研究会会長 西日本システム運用研究会会長 近藤 寿和 ユニチカ(株) 坂元 弘樹 (株)CACオルビス これまで研究グループには叱咤激励して参りました。 研究テーマ自体が挑戦的であるので、一方ならぬ苦 労を味わっていると思いますが、今の苦労は決して、 自社での仕事だけでは味わうことのできない経験と なり、今後の皆さんの大いなる糧となることでしょう。 悔いの残らないよう、共に精一杯頑張りましょう。 運用における3つの戦略、改善、人財を軸に研 究テーマを設け、 日本企業のITにおける攻守一体 となった運用の実現に向け、研究を行っています。 研究メンバーの創意工夫されている姿は、 とても素 晴らしいと感動しており、 これらの成果が発表され ることに今からワクワクし始めております。 西日本地区 西日本情報活用研究会副会長 西日本システム運用研究会副会長 前田 史朗 (株)西出自動車工作所 小池 慶治 (株)オージス総研 昨年度のシンポジウムにおいて、西日本の研究 グループは満足のできる結果ではなかったと感じて います。本年度は、IW04のパネルディスカッション も予定していることから、各研究グループと共に西 日本の存在感が示せるように、 メンバーをはじめ関 係者の皆さん一緒にがんばりましょう! 九州地区 夏合宿のスタートから、研究メンバーの皆さんと の情報交換や交流が深まり、 テーマの議論と仮説 検証のプロセスを経て、最高レベルの研究内容に なっていることと思います。3月のシンポジウムでは、 熱く語って・すばらしい発表をされ、研究者として充 実感と達成感を味わって下さい。 九州システム運用研究会会長 兼 九州情報活用研究会会長 入江 恵美子 TIS(株) 今年度の九州地区は、昨年に続き情報活用と システム運用研究の2グループで取り組んでいます。 業務が優先しメンバ全員集まる時間が取れない苦 労もありますが、研究活動を通じて活動成果をシン ポジウムでの発表という形にし、個人の成長に向 け取り組んでいくことを期待します。 6 Beacon Users' Group News ○ 2013.11.22 / No.44 2007年から5年間九州地区で幹事を務められておられま 「九電ビジ 今号では、 今号 2007年から5年間 年間九州地区 九州地区で幹事 幹事を務められておられました「九電 九電ビジ 栗田政倫様」 に幹事就任時のお気持ちや、 株式会社 政倫様」に幹事就任時 幹事就任時のお気持 気持ちや、 ネスソリューションズ株式会社 Beaconユーザ会に関してお話を伺いま した。 Beacon -Beaconユーザ会との出会いについてお聞 -Beaconユーザ会とはどういう存在だとお考 かせください えですか? バーには大きな経験となると考えます。 また、 Beaconユーザ会はその特徴としてベ ンダー色が少ないことです。そのため、 ベンダ 九州地区では、 1999年度に九州技術情報 ユーザ会は「他流試合」の場と言えます。 交換会が発足し、 情報交換活動を経て2004 特に若手メンバーにとっては、 様々な異業種の ーの製品、 サービスなどに特化した活動では 年度に研究会活動がスタートしております。弊 企業の人たちと研究グループ活動や情報交 なく、 IT分野全般にわたる新技術や共通課 社はその研究活動の初年度から参加してい 換を行うことで、 IT技術や関連能力を深めると 題への取り組みが可能であり、 よりユーザ視 ますが、私自身がユーザ会と関わったのは 共に、 業務やビジネスを行う上での視野やコミ 点での活動が可能だと考えます。 2007年度からです。 ュニケーション範囲の拡大に繋がると考えます。 なお、 九州地区では、 他の地区とは異なり、 研究メンバーの募集段階では、 具体的な研究 当時、 運用部門に所属しておりましたが、 運 テーマは立てておらず、各社の研究メンバー 用分野ではITILが着目され、 「攻めの運用」 -Beaconユーザ会に参加して企業としてプ をキーワードにしたベンダーの取り組みや同業 ラスになったことはありますか。 がキックオフ時点で、共通の取り組みや課題 他社の先進事例が新聞、雑誌等で多く採り 一つ目は、 研究活動を通じて若手メンバーの、 など意見を出し合い議論し、 各社共通課題の 上げられておりました。 新技術等の習得、 論文作成・プレゼン能力、 コミ テーマを選定のうえ研究を進めていくこととし 以前から、 運用部門は「縁の下の力持ち」 ュニケーション能力が向上できたと考えています。 ています。 的存在で、 上手くいって当たり前に思われてき また、ユーザ会の研究成果を社内の業務 たところがあり、社内においても運用部門の に適用することは難しい面があると思いますが、 -今後に期待することなどお聞かせください。 PRが難しかったように思います。 しかし、 ITIL 業務に対する意識、姿勢、 コミュニケーション 九州地区の研究活動についてですが、 九 の普及により、 運用部門の存在、 重要性が認 などの点でメンバーの成長を見ることが出来 州地区は他の地区と比べるとユーザ会会員 知され始め、 運用部門にとっては追い風を強 たと思っています。他の会社様でも同様の実 の規模が小さいです。 しかし、小規模なりの く感じていた頃でした。 感があるのではないでしょうか。 機動性のある活動ができるのも事実です。研 弊社においても、 ITILの浸透・活用などによ 二つ目は、他社との情報交流会を行うこと 究メンバーやコーディネーターの方には、 この る運用改善や人材育成を重要課題として取 が出来たことです。 利点をさらに追求し、 有意義な研究活動を行 り組んでいた関係で、 当時の担当営業から、 「他社のことを知り、 他社の方と友達になる」 って欲しいですね。一方で、 より多くの企業の 運用改善を始めとする様々な研究活動や情 ことも大切だと思います。特に運用部門では、 メンバーが参画し、活動を活性化させる必要 報交換、 若手の人材育成などを目的としたユ トラブル対応などに追われ、 自社・自部門の内 もあると思います。 ーザ会活動の紹介があり、 その存在を知るこ 部に日々の活動が制約されることが多くなりが Beaconユーザ会は、 その特色であるベン とが出来ました。 ちです。 しかし、 業務遂行にはより広い視野が ダー色の少ないユーザ会として今後も継続し 求められています。 て欲しいと思います。そのことが、 ユーザ会の -幹事に就任されたときのお気持ちをお聞か ユーザ会での名刺交換等で知りえた方々 更なる活性化にも繋がると考えています。 せください を始め、 BIT・BSP社や社内関係者の協力に 最後に、 ユーザ会事務局を始め関係者の方々 前述のようなユーザ会との出会いの後、 幹 より、 地場企業や全国の同業他社などとの情 には大変お世話になり、何とか幹事を5年間 事としては2007年度から2011年度までの5年 報交換会を開催し、 日常の業務課題や今後 務めさせていただきました。今では良い経験と 間務めました。幹事については、ユーザ会そ の動向などについて情報収集やベンチマーク なり、 私自身の成長にも繋がったと思っています。 のものを全く知らなかったため、 弊社内の上長 を行うことができました。 とになりましたが、 今思えば担当営業の作戦に 今後もユーザ会が発展することを願っており ます。 を始めいろいろな方に相談のうえ引き受けるこ -5年間幹事をされて感じられたことをお聞か はまった感もあるのかなあと思っています(笑)。 せください。 初めて参加した第25回Beaconユーザシン 研究会活動においては、新技術等の探求 ポジウムでは、全国規模での異業種・異世代 はもちろん、 社内では経験の出来ない異業種 の方々が大勢集まり、多くのユ−ザ事例や研 のメンバーとの議論を行います。さらには、議 究成果発表などのプログラムが企画運営され 論の後の懇親会も多く行われ、 テーマについ ておりました。情報の収集・交換、 人脈形成の て語り合い、 また社内業務やプライベート等に 場としても有意義であると実感したと同時に、 ついても、 多いに語り合える場であるのがユー 幹事の役割の重要性についても認識させら ザ会ではないでしょうか。様々な企業の管理 れました。 職の方から「若手社員を職場のチームや組 就任当初は、 初めての経験で役割もよく分 織に貢献できる人材に早く育てたい」 といった からなかったことから、 イベントの都度、 試行錯 悩みを聞くことがあります。ユーザ会研究活 誤でした。関係者の方々にはご迷惑をお掛け 動などへの参画はこの解決策として有効と考 した点が多々あったのではと思っています。 えます。先程も述べましたが、 他流試合はメン Beacon Users' Group News ○ 2013.11.22 / No.44 7 【平成25年度のBeaconユーザ会役員の方々をご紹介します】 会 長 坪井 祐司 (株) LIXIL 平素はユーザ会活動にご協力いただき、 誠に有り難うございます。 当ユーザ会は、 さまざまな業種、 さまざまなI T環境のメンバーが集まる人脈形成の場 であり、 また、他のユーザ会と異なる大きな 特徴として、 1年を通した研究会活動によ る 技術力向上をテーマにした活動を中心 としていることがあげられます。 副会長 異業種交流の場としてだけでなく、人材 伊藤 春男 育成の場としても活用していただけます。 皆様の積極的なご参加をお待ちしています。 (株)フジテレビジョン 幹 事 幹 事 幹 事 白石 兼康 四ヶ浦 明夫 駒澤 正樹 (株)日立ビルシステム 伊藤忠テクノソリューションズ(株) サッポログループマネジメント(株) 幹 事 幹 事 会計幹事 幹 事 幹 事 幹 事 東野 彰 新保 尚二 安藤 文博 原 佳子 戌亥 稔 古川 章浩 (株)オージス総研 (株)メイテツコム 山崎製パン(株) ソニー生命保険(株) (株)ビーコンIT 西日本地区代表幹事 中部地区代表幹事 (株)ビーエスピー 九州地区代表幹事 (敬称略) Beaconユーザシンポジウム を以下の通り開催いたします。 多くの皆様のご参加をお待ちしております。 開催期間:2014年3月6日(Thu)-8日(Sat)2泊3日 会 場:大津プリンスホテル コンベンションホール「淡海」 〒520-8520 滋賀県大津市におの浜4-7-7 Phone:077-521-1111 参 加 費:ユーザ会会員 ¥45,000-/名 ユーザ会非会員 ¥65,000-/名 *アーリーバード (2014年1月31日までにお申込みの場合) は5,000円をディスカウントいたします。 *シングルルームをご希望の場合は上記金額に¥10,000/2泊が加算されます。 *参加費には、宿泊費、第1日目の夕食∼第3日目の朝食および各セッションの発表資料が含まれております。 Beaconユーザ会入会のご案内 非会員の 皆様へ BSP/ BeaconITグループが提供するソフトウェア・プロダクトおよびサービスを利用している 企業・団体ならば随時入会できます。年会費は¥30,000-/社です。 (期間:1月∼12月) ユーザ会が提供する活動での会合費は基本的にはかかりません。 入会の手続きに関しましては、Beaconユーザ会事務局までお問い合わせください。 Beaconユーザ会ニュース No.44 発行日:平成25年11月22日 編集発行:Beaconユーザ会事務局 〒108-6029 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟29階 株式会社ビーエスピー内 Phone:03-5463-6412 FAX:03-5463-6392 E-Mail:usergrp@bsp.co.jp URL:http://www.beaconuser.jp/ 8 Beacon Users' Group News ○ 2013.11.22 / No.44
© Copyright 2024 Paperzz