Dr. Rachel Yodkowsky, Mr. Bob Kiser

October 16-21, 2007
臨床技能教育
INSTRUCTION & ASSESSMENT
今回は、臨床技能の
指導と評価に焦点を
当てたプログラムで
す。 卒業時、USMLE
Step2CSに準じた
OSCEを企画するため
の WSをはじめとし
て、Dr. Yudkowskyと UICで模擬患者、ト
レーナーとして活躍
中のMr. Kiser らが指
導いたします。
イリノイ大学シカゴ校ー千葉大学
教育改善のためのワークショップ
Rachel Yudkowsky, MD, MHPE
イリノイ大学シカゴ校医学部 Clinical Performance Center, 医学教育学講座
Bob Kiser, BA (Standardized Patient, Coordinator/Trainer)
イリノイ大学シカゴ校医学部 Clinical Performance Center
Masami Tagawa, MD, PhD, MHPE
千葉大学医学部 医学教育研究室
No. 1
No. 2
No. 3
Case Presentation
How to Teach and
Guidelines for Faculty Assess Physical
and Students
Exam Skills
Using SPs and Simulation to Assess
Clinical Skills
10月16日(火)
17:00∼19:00
対象:教員 学生
10月21日(日)
9:30∼16:30
対象: 教員
10月18日(木)
15:00∼18:00
対象:教員
主催:千葉大学大学院医学研究院・医学部 後援:日本医学教育学会(No.2および3)
申込:千葉大学医学部医学教育研究室 igakukyoiku@gmail.com TEL 043-226-2562
イリノイ大学シカゴ校ー千葉大学 教育改善のためのワークショップ 2007
UIC COMCU October 16-21, 2007
臨床技能教育
Instruction & Assessment
イリノイ大学シカゴ校-千葉大学 教育改善のためのワークショップ
今回のWSシリーズのねらい
教育理論を理解し、それぞれの教育現場で応用で
医学教育では教育のアウトカムに着目した教育を
きる能力の修得をめざしたプログラムです。
行うことが重要であるという認識が定着していま
「アメリカの医学教育を日本に持ち込むには無理
す。アウトカム基盤型教育の柱は、臨床能力を学
がある」という主張を耳にすることがあります。
習到達目標に掲げ、指導し、その学習成果アウト
どのようなアウトカムを到達すべき目標と掲げる
カムを測定することです。医療という制約の中
かは、日本の教育、個々の医学部で我々が決める
で、現場で発揮できる能力を指導し、その能力を
べき事柄です。私たちがめざす教育を実施するに
適切に評価し判定しなければならないという必要
あたり、教育の理念やそこで用いる指導や評価の
性から、模擬患者やシミュレーターを用いた実技
方法は、背景や内容を熟知し、吟味して、優れた
指導とOSCEによる評価が普及してきました。
ものをそれぞれの教育場面に応用して取り入れる
今回のワークショップでは、教員はどのように学
ことが肝心です。今回のWS No. 3では、OSCEの教
生を指導するべきか、学生はどのように学習する
育学的背景とアメリカのUSMLE Step 2CSとイリノ
かについて、1)学生が行う症例提示による学
イ大学で4年に実施しているOSCEを、指導者と
習、2)指導医と模擬患者が指導する全身の身体
アメリカ人模擬患者により紹介し、さらに日本の
診察技法、3)卒業時あるいは医師資格試験での
症例でのステーションも提示予定です。参加され
実技試験の計画と実施、という3つの異なる場面
る皆様のご意見を伺えればと思っております。
医学教育研究室 田邊 政裕
をテーマとして学びます。教員はその背景にある
Instructor紹介
Bob Kiser, BA
Rachel Yudkowsky, MD MHPE
Clinical Performance Center の模擬患者、Coordina-
イリノイ大学シカゴ校医学部のClinical Perform-
tor, Trainer として活躍しています。WSでは身体診
ance CenterのDirectorであり、Department of
察を指導できる模擬患者としてデモンストレー
Medical EducationのAssistant Professor として、学
ションをしていただきます。
生教育、指導者養成教育、研究に携わっていま
Masami Tagawa, MD PhD MHPE
す。
千葉大学医学部医学教育研究室 副室長
Dr. Rachel Yudkowsky(左)とMr.
Bob Kiser(右)
それぞれ、イリノイ
大学シカゴ校医学部
のClinical Performance Centerの
Director、模擬患者/
Coordinator/Trainerと
して、臨床実技教育
の指導と評価にあた
られています。
イリノイ大学シカゴ校ー千葉大学 教育改善のためのワークショップ 2007
UIC COMCU October 16-21, 2007
No. 1
No. 2
No. 3
Case Presentation
Guidelines for Faculty
and Students
How to Teach and Assess Physical Exam
Skills
Using SPs and Simulation to Assess Clinical
Skills
教員と学生のための症例提示ガイド
ライン
身体診察技能の指導と評価
模擬患者とシミュレーターを用いた
臨床技能評価
10月16日(火)17:00∼19:00
附属病院看護研修室
附属病院3階 第1講堂
(申込者に別途ご案内します)
対象:教員、学生
対象:教員
10月18日(木)15:00∼18:00
参加費:1,000円
10月21日(日)9:30∼16:30
附属病院3階 第3講堂
対象:教員
参加費:5,000円 By Dr. Rachel Yudkowsky
This workshop introduces two frameworks for patient presentations and
demonstrates how to facilitate learning
and promote clinical reasoning by using
these frameworks.
By Dr. Rachel Yudkowsky, Mr. Bob Kiser
学習を促し臨床推論を向上させる方法
A description of how we teach and
assess the Head-to-Toe (HTT) physical exam at UIC using faculty workshops, Patient Instructors, an assessment checklist, textbook, and video of a
full HTT exam. A UIC HTT Patient
Instructor will provide a demonstration.
をデモンストレーションします。
「頭からつま先までの身体診察」を イ
このワークショップは、症例提示の構
造を紹介し、それを用いることにより
リノイ大学シカゴ校UICで、どのように
Objectives: At the conclusion of the
ワークショップ、患者指導者、評価表、
workshop faculty will be able to
教科書ビデオを用いて指導し、評価して
• Help the student formulate and think
いるかを紹介します。UICの患者指導者
through a clinical problem
(身体診察の学生指導ができる模擬患
• Assist the student to analyze his/her
own thinking and identify learning 者)がデモンストレーションをします。
needs
Objectives: At the conclusion of the
• Individualize teaching to address the workshop, faculty participants will be
specific needs and developmental able to
level of the student
• Analyze critical issues in physical
exam instruction and assessment
By Dr. Rachel Yudkowsky, Mr. Bob Kiser,
Dr. Masami Tagawa
This workshop will provide faculty
with the conceptual and practical background needed to develop and implement performance tests of clinical
skills. The USMLE Step 2CS and
the UIC-COM M4 clinical skills
exam will be used as case examples.
Faculty will have the opportunity to
assess their own students as they encounter standardized patients in a demonstration event.
このワークショップでは、臨床技能の
実技試験を計画、実地するために必要
な概念及び実践のバックグランドを修
得します.USMLE Step 2CSとイリノイ大学
4年の臨床技能試験を例示します(日本
語での症例も提示いたします)。参加
した教員は、学生が模擬患者の診療す
る場面を評価する経験をします。
• Teach Patient Instructors how to perform and assess a physical exam ma- Objectives: At the conclusion of the
workshop faculty participants will be
neuver
able to
• Develop an instructional program to
• Justify the use of (simulation based)
teach physical examination skills
performance tests for clinical skills
• Design an assessment of physical
• Analyze issues of validity and reliabilexamination skills
ity in performance tests
• Use a blueprint to design an objective
structured clinical skills exam (OSCE)
• Select methods for assessing SP encounters
• Evaluate different scoring, feedback
and reporting options for an OSCE
イリノイ大学シカゴ校ー千葉大学 教育改善のためのワークショップ 2007
UIC COMCU October 16-21 2007
申込・問合せ
参加希望の方は、e-mail で、
申込プログラムNo、氏名(漢字、ふりがな、英語標
記)、所属(漢字、ふりがな、英語標記)、連絡先
住所、電話
を明記の上、千葉大学医学部医学教育研究室
igakukyoiku@gmail.com までお申し込みください。
締切: No.1~3ともに 10月12日(金)
応募者多数の場合は御所属を考慮の上、先着順とさ
せていただきます。
内容、その他に関するお問合せ
千葉大学医学部医学教育研究室 田川 まさみ
masami@faculty.chiba-u.jp
〠260-8670 千葉市中央区亥鼻1-8-1 電話 043-226-2562
主催 千葉大学大学院医学研究院
千葉大学大学院
医学研究院
後援 日本医学教育学会 (No.2および3)
附属病院3階
第3講堂
亥鼻キャンパスへのアクセスは http://www.chiba-u.ac.jp/general/about/map/route.html ご参照ください。
附属病院へのアクセスは http://www.ho.chiba-u.ac.jp./access.html ご参照ください。
イリノイ大学シカゴ校ー千葉大学 教育改善のためのワークショップ 2007