Yahoo! MOBILE INSIGHT 「Yahoo! MOBILE INSIGHT 利用約款 利用約款」 (以下「本約款」という)は、ヤフー株式会社(以下「ヤフー」 という)と、本約款の定めに基づき本件サービス(第 1 条第 1 号に定義)の利用を申込んだ者(以下「申 込者」という)との間で適用される。 第1条 (定義等) 本約款において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ各号に定めるところによる。 (1) 「本件サービス」とは、ヤフーが「Yahoo! MOBILE INSIGHT」の名称で提供する、次に定 める機能の全部または一部を有するアプリケーション向けトラッキングツール(別途定めが ない限り、本件 SDK 等(第 4 号に定義)および本件ツール(第 5 号に定義)を含む)を利 用できるサービスをいう。 i. トラッキング/アナリティクス機能 本件取得情報(第 8 号に定義)を用いた、本件アプリ(第 3 号に定義)のインストール、 起動の流入経路、本件アプリ内のユーザーの行動履歴その他のヤフーが指定する情報に関 するレポート作成・閲覧機能およびデータ連携機能その他のヤフーが指定する機能 ii. オーディエンス機能 本件取得情報を用いた、申込者向けにカスタマイズされたデータを抽出できる機能その他 のヤフーが指定する機能 iii. 前各号の機能に関連してヤフーが任意に追加する機能 (2) 「利用者」とは、次に定めるいずれかの者をいう。 i. 第 4 条第 1 項に従い、申込者が本件サービスを自らのために利用する場合は、申込者本人 ii. 第 4 条第 2 項に従い、申込者が第三者のために本件サービスを利用し、または第三者に本 件サービスを利用させる場合は、当該第三者(以下「申込者顧客」という) (3) 「本件アプリ」とは、OS(Operating System)上で作動する利用者の各アプリケーションで あり、本件サービスの利用対象として、申込者が本件ツールを利用して設定するものをいう。 (4) 「本件 SDK 等」とは、ヤフーが申込者に提供し、当該提供を受けた申込者または申込者顧 客が自らの本件アプリ毎に設定する SDK その他の、本件サービスを利用するにあたり、申 込者もしくは申込者顧客またはヤフーの事前承諾を得た利用者の提携先事業者等の第三者 が設定を行う、ヤフーが提供する各種機能をいう。 (5) 「本件ツール」とは、申込者が、本件サービスを利用するためのツール(管理画面等)をい う。 (6) 「本件ツール管理代行者」とは、申込者の責任と費用により、申込者から本件ツールの管理 および操作等の代行業務を受託し、申込者に代わって、本件ツールの管理および操作等を行 う者をいう。 (7) 「ユーザー」とは、使用端末機器を問わず、インターネットその他の通信手段を通じてウェ ブサイトやアプリケーションを利用する者をいう。 (8) 「本件取得情報」とは、本件 SDK 等を通じて取得できるすべての情報をいう。 (9) 「指定情報」とは、本件取得情報のうち、個人を特定できる情報その他ヤフーが別途導入手 順書等で指定する情報をいう。 (10) 「本件レポート等」とは、第 1 号ⅰおよび ii のレポートの総称をいう。 (11) 「セグメント」とは、本件ツールを利用し、本件取得情報を用い、かつ一定の条件を設定し て本件アプリ内のユーザーに関する広告識別子を抽出した場合の抽出結果たる広告識別子 のリストをいう。 cf-マーケ-89-3 第2条 1. (本契約の成立と内容) 申込者が、本約款に同意のうえで、所定の申込画面より必要事項を記入のうえ、本件サービスの利 用を申込み、ヤフーが承諾した時点で、本約款に定める内容で申込者とヤフーとの間で本件サービ スの利用に関する契約(以下「本契約」という)が成立する。 2. 申込者は、前項の申込画面により申込む者が、申込者として本契約を締結する権限を有することを ヤフーに保証するものとする。 3. ヤフーが第 1 項の申込画面に記入された項目を確認し、本件ツールの利用開始設定を完了したこと をもって第 1 項に定めるヤフーの承諾がなされたものとする。 第3条 1. (ID の取得等) 申込者が法人の場合、申込者は本契約の申込みにあたり、ヤフーが Yahoo! JAPAN ビジネス ID 利 用規約(https://login.bizmanager.yahoo.co.jp/info/guidelines)に基づき付与する Yahoo! JAPAN ビジネ ス ID(以下「BID」という)を取得し、本契約の有効期間中、これを維持するものとする。 2. 申込者が個人の場合、申込者は本契約の申込みにあたり、ヤフーが Yahoo! JAPAN 利用規約 (http://docs.yahoo.co.jp/docs/info/terms/)に基づき付与する Yahoo! JAPAN ID(以下「YID」という) を取得し、本契約の有効期間中、これを維持するものとする。 第4条 1. (本件サービスの利用) 申込者が本件サービスを自らのために利用する場合、申込者は、本契約の条件に従い、本件サービ スを利用することができる。 2. 申込者が申込者顧客のために本件サービスを利用し、または申込者顧客に本件サービスを利用させ る場合、申込者は、本件サービスの利用条件、ヤフーの責任の範囲その他本約款の内容を当該申込 者顧客に承諾させ、遵守させるものとし、当該申込者顧客による本件サービスの利用につき、本契 約上の一切の責任を負うものとする。 3. 申込者が個人の場合、申込者は YID を保有する個人たる他の第三者に対し、申込者が設定する権限 に応じた範囲において本件サービスの利用(当該本件サービスの利用に必要な範囲における本件ツ ールの利用を含む。以下本項において同じ)をさせることができ、当社は当該第三者による本件サ ービスの利用を申込者本人による利用とみなすものとする。申込者が当該第三者に本件サービスを 利用させる場合、申込者は、本件サービスの利用条件、ヤフーの責任の範囲その他本約款の内容を 当該第三者に承諾させ、遵守させるものとし、当該第三者による本件サービスの利用につき、本契 約上の一切の責任を負うものとする。 4. ヤフーは、第三者が提供するサービスを本件サービスの一部として提供する場合があるものとする。 この場合、申込者は、当該第三者が定める最新のサービス利用条件を遵守し、また申込者顧客に遵 守させるものとする。 第5条 1. (本件ツールの利用) 申込者は、本件ツールを利用して、ヤフーが指定する方法に従い、本件サービスの利用設定、変更、 停止等を行うものとする。 2. 申込者が、第三者に本件ツールの管理および操作等の代行業務を委託する場合、申込者は、本件サ ービスの利用条件、ヤフーの責任の範囲その他本約款の内容を本件ツール管理代行者に承諾させ、 遵守させるものとし、当該本件ツール管理代行者による本件サービスの利用につき、本契約上の一 切の責任を負うものとする。 cf-マーケ-89-3 第6条 (対価等) 1. 本件サービスの利用の対価は、ヤフーが別途指定する料金表の通りとする。 2. 前項の対価の支払方法は以下の通りとする。 (1) ヤフーは、毎月末日締めで、本件サービスの利用料金を算定する。 (2) 申込者は、毎月末日締めで、本件サービスの利用料金ならびにこれに対する消費税および地方 消費税を加算した金額を、次の決済方法でヤフーに支払うものとする。なお、振込手数料は、 申込者の負担とする。 ・クレジットカード決済 申込者は、本件サービスの利用料金ならびにこれに対する消費税および地方消費税を加算し た金額を支払うものとする。なお、引き落としの期日は、申込者の指定するクレジットカー ド会社の規約に準ずるものとする。 3. 申込者は、本件サービスを利用しまたは申込者顧客に利用させるために必要となる費用(通信費や 利用環境の調達にかかる費用を含む)その他一切の費用を負担する。 4. 申込者は、第 1 項に定める対価を支払わない場合、ヤフーに対し、実際の支払日まで、その日数に 応じて年利 14.6%の遅延損害金を支払うものとする。 第7条 (知的財産権等) 申込者は、本契約を締結することによって、ヤフーに帰属しまたはヤフーが許諾を得ている本件サ ービスにかかるいかなる権利も、申込者、申込者顧客その他本契約に基づき本件サービスを利用す る第三者に譲渡するものではないことを確認する。 第8条 1. (本件取得情報等) 本件取得情報は、ヤフーおよび申込者間では、申込者に帰属するものとする。なお、申込者および 申込者顧客間では、両者間の約定に従い別段の定めがある場合はそれに従う。申込者は、自らのプ ライバシーポリシーに基づき当該情報を取得し、当該プライバシーポリシーに定める目的の範囲内 に限って、これを取扱うものとする。 2. 申込者がオープンプラン(ヤフーが別途定める料金表に記載)を利用する場合、本件取得情報は、 指定情報を除き、ヤフーおよび申込者間では、前項に加え、ヤフーにも帰属するものとする。この 場合、ヤフーは、自らのプライバシーポリシーに基づき当該情報を取得し、当該プライバシーポリ シーに定める目的の範囲内に限って、これを取扱うものとする。 3. 申込者は、本件サービスの利用期間中、本件アプリのダウンロードページ、本件アプリ内の利用規 約等のヤフーが指定する場所に、ヤフーが別途定める文言等を明記するものとする。 第9条 1. (データ連携機能) 申込者が第 1 条第 1 号ⅰのデータ連携機能の利用を希望する場合、ヤフーは、当該申込者のために、 別途特定する広告配信事業者等(以下「連携対象事業者」という)に対し、本件取得情報のうち、 一部のデータを送付するものとする。連携対象事業者の該当要件、連携対象事業者の特定手続きお よび連携対象事業者に送付されるデータの範囲等については、別途ヤフーが指定する条件に従うも のとする。 2. 申込者がデータ連携機能を利用するに当たり、連携対象事業者が定める利用条件がある場合には、 申込者は、当該利用条件を遵守し、また申込者顧客に遵守させるものとする。また、申込者は、デ ータ連携機能を利用することまたは申込者顧客に当該機能を利用させることにより、申込者、申込 者顧客またはヤフーと、連携対象事業者その他第三者との間において紛争が生じたときは、当該紛 争がヤフーの責に帰すべき事由に起因する場合を除き、本契約の有効期間中はもとより終了後に発 cf-マーケ-89-3 生したものであっても、自己の責任と費用でこれを解決するものとし、ヤフーが損害を被った場合 は、これを補償する。 第10条 (オーディエンス機能) 申込者が第 1 条第 1 号ⅱのオーディエンス機能を利用する場合、申込者は、セグメントの利用先を 広告識別子のオプトアウトが実装されている広告配信事業者等に限定するものとし、申込者の責任 と費用でこれを確認するものとする。 第11条 1. (バージョンアップ) ヤフーが本件サービスの現在のバージョンに大幅な修正を行う場合(以下「バージョンアップ」と いう)、ヤフーは、緊急を要するバージョンアップその他事前の告知が不可能な場合を除き、申込 者に対し、事前に告知(ヤフーのウェブサイト上または本件ツール内での表示を含む)する。 2. 本件 SDK 等の設定のやり直しを含め、本件サービスのバージョンアップに伴う対応および当該対 応に要する費用は、申込者の責任および負担とする。 第12条 1. (遵守事項) 申込者は、申込者が本件サービスを利用する場合、次の各号に定める事項を遵守するものとし、ま た、申込者顧客のために本件サービスを利用し、または申込者顧客に利用させる場合、申込者顧客 に次の各号に定める事項を遵守させるものとする。 (1) Yahoo! JAPAN ビジネス ID 利用規約(申込者が法人の場合) 、Yahoo! JAPAN 利用規約(申込者 が個人の場合)、本約款、その他ヤフーが定める本件サービスの利用条件を遵守すること (2) 本件アプリに関する OS(Operating System)が定める広告識別子に関する利用条件を遵守する こと (3) 本件 SDK 等の設定ならびに本件取得情報および本件サービスの利用に際して、個人情報保護 法その他の法令を遵守し、第三者の個人情報、プライバシー、人格権等を不当に侵害しないこ と (4) 本件サービスを利用する目的以外で本件ツールおよび本件 SDK 等を利用しないこと (5) ヤフーの指定する方法にて本件 SDK 等を設定すること (6) 本件アプリその他のヤフーの指定する対象以外に本件 SDK 等を設定しないこと (7) 本件サービスの提供または本件 SDK 等の動作を阻害する一切の行為(本件 SDK 等の変更、リ バースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル、動作を阻害する装置の使用、技術を コピーするための行為等を含む)を行わないこと (8) 本件サービスまたは本件 SDK 等に付された著作権表示その他ヤフーが指定する表示を削除、 変更しないこと (9) 本約款に反する態様、商業上不合理な態様その他ヤフー独自の判断により不適当とみなした態 様で本件サービスを利用しないこと (10) ヤフーの書面による承諾を得ずに、ヤフーの会社名、商標、ロゴ、サービスマーク等を利用し ないこと (11) 本件アプリは、主として日本の市場向けのアプリに限定すること(ただし、ヤフーが別途書面 により認める場合はこの限りでない) (12) 本件 SDK 等を通じて個人を特定できる情報その他ヤフーが指定する情報を取得・収集・保管 せず、また、当該情報をヤフーに取得させず、預託しないこと (13) 本件サービスを、本件サービスと競合するサービスの開発、改善等のために利用しないこと (14) 本件レポート等を、申込者顧客以外の第三者(本件アプリに関する運用に必要不可欠な場合ま cf-マーケ-89-3 たはヤフーが別途書面により認める場合を除く)に開示、提供、漏洩し、また本契約の目的外 に利用しないこと (15) 別途ヤフーが定める仕様を遵守すること 2. ヤフーが指示した場合、申込者は、本件 SDK 等の設定を中止しまたは申込者顧客に中止させ、ま た、本件サービスの利用を直ちに中止しまたは申込者顧客に中止させるものとする。 第13条 (申込者による補償) 申込者は、本件サービスを利用することまたは申込者顧客に本件サービスを利用させることにより、 申込者、申込者顧客またはヤフーと、第三者との間において紛争が生じたときは、当該紛争がヤフ ーの責に帰すべき事由に起因する場合を除き、本契約の有効期間中はもとより終了後に発生したも のであっても、自己の責任と費用でこれを解決するものとし、ヤフーが損害を被った場合は、これ を補償する。 第14条 1. (無保証) 本件サービスは、ヤフーがその提供時において保有する状態で提供するものであり、ヤフーは、本 件サービスのエラー、バグ、論理的誤り、不具合、中断その他の瑕疵がないこと(本件サービスを 広告の管理・運用・掲載または効果測定等の目的で使用する場合には、広告が掲載・配信されない、 広告効果の十分な測定ができない等を含むが、これらに限られない)、申込者または申込者顧客が 予定している目的への適合性および有用性(有益性)、セキュリティー、権限ならびに非侵害性に ついて一切保証せず、本件サービスの修正または改良義務を負わないものとする。 2. ヤフーは、本件サービスに関して、ヤフーの裁量により、サポート、コメント、ノウハウまたは助 言(ヤフーのウェブサイト上での掲載、その他方法の如何を問わない)を提供することがあり、こ れらの提供について前項に定める事項を保証しないものとする。 第15条 1. (本件サービスの中止) ヤフーは、本件サービスの全部または一部を任意に中止することができる。また、ヤフーは、本件 SDK 等の変更を行うことができる。 2. 前項の中止または本件 SDK 等の変更の結果、申込者または申込者顧客に損害が発生した場合であ っても、ヤフーは一切責任を負わないものとする。 第16条 1. (責任の制限) ヤフーは、ヤフーの故意または重過失による場合を除き、本件サービスの利用または利用不能、そ の他本契約に関連して申込者または申込者顧客に生じた一切の損害について一切責任を負わない ものとする。 2. ヤフーは、申込者または申込者顧客に対して、特別な事情により生じた損害、逸失利益、申込者ま たは申込者顧客において代替のトラッキングサービス等を利用するために要した費用、データの喪 失に伴う損害について、一切責任を負わないものとする(事前に当該損害が発生するおそれがある 旨を申込者または申込者顧客から通知されていた場合でも同様とする)。 第17条 (不可抗力免責) 天災地変、戦争、内乱、暴動、停電、通信設備の事故、通信事業者の役務提供の停止または緊急メ ンテナンスの実施、内外法令の制定・改廃、公権力による命令・処分・指導その他ヤフーの責に帰 することのできない事由により本契約の全部または一部を履行できなかった場合、ヤフーはその履 cf-マーケ-89-3 行できなかった範囲で責任を負わず、本契約上の義務を免除される。 第18条 (権利義務等の譲渡禁止) 申込者は、ヤフーの書面による事前の承諾のない限り、本契約上の地位および本契約によって生じ る権利義務の全部または一部を第三者に譲渡し、または担保に供してはならない。 第19条 1. (秘密保持) 申込者およびヤフーは、本契約締結の事実および内容ならびに本契約の履行および締結までの交渉 等を通じて知り得た相手方の営業秘密(不正競争防止法第 2 条第 6 項に定めるものであって、開示 にあたり相手方が秘密である旨を示したものに限り、以下「秘密情報」という)を、本契約の有効 期間中および本契約終了後 2 年間、相手方の書面による事前の承諾のない限り、第三者に開示、提 供、漏洩し、また本契約の目的外に利用してはならない。ただし、法令に基づく開示義務に従い、 公的機関からの開示の請求に応じる場合は、相手方にその旨を通知したうえで、当該情報を開示す ることができる。 2. 前項の定めにかかわらず、ヤフーが開示する本件サービスに関する情報で、公表されていないもの (開示の方式を問わない)は、秘密情報とする。 3. 前二項の定めにかかわらず、次に掲げる情報は秘密情報に含まない。 (1) 開示の時点で既に被開示者が保有していた情報 (2) 開示の時点で公知の情報 (3) 開示後に被開示者の責に帰すべき事由によらずに公知となった情報 (4) 相手方から開示された情報によらず、被開示者が独自に開発した情報 4. 申込者およびヤフーは、相手方から開示を受けた秘密情報を、本契約の目的遂行に必要な範囲に限 り、役員および従業員に開示することができるほか、弁護士または税理士などの職務上守秘義務を 負う第三者に対して開示することができる。また、申込者が第 4 条第 2 項の定めに従い、本件サー ビスを申込者顧客に利用させる場合、申込者は、本件サービスの利用実績および効果を報告する目 的に限り、本件ツールを通してヤフーから提供された本件 SDK 等の設定状況、稼働状況等の情報 を申込者顧客および第 4 条第 3 項に基づき権限を設定した第三者に開示することができる。ただし、 第三者に情報を開示する当事者は、当該第三者に本契約と同等の秘密保持義務を遵守させなければ ならず、また当該第三者による秘密情報の取扱いについて一切の責任を負う。 5. 申込者が、本契約締結の事実、本契約の目的を遂行している事実またはその結果を公表する場合、 内容、時期および方法についてヤフーの書面による事前の同意を得なければならない。 6. ヤフーは、自らの裁量で、前項の事実および結果を公表することができる。 第20条 1. (本契約の終了) 申込者およびヤフーは、本契約の終了期限を定めないものとし、相互に相手方への第 25 条の定め に従った通知をもって、直ちに本契約を終了することができるものとする。 2. 本契約の終了時に未履行の債務がある場合には、当該債務の履行が完了するまで、なお本契約の各 条項が適用される。 第21条 1. (反社会的勢力の排除) ヤフーは、申込者または申込者顧客が反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力団準構成員、暴力団 関係企業、総会屋、社会運動標榜ゴロ、政治活動標榜ゴロ、特殊知能暴力集団およびこれらに準じ るものをいう。以下同じ)であることまたは反社会的勢力と関与したことが判明した場合、何らの 事前の通知、催告なしに、直ちに本契約を含む申込者とのすべての契約の全部または一部につき、 cf-マーケ-89-3 何らの責任を負うことなく、その債務の履行を停止し、または解除することができる。 (1) 当事者 (2) 当事者の特別利害関係者(役員、その配偶者および二親等内の血族、これらの者により議決権 の過半数が所有されている会社ならびに関係会社およびその役員をいう) (3) 当事者の重要な使用人 (4) 当事者の主要な株主または主要な取引先 (5) 前各号に掲げる者のほか、当事者の経営を実質的に支配している者 2. 申込者または申込者顧客が前項に該当する場合、申込者は、ヤフーに対するすべての債務(本契約 による債務に限定されない)について、当然に期限の利益を失い、直ちに債務全額を現金にてヤフ ーに支払わなければならない。 3. 本条に基づく契約の解除は、申込者に対する損害賠償の請求を妨げない。 第22条 1. (本契約の解除) ヤフーは、申込者または申込者顧客が次の各号の一に該当する場合、何らの事前の通知、催告なし に直ちに本契約の全部または一部につき、何ら責任を負うことなく、その債務の履行を停止し、ま たは解除することができる。 (1) 第 12 条の定めに違反したとき (2) 前号のほか、本契約に違反し、またはヤフーに対する債務の全部もしくは一部を履行せず、ヤ フーが相当の期間を定めて催告したにもかかわらず当該期間内に是正または履行しないとき (3) ヤフーまたはヤフーの運営するウェブサイトの名声、信用、評判を害する行為があり、是正措 置要求の日から 1 週間を経過しても解決しないとき (4) 財産または信用状態の悪化等により、差押え、仮差押え、仮処分、強制執行もしくは競売の申 立てがあったとき、または租税公課を滞納し督促を受けたとき (5) 破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始、特別清算開始その他法的倒産手続開始 の申立てがあったとき、または解散(法令に基づく解散も含む)、清算もしくは私的整理の手 続に入ったとき (6) 資本減少、事業の廃止、休止、変更または事業の全部もしくは重要な一部の譲渡の決議をした とき (7) 手形もしくは小切手を不渡とし、その他支払不能または支払停止となったとき (8) 監督官庁から営業停止または営業免許もしくは営業登録の取消の処分を受けたとき (9) 主要な株主または経営陣の変更がなされ、ヤフーが本契約を継続することを不適当と判断した とき (10) 申込者または申込者顧客の役員または従業員等が法令に違反し(報道の有無を問わない)、本 契約を継続することがヤフーの利益、信用を阻害するおそれがあるとヤフーが判断したとき (11) 申込者または申込者顧客の役員または従業員等が広告業界の信用を大きく傷つけたとき、また はそのおそれがあるとヤフーが判断したとき (12) 申込者または申込者顧客による本件サービスの利用が 1 年以上無いとき (13) 申込者と 6 ヶ月以上連絡が取れないとき (14) 申込者が死亡したとき (15) 申込者または申込者顧客に本件サービスの利用を継続させることが不適当とヤフーが判断し たとき 2. 申込者または申込者顧客が前項各号の一に該当する場合、申込者は、ヤフーに対するすべての債務 (本契約による債務に限定されない)について、当然に期限の利益を失い、直ちに債務全額を現金 にてヤフーに支払わなければならない。 cf-マーケ-89-3 3. 本条に基づく本契約の解除は、ヤフーの申込者に対する損害賠償の請求を妨げない。 第23条 (本契約終了時の処理) 事由の如何を問わず、本契約が終了した場合、申込者は、速やかに本件アプリその他の媒体から本 件 SDK 等を削除し、または申込者顧客に削除させ、その他ヤフーからの指示がある場合には、こ れに従うものとする。 第24条 (本契約の変更・移行) ヤフーは、必要と判断した場合には、申込者にあらかじめ通知することなく、いつでもヤフーの指 定するウェブサイト上または本件ツール内での表示をもって、本約款を変更することができるもの とし、当該変更後、利用者が本件サービスを利用した場合または申込者がヤフーの別途定める期間 内に第 20 条第 1 項の終了の通知を行わなかった場合には、申込者は、本約款の変更に同意したも のとみなす。ただし、申込者に重大な不利益を与える場合には、事前に告知するものとする。 第25条 (連絡、通知) 本件サービスに関する問い合わせその他申込者からのヤフーに対する連絡または通知および本約 款の変更に関する通知その他ヤフーからの申込者に対する連絡または通知は、ヤフーの指定するウ ェブサイト上または本件ツール内での表示など、ヤフーの別途定める方法により行うものとする。 第26条 (協議事項) 本契約に定めのない事項および本契約の解釈について疑義を生じた事項については、申込者および ヤフーは、互いに誠意をもって協議のうえ、解決を図る。 第27条 (準拠法) 本契約の成立、効力、履行および解釈については、日本法に準拠する。 第28条 (専属的合意管轄) 本契約に関する訴訟については、訴額に応じて東京地方裁判所または東京簡易裁判所を第一審の専 属的合意管轄裁判所とする。 ※ 本約款においてヤフーが指定するものは、次の URL に記載のとおりとする。ただし、次の URL に 記載のものとは別にヤフーが申込者に対し別途指定する場合、申込者は当該別途の指定に従うもの とする。 https://s.yimg.jp/images/marketing/portal/paper/supplementary_note_for_ymi_terms_of_use.pdf 2015 年 12 月 1 日制定 2016 年 5 月 16 日改定 2016 年 12 月 27 日改定 cf-マーケ-89-3
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