平成27年度 サラマンカホール主催事業 (一社)財団法人地域創造助成事業 サラマンカホール レジデント 弦楽四重奏団のメンバーを募集します! ♪企画趣旨 サラマンカホールは、708席の室内楽に適したコンサートホールです。そこで室内楽への関心を高めるために、新しく室内楽団を結成 し、演奏家の育成・研鑚に取り組みます。 この四重奏団は、オーディションによる公募でメンバーを募り、2015年春から週一回を目途に練習をはじめ、2015年7月11日(土)にサラ マンカホールで行われる「夏の特別プログラム2015∼室内楽クリニック(公開レッスン形式)」で一流の弦楽奏者の指導を受けます。 その後 、ホール主催事業、アウトリーチ活動にて演奏に参加いただく予定です。ついては、メンバーを募るためのオーディションを以下 の要領で行います。 ♪オーディションについて 【日程】 2015年3月22日(日)18:00∼ 会場 サラマンカホール 【応募資格】 *専門的に音楽を学んだ方、あるいは現在、勉強中の方。 *練習会場(サラマンカホール、または周辺の施設)に通える方。 *新結成の弦楽四重奏団の活動に参加できること。 (詳細は裏面へ) *30歳くらいまでの方。 *弦楽四重奏団を結成されているグループのお申し込みも可能です。詳しくはお問い合わせください。 【募集人数】 ヴァイオリン2名、ヴィオラ1名、チェロ1名 ♪審査員について 審査委員長 原田禎夫(チェリスト) 審査委員 平光真彌(愛知室内オーケストラコンサートマスター) 嘉根礼子(サラマンカホール支配人) 審査委員長 原田禎夫(チェロ) N響のチェロ奏者だった父から手ほどきを受けた後、斎藤秀雄氏に師事。桐朋学園大学卒業。東京交響楽団の最年少首席チェリストを務めた後ジュリ アード音楽院に入学、クラウス・アダムス、ロバート・マン、ラファエル・ヒリヤー各氏に師事し室内楽の研鑽を積んだ。東京クワルテットを結成し、ミュン ヘン国際音楽コンクールなどで圧倒的な優勝を飾り世界の注目を浴びた。ミラノ・スカラ座、アムステルダム・コンセルトへボウ、ニューヨーク・カーネ ギーホールなど世界の一流の舞台でベートーヴェン・チクルスなどの名演を残し、録音でも数多くの賞に輝いた。1999年に30年間在籍した東京クヮル テットを離れ、ソリストとしてはNHK交響楽団(指揮:準メルクル)、新日本フィル(指揮:小澤征爾)、札幌交響楽団等と共演。室内楽では、ロバート・マ ン、アルバン・ベルク弦楽四重奏団、ジュリアード弦楽四重奏団、上海クァルテット、ジェシー・ノーマン、ピンカス・ズッカーマン、アイザック・スターンなどと共演。その他、サ イトウ・キネン・オーケストラなどに定期的に出演。現在は水戸室内管弦楽団のメンバーを務める他、2006年に結成したアミーチ・カルテットとして、日本各地、アムステルダ ム・コンセルトへボウ、イタリアやドイツ各地、アメリカ・ワシントンDC等で演奏、室内楽講習会を続ける。後進の育成に大きな情熱を注ぎ、奥志賀室内楽講習会、プロジェク トQ、スイス国際ミュージックアカデミー、タングルウッド音楽祭室内楽マスタークラス、北京室内楽講習会など数々の講習会や音楽祭で若い音楽家たちを指導している。 アメリカ・イェール大学音楽学部教授、ドイツ・トロッシンゲン国立音楽大学教授を経て、現在は上野学園音楽大学教授を務める。 審査委員 平光真彌(ヴァイオリン) 岐阜県立加納高等学校音楽科を経て、愛知県立芸術大学音楽学部卒業。2005年同大学大学院音楽研究科修了。学内定期演奏会、卒業演奏会等の 数々の演奏会に出演。中村桃子賞受賞。ヴァイオリンを青山泰宏、大久保ナオミ、福本泰之、Ewald Danel、岡山芳子の各氏に師事。指揮を紙谷一衛氏に 師事。第11回日本クラシック音楽コンクール第3位。第1回宗次ホール弦楽四重奏コンクール第1位、併せて聴衆賞、オーナー賞受賞。2004年及び2005 年、原村室内楽セミナーにて「緑の風音楽奨励賞」受賞。2007年、2010年及び2012年、小淵沢室内楽セミナーにて最優秀カルテットとして「緑の風音楽 賞」受賞。2012年には審査員特別賞を受賞。在学中、2000年からウィーン岐阜管弦楽団、2004年から愛知室内オーケストラのコンサートマスターを務めるほか、ソロ、室内楽 の分野で中部地方を中心とし、積極的に演奏活動を行っている。愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学非常勤講師。 ♪課題曲と合否について 【受験課題曲】 ・各楽器、任意の自由曲を一曲 ※推奨曲 J.S.Bach 無伴奏ソナタより緩徐楽章、無伴奏パルティータより緩徐楽章、無伴奏組曲より緩徐楽章、が望 ましい。 【合否の発表】合否の結果は郵送にて、3 月末日までにお知らせします。 ♪オーディションの申込方法・お問合せ先 【申込方法】 サラマンカホールの HP より、申込用紙をダウンロードまたは事務局までお問い合わせください。 必要事項をご記入いただき、FAX または郵送にてお申し込みください。申込用紙を受理後、こちらから確認の連絡を入れます。 【申込先・お問合せ先】 〒500-8384 岐阜県岐阜市薮田南 5-14-53 サラマンカホール 室内楽プロジェクト 係 電話 058-277-1113 FAX 058-277-1119 サラマンカホール HP http://salamanca.gifu-fureai.jp 担当:森 有理枝 Email:yurie-mori@gifu-fureai.jp 2015年3月15日(日)必着 ♪新結成 弦楽四重奏団の活動内容について ①オーディション合格者は2015年7月11日(土)の室内楽クリニックを目標とし、2015年4月より週一回を目途に練習を行います。 *練習会場は主にサラマンカホールと同リハーサル室を使用 *練習は平日の夜を想定しています。 *練習にかかわる交通費などは各自の負担になります。 ②2015年7月11日(土)に開催される室内楽クリニックへの参加。※受講料2,000円 (室内楽クリニックについては以下を参照ください) ③室内楽クリニック以降のサラマンカホール主催事業、サラマンカホールのアウトリーチ事業などに出演。※出演の際は規定の出演料を支払います。 ♪室内楽クリニック概要 サラマンカホールが毎年行ってきた「夏の特別プログラム2015」 (2015年7月11日(土)、12日(日))の企画のひとつ。1日目の7月11日(土) (時間未定)に、 フルートの工藤重典氏(パリ・エコールノルマル音楽院教授)、ヴァイオリンのフェデリコ・アゴスティーニ氏(元イ・ムジチコンサートマスター、現在ア ミーチ・カルテット、インディアナ大学教授)、ヴィオラの店村眞積氏(水戸室内管弦楽団メンバー、東京都交響楽団特任首席ヴィオラ奏者、京都市交 響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者。東京音楽大学教授)、チェロの原田禎夫氏(東京クヮルテット創立メンバー、現在アミーチ・カルテット 、上野学園音楽 大学教授)の指導で公開レッスン形式でクリニックを行います。 7/12 Sun サラマンカ夏の特別プログラム2015のご案内 I Solisti di Salamanca Hall ©Akira Muto ©Brean-yaBA イ・ソリスティ・サラマンカ 開場15:30 開演16:00 サラマンカホール フルート:工藤重典 ヴァイオリン:フェデリコ・アゴスティーニ ヴィオラ:店村眞積 チェロ:原田禎夫 ピアノ:工藤セシリア プログラム ハイドン:ロンドン・トリオ第1番 モーツァルト:フルート四重奏曲第1番 フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番 ベートーベン:3つの二重奏曲より第1番(フルートとヴィオラ編) フォーレ:ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 作品15 チケット料金 S席4,000円(サラマンカメイト3,600円) A席2,000円(サラマンカメイト1,800円)学生半額 ※未就学児不可
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