操船シミュレータ

操船シミュレータ
〜操船者の技術をリアルタイムに評価する新開発機能を装備〜
海事マネジメント科学講座
B04
井上 欣三 k-inoue@maritime.kobe-u.ac.jp
Tel: 078-431-6251, Fax: 078-431-6254
操船シミュレータ
操船シミュレータは、船橋内部から見える外界
の様子をスクリーンに投影し、操船者がその視
界映像を見ながら模擬船を操船するもので、視
界映像の生成、船体運動の計算、船橋内機器の
作動、そのほか臨場感向上のための種々の工夫
をコンピュータを利用して行う装置です。
本シミュレータの特徴
z 画角200°のフルミッション操船シミュレータ
で、任意の方向に視界の切り替えが可能
z 夜間や薄暮時等、任意時間の画像に切り替え
が可能
図1 操船シミュレータ内観図
z ブリッジ操船とウイング操船のデュアルモー
ド機能。
z 錨泊シミュレータ機能
z 実施したシミュレーションの再現と再現時の
視点切り替え機能
z 風や波の外力影響の導入
z 多面的な検証を可能とする評価機能
* 3D−Viewモニタリングディスプレイ
* ES(環境ストレス)モニター
* US(潜在リスク)モニター
図3
ES(環境ストレス)モニター
図2 評価機能システム
図4 US(潜在リスク)モニター