平成25年 広報 つるい 8 月号 №624 今月の主な話題 ■役場の組織機構の変更について・・・2 ■シリーズ 教育・・・・・・・・・・4 鶴居村は「日本で最も美しい村」 連合に加盟しています ■村の話題・・・・・・・・・・・・・6 役場の組織機構の変更について 本年 10 月 1 日から、役場の組織機構の一部を変更しますのでお知らせします。 今回の変更では、振興課を企画財政課に、住民課を住民生活課と保健福祉課に分け、産業課を産業振 興課に、教育委員会の管理課と生涯学習課を統合し教育課に名称の変更をします。 また、係の配置についても、建設課を除き、総務課から産業課までの各係の仕事の分担内容を別紙の 新旧比較図のように一部変更になります。 大きな変更点は、住民課を戸籍住民係、生活環境係、国民健康保険係からなる住民生活課と、健康推 進係、地域包括支援係、福祉係、介護保険係及び村立診療所とからなる保健福祉課の2つに分けること にします。現在の住民課においては、介護保険制度の導入や廃棄物処理の徹底により業務量が増大し複 雑多岐にわたっていますので、これを他の市町村の事例も参考にして、大きく2課に分け今後の少子高 齢化や環境問題に対応できる体制の整備を目指します。 各課の係の変更内容は、次のとおりです。 総 務 課 ○ 総務係が所管している環境対策については、新設する住民生活課生活環境係に所管替えします。 ○ 交通安全係は、東日本大震災の発生を受けて、防災対策の充実が求められており、防災計画 の見直し、避難訓練の企画や避難場所における食料・衣料の備蓄など防災関連の事務量が増加 してきており、係の名称を交通防災係に改称します。 ○ 産業課所管の地籍調査係については、成果の管理のみであり管財係の事務に統合します。 企画財政課(旧 振興課) ○ 企画係は、企画調整係と名称を変更し、広報や統計調査のほかに定住化対策、婚活対策や自 然再生エネルギーの導入、在京鶴居会等との交流など今後の村づくりの施策を推進する係とし ます。 住民生活課(旧 住民課) ○ 戸籍係は、住民票や印鑑証明書の発行など戸籍以外にも事務があることから戸籍住民係と改 称します。 ○ 住民係は、一般廃棄物処理など環境整備や衛生関係の事務が主であることから総務課が現在、 所管している環境対策を加えて生活環境係と改称します。 保健福祉課(旧 住民課) ○ 健康推進係とこども保健推進係を統合して健康推進係に一本化します。 ○ 事務事業が密接に関連する福祉係、地域包括支援係及び介護保険係については、本課に配置 します。 産業振興課(旧 産業課) ○ 産業課は、農政係と草地係を統合して農政係に一本化し、地籍調査係を総務課管財係の事務 に統合します。 建 設 課 ○ 建設課の各係については、現状からの変更はありません。 教育委員会 ○ 教育委員会は、管理課と生涯学習課を統合して「教育課」とし学校教育と社会教育の連携強 化を目指します。 変更後の役場組織機構図や各係の仕事の詳細については、次号でお知らせします。 役場では、今回の機構の変更により、住民サービスの向上を図るよう、各課の連携強化に努めてまい りますので、村民皆様のご理解・ご協力をお願いします。 平成25年8月号 2 鶴居村機構図の新旧比較図 ➡ H25. 7.1現在 H25.10. 1以降 ※ 太字は、今回の組織機構の変更で何らかの変更があった課または係とその内容。 課 名 係 名 総 務 課 名 係 総 ➡ 交 通 安 全 係 総 務 総 振 興 財 務 係 交 通 防 災 係 課 管 各課の変更の概要 係 名 務 課 係 管 財 係 情 報 推 進 係 情 報 推 進 係 企 画 係 企 画 調 整 係 課 財 政 係 税 務 戸 住 ➡ 企画財政課 財 政 係 係 税 務 係 籍 係 戸 籍 住 民 係 民 係 ➡ 住民生活課 生 活 環 境 係 国民健康保険係 国民健康保険係 健 康 推 進 係 住 民 課 健 康 推 進 係 こども保健推進係 地域包括支援係 福 祉 ➡ 保 健 福 祉 課 地域包括支援係 係 福 介 護 保 険 係 村立診療所 庶 務 係 農 政 係 林 政 係 課 草 地 係 産 業 祉 係 介 護 保 険 係 村立診療所 庶 ➡ 務 ○防災の事務量の増に より係名の変更と業務 内容の追加 ○産業課から地籍調査 事務を管財係へ移管 ○環境対策事務を住民 生活課へ移管 ○定住化対策、再生エ ネルギー等の事務量の 増により業務内容の追 加 ○住民課を2課に分け、 住民生活課の新設 ○総務課から生活環境 係に環境対策の事務を 移管 ○住民課から保健福祉 課を新設 ○健康推進係とこども 保健推進係との統合 ○事務事業が密接に関 連する福祉係、地域包 括支援係及び介護保険 係については、同じ本 課に配置 係 農 政 係 産業振興課 林 政 係 ○農政係と草地係を一 本化して統合 ○地籍調査係の廃止 と、総務課管財係へ事 務の移管 商 工 観 光 係 商 工 観 光 係 地 籍 調 査 係 建 設 土 木 係 建 築 係 課 維 持 管 理 係 ➡ 建 設 土 木 係 建 築 係 課 維 持 管 理 係 上 下 水 道 係 上 下 水 道 係 総 務 係 教 育 管理課 委員会 学 校 教 育 係 事務局 生 涯 学習課 社 会 教 育 係 総 務 係 教 育 委員会 教育課 学 校 教 育 係 事務局 生 涯 学 習 係 3 平成25年8月号 ➡ ○建設課は、名称や係 の業務内容の変更は無 し ○管理課と生涯学習課 を教育課に統合し、学 校教育と社会教育の連 携強化 vol. 5 「鶴居の教育」から「教育の『鶴居』 」へ 幌呂小学校は、「知・徳・体」 「心技体」を一貫して育んでいる学校であります。 朝、子ども達が元気良く登校すると「朝のチャレンジタイム」のために多目的ホールに全員が集まり ます。軌を一にして、職員の「朝の打合せ」を終了して先生方も集まります。あらかじめ決められてい るプログラムに従い、子ども達と先生方で十分間の限られた時間を大切に、有意義に活用して、それぞ れの学級に戻ります。 午前中の中休みには、一年間の予定が組まれている「体力アップカレンダー」に基づいて日常の体力 づくりが行われています。また、「読書」には、特に力を入れており、子ども達と先生方が一緒になっ て本を読んだり、読み聞かせをしたりしています。 現在、幌呂小学校 PTA 会長であります坂本和也さんに父母・PTA を代表して投稿をお願いし、 「自由課題」 でお寄せいただきましたので紹介させていただきます。 (文責 鶴居村教育委員会 國安教育長) が本当に役に立つのか? 必要なのか? と思う ﹁教育のススメ﹂ 事も少なくないはずである。しかし、高度な専門 的分野においては、より多くの学習を必要とされ るのも事実である。 鶴居村立幌呂小学校 本 PTA会長 坂 和 也 詰め込み教育やゆとり教育など、子供達を取り 巻く環境は時代と共に変わってきたが、自立した 人間へと育て上げる事に変わりはないはずである。 親﹁早く勉強しなさい!﹂ 子﹁分かってる!﹂ この世に完璧な人間など存在しない。だからこ そ、日々努力し向上していくのだ。先日、国民栄 昔も今も変わらない光景がそこにある。 勿論、我が家でも、こうしたバトルは日常的に 誉賞を受賞した長嶋茂雄氏は、天才と称された。 繰り広げられている。やらなければ注意されるこ そんな華やかなイメージの彼だが、人目の付かな とくらい承知の上なのだが、ただ、やる気がわい いところでは、誰よりも努力したそうである。 てこないだけなのだ。 成功とは努力の積み重ねによって出来た最大の では、なぜ勉強は嫌われモノになってしまった 報いなのであろう。 それは、問題が解けない、理解出来ない のか? ということが、苦痛以外の何物でもないからであ これからの学校教育に期待する事は、早い段階 る。 での将来像設計である。自分は何をしたいのか、 そもそも人間は、学習し続ける生物である。初 何が出来るのか、何をしなければいけないのか、 めのうちは五感を使って様々な情報を得ていたの 具体的な目標を持たせることだ。夢を夢のままで だが、やがて脳を酷使する作業へとシフトされて 終わらせるのは、あまりにも勿体ないことだ。 しまう。 そして、弱点の明確化と克服を徹底させること 就学前であれば﹁よく出来たねぇ﹂ ﹁凄いねぇ﹂ も必要であろう。幸いにも鶴居村の学校は小規模 と褒めちぎっていた親も、高学年を迎える頃には 校なので、児童生徒一人ひとりの能力を把握しや ﹁宿 題 は 自 分 で や る も の だ﹂な ど と、親 の 威 厳 を すいと思われる。 保つため我が子を突き放つ。そんな親を横目に、 勉強 難 = しい 嫌 = い科目という負の連鎖を断ち 子供達は頭をフル回転させながらもがき苦しむ。 切るには、とにかく興味を持ってもらわなければ ホップで止まってしまっては、ステップもジャン 話にならない。それには、学校と家庭との連携が プも出来なくなってしまうのだ。そこで、子供達 今まで以上に求められ、三者が一体となって楽し はある極意をマスターし﹃なんとなく解ったつも める環境づくりを整えていかなければならないだ り﹄の暗示をかけるのだ。勿論、それは、完成さ ろう。 れておらず不十分であるため、テストで返り討ち 最後に、出来る出来ないというのは、大人達が 作った物差しに過ぎない。成績の良し悪しばかり に遭うのは言うまでもないだろう。 でなく、努力した我が子の頑張りを大いに褒めて 学年が上がるにつれ、当然ながら難易度は増す。 子供達にとって、今自分達がしている事が、将来 あげて頂きたい。 の自分と必ずしも結び付いていない現状がある。 これからも、生き生きと輝いている﹃ほろろっ やがて、社会人となった時に、今学習している事 子・つるいっ子﹄を応援していきたい。 平成25年8月号 4 ●今も語り継がれる ﹁伝説の学年﹂ ﹁伝説の四人﹂ あれは、平成十八年十二月三日に鶴居 村 フ ァ ミ リ ー ス ポ ー ツ セ ン タ ー︵現 鶴 居 小 学 校 仮 設 校 舎︶ に お い て﹁鶴 居 村 小 学 生チームジャンプ選手権大会﹂が開催さ れ ま し た。﹁八 人 制﹂の 部 と﹁四 人 制﹂ の部の二種目に出場することができまし た。村内三校より多くの子ども達が日頃 の練習の成果を発揮するために、学校毎 に、チーム毎に大会に臨んだのでありま す。大会は、トーナメント方式で試合を 行い、各試合二回跳んだ回数の合計で試 合 を 競 い 合 い ま し た。何 と﹁四 名 の 部﹂ で優勝したのは、幌呂小学校二年生チー ムの﹁二年生だピョン﹂。︵現在、幌呂中 学校三年生で、小学生の頃は四名。︶ 幌呂小学校は、四月から体育の時間で も縄跳びを始め、九月からはチームジャ ンプの練習を開始。十一月からは二十分 休みを利用して本格的な練習を取り組 ん で い た の で あ り ま す。最 初 の 頃 か ら 五百回を跳ぶこともあり、大会直前には、 一千百回以上も跳んで大会に臨んだ結果 であります。本大会にも自信を持って臨 み、並みいる強豪・三年生以上を圧倒し ての優勝であり、快挙でありました。六 年生までの四年間で四連勝を達成した快 挙は、燦然と輝いており、今も伝説とし て語り継がれています。 幌呂小学校は、チームジャンプで村内 を席巻してきましたが﹁健やかな体﹂を 醸成するための﹃体力づくり﹄が学校と して意図的・計画的に育まれてきており ます。 今年度の﹁体力アップカレンダー﹂を 拝見しましても多彩なプログラムが組ま れております。時期的なことや学校の予 定だけでなく、村内で開催されます﹁鶴 育 協﹂ や ﹁ チ ー ムジャンプ大 会﹂への参加を 含め、年間を見 通した計画に なっておりま す。 過日の運動会 においても、徒 競走を中心にし ていくつかの種 目 を 拝 見 さ せ て い た だ き ま し た が、体 力 の 基 本 で あ り ま す﹁走 力﹂ ﹁走 る こ と﹂ やランニングフォームが個人差はあるも のの総じて見事な走りをしており、常日 頃の体力づくりの積み重ねと言えます。 ●﹁一日の始まりは朝学習﹂から 一週間に三日間、朝のチャレンジタイ ムを活用し、ホールで朝学習に取り組ん でいます。国語と算数を中心に前学年の 内容からスタートして、個に応じた難易 度の問題に取り組んでおり、毎回顔ぶれ の変わる異学年の児童と教師がテーブル に 着 き、と て も 真 剣 に 学 習 し て い ま す。 終わった問題からすぐに採点と指導が行 えることで、大変有効な十分間の積み重 ねになっています。まさに﹁継続は力な り﹂の取り組みであります。 ホールには、いつでも、いかなる時で も取り出すことのできるプリントロッ カーが置いてあり、一年から六年までの 算数プリントや一年から六年までの国語 プリントが整理されており、児童のみな さんが自由に取り出せるようになってい ます。 ●﹁豊かな心﹂を育むための読書活動 一週間に二回の読書活動を行っていま す。朝学習と同様に毎回変わる異学年集 私は押さえております。一学期の後半で 団 で の 活 動 で 教 師 も 一 緒 に 読 書 し ま す。 ﹁年 度 末 を 見 据 え、今 こ こ で 一 人 一 人 の 短時間でありますが、とても集中して読 子どもの何をどの程度伸ばすことが必要 書を楽しむ活動になっています。落ち着 か﹂を、全教職員がいま一度吟味して進 いた雰囲気で本の楽しさを味わい、生涯 んでいくことが肝要であると認識してい にわたっての読書活動が身につくことを ます。今後も必要に応じ、個々の教職員 願って、であります。やはり、人気は新 との意思疎通をこまめに図っていきたい 刊 で、﹁み な く る﹂か ら 借 り て き て、児 と考えております。 童と教師が一緒に落ち着いた雰囲気の中 で読書します。また、高学年の児童によ ●﹁幌小だより・六月号﹂ではー る﹁読み聞かせ﹂にも低学年は熱心に聞 ﹁紅組 一八八点、白組 一七七点﹂⋮ き 入 り ま す。﹁み な く る﹂か ら 借 り て く 最終的には紅組の優勝という結果となり ましたが、四十名の小中学生が勝敗を超 る図書は、できるだけ目立つように陳列 え必死に頑張る姿・友達の奮闘に声援を しています。 送り続ける姿に、私は一生懸命に物事に みんなで読んだ冊数やページ数を合わ 取り組むことの尊さを逆に教えられた気 せて読書登山にも挑戦していますし、一 人一人の﹁読書カード﹂には﹁本のなまえ﹂ がしました。殊に、総合優勝を決するこ ﹁よみはじめ・よみおわり﹂ ﹁合計ページ数﹂ ととなった最終種目・紅白リレーで、劣 ﹁ ﹃おもしろかったよ﹄の度合い﹂を記録し、 勢に立ってもゴールまで懸命に走り抜い た白組の子どもたちの姿に、昔読んだ小 積み重ね 説の一節がふと浮かんできました。⋮ ﹃一 る等、読 生懸命やって勝つことの次にいいことは、 書のおも 一生懸命やって負けることなんだわ。 ﹄ ︵モ しろさ・ ンゴメリー作﹃赤毛のアン﹄ ︶ ︰たとえ大 楽しさを きな差ができても全力を尽くそうとする 継 続 し、 姿は、実にすがすがしく、これからの時 充実する 代を生き抜く子どもに絶対必要な力であ 工夫がさ ると改めて思わされました。そして、私 れていま 朝読書の読み聞かせのようす がなお一層うれしく思ったのは、勝敗が す。 決した後も、紅組・白組とも全ての子が ら ず、負 け て 腐 ら ず﹂ ● 麻 生 校 長 の 六 月 の﹁学 校 経 営 報 告 書﹂ ﹁勝 っ て 驕︵お ご︶ の姿勢を貫いてくれたことでした。これ にこう記されていますー は、特に小学生にとって決して簡単なこ 運 動 会 へ の 取 り 組 み を 進 め る 中、﹁一 学 期 は す で に 折 り 返 し 地 点 を 通 過 し た﹂ とではなかったはずです。 ことを私より全教職員に話し ︵六 月 三 日 の 職 員 会 議 に て︶ま し た。現 在 ま で の と おかげ様で全ての児童がそれぞれに一 歩成長する運動会にできました。 ころ、年度当初の構想していたのと概ね 同じくらいに一人一人の児童の成長を引 保護者・地域の皆様、ご支援・ご協力 き出すことができているのではないかと、 本当にありがとうございました。 5 平成25年8月号 体力づくりで木登りをする児童たち 6月14日、「自然の番人宣言」認定校・下幌呂小学 校の3、4年生の児童10名が、釧路市高山にある釧路 広域連合清掃工場の見学を行いました。 今年度、住民課では新規事業としてごみの分別や減量 化についての啓発事業を行っていますが、今回の事業は 「自然の番人宣言」認定校が行う授業と村事業との共同 事業となりました。 高山にある清掃工場は、本村と釧路市、釧路町、弟子 屈町、白糠町が構成する釧路広域連合により運営されて いますが、施設を見学した児童はその規模の大きさに驚 き、広域連合の担当者からは年間6万6千トンのごみを 処理していることや、鶴居村から搬入される1年分のご みが釧路市の4日分のごみの量と同じ量であるとの説明 を受け、大変驚いた様子でした。 最後に、児童全員で排出されたごみを可燃や不燃、粗 大ごみなどに分別するゲームを行いましたが、皆で協力 し合い10問全問正解するなど、ごみの分別徹底と減量 化がいかに大切かを学んだようでした。 ごみの処理工程を見学しました 6月20日、鶴居村役場総合センターで花づくり講習会が開催され、花 づくりに関心がある22名の村民が参加し行われました。 講師には、自らもガーデニングを実践し、英国王立園芸協会公認ハンギ ングバスケットマスターや北海道フラワーマスターの資格を持つ濱野秀代 さん(下雪裡)らを迎え、 「夏のハン ギングバスケット」などの制作の実技 指導が行われました。 参加した村民の方々は女性の方がほ とんどでしたが、中には男性の方やお 子さんとご一緒に参加した方もおり、 賑やかな雰囲気の花づくり講習となり ました。また、受講者たちはこれから の季節の花づくりを楽しみにしている 様子でした。 平成25年8月号 6 (左から) 優秀賞の前野なるみさん、最優秀賞の 安藤理子さん、優秀賞の塩越あいさん 菅田 路莞くん ︵幌呂中学校1年︶ 山村 一輝くん ︵鶴居中学校3年︶ 6月21日、今年で34回を迎えた鶴居村中学生意見 発表会が開催され、鶴居、幌呂両中学校から選出された 8名が熱のこもった発表を行いました。この意見発表会 は、発表を通して社会の一員としての自覚を深めること などを目的に行われているもので、発表の態度や論調な ども審査の対象になります。 当日は各中学校の生徒、寿大学・大学院の学生や父母 など大勢の観客が見守る中、演壇に立った8名の発表は どれも素晴らしいものでしたが、厳正な審査の結果、 「『ノ ミの心臓』を乗り越えて」と題して発表をした安藤理子 さん(幌呂中学校3年)が最優秀賞に輝き、平成25年 度「少年の主張」釧路総合振興局地区大会の村代表とし て選出されることとなりました。 また、優秀賞には、塩越あいさん(幌呂中学校3年) と前野なるみさん(鶴居中学校3年)の2名が輝きまし た。 愛 美里さん︵鶴居中学校3年︶ 片貝 捺音さん︵幌呂中学校2年︶ 阿部 冬彩さん︵鶴居中学校3年︶ 6月25日、 「鶴居村版フットパス」 と題した林道散策が行われました。フッ トパスとは、イギリスを発祥とする森林 や古い街並みなど地域に昔からあるあり のままの風景を楽しみながら歩くことが できる小道のことをいいます。 今回は、鶴居村版フットパスのコース 予定地の現地研修という形で実施され、 参加者には役場、農協、森林組合、環境 省の職員ら20名が参加しました。コー スは市街地からさほど離れず、様々な動 植物を見ることができる森林や景色を一 望できる広大な牧草地などを歩き、鶴居 村の自然の美しさを実感することができ る内容となっていました。また、伐採作 業中の山林もコースに盛り込まれてお り、鶴居村の産業や観光資源についても 間近で感じることができる機会となりま した。 7 平成25年8月号 大勢の観客が発表を見守りました 6月25日と7月1日の両日、幌呂小学校の児童らが鶴居どさん こ牧場において乗馬体験を行いました。6月25日は幌呂小学校1 年生の児童6名が、7月1日には3∼5年生の児童12名が参加し ました。この乗馬体験は、児童たちが馬と接することで慣れ親しみ、 乗馬を通して鶴居独特の自然環境の豊かさを知ることなどを目的と して行われました。 当日はインストラクターが乗馬の際の注意事項や馬に関する豆知 識などを児童に説明し、安全な指導のもと乗馬体験が行われました。 参加した児童たちは、馬の大きさや力強さに驚きつつも怖がった様 子などはなく、見事に馬にまたがり乗馬を楽しんでいる様子でした。 また、乗馬だけではなく馬のブラシ作業や餌やりの 体験も行われ、馬とふれあう機会が多数設けられま した。児童たちは自分たちがとってきた草をおいし そうに食べる馬を見て、とても喜んでいました。 7月6日、35回目を迎えた大運動会が 幌呂保育園で開催され、参加した園児が父 母や家族などの声援を受けながら、日頃の 練習の成果を発揮しました。 全クラス参加の「しっかり走ろう」や親 子競技の「なかよくね!」、そして卒園児 を対象とした「がんばれ小学生」や祖父母 対象の「一緒にくぐろう!」といった競技 など、地域ぐるみで楽しむことができる内 容でした。 最後には全クラス参加の紅白リレーが行 われ、園児のみならず家族や地域の方々に とって、楽しい運動会となりました。 一生懸 命踊り ました 平成25年8月号 8 7月11日、47回目を迎えた体育大会が鶴居中学校で開催され、 白熱した競技が繰り広げられました。今年は今までの校内記録を上 回る好記録が続々と生まれ、数々の新記録が更新されました。 男子の部では渋谷瑛一くん(2年生)の1500m走と坂元弘貴 くん(3年生)のハンドボール投げ。女子の部では吉田美咲さん(1 年生)の800m走と千葉涼音さん、大石玲奈さん、千葉華乃さ ん、阿部冬彩さん(3年生)による400mリレー。混合の部では 小北つぐみさん、諏訪風輝くん、吉田美咲さん、成田飛也くん(1 年生)によるスウェーデン リレーと2学年による鶴中 リレー。計7種目の校内記 録が更新されました。また、 惜しくも記録更新とはなり ませんでしたが、佐藤槙平 くん(2年生)の走り高跳 びが校内記録と並ぶタイ記 録となりました。 7月23日、日本赤十字社より社会福祉協 議会へ「災害用炊き出し釜」の引き渡しが行 われました。 当日は、日本赤十字社鶴居村分区長である 大石村長から、鶴居村赤十字奉仕団の石岡勝 二委員長へと炊き出し釜が引き渡されまし た。 今後、災害時等に活用していく予定です。 9 平成25年8月号 7月16日、鶴居小学校6年生8名が「鶴居村PRパンフ レット」作成の一環として、村長にインタビューを実施しま した。 インタビュー内容には、「鶴居村の施策や政策にはどのよ うな意味があるのか」 「政策に取り組むにあたって苦労した 点は」 「これからの鶴居村の将来像はどのようにしていきた いか」などがあり、生徒たちは真剣な表情でインタビューに 臨んでいました。 ◇天気のよい日は昼下がりの外出はで ︵ホームタンク設置例︶ ●ご紹介します 熱中症に気をつけてください! きるだけ控える 熱中症の発生は7∼8月がピークに 熱中症は適切な予防をすれば防ぐこ ︿3歳児歯科表彰虫歯のない子﹀ なります。熱中症は、高温多湿な環境 とができます。一人ひとりが熱中症の 下で体内の水分や塩分のバランスが崩 正しい知識を持ち、自分の体調の変化 このほど行われた3歳児検診で﹁虫 歯のない子﹂として表彰されたお子さ れたり、体温調節機能がうまく働かな に気をつけるとともに、周囲の人にも いことにより起こるもので、体内に熱 気を配り、予防を呼びかけ合って、熱 んたちです。 がたまり筋肉痛や大量の発汗、さらに 中症による健康被害を防ぎましょう。 は 吐 き 気 や 倦 怠 感 な ど の 症 状 が 現 れ、 ホームタンクの設置について 重症になると意識障害などが起こりま す。また、屋外で活動しているときだ 鶴居消防署からホームタンクの設置 けでなく、室内で特に何もしていなく についてのお知らせです。 ても熱中症を発症し、救急搬送された 日 か ら 日 の 期 間 で 中 雪 裡、 6月 り死亡する事例が報告されています。 下雪裡、茂雪裡地区を対象に農家への そのような熱中症を予防するために 査察を実施しました。その際にホーム は﹁水分補給﹂と﹁暑さを避けること﹂ タンクの誤った設置により火災に至る が大切です。 危険性のあるものが幾つかありまし ⑴水分・塩分補給 た。ホームタンクを設置する際は次の ◇のどの乾きを感じなくても、こまめ ことを守って正しく設置しましょう。 な水分・塩分補給を ●タンクを並べて設置する場合、1m ⑵熱中症になりにくい室内環境 以上離すこと 道道釧路空港線花壇植栽事業 ◇扇風機を使った温度調整 ●開口部︵扉、窓︶から1m 以上離し ◇室温が上がりにくい環境の確保︵こ て設置すること 日、釧路に訪れた旅行者を温 6月 ま め な 換 気、 遮 光 カ ー テ ン、 す だ れ、 ●タンクにサビがあるものは改善する かく迎えることを目的とし、釧路管内 打ち水など︶ こと 8市町村に ◇こまめな室温確認、WBGT値︵気 ●取り付けた給油ホースに亀裂がある よる道道釧 温、湿度、放射熱から算出される暑さ ものは改善すること 路空港線の 指数︶ ●地震等により容易に転倒又は落下し 花壇植栽が ⑶体調に合わせた対策 ないように設置すること 行われまし ◇こまめな体温測定︵特に体温調節機 ●タンクを連結して使用している場合 た。 当日は、 能が十分でない高齢者、障がい者、子 は防油提を設けることが望ましい 村出身の標 ども︶ ●D型ハウス内の設置は原則しないこと 茶高校の生 ◇通気性のよい吸湿・速乾の衣服着用 ︵※屋内設置の基準を満たす場合は可︶ 徒らも参加 ◇保冷剤、氷、冷たいタオルなどによ 火 災 の な い 明 る い 村 づ く り の た め、 し、 約 3, る体の冷却 ご協力よろしくお願いします。 000株の ⑷外出時の注意 ︻お問合せ先︼ 花が植えら ◇日傘や帽子の着用 れました。 鶴居消防署予防広報係 ◇日陰の利用、こまめな休憩 ☎ ︱2344 送油配管は地震時の亀裂防 止のためループ状の配管か、 フレキシブル管を使用する 27 近藤 亘くん (鶴居市街) 松林 飛々希くん (鶴居市街) 須藤 旭飛くん (鶴居市街) 堀口 新くん (鶴居市街) 64 24 28 開口部(扉、窓)か ら1m 以上離す タンクを 連結する 場合は防 油提を設 けるのが 望ましい パンジー等の植栽のようす 平成25年8月号 10 NFOR 域の地場産品や地域の産業につ 釧路保健所健康推進課 いて深く知ってもらうため、小 ☎ ︱1233 学生を対象に絵画の作品を募集 します。 知ってますか?﹁苦情 ⑴対象 審査委員制度﹂ 釧路管内の小学校に通学する ﹁ 苦 情 審 査 委 員 制 度 ﹂ と は、 児童 道が行った業務や制度の内容を ⑵募集期間 審査する制度です。皆さんに代 8月 日㈫まで わって﹁苦情審査委員﹂が中立 ⑶募集テーマ 的な立場で、道の機関に対し必 ﹁釧路管内の食材︵食べ物︶﹂ 要 な 調 査 等 を 行 い ま す。 ま た、 ・4つ切り︵ ㎝ × ㎝・縦書き、 横書きは自由︶でクレヨン、パ 皆さん自身の利害に係わる苦情 ステル、水彩などいずれでもか であれば﹁苦情審査委員﹂に申 まいません。 立てができます。もちろん、個 人情報の保護にも十分配慮しま ︻お問合せ先︼ す。 地産地消くしろネットワーク 事務局︵釧路市役所産業推進室︶ 苦 情 申 立 の 窓 口 は、 道 庁 の ﹃ 道 政 相 談 セ ン タ ー﹄ か 各 総 合 ☎ ︱4550 振興局の﹃道政相談室﹄をご利 用ください。窓口には苦情申立 休日公証相談の実施に 書のリーフレットをご用意して い ま す。 ま た、 申 立 書 は ホ ー ついて ム ペ ー ジ か ら も ダ ウ ン ロ ー ド 釧路公証人役場では、次のと で き ま す。︵ http://www.pref. おり﹁休日公証相談﹂を実施し hokkaido.lg.jp.ss/dsc/kujyou. ますので、ぜひご利用ください。 ︶ ⑴日時 htm 8月 日㈯ ︻お問合せ先︼ 午前 時∼午後4時まで 北海道総合政策部知事室道政 ⑵場所 相談センター ☎ 011︵204︶5523 釧路公証人役場 FAX 011 ︵ 241 ︶8181 釧路市末広町7丁目2番地 E-mail kujyou.koueki@pref. 金森ビル1階 ⑶相談内容 hokkadio.lg.jp 遺言、相続、任意後見、尊厳 死宣言、お金の貸し借り、賃貸 借、離婚に伴う教育費・慰謝料・ 財産分与など ⑷相談料 無料です ︻申込方法︼ 第3回﹁くしろ食財の 日﹂絵画コンクール作 品募集! 30 31 31 30 20 20 13 27 相談を希望される方は、8月 日㈮まで、電話予約をお願い します。︵☎ ︱1365︶ 25 不正改造は犯罪です! 30 自動車は生活に欠かせない移 動手段となっているのみなら ず、娯楽の道具としても認識さ れており、様々な部品等が販売 されています。しかしながら、 ①灯火の色が不適切な灯火器及 び回転灯等の取り付け ②運転者席・助手席の窓ガラス への着色フィルムの貼り付け ③タイヤ、ホイールの車体 ︵フェ ンダー︶外へのはみ出し ④基準外ウィング︵エア・スポ イラ︶の取り付け ⑤マフラーの切断・取り外し及 び基準不適合マフラーの装着 等の不正改造を施された車両が 存在し、問題となっています。 こ れ ら 不 正 改 造 に つ い て は、 改造を実施すること、改造され た自動車を走行させることの両 方が法律により禁じられてお り、これに違反すると整備命令 の公布を受けたり、罰金等の対 象となることとなります。 国土交通省ではこれらの不正 改造を排除し、車両の安全確保 及び環境保全を図るため、関係 省庁、自動車関係団体等と協力 し て、﹁ 不 正 改 造 車 を 排 除 す る 運動﹂を全国的に展開していま す。 不正改造車を見かけましたら 不正改造車110番︵☎ ︱2 523︶までご連絡ください。 M 11 平成25年8月号 22 釧路管内の子どもたちに、地 51 27 31 10 31 P I ⑶講座内容 ﹁北方領土返還要求運 日︽相続と登記について︾ 動強調月間﹂について 日 ︽ 筆界特定制度︾ ︽高齢者を巡る人権問題︾ 我が国固有の領土である歯舞 諸島、色丹島、国後島及び択捉 日︽青年後見登記制度︾ ︽法務局の所掌事務︾ 島からなる北方四島の早期返還 ⑷定員 実現は、道民はもとより国民の 長年にわたる悲願となっていま 各講座実施日ごとに 名 ⑸申込期間 す。 この北方領土返還要求運動が 8月5日㈪∼ 日㈮の平日 始まってから 年以上が経過し 午前8時 分∼午後5時 分 ていますが、領土返還への具体 ︻お申込み先︼ 的な道筋が見えない状況となっ 釧路地方法務局総務課 ︱5010 ています。国の外交交渉を積極 ☎ ︱5500 的に後押しし、更なる道民世論 FAX の結集を図るため、旧ソ連が日 本に対して宣戦を布告し、北方 釧路地域 SOSネット 領土問題が発端した月である8 月を﹁北方領土返還要求運動強 ワーク創設 周年記念 調月間﹂と定め、村では総合セ 北海道では、高齢化の進展に 伴い、認知高齢者の増加が見込 ンターとふるさと情報館に﹁北 方 領 土 返 還 要 求 署 名 コ ー ナ ー﹂ まれることから、認知症高齢者 をより速やかに発見・保護する を設けていますので、ぜひご協 ためにネットワークシステムの 力ください。 再構築について提言を行ってお ︻お問合せ先︼ ります。 役場総務課総務係 ︱2111 釧路地域においても、 この度、 ☎ SOSネットワークシステムを ﹁法務局なるほど講座﹂ 効果的に活用できるよう体制強 化を図るため、標記連絡会議を 開設 次のとおり開催することとしま した。 法務局では次のとおり﹁法務 局なるほど講座﹂を開講します ⑴日時 9月7日㈯ ので、ぜひご利用ください。 午後1時∼午後4時半まで ⑴日時 ⑵場所 釧路市民文化会館小 ホール 9月 日・ 日・ 日㈮ ⑶対象者 午後1時 分∼3時 分まで どなたでも参加でき ⑵場所 ます︵参加費無料、申込不要︶ ⑷定員 釧路市幸町 丁目3番地 300名程度 釧路地方合同庁舎2階会議室 ︻お問合せ先︼ 27 40 60 20 30 10 64 13 L UB IC 30 15 40 55 A TI O N 住民課健康推進係・こども保健推進係 (☎64-2113) 鶴居村地域包括支援センター (☎64-2999) 地域包括支援センターとは? 地域包括支援センターは高齢者の相談窓口です。 高齢者のみなさんが住み慣れた地域でその人らしい生活を続けられるよう介護予防サー ビスの利用をお手伝いするほか保健・福祉・医療などさまざまな面でサポートするた めの総合相談機関として役場住民課内に設置しています。 4つの柱で高齢者のみなさんをサポートします 1、さまざまな相談に応じます ○保健・福祉・介護・医療に関する総合相談窓口です。 たとえばこんな相談.. . ・介護保険サービスを利用したい、どんなサービスがあるのか知りたい ・一人暮らしをしているが、このごろ家事をするのが大変になってきた ・自分や家族、近所の方の物忘れが最近ひどくなってきた など 2、自立して生活できるように支援します ○高齢者のみなさんの心身の状態に合わせて介護予防の支援をします。 ・ふまねっと運動、お口の健康教室、高齢者かんたん料理教室などの介護予防事業の支援を します。 ・要支援1・2と認定された方には介護予防プランを作成し介護予防サービスなどを受けら れるように調整します。 3、みなさんの権利を守ります ○毎日を安心して生活できるように、情報提供や相談をお受けします。 ・高齢者の虐待を早期に発見したり、消費者被害への対応など安心して暮らせるようサポー トします。 4、暮らしやすい地域づくりを支援します ○心身の状態や、介護する状況が変わっても住み慣れた地域で暮らしてい けるよう関係機関とネットワークを結んでみなさんの生活全体を支えます。 【鶴居村地域包括支援センター(役場住民課内) ☎64−2999】 平成25年8月号 12 ●開館時間……10:00∼18:15 ●休 館 日……8月の休館日は27日 ●休 (火)です。 図書室は、毎月1回の図書整理日以外はいつでも開館 しています。 ●貸し出し……【本・雑誌・紙芝居】2週間(1人5冊まで) 【CD・VTR】 1週間 (CD3点、 VTR2点まで) ∼視聴覚資料について∼ みなくる図書室では、図書や雑誌のほかにCD・ビデオの貸出も 行っています。特にCDは今人気のアーティストのものなども数 多くありますので、ぜひご利用ください。リクエストも受け付け ています。 多助の女 北海道 水辺の生き物の不思議 川井唯史・中村太士 著 身近な水辺に住む生き 物たちが激減している北 海道の現状と、フィール ドワークでしか知ること のできないこれら生き物 たちの不思議な生態を専 門家が紹介。環境保全の 方法や、外来種の駆除な ど具体的な方法も掲載。 村木嵐 著 江戸は下町の商店で、 若い娘が立て続けに殺害 され、金が奪われた。南 町奉行所の定町廻り同 心・大沢源之進は下手人 だと睨んだ伸五郎ら4人 をお縄にしたのだが…。 松本清張賞作家が放つ傑 作時代サスペンス。 夏っ飛び! 写真で見つける病害虫対策ブック 横山充男 著 「親 父 も 飛 ん だ、兄 貴 も 飛 ん だ、お れ も、 6年 生の時に飛んだ。だから、 おまえも飛ぶ」。父さん はそう言って、どうして もおれを神柱祭に出そう とする。 10メートルの高 さから飛ぶなんて、冗談 じゃない…。 ぶたラッパ 東京バビロン 下田昌克 作 さ ん ち ょ う め の ら っ ぱっこの練習がはじまる ぞ。ぱ ー、ぴ ー、ぷ ー、 ぽー、ぱー、ぴー、ぶい。 ぶ い ぶ い ぶ ぶ ぶ。ぷ ー ぶーまつりのはじまり だ ー。お ど れ、う た え、 らっぱ吹け…。 13 平成25年8月号 草間祐輔 著 症状から一発検索。葉・ 枝・花・果実などの部位 別に「白いカビがついて いる」などの症状を写真 で提示し、原因をカンタ ンに特定。薬剤を使わな い対処法から、使う対処 法までやさしく解説した 1冊。 新堂冬樹 著 誰もが羨望の眼差しを 向けるカリスマモデルの 音菜。だが 旬” は長く続 かず、トップの座も恋人 までも後輩モデルに奪わ れてしまう。音菜は復讐 に乗り出すが…。暗黒ミ ステリーの最高到達点。 釧路湿原の自然再生に参加しよう! ●釧路湿原が危ない!農地を湿原に戻す取組み 鶴居村で始まった湿原再生現場の見学会やヨシの移 植作業を行います。 【日 時】8月7日(水) 午前10時∼12時 【申込・問合先】北海道開発局釧路開発建設部治水課 (☎ 24-7250) ●釧路湿原が危ない!土砂流入を防ぐ仕組み 久著呂川の上流部から湿原流入部まで下りながら流 れ込む土砂の様子を調査します。 【日 時】8月20日(火) 午前9時∼午後3時 【申込・問合先】再生普及行動WG事務局 (☎ 56-4646) (※申込期間 7月20日∼8月9日) 8月の自然観察会 ●夏の湿原花ハイク 【日 時】8月 11 日(日) 午前10時∼12時 【定 員】15名 【参加費】無料 【場所・申込・問合先】温根内ビジターセンター (☎ 65-2323) ●ザリガニウォッチング 【日 時】8月18日(日) 午前10時∼12時 【定 員】15名 【参加費】無料 【場所・申込・問合先】温根内ビジターセンター (☎ 65-2323) ●釧路湿原を探検!オオハンゴソウ大作戦! 釧路湿原の自然観察をしながら外来生物オオハンゴ ソウの駆除体験を行います。 【日 時】8月31日 (土) 午前10時∼午後4時 【申込・問合先】NPO法人環境把握推進ネットワーク PEG(☎ 65-9184) (※申込期間 8月1日∼8月24日) 鶴居運動広場 30 周年記念イベント ∼お楽しみ大抽選会∼ 「任天堂 Wii U」などうれしいゲームに「グリーンパーク」 ペア宿泊券やチーズなどの村の特産品も当たります! 【日 時】8月4日(日) 午前9時∼(雨天決行) 【場 所】鶴居運動広場(鶴居村鶴居北1丁目) 【定 員】先着300名 【問合先】鶴居村観光協会(☎ 090-6265-8102) 凍原社7月句 (俳句) 第 52 回鶴居村駅伝競走 【期 日】9月8日(日)雨天決行 ※台風など余程の荒天時には、IP告 知端末にて朝7時に中止を周知。 【時 間】開会式 9:00 スタート 10:00 (幌呂農村環境改善センター前) 閉会式 12:00(予定) 【参加資格】 ①村内に居住又は勤務する者及び中学生 ②高校生、大学生の参加は1チーム2名まで 【チーム編成】職場・地域・団体・サークル等 とする。(監督1名 選手5名 補欠3名以内) 【参加申込】 申込書を8月22日(木)までに教育委員会 生涯学習課へ提出願います。 【その他】 当日選手に変更がある場合は、必ず 受付で手続き願います。 寄 付 いただきました心温まる善意に 心よりお礼申し上げます。 地域振興及び地域福祉等に関する事業のために 髙橋 文雄 様 金200,000円 お 誕 生 お誕生おめでとうございます。 6月中に届出のありました出生について、次のと おりご紹介します。 菱沼 結衣 ちゃん 女 中久著呂 田村 菜月 ちゃん 女 鶴居市街 平成25年8月号 14 224 タンチョウコミュニティ 代表 音 成 邦 仁 タンチョウによる食害 その4 今春もいくつかの地域でタンチョウによるデントコーン畑(以降畑)での食害が見られ、少なくとも下久著呂地 区では大きな被害が確認されました。これまで 3 回に分けて、タンチョウによる食害の実態や防止対策の効果な どをお伝えしてきましたが、最後に今後の食害防止対策についていくつか提案したいと思います。 ●タンチョウにとって住みにくい酪農地帯へ タンチョウによる食害は、もはや畑だけではなく牛舎周りなど農家敷地内にも及んでいます。畑での食害は、 播種してからある程度芽が伸びる 1ヶ月程度の期間に限定されますが、農家敷地内では一年中食害が発生してい ます。言い換えれば、タンチョウにとって、酪農地帯は一年中簡単にえさが得られる環境ということです。また、 人や牛、人工物などに馴れ、安全に暮らせる場所という認識もあるようです(実際には電線衝突などの事故が発 生しており、必ずしも安全な場所とはいえません)。こんな状況ですから、食害を防ぐには、タンチョウにとっ て「住みにくい場所」となるような策を施し、地域一帯にすみついているタンチョウを減らすことが重要ではな いかと思います。 たとえば、広々とした牛のえさ場は、タンチョウにとっても利用しやすいえさ場になっています。そのような 場所の周りをネットなどで囲えればいちばんいいでしょうが、それ以外にもタンチョウが利用しにくくなる方法 はいくつか考えられます。もちろん、牛への影響や農家さんの作業効率が悪くならない配慮なども必要ですので、 農家さんとじっくり相談しながら対策を練る必要があります。その 他にも、タンチョウが農家敷地内に依存しすぎないよう、人間側が いろいろと知恵を出し合うことが必要でしょう。 ●この問題を逆手にとって 近年では、多くの人が自然保護活動に興味を持ち、実践の場を求 めています。そのような人たち向けに追い払いなどの対策に協力し てもらいながら鶴居村の魅力にも触れてもらう長期滞在型体験メ ニューが作れないでしょうか。受け入れ態勢を整えることができれ ば、この問題に関わる人の輪が広がりますし、鶴居村の交流人口を 増やせますので、地域にとってプラス面が大きくなると思うのです。 食害を皆無にするのはとても困難なことですので、マイナス面を 上回るプラス面が得られるしくみを作るという発想も必要ではない かと思います。 タンチョウに対する村民の思いはさまざまだと思いますが、どの ような思いを持とうと身近に存在しているのは確かです。どうせな ら上手に付き合っていきたいものです。 (おわり) タンチョウに引き抜かれた芽 タンチョウ コミュニティ 〒085-1206 阿寒郡鶴居村鶴居東2丁目15番地 15 平成25年8月号 電 話 64-2482 /FAX 64-2482 H P http://www14.ocn.ne.jp/~tancomm/ ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/tancho_comm/ ■発行・編集/鶴居村役場振興課企画係 〒 085‐1203 阿寒郡鶴居村鶴居西 1 丁目 1 番地☎ 0154-64-2112/Fax64-2577 http://www.vill.tsurui.lg.jp/[e メール]tancho@vill.tsurui.lg.jp 間伐と間伐材の有効利用を促進して 健全な森づくりに貢献します。 ・鶴居老人クラブ健康相談 9:30∼ 鶴居老人寿の家 ・幌呂老人クラブ健康相談 9:30∼ 幌呂老人寿の家 1 木 ・上幌呂老人クラブ健康相談 10:00∼ 上幌呂コミュニティセンター ・下幌呂老人クラブ健康相談 10:30∼ 下幌呂老人寿の家 ・介護予防事業(二次予防事業)ふまともくらぶ 2 金 9:30∼ 総合センター 3 土 ・鶴居運動広場 30 周年記念イベント 4 日 9:00∼ 鶴居運動広場 5 月 ・平成 25 年度巡回児童相談 9:00∼ 総合センター和室 6 火 ・鶴居村戦没者追悼式 11:30∼ 鶴居村戦没者 ・釧路湿原自然再生参加イベント 10:00∼ 下幌呂コミュニティーセンターほか ・四種混合予防接種 7 水 11:30∼ 鶴居診療所 ・BCG、不活化ポリオ、三種混合、麻疹・風疹、 二種混合予防接種 15:00∼ 鶴居診療所 8 木 9 金 10 土 11 日 12 月 13 火 ・Hib感染症、小児の肺炎球菌感染症予防接種 14 水 15:00∼ 鶴居診療所 15 木 ・鶴居村ふるさと仮装盆踊り花火大会 16 金 18:30∼ 村営球技場 17 土 18 日 ・鶴居村社会福祉協議会 「心配ごと相談サロン」 19 月 10:00∼ 総合センター小会議室 ・子育て支援事業 「あそびのひろば」 20 火 10:00∼ ふるさと情報館 「みなくる」 ・ふるさと創生3校事前交流会 21 水 14:30∼ 鶴居中学校体育館 ・平成 25 年度釧路地区老人クラブ連合会ブロック 研修会(西ブロック) 22 木 13:00∼ 総合センター ・乳児健診 13:00∼ 総合センター和室 ・ふるさと創生中学生派遣交流事業 (∼25 日まで) 兵庫県市川町 23 金 ・介護予防事業(二次予防事業)ふまともくらぶ 9:30∼ 総合センター 24 土 25 日 26 月 27 火 28 水 ・ 「おひさま」 (親の会) 29 木 10:00∼ 役場2階和室 30 金 31 土 中学生意見発表会において 最優秀賞に輝いた安藤理子さ ん (幌 呂 中 学 校3年) の発表の 様子です。 大 勢 の 観 客 に 物 怖 じ せ ず、 自らの主張を堂々と発表する 姿は素晴らしいものでした。 交通事故発生状況 (鶴居駐在所より情報提供) 今年1月からの発生件数 人身事故1件/物件事故42件 6月中の発生件数 物件事故6件 死亡事故ゼロの日 218日 (6月末現在) 人の動き 人の動 き 6月末住民登録人口 人口 総数 2,530 人 (前月比 +1人) 昨年同期は 2,545 人で、 対前年比較は− 15 人です。 男 1,272 人(前月比−2人) 女 1,258 人(前月比+3人) 世帯数 1,085 戸 (前月比+2戸) 編集後記 編集後 記 ここ最近、 「夏」を感じさせる暑い日が 続くようになり、半袖で過ごすことが多く なってきたのではないでしょうか。これか ら本格的な鶴居の夏が始まりますが、熱中 症など体調管理にはくれぐれもお気をつけ ください。 さて、私事ではありますが、今月自分を 含めた新規採用職員5名で町村職員新規基 礎研修へ行ってきました。4日間という短 い時間でしたが、研修を通して各町村の新 規採用職員たちと交流を深めることがで き、大変貴重な経験となりました。 また、7月下旬からは小・中学生や高校 生の待ちに待った夏休みが始まります。遠 出をされる方が多いと思いますが、交通事 故等には充分注意し、楽しい休暇をお過ご しください。(D)
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