The Daily NNAミャンマー版【Myanmar Edition】 第00268号

2014 年(平成 26 年)10 月 16 日(木)
NNA JAPAN CO., LTD.
The Daily NNA ミャンマー版【Myanmar Edition】 第 00268 号[1]
〒 105-7209 東京都港区東新橋 1 丁目 7 番 1 号 汐留メディアタワー9階
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MCI(P)042/09/2014
プノンペンに日本商店街
年内に12店、日系HUGSが誘致
カンボジアの首都プノンペンで、日本食やスイーツの店を集めた日本商店街「絆(きずな)ストリート」
への出店が相次いでいる。9月には9店舗目となるうどん屋「だんらん」が開業し、年内に 12 店まで増
える予定。日系サービス業の進出が相次ぐプノンペンの中でも注目されている。仕掛け人は、現地の日系
コンサルティング会社HUGSの黒川治郎最高経営責任者(CEO)だ。
絆ストリートは、プノンペンの南部、日本大使館に近
い 63 番通りにある。2013 年 11 月、京都・大阪に 10 店
舗を構える焼き鳥・串カツ屋「時代屋」
(京都市伏見区)
がオープンしたのを皮切りに、日本式スイーツの「ふわ
り」や七輪焼肉の「炭火横丁」、バー「東京酒場」など
が軒を連ねるようになった。海外初進出という店もあ
る。
黒川氏は、「本気で進出する企業を支援したい」と強
調する。HUGSが企画した絆ストリートだが、通り一
帯の不動産にはそれぞれオーナーがいる。HUGSは日
々、家々を回って情報交換し、出店希望者との橋渡しを
担っている。
毎週月曜には出店者で通りの掃除をするなど一体感
を醸成、将来は共同販促なども実施し、スケールメリッ
トを生かして集客力を高めていく考え。来年1月 17∼18
日には、HUGSが定期的に開催しているカンボジア人
向けの日本人経営者の講演会「絆セミナー」と併せ、絆
ストリートでお祭りも開催する予定。
(次ページへ続く)
NEWS HEADLINES
カンボジア
【商業】プノンペンに日本商店街
ミャンマー
【労働】最低賃金の策定難航、事前調査仕切り直し
【運輸】ティラワ港運営で、日ミャンマー当局が協力
【IT】情報通信研究機構、ミャンマー語翻訳システム
【建設】ラカイン州で経済区計画、対バングラ貿易促進
【建設】タンカー用深海港が完成、チャオピュー東部の島
【資源】外資単独で初、香港社がシャン州で鉱石採掘権
【観光】国営4ホテルの民営化入札、11月初めに公示
【商業】既存「KFC」は偽物、本家は15年=オグルヴィ
【IT】YTPが株式売却へ、携帯参入で資金調達か
【資源】前年比26%増、ミャンマーの上期ガス輸出
【ASIA】www.nna.jp/ 【EU】www.nna.eu/
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【建設】ヤンゴン市開発委員選、年末に65年ぶり実施
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【経済】到着ビザ取得者、1∼9月で8.5万人
5
【媒体】日本の準々決勝は北朝鮮と、U―19アジア選手権 6
カンボジア
【食品】タイCP、カンボジア・ラオスに新工場計画
6
アジア情報
【繊維】スポーツ各社がアジア開拓 所得増で商機拡大
6
特集
【リスクに克つ】円安が揺さぶる日系アジア拠点
8
その他
商品市況
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クロスレート
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[2]The Daily NNA ミャンマー版【Myanmar Edition】 第 00268 号
HUGSはプノ
ンペンとシエムレ
アプに拠点を持ち、
日本企業の進出支
援コンサルティン
グ、低価格住宅の開
発、IT(情報技
術)を生かした農業
などの事業を幅広
く展開。非電化地域
での太陽光発電事
業なども計画して
いる。絆ストリートは、飲食業などの進出企業の受け皿
になるよう企画した。
カンボジアは外資の出資や海外送金、ビザ(査証)と
2014 年(平成 26 年)10 月 16 日(木)
いった規制が周辺国と比べて緩く、進出ハードルは低い
といわれるが、黒川氏は、「本気で経営する人は多いと
は言えない。安易に進出し、1∼2年で撤退するケース
もある」と指摘する。本気で進出する日本企業を誘致し
ようと、日本で講演し、視察を受け入れ、進出を決めた
企業には現地での各種手続き、人材やマーケティング支
援まで行う。
黒川氏自身、日本で飲食店を経営した経験があり、成
熟した日本市場だけで事業を拡大するのは困難と判断。
世界各国を調査した末、2010 年7月に訪れたカンボジア
に大きな将来性を感じて拠点を移した。カンボジアは
「東南アジア諸国連合(ASEAN)展開の起点にもな
る」とも指摘。カンボジアの発展を後押しする意味で
も、日本企業に「もっと外に出てほしい」と訴えてい
る。(八木悠佑)
【ミャンマー−労働】
最低賃金の策定難航、事前調査仕切り直し
ミャンマーで初となる法定最低賃金の策定作業が難
航しているようだ。賃金設定に向けた労働者の生活実態
調査が9月に一部地域で行われたが想定通りに進まず、
14 日付の現地紙ミッジマ電子版によると、11 月に仕切
り直しされることになった。年末までに最低賃金を公表
して企業に適用を義務付けるという政府が設けたスケ
ジュールに遅れが生じる可能性も出てきた。
生活実態調査は労働者の世帯あたり収入や支出額、地
域ごとの物価を調べるもので、最低賃金の設定材料とし
て利用されることになっている。政府は全土でくまなく
調査を行うとの方針を示していた。だが、9月に首都ネ
ピドーなどで実施した調査が想定通りに進まなかった
ことから、対象とする地域を全国 108 カ所に絞ってやり
直すことにした。
最低賃金の設定について政府は、最低賃金案を9月に
公表、10∼11 月に労働者側と経営者側の意見を聞いて反
映させ、12 月に設定額を適用するとしていた。現時点で
案は完成しておらず、労働者と経営者の話し合いに至っ
ていない。生活実態調査の仕切り直しは今後のスケジュ
ールに影響を与えることになりそうだ。
ミャンマー政府は今年1月、年内に最低賃金を設定す
ると表明。政府、企業、労組の3者による協議が行われ
てきたが、設定額について意見の対立が続いている。4
月に開かれた3者間協議では、労組側と企業側がそれぞ
れ1日当たり 7,000 チャット(約 750 円)、3,000 チャッ
トと主張し、議論が平行線をたどった。
【ミャンマー−運輸】
ティラワ港運営で、日ミャンマー当局が協力
日本とミャンマーの港湾当局が 13 日、ヤンゴン近郊
のティラワ港運営に向けた協力書簡(LOC)を締結し
た。
日本が官民を挙げて支援するティラワ経済特区(SE
Z)の関連インフラと位置付けるティラワ港の開発およ
び効率運営を通じ、両国の相互利益を発展させることが
目的。日本側は、国土交通省の大脇崇・港湾局長、ミャ
ンマー側は運輸省港湾公社のチョー・ミン総裁が署名し
た。
両国の港湾当局は今回の合意に基づき、ミャンマーの
港湾開発、荷役システムおよび港湾運営、港湾の情報化
などの分野におけるハイレベル会合、日本国内での研修
や専門家派遣を通じ、包括的な人材育成に協力する。
これら協力の履行とあわせて、ティラワ港のターミナ
ル運営への日本の参画に関する調整を推進することで
も一致した。
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2014 年(平成 26 年)10 月 16 日(木)
The Daily NNA ミャンマー版【Myanmar Edition】 第 00268 号[3]
【ミャンマー−IT】
情報通信研究機構、ミャンマー語翻訳システム
独立行政法人の情報通信研究機構(NICT、東京都
小金井市)は 15 日、傘下のユニバーサルコミュニケー
ション研究所が、ミャンマー語を対象にした日・英自動
翻訳システムを世界で初めて開発したと発表した。
日本企業の進出が増加してミャンマー語需要が拡大、
通訳・翻訳者が不足している現状を踏まえ、NICTは
最先端の多言語翻訳システム構築技術を駆使し、新シス
テムを開発。旅行会話向けでは翻訳率約 90%という高い
精度を達成した。18 日、19 日に増上寺(東京都港区芝)
でデモンストレーションを行う。増上寺では両日、「ミ
ャンマー祭り 2014」が催される。
ヤンゴン・コンピューター大学とミャンマー語の音声
認識・音声合成に関する共同研究を実施中で、今後は同
機構の自動翻訳技術と組み合わせて、自動音声翻訳シス
テムを構築する予定。長文を翻訳できる汎用自動翻訳技
術の研究も進めており、日本語やミャンマー語の出版物
やウェブサイトなどの情報交換の効率化を目指してい
る。
新システム開発は、日本の総務省が提唱する「グロー
バルコミュニケーション計画」の一環。2020 年の東京五
輪をめどに、音声翻訳の社会実装を目指している。
【ミャンマー−建設】
ラカイン州で経済区計画、対バングラ貿易促進
バングラデシュと国境を接する西部ラカイン州のマ
ウンドー郡区に、2つの埠頭と貨物ターミナルを備えた
経済地区を建設する計画が浮上している。バングラデシ
ュとの貿易を促進するのが狙い。イレブン・ミャンマー
電子版が 14 日に報じた。
マウンドー商工会議所によると、経済地区はカニン・
チャウン埠頭に近い川岸の 50 エーカー(約 20.2 ヘクタ
ール)の土地に開発される見通し。総投資額は 10 億チ
ャット(約1億 800 万円)を見込む。マウンドー郡区の
関係者らが現在、用地選定を行っている。
同商工会議所のマウン・ミン・テイン会長は、「経済
地域には2つの港湾と 20 の卸売センターを開設する。
港は 300∼400 トン級の船がアクセスできるようにす
る」と説明した。港から州都シットウェまでの総延長 80
キロの道路も建設する計画。建設費は2億 5,000 万チャ
ットと見積もられている。
ラカイン州政府のミャ・アウン商業相によれば、総投
資額 10 億チャットのうち、州政府が6億チャットを出
資し、民間投資家が残る4億チャットを出資する予定。
企業家によると、同政府は拠出金を確保できる見通しだ
が、民間資金の確保は難航している。
ミャンマーの西部ラカイン州で経済特区(SEZ)を
開発する計画が持ち上がっている。同州とイスラム教徒
の少数民族ロヒンギャの実業家が検討している。ただ、
同州では 2012 年6月以降、仏教徒とイスラム教徒の対
立で、多数のロヒンギャが海外に流出しており、実現の
可能性は不明だ。
今年5月には地元紙ミッジマが、マウンドーでの経済
地区の開発計画を報じていた。
ミャンマーとバングラデシュの国境貿易は、シットウ
ェとマウンドーが拠点。両国は 1994 年5月に二国間貿
易協定を締結した。主な貿易品目は農水産物、木製品、
日用品。
【ミャンマー−建設】
タンカー用深海港が完成、チャオピュー東部の島
ベンガル湾に面する西部ラカイン州チャオピューの
東に位置するマダイ島で深海港が完工し、来月から石油
タンカーの入港が始まる見通しになった。イレブン・ミ
ャンマー電子版が 15 日に報じた。
完成した深海港は、石油貯蔵ターミナルも併設する。
マダイ島複合開発協会のトゥン・キ会長は、「石油タン
カーの受け入れを 11 月から開始する」とした上で、
「マ
ダイ島で別の深海港の建設も計画しており、近く着工予
定だが、地元住民が土地の補償を要求する可能性があ
る」と明らかにした。地元住民らは、深海港建設のため
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の土地接収に抗議している。
チャウピューは、中国南部の雲南省瑞麗までを結ぶ天
然ガス・原油輸送パイプラインの起点。
チャウピュー経済特区(SEZ)の開発も予定されて
おり、SEZ内にも大型港湾が整備される見込み。チャ
ウピューSEZ委員会が工業、住居、港湾の3区域の開
発を担う発注先の選定作業に入っており、12 月に最終選
考を行い、来年1月に結果が発表されることになってい
る。
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[4]The Daily NNA ミャンマー版【Myanmar Edition】 第 00268 号
2014 年(平成 26 年)10 月 16 日(木)
【ミャンマー−資源】
外資単独で初、香港社がシャン州で鉱石採掘権
香港企業のアジア・パシフィック・マイニング(AP
ML)はこのほど、ミャンマー北東部シャン州で非鉄金
属鉱物を採掘する権利を獲得したと発表した。同社単独
で採掘できる権利を得たもので、月内にも本格的な事業
開始に向けた準備作業に着手する。ミャンマーで外資単
独による採掘が認められた初のケースになった。
シャン州の北部に位置するナムトゥー北西部に広が
るAP―4と呼ばれる鉱区での採掘権をミャンマー政
府から付与された。大型鉱山として知られるボードウィ
ンに近い鉱区で面積が 649 平方キロメートルにおよび、
亜鉛や銀が産出されるとみられている。
APMLは月内をめどに、採掘に向けた土壌の調査や
サンプル採取といった作業を開始する。調査結果を分析
した上で本格的な採掘活動に入るようだ。
同社はまた、AP−4での採掘準備と並行し北部ザガ
イン管区にあるAP―8とAP―10 の両鉱区について
も採掘権の認可取得を目指す。両鉱区では金の産出が見
込まれている。
【ミャンマー−観光】
国営4ホテルの民営化入札、11月初めに公示
ホテル・観光省が、国有ホテル4軒の運営権の一般競
争入札を行う計画を明らかにした。11 月の第1週目に募
集を開始する計画。国営日刊紙で告示する。15 日付グロ
ーバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが伝えた。
4軒を対象とする入札は2度目。前回は落札業者が契
約を順守できず、同省の管轄に戻されていた。4軒に
は、北東部シャン州のカラウ・ホテルが含まれる。
同省によると、国内のホテル数は急増しており、2011
年の 677 軒2万 2,373 室から、現在は 1,055 軒4万 826
室まで増加している。。
ミャンマーを訪れる観光客数は昨年、前年比 92%増の
204 万人に上り、今年は 300 万人に達する見込み。政府
は 15 年に 500 万人まで拡大する目標を掲げ、宿泊施設
の整備を強化している。
国家計画・経済開発省の投資企業管理局(DICA)
によると、国内投資家によるホテル・観光産業への投資
額は累計6億 9,000 万米ドル(約 741 億円)に達してい
る。
【ミャンマー−商業】
既存「KFC」は偽物、本家は15年=オグルヴィ
米系大手の広告代理店オグルヴィ・パブリック・リレ
ーションズ・ミャンマーは、ミャンマーで現在、「KF
C」を名乗っている店は偽物だと発表した。本家の「ケ
ンタッキー・フライド・チキン(KFC)」を展開する
ヤム・レストランズ・インターナショナル・グループは
13 日、15 年にミャンマー1号店を開くと発表している。
14 日付イレブン・ミャンマー電子版によると、オグル
ヴィ・ミャンマーの報道担当ラ・ミャット・モン氏は、
「ヤム・レストランが展開する『本物』のKFCは来年、
ミャンマーで開業する」と強調した。
オグルヴィは、偽KFCの店舗数などの詳細は公表し
なかった。商標権侵害などで訴える考えもないという。
ミャンマーでは知的財産権の保護法が整っておらず、法
的措置に訴えにくいという背景もあると見られる。
最大の都市ヤンゴンのシュウェ・ボンタ通りにあるト
ーキョー・フライド・チキン(TFC)が「TFCはヤ
ンゴンのKFC」と名乗ったり、ICFCというレスト
ランのロゴが「KFC」に見えるなどの例があるという。
ヤム・レストランは、シンガポール証券取引所に上場
するミャンマー系投資持ち株会社ヨマ・ストラテジッ
ク・ホールディングにKFCのフランチャイズ権を付
与。ヨマを通じてミャンマーでの店舗展開に乗り出す。
シンガポールのDBSビッカーズ証券のアナリスト
は、「KFCは初期に首都ネピドーに出店し、他の主要
都市に展開していくことになるだろう」との見通しを示
した。
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【ASIA】www.nna.jp/ 【EU】www.nna.eu/
2014 年(平成 26 年)10 月 16 日(木)
The Daily NNA ミャンマー版【Myanmar Edition】 第 00268 号[5]
【ミャンマー−IT】
YTPが株式売却へ、携帯参入で資金調達か
インターネット事業のヤダナポン・テレポート(YT
P)が、自社株式を売却するようだ。現地紙デモクラシ
ー・トゥデーが 13 日付で報じた。売却益を携帯電話事
業の参入資金に充てるとみられる。
YTP関係者が明らかにしたもので、株式売却に向け
た準備が進められている。売却の時期や株式数は明らか
にしていないが、販売価格は1株1万チャット(1,081
円)になるという。
同社は携帯電話事業への進出をもくろんでいるが、参
入するには基地局の整備などに多額の設備投資が必要
になる。同社の場合、設備投資額が 10 億米ドル(約 1,073
億円)に上るといわれる。自己資金でまかなうことは難
しく、調達先の確保が課題になっていた。
【ミャンマー−資源】
前年比26%増、ミャンマーの上期ガス輸出
ミャンマーで産出された天然ガスの 2014 年度(14 年
4∼15 年3月)上期の輸出額が 21 億米ドル(約 2,252
億円)となり、前年同期を4億米ドル、率にして 26%上
回ったことが分かった。商業省の発表統計を現地紙イレ
ブン・ミャンマーがこのほど報じた。
4∼9月累計の輸出額は 21 億 8,300 万米ドル。前年
同期実績は 17 億 3,700 万米ドルだった。今年4∼9月
の輸出累計額の約7割に相当する 15 億米ドル分の天然
ガスは船舶で、残り6億米ドル分はパイプラインを通じ
て海外に運ばれた。
天然ガスはミャンマーの主要輸出品。13 年度の輸出額
は前年比 10%減の約 33 億米ドルで、輸出総額の約3割
を占めた。外国企業によるガス田開発が本格化しようと
しており、天然ガス輸出は今後、大幅に増えていくとみ
られている。
【ミャンマー−建設】
ヤンゴン市開発委員選、年末に65年ぶり実施
ヤンゴン市開発委員会(YCDC)の委員を選出する
選挙が、12 月 27 日に実施される。1949 年の実施以来、
65 年ぶりの投票となる。14 日付イレブン・ミャンマー
が伝えた。
YCDCの委員8人のうち4人を選ぶ。市の発表によ
ると、投票は1世帯につき1人しか認めない。これにつ
いてヤンゴン管区議会のティン・ニュン議員ら複数議員
が、「公正な選挙ではなく違憲」と主張している。市の
方針では有権者数は 30 万だが、1人1票の場合は 80 万
人になるという。
市によると、候補者資格は 35∼65 歳で、過去 10 年以
内の転居歴がなく、都市開発に精通した者。候補者は退
官した当局職員による委員会が審査し、19 日に確定する
予定。
YCDC委員のほか、群区などの開発委員も選出す
る。選挙の運営予算は5億チャット(約 5,400 万円)と
いう。
【ミャンマー−経済】
到着ビザ取得者、1∼9月で8.5万人
ミャンマーへの入国者のうち、到着時に空港でビザを
取得するビザ・オン・アライバル(VOA、到着ビザ)
の利用者が今年1∼9月累計で8万 5,000 人超に上っ
ていることが分かった。14 日付の現地紙デイリー・イレ
ブンが伝えたもので、昨年通年の実績を9カ月で上回っ
た。外国人観光客のミャンマー訪問需要が一段と拡大し
ていることを裏付けた。
移民・人口問題省の統計によると、1∼9月に合わせ
て8万 5,667 人が到着ビザでミャンマーに入国した。国
籍別で最多だったのは中国で過半数に達し、シンガポー
ルとマレーシアが続いた。
【ASIA】www.nna.jp/ 【EU】www.nna.eu/
到着ビザは 2012 年6月にミャンマーで導入された制
度で、デイリー・イレブンによると、48 カ国・地域の国
籍保有者に利用が認められている。導入からこれまでに
12 万人以上が、この制度を通じて入国した。13 年は8
万 2,137 人が利用した。
ミャンマーでは 11 年の民政移管後に外国人観光客が
急速に増加。会計年度(4月∼翌年3月)ベースで 12
年度は 130 万 9,225 人となり前年比 51.0%増、13 年度
は 225 万 2,326 人で 72.0%増えた。今年も1∼6月累計
で 160 万人を超え、政府が目標に掲げる 300 万人を上回
るペースで折り返した。
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[6]The Daily NNA ミャンマー版【Myanmar Edition】 第 00268 号
2014 年(平成 26 年)10 月 16 日(木)
【ミャンマー−媒体】
日本の準々決勝は北朝鮮と、U―19アジア選手権
【共同】サッカーのU―19(19 歳以下)アジア選手権
は 14 日、ミャンマーのネピドーなどで1次リーグ最終
戦が行われ、日本の準々決勝の対戦相手が北朝鮮に決ま
った。日本は勝てば4大会ぶりのU―20(20 歳以下)ワ
ールドカップ(W杯)出場権を獲得する。
D組の北朝鮮はイラクを2―1で破り、通算1勝1分
け1敗の勝ち点4として2位で準々決勝に進出した。
日本―北朝鮮は 17 日午後3時半(日本時間同6時)
から行われる。
【カンボジア−食品】
タイCP、カンボジア・ラオスに新工場計画
タイの大手財閥チャロン・ポカパン(CP)グループ
は、東南アジア諸国連合(ASEAN)統合を見据え、
カンボジアやラオスで農業、飼料、食品加工事業を拡大
する。ブンキアット上級副社長(農業・食品担当)が明
らかにした。
15 日付タイ紙ポストトゥデーによると、カンボジア現
地法人CPカンボジアのウィタヤ上級副社長は、来年に
もカンボジアとラオスでの飼料工場建設に 10 億バーツ
(約 33 億円)を投じる計画を明らかにした。
カンボジアでは、タイ東部チャンタブリ県と国境を接
する西部パイリンの工場を、来年半ばに完成させる。年
産能力は 15 万トンで、投資額は7億バーツ。首都プノ
ンペンにある年産 35 万トンの飼料工場と同様、同国向
けに供給する。
CPカンボジアは 2019 年までに豚肉の生産量を現行
の2倍に引き上げる方針。カンボジアの飼料需要は年間
70 万∼80 万トンで、CPはシェア 40%。カンボジア事
業の年間売上高は現在約 100 億バーツ。
ウィタヤ上級副社長によると、カンボジア事業は現
在、同国内向けが中心だが、欧米連合(EU)の特恵関
税(GSP)対象からタイが外れた後もカンボジアは恩
恵を受けられるため、輸出向け投資も検討。エビ関連事
業では調査に着手した。
ラオスでは、南部チャンパサック県に年産能力 12 万
トンの飼料工場を建設する。投資額は2億バーツ程度を
見込む。ラオス事業の売上高は 20 億バーツ。
ミャンマーでも今後、投資を拡大し、最終的に加工食
品の販売を手掛けていく計画。
ベトナムを含むタイ周辺の4カ国での売上高を、向こ
う5年で現在の2倍にする方針。
【アジア−繊維】
スポーツ各社がアジア開拓 所得増で商機拡大
【共同】スポーツ用品の大手メーカー各社が東南アジ
ア市場の開拓に本格的に乗り出している。少子高齢化が
進む国内市場に比べ、所得増加や健康志向の高まりでビ
ジネスチャンスが拡大しており、ナイキやアディダスな
ど先行する欧米メーカーに対抗する。
アシックスは今年からシンガポールに設立した子会
社の機能を強化し、現地の代理店経由での販売から直接
販売に切り替えた。地元のショッピングモールなどで出
店を加速。2015 年度は 13 年度の約3倍となる約 29 億円
の売り上げを目指す。
加藤克巳取締役常務執行役員は「東南アジアのスポー
ツジムを見ると若い人が熱心に汗を流している。市場が
若くエネルギーを感じる」と評価。各国での市民マラソ
ンなどの支援を通じ、強みのランニングシューズを中心
にブランド力を高める。
ミズノもシンガポールに立ち上げた子会社が本格稼
働を始めた。多国籍の人材を集めてマーケティングを強
化し、現地のニーズに合ったモデル展開を検討する。東
南アジアではカラフルなデザインが好まれるという。
シンガポールミズノの田谷潔社長は「日本ブランドの
好感度は高く追い風がある」と話しており、現地で人気
が高いサッカーやバレーボール、バドミントンなどの関
連商品でシェアを増やす。香港、ニュージーランドを含
め 18 年に売り上げ 50 億円を目標に掲げる。
デサントは東南アジアのマーケティング拠点として
香港に支店を設置。価格やカラーなど東南アジアのニー
ズに合った商品企画を進めている。
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2014 年(平成 26 年)10 月 16 日(木)
The Daily NNA ミャンマー版【Myanmar Edition】 第 00268 号[7]
16日
アジア欧州会議首脳会議ほか
【国内】
<経済>
・リクルートホールディングス(東京都千代田区)
が東証1部に新規上場
・信託協会会長会見(14 時、日銀)
・全銀協会長会見
(16 時 30 分、東京都千代田区・銀行会館)
・総合資源エネルギー調査会新エネルギー小委員会
系統ワーキンググループ=第1回
(13 時、経済産業省)
・アジア欧州会議(ASEM)首脳会議
(∼17 日、イタリア・ミラノ)
・9月の米鉱工業生産指数(9時 15 分、
米国・ワシントン・米連邦準備制度理事会)
・第9回ローマ国際映画祭
(∼25 日、イタリア・ローマ)
・米アップルが新製品発表(米国・クパチーノ)
・中国の初の原爆実験から 50 年
・英国の作家オスカー・ワイルド生誕 160 年
情報提供:共同通信
【海外】(現地日程)
千代田インテグレ取締役に加藤裕之氏ほか
会社人事
▼千代田インテグレ
(11 月 27 日)▽取締役 関東事業所長加藤裕之▽
退任 取締役及川彰
▼サンヨーハウジング名古屋
(11 月 26 日)▽取締役 執行役員大森隆治、公認
会計士遠藤彰一▽監査役 弁護士川崎修一▽退任 取
締役宮川彰、監査役楠田尭爾
▼三栄建築設計
(11 月 25 日)▽取締役 公認会計士船山雅史、
(元
ダイヤモンド社取締役)湯谷昇羊
外務省人事
(15 日)外務副報道官兼報道・広報・儀典担当官房
長補佐、国際協力局長補佐(内閣審議官)岡庭健▽報
道・広報・文化交流担当参事官(外務副報道官兼報道・
広報・文化交流担当、国際協力局参事官)水嶋光一
情報提供:共同通信
原嶋正孝氏(元荒川化学工業常務)
原嶋 正孝氏(はらしま・まさたか=元荒川化学工
業常務)9日(現地時間)、心不全のため米イリノイ州
の自宅で死去、73 歳。東京都出身。葬儀・告別式は近
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親者のみで行った。
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[8]The Daily NNA ミャンマー版【Myanmar Edition】 第 00268 号
2014 年(平成 26 年)10 月 16 日(木)
円安が揺さぶる日系アジア拠点
痛み、事業にも生活にも
《第2部「コスト高に向き合う」第4回》
の上昇が続く中国。急激な円安はここで生産活動をする日
ここ2カ月ほどの間に一層加速した円安。輸入され 系企業を苦しめている。
る資源や原材料の高騰をはじめとするコストの上昇と 上海で飲料用のガラス瓶を委託生産し、日本に輸出して
貿易赤字の拡大で、日本国内でも円安のデメリットが いる日系メーカーのS社。昨年は売上高に占める対日輸出
叫ばれ始めた。もともと日本企業が国内での生産コス の割合は約3割だったが、今年は2割ほどまで落ち込みそ
ト上昇の対策としてアジアに設置した生産拠点にとっ うだという。
て、円安はまさに強烈なパンチ。その打撃は事業面に 円安の結果、日本での販売価格は約 1.5 倍に跳ね上がっ
とどまらない。円建てで決められた給与を現地通貨化 た。この急激な値上がりを敬遠し、S社との取引を打ち切
する際に生じる目減りも、駐在員生活を圧迫する深刻 る企業も多かったようだ。S社総経理(社長)のAさんは、
な問題だ。
「今年の売り上げは約1割落ち込む見通しで、うち半分は円
安によるものだ」と肩を落とす。
野田佳彦・民主党政権の末期に当たる 2012 年 10 月半ば、 同じく上海で台車、複写機向けなどのキャスターを製造
円の対米ドル相場は1米ドル= 78 円ぐらいの水準で、円高 し、製品の半分を日本に納入しているY社は、円安に伴う
が大きな問題になっていた。その後の同年 12 月、自民党と 負担増を中国側が背負い込む羽目になっている。為替差損
公明党が政権を奪還し安倍晋三政権が発足した前後から、 を顧客には転嫁できないとして、本社からの値下げ要求に
一転して円安が進行。今月半ばには円相場は1米ドル= 苦しんでいる。
107 円辺りにまで下がった。率にして円は 30%近く安くな プラスチック製品製造のN社(上海)も似たような状況
った計算だ。
だ。当初、為替の影響はさほどなかったが、昨年5月以降
対アジア通貨でも円は軒並み値を下げている。この2年 に苦しくなり、やむなく見積もり価格を約1割引き上げた。
でインドネシアルピアとインドルピーを除くアジアの主要 その後は為替差損を上海側で抱え込まざるを得なくなって
通貨に対し 20%超安くなった。円高に振れたアジアの主要 いるという。
同社の総経理Bさんは、
「円安により、今では日本でも競
通貨は一つもない。
「もはや中国で作るメ
例えば中国の人民元でみると、2年前は1人民元= 12.4 争力がある製品は生産できる」とし、
円ぐらいだったのが、今や1人民元= 17.5 円前後。円は人 リットはない」と断じる。
民元に対しても、2年間で 30%近く下げた。
為替予約で対応
もちろん、積極的に円安対策を行っている中国の日系企
業もある。江蘇省南通市で工場を操業する機械部品メーカ
ーのJ社は、為替差損を製品価格に転嫁するほか、オーソ
ドックスな為替リスクのヘッジ(回避)策である為替予約
を活用している。また同市の日系電子部品メーカーT社は、
中国国内向け販売がほとんどのため「円安の影響はあまり
ない」というが、日本以外への輸出分について従来の日本
本社経由から、香港の商社に直接卸す方式に切り替えた。
これによって経費を約2∼3割減らせたという。
生産の日本回帰論が浮上
販売を直撃
ただでさえ、華南を中心に人件費をはじめとするコスト
一方、1997 年に英国から中国に返還されて以来、「特別
行政区」となっている香港。英国統治下だった 83 年 10 月
から今日に至るまで、通貨の香港ドルは対米ドル相場を1
米ドル= 7.8HK ドル前後に固定するペッグ制を採用。結果
として円の対香港ドル相場は、対米ドル相場と連動してい
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2014 年(平成 26 年)10 月 16 日(木)
The Daily NNA ミャンマー版【Myanmar Edition】 第 00268 号[9]
る。
ある香港の日系メーカー拠点では、過去9年ほど、社内
レートを据え置いている。生活面では円高なら得、円安な
ら損となり、トータルではトントンという。
みずほ銀行香港資金部の藤野仁調査役は「日系企業の中
国ビジネスの拠点となっている香港では、円安というより
はむしろ人民元高対策の相談を受けることが多い」と話す。
ただ、対日輸出など売り上げが円建ての一方で、支払いが
人民元など外貨建ての企業にとっては、円安はまさにダブ
ルパンチとなっている。
香港では、売掛債権の通貨と買掛債権の通貨を同一にし、
為替リスクを差分に限定する、いわゆる「決済通貨のマリ
ー」を進めている企業もあるものの、中国国内での米ドル
など外貨の決済による商流も多く、為替リスクヘッジのニ
ーズは旺盛だと藤野氏は指摘。為替予約や香港ならではの
オフショア人民元(CNH)のオプション取引でのリスク
ヘッジ事例が散見され、為替予約においては円安持続をに
らんだ長期の先物予約も見られるという。
さらに藤野氏は、
「生産を中国から日本に戻そうか」とい
う声も聞かれ始めたとし、
「もう一度、生産拠点の配置を見
直す動きが出てきてもおかしくない」との見方を示す。
すい仕組みだ。昨年はこれがプラスに働き、売上高の7%
相当額が円安に伴う出荷増による利益だった。
懐に寒風、「飲み会が半減した」
円安はアジアの日本人駐在員にとって、生活面でも痛い。
円建て給与を現地通貨に替えると目減りしてしまうから
だ。
中国で展開するS社では円安が進んだ昨年、元換算の給
与が急減。それまでは社内為替レートの見直しは年1回だ
ったため、急激な円安を反映させにくかった。上海サイド
の粘り強い交渉で、見直しサイクルはまず半年に、今は3
カ月に短縮されたという。
ただこれは比較的幸運なケース。見直しサイクルが長い
企業の中国駐在員からは、
「月2回だった飲み会が1回にな
った」といった嘆き節が聞かれる。
東南アジアの駐在員も辛い状況は同じだ。インドネシア
のある日系電機メーカーの駐在員らは、日本の本社を説得
し、以前はルピア建てだった給与を米ドル建てにしてもら
ったという。
現地通貨の変動激しい国も
コスト上昇などで事業環境の悪化が進行する中国に代わ
り、ここ数年、再び脚光を浴びている東南アジア諸国連合
(ASEAN)。しかし中には現地通貨の相場が不安定な国
もあり、日系企業はその対処にも悩まされている。
通貨ルピアの変動幅が大きいインドネシア。対米ドルで
みると、12 年9月は1米ドル= 9,530 ルピアぐらいだった
のが、昨年9月は1万 1,470 ルピアほど、そして今年9月
は1万 1,980 ルピアぐらいにまで下落した。12 年9月から
の1年間で 17%、その後の1年間でさらに4%下がった計
算だ。
現地の日系素材メーカーD社。原料は全て日本から米ド
ル建てで輸入する。製品は全量をインドネシア国内で販売
するが、価格は半分が米ドル建てで、残りはルピア建てだ。
原料費の支払いに充てる米ドルは、ルピア建ての売上金の
一部を交換する形で調達しているため、やはり為替リスク
に直面する。
「ルピア相場が対米ドルで 1,000 ルピア下がれば、為替 差損は年間 60 万∼70 万米ドルになる」と同社関係者。昨
長期化は必至か
年は年約 200 万米ドルの為替差損計上を余儀なくされた。
日本の金融界では、
「円安基調は今後も続く」という見方
製品をルピア建てで納入している取引先に米ドル建てに変
が主流のようだ。三菱東京UFJ銀行は9月 30 日発行の
更するよう交渉はしているが、なかなかうまくいっていな
「FX Monthly」に掲載したアナリスト予測で、円相場は年内
い。
に最高で1米ドル= 112 円に達するとの予想を示した。み
D社はヘッジ策として為替予約を行っているが、月 50 万
ずほ銀も同日発行の「中期相場為替見通し」で、今年 10∼
米ドルを上限とするといった限定的な運用にとどまり、為
12 月期の予想レンジを1米ドル= 106∼112 円としてい
替リスクを 100%回避するフルヘッジは行っていない。ヘ
る。
ッジの効果は、長期的に収支トントンという。
長引く気配が濃厚になってきた円安。アジアの日系企業
一方、設備生産をしているM社は、ルピア乱高下リスク
は今後も対応に苦慮しそうだ。
(安部田和宏、工藤光暢、山
を回避するため、インドネシア国内販売も輸出も円建て。
本麻紀子、程田聡哉)
円安になれば価格競争力が増し、国内外とも販売が増えや
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[10]The Daily NNA ミャンマー版【Myanmar Edition】 第 00268 号
2014 年(平成 26 年)10 月 16 日(木)
Bloombergより作成の参考値
海外主要市場の商品市況
取引所・時間
銘柄
直近値
前日比
銅先物
6771.75 -28.25
銅現物
6859.00
75.00
アルミニウム先物
1943.50
-6.50
アルミニウム現物
1920.75
4.75
すず先物
19707.00
57.00
LME
すず現物
19590.00 -506.00
(15日11時40分)
鉛先物
2060.25
5.25
鉛現物
2046.50 -14.75
ニッケル先物
16350.00
0.00
ニッケル現物
16180.00 -210.00
亜鉛先物
2333.00 -15.00
亜鉛現物
2341.50
12.00
亜鉛先物
16735.00 -75.00
金先物
244.35
-0.30
上海
鉛先物
13735.00 -60.00
(15日18時40分)
銅先物
48300.00 400.00
鋼線先物
2735.00
0.00
アルミニウム先物
13815.00
15.00
LME=ロンドン金属取引所
NYMEX=ニューヨーク・マーカンタイル取引所 COMEX=ニューヨーク商品取引所
■為替クロスレート
通貨\コード
JPY
取引所・時間
銘柄
単位
直近値
前日比
バレル
WTI原油先物
80.74
-1.10
MMBTU
NYMEX
天然ガス先物
3.85
0.03
ガロン
(15日6時40分)
ガソリン先物
214.63
-3.39
ガロン
灯油先物
244.71
-2.51
トロイオンス
COMEX
金先物
1223.40 -10.90
トロイオンス
(15日6時40分)
銀先物
17.09
-0.31
キログラム
SICOM(15日18時40分) ゴムRSS3先物
161.00
1.30
ブッシェル
小麦先物
シカゴ
505.75
-3.50
ブッシェル
大豆先物
(15日5時40分)
961.00
-3.75
トウモロコシ先物 ブッシェル
354.50
-2.50
ポンド
ICE(15日6時40分)
砂糖先物
16.87
0.06
トン
日本(15日19時40分) ナフサ先物
706.50 -39.50
バレル
ドバイ(15日14時40分) ドバイ原油
83.42
-3.87
バレル
ロンドン(15日11時40分) 北海ブレント
83.48
-1.58
SICOM=シンガポール商品取引所
ICE=インターコンチネンタル取引所
※括弧内のデータ取得時間はいずれも現地時間
※限月はLME先物が3カ月、そのほかは中心限月
※LME、上海の単位:上海・金(グラム)を除き全てトン
※値:SICOM、シカゴは米セント。上海は中国元。それ以外は米ドル
2014/10/15 19:30 JST
USD
EUR
GBP
CNY
HKD
TWD
KRW
THB
VND
MMK
MYR
SGD
IDR
PHP
INR
AUD
NZD
0.0093 0.0074 0.0059 0.0571 0.0723 0.2835 9.9217 0.3032 198.091 9.24941 0.0306 0.0119 114.077 0.4187 0.5728 0.0107 0.0119
日本円
0.7902 0.6288 6.1265 7.7558 30.4000 1063.87 32.5225 21245.0 990.058 3.2786 1.2775 12235.0 44.9055 61.4250 1.1462 1.2764
米ドル
107.2510
ユーロ
135.593
1.2655
英国ポンド
170.392
1.5902 1.2566
中国人民元
17.5062
0.1632 0.1290 0.1026
香港ドル
13.8284
0.1289 0.1019 0.0811 0.7899
0.7958 7.7530 9.8149 38.4707 1346.31 41.1567 26885.2 1252.90 4.1490 1.6167 15483.2 56.8272 77.7324 1.4505 1.6153
9.7425 12.3336 48.3430 1691.80 51.7182 33784.4 1574.42 5.2137 2.0316 19456.5 71.4101 97.6799 1.8228 2.0298
1.2659 4.9621 173.651 5.3085 3467.72 161.603 0.5352 0.2085 1997.06 7.3297 10.0261 0.1871 0.2083
3.9196 137.170 4.1933 2739.23 127.653 0.4227 0.1647 1577.52 5.7899 7.9198 0.1478 0.1646
台湾ドル
3.5279 0.0329 0.0260 0.0207 0.2015 0.2551
韓国ウォン
0.1008 0.0009 0.0007 0.0006 0.0058 0.0073 0.0286
タイバーツ
3.2978 0.0307 0.0243 0.0193 0.1884 0.2385 0.9347 32.7118
ベトナムドン
0.0050 0.00005 0.00004 0.00003 0.00029 0.00037 0.0014
ミャンマーチャット
0.1081 0.00101 0.00080 0.00064 0.00619 0.00783 0.03071 1.07455 0.03285 21.4583
34.9957
1.0698 698.849 32.5677 0.1078 0.0420 402.467 1.4772 2.0206 0.0377 0.0420
0.0306 19.9695 0.93062 0.0031 0.0012 11.5005 0.0422 0.0577 0.0011 0.0012
653.240 30.4422
0.1008 0.0393 376.201 1.3808 1.8887 0.0352 0.0392
0.04660
0.0002 0.0001 0.5759 0.0021 0.0029 0.00005 0.0001
0.050 0.0015
0.0033 0.0013 12.3579 0.04536 0.06204 0.00116 0.00129
マレーシアリンギ
32.7120
0.3050 0.2410 0.1918 1.8686 2.3656 9.2723 324.489 9.9196 6479.90 301.976
シンガポールドル
83.9543
0.7828 0.6186 0.4922 4.7956 6.0710 23.7961 832.762 25.4575 16629.9
0.3897 3731.78 13.6965 18.7351 0.3496 0.3893
774.98 2.5664
9577.15 35.1505 48.0814
インドネシアルピア
0.0088 0.00008 0.00006 0.00005 0.00050 0.00063 0.0025 0.0870 0.0027 1.7364 0.08092 0.0003 0.0001
フィリピンペソ
2.3884 0.0223 0.0176 0.0140 0.1364 0.1727 0.6770 23.6913 0.7242 473.105 22.0476 0.0730 0.0284 272.461
インドルピー
1.7458 0.0163 0.0129 0.0102 0.0997 0.1263 0.4949 17.320 0.5295 345.869 16.1182 0.0534 0.0208
0.8972 0.9991
0.0037 0.0050 0.0001 0.0001
1.3679 0.0255 0.0284
199.19 0.7311
0.0187 0.0208
オーストラリアドル
93.5620
0.8724 0.6894 0.5486 5.3449 6.7664 26.5217 928.15 28.3735 18534.7 863.752 2.8603 1.1145 10674.12 39.1767 53.5887
ニュージーランドドル
84.0274
0.7835 0.6191 0.4927 4.7998 6.0763 23.8170 833.493 25.4799 16644.5 775.664 2.5686 1.0009 9585.55 35.1814 48.1236 0.8980
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