平成27年度 豊受小学校学校通信第34号 平成28年2月24日発行 学校教育目標 『やる気と粘り強さのある子ども』 学校評価 Ⅰ 数値の分析 大きく上がった項目について №7 内訳 家庭学習時間 今回 前回 について 今回 職員 100 職員 85 89 保護者 86 保護者 85 ← 前回 85 児童 81 児童 85 【4ポイント上昇】 平均 89 平均 85 家庭学習時間の目標は、低学年30分、中学年1時間、高学年1時間30分、です。 職員の評価が、大幅に上がっています。学力をアップのため、先生達は、皆、リキを入れているよ うです。宿題を出したり、特に自主勉強を奨励することは、全学年共通して取り組んでいます。反面 で、児童の評価は、下がってしまいました。 みんなががんばっているので、自分はもっとやらなきゃならないと、自己評価が下がっているので しょうか。子供の頑張りをもっと認め、ほめてあげようと、日々、先生達には話しています。ご家庭 でもお願いします。 №8 内訳 あいさつ 今回 前回 について 職員 職員 今回 92 71 90 保護者 保護者 ← 前回 91 88 82 児童 児童 【8ポイント上昇】 88 87 平均 平均 90 82 こちらも職員の評価が、かなり大きく上がり、保護者評価も児童の評価も上がりました。 実際、学校の中では、児童会の『あいさつ運動』の取組が効果を上げて、廊下ですれ違っても気持 ちよくあいさつをしてくれる子供が増えた、と実感しています。校長として、とても気持ちよいです。 でも全員の子供が、気持ちよくあいさつできるか、言えば、まだできない子供も、少しいます。ま た廊下や教室のあいさつはできても、学校に来たお客さんへのあいさつや、登下校時、旗振りやパト ロールの方へのあいさつは、もう一歩のようです。 学校評価の自由記述でも、『旗振り』をしているときにあいさつをしてくれない、と言う意見を頂 きました。全体として、学校の中で、先生に対してはだいたいあいさつできるが、お客さんや旗振り の人などへのあいさつはまだまだ、と言うことが分かります。 不審者には気をつけろ、と言う指導も必要ですが、知っている人や安心な人(学校のお客様)等へ は、しっかりあいさつできるように指導します。 №9 内訳 丁寧な言葉遣い 今回 前回 職員 職員 について 93 75 今回 84 保護者 保護者 82 78 ← 前回 児童 児童 80 78 87 【4ポイント上昇】 平均 平均 84 80 職員と保護者の評価は、上がりましたが、児童の評価は下がりました。 学校では、児童会の子供たちが『豊小言葉プロジェクト』をしたり、各クラスで『チクチク言葉と フワフワ言葉』の道徳の授業をしたりしたので、言葉に気をつける子供が増えています。 『今のは、チクチク言葉だから良くないよ』と、お互いに注意し合う場面も見られます。 しかし、決して多くは、ありませんが、とても乱暴な言葉を使う子供も、一部には、います。 「キエロ、ウザイ、ぶっ殺す。」聞いていて悲しくなります。(もっとひどい言葉もあります) こんな言葉は、『いじめ』ですから、許すわけにはいきません。 言葉は、人です。 悪い言葉を教えず、正しい言葉を教えなくてはいけません。さらに、よい言葉 遣いを、学校・家庭で広めましょう。 今回、大きく向上した「家庭学習、あいさつ、丁寧な言葉遣い」の3項目は、みな、職員評価 が大きく上がりました。 校長としては、職員がこれらの項目について指導し、手ごたえを得ているのだ、と思っていま す。確かに校内では、子供達の取り組みが、変化している様子が見られます。 もちろん、校外でのあいさつなど、まだまだ不十分な点はありますし、 先生の見ていないとこ ろで、良くない言葉づかいをしている子供もいるかもしれません。 ですから、子供達の未来の幸せのために、さらに指導を充実させていきたいと思います。 Ⅱ 「いじめ」など学校生活について №10 №11 №12 №13 №15 学校は楽しい について 仲良く学校生活をおくる について 相手を考えた言動ができる について 決まりを守る について あやまった行動を指導されている 今回 今回 今回 今回 今回 96 96 87 91 98 ← ← ← ← ← 前回 前回 前回 前回 前回 96 96 85 87 97 【同じ】 【同じ】 【2上昇】 【4上昇】 【1上昇】 №10~13・15の項目は、学校生活の規律やきまりといった生活指導の面です。 前のページの№9『丁寧な言葉遣い』もふくめて、「いじめ」の問題に関係する部分ですので、い い加減にはできません。 各担任は、毎日、子供のトラブルの指導を、少なくとも、日に一度くらいはしていると思います。 悪い行動には、はっきり指導をし、諭し、説明し、理解させます。注意を素直に受け入れられない 子供は、くり返し指導します。家庭に、ご連絡することもあります。 どうしても、子供は「いじめ」をしてしまいます。どの子もいじめの加害側になる可能性がありま す。「いじめ」ではなくても、ケンカや悪口は、日々、あります。今は、我慢強さがたりず、ちょっ とのストレスでキレる子供もいます。一つ一つ丁寧に、指導します。 今回、これらの項目は、皆、上昇または、前回と同様の数値でした。 №12だけ、他の項目より、ぐっと低いのが気になります。№12は、「思いやり」に関する項目 です。「おもいやり」は、人間が生きるために一番大切だと思います。 全職員で、豊小の「いじめ」をなくすたために頑張っていきます。 Ⅲ 下がってしまった項目について №18 № 2 №12 №23 良く体を動かしている について 学校の行事に参加している について 早寝早起き について 家庭で目標や希望 について 今回 今回 今回 今回 88 98 89 77 ← ← ← ← 前回 前回 前回 前回 91 99 90 76 【3低下】 【1低下】 【1低下】 【1低下】 上記の4つが、今回、下がってしまった項目です。 №18の「体を動かす」が下がったのは、残念です。体力の低い子供がいたり、肥満の子供が多い ことは、本校の大きな課題です。 今、豊小では、体育集会を増やしています。寒さに負けず、元気に運動をさせています。また全校 で体力テストをして、その結果を分析しています。肥満にならないよう、気をつけてあげて下さい。 休み時間にもっと、校庭で運動させます。 次の項目は、「1ポイント低下」ですので、とても小さな変化です。念のため書きます。 №12の「早寝早起き」。できているでしょうか。寒くなって、起きられない、なんてことのない ようにお願いします。携帯やゲーム機・インターネットで、「夜ふかし」していないでしょうか。 №23 『家庭での目標や希望』の項目は、毎回、低いのです。どうか働くことの大切さ、大変さ。 大人になったらどんな仕事に就くのか。そのためにどんな勉強をするのか。色々話し合いましょう。 将来の話が、しっかりできている家の子供は、ふだんの生活も、しっかりするものです。 ○ 次の『豊小だより』では、自由記述欄について、お答えします。
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