千葉商科大学経済研究所ユニバーシティ・レクチャー & ワークショップ わが国のコンパクトシティ政策と歩車共存の市街地再編成 2014 年 3 月 12 日(水) 会場 千葉商科大学キャンパス 千葉県市川市国府台 1-3-1 http://www.cuc.ac.jp/ プログラム 14:20 受付 1 号館 2 階 1210 教室 14:50~ ユニバーシティ・レクチャー 小栗幸夫(千葉商科大学政策情 報学部教授) 「わが国のコンパクトシティ政策と歩車共存の市街 地再編成」会場 千葉商科大学 1 号館 2 階 1210 教室 (別ページをご覧下さい) 16:40~ ワークショップ「コンパクトシティ政策の評価と実現方策」 会場 本館 3 階 3-1 会議室 18:00~ 懇親会 会場 本館 3 階 ファカルティクラブ 大門通り なお、以下のウェルカムプログラムを容易しました。ご関心の方はご参加く ださい。 13:30~ 市川駅北口~千葉商科大学キャンパス ソフトカーまちあるき。 キャンパスでソフトカー試乗 開催主旨 JR 総武線市川駅 「歩いて暮らせるまち・コンパクトシティ」という概念は魅力的であり、環境重視、安心・安全、 高齢化への対応などから極めて重要な施策方針と考えられますが、わが国の経済成長が自動車産業 と道路整備を最も重要なエンジンとして進められてきたことなどから、大都市圏や地方大都市の中 心部を除いて、この概念を現実にすることは容易ではありません。 千葉商科大学経済研究所では 2012 年 4 月にこのことをテーマとして研究プロジェクトがたちあ がり、今回の集まりでは、前半のレクチャーでこのプロジェクトから見えてきた課題や展望をご報 告し、その後のワークショップで、お集まりいただいた方からご意見を伺い、討議を経て、今後の 研究や政策提言の見通しをたてたいと考えております。 年度末、何かとご多忙な時期ですが、ご参加いただきますよう、お願いもうしあげます。 参加者予定者(2014 年 2 月 28 日現在) 原科 幸彦 千葉商科大学政策情報学部教授、東京工業大学名誉教授 小林 航 千葉商科大学政策情報学部准教授 玖野 峰也 日本工学アカデミー常務理事、前 ITS Japan 渡部与四郎 同済大学名誉顧問、前・建設省技術参事官、筑波大学教授、法政大学教授 宮下 清江 法政大学デザイン工学部教授 高橋 剛 元日本技術開発 大石 隆重 大石不動産鑑定事務所 猪狩 智大 法政大学大学院 松本 浩和 NPO いちかわライフネットワーククラブ 今田 保 公共交通アナリスト 飯塚 史乃 東京工業大学特別研究員 佐藤 清志 クルマ社会を考える会 吉本 堅一 東京大学名誉教授 小山 博正 街並み研究所、前・鹿島建設 石井 洋平 石井デザイン研究所 桜井 正憲 いちかわ歩こう会 桑原 洋一 千葉商科大学大学院博士課程政策研究科 小栗 幸夫 千葉商科大学政策情報学部教授、ソフトカープロジェクトチーム お問い合わせ先: 経済研究所 Tel:047-372-4863 (内線:872・873) 吉川・林 Fax: 047-373-0019 E-mail:info-keiken@cuc.ac.jp 小栗まちづくり研究室 090-8744-7511, oguri@cuc.ac.jp 千葉商科大学経済研究所公開講座 第8回 ユニバーシティ・レクチャーのお知らせ 1.日 時 平成 26 年 3 月 12 日(水)14:50~16:20 (受付 14:20) 2.会 場 千葉商科大学 1 号館 2 階 1210 教室 3.論 題 「わが国のコンパクトシティ政策と歩車共存の市街地再編成」 歩いて暮らせるまちを目指すコンパクトシティがわが国の政府・自治体の政策目標 のひとつとなっている。人口減少、高齢化、中心市街地の衰退、低密市街地の環境負 荷、財政負担などがその背景である。しかし、コンパクトシティのコンセプトを生み 出し実績が生まれているヨーロッパ諸都市は、都心部の歴史的環境保全、沿道開発抑 制、地方分権などの歴史をもち、シンガポールは自動車保有抑制、公共交通機関整備、 高層住宅整備などを都市国家の基本施策としてコンパクトな市街地を実現している。 これに対して、わが国では、戦後の自動車産業を中核とした経済成長や道路整備によ る市街地改変の政策は現在も継続し、東京や地方の大都市の中心部を除いて、コンパ クトシティ政策が成果をあげる基盤が極めて弱い。本レクチャーでは、まず、政策の 現状と評価を、資料分析、フィールド調査、アンケート調査などをベースに論じる。 この上で、自動車を前提とした歩車共生の市街地再編を 1930 年代の近隣住区論や 60 年代のブキャナンレポートなどに立ち戻って構想し、それを自動車速度の制御や歩 行・自転車・LRT 普及などで支えるべきことを論じ、実現可能性と克服すべき課題を、 学会提案、政府施策、民間事業、独自の社会実験などに基づいて議論する。 本レクチャーは、平成 24-25 年度の経済研究所プロジェクトの大枠と今後の研究の 展望を示すものである。 4.講 師 小 栗 幸 夫 氏 〈政策情報学部教授、Ph.D.(都市計画)〉 1969 年 早稲田大学政治経済学部卒業。一橋大学大学院経済研究科 修士課程を経て、1979 年 ペンシルバニア大学大学院都市地域研究 科博士課程終了。その後、筑波大学社会工学系講師、株式会社 西 洋環境開発などを経て、2000 年より現職。大学院博士課程政策研究 科担当。同年、政府のミレニアムプロジェクトに採択され、ソフト カープロジェクトを推進。 著書に『コミュニティオフィス 2005』(編集代表、PHP 研究所)、 『リゾート事業戦略』(共著、清文社)、『脱・スピード社会』(清文者)など。 論文に”Perspective for the Deployment of Intelligent Speed Adaptation from Japanese Experience:Toward the Integration of Speed Limit and Self Driving Technologies” ITS World Congress Tokyo 2013 発表など。 ★参加費:無料 お問い合わせ先:経済研究所 Tel:047-372-4863 (内線:872・873) 吉 川・林 Fax:047-373-0019 E-mail:info-keiken@cuc.ac.jp
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