(1) WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2354号 2011年(平成23年)04月13日(水曜日) WING DAILY 【HEADLINE NEWS】 ★スカイマーク、成田4路線で980円の驚愕運賃 成田軸に本格的LCCへ変貌、羽田線より2000円安い運賃 スカイマークの西久保慎一社長は4月12日、成田空港へ就航 することを契機に、成田−千歳/旭川/福岡/那覇の4路線で片 道980円という驚きの運賃を打ち出すことを明らかにした。こ れは3カ月間の期間限定のバーゲン運賃だが、全便で設定し、 1便あたり平均20席程度を提供する。西久保社長によると、 「スカイマークは本格的なロー・コスト・キャリア(LCC) となる。スカイマークが考える、国内LCCの最終形だ」とし ており、全日空のA&Fアビーション、そして日本航空も検討 中のLCCといった大手キャリアが打ち出すLCC策に乗り遅れ ないよう、スカイマークとしても時流を捉えた動きを加速さ せていく方針だ。 本格的LCCに変貌を遂げるべく、スカイマークが打ち出し たのが『成田LCC計画』。“東京バイパス・成田シャトル” と銘打って、成田空港を首都圏第2空港として拠点を構築、本 格的なLCC事業を展開していく計画だ。西久保社長は「成田 空港の国内線はほとんど未開拓。それだけに大きな潜在需要 があると考えている。安い運賃を提供することで、市場を開 拓したい」との認識を示しており、「葛飾区以東、千葉県、 茨城県南部の方にとっては、羽田に行くよりは遙かに便利な 空港だ」と、こうした地域からの新たな成田需要を掘り起こ していきたいとの考えを明らかにした。 昨年、エアバスの超大型機A380を導入することで話題をさ らったスカイマークが、再び驚きの戦略に打って出た。スカ イマークは成田空港に、まずは千歳、旭川、福岡、那覇線に 就航する。そこで、打ち出されたのが、前述の980円という驚 愕の運賃設定。西久保社長によると、期間限定のこの運賃の 提供座席数は、全便の平均で20席ずつぐらいを提供すること を考えており、総提供数は2万8800席にのぼるという。 「バーゲン終了後も全座席数のだいたい75%は、1万円を割る 運賃を提供する」(西久保社長)とのことで、これまで航空 輸送をあまり利用することがなかった客層の開拓など、新た な需要創出に繋がることが期待できそうだ。 バーゲン運賃以外でも、羽田空港を利用する場合と比べ て、2000円ほど安い運賃体系を成田空港では設定する。例え ば、成田−千歳/旭川/福岡線の前割21運賃は3800円で設定。 成田−那覇間も5800円と格安。10日前に予約する前割10は成 田−千歳/旭川/福岡は5800円、那覇線は9800円となる。普通 運賃でも、千歳線が1万2800円、旭川線と福岡線は1万3800 円、那覇線で1万6800円と値段を抑えることで、利用者の囲 い込みを図っていく方針だ。 また、スカイマークの成田戦略はこれだけには留まらな い。2014年にはA380を使った国際定期便に参入する計画だ が、それまでに着々とスカイマークの成田ハブ化を整えてい く計画だ。西久保社長によると、「当初就航する4路線の成否 にかかっている」としながらも、成田路線は2014年9月まで Airline & Aviation E-mail News 発行所 航空新聞社:W I N G D A I L Y 編集部 〒1 0 7 - 0 0 5 2 東京都港区赤坂 4 - 8 - 6 赤坂余湖ビル3 階 TEL(03)3796-6647 FAX(03)3796-6643 URL=http://jwing.com E-mail=mail@jwing.com 購読料半年33,600円年間63,000円(消費税含む) に9路線で運航する計画で、1日25便を運航する予定。前述の 4路線に加えて、函館、出雲、徳島、高松、そして石垣線を開 設する計画だ。 これらの9路線体制が完成すれば、1日あたり70往復便 (140便)を運航する計画で、想定通年売上は880億円を見込 む。 〔成田−千歳=1日2便:11月就航〕 ▼普通運賃:1万2800円、前割3:9800円、前割7:7800円、 前割10:5800円、前割21:3800円、バーゲン:980円 〔成田−旭川=1日2便:10月30日就航〕 ▼普通運賃:1万3800円、前割3:9800円、前割7:7800円、 前割10:5800円、前割21:3800円、バーゲン:980円 〔成田−那覇=1日2便:12月就航〕 ▼普通運賃:1万6800円、前割3:1万2800円、前割7:1万 800円、前割10:9800円、前割21:5800円、バーゲン:980 円 〔成田−福岡=1日2便:2012年2月〕 ▼普通運賃:1万3800円、前割3:9800円、前割7:7800円、 前割10:5800円、前割21:3800円、バーゲン:980円 新路線続々、那覇−宮古に9月就航 北九州−羽田を1日3往復化、仙台就航など スカイマークの中期経営計画によると、前述の成田LCC計 画を柱とした路線展開を図ることになるが、今年度はさらに 9月に那覇−宮古(1日5便)で就航する。西久保社長による と、「那覇−宮古線はJAL、ANA合計で1日14便が運航され ており、離島路線としては那覇−石垣線に次ぐ混雑路線。参 入する余地は十分にあると考えている」と話す。 2月には現在深夜便のみ1日1往復便運航している北九州− 羽田線を1日3往復便に増便。さらに、北九州空港では来年度 7月に那覇と結ぶ計画で、同線は1日1便での運航を計画して いる。 北九州空港には、スターフライヤーが拠点を設けており、 ANAとのコードシェアで着々と顧客を確保。しかしながら、 スカイマークが朝・昼・晩の1日3往復体制を構築すれば、激 しい運賃競争に巻き込まれることは間違いない。 スカイマークはさらに、11年度3月に仙台空港に就航する 計画だ。スカイマークによると、仙台−千歳線を3月に1日2 便で運航することを皮切りに、来年度には7月に神戸線(1日 1便)、中部線(1日1便)、そして2013年2月に福岡線(1日 1便)を運航する。全路線が完成すれば、仙台空港における1 日の運航便数は80往復便(160便)となる計画で、想定の通 年売上規模は1000億円規模になると予想している。 西久保社長は「来年の3月にはあらたに仙台に空港支店を設 けて、仙台−千歳をまずは1日2便就航する。復興支援にもな ると思うし、スカイマークが全国ネットワークを拡げる上 で、仙台は重要な拠点と従来からみていたので、計画を少し 前倒しして仙台に就航する」と話した。さらに、西久保社長 (2) WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2354号 2011年(平成23年)04月13日(水曜日) は仙台空港に支店を設けることで、「60人くらいの雇用を創 出することができるのではないか」との見方も示している。 今年度の国際チャーター、「あまり可能性ない」 一方、昨年夏にグアム線で国際チャーター便を運航経験も あるスカイマークだが、今年度の国際チャーターについては 「あまり可能性がない」との見解を示した。「グアムチャー ターは赤字にはならなかったが、それほど儲かりもしなかっ た。今年実施するかどうかは現段階では未定だ」とし、今年 度の国際チャーターの運航には後ろ向きな姿勢をみせた。 急速に拡大してきた事業規模 来年9月までに9機の737-800を追加導入 スカイマークの事業規模は、急速に拡大中だ。昨年度、ス カイマークは九州地方を中心に新規路線を続々と開設。長 崎、熊本、鹿児島、北九州、奄美、茨城、そして中部国際空 港に路線を展開した。 鹿児島空港は2005年まで就航していた経緯もあって認知度 が高く、就航当初より黒字化を達成することができたよう で、長崎・熊本の2空港も就航3カ月目には黒字を計上するよ うになり、昨年度の収益の大きな柱となったという。 また、奄美路線については「黒字化には至っていないが、 短距離かつ1往復ということで、赤字幅もさして大きいもので はない。ある意味で地域貢献という観点もある。それと、鹿 児島経由で東京に行く人も多い」と話す。西久保社長は「機 材の都合がつくかぎり、この路線は続けていきたい」と路線 の継続に意欲をみせた。 一方、羽田深夜便運航などで注目された中部空港では苦戦 気味。千歳線は就航当初から黒字計上できる収益路線となっ ており6月から1日2往復便に増便する。ただ、羽田、茨城線 は苦戦しており、5月から運休することを決定。羽田路線は深 夜便の搭乗率はおよそ10%弱程度に留まっていたという。西 久保社長によると、「機材の入れ替えという意味で、フェ リー便を運航するならば旅客を乗せようという意味で始めた が、運休はやむを得ないなという風に考えている」とコメン トした。また、中部−那覇線も6月に開設する計画だ。 昨年度、前述のように急速規模を拡大してきたスカイマー クの保有機材は全て737-800型で全18機。昨年度は6機増機 したが、来年9月までにさらに9機の737-800を導入する計画 で、今期はそのうちの6機を導入する。2014年には超大型機 A380の導入による国際線事業参入もみえている。 路線規模、機材数の拡張に伴って、売上・利益も急速に伸 びており、2011年3月期の売上予想は574億円、営業利益も 103億円に達する見込み。 西久保社長は「機体が増えて、規模が拡大するに連れて、 コストの方もかなり安定してきた。ASKは14億32367000座 席キロ、座キロあたりのコスト(CASK)は8.20円となって いる」ことを明らかにし、CASKが低い水準に留まっている ことを評価した。 原油・為替変動には対応済み 客単価800円上昇で現リスク吸収 また、昨今、原油価格が高騰し、為替変動も激しくなって いる。為替は震災・原発事故の影響で、最近は円安に振れて はいるが、原油価格高騰と円高は航空運送業を展開する上で は大きなリスク要因。燃油費に関しては「総コストの27%を 占めているのが燃油費で、27%のうち54%が原油代。これは 総コストのおよそ12%に相当しており、原油価格が10%上昇 すると、コストは1.2%増えることになる」という。一方、為 替変動リスクをみると、スカイマークの支払い構成はドル建 てが28%となっており、ドルが1円上昇すると、1億6000万円 のコスト増に繋がるという。 「機材が増加して総売上が増加する今年はさらに、このボ ラティリティが大きくなっていくものとみられる。為替は原 油よりも業績にあたえる影響は大きくなっており、為替の ヘッジとしては現時点で約100億円のドル資産を保有してい る」と、為替対策として100億円のドル資産を保有している ことを明かした。 さらに、こうした原油や為替といった変動費に対する対策 としては、運賃単価を上げることで対応済みであるという。 「3月には少し運賃を引き上げており、平均客単価を800円上 げている。原油、ドルが動いているが、この分についてはす でに対応済み」であることを明らかにした。 急速に増加する従業員数、離職率も大きく低下 スカイマークが急速にその規模を拡張するなかにあって、 従業員数も急速に増加してきている。2009年3月時点では 1142名(運航本部:204名、整備本部:145名、空港本部: 676名、本社部門:117名)だったが、昨年12月には1480名 (運航本部:245名、整備本部:148名、空港本部:968名、 本社部門:119名)となった。今年3月末時点では1600名を超 える規模にまで拡大した。 西久保社長によると、「今年度末には約2000人となる。1 機当たりの従業員数は、この3月で88人で今年度末には83人 となる予定」とし、「一定の安全水準を維持するために、1機 当たりの従業員数が減りすぎることは必ずしも良いとは思っ ていない。80人ぐらいがほぼ適正な社員数」との認識を示 し、目標数値に向かって一定数の従業員を確保しながら、安 全を担保していきたいとの考えを示した。 また、規模拡大に伴って、従業員の離職率も大きく低下し てきた。09年3月の離職率は15.43%だったが、昨年12月の時 点では9.52%まで急速に低下している。「これは賞与が一定 額出るようになったこと、A380導入などによって、将来の展 望がみえてきたことで、退職者が減った」との見方を示し、 離職率が低下することで、訓練・教育コストの低下に繋が る、との認識を示した。 【航空関連ニュース】 ★SFJの2月実績、旅客数は5.9%増加の7万4000人 利用率では2.6ポイント減少の70.7%に スターフライヤー(SFJ)はこのほど、2011年2月利用実 績をまとめた。それによると2月の旅客数は対前年同月比9.7 %増加となる7万4411人で、提供座席数が13.8%増加の10万 5187席になり、利用率としては2.6ポイントダウンの70.7% だった。 路線別に見ると北九州−羽田線では旅客数が11.8%増加の (3) WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2354号 2011年(平成23年)04月13日(水曜日) 4万9750人で、提供座席数が21%増加の7万3507席、利用率 5.6ポイントダウンの67.7%だった。関西−羽田線では旅客数 が5.9%増加の2万4661人で、提供座席数が前年並みの3万 1680席、利用率が4.3ポイントアップの77.8%となった。旅 客数は増加傾向にあり、とくに関西線では提供座席数は前年 並みであるにもかかわらず、旅客数が伸びており、需要の増 加が顕著にあらわれた。 運航実績としては、運航便数が14.1%増加の834便で、就 航率が0.8ポイント上昇した99.3%、定時出発率が5.1ポイン ト上昇の95.7%だった。方面別では北九州−羽田線の運航便 数が20.2%増加の614便、就航率が1.1ポイント上昇の99.7 %、定時出発率が5.5ポイント上昇の96.3%。関西−羽田線の 運航便数が前年並みの220便で、就航率が前年並みの98.2 %、定時出発率が4.1ポイント上昇の94.1%だった。 ★SNA、整備点検により一部便を欠航へ 鹿児島/宮崎−羽田線で13〜18日まで スカイネットアジア(SNA)はこのほど、8日に機体脚部 の着陸装置の整備点検に入った1機について、点検作業に時間 を要することから4月13~18日の期間に、一部便の欠航を決 定した。対象となる便は羽田空港を発着する鹿児島線と宮崎 線になる。 欠航便の詳細は以下のとおり。 ▼71便=東京発07時10分→鹿児島着09時00分 ▼74便=鹿児島発09時35分→東京着11時15分 ▼57便=東京発12時15分→宮崎着14時00分 ▼61便=東京発17時15分→宮崎着19時00分 ▼58便=宮崎発14時40分→東京着16時15分 ▼64便=宮崎発19時40分→東京着21時15分 ★NCA、5月以降の国際線貨物燃油サーチャージ値上げ 指標は2段階アップ、値上げ幅は10〜14円に 日本貨物航空(NCA)は2011年3月の平均燃油価格が1バ レル当たり131.89ドルとなったことからこのほど、11年5月1 日以降の日本発国際航空貨物燃油サーチャージを同社スキー ムに基づき変更することを決定した。 今回の決定により、5月以降の国際貨物の燃油サーチャージ は、北米・中南米などのTC1を1キログラム当たり142円と し、欧州・アフリカ・中近東などTC2を142円/キロ、香港・ 中国・韓国・台湾といったTC3近距離を101円/キロ、それ以 外のアジアなどTC3遠距離では121円/キロ、同社スキームで レベル20になる。 NCAでは1ヵ月ごとに適用額の変更を行っており、対象月 の2ヵ月前の平均燃油価格によって決定している。4月におけ る燃油サーチャージはTC1で128円/キロ、TC2で128円、 TC3近距離で91円/キロ、TC3遠距離で109円のレベル18で、 指標が2段階アップした値上げ幅10~14円という大幅な値上 げとなった。 ★セントレア、チャイナエアなどと旅客誘致事業 台湾から招請しインバウンド回復目指す 中部国際空港会社は14~18日、海外観光客誘客推進協議 会、チャイナエアラインとともに、台湾の旅行会社およびメ ディアを招請して中部地域の旅客誘致促進事業を実施する。 この事業について中部会社では、東日本大震災により落ち 込んだインバウンドの早期回復を図る意味もあるとしてお り、台湾で人気のある立川黒部アルペンルートのほかに、白 川郷や諏訪湖、酒造見学など実施する。招請する台湾の旅行 会社は12社12人、メディアは15社18人、チャイナエアライン から2人の、合計32人になる。 ★国交省、港湾空港技術研究所の理事長を公募 国土交通省はこのほど、独立行政法人の港湾空港技術研究 所について役員ポストとして理事長1人の公募を開始した。 今回の役員ポストの公募は5月10日まで受け付けるもの で、期間中に履歴書、自己アピール文書、返信用封筒を簡易 書留扱いで郵送する。選考方法は書類による一次選考と、面 接による二次選考を実施し、選考委員会の審議を経て7月ごろ の予定で国土交通大臣が任命する。 公募のホームページアドレスは次のとおり。 http://www.mlit.go.jp/page/kanbo03_hy_000006.html ★JAL、バリ行きの週末ステイ5の価格を値下げ 最大1万2000円の値下げ、除外期間も追加設定 日本航空(JAL)は13日、デンパサール・バリ行きの「週 末ステイ5」運賃を値下げすることを発表した。最大で1万 2000円の値下げとなる今回の改定運賃は、5月5日~9月30日 の日本出発便に適用される。また適用除外期間としている夏 休み期間の7月31日~8月31日も、適用となる運賃を今後追加 設定するとしている。 週末ステイ5は、火~土曜の日本出発便で、土曜日を現地に 滞在することを条件としている。東京以外の日本国内都市か らは「国際線乗り継ぎ割引運賃」と組み合わせて利用するこ とも可能。 〈週末ステイ5燃油サーチャージ込み往復運賃額〉 ▼東京−バリ線=5月5日~6月30日:6万6000円、7月1日~8 月5日:7万円、8月6~14日:8万2000円、8月15日~-9月30日: 7万円 【航空工業/宇宙関連ニュース】 ★海保大型巡視船、IHIマリンユナイテッドが受注 大型ヘリ2機搭載の「しきしま」改型 IHIマリンユナイテッドは11日、海上保安庁より平成22年度 (2010年度)ヘリコプター搭載巡視船を受注したと発表し た。この巡視船は現有の最大の巡視船「しきしま」の改良型 であり、総トン数約6500トン、大型ヘリコプター2機を搭載 する。「しきしま」も1989年にIHIが受注しており、同社に とっては2隻目の受注となる。 同船は、昨今の尖閣諸島を巡る情勢などを受けて、遠方海 域、重大事案や緊迫する国際情勢に対応するため計画され た。船体構造の一部には損傷に強い(被害統制能力と表現) 軍艦に近い構造が取り入れられていることも特徴。 装備は巡視船としては充実しており、40ミリ機関砲2基、 20ミリ機関砲2基、遠隔監視採証装置(赤外線カメラ)、大 型ヘリコプター2機を搭載する。大型ヘリコプターの搭載によ (4) WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2354号 2011年(平成23年)04月13日(水曜日) り高い輸送能力、監視能力を持つことになる。 主要目は全長約150メートル、最大幅約17メートル、深さ 約10メートル、総トン数約6500トン。 搭載される大型ヘリはEC225級が想定されており、購入予 算は2011年度に計上されている。 ★US-2の補用BLC装置2台を発注 川重で製造のKCS-2001ガスタービン 川崎重工は先頃、防衛省装備施設本部よりUS-2用BLC (補用)2台を4億1596万8千円で受注した。 これは海上自衛隊のUS-2救難飛行艇が短距離で離着水(離 着陸)できるよう、主翼上面の空気の流れを整えるための境 界層制御(BLC)に使用するガスタービンエンジンKCS2001の調達である。KCS-2001は、米政府の承認した米国ラ イトヘリコプタータービンエンジン社との技術援助契約に基 づいて、川崎重工がライセンス生産している。 全体的に見て、捜索活動が中心となっている。 また、海上自衛隊は、「くらま」搭載回転翼機が浦戸諸島 へ物資輸送を行ったほか「せとぎり」搭載回転翼機、訓練支 援艦「てんりゅう」搭載回転翼機も食糧・物資輸送を担当し た。 航空自衛隊は第1輸送航空隊(愛知県小牧基地)のC-130 が計3回の物資輸送を行ったほか、松島基地、北空派遣隊が引 き続き被災地の生活支援を行った。 なお、12日午前8時現在の自衛隊派遣規模は、人員約10万 6250人(陸部隊:約7万人、海部隊:約1万4200人、空部 隊:約2万1600人、原子力災派:約450人)、投入装備は航空 機が497機(ヘリコプター208機、固定翼289機)、艦船49隻 となっている。 【海外メーカーニュース】 ★ロッキード、F-35Cをカタパルトに初装着 艦載型の事前確認試験、今年艦載試験開始へ 【防衛関連ニュース】 ★防衛省、F-X提案要求説明会を本日午後実施 席上、提案要求書を発出へ 防衛省は、航空自衛隊のF-4EJ戦闘機の後継機とする次期 戦闘機(F-X)について、本日午後、省内で、調査対象機種 のメーカーおよび関係政府に対して提案要求書(RFP)の説 明会を行い、席上でRFPを手交する。 防衛省では調査対象機種は6機種(F-22、F-35、F/A18E/F、F-15FX、タイフーン、ラファール)としており、 関係メーカーは4社(ロッキード、ボーイング、BAEシステ ムズ、ダッソー)、政府は3ヵ国(米、英、仏)となるが、実 際に説明会に参加し、提案意思表明を行う会社が注目され る。 ★通常捜索に切替え、空自UH-60Jなどで捜索 11日災派状況、陸自はミサイル連隊を大規模投入 防衛省がまとめた12日午前8時現在の東日本大震災におけ る自衛隊の活動状況を見ると、11日は10日に実施した岩手、 宮城、福島県の地上部~水際部の日米合同集中捜索を終え、 早くも通常捜索に切り替えている。 通常捜索には、陸上自衛隊では初めて北海道の北部方面隊 第1特科団隷下の第1地対艦ミサイル連隊(北千歳駐屯地)、 第2地対艦ミサイル連隊(美唄駐屯地)、第3地対艦ミサイル 連隊(上富良野駐屯地)が参加している。そのほか第4師団 (福岡県福岡駐屯地など)、第5施設団(福岡県小郡駐屯地な ど)、第6特科連隊(福島県郡山駐屯地)、第13旅団(広島県海 田市駐屯地)があたった。 海上自衛隊は第4航空群(神奈川県厚木)のP-3Cで被災地 周辺における捜索救難飛行を行った。 航空自衛隊は航空救難団(埼玉県入間基地)のUH-60J、 U-125Aを投入し、それぞれ2回ずつ捜索救助飛行を行ってい る。また、松島基地(基地所属隊員および応援隊員)、北空 派遣隊が地上での捜索救助活動を行っている。 そのほか民生支援活動を見ると、陸上自衛隊は第13旅団、 第4師団などが活動しているが、陸上自衛隊の11日の動きは ロッキード・マーチンの6日発表によると、海軍のF-35艦 載型飛行試験1号機CF-1は、3月22日にパタクセントリバー 基地のTC-7地上カタパルト(射出機)で装着試験を行った。 海兵隊の試験飛行操縦士マット・テイラー中佐が操縦する 同機は、機能チェックを完了した後、初めてF-35Cのカタパ ルトへの「フックアップ」を実施した。試験は発射バーが模 擬飛行甲板とぶつからないことなどの確認のため行われ、十 分に動く余裕があることが確認された。F-35Cの艦上試験は 今年開始される予定で、原子力空母CVN-68級からのカタパ ルト射出試験も2013年に予定されている。 ★ボーイング、ブラジルの航空宇宙防衛展に出展 F/A-18が同国F-X2次期戦闘機最終候補の1機種に ボーイングはブラジルのリオデジャネイロで12日より15日 まで開催されている「LAAD2011」(LatinAmericaAerospace&Defense2011)にF/A-18E/Fスーパーホーネットブ ロックIIのフライトシミュレーターをメイン展示品として出展 している。 F/A-18E/FスーパーホーネットブロックIIは、ブラジルの 次期戦闘機コンペティションF-X2の最終候補機種のひとつと なっており、ボーイングは同機の採用が、価格、性能、先進 技術、高い任務即応性、低いライフサイクルコスト、低い計 画リスク、ブラジル産業への利益、技術移転などをもたらす としている。 【海外エアラインニュース】 ★キャセイ航空Ă5月末まで東京−香港1日6便 大阪1日3便、名古屋1日2便、沖縄7月に再開 キャセイパシフィック航空は、4月16日から5月31日までの 日本路線の運航スケジュールを発表、東京−香港線は成田 発、羽田発合わせて1日5便、5月中の大阪−香港線は1日3 便、名古屋−香港線は1日2便とした。 東京−香港線のうち、成田→香港(CX509)を5月9日から 31日まで欠航、成田→香港(CX501)を4月28、29日、5月5 (5) WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2354号 2011年(平成23年)04月13日(水曜日) 日を除き欠航、5月8日から通常運航、羽田→香港(CX543) を4月6日のみ欠航、香港→成田(CX524)を4月16日から5月 31日まで欠航、4月28、29日、5月5日、5月8日は通常運航す る。 大阪−香港線(CX567/CX566)を4月16日から5月31日 まで欠航。ただし、4月28、29日、5月3日から8日までは通常 運航する。 名古屋−香港線(CX535/CX536)を4月16日から5月31 日まで欠航。ただし、4月28日は通常運航する。 札幌−香港線(CX581/CX580)を5月1日から31日ま で、水曜と土曜のフライトを欠航。ただし、5月4日は通常運 航する。福岡−香港線は台北経由で1日1便を引き続き運航す る。 また、香港ドラゴン航空の福岡−香港線は5月中はデイリー から週5便で運航。月曜と火曜のフライトを欠航。ただし、5 月3日は通常運航する。週2便の沖縄−香港線は7月3日より運 航を再開する。 ★大韓航空、ミネラルウォーターを無償支援 本社社員有志が呼びかけ、全社的取組に発展 大韓航空(KAL)韓国本社は、社員有志により東北地方の 被災地へミネラルウォーターを無償支援する。この活動は、 震災後に日本を応援したいという、社内掲示板でのある社員 の呼びかけから善意の輪が広がり、「日本の被災地にミネラ ルウォーターを送ろう」という全社的な取組に発展したも の。 その結果、ミネラルウォーター7768箱(1.5リットルペッ トボトル9万3216本)が集まった。総重量は約150トンで、 ジャンボ貨物機1.5機分に相当する。これらのミネラルウォー ターは、4月10日より数次にわたり羽田空港へ空輸され、被 害の大きかった陸前高田市、大船渡市、相馬市へトラックで 輸送される。また併せて、被災者への募金活動も行い、大韓 赤十字社を通じて寄付した。 これに先立ち、大韓航空は去る3月17日から、ミネラル ウォーター5000箱(1.5リットルペットボトル6万本)と、毛 布2000枚を支援。また、大韓航空が所属する韓進(ハンジ ン)グループは、日本地震被害復旧寄付金7億ウォンを大韓赤 十字社に寄付した。2004年の新潟県中越地震、2008年の四川 省大地震、先月発生したニュージーランド地震でも、ミネラ ルウォーターなどの救援物資を支援している。 大韓航空では、大規模災害発生時における緊急人道支援活 動は航空会社としての社会的責任と考え、今後も支援活動を 行っていくとしている。 【旅行関連ニュース】 ずは国内観光を揺り動かす」(溝畑宏長官)考えだが、海外 に向けても訪日旅行の再開を呼びかける何らかのアクション を起こす方針で、今週中にも具体的な方策を取りまとめる。 『当面の観光に関する取組について』と題したこの文書で は、観光により“日本の元気”を積極的に発信していくこと は被災地への応援に資する、と意義を強調。地域行事の開催 や外国人誘致活動など、積極的に観光に関する取組を行うこ とは、経済を萎縮させずに、世界に日本の元気な姿を示すた めにも重要であることを強調している。 溝畑宏長官は12日の会見で、「大震災からの復興にあたり 観光は重要な役割を持つ」としたうえで、「震災から1ヵ月。 ゴールデンウィークや夏休みを前に、今こそ我々(観光業 界)が立ち上がる時」と文書発出の意義を強調し、「今こそ 下を向くのではなく、これまで以上に努力し、難局を乗り切 ることが必要だ」と述べた。 また、溝畑長官は旅行会社の取り組みについても、「旅行 商品の広告等は積極的にやってもらいたい。被災地への配慮 や節電への工夫は必要だが、今こそ攻めに出る時」だと強 調。イベント等の自粛解除と同時に、民間の盛り上がりにも 期待を示した。 同文書は、国土交通省の各地方運輸局長をはじめ、各都道 府県知事、各政令指定都市市長、各関係団体あてに発出し た。新聞広告等を通じた国民への直接的な呼びかけは行わな い考えだが、業界団体へ広く浸透を図ることで、間接的に メッセージが伝わることを期待する。 海外に向けた発信は、文書の発出だけでなく、現地で説明 会を開くなどの活動も検討する。中国、韓国、台湾、香港な どアジア重点市場を中心に、訪日旅行の再開を強く呼びかけ る。「本格的な(訪日旅行の)復活は時間がかかるだろう が、今から仕込みを始めたい」(溝畑長官)として、早けれ ば4月中にもプロモーションを再開したい考え。 文章全文:観光で「日本の元気」をĂ節電努力も 溝畑宏観光庁長官の名で発出した『当面の観光に関する取 組について』の骨子は以下の4点。文書の全文も紹介する。 (1)観光により「日本の元気」を積極的に発信していくこ とは、被災地への応援に資する。 (2)観光促進への積極的な取り組みは、現在の困難な状況 を乗り越え、世界に日本の元気な姿を示していくためにも重 要。 (3)東京電力・東北電力管内においても、節電努力をしな がら観光への取り組みを継続的に行うことは、地域全体の活 性化に資する。 (4)被災地への対応は地元の要望を踏まえつつ、観光庁と しても最大限の支援を行う。 ★観光庁、旅行イベント等の自粛解除を呼びかけ 海外発信も検討、企業の広告活動「積極的に」 −『当面の観光に関する取組について』− 観光庁は4月12日付で、全国の地方運輸局や自治体、観光 関連団体に対し、旅行に関するイベントやプロモーションの 自粛をやめるよう呼びかける文書を発出した。3月11日の震 災発生から1ヵ月が経過し、被災地では復興への動きが本格化 してきたことを受け、ゴールデンウィークや夏休みに向けて 観光需要の回復を図る。観光庁では、文書の発出により「ま この度の東日本大震災により被災された皆様に、心からお 見舞い申し上げます。 現在、我が国は、この大地震や津波、それに伴う原子力発 電所事故の発生により、未曾有の危機に置かれています。 全国の様々な分野で多大な影響が生じておりますが、様々 な活動の自粛等もあり、観光に関しても、直接の被害があっ た地域だけでなく、それ以外の観光地においても旅行者が著 (6) WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2354号 2011年(平成23年)04月13日(水曜日) しく減少するなど、各地域にとって深刻な状況となっており ます。 現時点は、被災地におけるインフラ等の復旧作業や医療活 動などの被災者への直接的な支援が重要な局面にあります が、その一方で、被災を免れた各地域から観光により「日本 の元気」を積極的に発信していくことも、被災地への経済的 かつ精神的な応援になると考えております。 こうした観光の役割を踏まえて、観光関係者の皆様が、例 えば、祭事等をはじめとする季節に対応した地域行事、文化 やスポーツ等の地域資源を活かしたニューツーリズムへの取 組、国際会議や外国人旅行者の誘致への取組など、現在の厳 しい状況を踏まえつつ積極的な観光に関する取組を行うこと は、我が国の置かれている困難な状況を、経済を萎縮させず に乗り越え、世界に日本の元気な姿を示していくためにも、 意義があるものと思います。 また、東京電力・東北電力管内の観光関係者におかれまし ても、被災地域の状況や被災された皆様の心情に十分配慮す るとともに、様々な工夫による節電努力を行いながら、観光 に関する取組を継続的に行うことは、地域全体の活性化に資 するものと思います。 こうした取組の実施に際しては、被災された皆様の意向も 踏まえたチャリティの実施や観光施設への招待など、被災さ れた皆様への支援にも寄与する形を並行して実施していただ ければ、なお望ましいものになると考えております。 今後の被災地への対応については、地域のそれぞれの実状 に応じ、地元のご要望を踏まえつつ、観光庁としても最大限 の支援をしていきたいと考えております。 今後、復興が進めば、観光産業は、被災から新生した地域 を支える大きな柱となります。その時のためにも、関係各位 におかれましては、日本全体の観光産業をもり立て、「観光 で日本を元気に」「復興する日本の姿を世界の人々に見てい ただく」という強い気概を持って、日々の業務に邁進してい ただければと存じます。 【組織・人事】 ★防衛省発令 (4月12日付) ▼統合幕僚監部付の兼務を解く(防衛大学校防衛学教育学群 長兼防衛大学校教授兼統合幕僚監部付) 空将補 尾上定正 ▼統合幕僚監部付の兼務を解く(陸上幕僚監部防衛部長兼統 合幕僚監部付) 陸将補 番匠幸一郎 ▼統合幕僚監部付の兼務を解く(航空幕僚監部人事教育部厚 生課長兼統合幕僚監部付) 1空佐 細野英揮 (4月13日付) ▼兼ねて統合幕僚監部付(航空幕僚監部防衛部防衛課) 1空 佐 熊谷三郎 (4月15日付) ▼防衛研究所主任研究官(第73航空隊司令) 1海佐 上野 眞一郎 ▼防衛研究所主任研究官(作戦情報隊電波情報収集群司令) 1空佐 村上和彦 ▼統合幕僚監部総務部人事教育課長(航空幕僚監部人事教育 部援護業務課長) 1空佐 平元和哉 ▼統合幕僚監部運用部運用第1課長(統合幕僚監部運用部運用 第1課) 1空佐 上ノ谷寛 ▼統合幕僚監部運用部運用第2課災害派遣班長(統合幕僚監部 運用部運用第2課) 1空佐 玉崎正史 ▼統合幕僚監部防衛計画部計画課計画班長(統合幕僚監部防 衛計画部計画課) 1空佐 松浦明裕 ▼統合幕僚監部首席法務官付法務官(統合幕僚監部首席法務 官付) 2空佐 阿部晋也 ▼統合幕僚監部首席後方補給官付後方補給官(装備施設本部 航空機第2課長) 1空佐 高嶋誠 ▼海上幕僚監部総務部総務課情報公開・個人情報保護室長 (海上幕僚監部総務部総務課) 1海佐 春花和広 ▼海上幕僚監部防衛部防衛課分析室長事務取扱 (海上幕僚監部防衛部防衛課長) 1海佐 出口佳努 ▼海上幕僚監部防衛部装備体系課長(第1護衛隊司令) 1海 佐 篠村靖彦 ▼海上幕僚監部装備部航空機課航空電子班長 (海上自衛隊第3術科学校研究部員兼海上幕僚監部装備部航空 機課)1海佐 湯浅純 ▼第21航空群司令部首席幕僚(第21航空隊副長) 1海佐 大井一史 ▼第21航空隊副長(自衛艦隊司令部幕僚) 2海佐 小田浩 一 ▼第73航空隊司令(第21航空群司令部首席幕僚) 1海佐 今井敬 ▼第2航空修理隊司令(小月航空基地隊司令) 1海佐 前田 秀彦 ▼第21整備補給隊司令(海上自衛隊第3術科学校研究部長) 1海佐 三浦洋 ▼第201整備補給隊司令(海上自衛隊補給本部航空機部航空 機整備課長)2海佐 岡本政幸 ▼小月航空基地隊司令(技術研究本部技術開発官航空機担当 付第5開発室長)1海佐 上田隆 ▼硫黄島航空基地隊司令(海上幕僚監部総務部総務課情報公 開・個人情報保護室長)1海佐 佐藤達朗 ▼海上自衛隊東京業務隊付(第2航空修理隊司令) 1海佐 眞渕均 ▼海上自衛隊東京業務隊付(硫黄島航空基地隊司令) 1海佐 中村照記 ▼海上自衛隊第3術科学校研究部長(自衛隊岩手地方協力本部 募集課長) 2海佐 石田昇 ▼海上自衛隊補給本部航空機部長(第21整備補給隊司令) 1海佐 福地浩 ▼航空幕僚監部総務部総務課広報室長(第3航空団飛行群司 令) 1空佐 深澤英一郎 ▼航空幕僚監部人事教育部人事計画課制度班長 航空幕僚監部人事教育部人事計画課) 1空佐 井口裕康 ▼航空幕僚監部人事教育部補任課服務室長(統合幕僚監部運 用部運用第2課災害派遣班長)1空佐 岡本兼一 ▼航空幕僚監部人事教育部援護業務課長(航空幕僚監部総務 部総務課広報室長) 1空佐 渡辺博史 ▼航空幕僚監部人事教育部教育課一般教育班長(航空幕僚監 部人事教育部教育課兼統合幕僚監部付)1空佐 塩川壮 ▼航空幕僚監部防衛部情報通信課電子計算機システム班長 (航空幕僚監部防衛部情報通信課) 2空佐 堀井道之 ▼航空幕僚監部装備部装備課調整班長(航空幕僚監部防衛 部) 1空佐 佐川浩彦 ▼航空幕僚監部装備部装備課調達室長(航空幕僚監部装備部 (7) WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2354号 2011年(平成23年)04月13日(水曜日) 装備課調達室調達計画班長)1空佐 小林努 ▼航空幕僚監部装備部装備課調達室調達計画班長(航空幕僚 監部装備部装備課) 1空佐 佐藤一郎 ▼航空幕僚監部装備部補給課補給第4班長(航空幕僚監部装備 部補給課) 2空佐 原田一樹 ▼航空幕僚監部技術部技術課先進技術室長(航空自衛隊幹部 学校主任教官) 1空佐 門田和也 ▼航空幕僚監部監察官(北部航空方面隊司令部防衛部長) 1空佐 津田昌隆 ▼航空幕僚監部首席法務官(統合幕僚監部総務部人事教育課 長) 1空佐 松谷淳一 ▼航空総隊司令部総務部長(第2高射群司令) 1空佐 荒木 正嗣 ▼警戒航空隊副司令(浜松)(航空幕僚監部人事教育部教育 課一般教育班長)1空佐 生村徳朗 ▼警戒航空隊第1整備群司令(航空自衛隊補給本部) 2空佐 野村敏郎 ▼作戦情報隊司令(中部航空警戒管制団副司令) 1空佐 佐 藤秀幸 ▼作戦情報隊電波情報収集群司令(航空支援集団司令部情報 課長) 1空佐 古城雄二 ▼北部航空方面隊司令部幕僚長(航空自衛隊幹部学校主任教 官) 1空佐 杉森博隆 ▼北部航空方面隊司令部防衛部長(第7航空団飛行群司令) 1空佐 平塚弘司 ▼第2航空団付(警戒航空隊第1整備群司令) 1空佐 廣幡 信之 ▼第3航空団飛行群司令(統合幕僚監部防衛計画部計画課計画 班長) 1空佐 新井田能之 ▼北部航空警戒管制団副司令(中部航空警戒管制団中部防空 管制群司令) 1空佐 西川俊哉 ▼北部航空警戒管制団第45警戒群司令兼ねて当別分屯基地司 令(航空自衛隊幹部学校主任研究開発官) 1空佐 櫻井義久 ▼中部航空方面隊司令部幕僚長(航空自衛隊幹部学校主任教 官) 1空佐 太田文俊 ▼第6航空団副司令(航空幕僚監部監察官) 1空佐 根石正 敏 ▼第6航空団飛行群司令(第12飛行教育団飛行教育群司令) 1空佐 福永充史 ▼第7航空団副司令(第6航空団飛行群司令) 1空佐 飯島 正信 ▼第7航空団飛行群司令(南西航空混成団司令部防衛部防衛課 長) 1空佐 近藤健司 ▼第7航空団基地業務群司令(航空幕僚監部装備部装備課調整 班長) 1空佐 石上誠 ▼中部航空警戒管制団副司令(北部航空警戒管制団副司令) 1空佐 尾関光彦 ▼中部航空警戒管制団中部防空管制群司令(北部航空警戒管 制団第45警戒群司令兼当別分屯基地司令)1空佐 西本彰雄 ▼西部航空警戒管制団副司令(情報本部) 1空佐 北原達也 ▼第2高射群司令(統合幕僚監部首席後方補給官付後方補給 官)1空佐 杉崎信之 ▼南西航空混成団司令部防衛部防衛課長(航空自衛隊幹部学 校付) 2空佐 松嶋一成 ▼航空支援集団司令部幕僚長(特別航空輸送隊司令) 1空佐 浮須一郎 ▼航空支援集団司令部総務部総務課長(航空保安管制群副司 令) 2空佐 峯量 ▼航空支援集団司令部装備部装備課長(航空支援集団司令 部) 1空佐 伊藤政文 ▼航空支援集団司令部情報課長(情報本部) 1空佐 今井達 也 ▼第3輸送航空隊整備補給群司令(航空支援集団司令部装備部 装備課長) 2空佐 金子盛幸 ▼航空保安管制群副司令(航空自衛隊第5術科学校第2教育部 長) 2空佐 井上英憲 ▼特別航空輸送隊司令(統合幕僚監部運用部運用第1課長) 1空佐 今瀬信之 ▼航空教育集団司令部装備部装備課長(航空自衛隊第2補給 処) 2空佐 東俊一郎 ▼航空教育集団司令部装備部補給課長(航空自衛隊第3術科学 校第1教育部長) 2空佐 田中圭三 ▼第11飛行教育団副司令(航空教育隊第1教育群司令) 1空 佐 岩元和久 ▼第12飛行教育団飛行教育群司令(航空幕僚監部防衛部) 1空佐 柴谷敏文 ▼第13飛行教育団整備補給群司令(航空自衛隊第1補給処東 京支処調達部長) 2空佐 米子誠二 ▼航空教育隊第1教育群司令(自衛隊秋田地方協力本部長) 1空佐 太田久雄 ▼航空教育隊基地業務群司令(航空教育集団司令部装備部装 備課長) 1空佐 田村博之 ▼航空自衛隊幹部候補生学校副校長(航空幕僚監部技術部技 術課先進技術室長) 1空佐 奥田高久 ▼航空自衛隊幹部候補生学校教育部長(第6航空団副司令) 1空佐 中西弘 ▼航空自衛隊幹部候補生学校業務部長(航空自衛隊補給本部 計画部補給課長) 2空佐 田中淳 ▼航空自衛隊第1術科学校副校長(統合幕僚監部首席法務官付 法務官) 1空佐 今野裕之 ▼航空自衛隊第1術科学校第1教育部長(航空自衛隊幹部学 校) 2空佐 新田満 ▼航空自衛隊第3術科学校第1教育部長(航空支援集団司令部 総務部総務課長) 2空佐 太田高 ▼航空自衛隊第5術科学校第2教育部長(航空幕僚監部運用支 援・情報部情報課) 2空佐 西村剛 ▼飛行開発実験団研究開発部長(航空幕僚監部技術部技術 課) 2空佐 相原祐二 ▼飛行開発実験団誘導武器開発実験隊長(技術研究本部技術 開発官誘導武器担当付第2開発室長)2空佐 西尾靖典 ▼航空自衛隊幹部学校教育部長(航空システム通信隊司令) 1空佐 神田政晴 ▼航空自衛隊幹部学校主任教官(航空幕僚監部人事教育部補 任課服務室長) 1空佐 伊東修 ▼航空自衛隊幹部学校主任教官(警戒航空隊副司令(浜松)) 1空佐 佐藤眞一 ▼航空自衛隊幹部学校主任教官(自衛隊函館地方協力本部 長) 1空佐 東井勇治 ▼航空自衛隊幹部学校主任研究開発官(航空システム通信隊 システム管理群司令) 1空佐 佐藤雅俊 ▼航空自衛隊幹部学校業務部長(北部航空方面隊司令部幕僚 長) 1空佐 石井義哲 (8) WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2354号 2011年(平成23年)04月13日(水曜日) ▼航空自衛隊幹部学校付(第7航空団副司令) 1空佐 山下 俊司 ▼航空自衛隊幹部学校付(第3輸送航空隊整備補給群司令) 1空佐 加藤伸一 ▼航空自衛隊幹部学校付(第11飛行教育団副司令) 1空佐 道憲之 ▼航空システム通信隊司令(航空幕僚監部首席法務官) 1空 佐 遠藤秀一 ▼航空システム通信隊システム管理群司令(航空幕僚監部防 衛部情報通信課電子電算機システム班長)2空佐 吉田憲司 ▼航空中央業務隊司令兼ねて市ヶ谷基地司令(航空自衛隊幹 部候補生学校教育部長) 1空佐 平川善人 ▼航空中央業務隊付(第7航空団基地業務群司令) 1空佐 小柳保之 ▼航空中央業務隊付(航空中央業務隊司令兼市ヶ谷基地司 令)1空佐 石川博一 ▼航空中央業務隊付(装備施設本部航空機調達官) 1空佐 久保光一 ▼航空自衛隊補給本部総務部長(航空自衛隊幹部候補生学校 副校長) 1空佐 肥田木修 ▼航空自衛隊補給本部計画部補給課長(航空教育集団司令部 装備部補給課長) 1空佐 納富宏紀 ▼航空自衛隊補給本部技術課長(技術研究本部技術開発官航 空機担当付総括室長)1空佐 濱田廣児 ▼航空自衛隊補給本部勤務(航空自衛隊補給本部技術課長) 1空佐 上田英成 ▼航空自衛隊第1補給処東京支処調達部長(装備施設本部調達 企画課連絡調整官) 1空佐 林克彦 ▼航空自衛隊第4補給処調達部長(航空自衛隊補給本部) 2 空佐 仲田豊穗 ▼自衛隊青森地方協力本部長(航空幕僚監部人事教育部人事 計画課制度班長)1空佐 増田友晴 ▼自衛隊秋田地方協力本部長(航空自衛隊幹部候補生学校業 務部長) 1空佐 阿部博文 ▼技術研究本部技術開発官航空機担当付総括室長(技術研究 本部岐阜試験場長) 1空佐 藤井政弘 ▼技術研究本部技術開発官航空機担当付第4開発室長(飛行開 発実験団研究開発部長) 1空佐 阿部康彦 ▼技術研究本部技術開発官誘導武器担当付第2開発室長(航空 自衛隊補給本部) 2空佐 片井敏文 ▼技術研究本部岐阜試験場長(飛行開発実験団誘導武器開発 実験隊長) 1空佐 小野実 ▼装備施設本部調達企画課連絡調整官 (航空自衛隊幹部学校) 2空佐 沖野克紀 ▼装備施設本部航空機第2課長(航空幕僚監部装備部装備課調 達室長) 1空佐 小田紀彦 ▼装備施設本部航空機調達官(航空総隊司令部総務部長) 1空佐 渡辺和博 ▼北関東防衛局調達部首席検査官(航空自衛隊第4補給処調達 部長) 2空佐 橋本唯隆 ▼海将補に昇任させる(特別昇任)勧奨退職 (海上自衛隊補給本部航空機部長)1海佐 高木謙至 ▼空将補に昇任させる(特別昇任)勧奨退職(中部航空方面 隊司令部幕僚長) 1空佐 石井祐司 ▼空将補に昇任させる(特別昇任)勧奨退職(西部航空警戒 管制団副司令) 1空佐 早田重男 ▼空将補に昇任させる(特別昇任)勧奨退職(航空支援集団 司令部幕僚長) 1空佐 坂瀬秀之 ▼空将補に昇任させる(特別昇任)勧奨退職(航空自衛隊幹 部学校業務部長) 1空佐 狩集貴尚 ▼空将補に昇任させる(特別昇任)勧奨退職(航空自衛隊補 給本部総務部長) 1空佐 物部明徳 (4月19日付) ▼陸上幕僚監部装備部航空機課総括班長(陸上幕僚監部装備 部航空機課)1陸佐 濱岡清隆 ▼東北方面総監部監察官(陸上自衛隊航空学校霞ヶ浦分校 長) 1陸佐 井上和典 ▼東部方面航空隊副隊長(陸上自衛隊研究本部研究員) 1陸 佐 菊地穗高 ▼第1ヘリコプター団本部付(東部方面航空隊副隊長) 1陸 佐 種元訓久 ▼第1輸送ヘリコプター群長(陸上幕僚監部装備部航空機課総 括班長) 1陸佐 安井寛 ▼陸上自衛隊航空学校第1教育部長(第1輸送ヘリコプター群 長) 1陸佐 大西正浩 ▼陸上自衛隊航空学校霞ヶ浦分校長(陸上自衛隊幹部学校主 任教官) 1陸佐 山野順良 ▼陸上自衛隊補給統制本部航空部長(陸上自衛隊航空学校第 1教育部長) 1陸佐 門脇博幸 ▼陸上自衛隊補給統制本部付(陸上自衛隊補給統制本部航空 部長) 1陸佐 伏見臣一
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