Arup Newsletter 2016-3-18 アラップ東京事務所・発行 スポーツの街 メルボルンの新スポーツ施設 全豪オープンテニスの開催地でもあるメルボルンはオーストラリアでも有数のスポーツの盛んな都市です。そん なメルボルンの“より健康な街づくり”を目指し、アラップは二つのスポーツ関連施設の計画に携わっています。 一つ目は、まさに全豪オープンの会場であるメルボルン・パーク内に建設中の、報道関係者向け宿泊施設。開 催期間中 600 人を収容する施設は、日射を遮る深い庇やさまざまな省エネ対策によって、LEED のゴールド認 証を取得予定です。2016 年の全豪オープンの際には、部分的に使用されていましたが、竣工は今年後半の 予定です。 二つ目は、クリケット競技場ジャンクション・オーバルの管理棟です。最新のトレーニング設備を備え、イベント にも使用できる地域に開放された施設となり、歴史的な競技場が生まれ変わります。 それぞれ建築設計を手がけたのは、オーストラリアを拠点とする著名な設計事務所 HASSELL と Cox Architecture です。スポーツ好きの方はもちろん、建築的にも期待度が高まります。お楽しみに▼ http://arup.com/News/2016_02_February/16_Building_healthier_communities_in_Victoria_with_new_yearround_sports_facilities.aspx 日経アーキテクチュアのウェブ版にて、スタジアムの設計手法について紹介しています(アラップ トータル・デ ザインの舞台ウラ 38)▼ http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldcolumn/14/660654/031000007/ イギリス 軍事に関する歴史博物館 ロンドンから西へ 100km ほど、世界遺産ストーンヘンジの遺跡で知られるイギリス、ソールズベリー。この土地 は、イギリス王立砲兵隊の軍事演習場としての歴史も深いことをご存知でしょうか。 100 年以上にわたり砲兵の訓練が行われてきた平原に、王立砲兵の歴史と、その土地の自然・歴史を展示す る体験型博物館、ソールズベリー・プレーン・ヘリテージ・センターが建設されます。大砲を思わせるような、キャ ンチレバーの巨大庇が特徴的な、述べ面積 6,000m2 の博物館と、展示アリーナや庭園といった屋外施設が整 備される計画です。 建築設計を担当するのは、イギリスの設計事務所パーセル。アラップは構造、設備設計、土木エンジニアリング に加え、ランドスケープデザインも担当します。設計はあと 1 年ほど続きます▼ http://arup.com/News/2016_02_February/22_February_Salisbury_Plain_Heritage_Centre_plans_revealed.aspx デンマーク スマートシティの先導役に 北欧の国・デンマーク。環境先進国というイメージがあるかもしれません。この度、「Growing Smart Cities in Denmark(成長するデ ンマークのスマートシティ)」というレポートが発行されました。デンマークの経済を救うために、公共セクターがスマートシティ 開発においてどのような役割を担うべきか、という点に触れています。 スマートシティを支えてきたのは、スマートフォン、ロボット、AR(拡張現実)技術など、数々の技術革新。過去 10 年間、デンマ ークのスマートシティ関連市場は、約 2 万件もの雇用を創出したと言われています。デンマークの外務省は、他国の教訓な どを踏まえた上で、スマートシティに関する様々な取り組みを行って行きたいとのこと。 下記のリンクから、上記レポートがダウンロードできます▼ http://www.arup.com/News/2016_01_January/28_January_Turning_Denmark_into_a_leading_in ロンドン ヴィクトリア & アルバート博物館で初のアラップ展 ロンドンの ヴィクトリア & アルバート(V&A) 博物館は、「Engineering the World(世界を造る) 」と題したアラップ展を開催します。 会期は、今年 6 月 18 日〜11 月 6 日。アラップの創設者、オーヴ・アラップの哲学と、トータルデザインの実現に賭けたその 生涯が約 150 点の展示に集約されます。 シドニーオペラハウス、ポンピドゥーセンター等、アラップ黎明期の代表作の秘話に始まり、2018 年の完成を目標に進行中の ロンドン・クロスレールの詳細等、近年のプロジェクトや開発されたシステムなども展示されます。 これらのプロジェクトに象徴されるように、アラップのサービスは年々多様化し、建築家やクライアント方との幅広いコラボレー ションの形を提唱してきました。エンジニアはもちろん、次世代のデザイナー、建築好きな人、たくさんの方に参考にしていた だける展示です▼ http://arup.com/News/2016_02_February/02_VA_to_stage_retrospective.aspx *** 最新の採用情報は、こちら。 アラップがたずさわった世界各地のプロジェクト情報をご紹介していきますので、気になるデザイン、技術等が ございましたら、お気軽にお問い合わせください。 (1) お問合せ・ご意見、メールアドレス変更→ tokyo-news@arup.com (2) 配信停止・新規登録→ https://a.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=arup (3) 本ニュースレターのバックナンバー(PDF 版)は、arup.com 日本語トップページの『トピックス』より→ http://www.arup.com/japan 編集・発行: Arup 東京事務所 菊地 雪代 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町24-4 東武 富士ビル3F 電話 03-3461-1155(代) ホームページ http://www.arup.com/japan 本ニュースレターは、arup.comの内容を中心に要訳・ご紹介しています。 Copyright(c) 2016 Arup / 本メールに掲載された内容の無断複製・転載を禁じます。
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