2009 No.42 1 Yokohama National University CAMPUS NEWS 校内ニュース 図書館に置く本を選びませんか? 附属図書館では、図書館が購入する本を図書館員と 国大生のコラボで選定するイベント、選書ワークショップを定期開催しています。 2007年 からスタートした横国大オリジナルの読書推進運動。 どんどん盛り上げてくださいネ! 選書 ワークシップ とは… 図書館員が、図書館蔵書に相応しい本を予備選考 ↓ 推薦図書の紹介記事を、中央図書館・理工学系研究図書館 に展示 ↓ その中から国大生が、 図書館に購入してほしい本に投票! ↓ 投票結果にもとづいて、 図書館が購入する本を決定! 2007年は、全部で350冊・100万円相当の本を購入 しました。 2008年も、春秋2回開催して、 すでに50万円相当の 本を優先購入、 さらに追加購入を続けています。投票し てくれた方は、最終結果をご期待くださいね! さて今日は、第1回∼第3回・選書ワークショップで 購入した本の中から40冊をセレクトして、投票してくれた 方の推薦コメントと共にご紹介します… 002 002.7 TO TO Academic Groove 大学での学び方 書店で見て欲しかったけど高く てあきらめてました。色々な学問 のことが1冊でわかる面白い本 なのでゼヒ! (教育人間科学部生さん) まずタイトルに惹かれました。やはり高 校時代における“勉強”と、大学のそ れとは違うと思うので、本書が図書館 にあると、大学生活も少し違ったもの になるかと。 (教育人間科学部生さん) 293.89 304 HA IK 北欧デザインをめぐる旅 池上彰の「世界がわかる!」 読みたい!と思っていたので。 (経営学部生さん) 昔「週刊こどもニュース」を見て いて池上彰“お父さん”の説明 がとても分かりやすかったので、 と てもいい本なのだろうと思います。 (教育人間科学部生さん) 336.83 361.85 SA NH 会社を目利きする 50のポイント 会社の目利き力は就活を控える 学生に必須。 (教育人間科学部生さん) ワーキングプア 「ワーキングプア」という言葉は よく聞くが、 その実態をあまり知ら ないので、是非知りたいから。 (工学部生さん) 377.9 377.9 383.9 388 404 KU WA BE TU IS フツーな大学生の アナタへ 大学生のための キャリア開発入門 身近なことだから。 (教育人間科学部生さん) 2年後の就活にそなえてぜひほ しいです! (工学部生さん) 東京外国人 日本と西洋の妖怪比べ 科学技術と倫理 大学にはたくさんの留学生がいて、 すごく興味があるけど声をかける 勇気がないので、 これをきっかけ にしたい。 (経済学部生さん) 妖怪とか好きだから、読みたいで す。 (経営学部生さん) 自分が将来技術者になるとしたら、 授業ではやらないとしても考えな ければならないことなので。 (工学府生さん) 451.85 467.5 491.376 493.76 507 FL GO TU CA KO 地球を殺そうと している私たち 神と科学は 共存できるか 香りの愉しみ、 匂いの秘密 今後の将来について真剣に悩 むきっかけになりそう。 (工学部生さん) 神の存在が数式で表われるの か期待しています。 (工学部生さん) 香りのメカニズムや香水開発に 興味がある。 (環境情報学府生さん) 妄想はなぜ必要か 社会科見学に行こう! よく妄想するから。 (工学部生さん) 大人の目でもう一度“社会科見 学”してみたい。 (環境情報学府生さん) 586.092 596 611.3 674.3 701 RI SE AO NI FR 最多得票の本! Campus News あなたのTシャツは どこから来たのか? ひとり暮らしさんの 上手な自炊生活 最近書店でよく見かける本で、 1 つの商品をつきとめる、 というの が面白いと思った。 (経営学部生さん) 自炊をもっと気楽に楽しめたらい いなと思うから。 (工学部生さん) 01 食料植民地ニッポン 日本の雑誌広告80s でも、これがアートなの? 父がこの関連の仕事について いるから興味を持ちました。 (教育人間科学部生さん) 今の大学生のほとんどは80年代生ま れだが、 その時代をよく知っている人 は少ないと思う。私たちより上の世代 にとって80年代はなにかの象徴であ るように感じる… (環境情報学府生さん) 芸術とは何だろう、 といつも考え ます。特に現代の芸術が何なの かは。理解へのあしがかりになれ ばいいと思います。 (工学部生さん) CAMPUS NEWS 102.8 145.5 146.1 186.8 291.093 MA KI ZI UR MA 哲学者たちの動物園 だまされる視覚 ラカンはこう読め! 仏像のふしぎ 哲学者が動物をどうとらえていた のか、 テーマがおもしろく、 よんで みたい。 (教育人間科学部生さん) 物の見え方を習ったけれど、 おも しろそう。 (経営学部生さん) ラカンおもろー!みんなよめばい いのにと思いました。 (経営学部生さん) こーゆー分野って受講できない ですよね。 (経済学部生さん) 326.21 329.94 TO NI KA 在日外国人の住民自治 裁判員に選ばれる あなたへ 1年切って、少しはまじめに考え てみたい。 (経営学部生さん) 壁の涙 入管収容所に収監される人々 がどのように扱われ、収容所内 でいかなる生活を送っているのか。 その実態を知りたい。 (教育人間科学部生さん) 367.7 372.33 374.6 HU HU YA 暴走老人! はじめて聞いた。実態を知りたい。 (教育人間科学部生さん) 好きな本の番号を書いて投票箱に入れるだけ。1人で何冊選んでもOKです。 ぜひ、推薦コメントを寄せてくださいネ∼! 410.4 417.2 451.28 FL SI MU √ 2の森と アンドリュー少年 もっとも美しい 数学ゲーム理論 降水確率50%は 五分五分か 数学が苦手でも楽しめそう。 (環境情報学府生さん) 数学の美しさが気になる今日こ の頃。 (経営学部生さん) 天気に興味があり、一般的にも 天気を知ることは良いことだと思 うから。 (工学部生さん) 518.52 523.07 537.1 SA AL OK ごみ問題と循環型社会 映画に見る近代建築 フェラーリと鉄瓶 環境問題の基本は、技術だけで はなく日常的なごみ問題等から 考えるべきであり、 それに関して 取り扱っている本が少ないから。 (工学部生さん) 映画も、建築も好きなので、 その 関係性に興味をひかれた。 (工学部生さん) フェラーリのような人の目を引く デザインを考える人がどのような 思いでそれを描くのかに興味が あるから。 (工学府生さん) 902.3 910.268 936 HI MU TA 視線は人を殺すか? 暇な大学生のうちに旅に出たい! 18切符で貧乏旅行がしたい! (工学部生さん) 316.81 自分自身、在日であり、京都出身 なので、川崎と京都をフィールド とした本書は私自身にとって非 常に有益なものだから。 (教育人間科学部生さん) ミネルヴァ書房は良書が多いと 個人的に思うので。 (工学府生さん) 青春18きっぷ達人の 旅ワザ 村上春樹、 夏目漱石と出会う ぼくには数字が 風景に見える 村上は読むけれど漱石は…とい う人に漱石を知ってもらえそう。 (工学府生さん) アスペルガー症候群に興味が あるから。 (教育人間科学部生さん) 競争しても 学力行き止まり! モンスターペアレント の正体 学力向上の秘けつをさがしたい。 (工学部生さん) 授業で取り上げられて、興味を 持ったから。 (教育人間科学部生さん) 今回初参加でしたが、予想以上にたくさんの種類 の本やDVDが候補に挙がっており、 2枚も投票用 紙を書いてしまいました。普段は全く本を読みませ んが、興味のある本がたくさんあったので、 自分の 投票した本が図書館に並んでも並ばなくても読ん でみたいと感じました。各領域ごとにまんべんなく 候補の本が挙がっているので、 どの学部に所属し ている学生でも楽しめるワークショップだと思います。 ぜひ次回は、皆さんも参加してみてくださいね★ (教育人間科学部3年 野口 瞳) 本の多さに驚きました。暇な時は本屋をぶらぶらし て面白そうな本を探すのが趣味なのですが、 ワーク ショップにはいろいろな分野の本があり、 いつも買 う分野以外の本をたくさん見つける事ができました。 次回のワークショップにも参加しようと思っています。 (教育人間科学部3年 村山 泰士) 選書ワークショップに参加いたしました。何よりも、 候補に挙がっている1000冊という本の数と、社会 学から自然科学・芸術などの多岐に渡る分野に驚 きました。これらの候補の中から、私は専攻として いる物理学の本や興味のある歌舞伎の本などに 投票をしましたが、 このように興味のある本が実際 に図書館におかれるだけでなく、多くの方の手に 取られる経験は、 なかなか味わうことが出来ない貴 重な体験だと思い、多くの学生に参加してほしい と感じました。 (工学部3年 山中 里奈) 初めて『選書ワークショップ』に参加しました。ふら っとワークショップのブースに立ち寄ったとき、 その 推薦書の数の豊富さに驚きました。さらに一冊一 冊見ていくと、本のタイトルを見ただけでわくわくし てきて、思わず投票してしまいました。自分が読み たい本って、実はこんなにたくさんあるのだと、 その 時初めて気が付きました。みなさんも、 ここでたくさ んの読みたい本を見つけて下さい! (教育人間科学部1年 鈴木 雄也) 02 Campus News CAMPUS NEWS 校内ニュース 中央図書館2階にある さまざまな企画展示や 新着図書コーナー と わが大学の研究コーナー では、 特別展示を行って、新しい本との出会いを演出しています。気軽に立ち寄ってくださいね! 新着図書コーナー 新しく受け入れた本の展示スペースです。また、企画展示「大学生活に役立つ本」を定期的に開催しています。 企画展示「大学生活に役立つ本」 図書館・情報活用術編 お厚いのがお好き? 028-HU 読む機会の少ない「世界の名著」 をマンガ調にわかりやすく解説した、 読書入門書。第二弾も出ていま す。 99.9%は仮説 404-TA 人は見た目が9割 361.45-TA 現代科学に「正解」は存在しな いと説く、大学生必読の学習入 門書。著者の竹内薫さんは北野 たけし出演の数学番組でおなじ みの方。 人は「見た目」で判断されると説く、 大学生必読のコミュニケーション 入門書。著者の竹内一郎さんは 本学卒業生です。 仕事のための12の基礎力 159.4-00 「将来」のヒント 370.4-MO 企画展示「大学生活に役立つ本」 就職特集 就活の王道 377.9-RA ライブレボリュージョン(株)が行 っている講演のエッセンスをまとめ た一冊。有意義で効果的な就活 を行うヒントとして… リクルート (株)が行っている講演 のエッセンスをまとめた一冊。キャ リアデザインについて考えるヒント として… 30人の賢者が若者や子どもたち に語る、 学びの体験談とメッセージ。 人生や将来について考えるヒント として… わが大学の研究コーナー 本学刊行物や本学卒業生・教員が書いた本の展示スペースです。また、下記の特別展示を行っています。 特別展示:宮脇昭先生の著書・関連書 日本一多くの木を植えた男 653.4-MI 魂の森を行け 653.4-IS 宮脇先生の取組みを紹介したN HK教育『この人この世界』の公 式テキスト。 「横国大の森」の由 来が紹介されています。 日本の大事な話 304-MO 宮脇先生の情熱に満ちた人生 模様を紹介するノンフィクション。 本学でのエピソードが多数登場し ます。 17人の識者が語る、 日本が真剣 に考えるべき大事な話。宮脇先 生が、森づくりの大切さを説いて います。 特別展示:人名辞典に載っている先生方の著書・関連書 世界の会計学者 336.9-CO プロ言 281.04-PU 近代会計学のパイオニアとされる 17人の会計学者を紹介。日本人 として唯一人、本学元学長の黒 沢清先生が登場します。 科学する心 370.4-MO 70歳を超えてなお各界で活躍し ている方、 1 7人の人生哲学を紹介。 本学名誉教授の青木淳一先生 が登場します。 現代科学に新風を吹き込んだ14 人の女性科学者を紹介。本学卒 業生・元教授の中西準子先生が 登場します。 1月∼3月の開館カレンダー 臨時休館(蔵書点検のために必要な期間等)は、その都度掲示や図書館ホームページでお知らせします。 http://www.lib.ynu.ac.jp/TOPICS/calendar.html(PC用)http://www.lib.ynu.ac.jp/cellular/kaikan.html(携帯用) 1月 2月 3月 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 4 5 6 7 1 2 3 8 9 10 3 4 5 6 7 1 2 8 9 10 11 12 13 14 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 11 12 13 14 15 16 17 15 16 17 18 19 20 21 15 16 17 18 19 20 21 18 19 20 21 22 23 24 22 23 24 25 26 27 28 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 25 26 27 28 29 30 31 ※理工図は空調設備設置工事のため、1月12日まで休館です。 中央図書館 社会科学系研究図書館 理工学系研究図書館 9:00∼21:45 9:00∼17:00 土・日・祝の開館 9:00∼21:45 9:00∼17:00 9:30∼16:30 休館日(注) 9:00∼21:45 9:00∼17:00 13:30∼16:30 休館日 休館日 休館日 休館日 通常開館 17時まで開館 (注)本学の大学院生・教職員は、授業のある期間の土曜日11:00∼15:00に、社会科学系研究図書館の特別利用が可能です。 Campus News 03 CAMPUS NEWS ∼グループ学習室を活用しよう!∼ 突然ですが、 オススメ☆DVDを紹介します… メディアブース&ワーキングスタジオという名の グループ学習室 選書ワークショップDVD一番人気! ピタゴラ装置 レポート・課題作成などに活用してね♪ NHK教育の人気番組「ピタゴラスイッチ」 に登場する「ビー玉ころがり装置」のヒミ ツに迫るDVD。 2編あります。 ☆利用方法 目 的 授業やゼミに関連する グループ学習 人 数 2名∼20名 時 間 授業時間と同じ1コマです。 昼休みは、 2限もしくは3限との連続利用が可能です。 にほんごであそぼ 萬斎まんさい NHK教育の人気番組。狂言師の野村 萬斎さんが、子供向けに日本語の魅力を 楽しく紹介。別編もあります。 ☆利用できるもの 大学生必見! ホワイトボード プロジェクター、 スクリーン ※① DVD・VHSプレイヤー パソコン(Wo rd、 Exce l、 Powe r Po i n t、 インターネット等が利用可能) 情報コンセント (持込パソコン用)※② 情報の達人(全3巻) 大学生活に欠かせない図書館・情報活用術がたくさん 紹介されています。 ・第1巻 図書館へ行こう! ・第2巻 ゼミ発表をしよう! ・第3巻 レポート・論文を書こう! ※①使用できる部屋が限られるので、利用にあたっては事前予約が必要です。 ※②持込パソコンと接続するLANケーブルは、各自で用意してください。 裁判員制度 ―もしもあなたが選ばれたら― まもなくはじまる裁判員制度をドラマで解 説した法務省の広報用DVD。中村雅俊・ 西村雅彦など、出演者が豪華! ☆受付 各授業開始時刻の20分前から受け付けます。 事前予約は、 1ヶ月前から前日まで受け付けています。 (平日9時∼17時) ♪利用申込みは… メインカウンターまで♪ ♪利用申込みは…メインカウンターまで♪ 博士論文をリポジトリに登録しませんか 横浜国立大学学術情報リポジトリ リポジトリとは、大学などの学術機関が研究成果などをインター ネットで公開するもので、近ごろ日本だけでなく世界中で急速に普 及しています。 「横浜国立大学学術情報リポジトリ」では、本学に所属する研 究者による学術雑誌論文や、博士論文、研究紀要論文、 そして 本学の特色ある資料などを発信しています。 リポジトリに論文を登録すると リポジトリに登録された論文は、 リポジトリ上で閲覧できるだけで なく、検索エンジン「Google」や、 ミシガン大学による世界中のリ ポジトリの統合検索サイト「OAIster」、 そして国立情報学研究所 による日本の学術機関リポジトリの横断検索サイト「JAIRO」など からも検索して利用することができます。論文が多くの研究者の 目に触れることで、 引用される機会の増加が期待できます。 博士論文の場合、製本されたものが国立国会図書館や横浜 国立大学附属図書館に所蔵されますが、 リポジトリに登録すると 横浜国立大学のOPAC(蔵書検索) からリポジトリ上の本文デー タへのリンクが表示されるようになります。 また、登録された論文のURLが変わらないので、 リポジトリは学 術情報の保存に適しています。 博士号取得予定のみなさまへ:登録の手続き 学務担当窓口にて「学術情報リポジトリへの博士論文の登録許諾書」 と依頼書を配布しています。許諾の可否や論文の公開時期については、 特許出願などの都合を勘案の上、事前に指導教員にご相談いただき ますようお願いいたします。 登録の手続き 許諾がいただける場合は、 「登録許諾書」を所属研究科・学府の学 務担当窓口へご提出ください。併せて、論文の電子ファイルを図書館 へお送りください。図書館にて電子ファイルをPDF形式に変換してリポ ジトリに登録いたします。 論文送付先メールアドレス:ir-sbmt@ynu.ac.jp なお、附属図書館に所蔵される製本された博士論文を図書館でスキ ャンして電子化することもできますので、 その方式をご希望であればお申 し出ください。 PDFファイルは本文をOCRにかけた上で、 そのセキュリティ設定は「印 刷」と「アクセシビリティのための内容の抽出」 (視覚障害者のための 音声リーダー用のテキストの抽出)以外を不許可にしています。 お問合せは図書館企画係(電話045-339-3204) までお気軽にどうぞ。 04 Campus News CAMPUS NEWS 校内ニュース 工学府の学生がYoung Awardを受賞 工学府の修了生が学生会奨励賞を受賞 大学院工学府システム統合工学専攻 博士課程後期2年の槇田諭さん(指導教 員:前田雄介准教授) が、9月23日 (火) に「IEEE Robotics and Automation Society Japan Chapter Young Award」 を受賞しました。受賞論文タイトルは "3D Multifingered Caging: Basic Formulation and Planning" で、ロボット ハンドによる物体操作のための新しい 手法を提案したものです。 この賞は、9月22日 (月) ∼26(金)に フランス・ニースで行われた 「IEEE/RSJ 2008 International Conference on Intelligent Robots and Systems」で発表 を行った日本人学生の論文の中から、優れた者に贈呈されました。 (工学府) 今年3月に行われた電子情報通信学 会東京支部学生会研究発表会で発表し た、当時、大学院工学府物理情報工学 専攻博士課程前期2年に在籍していた 小南学さん (現 セコム (株) IS研究所勤務) (指導教員:濱上知樹教授)が、5月24 日 (土) に、学生会奨励賞を受賞しました。 講演題目は「動的環境への適応を可能に する二倍体遺伝的アルゴリズム」です。 本講演会は、関東近辺の大学・大学 院の学生らの卒業論文・修士論文を発 表会形式で公開する講演会であり、学 生会奨励賞は、研究内容、プレゼンテ ーション、質疑応答など、研究発表全 般について、特に優秀な論文を発表した学生に対し同学会東京支部長よ り贈賞されるものです。 (工学府) 工学府の学生がベストポスター賞を受賞 8月17日(日)から19日(火)まで、富 山で開催された計測自動制御学会、第 14回創発システム・シンポジウム「創 発夏の学校2008」にて、大学院工学府 物理情報工学専攻博士課程後期2年の 澁谷長史さん (指導教員:濱上知樹教授) が、ベストポスター賞を受賞しました。 受賞対象となったポスター論文は、 「POMDPs環境における強化学習のた めの行動価値の複素数表現」です。 同シンポジウムは、創発システムに 関わる国内外の若手の研究者同士が一 同に会し、お互いの最新の研究成果や 研究動向について文字通り寝食をともに3日間熱く議論しあう場です。 ベストポスター賞は、互いの研究内容・プレゼンテーションについて、 参加者同士がピアレビューで評価しあい、もっとも高得点をつけた発表 に対して贈られます。本受賞は、研究内容のオリジナリティや新規性は もちろん、その研究姿勢について多くの若手研究者からの支持を得た評 価であり、大変名誉な受賞といえます。 (工学府) 工学府の学生が優秀発表賞を受賞 8月27日(水)から29日(金)に高知文化 プラザで行われた「電気学会産業応用部 門大会」において、大学院工学府物理情 報工学専攻博士課程前期1年高橋元春さ ん(指導教員:河村篤男教授)がヤングエ ンジニアポスターコンペティション優秀 発表賞を受賞しました。 この賞は、26歳以下の学生・技術者が 研究成果をポスター発表し、優れた発表 者に授与される賞です。対象となった論 文「高密度実装技術のための半導体パッ ケージ内蔵BaSrTiOキャパシタのプロセ ス評価」では、ICチップの実装段階におけるパッケージへ内蔵するキ ャパシタの作成およびそのプロセスの評価を行いました。 (工学府) Campus News 05 工学府の学生が優秀論文発表賞を受賞 8月20日(水)から22日(金)まで、函館で開催された電気学会電子・ 情報・システム部門大会において、大学院工学府物理情報工学専攻博 士課程前期2年の加藤能史さん(指導教員:濱上知樹教授)が、優秀論 文発表賞を受賞しました。 受賞対象となった論文は、「配電系統事故復旧のためのマルチエージ ェントによる分散型遺伝的アルゴリズム」です。この研究は、複雑な 電力ネットワークを発電機や負荷による分散システムとみなし、その 協調関係からネットワーク全体の安定性・耐故障性を自律的に獲得さ せる群知能化技術とその最適化アルゴリズムを提案しています。将来 の自然エネルギー発電・分散電源の一般家庭への普及を見越した新規 性と有用性が高く評価されました。 (工学府) 工学府の学生が部門奨励賞を受賞 8月27日(水)から29日(金) に、高知文化プラザで行われ た「電気学会産業応用部門大 会」において、大学院工学府 物理情報工学専攻博士課程後 期2年(PED)吉本貫太郎さん (指導教員:河村篤男教授)が 優秀論文発表賞・部門奨励 賞・高橋勲賞を受賞しました。 この賞は、若手研究者(35歳以下)が発表した優れた研究に対し、産業 応用部門優秀論文発表賞として授与されます。対象となった論文「複数 直流入力直接形電力変換器D-EPCの提案」において、FCとバッテリな どの複数電源システムでDCDCコンバータレスを実現する新しい電力変 換器D-EPCを提案しました。 (工学府) CAMPUS NEWS 工学府の学生が優秀ポスター賞を受賞 環境情報学府の学生がヤングリサーチャー賞を受賞 9月18日(木)∼19日(金)、 群馬大学桐生キャンパスにお いて開催された日本化学会第 二回関東支部大会で、大学院 工学府博士課程前期1年の金 丸恭子さん(指導教員:迫村勝 講 師 )が 、 「優秀ポスター賞」 を受賞しました。 受賞対象となった研究発表 「ナノインプリント法を用いた バルクヘテロ接合型太陽電池 の研究」は、超微細パターンを 転写する加工技術を薄膜太陽 電池に応用したもので、今回 の受賞ではその研究内容並びに金丸さんのプレゼンテーション 力の両方が評価されました。 (工学府) 大学院環境情報学府博士課程前期2年の三玉 政喜さん(指導教員:富井尚志准教授)が、情報 処理学会と電子情報通信学会情報・システムソ サイエティおよびヒューマンコミュニケーショ ングループ合同の会議「情報科学技術フォーラ ム(FIT) 」において、新進の科学者または技術者 に贈呈される賞である「ヤングリサーチャー賞」 を受賞し、9月3日(水)に表彰されました。 受賞対象になった研究発表は「ユビキタス環 境における概念階層と行動履歴を用いた意味層 構築支援」 です。この研究は、様々な人や物が存 在しているような実空間を、ユビキタス技術を 用いてデータベース化する際に、意味情報の登 録支援を行うものです。実証実験によって検証 した有効性と今後の発展が期待される独創的なアイデアが高く評価されました。 (環境情報学府) 環境情報学府の学生が優秀論文を受賞 環境情報学府の学生がプレゼンテーション賞を受賞 大学院環境情報学府博士課 程後期3年の大熊省三さん(指 導教員:三井逸友教授)が書い た論文が、第一次審査を通過 し、8月28日(木)に開催され た(社)日本能率連盟主催の「第 60回全国能率大会論文発表大 会」で論文発表を行いました。 論文タイトルは「地域商業(商 店街)活性化事業における実証 研究―活性化事業推進のため の組織形成−」です。第二次審 査の結果、 「優秀論文」 を受賞し、 表彰状が贈られました。 今後、 「優秀論文」の中から、表彰論文が選考され「経済産業 大臣賞」、 「経済産業省経済産業政策局長賞」が選考されること になります(平成21年5月発表) 。 (環境情報学府) 9月10日(水)に横浜で開催された日本材料 科学会「第15回材料科学若手研究者討論会」で、 大学院環境情報学府環境システム学専攻博士 課程後期1年の西川雅美さん(指導教員:奥谷 猛教授)が「プレゼンテーション賞」を受賞し ました。受賞対象となった発表は、「塗布光照 射法による酸化バナジウム薄膜の作製」です。 この賞は、日本材料科学会など材料科学に 関する研究に従事している若手研究者の研究 内容・プレゼンテーションについて、優れた 発表に授与される賞です。西川さんは、討論 会において、エキシマレーザを用いた塗布光 照射法に着目し、ボロメータ型赤外線センサ への応用が期待されている酸化バナジウム薄膜の低温作製法に関する研究の一 環として、非晶質V2O5 薄膜を作製し、室温でのKrFエキシマレーザによるVO2 相への結晶化反応を検討し、得た薄膜の抵抗温度特性を検討した結果を報告し ました。 (環境情報学府) 工学府の学生がStudent Awardsを受賞 大学院工学府物理情報工学専攻物 理工学コース博士課程前期1年の青木 健志さん(指導教員:田中正俊教授,首藤 健一准教授,大野真也特別研究教員)が 「IUVSTA-Elsevier Student Awards」 を受賞しました。この賞は、10月27 日(月) ∼31日(金)に開催された「4th Vacuum and Surface Sciences Conference of Asia and Australia (VASSCAA-4)」で発表を行った学生198名の中から、優れた2名に対して、真 空科学技術国際連合とElsevierが授与したものです。 論文タイトルは”Modification of Titanium Silicide Growth by H-termination on Si(001)-2x1 Observed with Scanning Tunneling Microscopy”で、Si表面で のシリサイド形成における水素原子の役割を明らかにした斬新な研究内容が評 価されました。(工学府) 環境情報学府の学生が 学生奨励賞を受賞 大学院環境情報学府博士課程 前期2年山本観会さん(指導教 員:荒牧賢治准教授)が9月17 日(水)∼19日(金)に日本大学 理工学部駿河台キャンパスで行 われた日本油化学会第47回年 会において「学生奨励賞」を受 賞しました。受賞題名は「ショ 糖パルミチン酸エステル系にお けるひも状ミセル水溶液の電気 粘性効果による増粘効果」です。 (環境情報学府) 06 Campus News CAMPUS NEWS 校内ニュース 環境情報学府の学生が最優秀発表賞を受賞 工学部4年の学生が優秀講演論文賞を受賞 9月18日(木)・19日(金)に行われた 環境科学会2008年会において、大学院 環境情報学府環境リスクマネジメント 専攻博士課程前期1年の莅戸翔一さん (指導教員:小林剛准教授)が最優秀発 表賞を受賞しました。受賞対象となっ た研究は、「農薬散布時の急性・亜急 性・亜慢性毒性を考慮した健康リスク 評価方法の検討」です。 この最優秀発表賞は、まず研究発表 をした若手研究者(ポスドク、博士課程 学生)や修士課程学生、学部学生らの中 から区分毎に優れた発表が優秀発表賞 に選ばれ、その中でも最も高い評価を 得た発表に対して授与されます。 莅戸さんは、全学の大学院生向けに開講している「高度リスクマネジ メント技術者育成ユニット」の履修生でもあり、今後の修士論文研究や その後のリスクマネジメント分野での活躍が期待されます。 (環境情報学府) 10月16日(木)に神戸で開催 された日本航海学会第3回学 生講演会において 工学部電子 情報工学科4年の石川翔太さ ん (指導教員:高橋冨士信教授) が「優秀講演論文賞」を受賞し ました。 受賞対象となった論文は 「GNSSを対象とするソフトウ ェアGNSS受信機の開発」です。これは、GNNS受信機側において高速 CPUと柔軟で賢いソフトウェア技術により相手衛星系を判別するコア部 分のソフトウェアの高速化に係わる技術開発です。この研究の測位衛星 が米国のGPSしか利用できなくなった時代から、欧州のGALILEO計画や ロシアのGLONASS、わが国のMSASや準天頂衛星計画、その他中国やイ ンドなど、多様な測位衛星の利用が可能となる時代に移行しつつある新 しいGNSS時代にふさわしいものと高く評価されました。 今後、現在のGPS受信機に代わる近未来のマルチGNNS受信機に応用 されることが期待されます。 (工学部) 工学部の学生が[住宅課題賞]優秀賞1等を受賞 工学部建設学科建築学コース4年の 山内祥吾さんの作品『○○のない家』 が、第8回 [住宅課題賞] ( (社)東京建築 士会主催)の優秀賞1等を受賞しました。 [住宅課題賞] は、東京圏に位置する 大学の建築系学科等で行われている設 計製図授業の中から、各校1作品ずつ推 薦された住宅課題における優秀作品を 一同に集めた展示会です。 (参加:28大 学38学科、会場:竹中工務店東京本店 1Fギャラリー エーク ワッド、会期: 10/22 ∼ 11/7) 会期中の11月1日(土)に、4名の審 査員による公開審査が行われ、出展関係者150名を超える参加者を前に 3時間を超える白熱した審査の結果、山内さんの作品が、全38作品から 選出された「優秀賞」7点のうちの1等を受賞しました。 山内さんの作品は、建築学コース3年生の授業科目「建築デザインス タジオ 」(指導教員:西沢立衛准教授・槻橋修講師・石黒由紀講師・ 西田司設計助手)の課題作品で、「生活の中にいくつも坂道がある山手 地区において、斜面を造成して家を建てるのではなく斜面自体を建築化 することでできる坂道のような家を提案する。」というコンセプトのも とに制作されたものです。 (工学部) 工学府の学生が日本ばね学会論文賞を受賞 11月14日 (金)に京都タ ワーホテルにおいて開催 された日本ばね学会秋季 定例行事「ばね及び復元 力応用講演会」において、 2008年度日本ばね学会表 彰が行われ、大学院工学 府博士課程後期3年の高 橋文雄さん(日本発条株式 会社)が、指導教員の安藤 柱教授とともに、同学会論文賞を受賞しました。この賞は、日本ばね 学会のばね論文集(第53号)に掲載された「ショットピーニング処理後 に人工ピットを導入したばね鋼の疲労特性」と題する論文が、ばねに 関する学問・技術の進歩に貢献するとして高く評価されたものです。 近年、自動車用サスペンションでは腐食疲労強度の向上が課題とな っております。高橋さんらは、ショットピーニングによって表面欠陥 が無害化されることを理論的に解明し、圧縮残留応力を導入すること により腐食疲労強度を向上させる技術を提案しました。この成果は、 ばね製品の信頼性を大幅に向上させるとともに希少金属の使用低減に も寄与すると期待され、独創的であり、ばねに関する学術的な寄与が 高い点が評価されました。高橋さんの受賞は、昨年授与されたばね学 会技術賞に続いて2回目の快挙となりました。 (工学府) 連合大学院の学生が 研究奨励賞を受賞 10月11日(土)∼12日(日)に札幌市で開催された日本消費者教育 学会第28回全国大会において、東京学芸大学大学院連合学校教育 学研究科(配置大学:横浜国立大学)博士課程後期2年の神山久美 さん(主指導教員:西村隆男教授)が、「研究奨励賞」ならびに副賞 として「財団法人生命保険文化センター賞」を受賞しました。この 研究奨励賞は、消費者教育に関する優れた研究を行い、将来の発 展が期待される者に贈られるものです。 (教育学研究科) Campus News 07 CAMPUS NEWS 『横浜国大フォーミュラプロジェクト』が全国総合4位に! ―第6回『全日本学生フォーミュラ大会』でクリスタルトロフィー6個獲得― 他大学では、大学院生が主体で学生フォーミュラカーの設計製作を行っている中で、本学チームは、学部1∼3年生のみで 解析・設計・製作・企業渉外活動等すべてを行い、大会出場4回目の挑戦にして初の全国入賞(1∼6位)を果たしました。 (社)自動車技術会主催による第6回『全日本学生フォーミ ュラ大会』 (9月10(水)∼13日(土) 、静岡県ECOPA)へ『横浜 国大フォーミュラプロジェクト』が参戦し、日本やアジア各国 の全77大学がエントリーした中で、総合4位の成績をおさめ ました。 獲得した賞(トロフィー)は、次の通りです。 全チームの集合写真 圧巻です この大会は、学生が自主設計・製作したフォーミュラカー に関し、 『静的競技』 (設計・コスト・プレゼン)と『動的競技』 (加速性、旋回性、燃費など)に対して評価を行うもので、学 生に『ものづくり実践の場』を提供し、将来のエンジニアの育 成を目的とするものです。 本学の学生チームは、第3回大会(平成17年)に初出場をは たし、その後、毎年出場してきました。ルール上、毎年新規 にマシンの設計開発をしなければなりません。学生達は昨年 の大会直後から1年間、解析・設計・製作に励んできました。 チームメンバーは、教育人間科学部、経済学部、経営学部、 工学部(生産工学科、電子情報工学科、知能物理工学科他) の各学部・各学科所属の40名以上で、共同研究推進センター のワーキングスペース、ならびに機械工場を、マシン製作場 所にして、現在30社以上の企業にスポンサー協力を得て活動 しています。 学生達は、来年の大会での「全国優勝」を目指し、新しいマ シンの設計製作に取り組んでいます。 今年のマシーン ・総合優秀賞:全国4位(総合成績) ・静的優秀賞:全国4位(設計・プレゼン・コストの総合成績) ・CAE特別賞:全国2位 (CAE技術の効果的な活用) ・プレゼンテーション賞:全国3位 (プレゼン技術と内容) ・グッドフレームデザイン賞:全国2位(優れたフレーム設計) ・ベストWEBサイト賞:全国1位 (ベストインプレッション賞) 総合成績 1位 上智大学 6位 大阪大学 2位 東京大学 7位 近畿大学 3位 金沢大学 8位 宇都宮大学 4位 横浜国立大学 9位 千葉大学 5位 神奈川工科大学 10位 豊橋技術科学大学 詳しい活動については、学生全国1位のホームページ: http://ynfp.jp/index.html をご覧ください。 全国3位となったプレゼン 最終チェックは怠れません チーム全員でガッツポーズ (横浜国大フォーミュラプロジェクト) 08 Campus News CAMPUS NEWS 校内ニュース YNU Bridge Team が総合優勝 10月11日(土)タイ・バンコクにおいて、第1回アジアブリッジコンペティシ ョン(BRICON ASIA 2008)が開催され、本学のYNU Bridge Teamが最優秀デザイ ン賞(Aesthetics)と総合優勝(Best Performance Award)を獲得しました。 ブリッジコンペティションは、建設スピード・重量・たわみ・デザイン等を総 合的に争うイベントで、米国では全米大会が開かれるなど長い歴史を誇っていま すが、本大会はアジアの大学を対象とした初めての大会として開催されました。 架設完了 参加チーム中最速の9分 学生たちは、このイベントを通じて、コンセプト提案・設計・解析・材料手配・ 製作(切削、穴あけ、溶接等) ・架設・供用(荷重試験)という橋梁工学のプロセスを全て実体験し、モデル橋を完成させます。 競技において、特に重要なのは建設スピードです。これは、河川環境を模した競技場で“河川に踏み込んではならない” 、 “部材を落としては ならない”などのルールの中で、部材をくみ上げ橋梁を完成させるスピードを計測するものです。YNU Bridge Teamは、練習を重ね、参加チー ム最速の9分での架設に成功し、これが最終的に総合優勝へ繋がるものとなりました。イベントを通して、台湾、タイからの学生たちとの交流 も活発に行い、有意義な大会となりました。今後も参加していけたらと考えています。 なお、大会参加に際しましては、東京工業大学工学部 三木千壽教授、田辺篤史助教、角南有紀氏ほか三木研究室の方々の多大なるご協力を 賜りました。ここに記して感謝の意を表します。 (YNU Bridge Team 佐々木栄一) YNU Bridge Team メンバー ●工学府博士課程前期2年 皆藤 悠太(チームリーダー)、瀬戸口雄太 ●環境情報学府博士課程前期2年 高岡 愛 ●工学府博士課程前期1年 青木 康徳、今村 喬広、 ●工学部建設学科4年 飯田 薫、井谷 達哉、金築 知也、羽賀 雄介、 長谷川 開、細川 元気、町田 恵津 ●引率:工学研究院 佐々木栄一准教授 環境情報研究院 チャンペン・ティーラポン准教授 チームリーダー(皆藤)より 私たちは全員一丸となって橋を1から作り上げ、国際的な大会に参加、そ して優勝することができました。橋を通じて得る喜びや友は非常に貴重なも ので、是非、次回のアジア大会、さらには全米大会にも参加してみたいと思 っています。 tベストパフォーマンス賞受賞の瞬間 常盤祭『Laugh & Peace』が開催される 平成20年度常盤祭が10月31日(金)∼ 11月2日 (日)に、常盤祭実行委員会を中 心に『Laugh & Peace』というテーマで行 われました。今年は天候に恵まれ、延べ 10,000人を超える学生、教職員、市民が 参加しました。 実行委員会の本部企画として、毎年恒 例の「Miss YNU Contest‘08」や「AKINO & bless4 special LIVE」 、 「YNU Jamboree ‘08」などが行われました。 また、図書館での企画である射的やス マートボールが楽しめる「縁日」、オリ ジナルビーズグッズを作成する「パーラ ービーズ」、紙を切り綺麗な模様の絵やキャンドルスタンドを作る 「切り絵・切り紙」なども子供たちを中心に好評を博しました。 遊歩道を中心に様々な模擬店(飲食物の販売、陶芸品の販売等)が設 置され、ダンスやチアリーディングも披露されました。講義棟内では 吹奏楽の演奏会、ロックライブ、アカペラライブ、イラスト展、占い 等が行われました。また、多目的運動場ではフットサル大会、ソフト ボール大会が行われ、中央広場では恒例の演劇が公演され固定客を中 心に盛況でした。 Campus News 09 最後には常盤祭を締めくく るイベント「GRAND FINALE」 では学生のダンスパフォーマ ンスや横浜F・マリノスとのコ ラボレーション企画などが行 われ、盛り上がりを見せました。 2日(日曜日)の15時には常盤祭全ての企画が終了し、常盤祭実行委 員会の的確な指導のもと、各企画団体の協力により当日には後片付け も無事に終え全日程を終了できました。 (学務部学生支援課) CAMPUS NEWS 外国人留学生が秋の山梨で「ほうとう」を満喫!! ほうとう作りに熱中!! さあ、食べるぞ∼ 10月30日(木) ・31日(金)に、外国人留学生80名が富士五湖周辺地域を実地見学旅行に行き、日本 の文化・伝統等を体験しました。 1日目は、昇仙峡を訪れ、ロープウエーを利用して山の頂上に登り、ところどころ紅葉に彩られた 山々を堪能しました。下山後、苦労しながらも「ほうとう」作りに熱中し、味噌風味で味付けられた 「ほうとう」を美味しくいただきました。その後、紅葉の昇仙峡渓谷を散策し、武田神社を見学しま した。宿では、夜遅くまで盛り上がった部屋もあり、日本留学の良き思い出となったことでしょう。 2日目は、1,100年以上前の富士山の噴火で流れ出た溶岩流から出来た富岳風穴、鳴沢氷穴(天然 記念物)を見学し、自然の持つ神秘・驚異に皆、感嘆しました。極めて透明な水が特徴の忍野八海を 見学した後、お待ちかねのワイン工場を訪れ、見学後、ワインの試飲コーナーで時間が経つのも忘れ て、皆楽しみました。 外国人留学生は皆、2日間を通し、日本の文化・伝統等に直接触れ体験することができ有意義な旅 行となったようです。 (学務部留学生課) 試飲で高揚!? ハイチーズ!! 外国人留学生のための就職支援プログラムの実施 本学では、現在約800人の外国人留学生を受け入れておりますが、彼らが卒業・修了後、 日本企業や日系企業に就職を希望する者の数が年々増加する傾向にあります。 平成19年度の実績を見ると卒業生・修了生206人のうち、日本での就職希望者が109人 と半数以上の52.9%にもなっています。また、それらのうち、実際に就職をした者は89人 と実に81.7%という高い就職率になっています。しかしながら、日本での就職を希望すれ ば容易に就職できるのかという点については、彼らの並々ならぬ就職活動の結果というこ とは否定しませんが、一方で必ずしも第一志望企業ではない企業への就職に甘んじるケー スも数多く見受けられるのも事実です。 このような状況の中で、学務部留学生課では外国人留学生が少しでも本意とする日本企 業・日系企業への就職が達成できるよう、学内外の就職支援団体等の協力を得て様々な就 職支援プログラムを企画・実施しています。 アジア人財就職支援プログラム開講式 この機会に、それらを紹介したいと存じます。 まず始めに国の施策として平成19年度から行われているものに「アジア人財資金構想高度実践留学生育成事業」があります。この事業は、経済産 業省と文部科学省が協働で行うもので、日本での就職を希望し、就職活動を本格的に行う学部 3年生・修士1年生・博士2年生を対象に2年間という長期にわたりビジネス日本語・日本ビ ジネス研修・就職支援活動・個別面談・インターンシップ等の就職支援関連講座が総合的に実 施されています。本学からは、平成19年度生(第 期生)9人、平成20年度生(第 期生)21人 が参加し、第 期生の多くは、日本企業からの就職内定を取り付けるなど、多大の成果をあげ ています。次に神奈川県経営者協会が主催するインターンシップ事業があります。この事業は、 平成18年度から実施され、県内の大企業15社が8月・9月に5日から2週間の期間、県内の外 国人留学生を対象にそれぞれの企業にインターンシップ研修生として受け入れ、ビジネスマナ ー教育・安全教育・配属先部門での実習・工場見学等、各企業の仕組みや事業内容を実地に研 修させるものです。本学の参加者も平成18年度は6人、平成19年度は13人、平成20年度には JFEスチール(株)鋼炉制御室での製鉄状況監視体験 23人と飛躍的に増加しており、各企業の事業内容の一端を体験することで就職活動への自信に 繋がっています。 また、学内での企画として外部から就職支援研修の専門家を講師に招き「就職実践講座」や 「就職サポートセミナー」等の研修を通じて就職活動に欠かせない企業選びの基本・エントリ ーシートや履歴書の書き方・模擬面接・日本企業経験の先輩からのアドバイスや体験談・個別 相談等を行っており毎回15人程度の参加者を得ています。更に、学外の機関による「就職支援 セミナー」・「企業説明会」等への参加を本学HP掲載や各部局への掲示で積極的に呼びかけ ています。※詳しくは、本学HP http://www.ynu.ac.jp/exchange/abroad/abr_3.htmlを参照くだ さい。 (学務部留学生課) アジア人財就職支援プログラム企業・研修生合同説明会 10 Campus News CAMPUS NEWS 校内ニュース 就職相談員(キャリアアドバイザー)からのメッセージ 勉学・就職支援友松会プロジェクト委員 (昭和30年学芸学部地理科卒)三田 昭 友松会(横浜国立大学教育系学部出身者で構成)による教職を目指 す学生の就職支援活動は本年度で5年目を迎えました。5月から金子 会長始め20数名の友松会員 (人事担当、指導主事を経験された元校長) がチームを組んで就職相談・演習講座を開催し就職支援を行ってきま した。 近年の教員採用試験は「人物重視」 「実践的指導力重視」の選考が一 層進んでいます。それに対応できるように講座の内容を工夫して進め てきました。本年度は、 「1コマ」の時間数を1日でとることができず 同じ講座を2日にわたって開設しました。2日間にわたって受講する 熱心な学生もいました。参加人数が前年よりやや少なめであったこと も幸いして、きめ細かい指導が十分できたと思っています。受講生か ら「模擬授業やロールプレイングなど考えていたことと実際にやるの とでは大分違っていた。他の人のも参考になるのでいい経験になった」 とか「論作文では添削していただいたことで、気がつかなかった視点 を見つけることができてよかった。 」等の感想が寄せられました。 本年度私にとって大変うれしかったことが2つありました。その1 つは面接指導の際にわかったことですが、3名の学生の出身校が神奈 川県湘南地区の高校であったことです。国立大学法人化後の新しい試 みとして教育人間科学部の入試に(1)AO試験(2)特別選抜推薦入 学制(学校教育に関して強い関心を持つ者)を加えたいと福田前学部 長から伺ったことがあり、それが実現していたことです。教育人間科 学部の学生で教職を志望しているものが少ない現状で、今回のように 県内の高校から「教師にな るという強い目的意識」を もった地元の優秀な学生 が志望していたことは神 奈川の子弟の教育のため にも大変喜ばしいことだ と思います。 もう1点は、11月15日 横国大ホームカミングデ ーの懇親会場にてアルバ 教職支援講座の様子 イトで会場整備をしてい た学生から「先生この間、面接指導をしてくださった方ですね。 」と声 をかけられました。私はすぐ気がつきました。何故ならば、この学生 は面接指導を2日間受講した学生だったのです。まず合否を問いまし た。 「おかげ様で神奈川の中学校で合格しました。 」と大変喜んでいま した。いろいろ話す中で、 「就職支援講座を受講したおかげで、落ち 着いて自信を持って受験することが出来大変よかった。」と言ってい ました。その後ぽつんと「友人が1次には合格したのに2次の面接で 不合格になってしまいとても残念でした。 」と話し、友人は就職支援 講座を受講しなかったことをとても悔やんでいたことを知らせてくれ ました。そして彼は「この講座を是非後輩に受講するよう勧めます」 と心強い言葉をかけてくれました。 合格者に会って直接喜びの声を聞くことは今までになかったことで とてもうれしく思いました。多くの学生が教員採用試験に合格するよ う友松会員一同この講座に力を入れていきたいと念願しています。 盛況!第3回横浜国大ホームカミングデー 11月10日(土)に、恒例となった横浜国大ホームカミングデー(HCD) を開催しました。心配された天候にも恵まれ、多くの卒業生、教職員、 学生、地域の方々が1,000人以上参加し、楽しい1日となりました。 HCDとは、卒業生が母校のキャンパスで学生や教職員との交流や 親睦を深め、大学の現状に触れ、大学の発展のため同窓生の絆を強め るものです。本学は、当初から、卒業生・大学教職員・学生が主体と なって実施する方式で運営しており、他大学では見られない“横浜国 大方式”をとっています。特に卒業生の方々が中心となり、ほぼ一年 をかけて企画しています。本年も、そのかいあって見事な内容となり ました。 教育文化ホールでのメイン講演は、卒業生でノーベル化学賞候補と しても著名な藤嶋昭氏(横浜国立大学名誉博士)が「天寿を全うするた めの科学技術」と題して講演しました。会場は、事前申し込みの時点 で定員を超え、当日は同時中継を行った中央図書館のメディアホール も満員でした。 また、インターネットで爆発的な人気となりテレビや新聞などに多 く取り上げられた松澤健さんも登場しました。松澤さんは大学院工学 府の修了生で現在はヤマハ(株)に勤務。在学中に人気動画サイトに、 駅(JR)の発車メロディー をピアノで弾いている動 画を投稿し、人気を得て、 マスメディアからも注目 を浴びることになった方 です。 「絶対音感」の持ち 主で一度聴くと、すぐに 同じメロディー、和音で 演奏ができるといった能 力を持っています。会場 「親子でスポーツ」大勢の親子が参加 Campus News 11 “みんけん”こと民謡研究会合唱団による演奏 では多くの参加者が「アッ、聴いたことがある」などと大喜びの様子 でした。 午後からの懇親会には、600名以上の方々が参加し、会場はとても 賑わいました。今年は、学生サークル「民謡研究会合唱団」による演 奏があり、大変な盛り上がりを見せました。 この他、陸上競技場で先生や学生による「親子でスポーツ」をテー マに子ども向けのランニング教室や大人向けの健康トレーニング、学 生が案内する「キャンパス探訪」を実施し、みんなが参加し楽しめる イベントとなっていました。また、メインストリートでは、てっちゃ ん・けんちゃんが大道芸を披露し、 “陶芸部”・“フォーミュラプロジ ェクト”・“横浜AEROSPACE”が出店するなど、多くの学生が参加 しました。 本年で3回目となったホームカミングデー。来年以降も引き続き開 催します。これからも、より多くの学生の皆さんの参加をお待ちして います。 CAMPUS NEWS 横浜国大オリジナルグッズ新商品 学生考案レシピのクッキーが新発売!! 横浜国大オリジナルグッズに、今度は「YNU Sweet Collection」として、甘くて美味し い2つの味のクッキー(“塩キャラキューブ”、“ばなチョコクッキー”)と、ピリッとスパイ シーなパイ( “カラッチ∼∼ノパイスティック” )の3種類のお菓子が一度に登場しました! 2種類のクッキーは『Rire(リール)』というお菓子作りの得意な本学教育人間科学部学生 グループがレシピを考案しました。グループ名『Rire(リール)』は、フランス語で「笑顔」。 自分達が考えたお菓子でみんなを笑顔にしたいという気持ちが込められています。 “カラッチ∼∼ノパイスティック”は、横浜国大オリジナルグッズ人気No.1のカップ麺 「カラッチ∼∼ノ」味のパイです。甘いものが苦手な方にもおススメです♪ ぜひ、帰省のお土産として、普段のおやつとして、3つの味をお楽しみください。 ★塩キャラキューブ 450円 ★ばなチョコクッキー 550円 ★カラッチ∼∼ノパイスティック 550円 大学生協において絶賛販売中!! オリジナルグッズに関するご意見は 広報・渉外室まで E-mail:koho@nuc.ynu.ac.jp 第6回留学生ホームカミングデーを開催しました 留学生センターでは、11月15日(土)第6回留学生ホームカミングデーを開催いた しました。中国北京から清華大学教授 胡博士(1994年工学研究科物質工学専攻修 了)をゲストスピーカーとしてお招きし「中国における(水)環境問題と日本の関わ り」という題目で講演を行って頂きました。胡先生を含め、6人の卒業留学生が、在 学中の体験や日本で働いての経験を踏まえたスピーチを行いました。在学生にとっ ては励みとなる先輩からのメッセージとなったようです。後半は留学生センターに 場所を移し、食事をとりながら自由に交流を楽しみました。 留学生センターでの懇親会 記念撮影 胡先生講演 課外活動団体のリーグ昇格について 各競技において平成20年度秋季リーグが行われ、本学の女子バレ ーボール部が上位リーグへの昇格を果たしました。 ○ 女子バレーボール部(関東6部→関東5部昇格) 9月14日から9月28日にかけて行われた関東6部リーグ戦を6勝 1敗の首位で終え、念願の関東5部昇格を果たしました。 (学務部学生支援課) 「平成20年度秋の教育研究環境美化の日(全学一斉清掃)」を実施 ―全学で1,601人(内学生1,162人)が参加― 常盤台キャンパス秋の教育研究環境美化の日 (全学一斉清掃)を10月21日(火)午後3時から約1時間半かけ て行いました。当日は晴天に恵まれ、絶好のお掃除日和となり、教職員・学生等合わせて1,601名の多数が 参加者しました。 清掃に先立ち、事務局玄関前では來生理事より挨拶があり、その後、参加した学生・教職員はほうきや鎌 等の掃除用具を手にそれぞれの担当地区に分かれて一斉に清掃を開始しました。 キャンパス内では樹木の剪定及び雑草の除去、落ち葉やゴミ拾い等を実施し、外周道路ではゴミ拾いを実 施し、たいへんきれいになりました。 なお、今回の全学一斉清掃を機会に国大生による環境活動「ヨコエコプロジェクト」がスタートし、当日 は、環境美化活動の取材や学生の意識調査などを実施しました。 教育研究環境美化の日は春(5月)と秋(10月)の年二回行われております。来年度も開催されますので、 キャンパスの環境美化に一層のご協力をお願いいたします。 清掃風景 (キャンパス委員会) 12 Campus News CAMPUS NEWS CAMPUS NEWS 校内ニュース 心肺蘇生法講習会を開催 11月6日 (木)に、教育文化ホール大集会室において、第7回心肺蘇生法講習会を開催 し、教職員・学生合わせて25名が参加しました。 当日は、保土ヶ谷消防署の指導のもと、気道の確保や人工呼吸方法など心肺蘇生や注 意すべき点等の講習及び実際に練習用のAED(自動体外式除細動器)を用いての操作体験 をしました。参加者は真剣な表情で耳を傾けるとともに実践練習を行いました。 本学のAEDの設置場所 (常盤台地区7箇所) は、本学ウェブサイトを参照してください。 本学ウェブサイト 教育・キャンパスライフ AED設置場所 ※次回の講習は、6月頃を予定しています。ぜひ参加を!! (総務部人事・労務課) 参加した学生のコメント 実習では、一人ずつ人工呼吸と心臓マッサージを行うだけでなく、AEDの使用についても講習があ り、参加者から「また来年もして欲しい。 」 「実践しないとすぐに忘れてしまうから、定期的に講習を 受ける必要がある」などの声が聞こえました。事実、 心肺停止から急速に(5分以内に)生存可能性が低く なる以上、倒れている人がいたらその場に居合わせた 人が応急措置を行う必要があると、自分自身も改めて 思わされる講習会でした。 「学内外問わず、応急措置の講習会があれば是非是 非、参加を!」と保土ヶ谷消防署の方も仰っていまし たので、ぜひ、皆さんも一度は受講することをおスス メします! (学生広報サポーター:白川) 横国エコキャンパスプロジェクト 本学は今年2月、環境省が推進する温室効果ガス削減プロジェクト 「チーム・マイナス6%」に参加しました。また以前から、教職員を 中心に設備や施設の省エネ化を図るなど、様々な環境に対する取り組 みを行ってきました。しかし、このような取り組みは学生にあまり周 知されておらず、また学生が主体となった取り組みはほとんどないの が現状です。 そこで、今年9月、国大生の環境意識啓発を目的として、 「横国エ コキャンパスプロジェクト」 (通称ヨコエコ)を発足させました。教職 員だけでなく学生も参加することで“真”のエコキャンパス化を目指 して、教育人間科学部地球環境課程を中心に、学部1年から修士2年 までの有志23名で活動を行っています。 10月21日(火)に行われた全学一斉清掃、そして10月31日(金)から 3日間行われた常盤祭では、キャンペーン活動として国大生に対する 取材を行いました。環境に関するインタビューとともに、学内で取り 組む環境配慮行動として5つのアクションプランを提示しました。 1)ペットボトルのキャップとラベルを外して捨てる 2)レジ袋を断る 3)エレベーターの利用を控える 4)環境に配慮した製品を買うことを心がける 5)リ・リパック*は剥がして回収ボックスに入れる このプランから学 生に 「これならできる」 ことを一つ選択して もらい、今日から取 り組む活動として宣 言をしてもらいまし た。その結果、総勢 285名のヨコエコ宣言 が集まり、最多の宣 言は「3)エレベータ ーの利用を控える」 (86票)となりました。 今後は、取材で撮影 アクションプラン別の宣言数 した動画を編集し、 国大生の環境意識を向上させるためのビジュアルソフトの開発を行う とともに、アンケート等による実態調査を行っていきます。取材に協 力していただいた学生・教職員の皆様、ご協力有難うございました。 *リ・リパック:生協で販売されている弁当類に使用されている食品 容器。使用後に表面のフィルムを剥がせば洗浄せずにそのまま回 収・リサイクルができる。 (横国エコキャンパスプロジェクト) 常盤祭時のインタビュー風景 Campus News 13 INFORMATION 大麻等薬物乱用 に関する注意 INFORMATION お知らせ 最近、大学生による大麻栽培・所持及び売買等による 逮捕が、新聞テレビ等でたびたび報道されています。改 めて言うまでもなく大麻の所持は法律で禁じられており 犯罪です。また大麻等の薬物乱用は、健康を蝕むだけで なく、精神を侵し、皆さんの学生生活が台無しになり、 今後の人生も悲惨な結果を招くことになります。 学生の皆さんには、薬物乱用の恐ろしさを認識して、 そのような誘惑に屈せず、学生としての本分を自覚し、 良識ある行動を取ることを切に望みます。 (学務部学生支援課) 大岡地区に留学生・外国人研究者等の居住施設(宿舎)を建設 大岡地区構内の外国人研究者向け宿泊施設「国際交流会館」 (S40年築)の老朽化及び部屋数不足、留学生30万人計画の中での 留学生用宿舎不足等をふまえ、居住施設(宿舎)の整備を決定しました。 今後のスケジュールは、平成21年4月から5月に既存建物の解体工事、平成21年6月から平成22年8月にかけて建設工事、平 成22年9月入居開始を予定しております。各室プラン(間取り) 、入居費等は追ってご案内します。 ≪事業の概要≫ ●事業概要:積和不動産!による施設の建設・運営 ●工事事業者:積水ハウス! ≪施設の概要≫ ●施設規模:鉄筋コンクリート6階建て、 延床面積=約9,500G ●整備戸数:約300戸 (学生用=252戸、研究者・職員用=57戸) ≪サービス概要≫ ●留学生を対象にした定期的なイベントの開催 (月1回程度) ●インターネット常時接続 ●コンビニエンスストア併設 ●入居・設備説明書等には日・英・中・韓語で表記 完成予想図 (施設部) 14 Campus News 題 字:「Campus News」青山 浩之 + 渡辺 邦夫 書 :教育人間科学部 国語・日本語教育講座書道担当 青山 浩之 構 成: 同 美術教育講座デザイン担当 渡辺 邦夫 表紙作品:「鹿」 デジタル・イラストレーション 平谷 佳世(教育人間科学部 学校教育課程 美術教育講座3年) 使用ソフト/Illustrator CS2 平成20年度構成デザイン実技Ⅲ自由課題 より (表紙は原画を一部、再構成しています) この作品は、コンピュータ支援によるデジタル・デザイニングの実技授業での自由制作 課題である。作者は、鹿をモチーフにして、対象を具体的に描写するのではなく、マウ スだけで作成するベヴェ曲線そのものを、素直な感覚として織りなし用いている。背景 には別の自由課題で自主研究した幾何学的な線のパターンを配してイラストに幻想的な 花を添えている。コンピュータを自分の手の延長とする感覚を身体が掴んだ時、新たな 視覚表現世界が広がるのだ。 私は、本授業の前に必ず基礎デザイン実技授業の修練に取り組ませている。何事も基本 が大切である。この時期、講座各教員が担当して来た素描、塑像、図学、色彩など多角 的な基礎造形力の養成は次第に結実して学生は自己の専門領域の決定という重要な時期 に入る。美術は常に、自然美に学ぶことが肝要である。自然と切り離しては…存在でき ないのが『命』であるように。 指導教員:教育人間科学部美術教育講座デザイン担当 渡辺 邦夫 Campus News 2009 No.42 編 集/横浜国立大学 広報委員会 作成担当:四方田千恵(留学生センター) 上ノ山 周(大学教育総合センター) 岩本 義男(学務部長) 事務担当:学務部教務課(内線3105) 発 行/平 成 2 1 年 1 月 発 行
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