各種海難の実態解明に関する研究

商 船 学 科
ふりがな
こばやし
ごう
氏 名
小 林
豪
専門分野
商船学科/練習船広島丸
海上交通法規
海難防止論
船舶運用学
職名・学位
准教授 ・博士(海事科学)
0846-67-3148
TEL
E-mail
kobayasi@hiroshima-cmt.ac.jp
主な研究テーマ
電子制御工学科
・ 過去の海難事例にもとづく各種海難の調査研究
・ 水先人海難の実態解明に関する研究
・ 船舶交通法規に関する研究~港則法第18条、雑種船航法の問題~
・ 船舶貨物の安全性に関する研究
技術相談分野
キーワード
流通情報工学科
海難
利用可能な設備・資料等
・ 海難事例の調査
・ 海難審判庁裁決録集
海上交通法規
船舶貨物の安全性
各種海難の実態解明に関する研究
一般教科
【概要】
四方を海に囲まれた我国では、海運業、水産業等は、我々の生活と密接な関係
があるため、海難は大きな問題となる。現在、日本は輸出入の99.8%を外航海運に
頼り、また、国内輸送の約4割を海上輸送に依存している。
海難は、我国にとって大きな問題であり、海上交通の安全確保、海難の防止は、
きわめて重要である。
海難の原因
この海難事故減少を目的として、
様々な観点から、過去の海難
自然条件
交通条件
気象・海象等の自然現象 船舶交通の輻輳等の状況
をデータベース化し、海難に
海難発生
運航者条件
至る要因について、調査・研
運航者の知識,技能,健康等
究を行っている。
航路条件
~海難原因~
海難の発生は、海上交通の特殊
性からして、単一要因で発生するこ
とは少なく、多くの場合、種々の要因
が重なり合い発生する。
直接的な海難原因とともに、その
背景となった様々な海難要因を詳細
に検討する必要がある。
船舶条件
航路筋の自然的及び航行 船体設備の設計強度,整備
援助等の環境
等の状況
・対象とする海難
の実態を明らかと
する。
・問題点を明らか
とする。
・海難防止策を提
案する。
~これまでの調査内容~
・来島海峡航路周辺における海難の実態と対策
・海難審判庁裁決からみた旅客船海難の実態
・視覚情報と海難の関係に関する研究
・発生海域
・時刻
・天候
・船種
・適用法規
・海難原因
・周囲の状況
・損害
・etc.
統計解析・原因分析
・水先人海難の現状と課題
・プレジャーボート海難の現状と課題
・ジェットフォイル運航の現状と問題点
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等