オフィス移転を機に検証ネットワークを3カ月で刷新作業負荷の軽減や耐障害性を評価してアバイアを採用課題 • 設定変更が頻繁にあるために運用負荷が非常に高くなっていた • オフィス移転までの3カ月という短期間でのネットワーク構築が必要だった • 1 つの機器、経路のトラブルがネットワーク全体に影響していた「アバイアのSDN Fxアーキテクチャでは、1 つのスイッチ、1 つの経路に障害が発生しても、ネットワーク全体には影響せず、使い続けることができます。以前よりも冗長性の高いネットワークを構築できました。もしトラブルが発生しても、利用者は気がつかないと思います」 2015 年に創立50周年を迎えた丸紅情報システムズ株式会社（以下、MSYS）は、効果 • 最小限の設定変更によるネットワーク構築で作業負荷を大幅に軽減 • 単一プロトコル「SPB」による容易な設定で導入期間を短縮 • 1 つの経路に障害が発生しても全体には影響しない高い耐障害性「先端情報技術を基に、お客様の視点で真の価値を創造し、お客様と共に成長を続け、産業の発展に貢献する」という企業コンセプトに基づき、プラットフォームソリューション、製造ソリューション、コンタクトセンター／ネットワークソリューション、エンタープライズソリューション、の 4つの事業を展開。長年培ってきた新技術や新商材、ソリューションの発掘における目利き力を活かし、最先端技術を駆使した付加価値の高いソリューションを提供することで、顧客の競争力強化に貢献することを目指している。現在、あらゆるビジネス課題に対し、柔軟に形を変え、無限に広がる可能性を見いだしていく「Infinite Ideas」という企業スローガンを展開している。Infinite Ideas では、「独創性と先進性を尊重する会社」「製業種▶情報・通信展開範囲▶情報・通信インフラ丸紅情報システムズ株式会社所在地東京都新宿区大久保三丁目8番2号新宿ガーデンタワー設立 1965年5月19日資本金 15億6,512万円売上高 252億7,760万円（2016年3月期）事業内容コンピュータ、ネットワーク、情報システムなどにおける最先端技術を基軸として、あらゆる産業のITライフサイクル全般に対するソリューションの提供を事業として展開。 U　R　L http://www.marubeni-sys.com/ 造・流通・サービス業界における知見を活かし、付加価値の高いソリューション・サービスを提供する会社」「グローバルな視点から新たな事業・ソリューションを創出する会社」「ITライフサイクルをトータルでサポートする会社」「お客様に選ばれ、お客様と成長を共有する会社」「経営と社員が一体となって達成感を共有する会社」の実現に取り組んでいる。新オフィスへの移転に伴い検証ルーム内LANを刷新 MSYS は 2016 年 5月初めに、新しいオフィスに本社を移転し、これに伴い、社内ネットワークを刷新した。社内ネットワークの刷新について、情報システム部長の吉川泰博氏は、「旧オフィスでは、業務で利用する社内 LANと技術検証で利用する検証ルーム内 LAN の2つのネットワーク環境を構築していました。今回、オフィスの移転にあたり、検証ルーム内 LANをアバイアのSDN Fxアーキテクチャで刷新しました」と語る。 MSYSのネットワーク環境は、社内 LAN と検証ルーム内 LANを、情報システム部が一元管理していた。しかし検証ルーム内 LANは、新たな案件の発生や半期に1度の組織変更など、設定変更が頻繁にあるために、情報システム部の運用負荷が非常に高くなっていた。吉川氏は、「社内 LAN はISMS（情報セキュリティマネジメントシステム）およびP マークに準拠したセキュリティポリシーに基づいた運用が必要でした。検証ルーム内 LANは、社内 LANとの境界があいまいだったため、検証ルーム内 LAN の運用も avaya.com/jp | 1 「検証ルーム内LANの導入規 ISMSおよびPマークに準ずる運用を行う年2月のはじめであり、導入期間が3カ月ことが必要でした。そのため、設定変更程度しかないことから断念。社内 LAN 作業の手続きが多く、かなりの作業負荷は、旧オフィスの環境をそのまま新しいになっていました」と当時を振り返る。オフィスに移行することを決定した。そこで2016 年2月に、本社の移転が発吉川氏は、「検証ルーム内 LAN の導表されたのを機に、新しいオフィスでは入規模を考えると、3カ月というのは非どのようなネットワーク環境が必要なの常に短期間での構築でした。アバイアるため、設定を簡素化し短期か検討を開始した。吉川氏は、「5月のオの SDN Fxアーキテクチャでは、SPB 間での導入を実現できます。フィス移転までに新しいネットワークを（Shortest Path Bridging）という単構築しなければならないことから、社内一プロトコルを採用しており、設定項目に対しても柔軟な対応が期待 LANと検証ルーム内 LANを明確に分離も非常に簡素化されていることから、短し、確実に稼働させなければならない社期間での導入ができました。仕様さえ決できます。」内 LAN はそのまま移行し、検証ルームまれば、後の導入は非常にスムーズでし内 LANだけをアバイアの SDN Fxアーた。今後、仕様変更や設定変更が発生し ― 丸紅情報システムズ株式会社キテクチャで刷新することを決めました」た場合でも、アバイアのSDN Fxアーキと話している。テクチャであれば柔軟な対応が期待でき模を考えると、3カ月というのは非常に短期間での構築でした。アバイアのSDN Fxアーキテクチャでは、SPBという単一プロトコルを採用してい今後の仕様変更や設定変更情報システム部長吉川泰博氏ます」と話している。設定変更のスピードを評価してアバイアのSDN Fxアーキテクチャを採用日々の運用を大幅に軽減高い冗長性も導入効果の 1 つ MSYSでは、2016 年2月末からアバイアバイアのSDN Fxアーキテクチャは、アのSDN Fxアーキテクチャの導入を開一般的な機器を利用したネットワーク構始し、予定通り4月末に新しい検証ルー築よりも設定項目が格段に少ないため、ム内 LANを構築した。アバイアのSDN 運用作業負荷を大幅に削減できるメリッ Fxアーキテクチャの採用を決めた理由をトがある。たとえば、一般的なネットワー吉川氏は、「検証ルーム内 LANは、設定ク環境では、新たに検証用ネットワーク変更のスピードが求められるので、簡単を追加する場合、すべてのネットワークな操作で設定変更ができる作業負荷の機器に設定を変更する必要がある。一少ない仕組みが必要でした。そこで、い方、アバイアのSDN Fxアーキテクチャくつかの製品を比較検討した結果、アバでは、新たに追加するネットワークのエッイアのSDN Fxアーキテクチャを採用しジポートのみの設定で作業は終了する。ました。社内のAvaya 製品担当者から、事前に情報を得ることができたことも採齋藤氏は、「日々の運用がどれくらい軽用を決めた理由の1つです」と語る。減されるかが最大のポイントでした。たとえば会議室でデモを行う場合、何日の 2 | avaya.com/jp 当初は、社内 LANもアバイアのSDN 何時に使えるようにしてほしいという依 Fxアーキテクチャで刷新することを検討頼が来ます。このとき、使用後に設定をしていた。しかし、2016 年5月に本社を元に戻すことも必要です。こうした依頼移転することが発表されたのが、2016 でも、アバイアのSDN Fxアーキテクチャ「日々の運用がどれくらい軽減されるかが最大のポイントでした。たとえば、何日の何は容易に対応できます。作業負荷の軽減今後さらにアバイアのSDN Fxアーキテにより、すべての検証スケジュールを短クチャに関する情報共有を密に行ってい縮でき、情報システム部本来の業務の時くことで、会社全体として効果を上げて間を増やすこともできました」と話す。いきたいと思っています」と話す。耐障害性もアバイアのSDN Fxアーキまた吉川氏は、「今後は無線 LAN の導時に使えるようにしてほしいという依頼でも、アバイアの SDN Fxアーキテクチャは容テクチャを導入した効果の1つである。エ入も進めていく計画です。また支店のネッンタープライズ事業本部エンタープライトワークが老朽化しているので、支店の易に対応できます。作業負荷ズ技術部技術課主任技術補の尾村達弥ネットワークもアバイアのSDN Fxアーの軽減により、情報システム氏は、次のように語る。「以前よりも冗長キテクチャで刷新することを検討してい性の高いネットワークを構築できました。ます。アバイアのSDN FxアーキテクチャアバイアのSDN Fxアーキテクチャでは、のような最先端の技術を積極的に活用 1 つのスイッチ、1 つの経路に障害が発生し、より満足度の高い ITサービスの提供しても、ネットワーク全体には影響せず、をしていきたいです」と話している。部本来の業務の時間を増やすこともできました。」 ― 丸紅情報システムズ株式会社情報システム部企画推進課課長齋藤健治氏使い続けることができます。導入後もネットワークのトラブルは、まったく発生していません。もしトラブルが発生しても、利用者は気がつかないと思います」また技術部における効果を尾村氏は、「半年に 1 回、組織変更があるたびに、情報システム部の担当者に設定変更を依頼しなければなりませんでした。アバイアのSDN Fxアーキテクチャを導入したこ「今までは検証LAN の設定変更のために、情報システム部に依頼をしなければなりませんでした。今回の導入で、検証ルーム内LANを自分たとで、検証ルーム内 LANを、自分たちでちで運用管理できるようにな運用管理することが可能になりました。りました。これにより、お客これにより、お客様の案件に応じた迅速様の案件に応じた迅速な検な検証作業が可能となりました」と話す。社内LANにも展開することで会社全体としての効果に期待証作業が可能となりました。」 ― 丸紅情報システムズ株式会社エンタープライズ事業本部エンタープライズ技術部技術課主任技術補尾村達弥氏今後、MSYSでは、社内 LANもアバイアの SDN Fxアーキテクチャに移行していく計画という。齋藤氏は、「社内 LAN の運用は情報システム部の担当なので、運用作業の負担を軽減するために、社内 LANでの導入も検討しています。まずは検証ルーム内 LANで経験やノウハウを蓄積します。また、これまでも技術部や営業部と情報共有はしてきましたが、 avaya.com/jp | 3 検証LAN構成図〈 14 階マシンルーム〉社内 LAN INTERNET HA HA VSP4850GTS Firewall 部門 A 部門 B 部門 C 部門 D 〈14 階執務フロア〉部門 E リング-1 リング-2 〈 13 階会議室フロア〉リング-3 コアスイッチ群から各フロアに対して、リング接続のエッジスイッチを配した多重リング型トポロジーを採用ソリューション Avaya Fabric Connect Avaya Virtual Services Platform 4000シリーズ ©2016 Avaya Inc. 無断複製を禁ず Avaya の名称、および Avaya ロゴは、Avaya Inc. の商標であり、アメリカ合衆国、および他国において登録済みです。「®」、「TM」、あるいは「SM」で示された、他のすべての商標は、それぞれ、Avaya Inc. の登録商標、商標、およびサービスマークです。 4 | avaya.com/jp 日本アバイア株式会社〒107-0052　東京都港区赤坂2-17-7　赤坂溜池タワー電話：（03） 5575-8700　ファックス：（03） 5575-8701 URL：http://www.avaya.com/jp mail：jpenquiry@avaya.com