Networking now standardized in special purpose vehicles

Press Release
2014 年 10 月 20 日
ベクター・ジャパン株式会社
※2014 年 8 月 14 日にドイツで発表されたプレスリリースの翻訳です。
ベクターの E/E 開発プラットフォーム「PREEvision」が
FlexRay/CAN FD プロトコルにも対応
シュツットガルト (ドイツ) 2014 年 8 月 14 日 ― E/E 開発プラットフォーム PREEvision の最新版で
あるバージョン 7.0 が、ベクターより発表されました。 同バージョンでは FlexRay、LIN、CAN FD のネ
ットワーク通信設計機能の強化をはじめさまざまな新機能を追加しており、たとえば、ワイヤーハーネ
ス概念設計分野の新機能としてワイヤーハーネスやコネクターのグラフィカル表現が向上しています。
また、設計者間の協調設計を支援する Collaboration Platform オプションにおいて、アプリケーション
サーバーが公開鍵基盤(PKI)や WebSphere などの新たな IT 環境に対応するようになりました。
PREEvision7.0 では、FlexRay スケジューリングエディターを用いた FlexRay 通信スケジュールの
設計が可能となりました。FIBEX および AUTOSAR 対応のインポート/エクスポート機能を用いて、開
発パートナーとのデータ交換も可能です。また、CAN FD および LIN にも対応するようになり、CAN
マルチプレックス信号の処理も可能となっています。
PREEvision 7.0 ではワイヤーハーネス概念設計分野にも幅広い改良が加えられています。新機
能には、ジオメトリーダイアグラムにおけるコネクターのグラフィカル表示や、ケーブルセグメントの定
義に役立つセグメントインターバルの詳細なグラフィカル表示が含まれています。また、ダイアグラム
上での表の表示機能、ダイアグラム表示を簡素化するためのフィルターオプションも加わりました。
設計者間の協調設計を支援する Collaboration Platform オプションも、PREEvision 7.0 において
機能強化されています。定評ある WebSphere プラットフォームがアプリケーションサーバーの動作環
境として利用可能となったほか、協調設計のパフォーマンスが向上しました。また公開鍵基盤(PKI)に
より、機密性の求められるビジネス用ネットワークで、安全で信頼性の高い認証が可能となっています。
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Press Release
[図:PREEvision の FlexRay 対応]
■ベクター・ジャパン株式会社およびベクターグループの概要
ベクター・ジャパン株式会社は、1998 年に車載ネットワーク開発用のソフトウェアツールおよびソフト
ウェア・コンポーネントを開発・販売するドイツ、ベクター・インフォマティック社( Vector Informatik
GmbH)の日本法人として設立されました。ベクターグループはドイツ、日本のほかに、アメリカ、イギリ
ス、フランス、オーストリア、イタリア、スウェーデン、韓国、インド、中国にも拠点を持ち、グループ全体
で約 1,300 名の従業員を擁し、車載ネットワーク開発用ツールおよびソフトウェア・コンポーネントの分
野では世界のリーディングプロバイダーとして認知されています。CAN はもちろん、LIN、MOST、
FlexRay、Ethernet、WLAN、AUTOSAR に関わるトータル・ソリューション・プロバイダーとして、上流
設計、開発、実装、テスト、検証にわたる V 字プロセスをカバーする製品群と各車載ネットワークの技
術や開発ツールの使い方に関する専門トレーニングを提供しています。また、自動車分野で培ったノ
ウハウを商用車、輸送機関、制御工学などの自動車以外の産業にも提供しています。
ベクター・ジャパン株式会社 ホームページアドレス
www.vector-japan.co.jp
■本件に関する報道関係者のお問い合わせ先
ベクター・ジャパン株式会社
マーケティング・コミュニケーション課 横山
TEL: 03-5769-6981 FAX: 03-5769-6975
E-Mail: shinsuke.yokoyama@vector.com
■本件に関する一般のお問い合わせ先
ベクター・ジャパン株式会社 営業部
(東京) TEL: 03-5769-6980
FAX: 03-5769-6975
(名古屋) TEL: 052-238-5020
FAX: 052-238-5077
E-Mail: sales@jp.vector.com
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