ロマンス語とは何か - 札幌国際プラザ外国語ボランティアネットワーク

≪札幌国際プラザ外国語ボランティアネットワークセミナーのお知らせ≫
外国語ボランティアネットワークロマンス語ユニット企画
『 ロマンス語とは何か 』
場所:札幌市北1西3札幌MNビル3階札幌国際プラザ会議室
日時:2015年10月24日(土)15:00〜16:30
☆今日は古代ローマの時代以来、ラテン語が各地で変容を遂げてきた道筋を時
空を超えて辿ってみます。
欧米の国々を旅行され、現地の人達が話す独特の抑揚や音の醸しだすリズム
に興味を抱かれた方も少なくないと思います。多様な民族が行き交う陸続きの
大陸では海に囲まれた日本とは異なり日常的に多くの言葉が混じりあいます。
ロマンス語系の言葉で姉妹関係にも例えられるイタリア語・スペイン語・フラ
ンス語ですが文法や発音は似ているのでしょうか。また複数形や時制の違いな
どはどうでしょう。
一方でゲルマン語系の英語やドイツ語、スラブ系にも語源を同じくする語彙
が多くあります。動詞の活用の共通性はペルシャ語やヒンディー語にも見られ
インド・ヨーロッパ語族として、中国語やチベット語などと区別されています。
比較対照の視点は鏡の様に私たちが母語としている日本語にも返ってきます。
「ロマンス語」というひとかたまりの言語グループについての知見を深め
このセミナーが皆様の日頃からの研鑽の一助となることを願っています( 松浦)
講師:北海道大学大学院文学研究科・文学部教授
たけし
藤田 健 先生
★フランス語学、ロマンス語学、統語論
所属される西洋言語学講座では、主にロマンス諸語の統語現象を生成文法の
枠組みで研究されていらっしゃいます。また最近では文学作品を翻訳する際の
問題を対照言語学の観点から議論されており、学部・院で講義を持たれて教育
研究活動に携わっておられます。
著書『言語研究の諸相』:北海道大学出版会 2010
『ロマンス語再帰代名詞の研究』:北海道大学出版会 2010 他
◆申込み先:札幌国際プラザ
011-211-2105
:232-3833
:mailto:tabunka@plaza-sapporo.or.jp
◆参加費無料
◆定員/40名(定員に達しましたら締め切らせて頂きます)
◆お問い合せ: m2wrsci@happy.email.ne.jp ロマンス語ユニット松浦茂
共催:(公財)札幌国際プラザ
後援:北海道日伊協会