東京工業大学 大学院理工学研究科 国際開発工学専攻 国際感覚と専門能力を兼ね備えた 新しいエンジニアを育成します。 平成16年10月・平成17年4月入学 修士課程進学案内 http://www.ide.titech.ac.jp/ 専攻説明会および研究室見学会 日時:2004 年 5 月 22 日(土) 14:00~16:00 場所:大岡山キャンパス 石川台 4 号館 地下 1 階 B04/05 会議室 プログラム: 14:00-14:15 専攻の紹介 14:15-14:30 入試の説明 14:30-15:00 専攻を構成する研究室の紹介 15:00-16:00 各研究室の見学(系別,石川台 4 号館および大岡山南 6 号館) 専攻の概要 国際開発工学専攻は,人類の福祉の向上を工学的側面から支えるための教育研究を行なうことを目的として,1999 年 4 月に設置された 専攻です.この目的のためには,基礎的な生活水準が得られていない開発途上国の実効的で効率的な開発を進めていく必要があります. また,人類に大きく影響する環境問題などの諸問題が,国際的で広い工学的分野に関係しています.例えば,地球温暖化の問題では,ある 一つの国で放出した二酸化炭素が,世界中に影響を与えてしまいます.そして,この問題を解決するためには,化工,機械,電気・情報,土木 の技術を駆使して,現実的で低コストな方法を探らなければなりません.また,開発途上国に対しても,そのような技術を移転していかなけ れば,問題を解決することはできません.これらの問題の解答を導き出すために,本専攻では一つの工学分野ばかりでなく,化工,機械,電 気・情報,土木系の専門を持つ教官が協力し,総合的研究体制を形成しています.さらには,国際協力事業団等とも連係して,国際協力の 場で必要となる地域環境・国際経済などの教育研究を積極的に行なっています.日本国憲法前文にあるように,「自国のことのみに専念 して他国を無視してはならないのであって」,しかも,そうでなければこれからの問題を解決することはできません. 本専攻の教育における最大の目的は,国際的な枠組の中で問題を解決していくことができる能力,勇気,リーダシップを持った社会人を育 成することであり,そのためのカリキュラムを用意しています. 実際の運営 【講義】 国際開発および関連する工学技術に関する専門科目を履修します.現在開講されている科目は以下の通りです.詳細は Web ページに 掲載されているシラバスを参照して下さい.講義名が英語の科目は英語により開講されています. [I系] 国際開発に関する科目,3 科目以上履修(○は必修) ○国際開発プロジェクト特論,国際環境工学,開発プロジェクト演習,International Development Projects with Case Method, Mathematical Science in Development Engineering, 国際共存,国際実習演習,Sustainable Development and Integrated Management Approach [II系] 工学技術に関する科目 Evaluation and Planning of Regional Infrastructure, Advanced Geotechnical Engineering, Regional Atmospheric Environment, 電気基盤工学特論, Basic Theories for Information Processing, Rural Telecommunications, 国際資源産業論第一, 国際資源産 業論第二, 開発プロセスシステム論, 国際開発生産システム工学, 開発シミュレーション工学 また,各学生の専門分野に合わせて,関連専攻(化学工学専攻/機械系各専攻/電気・情報系各専攻/土木工学専攻)の講義を,「副 専門」として履修することを推奨しています. 【研究】 各研究室における研究は,必ずしも国際開発を専門とするものとは限りませんが,エンジニアとしての技量を身に付けることをより重視し ています.ただし,指導教官と相談の上,海外の開発や技術移転に関連したテーマも選択できます. 研究室における輪講や実験は,下記の講究や特別実験として各学期ごとに履修が必要で,すべて必修単位となっています. [III系] 講究及び特別実験 ○国際開発工学特別実験第一,○同第二,○同第三,○同第四,○国際開発工学講究第一,○同第二,○同第三,○同第四 なお,国際開発工学特別実験第一は,分野を越えた幅広い見識・ネットワークを身に付けるために,異なる系の研究室の研究を体験す るもので,異なる分野から構成される本専攻ならではの科目となっています. 【海外研修等】 「国際実習演習」(I系)では,さまざまな海外研修を自分で計画・実施して,単位を取得することができます.詳細に関しては各教官にお 尋ね下さい. 修了後の進路 専攻設立以来の修了生の進路は以下の通りです. 平成 12 年度 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 三共(株) 旭化成 三井化学(株) 日揮(株) (株)日揮 Calgon Carbon Asia 富士写真フィルム 味の素 三菱ガス化学 昭和アルミニウム(マレーシア) (株)KOEI オルガノ(株) 富士重工業(株) (株)ニチロ 本田技研工業(株) 凸版印刷 九州電力 P&G シャープ(株) ボッシュ(株) 電源開発株式会社 フジ写真フィルム(株) ソニー・エリクソン・モバイルコミ マレーシア松下電子部品(株) 横河電機株式会社 三菱重工業(株) NECソフト株式会社 横河電機 日本電気 (株) NS ソリューション NTTコミュニケーションズ 日立製作所 日本放送協会 NTT 西日本 株式会社エーエスイー 日本アイ・ビー・エム (株)日立製作所 NTT サンマイクロシステムズ 日本テレコム Ferrotec Corporation (株)奥村組 トランス・コスモス株式会社 日本放送協会 千代田化工建設 中央復建コンサルタンツ(株) ニッセイ情報テクノロジ 松下通信工業 東亜建設工業(株) 千代田化工建設(株) 日本アイ・ビー・エム 松下電器産業 (株)アイエスアイディ・ブラックス 独立行政法人鉄道建設・運輸 日本放送協会 大成建設 (株)企画開発 東洋エンジニアリング (株)電通リサーチ (株)東京建設コンサルタント 清水建設株式会社 日建設計シビル (株)パデコ 日本下水道事業団 日本ユニシス・ソフトウェア(株) 伊藤忠商事 (株)富士総合研究所 (株)パスコ 東京海上リスクコンサルティン 国土交通省 三井物産(株) 久寶特許事務所 JR九州 UFJ 銀行 東海旅客鉄道(株) 野村総合研究所 JR東海 国際開発工学専攻(博士) 横浜市役所 三菱商事 パシフィックコンサルタンツ 安田火災海上保険 三井住友銀行 国際開発工学専攻(博士課程) 国際開発工学専攻(博士) グ(株) ュニケーションズ トン 三菱電機(株) 施設整備支援機構 国際開発工学専攻(博士) 集積システム専攻(博士課程) 就職先の業種としては,製造業(機械・自動車,通信・情報,化学関連),サービス業(エネルギー,情報通信,交通),建設業,シンクタン ク・総合エンジニアリング,政府機関などが多く占めるほか,大学院博士後期課程への進学者も多くいます. 入学試験 入学試験は,平成 16 年 10 月入学者および平成 17 年 4 月入学者に対して一括で実施します.入学試験は,「口述試験」と「筆頭試験」 の 2 種類があります. 願書受付 口述試験受験資格者の書類選考(成績証明書および志望理由書による) 6 月 14 日~18 日 7 月 16 日に発送する受験票に口述試験受験資格の有無が明記されています. 有資格者 無資格者 面接により学力試験,志望動機および分野の質 不合格者 口述試験 8 月 5 日頃(受験票に明記) 筆頭試験 8 月 17~18 日 筆頭試験の詳細は下記の通りです. 有資格者 8 月 26 日発表 疑などを行い,合否を判定します.口述試験合格 者は筆頭試験・口頭試問が免除されます. 口頭試問 8 月 30 日 面接により志望動機および分野の質疑などを 合格者 行い,合否を判定します. 合格者 合格 9 月 21 日発表 「筆頭試験」の科目は「外国語」「国際開発工学」「関連専門」の 3 科目です. 「外国語」に関しては筆答試験は行わず,TOEFL(CBT または PBT)あるいは TOEIC の成績証明書の提出により,英語の筆記試験成 績(100 点満点)に換算します.受験者は出願時に上記のいずれかの成績証明書を提出して下さい.やむを得ない理由で出願時に成績 証明書を添付できない場合には,出願時に TOEFL あるいは TOEIC の受験票(コピー可)を提出し,試験実施時以前に成績証明書を専 攻長に提出して下さい.過去5年以内の成績証明書を有効とします.ただし,団体特別受験制度(カレッジ TOEIC など)による成績は,無 効とします. 「国際開発工学」は国際開発に関する基礎知識を問う問題を出題します.なお,工学部開発システム工学科でどのようなことを教えてい るか知りたい人はシラバスを参照して下さい.http://www.ide.titech.ac.jp/jp/curriculum/undergraduate/H16/syl_b/index.html また,希望者にはアンケートと引き換えに過去の試験問題を差し上げます. 「関連専門」は,指導教員の専門分野に応じて,化工系,機械系,電気・情報系,土木系に大別され,専門分野毎の関連分野専攻と共通 出題となります. 系 専門科目 関連専攻 過去問入手方法 (募集要項 P.109) 化工系 化学工学 化学工学専攻 化学工学専攻事務室(03-5734-2475,南 1-472) 機械系 機械・制御情報系 機械物理工学専攻 生協(03-5734-2398)で販売 機械制御システム専攻 機械宇宙システム専攻 電気・情報系 電気電子工学・ 電気電子工学専攻 ホームページで公表 (いずれか 1 科目) 電子物理工学 電子物理工学専攻 http ://www. ee.titech .ac.jp/nyuugaku/request.html 情報・通信工学 集積システム専攻 生協(03-5734-2398)で販売,ホームページで一部公表 計算工学専攻 http ://www. ss.titech .ac.jp/ 土木工学専攻 ホームページで公表 土木系 土木工学 なお,本専攻では学外生も積極的に受け入れています.昨年度は合格者 33 名中 9 名(東京農工大学,明治大学,慶應義塾大学,天津 大学,インドネシア大学,横浜国立大学,武蔵工業大学,上智大学,千葉大学),一昨年度は合格者 33 名中 8 名(国際基督教大学,埼 玉大学,金沢大学,山口大学,東京理科大学,東京農工大学,信州大学,新潟大学)が学外受験生でした. 各研究室の研究内容 研究内容,指導体制,研究環境などの詳細に関しては,各研究室のホームページを参照するとともに,教員と直接コンタクトして確認して 下さい.各研究室の連絡先及びホームページは http://www.ide.titech.ac.jp/jp/faculty.html から参照できます. 日野出研究室 hinode@ide.titech.ac.jp (化工系,石川台 4 号館 4F) 大気および水環境問題について,無機固体化学を基本とした研究を行っています.大気環 境問題において,酸性雨の発生源とされる窒素酸化物に関し,チタニア担持金属触媒を基 礎として自動車排ガス浄化触媒の研究を行い,硫黄酸化物に関しては,シェブレル相と呼ば れる三元系硫化物を用いた水素化脱硫触媒の研究を行っています.また,悪臭の原因とさ れる硫化水素について,新規吸着剤の研究も行っています.水環境問題においては,湖沼 ヘドロから吸着剤を製造し,水中の重金属除去に応用する研究を行っています.その他,未 利用無機資源の有効利用など,無機固体に関する研究を行っています.図は排煙脱硝装 置の概念図. 廣瀬研究室 hirose@ryu.titech.ac.jp (化工系,石川台 4 号館 4F) バイオテクノロジーの進歩に伴って,多くの生物材料が単離・生成され,化学工学的に用い ることができます.例えば,血液中成分である抗原や抗体は高分子材料によく吸着します. この性質を利用して,微量成分を検出するイムノアッセイ法を開発しています.さらに,高分 子材料はラテックスや膜として用いることで,化学ミクロプロセスを構成し,イムノアッセイプ ロセスにおける物質拡散や透過現象を化学工学的に解析しています. 江頭研究室 regashir@ide.titech.ac.jp (化工系,石川台 4 号館 3F) 化学プロセスを構築する際には,各種原料の性状,プロセスの運転条件を左右する環境条 件,プロセスに関連する経済状況,など国や地域によって様々に変化する要素が重要となり ます.開発途上国におけるプロセスの構築においては,先進国での手法がそのまま利用で きない場合がある一方で,途上国特有の要素をうまく組み合せることでプロセス構築を進め ることができる場合もあります.我々は,実験,その結果に基づいたプロセス計算,などを通 して,途上国における特に分離を中心とした化学プロセスの構築について研究しています. 図はマレーシア北部等におけるゴム木材を原料とする家具部品製造プロセスの改良. 高橋研究室 takahak@ide.titech.ac.jp (機械系,石川台 4 号館 2F) 電化製品の軽薄短小化はマイクロ実装技術に大きく依存しています.本研究室では,ナノ・ マイクロ実装に必須のボンディングやマニピュレーション技術に関して,精密な実験と理論 の両面から研究を行っています.写真は,超高真空中で任意の固体をイオンビームや光 (熱)で処理し,表面数原子層にある物質と化学状態を確認した上で,固体同士を接触さ せ,固体間に働く力を精密に計測する自作の装置で,世界唯一のものです.量子統計力学 や分子(動)力学シミュレーション等に基づいて解析しています.メンバーは狭い学問分野や 国内に閉じこもらず,機械,電磁気,材料,等々の基礎知識を総合的に駆使して国際的に 活躍しています.海外の科学技術者も多数出入りして居り,様々な交流が有ります. 持丸研究室 ymochima@ide.titech.ac.jp (機械系,石川台 4 号館 2F) 水,空気など環境に大きく影響する媒体(流体)の熱流動現象の数理論的解明,食品,高分 子溶融液などいわゆる非ニュートン流体の熱流動現象の数理論的解明,溶融金属の熱流 動現象の解明など対象を限定することなく数値流体力学の研究を行っています.正確,高 精度,高速をモットーに新規に開発したスペクトル差分法を武器に,科学的に真理を追究し ています.可能なら解析解を追究し,時には数値シミュレーションを行い,国際雑誌に発表し ています.右下は冷却,加熱水平細線周りの定常流線を表したもので,論文の一部です. 山下研究室 yamasita@ide.titech.ac.jp (電気・情報系,南 6 号館 2F) ムーアの法則に代表されるように,計算機の計算速度や通信速度は,指数関数的にその速 度を向上させています.しかしながら,認識や画像処理に関してはその性能は十分ではな く,本研究室では,より豊かな情報化社会の実現を目指して,パターン認識のための新しい 概念や評価基準の考案,ブロック歪やモスキート雑音を低減できる高性能画像符号化のた めの新しい方式の検討,効率的で高速に画像を処理するためのプロセッサアーキテクチャ に関する研究を行っています.右図は,革新的なスケジューリングを可能にする本研究室で 提案している PACCS (PAcked Code Computing System)計算機アーキテクチャのブロッ ク図を示したものです. 高田研究室 takada@ide.titech.ac.jp (電気・情報系,南 6 号館 2F) さまざまな応用を見込んだ無線通信および電波応用計測に関する研究を行っています.具 体的には,USB ケーブルの無線化,超高速の無線 LAN,高速道路の自動料金収受,第 4 世代の移動通信など未来のシステムに,主に電波伝搬およびアンテナ技術の観点から取り 組む一方,野生動物の位置検出や方向探知・測距などの計測・信号処理技術も扱っていま す.研究テーマの多くが内外の大学・企業・研究機関などとの共同研究です.一方,開発イ ンフラとしての無線通信システムにも取り組んでおり,通信手段のないルーラル地域への迅 速なネットワーク敷設に関してフィールド調査を行っています. 図は超広帯域伝搬経路測 定装置の構成図で,さまざまな屋内環境における測定・モデル化に活躍しています. 太田研究室 ohta@ide.titech.ac.jp (土木系,南 6 号館 2F) 不動の大地と思われている地盤ですが,実は常に動いています.宇宙・海洋とならんで,地 盤は未知の世界で一杯です.大自然が悠久の時間をかけて造形した地盤を,学問として研 究する.地震や地殻変動といった自然現象.農山村での農林活動.治山治水・防風防火・ 耐震といった防災活動.都市部での生活基盤整備.空港・港湾・道路・鉄道などの運輸交通 施設の整備.自然や人間が地盤にこのような働きかけをする.それに対する地盤のリアクシ ョンを,地盤材料と地下水の大規模連成コンピュータ・シミュレーションで解明する.これが研 究内容です.やりがいのある新分野もドンドン生まれています.写真は学生と一緒に汚染地 盤浄化技術の実用化実験をしているところです. 大即研究室 otsuki@ide.titech.ac.jp (土木系,南 6 号館 2F) 21 世紀は,ものを大事にし,環境を考える世紀です.このことも考えて.当研究室では構造 物の維持管理・耐久性を研究対象としています.主として,コンクリート構造物を対象として, ①コンクリート中のイオンの移動,②電気化学的補修工法,③コンクリート中の微小領域, ④世界各地の低品質骨材,④コンクリート中鉄筋の腐食,⑤コンクリート表層部の欠陥評価 手法,に関する研究を行っています.特に,本専攻では,アジアに関連するように心がけ,ア ジア各地での現地調査や温度・湿度の影響などに多大の関心を寄せています.写真は,コ ン クリー ト中への中性化(炭酸 ガスの浸入によ る pH の低 下)に及 ぼす 骨材周辺の ITZ(Interfacial Transition Zone)の影響を示したものです. 上田孝行研究室 tueda@ide.titech.ac.jp (土木系,石川台 4 号館 1F) 社会基盤施設(インフラストラクチャー)の整備がもたらす経済効果について研究していま す.特に,プロジェクトの是非を判断する費用便益分析についての研究に多数取り組んでい ます.最近では,施設の維持・更新などのマネジメントに関する研究にも取り組んでおり,如 何に経済効率的なマネジメントを行なうかという問題を扱っています.開発途上国のプロジェ クトについても留学生と一緒に現実感覚を大切にしながら経済効果を推計したりしていま す.図は経済効果モデルの概念図. 神田研究室 kanda@ide.titech.ac.jp (土木系,石川台 4 号館 4F) ヒートアイランドや大気汚染問題に代表されるように,東京などアジアのメガシティーにおけ る大気環境の悪化は深刻な問題です.本研究室では,従来の気象学・水文学・地理学・土 木工学・建築工学の枠を超えた横断的立場からこの問題に取り組もんでいます.都市圏― 大気圏―水圏におけるエネルギー・水循環を一つのフローとして捉え,野外観測・大規模屋 外実験・スーパーコンピュータシミュレーションなどを駆使して,物理的側面に根ざした都市 計画を提案します. 国際開発工学専攻説明会 参加者アンケート 1.あなたの大学および学科名 2.説明会開催をどうやって知りましたか? 3.専攻説明会の感想・希望 4.差し支えなければ氏名および e-mail アドレス (国際開発に関する過去の入試問題を希望する人は必ず記入して下さい)
© Copyright 2024 Paperzz